JPH0732225Y2 - センタ−ベアリングサポ−ト - Google Patents

センタ−ベアリングサポ−ト

Info

Publication number
JPH0732225Y2
JPH0732225Y2 JP1987119111U JP11911187U JPH0732225Y2 JP H0732225 Y2 JPH0732225 Y2 JP H0732225Y2 JP 1987119111 U JP1987119111 U JP 1987119111U JP 11911187 U JP11911187 U JP 11911187U JP H0732225 Y2 JPH0732225 Y2 JP H0732225Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
center bearing
bearing support
radial
annular groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987119111U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01115926U (ja
Inventor
勝 木下
Original Assignee
エヌ・オ−・ケ−・メグラスティック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌ・オ−・ケ−・メグラスティック株式会社 filed Critical エヌ・オ−・ケ−・メグラスティック株式会社
Priority to JP1987119111U priority Critical patent/JPH0732225Y2/ja
Publication of JPH01115926U publication Critical patent/JPH01115926U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0732225Y2 publication Critical patent/JPH0732225Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば自動車のプロペラシャフトのように、
軸方向長さの伸縮或は中心軸線の径方向の移動又は傾斜
等を伴って回転するシャフトを、ベアリングを介して支
える手段として使用されるセンターベアリングサポート
に関する。
(従来の技術) 自動車のプロペラシャフトの支持手段として、支持台に
対するプロペラシャフトの径方向の相対移動や中心軸線
の相対傾斜の変動を吸収し得る機能を備えたセンターベ
アリングサポートが使用されている。
第3図に示すものは、従来から知られているこの種のセ
ンターベアリングサポートの一例で、ゴム様弾性材料を
もって、軸線方向に向って略U字様の断面形状を呈する
環状体に製せられたベロー(1)と、ベロー(1)の内
周側に接着された内環(2)と、ベロー(1)の外周側
に接着された外環(3)とを有し、外環(3)を図示し
ない支持台に装着されるとともに、内環(2)内に挿入
された図示しないベアリングを介してプロペラシャフト
を支え、ベロー(1)の弾性的な変形によって支持台に
対するプロペラシャフトの径方向の相対位置或は相対傾
斜の変動を吸収するように構成されている。
上記したセンターベアリングサポートにおいては、ゴム
様弾性材料をもって、軸線方向に向って略U字様の断面
形状を呈する環状体に製せられたベロー(1)の弾発力
によって、プロペラシャフトによる荷重を支えているた
めに、ベロー(1)が容易に変形して大荷重に耐え得な
いおそれがあるので、図上に示すように、ゴム様弾性材
料をもって環状体に製せられ、径方向に伸びたやや薄肉
の突起(8)を配設された支持部材(7)を環状溝
(4)の内方側面に接着させ、ベロー(1)の大変形を
生じる際に、対向する外方側面に当接した突起(8)の
弾発力がベロー(1)の弾発力に上載せされて大荷重を
支持するようになした対策が講じられていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来例のセンターベアリングサポートにおいて
は、内向の突起(8)を配設された支持部材(7)が、
軸方向幅寸法を短く設定されていたために、内環(2)
及び外環(3)間に、上記した径方向の相対変位ととも
に軸方向の相対変位を生じた際に、支持部材(7)に軸
方向のせん断力が付加され、その結果、図上に矢印を付
して示すような曲げモーメントが突起(8)に付加され
て支持部材(7)及びベロー(1)の接合部の剥離を生
じることがあった。
本考案は、ゴム様弾性材料をもって、軸線方向に向って
略U字様の断面形状を呈する環状体に製せられたベロー
の大荷重領域における支持能力を大きく設定され、しか
も、ベローの変形状況の如何に関係なく、損傷を惹起す
るおそれのないセンターベアリングサポートの構造を提
示することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記した従来の技術によるセンターベアリン
グサポートにおける問題点を考慮して、ゴム様弾性材料
をもって、軸線方向一方に向かって開口し、環状の径方
向内方側面、環状の径方向外方側面及び該両側面を連結
している底部とよりなる断面略U字様の環状溝形成する
ゴム様弾性材料製ベローと、前記ベローの内周側に接着
されてベアリングを装着される内環を有すると共に、前
記ベローの外周側に接着されて支持台に装着される外環
とを有するセンターベアリングサポートにおいて、前記
ベローの前記径方向内方側面又は前記径方向外方側面の
一方及び前記底部のみに一体的に接続されてなり、軸方
向長さが径方向長さより長く形成された突条を配設した
構成となすものである。
径方向及び軸方向に伸びて略ひだ状を呈し、環状溝の底
部へ達するようになして環状溝の内方側面又は外方側面
に付設される突条は、環状溝の全周又は上下の略半周に
配設させるとか、肉厚や軸方向の長さ等を適宜に設定す
る等の手段によって、ベローの負荷能力が荷重の増加に
対応して適切に増大するように設定される。
(作用) 上記した構成を備えた本考案によるセンターベアリング
サポートにおいては、ベローの環状溝の内方側面又は外
方側面から径方向に伸びるとともに、軸方向に伸びて環
状溝の底部に達し、略ひだ状を呈するようになして配設
された突条が、ベローの曲げ変形に伴って対向する外方
側面又は内方側面に当接する際に、内環側及び外環側間
に生起された軸線方向の相対変位に伴って突条に付加さ
れるせん断力及び該せん断力による曲げモーメントを軸
線方向の全長にわたって分散させ、単位長さ当りのせん
断力及び曲げモーメントを低下させる作用を示す。
(実施例) 第1図(a)の実施例においては、ゴム様弾性材料をも
って、軸線方向に向って略U字様の断面形状を呈する環
状体に製せられ、内環(2)及び外環(3)を接着され
たベロー(1)に形成された環状溝(4)の内方側面
に、同図(b)に示すように径方向外方に向って伸びる
とともに、環状溝(4)の開口側から底部まで伸びて略
ひだ状を呈する突条(5)が配設されている。
第2図の実施例は、ベロー(1)の環状溝(4)の開口
側から底部へ伸びて略ひだ状を呈する突条(5)を環状
溝(4)の外方側面の下方半周に配設されている点にお
いて第1図の実施例と相違するものである。
(考案の効果) 本考案のセンターベアリングサポートが、上記したよう
に、ゴム様弾性材料をもって、軸線方向一方に向かって
開口し、環状の径方向内方側面、環状の径方向外方側面
及び該両側面を連結している底部とよりなる断面略U字
様の環状溝形成するゴム様弾性材料製ベローと、前記ベ
ローの内周側に接着されてベアリングを装着される内環
を有すると共に、前記ベローの外周側に接着されて支持
台に装着される外環とを有するセンターベアリングサポ
ートにおいて、前記ベローの前記径方向内方側面又は前
記径方向外方側面の一方及び前記底部のみに一体的に接
続されてなり、軸方向長さが径方向長さより長く形成さ
れた突条を配設された構造を備えていることにより、ベ
ローの曲げ変形時に対向する外方側面又は内方側面に当
接してベローのバネ定数を増大させる突条が、内環側及
び外環側間に生起される軸線方向の相対変位に伴って突
条に付加されるせん断力及び該せん断力による曲げモー
メントを軸線方向の全長に分散させて単位長さ当りのせ
ん断力及び曲げモーメントを低下させるので、従来の技
術によるセンターベアリングサポートにおいて避けられ
なかった突起付支持部材及びベローの接合部の剥離によ
る損傷のおそれが完全に解消される。更に、突条がベロ
ーに加わる軸線方向の過大な変形を防ぎ、突条の径方向
の柔軟性により、径方向の荷重を滑らかに支持すること
ができる。
又、ベローの環状溝内に配設された突条が環状溝の底部
へ達していることにより、突条をベローと一体構造とな
して同時に成形することが可能となり、能率的に製作し
得るようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すもので、図(a)
は、図(b)上に矢印I-O-Iを付して示した位置におけ
る断面図、図(b)は、部分正面図、第2図は、本考案
の他の実施例の断面図、第3図は、従来の技術によるセ
ンターベアリングサポートの一例の断面図及び要部正面
図である。 1……ベロー、2……内環、3……外環、4……環状
溝、5……突条、7……支持部材、8……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸線方向一方に向かって開口し、環状の径
    方向内方側面、環状の径方向外方側面及び該両側面を連
    結している底部とよりなる断面略U字様の環状溝(4)
    形成するゴム様弾性材料製ベロー(1)と、前記ベロー
    (1)の内周側に接着されてベアリングを装着される内
    環(2)を有すると共に、前記ベロー(1)の外周側に
    接着されて支持台に装着される外環(3)とを有するセ
    ンターベアリングサポートにおいて、前記ベロー(1)
    の前記径方向内方側面又は前記径方向外方側面の一方及
    び前記底部のみに一体的に接続されてなり、軸方向長さ
    が径方向長さより長く形成された突条(5)を配設され
    てなることを特徴とするセンターベアリングサポート。
JP1987119111U 1987-08-03 1987-08-03 センタ−ベアリングサポ−ト Expired - Lifetime JPH0732225Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987119111U JPH0732225Y2 (ja) 1987-08-03 1987-08-03 センタ−ベアリングサポ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987119111U JPH0732225Y2 (ja) 1987-08-03 1987-08-03 センタ−ベアリングサポ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01115926U JPH01115926U (ja) 1989-08-04
JPH0732225Y2 true JPH0732225Y2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=31364057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987119111U Expired - Lifetime JPH0732225Y2 (ja) 1987-08-03 1987-08-03 センタ−ベアリングサポ−ト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0732225Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0520895Y2 (ja) * 1985-12-05 1993-05-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01115926U (ja) 1989-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0638735B1 (en) Ball joint
JPS58214017A (ja) 軸受ブツシユのための補助シ−ル
US4690581A (en) Ball joint
JPS6053208B2 (ja) アンギュラコンタクト球状自動調心軸受
JPH0781583B2 (ja) 軸受及びその製造方法
JPS6249201B2 (ja)
JPS62132033A (ja) 軸受特にスリツト付外輪をもつロツドエンド軸受のシ−ル装置
JP2541763B2 (ja) 軸 受
JPH0732225Y2 (ja) センタ−ベアリングサポ−ト
JPH0414863U (ja)
JPH042810B2 (ja)
WO1992006312A1 (en) Pull-type clutch cover assembly
JPH03124039U (ja)
JPH0311458Y2 (ja)
JPS5912247Y2 (ja) ゴムのはみ出し防止型橋梁滑り支承用シ−ルリング
JPH0736183Y2 (ja) ベアリングシール
JPH0381460U (ja)
JPH0726195Y2 (ja) センタ−ベアリングサポ−ト
JPH0447444Y2 (ja)
JPH0520895Y2 (ja)
JP3807025B2 (ja) 軸受
GB2186924A (en) A support body, eg. for a pulley bearing
JPH03117U (ja)
JPH0213811Y2 (ja)
JPH0544528Y2 (ja)