JPS603361Y2 - アキユムレーター - Google Patents

アキユムレーター

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JPS603361Y2
JPS603361Y2 JP9658076U JP9658076U JPS603361Y2 JP S603361 Y2 JPS603361 Y2 JP S603361Y2 JP 9658076 U JP9658076 U JP 9658076U JP 9658076 U JP9658076 U JP 9658076U JP S603361 Y2 JPS603361 Y2 JP S603361Y2
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JP
Japan
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shell
bladder
lid
liquid
pressure
Prior art date
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Expired
Application number
JP9658076U
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English (en)
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JPS5315115U (ja
Inventor
一義 林
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は流体圧装置に使用して好適なアキュムレーター
に関するものである。
従来、アキュムレーターのゴム状弾性材製ブラダ内に気
体を封入する方法として第3図に示されるものがある(
特公昭50−39483号公報)。
第3図のものについて説明すると、シェル31内に袋状
のゴム状弾性材製ブラダ32が配置され、液体側空室3
3と気体側空室34とに仕切っている。
そして、気体側空室34内への気体の供給は自由に行な
わせるが、漏洩は常時完全に防止する逆止形の給気弁3
5により行なわれる。
この種のアキュムレーターにおいては、ブラダ32がゴ
ム状弾性材であるため、気体の液体側空室33側への浸
透漏洩を完全に防止することはできなかった。
このため、定期的にキャップ36を取り外し、給気弁3
5を介して気体を補給してやる必要があった。
この結果、気体の補給を行なうことなく長期間安定した
アキュムレーター特性を得ることが困難であった。
この考案は、自動的に気体の補給が行なえる様にするこ
とにより、長期間安定したアキュムレーター特性を得る
ことを目的とするものである。
この考案の基本的構成は、本体と該本体に嵌着している
蓋とより戒り、一端に液導入孔を他端に通気孔を有する
シェルと、シェル内に配置され、その外周縁に説けた取
付部がシェル側に固着され、シェル内を液体側空室と気
体側空室に仕切っているゴム状弾性材製皿形ブラダと、
ブラダの底部に一体的に固着されその一端が前記通気孔
内に挿入されている弁体と、一端が弁体側に着座し他端
がシェル側に着座して弁体を液体側空室側に押圧してい
るばね手段と、蓋内面とブラダの気体側空室側の面との
間に配置したシールリップとを有腰液体側空室内の圧力
が一定圧力以下となった際、ばね手段により弁体が液体
側空室側に移動することにより、シールリップによる蓋
内面とブラダとの間の密封がとかれ気体側空室とシェル
外とが連通ずる状態となるとともに、液体側空室内の圧
力が一定圧力以上となった際、ばね手段に抗して弁体が
蓋側に移動することによりシールリップが蓋内面とブラ
ダとの間を遮断するようになしたものである。
液体側空室内に液圧が作用しない状態が生起すると、ば
ね手段により自動的に気体側空室とシェル外とが連通し
、シェル外から大気等が気体側空室に供給され、ついで
ブラダ内に液圧が作用するとハネ手段に抗して弁本体の
一部がシェル側に押圧され、気体側空室とシェル外とが
遮断され、アキュムレーター作用を行なうため、長期間
安定したアキュムレーター特性が得られるものである。
この考案は、上記した基本的構成であるから以下の利点
を有する。
本考案はばね手段により液体側空室内に液圧が作用しな
い状態において、気体側空室とシェル外(例えば大気圧
)と自動的に連通し気体側空室に気体が補給されるため
、気体側空室内の気体量が不足した状態で運転が続行さ
れ、ブラダが異常作動を強いられることがなく、ブラダ
の寿命が延長される。
以下、この考案の一実施例を第1図及び第2図に基づい
て説明する。
シェル1 ヲ構成するシェル本体11及びシェル蓋11
を適宜な結合手段を用いて互いに結合させて内部に空所
を形成せしめ、前記シェル本体11及びシェル蓋11′
の嵌合部においてゴム状弾性材製で皿形状のブラダ2の
取付部22を挾持してブラダの膜体21によって前記空
所を気体側空室13及び液体側空室12に2分させる。
シェル本体11の端部には装置系に取付けるための取付
手段14及び液体側空室へ通じる液導入孔15を設は、
シェル蓋中央部に気体側空室13から大気へ通じる通気
孔16を設けている。
ブラダ2は径方向外端にある取付部22によってシェル
1に取付けられ、膜体21の中央部に一体的に円盤形状
をなす弁体24が取付けられており、弁体24はシェル
1の通気孔16内を通って伸びる弁桿25を有しており
、弁桿25は一端を気前導入孔内に設けられたばね受座
17に支承されているばね手段3によって軸方向空室側
へ向って押圧され、端部のストッパ一部26が通気孔1
6内に設けられたストッパー受段部18によって係止さ
れている。
ブラダ2の膜体21の中央部に弁桿25を囲んで環状の
シールリップ23が設けられている。
図示した実施例においては圧縮気体として大気を使用し
ており、従ってアキュムレーターとしての作動圧も比較
的低圧の装置に使用されるものであるが、通気孔16を
容量が大で、圧力気体を内蔵する圧力容器に連接した場
合は該容器内圧力を基準圧とし、更に高圧の液体作動圧
を示すアキュムレーターとして使用することが可能であ
る。
そして、液体側空室12内の圧力が一定圧力以下となる
と、ばね手段3により弁体24が液体側空室13側に移
動し、ブラダ2側に設けたシールリップ23が蓋11′
内面との密着をとき、気体側空室13とシェル1外とが
通気孔16と弁桿25との間に設けた間隙を介して連通
ずる状態となる。
逆に、液体側空室12内の圧力が一定圧力以上となると
、ばね手段3に抗して弁体24が蓋11′側に移動し、
シールリップ23が蓋11′内面と密着し、蓋11′内
面とブラダ21との間を遮断するごとく作動するのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例において液体が作動しない状
態を示す縦断面図、第2図は同じく液圧が作動している
状態を示す縦断面図であり、第3図は従来技術に係るア
キュムレーターの部分断面図である。 1・・・・・・シェル、3・・・・・・ばね手段、11
・・・・・・シェル本体、11′・・・・・・シェル蓋
、12・・・・・・液体側空室、13・・・・・・気体
側空室、14・・・・・・取付手段、15・・・・・・
液導入孔、16・・・・・・通気孔、17・・・・・・
ばね受座、18・・・・・・ストッパー受段部、2・・
・・・・ブラダ、21・・・・・・膜体、22・・・・
・・取付部、23・・・・・・シールリップ、24・・
・・・・弁体、25・・・・・・弁桿、26・・・・・
・ストッパ一部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体11と前記本体11に嵌着している蓋11′とより
    戒り、1端に液導入孔15を他端に通気孔16を有する
    シェル1、その外周縁に設けた取付部22が前記シェル
    1側に固着された前記シェル1内を液体側空室12と気
    体側空室13に仕切っているゴム状弾性材製皿状ブラダ
    21、前記ブラダ21の底部に一体的に固着されその一
    端が前記通気孔16内に挿入されている弁体24、一端
    が前記弁体24側に着座し他端が前記シェル1側に着座
    して前記弁体24を液体側空室12側に押圧しているば
    ね手段3及び前記蓋11′内面と前記ブラダ21の前記
    気体側空室13側の面との間に配置したシールリップ2
    3とよりなり、前記液体側空室12内の圧力が一定圧力
    以下となった際、前記ばね手段3により前記弁体24が
    前記液体側空室12側に移動することにより、前記シー
    ルリップ23による前記蓋11′内面と前記ブラダ21
    との間の密封がとかれ前記気体側空室13と前記シェル
    1外とが連通ずる状態となるとともに、前記液体側空室
    12内の圧力が一定圧力以上となった際、前記ばね手段
    3に抗して前記弁体24が前記蓋11′側に移動するこ
    とにより、前記シールリップ23が前記蓋11′内面と
    前記ブラダ21との間を遮断するようになしたことを特
    徴とするアキュムレーター。
JP9658076U 1976-07-20 1976-07-20 アキユムレーター Expired JPS603361Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9658076U JPS603361Y2 (ja) 1976-07-20 1976-07-20 アキユムレーター

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JP9658076U JPS603361Y2 (ja) 1976-07-20 1976-07-20 アキユムレーター

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Publication Number Publication Date
JPS5315115U JPS5315115U (ja) 1978-02-08
JPS603361Y2 true JPS603361Y2 (ja) 1985-01-30

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ID=28706987

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JP9658076U Expired JPS603361Y2 (ja) 1976-07-20 1976-07-20 アキユムレーター

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JPS5315115U (ja) 1978-02-08

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