JPS596299Y2 - 残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズル - Google Patents
残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズルInfo
- Publication number
- JPS596299Y2 JPS596299Y2 JP10475976U JP10475976U JPS596299Y2 JP S596299 Y2 JPS596299 Y2 JP S596299Y2 JP 10475976 U JP10475976 U JP 10475976U JP 10475976 U JP10475976 U JP 10475976U JP S596299 Y2 JPS596299 Y2 JP S596299Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- spray nozzle
- cylinder
- dripping
- residual liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズルに関
するものである。
するものである。
従来、給油ノズルにおいて、流路内残液がノズル先端か
ら滴下するのを防止するために、第2図に示されている
ような、ノズル本体19の先端に、スナップリング20
を以って弁座21を設け、弁座21のシャフト部をガイ
ドとして弁22をスプリング23およびスプリング止8
により取付けたものはすでに知られている(実公昭42
−19187号公報)。
ら滴下するのを防止するために、第2図に示されている
ような、ノズル本体19の先端に、スナップリング20
を以って弁座21を設け、弁座21のシャフト部をガイ
ドとして弁22をスプリング23およびスプリング止8
により取付けたものはすでに知られている(実公昭42
−19187号公報)。
しかしながら、この弁構造では、スプリング23が露出
しているため、液体に常にさらされる。
しているため、液体に常にさらされる。
液体が油の場合はともかく、これが消毒液その他の薬剤
の場合は、スプリングに腐食が生じ、弁開閉が円滑にい
かなくなるという問題があるし、ノズル自体をこのよう
な特殊な弁構造を備えたものにする必要がある。
の場合は、スプリングに腐食が生じ、弁開閉が円滑にい
かなくなるという問題があるし、ノズル自体をこのよう
な特殊な弁構造を備えたものにする必要がある。
この考案の目的は、上記の問題を解決するとともに製作
の容易な残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズルを提供す
ることにある。
の容易な残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズルを提供す
ることにある。
この考案による残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズルは
、上記の目的を達戒するため、噴霧ノズルと、これに装
着された残液滴下防止自動開閉弁とよりなり、弁は導管
に接続せられる液体入口および噴霧ノズルと連通ずる液
体出口を両端に有する水平筒体と、水平筒体のは・゛中
央部にその中心軸線と直交して設けられた貫通孔に嵌入
固着されている垂直弁収容有底筒体とを備えており、有
底筒体には、テーパ状下端部を有する摺動弁体と、これ
を有底筒体の底に押圧するように付勢しているスプリン
グとが収められており、有底筒体の入口側の壁に、弁降
下時および弁上昇時ともに出口と筒体下部空間とを連通
せしめる流入孔が、有底筒体の出口側の壁に弁上昇時の
み出口と筒体下部空間とを連通せしめる流出孔がそれぞ
れあけられているものである。
、上記の目的を達戒するため、噴霧ノズルと、これに装
着された残液滴下防止自動開閉弁とよりなり、弁は導管
に接続せられる液体入口および噴霧ノズルと連通ずる液
体出口を両端に有する水平筒体と、水平筒体のは・゛中
央部にその中心軸線と直交して設けられた貫通孔に嵌入
固着されている垂直弁収容有底筒体とを備えており、有
底筒体には、テーパ状下端部を有する摺動弁体と、これ
を有底筒体の底に押圧するように付勢しているスプリン
グとが収められており、有底筒体の入口側の壁に、弁降
下時および弁上昇時ともに出口と筒体下部空間とを連通
せしめる流入孔が、有底筒体の出口側の壁に弁上昇時の
み出口と筒体下部空間とを連通せしめる流出孔がそれぞ
れあけられているものである。
この考案による残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズルに
導管が接続せられるもので、入口から弁収容有底筒体の
下部空間内に流入孔を通って流入充満した液体の圧力が
、設定圧力以上になると、弁体はスプリングの力に抗し
て押上げられ、流出孔が筒体下部空間と通じて液体が噴
霧ノズルに至る。
導管が接続せられるもので、入口から弁収容有底筒体の
下部空間内に流入孔を通って流入充満した液体の圧力が
、設定圧力以上になると、弁体はスプリングの力に抗し
て押上げられ、流出孔が筒体下部空間と通じて液体が噴
霧ノズルに至る。
逆に、弁収容有底筒体の液圧が低下すれば、直ちにスプ
リングの力によって弁体が押下けられ、流出孔は弁体に
よって閉塞され、噴霧ノズルへの液の流入が自動的に阻
止され、噴霧ノズルからの残液滴下はない。
リングの力によって弁体が押下けられ、流出孔は弁体に
よって閉塞され、噴霧ノズルへの液の流入が自動的に阻
止され、噴霧ノズルからの残液滴下はない。
この考案の実施例を、図面を参照して説明する。
第1図に示されている残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノ
ズルは、噴霧ノズル7と、これに装着された残液滴下防
止自動開閉弁1とよりなり、弁1は導管に接続せられる
液体人口2および噴霧ノズル7と連通する液体出口3を
両端に有する水平筒体4と、水平筒体4のは・゛中央部
にその中心軸線と直交して設けられた貫通孔5に嵌入固
着されている垂直弁収容有底筒体6とを備えており、有
底筒体6には、テーパ状下端部10Aを有する摺動弁体
10と、これを有底筒体6の底に押圧するように付勢し
ているスプリング11とが収められており、有底筒体6
の入口側の壁6Cに弁降下時および弁上昇時ともに出口
2と筒体下部空間6Bとを連通せしめる流入孔8が、有
底筒体6の出口側の壁6Dに弁上昇時のみ出口3と筒体
下部空間6Bとを連通せしめる流出孔9がそれぞれあけ
られているものである。
ズルは、噴霧ノズル7と、これに装着された残液滴下防
止自動開閉弁1とよりなり、弁1は導管に接続せられる
液体人口2および噴霧ノズル7と連通する液体出口3を
両端に有する水平筒体4と、水平筒体4のは・゛中央部
にその中心軸線と直交して設けられた貫通孔5に嵌入固
着されている垂直弁収容有底筒体6とを備えており、有
底筒体6には、テーパ状下端部10Aを有する摺動弁体
10と、これを有底筒体6の底に押圧するように付勢し
ているスプリング11とが収められており、有底筒体6
の入口側の壁6Cに弁降下時および弁上昇時ともに出口
2と筒体下部空間6Bとを連通せしめる流入孔8が、有
底筒体6の出口側の壁6Dに弁上昇時のみ出口3と筒体
下部空間6Bとを連通せしめる流出孔9がそれぞれあけ
られているものである。
噴霧ノズル7は、水平筒体4の出口3に設けられた雄ね
じ部3Aとねし合わされている雌ねじ部15Aを有する
水平短筒状ノズル本体15と、ノズル本体15の先端内
方段部に配置せられかつ中央に噴出口16を有するノズ
ル・チップ17と、ノズル本体15の先端外側にねじは
められたノズル・チップ固定キャップ18とよりなり、
内部に小空間15Bが形或せられている。
じ部3Aとねし合わされている雌ねじ部15Aを有する
水平短筒状ノズル本体15と、ノズル本体15の先端内
方段部に配置せられかつ中央に噴出口16を有するノズ
ル・チップ17と、ノズル本体15の先端外側にねじは
められたノズル・チップ固定キャップ18とよりなり、
内部に小空間15Bが形或せられている。
水平筒体4の入口2には、導管接続用雌ねじ部2Aが設
けられている。
けられている。
垂直弁収容有底筒体6の底には、弁体上下調節ねじ12
がねじ込まれており、同筒体6の上端には内方突出縁部
6Aが設けられ、これの下面と弁体10の上面とにスプ
リング11の上下端が受けられている。
がねじ込まれており、同筒体6の上端には内方突出縁部
6Aが設けられ、これの下面と弁体10の上面とにスプ
リング11の上下端が受けられている。
,弁体10の摺動部には、上下2個のOリング13,
14が、弁体下降時流出孔9の上下部に位置するように
所定間隔をおいて配置せられている。
14が、弁体下降時流出孔9の上下部に位置するように
所定間隔をおいて配置せられている。
なお、流出孔9は流入口8よりも小径であり、かつ同一
高さに複数設けられている。
高さに複数設けられている。
上記残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズルに導管が接続
せられ、入口2に液体が供給せられると、液体は流入孔
8を通って弁収容有底筒体6の下部空間6Bに充満する
。
せられ、入口2に液体が供給せられると、液体は流入孔
8を通って弁収容有底筒体6の下部空間6Bに充満する
。
その結果、液体の圧力が、設定圧力以上になると、弁体
10はスプリング11の力に抗して押上げられ、流出孔
9が筒体下部空間6Bと通じて液体が噴霧ノズル7に至
り、ノズル7の噴出口16から噴霧される。
10はスプリング11の力に抗して押上げられ、流出孔
9が筒体下部空間6Bと通じて液体が噴霧ノズル7に至
り、ノズル7の噴出口16から噴霧される。
逆に、弁収容有底筒体6の下部空間6Bの液圧が低下す
れば、直ちにスプリング11の力によって弁体10が押
下げられ、流出孔9は弁体10によって閉塞され、噴霧
ノズル7への液の流入が自動的に阻止され、ノズル噴出
口16からの残液滴下はない この考案の残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズルによれ
ば、上述のような構戒を有するので、導管内圧力が低下
すると自動的にしかも急速に流路が閉塞されるので、噴
霧ノズル7からの残液滴下がなくなり、残液滴下による
薬剤等の不経済性ならびに他の器物に対する悪影響を解
消することができる。
れば、直ちにスプリング11の力によって弁体10が押
下げられ、流出孔9は弁体10によって閉塞され、噴霧
ノズル7への液の流入が自動的に阻止され、ノズル噴出
口16からの残液滴下はない この考案の残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズルによれ
ば、上述のような構戒を有するので、導管内圧力が低下
すると自動的にしかも急速に流路が閉塞されるので、噴
霧ノズル7からの残液滴下がなくなり、残液滴下による
薬剤等の不経済性ならびに他の器物に対する悪影響を解
消することができる。
また弁1は、水平筒体4と、水平筒体のは・゛中央部に
その中心軸線と直交して設けられた貫通孔5に嵌入固着
されており、かつ流入孔8および流出孔9を備えた垂直
弁収容有底筒体6とよりなり、有底筒体6に、テーパ状
下端部10Aを有する摺動弁体10と、これを有底筒体
6の底に押圧するように付勢しているスプリング11と
が収められているものであり、水平筒体4自体に弁構造
を付与するものでなく、上記構造の有底筒体6を水平筒
体4に組合わせればよいだけであるから、弁1の製作が
きわめて容易かつ能率的に行ないつる。
その中心軸線と直交して設けられた貫通孔5に嵌入固着
されており、かつ流入孔8および流出孔9を備えた垂直
弁収容有底筒体6とよりなり、有底筒体6に、テーパ状
下端部10Aを有する摺動弁体10と、これを有底筒体
6の底に押圧するように付勢しているスプリング11と
が収められているものであり、水平筒体4自体に弁構造
を付与するものでなく、上記構造の有底筒体6を水平筒
体4に組合わせればよいだけであるから、弁1の製作が
きわめて容易かつ能率的に行ないつる。
さらにスプリング11は弁収容有底筒体6内にあるので
、液体にさらされることにより腐食のおそれがなく、弁
1の円滑な開閉を保証する。
、液体にさらされることにより腐食のおそれがなく、弁
1の円滑な開閉を保証する。
第1図はこの考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は
従来の弁付きノズルの要部縦断面図である。 1・・・弁、2・・・入口、3・・・出口、4・・・水
平筒体、6・・・垂直弁収容有底筒体、6C・・・入口
側の壁、6D・・・出口側の壁、7・・・噴霧ノズル、
8・・・流入孔、9・・・流出孔、10・・・摺動弁体
、IOA・・・筒体下部空間、11・・・スプリング。
従来の弁付きノズルの要部縦断面図である。 1・・・弁、2・・・入口、3・・・出口、4・・・水
平筒体、6・・・垂直弁収容有底筒体、6C・・・入口
側の壁、6D・・・出口側の壁、7・・・噴霧ノズル、
8・・・流入孔、9・・・流出孔、10・・・摺動弁体
、IOA・・・筒体下部空間、11・・・スプリング。
Claims (1)
- 噴霧ノズル7と、これに装着された残液滴下防止自動開
閉弁1とよりなり、弁1は導管に接続せられる液体人口
2および噴霧ノズル7と連通する液体出口3を両端に有
する水平筒体4と、水平筒体4のは・゛中央部にその中
心軸線と直交して設けられた貫通孔5に嵌入固着されて
いる垂直弁収容有底筒体6とを備えており、有底筒体6
には、テーパ状下端部10Aを有する摺動弁体10と、
これを有底筒体6の底に押圧するように付勢しているス
プリング11とが収められており、有底筒体6の入口側
の壁6Cに弁降下時および弁上昇時ともに出口2と筒体
下部空間6Bとを連通せしめる流入孔8が、有底筒体6
の出口側の壁6Dに弁上昇時のみ出口3と筒体下部空間
6Bとを連通せしめる流出孔9がそれぞれあけられてい
る残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10475976U JPS596299Y2 (ja) | 1976-08-04 | 1976-08-04 | 残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10475976U JPS596299Y2 (ja) | 1976-08-04 | 1976-08-04 | 残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5322316U JPS5322316U (ja) | 1978-02-24 |
JPS596299Y2 true JPS596299Y2 (ja) | 1984-02-27 |
Family
ID=28714927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10475976U Expired JPS596299Y2 (ja) | 1976-08-04 | 1976-08-04 | 残液滴下防止自動開閉弁付噴霧ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596299Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-08-04 JP JP10475976U patent/JPS596299Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5322316U (ja) | 1978-02-24 |
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