JPS5910391Y2 - ポンプの自動空気補給装置 - Google Patents

ポンプの自動空気補給装置

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JPS5910391Y2
JPS5910391Y2 JP17891280U JP17891280U JPS5910391Y2 JP S5910391 Y2 JPS5910391 Y2 JP S5910391Y2 JP 17891280 U JP17891280 U JP 17891280U JP 17891280 U JP17891280 U JP 17891280U JP S5910391 Y2 JPS5910391 Y2 JP S5910391Y2
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JP
Japan
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valve
air supply
diaphragm
main body
chamber
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Application number
JP17891280U
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English (en)
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JPS57101385U (ja
Inventor
繁一 田口
Original Assignee
株式会社白川電機製作所
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Publication date
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ポンプの長期の運転停止期間中にその空気
補給室内に水が浸入することを防止できるポンプの自動
空気補給装置に関する。
揚水ポンプ等に使用される自動空気補給装置は、従来、
実公昭50−248号公報などにより各種のものが提案
されているが、ポンプの運転停止期間が長期にわたる場
合、この装置の空気補給室内が負圧となってポンプから
水が浸入し、運転時に必要な量の空気補給ができなくな
る欠点があつた。
この考案は、上記の欠点を解消するためになされたもの
で、空気補給室がポンプの停止期間中に負圧となること
を防ぎ、この室内への水の浸入を防止して、ポンプの運
転時に必要な量の空気を補給することができる自動空気
補給装置の提供を目的とする。
このために、本考案の自動空気補給装置は、容器状の本
体上部に接続口を下部に給気口を形或し、本体内を上室
と下室に分離して取付けたダイヤフラムの中心を貫通し
て弁軸を配置し、該弁軸の軸方向に軸孔が貫設され、該
弁軸の給気口付近の下部に給気弁を取付け、該ダイヤフ
ラムの下側に該弁軸に外嵌して本体内周部を摺動するピ
ストンを設けると共に、該ダイヤフラムの上に前記弁軸
の上部を覆う容器状の弁体をばねにより閉鎖方向に付勢
して取付けて構威した。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図は自動空気補給装置の半断面図を示し、補給装置の本
体1は上下に別れ、ボルト締めにより接続される容器状
に形或され、上部と下部にそれぞれポンプへの接続口2
と外気を給気する給気口3が設゛けられている。
上部の接続口2の外周におねじが形或され、オーリング
4が取付けられている。
本体1内の中心部には弁軸5が配置されている。
この弁軸5の上部には軸方向の軸孔5aと、これに連通
ずる径方向の径孔5bが穿設され、その中間外周部にピ
ストン6が円筒7を介してナット8により固定されてい
る。
このピストン6は本体1の内周部に摺動可能に配置され
、ピストン6と円筒7との間には弁軸5が貫通するダイ
ヤフラム9が取付けられ、その全外周部は本体1の接続
部に保持されている。
この弁軸5はダイヤフラム9の中心部を貫通する。
したがって、本体1内部はこのダイヤフラム9により、
王室10と下室11に分離され、弁軸5の径孔5bと軸
孔5aにより連通されることになる。
12は上室10内に配置された容器状の弁体であって、
コイルばね13によりダイヤフラム9上に押圧された状
態で取付けられている。
弁軸5の下部における本体1の給気口3の箇所には給気
弁14が、弁軸5に外嵌された弁パッキン15を弁体と
して、本体1の内側フランジ部16を弁座として形或さ
れている。
17はフランジ部16とピストン6との間に取付けられ
たコイルばねである。
上記のように構或された自動空気補給装置は、その接続
口2を揚水ポンプの吸入水路側に接続され、次のように
動作する。
先ず、ポンプが作動して吸水を行なうと、その吸入水路
の流速により補給装置の上室10内が負圧となり、弁体
12がコイルばね13を圧縮するように上昇し、ダイヤ
フラム9との間の弁体を開く。
すると、空気補給室となる下室11内の空気が径孔5b
、軸孔5aを通って弁体12の下から上室10に吸引さ
れ、必要な量の空気が接続口2から吸入水路に入り、ポ
ンプを経て圧力タンクに送られる。
この時、補給装置の下室11内は外気に対し負圧状態と
なっている。
そして、ポンプの運転を停止すると、圧力タンクからの
水圧により吸入水路の水が接続口2から上室10内に流
入し、弁体12を下方に押圧してこの弁を完全に閉鎖す
る。
すると、弁体12は、コイルばね13の付勢力と水圧に
よりダイヤフラム9、ピストン6と共に弁軸5全体を下
方へ押下げるように動作する。
この弁軸5の下降により弁パッキン15が弁座から離れ
て給気弁14が開き、下室11内に外気が一定吸引導入
され、この内部は大気圧に上げられる。
したがって、空気補給室である下室11内は正圧である
から上室10から水が浸入することはなく、次のポンプ
の運転に際し、適正な量の空気を補給することができる
以上のように、この考案の自動空気補給装置によれば、
1本の弁軸上に、吸入水路側の水圧により作動する弁と
、空気補給室内に空気を取入れる給気弁とを配設し、ポ
ンプの吸入水路側でその停止時に生ずる逆流圧力により
水路側の弁を閉じ、同時に、給気弁を開いて空気補給室
内に給気を行なうように構威したから、ポンプの長期停
止時間中にポンプ側から空気補給室内に浸水することは
全くなく、必要な量の空気を補給室内に溜めて、運転時
にこれを完全に供給することができる。
さらに、上室と下室を分離するダイヤフラムの中心に軸
孔をもつ弁軸が貫通し、弁軸の上を覆うように容器状の
弁体がダイヤフラムの上に被せられるから、弁体やダイ
ヤフラムが構造的に強固で変形がなく、耐久性に優れ、
長期間の使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示す自動空気補給装置の部分断
面図である。 1・・・本体、2・・・接続口、3・・・給気口、5・
・・弁軸、6・・・ピストン、9・・・ダイヤフラム、
12・・・弁体、13・・・コイルばね、14・・・給
気弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器状の本体上部に接続口を下部に給気口を形或し、本
    体内を上室と下室に分離して取付けたダイヤフラムの中
    心を貫通して弁軸を配置し、該弁軸の軸方向に軸孔が貫
    設され、該弁軸の給気日付近の下部に給気弁を取付け、
    該ダイヤフラムの下側に該弁軸に外嵌して本体内周部を
    摺動するピス1・ンを設けると共に、該ダイヤフラムの
    上に前記弁軸の上部を覆う容器状の弁体をばねにより閉
    鎖方向に付勢して取付けたことを特徴とするポンプの自
    動空気補給装置。
JP17891280U 1980-12-12 1980-12-12 ポンプの自動空気補給装置 Expired JPS5910391Y2 (ja)

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JPS57101385U JPS57101385U (ja) 1982-06-22
JPS5910391Y2 true JPS5910391Y2 (ja) 1984-04-02

Family

ID=29974129

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