JPS6034362B2 - 射出成形ぐつの製造法 - Google Patents

射出成形ぐつの製造法

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JPS6034362B2
JPS6034362B2 JP55024992A JP2499280A JPS6034362B2 JP S6034362 B2 JPS6034362 B2 JP S6034362B2 JP 55024992 A JP55024992 A JP 55024992A JP 2499280 A JP2499280 A JP 2499280A JP S6034362 B2 JPS6034362 B2 JP S6034362B2
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JP
Japan
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sole
mold
injection
injection molded
manufacturing
Prior art date
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Application number
JP55024992A
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English (en)
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JPS56121501A (en
Inventor
秋男 原口
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MoonStar Co
Original Assignee
Moon Star Chemical Corp
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は射出成形ぐつの製造法に係り、特に新規構造に
よりなるソールモールドを使用して2種若くは2色の成
形材料を2段打ち射出する場合に関するものである。
本発明に云う「2段打ち射出」とは、色彩を含む2つの
相違なる成形材料を射出してくつを製造するに当り、押
えモールドを上面とし、他の所要モールドで形成するキ
ャビティに最初にひとつの成形材料を射出して下底を先
づ成形し、その後、押えモールドを除去して一且下底の
上面を開放し、次いで予め月甲被を吊込んだラストと、
下底およびその他の所要モールドで形成するキャビティ
に他の成形材料を射出して下底と月甲被または月甲被、
中底との間に上底を一体に射出成形する方を意味するも
のとし、最初のひとつの成形材料を射出することを1段
目の射出と云い、2回目に他の成形材料を射出すること
を2段目の射出と云うものとする。
従来2種または2色の成形材料を使用して所謂2段打ち
する射出成形法において、月甲被7がくつ底に対しアン
ダーカット状を呈する射出成形ぐつの場合は第8図に示
すようにソールモールド1、両サイドモールド5,5、
押えモールド6、月甲被7を吊込してなるラスト8を使
用して射出成形がなされるが、通常の射出成形法による
ぱあし、は押スモールド6が下降した位置において両サ
イドモールド5,5を閉じ停止せる押えモールド6の下
面9にソールモールド1の周緑上面10が密接するまで
ソールモールド1を僅かに上昇させ、ソールモールドー
内部に陥設されかつ下底4の接地部意匠面を刻設してな
るキャビティ11に1段目の射出が行われ、押えモール
ド6が上昇し代って蹄被7を予め吊込してなるラスト8
が下降し、常法により2段目の射出成形が行われている
ところで、従来のソールモールドーは立上り周緑面2が
垂直状に平担面を形成しているため、一段目の射出後、
8甲被がくつ底に対しアンダーカット状を呈しない射出
成形ぐつの場合は分割されない一体のサイドモールド(
図示しない)が上昇し、または月甲被が〈つ底に対しア
ンダーカット状を呈する射出成形ぐつの場合は第8図に
示すように分割型たる両サイドモールド5,5が開き、
次いで押えモールド6が上昇するとソールモールドーの
キャビティ11内にスプール14、射出孔15を経由し
て射出され底村すなわち下底4は、押えモールド6の上
昇につれてその下面9にくっつきソールモールドーから
下底4の一部または全部が浮き上り、このような下底4
がソールモールド1のキャビテイ11に正規に蕨入戦覆
されていない状況下で押えモールド6に代え、月甲被7
を予め吊込してなるラスト8を下降させ、下底4とは異
種または異色の成形材料を使用してスプール16を経由
して2段目の射出を行い底材すなわち上底12を形成す
ると、上底12の成形材料が下底4の下面の一部または
全面に射出され上底12と下底4とが異種または異色の
場合は異種又は異色の底材が正規ならざる複雑な入り組
みを結果し不良品を発生することもあった。
しかし一段目の射出後における下底4の浮き上りを防止
する有効な手段が見出せず、繁忙裡の流れ作業中に作業
者がいちいち手で下底4の上面を押えまたは浮き上りが
ないか確認を要し作業上危険をともなうとともに煩雑な
手間を要していた。本発明はかかる従来の欠陥を解消た
射出成形ぐっの製造法を提供せんとするものである。
以下本発明の実施例を図面により説明する。実施例 1 月甲被7がくっ底に対しアンダーカット状を呈する射出
成形ぐつの場合は、第1図ないし第3図に示すようにソ
ールモールドー、割型から成る両サイドモールド5,5
、押えモールド6、予め月甲被7を吊込してなるラスト
8から成る射出成形装置を使用して2段打ちする射出成
形法において、下底4を形成するソールモールドーの立
上り周縁面2に第2図に例示するように種部から踏付部
にかけて細長状の凹陥部に設けるか、または図示しない
が立上り周緑面2を一周して連続状の凹陥部3を設ける
か、もしくは立上り周緑面2のところどころに凹陥部3
を設けてもよく、この凹陥部3の形状は第3図および第
6図に示す台形状のほか角状、半円形状、三角状等単純
な図形はもとより美感を醸し出させるような複雑な意匠
の図形などがある。
例えば第6図に示すように下底4および上底12がそれ
ぞれ発泡ポリウレタンから成り異色の場合、下底4のa
が0.6肌、bおよびcがそれぞれ1.0肌、Qが15
0としたところ一段目の射出後において下底4の浮き上
りを確実に防止できた。以上は凹陥部3の具体的な好適
一実施例を述べたが、要は一段目の射出成形後押えモー
ルド6を除去するときには、その下面9にくっついて下
底4が浮き上らず二段打ち射出成形後製品を抜きとると
きには成形材料の弾刀性によって抜きとれる程度のアン
ダーカットであればよく、本発明の凹陥部3は上記具体
的数値に局限されるものではなく本発明の前記詳述した
要旨を逸脱しない範囲において種々の設計の改変を施し
うるものである。実施例 2 月甲被7が〈つ底に対しアンダーカット状を呈しない射
出成形ぐつの場合は、第4図に示すうにサイドモールド
5が分割型とならず、他は実施例1と同様である。
本発明は前記のような構成から成るので、一段目の射出
後ソ−ルモールドー内に射出成形された下底4の立上り
周緑面には凹陥部3の形状に対応した突起辺13が連続
状もしくは点状に突設されソールモールド1に襖を打ち
込んだと同様のアンダーカット的な役をするので、一段
目の射出後押スモールド6が上昇してもその下面9に下
底4の上面の一部または全部がくっつき下底4がソール
モールドーから浮き上らず、一方二段目の射出後製品を
モールドより抜き取る際には材料の弾力性によって容易
に抜きとることができ、不良底の発生も皆無となった。
また本発明は従来の一段目の射出のたびにその下底上面
を繁忙裡の流れ作業中にいちいち手で押える余分の工程
も全く不要とな、作業上の災害発生のおそれは全くなく
、また下底4の周緑面に形成された突起片13は上底1
2、下底4よりなるいわゆる2色底の射出成形ぐっにア
クセントを付与し意匠上にも美観を添え商品価値を一層
高め得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1に使用するモールドの分解説
明図、第2図は本発明の両実施例に使用するソールモー
ルドの斜視図、第3図は本発明の実施例1における要部
断面図、第4図は同上の実施例2における要部断面図、
第5図は一段目の射出成形後の状態を示す説明図、第6
図は本発明の実施例1における要部拡大図、第7図は本
発明により製造された射出成形ぐっの斜視図、第8図は
従来の射出成形法に使用するモールドの分解説明図であ
る。 1・・・・・・ソールモールド、2・・…・立上り周縁
面、3・・・・・・凹陥部、4・・・・・・下底、5・
・・・・・サイドモールド、6・・・・・・押えモール
ド、7・・・・・・閥被、8・・・・・・フスト、9・
・・・・・押えモールドの下面、10・・・…ソールモ
ールドの周緑上面、1 1・・・・・・キャビティ、1
2.....・上底、13・・・・・・突起片、14,
16・・・・・・スプール、15・・・・・・射出孔。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2段打ちする射出成形法において、ソールモールド
    1の立上り周縁面2の一部または全周面に凹陥部3を設
    けてなるソールモールド1を使用し、1段目の射出成形
    後、下底4の浮き上りを防止することを特徴とする射出
    成形ぐつの製造法。
JP55024992A 1980-02-27 1980-02-27 射出成形ぐつの製造法 Expired JPS6034362B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55024992A JPS6034362B2 (ja) 1980-02-27 1980-02-27 射出成形ぐつの製造法

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JP55024992A JPS6034362B2 (ja) 1980-02-27 1980-02-27 射出成形ぐつの製造法

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JPS56121501A JPS56121501A (en) 1981-09-24
JPS6034362B2 true JPS6034362B2 (ja) 1985-08-08

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ID=12153466

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01218401A (ja) * 1988-02-25 1989-08-31 Moon Star Co 射出成形靴の製造方法
JPH01227704A (ja) * 1988-03-08 1989-09-11 Moon Star Co 射出成形靴の製造方法
JPH02220601A (ja) * 1989-02-23 1990-09-03 Asahi Corp 多層靴底の射出成形法
JP2649304B2 (ja) * 1992-09-11 1997-09-03 月星化成株式会社 多色射出成形靴の製造方法
JP2586414B2 (ja) * 1993-05-28 1997-02-26 アキレス株式会社 射出成形靴の製造方法

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JPS56121501A (en) 1981-09-24

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