JPH02534Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH02534Y2 JPH02534Y2 JP1984023722U JP2372284U JPH02534Y2 JP H02534 Y2 JPH02534 Y2 JP H02534Y2 JP 1984023722 U JP1984023722 U JP 1984023722U JP 2372284 U JP2372284 U JP 2372284U JP H02534 Y2 JPH02534 Y2 JP H02534Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve seat
- check valve
- elbow
- valve
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は汚濁水の逆流を防止する逆止弁に関す
る。特に、本考案は湯水混合栓のシヤワー出口部
に回転自在に接続されるエルボの内部に装着する
のに適した逆止弁に関する。
る。特に、本考案は湯水混合栓のシヤワー出口部
に回転自在に接続されるエルボの内部に装着する
のに適した逆止弁に関する。
従来、このシヤワー装置として実開昭55−
40247号公報のものがある。このものについて説
明すると、一端が湯水混合栓のシヤワー出口部に
回転自在に接続され、他端にシヤワーホースが接
続されるエルボを、略直角方向に交わる第1管状
部と第2管状部とで形成して第1管状部をシヤワ
ー出口部に、第2管状部をシヤワーホースに夫々
接続している。そして第1管状部内に逆止弁座を
形成すると共にこの逆止弁座に相対するエルボ外
壁に蓋で塞がれる開口を開穿し、この開口より逆
止弁座に対応する逆止弁体と、逆止弁体を逆止弁
座側へ付勢するバネとを挿入している。
40247号公報のものがある。このものについて説
明すると、一端が湯水混合栓のシヤワー出口部に
回転自在に接続され、他端にシヤワーホースが接
続されるエルボを、略直角方向に交わる第1管状
部と第2管状部とで形成して第1管状部をシヤワ
ー出口部に、第2管状部をシヤワーホースに夫々
接続している。そして第1管状部内に逆止弁座を
形成すると共にこの逆止弁座に相対するエルボ外
壁に蓋で塞がれる開口を開穿し、この開口より逆
止弁座に対応する逆止弁体と、逆止弁体を逆止弁
座側へ付勢するバネとを挿入している。
このものにおいては、逆止弁を取付けるにはこ
の専用のエルボが必要であるうえ逆止弁座が腐蝕
すると、エルボごと交換せねばならず、補修が大
変である。
の専用のエルボが必要であるうえ逆止弁座が腐蝕
すると、エルボごと交換せねばならず、補修が大
変である。
本考案が解決しようとする技術的課題は、逆止
弁をエルボに装着するに当たつて、エルボに何ら
特別な加工を施す必要がないようにすることにあ
る。
弁をエルボに装着するに当たつて、エルボに何ら
特別な加工を施す必要がないようにすることにあ
る。
この技術的課題を達成する為に、本考案が講じ
た技術的手段としては、逆止弁は、上端に外向き
の鍔部を有し、底部を傾斜弁座として形成し、こ
の弁座から下方に延びかつ流通路を構成する円筒
案内部を有する薄肉筒形材のカツプ形弁座要素
と、弁座と協働するO−リングを有し、カツプ形
弁座要素内にあつて弁座要素の薄肉円筒案内部で
垂直方向に移動自在に案内される弁体と、該弁体
を下方に付勢してO−リングを弁座に圧接させる
ための、前記弁座要素と弁体との間に配置された
コイルばねとからなる。而して、逆止弁は、その
カツプ形弁座要素の上端外向鍔をエルボの上端と
シヤワーホース接続金具との間にパツキングを介
して配置し、袋ナツトをエルボに螺着することに
よつてエルボ内に装着される。従つて、エルボに
特別な加工を施すことなく、逆止弁をエルボに装
着することができるとともに、袋ナツトをエルボ
から外すことによつて逆止弁全体をエルボから取
出すことができ、その補修が極めて容易になる。
た技術的手段としては、逆止弁は、上端に外向き
の鍔部を有し、底部を傾斜弁座として形成し、こ
の弁座から下方に延びかつ流通路を構成する円筒
案内部を有する薄肉筒形材のカツプ形弁座要素
と、弁座と協働するO−リングを有し、カツプ形
弁座要素内にあつて弁座要素の薄肉円筒案内部で
垂直方向に移動自在に案内される弁体と、該弁体
を下方に付勢してO−リングを弁座に圧接させる
ための、前記弁座要素と弁体との間に配置された
コイルばねとからなる。而して、逆止弁は、その
カツプ形弁座要素の上端外向鍔をエルボの上端と
シヤワーホース接続金具との間にパツキングを介
して配置し、袋ナツトをエルボに螺着することに
よつてエルボ内に装着される。従つて、エルボに
特別な加工を施すことなく、逆止弁をエルボに装
着することができるとともに、袋ナツトをエルボ
から外すことによつて逆止弁全体をエルボから取
出すことができ、その補修が極めて容易になる。
弁体は、一つの態様では、複数個の下方に延び
た脚をもつ支持体と、該支持体に隣接して外周に
O−リングのための環状溝を有し、中央ボスを支
持体の中央穴に通してこれにかしめて固定された
O−リング受けとからなり、支持体の脚にコイル
ばねの受けとして外方に屈曲されている。第2の
態様では、O−リング受けは小ねじをこれにねじ
込むことによつて支持体に固定される。
た脚をもつ支持体と、該支持体に隣接して外周に
O−リングのための環状溝を有し、中央ボスを支
持体の中央穴に通してこれにかしめて固定された
O−リング受けとからなり、支持体の脚にコイル
ばねの受けとして外方に屈曲されている。第2の
態様では、O−リング受けは小ねじをこれにねじ
込むことによつて支持体に固定される。
本考案の第3の態様では、弁体は、スカート部
に側方開口部を有し、上端が閉鎖された一体の円
筒要素として構成され、O−リングは該要素の上
部外周の環状溝に装着され、ばね受けが円筒要素
の下部外周に固着されている。
に側方開口部を有し、上端が閉鎖された一体の円
筒要素として構成され、O−リングは該要素の上
部外周の環状溝に装着され、ばね受けが円筒要素
の下部外周に固着されている。
今本考案の逆止弁の実施例を添付図面を参照し
て説明すると、先ず第1図において、逆止弁はカ
ツプ形弁座要素1と、弁体2とからなる。カツプ
形弁座要素1は薄肉筒形材のものであつて、上端
に外向きの鍔部3を有し、底部は傾斜弁座4とし
て形成され、薄肉円筒案内部5は傾斜弁座4から
下方に延び、そして流通路を構成している。弁体
2は複数個の下方に延びた脚6をもつ支持体7
と、外周にO−リング8のための環状溝9を有
し、中央ボス10を支持体7の中央穴11に通し
て支持体7にかしめ止めされたO−リング受け1
2とからなる。而して、環状溝9に嵌められたO
−リング8はO−リング受け12と支持体7とに
よつて保持される。脚6はその下端がばね受け1
3として外方に折曲げられ、弁体2は支持体7と
脚6のばね受け13との間に配置されたコイルば
ね14によつて下方に付勢されこれによつてO−
リング8は弁座4に圧接される。
て説明すると、先ず第1図において、逆止弁はカ
ツプ形弁座要素1と、弁体2とからなる。カツプ
形弁座要素1は薄肉筒形材のものであつて、上端
に外向きの鍔部3を有し、底部は傾斜弁座4とし
て形成され、薄肉円筒案内部5は傾斜弁座4から
下方に延び、そして流通路を構成している。弁体
2は複数個の下方に延びた脚6をもつ支持体7
と、外周にO−リング8のための環状溝9を有
し、中央ボス10を支持体7の中央穴11に通し
て支持体7にかしめ止めされたO−リング受け1
2とからなる。而して、環状溝9に嵌められたO
−リング8はO−リング受け12と支持体7とに
よつて保持される。脚6はその下端がばね受け1
3として外方に折曲げられ、弁体2は支持体7と
脚6のばね受け13との間に配置されたコイルば
ね14によつて下方に付勢されこれによつてO−
リング8は弁座4に圧接される。
第2図に示す逆止弁では、O−リング受け12
はかしめ止めの代りに、小ねじ15をO−リング
受け12にねじ込むことによつて支持体7に固定
される。第3図に示す逆止弁の例では、弁体2
は、スカート部16に側方開口部17を有し、上
端が閉鎖された一体の円筒要素18として構成さ
れ、O−リング8は、円筒要素18の上部外周に
形成されている環状溝19に嵌められている。コ
イルばね14のためのばね受け13′は円筒要素
18の下部外周に固定される。
はかしめ止めの代りに、小ねじ15をO−リング
受け12にねじ込むことによつて支持体7に固定
される。第3図に示す逆止弁の例では、弁体2
は、スカート部16に側方開口部17を有し、上
端が閉鎖された一体の円筒要素18として構成さ
れ、O−リング8は、円筒要素18の上部外周に
形成されている環状溝19に嵌められている。コ
イルばね14のためのばね受け13′は円筒要素
18の下部外周に固定される。
いずれの例においても、逆止弁は、そのカツプ
形弁座要素1を、湯水混合栓のシヤワー出口部に
回転自在に接続されるエルボ20内にその一端か
ら挿入し、弁座要素1の上端外向き鍔部3をエル
ボ20の端面に当て、シヤワーホース21の接続
金具22をパツキング23を介して上から当て袋
ナツト24をエルボ20に螺着することによつて
エルボ20内に装着される。湯水混合栓の切換え
によつて湯水はエルボ20から逆止弁を通つてシ
ヤワーホースに流入する。この際、逆止弁の弁体
はコイルばね14の作用に抗して上昇するから、
湯水は支持体7の脚6の間(第1図および第2図
の場合)又は円筒形要素のスカート部16の側方
開口部17(第3図の場合)を通り、弁座要素の
薄肉案内部によつて構成された流通路を通つて上
方に流出する。湯水の供給が断たれると、弁体2
はコイルばね14の作用で下降し、O−リング8
を弁座要素の弁座4に圧接して逆止弁としての機
能をはたす。
形弁座要素1を、湯水混合栓のシヤワー出口部に
回転自在に接続されるエルボ20内にその一端か
ら挿入し、弁座要素1の上端外向き鍔部3をエル
ボ20の端面に当て、シヤワーホース21の接続
金具22をパツキング23を介して上から当て袋
ナツト24をエルボ20に螺着することによつて
エルボ20内に装着される。湯水混合栓の切換え
によつて湯水はエルボ20から逆止弁を通つてシ
ヤワーホースに流入する。この際、逆止弁の弁体
はコイルばね14の作用に抗して上昇するから、
湯水は支持体7の脚6の間(第1図および第2図
の場合)又は円筒形要素のスカート部16の側方
開口部17(第3図の場合)を通り、弁座要素の
薄肉案内部によつて構成された流通路を通つて上
方に流出する。湯水の供給が断たれると、弁体2
はコイルばね14の作用で下降し、O−リング8
を弁座要素の弁座4に圧接して逆止弁としての機
能をはたす。
本考案による逆止弁は上述のように構成されて
いるから、逆止弁をエルボに装着するに当つてエ
ルボに何ら特別な加工を施すことが必要でないか
ら既設のシヤワー装置に逆止弁を簡単に装着する
ことができる。又、補修に当つては、弁座要素を
エルボから引き抜くことによつて逆止弁を全体と
して取出すことができ大変都合が良い。
いるから、逆止弁をエルボに装着するに当つてエ
ルボに何ら特別な加工を施すことが必要でないか
ら既設のシヤワー装置に逆止弁を簡単に装着する
ことができる。又、補修に当つては、弁座要素を
エルボから引き抜くことによつて逆止弁を全体と
して取出すことができ大変都合が良い。
又、弁座要素は薄肉筒形材であるのでパイプ材
から容易に成形加工でき、安価である。
から容易に成形加工でき、安価である。
第1図は本考案による逆止弁の断面図、第2図
は別の例を示す逆止弁の断面図、第3図は更に別
の例を示す逆止弁の断面図である。 1……カツプ形弁座要素、2……弁体、3……
鍔部、4……弁座、5……案内部、8……O−リ
ング、14……コイルばね。
は別の例を示す逆止弁の断面図、第3図は更に別
の例を示す逆止弁の断面図である。 1……カツプ形弁座要素、2……弁体、3……
鍔部、4……弁座、5……案内部、8……O−リ
ング、14……コイルばね。
Claims (1)
- 上端に外向きの鍔部を有し、底部を傾斜弁座と
して形成し、この弁座から下方に延び、且つ流通
路を構成する薄肉円筒案内部を有する薄肉筒形材
のカツプ形弁座要素と、弁座と協働するO−リン
グを有し、カツプ形弁座要素内にあつて弁座要素
の薄肉円筒案内部で垂直方向に移動自在に案内さ
れる弁体と、該弁体を下方に付勢してO−リング
を弁座に圧接させるための、前記要素と弁体との
間に配置されたコイルばねとからなることを特徴
とする逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2372284U JPS60134976U (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2372284U JPS60134976U (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 逆止弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60134976U JPS60134976U (ja) | 1985-09-07 |
JPH02534Y2 true JPH02534Y2 (ja) | 1990-01-09 |
Family
ID=30517211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2372284U Granted JPS60134976U (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 逆止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60134976U (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5697937B2 (ja) * | 2010-10-06 | 2015-04-08 | 株式会社不二工機 | 逆止弁 |
JP6424813B2 (ja) * | 2015-12-24 | 2018-11-21 | 株式会社豊田自動織機 | 圧縮機の逆止弁 |
JP6380367B2 (ja) * | 2015-12-24 | 2018-08-29 | 株式会社豊田自動織機 | 圧縮機の逆止弁 |
JP2017115688A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 株式会社豊田自動織機 | 圧縮機の逆止弁 |
JP2017115684A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 株式会社豊田自動織機 | 圧縮機の逆止弁 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57120771A (en) * | 1981-01-20 | 1982-07-27 | Hitachi Ltd | Check valve |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50106724U (ja) * | 1974-02-01 | 1975-09-02 | ||
JPS5540247U (ja) * | 1978-09-06 | 1980-03-14 |
-
1984
- 1984-02-21 JP JP2372284U patent/JPS60134976U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57120771A (en) * | 1981-01-20 | 1982-07-27 | Hitachi Ltd | Check valve |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60134976U (ja) | 1985-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4597112A (en) | Spring sealed drain fitting | |
JP4008236B2 (ja) | 可撓性のチューブを有する洗浄バルブ | |
EP1012413B9 (en) | Waste outlet device | |
US5095554A (en) | Sanitary fitting | |
CA2498853C (en) | Universal kinetic diverting spout post assembly | |
CA2239434C (en) | Pressure flushing device discharge extension | |
US6616119B2 (en) | Bypass orifice and filter for diaphragm type flush valve | |
US2303037A (en) | Valve | |
JPH02534Y2 (ja) | ||
US4329941A (en) | Water dispenser for small animals | |
US3030029A (en) | Drinking fountain attachment for faucets | |
CA2315563C (en) | Diaphragm assembly disc | |
US3584642A (en) | Float controlled valve assembly | |
JPS5851097B2 (ja) | 所定の時間中に液体の所定量を放出する蛇口 | |
US4757841A (en) | Spout with readily serviceable flow control | |
JPS6137048Y2 (ja) | ||
JP2503758Y2 (ja) | 排水栓装置 | |
GB2329332A (en) | Waste outlet device for a urinal | |
JPH08200520A (ja) | 球状弁体を有する弁装置 | |
JPH077404Y2 (ja) | 自閉水栓 | |
JPH0137681Y2 (ja) | ||
JPS6243463Y2 (ja) | ||
JPH0515931Y2 (ja) | ||
JPS6350526Y2 (ja) | ||
JPH0230525Y2 (ja) |