JPS5916610Y2 - 速度制御弁 - Google Patents

速度制御弁

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JPS5916610Y2
JPS5916610Y2 JP15117879U JP15117879U JPS5916610Y2 JP S5916610 Y2 JPS5916610 Y2 JP S5916610Y2 JP 15117879 U JP15117879 U JP 15117879U JP 15117879 U JP15117879 U JP 15117879U JP S5916610 Y2 JPS5916610 Y2 JP S5916610Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
hole
poppet
needle
valve
diameter part
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Expired
Application number
JP15117879U
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English (en)
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JPS5667478U (ja
Inventor
和寿 和田
民次 持田
Original Assignee
黒田精工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、速度制御弁に関し、特に絞り弁と逆止弁とを
組込んで一体構造とした速度制御弁に関するものである
油圧シリンダ等の作動油回路に絞り弁と逆止弁とを並列
に接続し、制御方向には制御流量を流し、戻り方向には
逆止弁を通過させ小さい抵抗のもとに流す構成は良く知
ら□れている。
一般には絞り弁と逆止弁とを別個に組込む形となり、そ
のために部品点数が多く構造が複雑で組付けが不便にな
るなどの問題点が存在する。
絞り弁と逆止弁とを1個の弁に組込んだ例としては、例
えば実公昭53−7215号公報に示す弁が挙げられる
この弁は弁体内に組込んだポペットを押し下げて制御間
隙を形成すると共に、逆止弁の反対方向圧力をポペット
上面に導いてポペットを更に押下げて反対側流路を形成
するものであって、逆止弁を組込んだためにその構成は
簡単になる。
然しなから、制御間隙はポペット全周となるために低流
量の場合の制御が極めて困難であることは明らかである
本考案の目的は、絞り弁と逆止弁とを組込んで一体構造
とし、制御時の流路と逆止弁開時の流路とを別個として
低流量の時の制御を容易にした制御弁を提供することに
あり、その内容は、弁本体と、ニードルと、ポペットか
ら成り、弁本体は、取付用外ねじを有する外径部と、内
ねじを有する内径部と、外径部に形成した環状溝と、環
状溝と内径部を連通させる通孔とを有し、ニードルは、
前記弁本体の内ねしに調整可能に螺合する外ねじと、下
端に形成した軸線方向の盲孔と、盲孔と外壁面との間を
連通ずる斜孔と横孔とを有し、前記斜孔及び横孔を互に
長平方向にずらせて配置し、ポペツI・は、ニードル外
面を滑動して弁本体下面にばねにより押圧されるものと
し、ニードルを調整して少なくとも1個の斜孔の少なく
ともその一部がポペット上端面を越えた時に制御流量の
流体を流すことを特徴とするものである。
本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考越に係るカートリッジ式速度制御弁を基台
1に取付けた状態を示す断面図であり、基台1は流体入
口側2と流体出口孔3とを有し、流体入口孔2に対し軸
線方向に弁の挿入孔4が形成され、出口孔3が挿入孔4
の横孔となるようにされている。
入口孔2は例えば図示しないポンプからの流体を受け、
出口孔3は流体作動機器、例えば図示しないシリンダ等
に連通している。
基台1の挿入孔4に筒状の本体10が螺着され、この本
体10はほは゛中空円筒状とし、中央縦孔11の上端部
内側にねじ部12を有している。
本体10の外周途中に環状溝13が形成され、中央縦孔
11と環状溝13との間は複数個の通孔14によって連
通されている。
本体10の平端部外周にはOリング15が嵌装され挿入
孔4との間を封鎖し、本体2よりも下方の部分と環状溝
13との間の漏洩を防いでいる。
又、本体10を挿入孔4との間はOリング16によって
封鎖されている。
本体10のねじ部12に下方からニードル17が回転自
在に螺着され、ニードル17の上端は本体10より上方
に突出され、22に係止部材ここによってつまみ19が
固定され、このつまみ19によりニードル17の相対高
さは調整され、ロックナツト20によって調整位置を保
持するようになっている、ニードル17は、本体10の
中央縦孔11にねじ部12の下方で滑動接触され、Oリ
ング22によって作動流体のねじ部12への漏洩を防い
でいる。
ニードル17はOリング22よりも下方に延長されて弁
部23が形成されておりこの弁部23内に下端から軸線
方向に盲孔とした縦孔24が形成されている。
縦孔24には斜方向に複数個の斜孔25と、この斜孔2
5から位置をずらして下方に複数個の横孔26が形成さ
れ外周に連通されている。
ニードル17の下端には外方を向いたポペット抜止め用
のフランジ27が形成され、ニードル17の外周に滑動
接触されたポペット28の下端面とフランジ27との間
に圧縮ばね29が介挿され、ポペット28は本体10の
下端面に押圧され本体10の中央縦孔11と挿入孔4の
下部との間を遮断している。
上述の構成によって、本体10、ニードル17、ポペッ
ト28、ばね29は一体となって基台1の挿入孔4に螺
着することができ、取外すことも可能となる。
第1図に示す位置ではニードル17は下端位置にあり、
ニードル17の下端面は挿入孔4の底面に接触している
ニードル17の斜孔25、横孔26はポペット28の上
端面よりも下方にあり、流体入口”JL2からの流体は
流体出口孔3に連通しない。
この状態で流体出口孔3の流体圧力が流体入口側2のそ
れよりも高くなれば、例えば人口孔2は排油孔に連通し
、出口孔3がシリンダの戻り油路となった時には、出口
孔3からの流体は本体10の環状溝13、通孔14、中
央縦孔11を経由してポペット28の上端面に作用し、
ポペツ1〜28を押下げて挿入孔4に入り、ニードル1
7の横孔26から縦孔24に入り、入口孔2に流れ、ポ
ペット28は逆止弁としての役割を果す。
ロックナラI・20を緩めてつまみ19を回転し、ニー
ドル17を引上げれば、斜孔25の上端はポペット26
の上端面よりも上方に位置する。
この時は例えば入口孔2はポンプ出口に連通し出口孔3
はシリンダ等の供給口に連通ずる。
従ってポペット28の下面に作用する圧力は本体10の
中央縦孔11に作用する圧力よりも高く、ポペット28
は第1図の位置を保持する。
弁部23の斜孔25がポペット28の上端面よりも上方
とれば、入口孔2からの流体は弁部23の縦孔24、斜
孔25を通り、斜孔25のポペット28に対する開口面
積により制御流量となって本体10の中央縦孔11.通
孔14、環状溝13を経由して出口孔3に流れる。
従ってニードル17の引上位置を調整して流量を制御し
、シリンダ等の作動速度を所要の速度とすることができ
る。
作動終了すればつまみ19を回転し、ニードル17を下
げて斜孔25をポペット28の上端面よりも下方とし、
入口孔2と出口孔3との連通を遮断すれば、ポペット2
8は再び逆止弁として作用する。
上述の構成によって、制御流量時はニードルを調整して
斜孔から流体を供給し、この時はポペットは逆止弁とし
て作用し、反対方向から流体圧力が作用した時はポペッ
トを押下げてポペット外周を通る流れとすることができ
る。
従って、制御流量時と逆止弁開時とは流体経路が全く異
なり、互に所要の開口面積が得られ、低流量時の制御が
極めて容易になる。
このように本考案に係る速度制御弁は、絞り弁と逆止弁
とが一体の簡素な構成となり、挿入孔に簡単に組込むこ
とができ、しかも精細な流量制御を実施することが可能
である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係る速度制御弁の一実施例の縦断面図
である。 符号10は本体、11は中央縦孔、12はねじ部、13
は環状溝、14は通孔、17はニードル、19はつまみ
、20はロックナツト、23は弁部、24は縦孔、25
は斜孔、 26は横孔、 27はフランジ、 28はポペ ット、 29は圧縮ばねである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体と、ニードルと、ポペットとから戊り、弁本体は
    取付用外ねじを有する外径部と、内ねじを有する内径部
    と、外径部に形成した環状溝と、環状溝と内径部を連通
    させる通孔とを有し、二ドルは、前記体本体の内ねしに
    調整可能に螺合する外ねじと、下端に形成した軸線方向
    盲孔と、盲孔と外壁面との間を連通ずる斜孔と横孔とを
    有し、前記斜孔及び横孔を互に長手方向にずらせて配置
    し、ポペットはニードル外面を摺動して弁本体下面にば
    ねにより押圧されるものとし、ニードルを調整して少な
    くとも1個の斜孔を少なくともその一部がポペット上端
    面を越えた時に制御流量の流体を流すことを特徴とする
    速度制御弁。
JP15117879U 1979-10-31 1979-10-31 速度制御弁 Expired JPS5916610Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15117879U JPS5916610Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 速度制御弁

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JP15117879U JPS5916610Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 速度制御弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5667478U JPS5667478U (ja) 1981-06-04
JPS5916610Y2 true JPS5916610Y2 (ja) 1984-05-15

Family

ID=29382155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15117879U Expired JPS5916610Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 速度制御弁

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JPS5667478U (ja) 1981-06-04

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