JPS6034815B2 - 配線電極の製造方法 - Google Patents

配線電極の製造方法

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JPS6034815B2
JPS6034815B2 JP11727679A JP11727679A JPS6034815B2 JP S6034815 B2 JPS6034815 B2 JP S6034815B2 JP 11727679 A JP11727679 A JP 11727679A JP 11727679 A JP11727679 A JP 11727679A JP S6034815 B2 JPS6034815 B2 JP S6034815B2
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JP
Japan
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electrode
wiring
resist material
mask
manufacturing
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JP11727679A
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JPS5642354A (en
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賢二 村上
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電極形成時に起生しているマスクズレの問題を
改善した配線電極の製造方法に関する。
近年、半導体装置、特に素子密度を大とする大規模集積
回路(仏r袋Scalelnteglatjon;以下
は1という。)にあっては、素子密度が大となっている
ので、これら素子密度を決定する一因となる電極配線の
マスク合わせには細心の注意を必要とする。第1図A〜
Eに示される電極配線の形成方法は、これらは1電極を
形成するに使用されている最も一般とする例であり、こ
れら電極形成プロセスにあっては、マスクズレ分を考慮
して各領域は大にして形成される。
第1図A〜Eによれば、電極配線は2図のマスク合わせ
を次の様にして行なうことにより形成される。
まず、Aに示すごとく電極領域1,2を有する半導体基
体3に絶縁膜4が形成される。それら絶縁膜4の上面に
はポジ型の第1のレジスト材料5が塗布される。塗布さ
れた第1のレジスト材料5は上記電極領域1,2にマス
ク合わせされた第1のガラスマスク6をもって、上記電
極領域1,2に対応する部分が感光され、それら感光さ
れた部分5aがB図のごとき取り除かれる。電極コンタ
クト孔5aが形成された第1のレジストマスク5は、こ
んどは絶縁膜4に対してマスクとして作用せられ、弗酸
を含むエッチング液をもって上記絶縁膜4に電極コンタ
クト孔5aが形成される。次に使用済みのポジ型の第1
のレジスト材料5を02を含むプラズマエッチングによ
り取り除いた後、C図に示す様に電極コンタクト孔5a
を含む基板全面に電極材料6が形成される。これら電極
材料6はD図に示される様にポジ型の第2のレジスト材
料7を、それら材料bの全面に塗布することにより、そ
してこれら第2のレジスト材料7を上記電極コンタクト
孔5aにマスク合わせされた配線パターン用のポジ型の
第2のガラスマスク8をもって感光し、上記A,Bと同
様に感光部7aがとり除かれる。感光部7aが取り除か
れた第2のレジスト材料7は電極材料6に対してマスク
として作用するものであり、不用電極材料6aをエッチ
ングにより取り除き、更に第2のレジスト材料7を取り
除けば、E図に示すごとき電極領城1と電極領域2を結
ぶ電極配線6を形成することができる。この様に従来か
らある電極形成法によれば、それら電極形成時における
マスク合わせを綿密に行なえば、マスクのズレマージン
を考慮して大にして形成された領域上には必ず電極配線
がのるものであり、従来は1においては一応、配線部に
おいて不良は起こらなかったものである。
しかしながら、これら電極配線の形成法にあってはそれ
らは1の素子密度を更に向上させようと次に示す様な数
々からなる問題を提出してしまった。
‘i)従来電極形成法にあっては微細化された電極コン
タクト孔はマスクズレマージンを考慮した範囲での面積
に限定されるものであり、微細化された電極コンタクト
孔の形成は、マスク合わせ技術の向上に左右される。
したがって、従釆法にあってそれらの微細化には限界が
あった。‘ii} マスク合わせが、非常にうまくいっ
た場合、電極コンタクト孔5aと配線電極6との関係は
第2図のごときのものとすることができるが、マスク合
わせがズレた場合、第3図A,別こ示す様に電極コンタ
クト孔5aと配線電極6とはズレることとなり、基体面
3aを露出させてしまう。したがって、露出面より、不
要な重金属、あるいはイオンなどが入り易くなり、耐圧
劣化、リークの原因を作ることとなってしまった。した
がって、従来法にあっては信頼性を低下させる原因を製
造フ。。セス時に形成してしまつてし、た。(iii}
第3図A,Bに示すごときに配線電極6がズレると、
実質的に電極6のコンタクト部はズレた分だけ小面積と
なってしまうものであり、コンタクト抵抗を大にするこ
ととなって、回路特性を劣化させることがあった。
したがって、本発明は上記欠点に鑑みて考え出された電
極配線の製造方法に関するものであり、その第1の目的
とするところは、マスクズレマージンを考慮外とするこ
とにより、マージン面積を無しとすることができる電極
配線の製造方法を提供するものである。
また、その第2の目的とするところは基体面を露出させ
ない構造を提出することができる電極配線の製造方法を
提供するものである。
また、その第3の目的とするところは配線電極のコンタ
クトを電極コンタクト孔全面に渡って行なうことができ
る配線電極の形成方法を提供するものである。
本発明によれば電極配線の形成は、リフトオフ形成法に
より行なうものであり、電極取り出しと、配線電極とを
同一プロセスにより同時被着により形成するものである
そして、それら電極コンタクト孔、並びに配線電極を形
成するに使用するレジスト材料は同一材料をそのまま使
用することにより行なうものであるが、それら詳細は第
4図A〜Eを参照すれば明らかとなる。第4図A〜Eに
示される一実施例に従えば、配線電極は次の様にして形
成される。
まず、電極領域9,10を有する半導体基1 1の上面
に絶縁膜12を形成し、該絶縁膜12の上面にポジ型の
フオトレジスト材料(例えば市販品名をOFPR−78
とする東京応化製しジストを用いる。)13を2.0ミ
クロンの厚さにして均一に形成する。次にこれらレジス
ト材料13の上面より電極コンタクト孔13aを描写し
たガラスマスク14を上記電極領域9,101こマスク
パターンを合わせて露光を行なうことにより、電極コン
タクト孔13a部のレジストを感光する。そして、これ
ら感光部をB図のごとき取り除く。そして、これら開□
部13aを有するレジスト材料13をマスクとすること
により、絶縁膜12をエッチング除去する。尚、これら
エッチングは、弗素を含む有機化合物をプラズマ雰囲気
中でラジカル化したエッチヤントでエッチングするもの
である。次に上記しジスト材料13を更にC図に示すご
とく電極配線用パターンを描いたガラスマスク15を用
いることにより、露光し、感光部13bを形成する。尚
、これらマスク合わせは、上記電極コンタクト孔13a
にマスク合わせして行なわれるものであり、これらは、
重複部さえ形成されればマスクズレが超生してもよい。
次に上記感光部13bはD図に示すごとく取り除かれる
。その後、希弗酸を含む溶液中で処理する。尚、この時
絶縁膜12aもエッチングされるが、それら絶縁膜12
aのエッチング量は20〜50オングストロームとなる
様、希弗酸の濃度、液温、並びにエッチング時間を調節
するようにする。次に、これら半導体基体11は純水に
て洗浄され、乾燥さられるが、これらの工程が済むと、
こんどは、電極材料(アルミニウム)、16を8000
オングストロームにして前記、残されたレジスト材料’
3、電極コンタクト孔13a、電極配線部16bを含む
基板全面に形成する。次に上記レジスト材料13が除去
液により取り除かれるが、この時、レジスト材料13上
の電極材料16は、レジスト材料13が厚く形成されて
いるので、段切れを起しているものであり、フローテイ
ング状態となっているのでレジスト材料13とともに取
り除かれる。(リフトオフといわれている。)したがっ
て、これら製造方法によれば、E図に示すごとく、レジ
スト材料13以外の部分に形成された電極材料はすべて
残るものであり、電極コンタクト孔13a、配線電極部
16bにはマスクパターン通りの電極を第5図A,Bに
示すごとく充満させて形成することができる。
したがって、本発明によればその構成を、電極配線を形
成する工程として、電極コンタクト孔を形成するレジス
ト材料と、配線電極を形成するレジスト材料とを、同一
レジスト材料としたものなので、しかも、その構成をリ
フトオフ構成としたものなので、電極コンタクト孔、並
びに配線電極部にはマスクパターン通りの電極を充満さ
せて形成できるものであり、電極コンタクト孔用のマス
クと配線用のマスクとを重複させるだけでよいものなの
で、従来のごとく、配線とコンタクト孔とを完全に接続
するごときマージン面積をとる必要がなくなるものであ
る。したがって、その分だけ、BIの集積度を上げるこ
とができる。また、本発明によれば、電極構造はマスク
パターンに従ったコンタクト部、配線部に充満するごと
きにして電極かつまるので、コンタクト部において基体
面が露出する様なことはなくなる。
したがって、従来のごとき露出基体面より不純物が入り
込む様なことはなくなり、基体の耐圧劣化、電流リーク
の問題を防止できるものであり、BIの信頼性を向上さ
せることができる。また、本発明によれば、コンタクト
孔には全面に渡って電極が被着されることとなるのでマ
スクズレによりコンタクト抵抗が大となるようなことは
なく、回路特性への悪影響をも防止することができる。
以上、ここに幾多の効果を奏する配線電極の製造方法を
提供することができる。
尚、本発明はここに提示した実施例のみならず、特許請
求の範囲の許す限りの範囲において改度を加え得ること
は明らかである。
例えば、第4図に示したレジスト材料としては、ポジ型
のレジスト材料を使用しているが、それらの形態は、露
光方法として電子ビーム露光、X線露光、紫外線露光、
遠紫外露光など、露光方法を併用することにより2度の
写真蝕刻形態がつくれるものであればいかなるものでも
なく本実施例に限定されるもので、はない。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Eは従来からある配線電極の製造プロセス図
、第2図はマスク合わせが良好に行なわれた場合の配線
パターン図、第3図Aは、マスクズレが生じた場合の配
線パターン図、BはAを1−1′線に沿って切断した場
合の断面図、第4図A〜Bは本発明一実施例を示す配線
電極の製造プロセス図、第5図Aは本発時に従った配線
パターン図、BはAを0−0′線に沿って切断した断面
図である。 9・10・・・・・・電極領域、11・…・・半導体基
体、12・・・・・・絶縁膜、13・・・…レジスト材
料、13a・・・・・・電極コンタクト部、14・・・
・・・電極コンタクト孔用ガラスマスク、15・・・・
・・配線電極用ガラスマスク、16・・・・・・電極材
料。 ・第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電極を有する半導体基体上面に絶縁膜を形成する工
    程と、この絶縁膜上面にレジスト材料を形成する工程と
    、このレジスト材料を感光し、上記電極に対する電極取
    り出し部に開口を形成する工程と、この開孔されたレジ
    スト材料をマスクにして上記絶縁膜に開口を形成する工
    程と、更に上記レジスト材料を感光することにより電極
    配線を形成する部分に開孔を形成する工程と、これらレ
    ジスト材料上面より電極材料を全面に形成する工程と、
    上記レジスト材料並びにレジスト材料上に形成された電
    極材料を除去する工程とを具備することを特徴とする配
    線電極の製造方法。
JP11727679A 1979-09-14 1979-09-14 配線電極の製造方法 Expired JPS6034815B2 (ja)

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JPS5642354A JPS5642354A (en) 1981-04-20
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