JPS6034428Y2 - プレス金型のかす払い用クツシヨン構造体 - Google Patents

プレス金型のかす払い用クツシヨン構造体

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JPS6034428Y2
JPS6034428Y2 JP15529981U JP15529981U JPS6034428Y2 JP S6034428 Y2 JPS6034428 Y2 JP S6034428Y2 JP 15529981 U JP15529981 U JP 15529981U JP 15529981 U JP15529981 U JP 15529981U JP S6034428 Y2 JPS6034428 Y2 JP S6034428Y2
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JP
Japan
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punch
cushion body
cushion
seat plate
end surface
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Expired
Application number
JP15529981U
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JPS5861336U (ja
Inventor
博史 宮本
Original Assignee
三住商事株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プレス金型のかす払い用クッション構造体に
関する。
近時、プレス金型においては、かす払いのために、ウレ
タン、ゴムなどの弾性材により筒状とされたクッション
体が用いられている。
すなわち、このクッション体は、ポンチ外周に嵌合され
、材料の打ち抜き時にはポンチホルダとダイスとの間に
挟まれて圧縮され、この打ち抜き後のポンチ上昇に伴う
復元力によって、材料をけり出すようになっている。
そして、このようなりッション体は、一般に、ポンチに
全体的にきつく嵌合させることによって該ポンチからの
脱落が防止されるようになっている。
ところが、上記従来のようなりッション体は、プレス作
業すなわちポンチの下降、上昇に伴って径方向への拡縮
作用が行われるため、長期の使用によるへたりによって
その内径が大きくなってしまい、該クッション体がポン
チより脱落してしまうという問題があった。
また、クッション体のポンチ基端側端面ば、ポンチホル
ダから軸方向(ポンチ長手方向)への力を繰り辺し受け
ることとなるか、このポンチホルダのクッション体が当
接する面には取付用の孔が開口されていたり、あるいは
クッション体がその径方向において部分的にポンチホル
ダよりはみ出た状態にされる等の結果、該クッション体
のポンチ基端側端面がポンチホルダに対していわゆる片
当りの状態となって局部的な応力が作用し、クッション
体に割れが発生する等の問題もあった。
本考案は上述のような問題点を解消するもので、クッシ
ョン体のポンチ基端側端面内周縁に、ポンチ外周にきつ
く嵌合される環状の突縁を形成し、該突縁の外周に嵌合
した環状の座板を前記クッション体のポンチ基端側端面
に着座させ、しかも前記クッション体と座板とを焼き付
けまたは接着剤により一体化した、ことを特徴とする。
以下に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図において、1はポンチ、2はポンチホルダ、3は
ダイス、4はダイスホルダであり、ポンチ1の外周に、
クッション構造体5が嵌合されている。
クッション構造体5は、第2図、第3図にも示すように
、クッション体6と座板7との一体化物よりなる。
クッション体6は、弾性材例えばウレタン、ゴムにより
筒状に形成され、その第1図下端面からはポンチ1の先
端1aが突出されている。
このクッション体6のポンチ基端側端面6a(ポンチホ
ルダ2側端面)には、その内周縁において、環状の突縁
6bが一体形成されている。
このようなりッション体6は、突縁6b部分をも含めて
、ポンチ1の外周にきつく嵌合され、これによりポンチ
1からの脱落を防止している。
前記突縁6bの外周には、環状の座板7が嵌合好ましく
は比較的きつく嵌合され、該座板7は、クッション体6
の端面6aに着座されている。
この座板7は、耐衝撃性に優れた材質例えば金属(SS
4□など)により形威され、このような座板7とクッシ
ョン体6とは、接着剤あるいは焼き付けにより一体化さ
れている。
次に、上記構成の作用について説明する。
先ず、ポンチ1(ポンチホルダ2)が上昇位置にある第
1図の状態から下降すると、ポンチ1(の先端1a)が
ダイス3と協働して材料8を打ち抜く。
この打ち抜きの際、クッション体6はポンチホルダ2と
ダイスホルダ4とにより挟圧されて圧縮される。
材料8の打抜後、ポンチ1が上昇すると、この上昇途中
において、上記挟圧力の解放に伴ってクッション体6が
復元しこの復元力により、ポンチ1にまつわりつく材料
8をけり出す(下方へ落下させる)。
ここで、ポンチ1の下降、上昇に伴って、クッション体
6はこの径方向に拡縮(ポンチ1の下降時に拡径、ポン
チ1の上昇時に縮径)されることとなるが、突縁6bは
座板7により拡径方向への変位が規制され、該拡縮は突
縁6b以外の部分で行われることとなる。
この結果、長期の使用に際しても、突縁6b部分はへた
りを生じることがなく、常にポンチ1へきつく嵌合した
状態が維持され、該ポンチ1からのクッション構造体5
は脱落が防止される。
また、クッション体6は、座板7を介してポンチホルダ
2からの押圧力を受けるため、該クッション体6のポン
チ基端側端面6aに局部的に応力が集中することがなく
、その割れが防止される。
第4図〜第6図は本考案の他の実施例を示すもので、前
記実施例と同−構成要素には同一符号と付してその説明
を省略する。
本実施例においては、座板7の板面に複数個(実施例で
は4個)の開ロアaを形威し、該各間ロアaに、クッシ
ョン体6のポンチ基端側端面6aより突設した突設部6
cを嵌合させである。
これにより、クッション体6と座板7との相対回転が強
固に規制され、該両者6と7との結合強度を増すことが
できる。
本考案は以上述べたことから明らかなように、長期の使
用に際してもクッション体(クッション構造体)がポン
チより脱落することがなく、また該クッション体の割れ
を防止できる。
また、クッション体と座板とは接着剤あるいは焼き付け
により一体化しであるので、別途ボルト等を用いて結合
する場合に比して構造の簡単化及び小型化を図ることが
でき、かつ結合を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるクッション構造体をプレス金型に
取り付けた場合の一例を示す断面図、第2図は本考案に
よるクッション構造体をポンチ基端側より見た平面図、
第3図は第2図■−■線断面図、第4図〜第6図は本考
案の他の実施例によるクッション構造体を示すもので、
第4図はその平面図、第5図は第4図■−V線断面図、
第6図は第4図Vl−VI線断面図である。 1・・・・・・ポンチ、5・・・・・・クッション構造
体、6・・・・・・クッション体、6a・・・・・・ポ
ンチ基端側端面、6b・・・・・・突縁、7・・・・・
・座板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性材により筒状に形成され、ポンチ外周に嵌合される
    かす払い用クッション体を備えたプレス金型において、
    前記クッション体のポンチ基端側端面内周縁に、ポンチ
    外周にきつく嵌合される環状の空線を形成し、該突縁の
    外周に嵌合した環状の座板を前記クッション体のポンチ
    基端側端面に着座させ、しかも前記クッション体と座板
    とを焼き付けまたは接着剤により一体化した、ことを特
    徴とするプレス金型のかす払い用クッション構造体。
JP15529981U 1981-10-19 1981-10-19 プレス金型のかす払い用クツシヨン構造体 Expired JPS6034428Y2 (ja)

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JP15529981U JPS6034428Y2 (ja) 1981-10-19 1981-10-19 プレス金型のかす払い用クツシヨン構造体

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JP15529981U JPS6034428Y2 (ja) 1981-10-19 1981-10-19 プレス金型のかす払い用クツシヨン構造体

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Publication Number Publication Date
JPS5861336U JPS5861336U (ja) 1983-04-25
JPS6034428Y2 true JPS6034428Y2 (ja) 1985-10-14

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ID=29947875

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JP15529981U Expired JPS6034428Y2 (ja) 1981-10-19 1981-10-19 プレス金型のかす払い用クツシヨン構造体

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JPH0244902Y2 (ja) * 1985-09-09 1990-11-28

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JPS5861336U (ja) 1983-04-25

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