JPS602140A - 乾燥レイシの製法 - Google Patents

乾燥レイシの製法

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Publication number
JPS602140A
JPS602140A JP58109286A JP10928683A JPS602140A JP S602140 A JPS602140 A JP S602140A JP 58109286 A JP58109286 A JP 58109286A JP 10928683 A JP10928683 A JP 10928683A JP S602140 A JPS602140 A JP S602140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
litchi
microwave
dried
fruit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58109286A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoritaka Tsuchiya
土屋 順堂
Katsuyuki Iwasaki
勝幸 岩崎
Ryoichi Oboshi
大星 亮一
Yasuo Kurimura
栗村 康雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication of JPS602140A publication Critical patent/JPS602140A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレイシ〔漢名:蔦枝、英名: Litchi、
Lychee、学名: Nephelium 1itc
hi Camb、+(Litchii Chinens
is 5onn、 )、分類:ムクロジ科(Sapin
dacea+) 、)を栽培して収穫後、乾燥して乾燥
レイシを製造するに際しての処理方法に関するものであ
る。
レイシバ中国南部からマラヤおよびビルマKがけて原生
し、すでに1500年前から栽培されており、現在中国
では福建、広東に最も多く産し、海南島、インド、ヒマ
ラヤ山麓地帯、ハワイ、フロリダ、プエルトリコなどで
栽培がある。
歴史に名高い美女楊貴妃が、特殊な薬効のある美容食と
して好み、南方から嫁した時の条件に、レイシを毎日生
来で食べることが付せられており、そのためはるか北方
の長女の都まで人力と費用を惜しまず、早馬で運ばせた
と文献に記載がある。
中国では昔から精力の置薬とされておシ、食後の果実と
して好まれ、さらに産後の血の道、病後の回復を早め、
冷え症、子供の夜尿に効き、便秘に良いとされて居る。
しかるに、レインは収穫期が夏の2週間に限られ、1日
で色が変わり、2日で香りが変わり、3日たつと味が変
わるものだけに、おいしさを保存することがむづかしく
、生来の状態で出荷できる市場が限定されている。従来
は冷凍状態で流通されて居るが、そのためにはコールド
チェーンのシステムが必要であり、更に摂食するために
は、解凍する必要がある。従って広く流通させるために
は、これの栄養価をそこなわない条件で処理して、乾燥
して乾燥果実とすることが望まれていた。
本発明の技術によシ製造され、得られた乾燥レイシは、
そのま\の形態で、□あるいは粉末化して、食品原料、
加工食品原料、菓子類原料、健康食品原料、医薬原料と
して利用されるもので、産業上の意義は犬なるものがあ
る。
乾燥レイシの製造技術の考案は、本発明を以って1矢と
し、本発明者らの農産製進学上、栄養化学上、′及びマ
イクロ波利用工学上の多年の考究の結果完成せしめたも
のである。
即ち本発明技術はレイシを圃場よシ収穫後、必要があれ
ば選果・選別し、洗滌したのち、必要があれば剥皮、除
核をし、必要があれば破砕し、必要があれば逆浸透圧法
によシ予備濃縮をして後、マイクロ波照射室に入れ、マ
イクロ波発振装置で発生したマイクロ波を導波管で、照
射室に導いてレイシに照射して加熱・脱水・濃縮したの
ち、常法によシ乾燥させ、必要があれば粉末化して乾燥
レイシを製造することを骨子とするものである。
本発明技術には、次の諸点の特長・利点を有している。
 即ち ■ マイクロ波による前処理をすることにより、それに
つづく乾燥工程に於ける所要エネルギーが、いちぢるし
く軽減されること。
即チ省エネルギープロセスである。即ちマイクロ波によ
る前処理により、果汁の中の水の分子に摩擦熱をおこさ
せ、これにょシ蒸発をおこなわせ、更に高周波により果
汁の粘度が低下することから、Bx、 75℃程度の高
濃度迄40〜50℃で1o分間程度で濃縮される。
従ってどの濃縮された果汁を、それにつづく乾燥工程に
かけるので、乾燥における所要エネルギーが大巾に減少
できる。
■ マイクロ波による前処理をすることにょシそれにつ
づく乾燥工程に於ける所要時間数がいちぢるしく短縮さ
れること。
即ち従来法の真空凍結乾燥法に於ける所要時間数と対比
するに、本発明技術のマイクロ波照射処理後真空凍結乾
燥に於ける所要時間数を以ってすれば、前者で2〜7日
間を要するに、後者で2〜8時間であシ、所要時間数 
(の短縮は顕著である。
■ マイクロ波処理を施すことによシ、生果又は果汁の
中にあらかじめ含有されている、栄養成分を変化させる
諸酵素が破壊され、その結果として栄養成分の保存・保
持が可能になること。並びに不必要な諸酵素が破壊され
る (ので、以後の乾燥工程に於ける褐変現象が防止さ
れ、生果又は生果汁のi!5の自然色の乾燥レイシが得
られること。 ・ ■ マイクロ波は金属板で囲まれたオーブンや導波管の
中で、生果又は果汁に照射されるので、電波の漏洩はほ
とんどなく、又高周波数のため遮蔽は容易であること。
 (。
かつマイクロ波照射工程の自動化・省力化ができること
藝I 即ち加熱電力の制東は、電気回路の操作のみでおこなう
ことが出来るので、作業の開始と終了が、瞬時に可能な
ので、取扱いやすく工程の自動化ができること。
リ 殺菌効果が高能率にできること。
即ち本発明技術においては、熱による殺菌作用と同時に
、マイクロ波が細菌に与える電気的エネルギーの相剰作
用により殺菌作用が実施できることから、高能率な殺菌
が可能であること。
9 マイクロ波照射工程に引きつづく乾燥工程の乾燥方
法は既存のすべての方法が有効に適用できること。即ち
既存の乾燥方法として真空低温乾燥、真空凍結乾燥、噴
霧乾燥、フオームマット乾燥、バッフィック剤添加乾燥
、乾燥助剤添加乾燥、フレーク化乾燥法などとの組合せ
が可能である。
わ マイクロ波照射工程の前段階として、生果汁の場合
に逆浸透法による予備濃縮が可能であること。即ち例え
ば高分子膜を使い、無加熱濃縮としての逆浸透圧による
膜分離を、予備濃縮として実施し、そのあとにマイクロ
波照射工程を組合せることが出来る。
この場合には、それにつづく乾燥工程での所要エネルギ
ーがいちぢるしく軽減され、省エネルギープロセスにな
る。
■ 本発明技術によシ得られた乾燥レイシ製品は、長期
にわたって品質を安定に保持できること。
■ 本発明技術によシ得られた乾燥レイシ製品は、重量
と容積がいちぢるしく軽減され、保管や流通面で有利に
なること。
■ 本発明技術によシ得られた乾燥レイシ製品は、水に
対する溶解性がすぐれているので、いわゆるインスタン
トフード、加工食品、美容食品、健康食品に好適である
こと。
■ 本発明技術によシ得られた乾燥レイシ又は乾燥粉末
レイシ製品は、これを単独で、又はこれにあらかじめ必
要なら天然農産物、生薬類、醸造食品、香辛料などを調
合したものに、必要なら所姶の割合で糖類、蛋白質、油
脂などを加えて混和し、適度の物性を与えたものを顆粒
機にかけて押し出し、これを通風乾燥機又は流動乾燥機
で残存水分を蒸発させて、顆粒化又は造粒化の製造がで
きること。
本発明技術は上記の特長・利点を有している。
以下に乾燥レイシを製造する各工程について病害去来、
未熟果等を選別除去し、優良果実を分別する。
次に必要があれば選果の工程に入るが、既存の丸孔式選
果機、あるいは間隙式選果機が有効に応用できる。
次に洗滌の工程に入るが、既存の高圧スプレー洗滌機、
ロータリ一式回転ドラム、ローラー式回転ドラム等が有
効に応用できる。
次に剥皮・除核の工程に入るが、手にょる剥皮、あるい
は、アルカリ処理機械剥皮、あるいは円筒回転圧潰機が
有効に応用される。
次に必要があれば破砕の工程に入るが、これにはパルパ
ーフィニッシャ−、グレーターミルあるいはハンマーミ
ル等の磨砕機が有効に応用できる。
カくシて原料レインは皮剥・除核され、磨砕されて果汁
の状態になる。
ここで必要があれば脱気する。その目的は果汁中に包含
される気泡を除去して、果汁中のビタミンC等の有効成
分の破壊を防止するためである。これには薄膜流下式脱
気機が適用される。
ここから濃縮・乾燥の工程に入る。まず必要があれば、
逆浸透圧法による予備濃縮にかける。
これは高分子膜で逆浸透圧による膜分離をおこない4無
加熱で脱水・濃縮するもので、省エネルギープロセスで
ある。
捜てここで、本発明技術にかかわるマイクロ波処理工程
に入る。使用されるマイクロ波発生装置は工業用あるい
は家庭用いずれも有効に応用できる。マイクロ波の周波
数は2450 MH2あるいは915MH2が有効に応
用できる。
マイクロ波の出力(KW)は任意に設定でき、かつ連続
可変に設定できる。
との場合に被加熱物としての果汁の持つ諸特性値、即ち
初期含水率(4)、比誘電率(εγ)、誘電体力率(t
anδ)、誘電体損失係数(εγ・tanδ)、到達含
水率@)、処理量Cky)、加熱効率(の、比熱(Ca
l/S’)等をあらかじめ測定しておき、必要電力(K
W)を設定する。
マイクロ波処理の場合には、マイクロ波単用で充分に効
果を発揮するが、赤外線との併用、真空減圧、低温処理
との併用も有効である。
マイクロ波照射室の構造形式としては、箱形オーブン形
式が有効である。この場合にバッチ処理式あるいはコン
ベヤ連続生産ライン工程処理式いずれも効果的である。
かくして、マイクロ波照射処理した果汁は、最終的に乾
燥工程に入る。この場合の乾燥方法としては既存の真空
低温乾燥、真空凍結乾燥、噴n乾燥、フオームマント乾
燥、バッフィック剤添加乾燥、乾燥助剤添加乾燥、フレ
ーク化乾燥などとの組合せが有効に応用できる。
乾燥後の乾物は必要に応じて、粉砕して粉末とすること
が出来る。その場合の粉砕機としては、特に特定はしな
くて、一般の粉砕機が有効に利用できる。
以下に本発明に於ける実施例を説明する。
実施例 圃場よりレインの果実を収穫後、未熟果、傷果を取シ除
いて、優良果実約12に7を準備した。
流水の中で洗滌したのち以下の実験の資料に供した。
第1、第2区の処理方法は第1表に示す。
その結果は第2表に示す。
第2表に於て栄養成分保持率(%)とは、第1区に於け
る栄養成分測定値を100として、第2区測定値を乾物
ベースで換算した数値である。
第1.2表からみて判るごとく、前処理マイクロ波処理
することは、乾燥所要時間数の大巾な減少をもたらし、
乾燥所要エネルギー量を大巾に減少させ、かつ食品化学
的分析値の栄養成分の保持率を高く維持する効果をもた
らす。
第1表 処理方法 第2表 結 果

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レイシの生来又は果汁を、マイクロ波で前処理したのち
    、乾燥することを特徴とする乾燥レイシの製法。
JP58109286A 1983-06-20 1983-06-20 乾燥レイシの製法 Pending JPS602140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58109286A JPS602140A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 乾燥レイシの製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58109286A JPS602140A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 乾燥レイシの製法

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Publication Number Publication Date
JPS602140A true JPS602140A (ja) 1985-01-08

Family

ID=14506319

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58109286A Pending JPS602140A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 乾燥レイシの製法

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JP (1) JPS602140A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1067232C (zh) * 1998-10-28 2001-06-20 华南农业大学 红皮荔枝干加工方法
CN102715625A (zh) * 2012-06-29 2012-10-10 南京财经大学 一种真空冷冻和微波真空串联联合干燥蒜粒的加工方法
CN104336164A (zh) * 2013-08-02 2015-02-11 梁活 荔枝干燥方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1067232C (zh) * 1998-10-28 2001-06-20 华南农业大学 红皮荔枝干加工方法
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