JPS6033782B2 - 溶銑予備処理用耐火物 - Google Patents

溶銑予備処理用耐火物

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JPS6033782B2
JPS6033782B2 JP56160144A JP16014481A JPS6033782B2 JP S6033782 B2 JPS6033782 B2 JP S6033782B2 JP 56160144 A JP56160144 A JP 56160144A JP 16014481 A JP16014481 A JP 16014481A JP S6033782 B2 JPS6033782 B2 JP S6033782B2
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JP
Japan
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hot metal
refractories
alumina
weight
metal pretreatment
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JP56160144A
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JPS5864261A (ja
Inventor
成雄 吉野
健治 市川
禎一 藤原
英昭 西山
裕次 吉村
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Shinagawa Refractories Co Ltd
Original Assignee
Shinagawa Refractories Co Ltd
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は溶銑の脱珪、脱硫、脱燐操業(以下、溶銑予備
処理と言う)の容器の耐火物に関するものである。
現在、溶銑予備処理は樋、熔鉄鍋、または混銑車等が使
用されて操業がなされている。
以下、溶銑容器としての鍋および濠銑車について説明す
る。従来、溶銑用鍋および混銑車の耐火物としては蟻石
質、粘土質、高アルミナ質およびジルコン質が一般に使
用され、スラグラィンの如く特に損傷の激しい所にはA
〆203成分の高い材質を適用して操業されている。し
かしながら、最近に至り高給鋼の需要拡大等により、熔
銑搬送容器内で溶銑予備処理が行なわれるようになって
きた。溶銑予備処理剤としては、主としてカールシウム
カーバィト系、ソーダ一系化合物、一部スケール系化合
物が使用され、これがキャリーガスとともに溶銑内に吹
込まれるものである。その結果熔銑予備処理のスラグは
Fe○,Ca○、あるいはNa20を20〜40%も含
有し、Ca○/Si02比、Na20/Si02比の上
昇等によりスラグ中のFe0,Ca○がNa20は耐火
物中のAそ203−Si02系成分と多くの反応があり
、また生成物も極めて低融点のものである。既にこのよ
うな溶銑予備処理に適した耐用性を有するAク203−
C−SIC系耐火物(耐火物技術協会第66回製鋼炉用
耐火物専門委員会第li回分科会、昭和5句王5月15
日)を提案している。
本発明者らは更にこれらの耐火物の改良に取り組んだ結
果、A〆203−C−SIC系耐火物に8ーアルミナを
加えるとスラグに先行的に溶損されるマトリックス部分
の耐用性が更に著しく改良されることを知見した。これ
らの3ーアルミナは耐アルカリ性を有するので、8−ア
ルミナを含む耐火物は種々試みられている。例えば、特
開昭52−76313号公報には目的は異なるが、耐ア
ルカ‐IJ性及び適度の熱伝導率を有する熔鉱炉用耐火
物として3−アルミナ−炭化珪素−黒鉛系耐火原料に金
属珪素を添加した粒子間が炭化珪素結合、もしくは炭素
結合の耐火物は公知である。しかしながら、溶銑予備処
理のスラグ中には、アルカリ金属塩の他にCa○,Si
02,Fe○等を多量に含有するため、該耐火物をその
まま転用することは耐用性が不十分である。本発明の要
旨とするところはQ−アルミナ45〜85%、8ーアル
ミナ5〜15%、カーボン5〜25%、および炭化珪素
5〜20%からなることを特徴とする溶銑予備処理用耐
火物である。
該耐火物は溶鉄予備処理スラグに対するマトリックス部
の溶損ならびに浸潤を抑制し〜構造的スポーリング損傷
を抑制したことによって耐用性を向上させたものである
。本発明に使用するQーアルミナとしては、暁給または
電融品で、化学組成としてA〆203が93重量%以上
でSi02の少ないものが好ましい。
また粒度調整は1柳以上を主体とし「1脚以下が多くな
るとマトリックスが弱くなるので好ましくない。このQ
−アルミナ量を45〜85重量%の範囲に限定したのは
45重量%未満では3ーアルミナーカーボン系に近づく
ため耐スラグ性が低下する。また、逆に85重量%を超
えるとQ−アルミナ単味に近づくため、スラグ浸潤の抑
制ができず好ましくない。8−アルミナとしてはAで2
03をNa20またはK20で安定化させた8−アルミ
ナ相を主体とするもので、1側以下を主体として使用す
るのが好ましい。
この8−アルミナ量は5〜15重量%の範囲に限定した
のは、5重量%未満ではマトリックスのスラグ溶損抑制
効果が得られない。また15重量%を越えると繊密な組
織が得難く耐食性が低下するので好ましくない。カーボ
ンとしては、鱗状黒鉛、土状黒鉛、人造黒鉛、石油コー
クス等が使用し得るが、耐酸化性のある結晶質の鱗状黒
鉛が好ましい。
このカーボン量は5〜25重量%の範囲に限定したのは
、5重量%未満になるとスラグ浸潤抑制効果が得難い。
また25重量%を越えると繊密な組織が得難く結果とし
て耐食性は低下する。本発明において、アルミナ及びカ
ーボンのみでは、カーボンの酸化が懸念されるので炭化
珪素を添加している。
この炭化珪素は5重量%未満ではカーボンが脱炭し耐用
性は低下する。また20重量%を越えるとSicの酸化
によって生ずるSi02が増え、逆に溶損が大きくなる
ので好ましくない。また少量の珪素、アルミニウム、フ
ェロシリコン、リン酸塩、珪酸塩等の焼給剤を配合する
ことは差し支えない。本発明は、これらQ−アルミナ、
3−アルミナ、カーボン、炭化珪素を粒度調整したもの
に、タールピッチ、樹脂などを加熱によってカーボンを
生成するような結合剤を添加して混練する。
この濃練物を常法にしたがって成形後熱処理して不焼成
耐火物として使用するのである。また還元雰囲気にて焼
成した焼成耐火物として使用もあり得る。以下、本発明
の実施例について説明する。
なお「配合は重量%で示す。
実施例 1 第1表に示す配合物にレゾール型フェノール樹脂4重量
%外掛した混線物を1000k9/c虎の成型圧で23
0×114×65肋の並型に成型し「 150℃−5時
間乾燥した品質特性を第1表に示す。
溶銑予備処理用スラグに対する耐溶損性は比較品に比し
、本発明品は侵食性深さが小で耐溶損性が良好である。
実施例 220仇溶銑鍋で本発明品2、および比較品4
を15仇倣の厚さの内張を行ない22比h使用後の結果
は第2表の如く、本発明品2は溶損量が少ないことが確
認された。
第1表※溶銑予備処理用スラグを使用して、プロパン−
酸素バーナーで150000−5時間スラグ試験後の侵
食深さを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 α−アルミナ45〜85重量%、β−アルミナ5〜
    15重量%、カーボン5〜25重量%、および炭化珪素
    5〜20重量%からなることを特徴とする溶銑予備処理
    用耐火物。
JP56160144A 1981-10-09 1981-10-09 溶銑予備処理用耐火物 Expired JPS6033782B2 (ja)

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JPS5864261A JPS5864261A (ja) 1983-04-16
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JPS6042273A (ja) * 1983-08-11 1985-03-06 品川白煉瓦株式会社 溶銑予備処理用耐火物
JPS63117955A (ja) * 1986-05-22 1988-05-21 九州耐火煉瓦株式会社 溶銑用容器
CN102241520B (zh) * 2010-05-13 2013-06-12 郑州振中电熔新材料有限公司 一种α氧化铝制品的熔铸方法

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