JPH0544528Y2 - - Google Patents

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JPH0544528Y2
JPH0544528Y2 JP1988128380U JP12838088U JPH0544528Y2 JP H0544528 Y2 JPH0544528 Y2 JP H0544528Y2 JP 1988128380 U JP1988128380 U JP 1988128380U JP 12838088 U JP12838088 U JP 12838088U JP H0544528 Y2 JPH0544528 Y2 JP H0544528Y2
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JP
Japan
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plug tube
ring
peripheral surface
ring portion
seal ring
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JP1988128380U
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JPH0250152U (ja
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は、ブラグチユーブガスケツトに関し、
特に外周部がシールリングの外側リング部に固定
されかつ内側リング部の自由端部に一面が当接さ
れる停止板を包有してなるプラグチユーブガスケ
ツトに関するものである。 [従来の技術] 従来、この種のプラグチユーブガスケツトとし
ては、第3図および第4図a,bに示したプラグ
チユーブガスケツト10のごとく、シリンダヘツ
ドカバー20の貫通孔21内周面に対して少なく
とも周面が当接されたシールリング11の外側リ
ング部11a内に補強リング12を配設してなる
ものが提案されていた。 [解決すべき問題点] しかしながら従来のプラグチユーブガスケツト
10では、補強リング12がシールリング11の
外側リング部11aに対して配置されてるのみで
あつたので、()シリンダヘツドカバー20
貫通孔21に対して配設した状態で矢印Yで示す
ごとくプラグチユーブ30の外周面に対して配設
するとき、プラグチユーブ30の先端部が内側リ
ング部11cの内周面に形成されたリツプ部15
に係止されてしまい、結果的にプラグチユーブ
0の周面に対して好適に配設されない欠点があ
り、このとき()弾性リング14がシールリン
グ11の内側リング部11cから脱落してしまい
紛失する欠点もあり、加えて()エンジントラ
ブルなどに伴なうプラグチユーブ30の異常振動
に際しシールリング11の内側リング部11cが
弾性リング14の弾性力にもかかわらずプラグチ
ユーブ30の外周面から脱落してしまう欠点があ
つた。 そこで本考案は、これらの欠点を除去すべく、
シールリングの外側リング部に対して外周部が固
定されかつ内側リング部の自由端部に一面が当接
される停止板を包有してなるプラグチユーブガス
ケツトを提供せんとするものである。 (2) 考案の構成 [問題点の解決手段] 本考案により提供される問題点の解決手段は、
「シリンダヘツドカバーの貫通孔内周面に対して
少なくともシールリングの外側リング部周面が当
接されかつ内側リング部の自由端部がプラグチユ
ーブの外周面に対して当接されており、シリンダ
ヘツドカバーの貫通孔内周面とプラグチユーブの
外周面との間のシールを達成するプラグチユーブ
ガスケツトにおいて、シールリングの外側リング
部に外周部が固定されかつ内側リング部の自由端
部に一面が当接される停止板を包有してなること
を特徴とするプラグチユーブガスケツト」であ
る。 [作用] 本考案にかかるプラグチユーブガスケツトは、
シリンダヘツドカバーの貫通孔内周面に対して少
なくともシールリングの外側リング部周面が当接
されかつ内側リング部の自由端部がプラグチユー
ブの外周面に対して当接されており、シリンダヘ
ツドカバーの貫通孔内周面とプラグチユーブの外
周面との間のシールを達成するプラグチユーブガ
スケツトにおいて、シールリングの外側リング部
に外周部が固定されかつ内側リング部の自由端部
に一面が当接される停止板を包有してなるので、
()プラグチユーブの外周面に対して配設する
とき、シールリングの内側リング部の自由端部を
停止板の一面によつて停止せしめ外側方向へ案内
する作用をなし、これにより()プラグチユー
ブの先端部がシールリングの内側リング部の内周
面に形成されたリツプ部に係止される場合にあつ
ても、プラグチユーブの外周面に対し確実に配設
する作用をなし、また()弾性リングの脱落を
防止する作用をなし、加えて()エンジントラ
ブルなどに伴なうプラグチユーブの異常振動に際
しシールリングの内側リング部がプラグチユーブ
の外周面から脱落してしまうことを防止する作用
をなす。 [実施例] 次に本考案にかかるプラグチユーブガスケツト
について、その好ましい実施例を挙げ具体的に説
明する。しかしながら以下に説明する実施例は、
本考案の理解を容易化ないし促進化するために記
載されるものであつて、本考案を限定するために
記載されるものではない。換言すれば、以下に説
明される実施例において開示される各部材は、本
考案の精神ならびに技術的範囲に属する全ての設
計変更ならびに均等物置換を含むものである。 第1図は、本考案にかかるプラグチユーブガス
ケツトの一実施例を示す断面図であつて、シリン
ダヘツドカバーの貫通孔内周面とプラグチユーブ
の外周面との間をシールするよう配設されてい
る。 第2図は、第1図実施例の作用を説明するため
の断面図であつて、シリンダヘツドカバーの貫通
孔内周面に配設された状態でプラグチユーブの外
周面に対して配設されようとしている。 まず第1図および第2図を参照しつつ、本考案
にかかるプラグチユーブガスケツトの一実施例に
ついて、その構成を詳細に説明する。 10は、本考案にかかるプラグチユーブガスケ
ツトであつて、シリンダヘツドカバー20に形成
された貫通孔21の内周面とプラグチユーブ30
の外周面との間に配設されており、その間のシー
ルを確保している。 本考案にかかるプラグチユーブガスケツト10
は、貫通孔21の内周面に対し当接された外側リ
ング部11aに対し一端部が連続された中間リン
グ部11bと中間リング部11bの他端部に対し
一端部が連続されかつ他端部内周面に形成された
リツプ部15がプラグチユーブ30の外周面に対
して当接された内側リング部11cとを包有して
おり適宜の弾性材料によつて形成された環状のシ
ールリング11と、シールリング11の外側リン
グ部11a内に所望によつて配置されており金属
などの適宜の材料で形成された筒状の補強リング
12と、補強リング12の近傍に対して外周部が
配置されかつ少なくともシールリング11の内側
リング部11cの他端部(すなわち自由端部)が
一面に対して当接されかつ内周面13aがプラグ
チユーブ30の外周面に適度の間隙をおいて対向
されており金属などの適宜の材料によつて形成さ
れたたとえば環状の停止板13と、シールリング
11の内側リング部11cの他端部外周面に対し
配置されておりその内側リング部11cの他端部
内周面に形成されたリツプ部15をプラグチユー
30の外周面に対して適度の当接力で当接せし
めるための弾性リング14とを備えている。 停止板13の外周部は、所望により補強リング
12に対して固着してもかまわない。また停止板
13は、所望により補強リング12と一体化され
ていてもよい。 加えて停止板13の一面には、シールリング1
1の外側リング部11aと中間リング部11bと
の間の連絡部も当接されていることが好ましい。 更に第1図および第2図を参照しつつ、本考案
にかかるプラグチユーブガスケツトの一実施例に
ついて、その作用を詳細に説明する。 本考案にかかるプラグチユーブガスケツト10
を、まずシリンダヘツドカバー20に形成された
貫通孔21内に配設する。すなわちシリンダヘツ
ドカバー20に形成された貫通孔21の内周面2
1aに対してシールリング11の外側リング部1
1aの外周面を当接し、かつその貫通孔21の段
部21bに対してシールリング11の外側リング
部11aの一端面と補強リング12の一端面と停
止板13の他面とを当接するよう、本考案にかか
るプラグチユーブガスケツト10をシリンダヘツ
ドカバー20の貫通孔21内に配設する。 そののちシリンダヘツドカバー20を、シリン
ダヘツド(図示せず)に装着せしめるために矢印
Xで示すごとくプラグチユーブ30の先端部に対
して取り付ける。このときプラグチユーブ30
先端部がシールリング11の内側リング部11c
の内周面ひいてはリツプ部15に接触する。これ
に伴なつて内側リング部11cは、その自由端部
が弾性リング14に抗しつつ停止板13の一面に
そつて案内され外方へ拡張される。このためシー
ルリング11の内側リング部11cがプラグチユ
ーブ30の先端部によつてプラグチユーブ30
延長方向に変形されることができ、プラグチユー
30の外周面に対し確実にシールリング11の
内側リング部を配設できる。 ここでたとえばエンジントラブルが生じ、プラ
グチユーブ30が異常振動を起こしたとき、内側
リング部11cの自由端部が停止板13の一面に
よつてプラグチユーブ30の延長方向の運動を規
制されているので、結果的に内側リング部11c
が停止板13の一面に接触した状態を維持する。
これによりプラグチユーブ30の先端部がシール
リング11から脱落することを防止できる。 (3) 考案の効果 上述より明らかなように、本考案にかかるプラ
グチユーブガスケツトは、シリンダヘツドカバー
の貫通孔内周面に対して少なくともシールリング
の外側リング部周面が当接されかつ内側リング部
の自由端部がプラグチユーブの外周面に対して当
接されており、シリンダヘツドカバーの貫通孔内
周面とプラグチユーブの外周面との間のシールを
達成するプラグチユーブガスケツトにおいて、 シールリングの外側リング部に外周部が固定さ
れかつ内側リング部の自由端部に一面が当接され
る停止板を包有してなるので、 (i) プラグチユーブの外周面に対して配設すると
き、シールリングの内側リング部の自由端部を
停止板の一面によつて停止せしめ外側方向へ案
内できる効果 を有し、これにより (ii) プラグチユーブの先端部がシールリングの内
側リング部の内周面に形成されたリツプ部に係
止される場合にあつても、プラグチユーブの外
周面に対し確実に配設できる効果 を有し、また (iii) 弾性リングの脱落を防止できる効果 を有し、加えて (iv) エンジントラブルなどに伴なうプラグチユー
ブの異常振動に伴なつてシールリングの内側リ
ング部がプラグチユーブの外周面から脱落して
しまうことを防止できる効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるプラグチユーブガスケ
ツトの一実施例を示す断面図、第2図は第1図実
施例の作用を説明するための断面図、第3図は従
来例を示す断面図、第4図a,bは従来例の作用
を説明するための断面図である。 10……プラグチユーブガスケツト、11……
シールリング、11a……外側リング部、11b
……中間リング部、11c……内側リング部、1
2……補強リング、13……停止板、13a……
内周面、14……弾性リング、15……リツプ
部、20……シリンダヘツドカバー、21……貫
通孔、21a……内周面、21b……段部、30
……プラグチユーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダヘツドカバーの貫通孔内周面に対して
    少なくともシールリングの外側リング部周面が当
    接されかつ内側リング部の自由端部がプラグチユ
    ーブの外周面に対して当接されており、シリンダ
    ヘツドカバーの貫通孔内周面とプラグチユーブの
    外周面との間のシールを達成するプラグチユーブ
    ガスケツトにおいて、シールリングの外側リング
    部に外周部が固定されかつ内側リング部の自由端
    部に一面が当接される停止板を包有してなること
    を特徴とするプラグチユーブガスケツト。
JP1988128380U 1988-09-30 1988-09-30 Expired - Lifetime JPH0544528Y2 (ja)

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JP1988128380U JPH0544528Y2 (ja) 1988-09-30 1988-09-30

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JPH0250152U JPH0250152U (ja) 1990-04-09
JPH0544528Y2 true JPH0544528Y2 (ja) 1993-11-11

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