JPH08200520A - 球状弁体を有する弁装置 - Google Patents
球状弁体を有する弁装置Info
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- JPH08200520A JPH08200520A JP2337395A JP2337395A JPH08200520A JP H08200520 A JPH08200520 A JP H08200520A JP 2337395 A JP2337395 A JP 2337395A JP 2337395 A JP2337395 A JP 2337395A JP H08200520 A JPH08200520 A JP H08200520A
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- Japan
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- valve
- spherical
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- spherical valve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、球状弁体を有する弁装置にみら
れた弁体の遊動、回転による問題点を解決せんとするも
のである。 【構成】 弁箱(1)内の弁座(4)に接離して流路を開閉
する球状弁体(10)と、該球状弁体(10)を開弁方向へ作動
するプッシュロッド(11)とを有し、球状弁体(10)は常時
閉弁方向に付勢されており、プッシュロッド(11)には所
定の調整された操作力が負荷されている球状弁体を有す
る弁装置において、球状弁体(10)とプッシュロッド(11)
とを固着し、一体に連結したことを特徴とする球状弁体
を有する弁装置。
れた弁体の遊動、回転による問題点を解決せんとするも
のである。 【構成】 弁箱(1)内の弁座(4)に接離して流路を開閉
する球状弁体(10)と、該球状弁体(10)を開弁方向へ作動
するプッシュロッド(11)とを有し、球状弁体(10)は常時
閉弁方向に付勢されており、プッシュロッド(11)には所
定の調整された操作力が負荷されている球状弁体を有す
る弁装置において、球状弁体(10)とプッシュロッド(11)
とを固着し、一体に連結したことを特徴とする球状弁体
を有する弁装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、球状の弁体を弁座に
接離させて流路の開閉を行う球状弁体を有する弁装置の
新規な改良に関する。
接離させて流路の開閉を行う球状弁体を有する弁装置の
新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、球状の弁体を弁座に接離させて流
路の開閉を行うようにした球状弁体を有する弁装置は公
知であり、減圧弁、逆止め弁、安全弁やその他の用途に
広く利用されている。
路の開閉を行うようにした球状弁体を有する弁装置は公
知であり、減圧弁、逆止め弁、安全弁やその他の用途に
広く利用されている。
【0003】球状弁体を有する弁装置は、一般に球状の
弁体と該弁体を常時弁座に圧接する弾性付勢手段と、設
定された圧力以上の圧力で作動して弁体を弁座から離し
流路を開とするプッシュロッド手段とこれらを内装する
弁箱とから構成され、球状の弁体は弾性付勢手段及びプ
ッシュロッド手段とは別個の独立した部材として構成さ
れ、他の部材に固着されておらず、弁の開閉作動に伴っ
て自由に遊動、回転するようになっている。
弁体と該弁体を常時弁座に圧接する弾性付勢手段と、設
定された圧力以上の圧力で作動して弁体を弁座から離し
流路を開とするプッシュロッド手段とこれらを内装する
弁箱とから構成され、球状の弁体は弾性付勢手段及びプ
ッシュロッド手段とは別個の独立した部材として構成さ
れ、他の部材に固着されておらず、弁の開閉作動に伴っ
て自由に遊動、回転するようになっている。
【0004】かかる球状弁体を有する弁装置における遊
動、回転する球状弁体の構造は、時としてきわめて重大
な不具合を招来するおそれがあった。例えば蒸気を使用
する種々のプラントの流路に球状弁体を有する減圧弁を
配設した場合、ボイラーの腐触を防止するための防錆剤
である清缶剤が、二次側に負荷された大きな圧力でボイ
ラー内から吸い出されて蒸気と一緒に管路を流れて行
き、弁の二次側における減圧によって折出し弁体外周面
に付着して来る現象が見られる。この弁体外周面に付着
した異物が、弁体の遊動、回転によって弁座面に移動し
噛み込まれて弁の全閉を妨げてしまい、二次側の圧力が
設定値以上に上昇し安全弁が作動してラインが停止して
しまう事故が発生している。
動、回転する球状弁体の構造は、時としてきわめて重大
な不具合を招来するおそれがあった。例えば蒸気を使用
する種々のプラントの流路に球状弁体を有する減圧弁を
配設した場合、ボイラーの腐触を防止するための防錆剤
である清缶剤が、二次側に負荷された大きな圧力でボイ
ラー内から吸い出されて蒸気と一緒に管路を流れて行
き、弁の二次側における減圧によって折出し弁体外周面
に付着して来る現象が見られる。この弁体外周面に付着
した異物が、弁体の遊動、回転によって弁座面に移動し
噛み込まれて弁の全閉を妨げてしまい、二次側の圧力が
設定値以上に上昇し安全弁が作動してラインが停止して
しまう事故が発生している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、球状弁体
を有する弁装置にみられた弁体の遊動、回転による問題
点を解決せんとするものである。
を有する弁装置にみられた弁体の遊動、回転による問題
点を解決せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明が採った手段は、弁箱(1)内の弁座(4)に
接離して流路を開閉する球状弁体(10)と、該球状弁体(1
0)を開弁方向へ作動するプッシュロッド(11)とを有し、
球状弁体(10)は常時閉弁方向に付勢されており、プッシ
ュロッド(11)には所定の調整された操作力が負荷されて
いる球状弁体を有する弁装置において、球状弁体(10)と
プッシュロッド(11)とを固着し、一体に連結したことを
特徴とする。
に、この発明が採った手段は、弁箱(1)内の弁座(4)に
接離して流路を開閉する球状弁体(10)と、該球状弁体(1
0)を開弁方向へ作動するプッシュロッド(11)とを有し、
球状弁体(10)は常時閉弁方向に付勢されており、プッシ
ュロッド(11)には所定の調整された操作力が負荷されて
いる球状弁体を有する弁装置において、球状弁体(10)と
プッシュロッド(11)とを固着し、一体に連結したことを
特徴とする。
【0007】又、一時圧入口(2)と二次圧出口(3)を有
する弁箱(1)内に弁座(4)を有する弁座筒体(5)を固着
し、弁座(4)の一時側に球状弁体(10)を常時リターンス
プリング(12)で閉弁方向へ付勢しつつ切離自在で配設
し、該球状弁体(10)を閉弁方向に作動するプッシュロッ
ド(11)の一端を該球状弁体(10)に一体に固着し、プッシ
ュロッド(11)の他端にベローズ(14)のボトムプレート(1
5)を当接させると共に、該ボトムプレート(15)に圧力調
整スプリング(19)を張設したことを特徴とする。
する弁箱(1)内に弁座(4)を有する弁座筒体(5)を固着
し、弁座(4)の一時側に球状弁体(10)を常時リターンス
プリング(12)で閉弁方向へ付勢しつつ切離自在で配設
し、該球状弁体(10)を閉弁方向に作動するプッシュロッ
ド(11)の一端を該球状弁体(10)に一体に固着し、プッシ
ュロッド(11)の他端にベローズ(14)のボトムプレート(1
5)を当接させると共に、該ボトムプレート(15)に圧力調
整スプリング(19)を張設したことを特徴とする。
【0008】更に、弁座筒体(5)の上部を保持するバッ
フル板(7)の内周縁を弁座筒体(5)の円形筒部の外周面
に当接させたことを特徴とする。
フル板(7)の内周縁を弁座筒体(5)の円形筒部の外周面
に当接させたことを特徴とする。
【0009】更に、球状弁体(10)とリターンスプリング
(12)を内装して円筒形のストレーナ(13)を配置し、該ス
トレーナ(3)の上部を弁座筒体(5)の下部外周に吊下げ
状態で係着したことを特徴とする。
(12)を内装して円筒形のストレーナ(13)を配置し、該ス
トレーナ(3)の上部を弁座筒体(5)の下部外周に吊下げ
状態で係着したことを特徴とする。
【0010】更に、弁箱(1)の下部にネジ手段で着脱自
在としたドレンプラグ(23)を取り付けたことを特徴とす
る。
在としたドレンプラグ(23)を取り付けたことを特徴とす
る。
【0011】
【作 用】球状の弁体とプッシュロッドとを固着して一
体に連結してあるので、球状の弁体の遊動、回転が防止
される結果、弁体の外周面に付着した異物が弁座面に移
動して来るのが防止される。
体に連結してあるので、球状の弁体の遊動、回転が防止
される結果、弁体の外周面に付着した異物が弁座面に移
動して来るのが防止される。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、弁体の遊動、回転に
よる異物の移動がないため、弁体外周面に付着した異物
が弁体と弁座面との間に噛み込まれるおそれがなくな
り、異物の噛み込みによる閉弁不良を防止することが出
来る。
よる異物の移動がないため、弁体外周面に付着した異物
が弁体と弁座面との間に噛み込まれるおそれがなくな
り、異物の噛み込みによる閉弁不良を防止することが出
来る。
【0013】
【実施例】以下に図面を参照しつつ、この発明の好しい
実施例を詳細に説明する。図示の実施例は、この発明を
適用した減圧弁について説明するが、この発明はかかる
減圧弁に限られるものではなく、逆止め弁、安全弁その
他の種々の用途の弁装置に同様に適用することが出来る
ものである。
実施例を詳細に説明する。図示の実施例は、この発明を
適用した減圧弁について説明するが、この発明はかかる
減圧弁に限られるものではなく、逆止め弁、安全弁その
他の種々の用途の弁装置に同様に適用することが出来る
ものである。
【0014】図において、(1)は弁箱であって、一次圧
入口(2)と二次圧出口(3)を有し、入口(2)と出口(3)
との間に弁座(4)が形成される。弁座(4)は、筒状の弁
座筒体(5)の下端に形成される。弁座筒体(5)は弁箱
(1)に弁座ガスケット(6)を介して螺着されると共に、
上部はバッフル板(7)により弁箱(1)に取り付けられ、
更に中央部には横孔(8)が形成され、弁座筒体(5)の内
外を連通している。
入口(2)と二次圧出口(3)を有し、入口(2)と出口(3)
との間に弁座(4)が形成される。弁座(4)は、筒状の弁
座筒体(5)の下端に形成される。弁座筒体(5)は弁箱
(1)に弁座ガスケット(6)を介して螺着されると共に、
上部はバッフル板(7)により弁箱(1)に取り付けられ、
更に中央部には横孔(8)が形成され、弁座筒体(5)の内
外を連通している。
【0015】バッフル板(7)の内周縁は、弁座筒体(5)
の六角形のナット部(9)の下部、すなわち円筒形状の筒
部外周面に当接しており、円形と円形の当接としてある
ので、ナット部に当接した場合のようなバッフル板(7)
の変形を防止出来、圧力漏れを解消し、弁座筒体(5)の
揺動を防止出来るため、球状弁体(10)の揺動がなくな
る。
の六角形のナット部(9)の下部、すなわち円筒形状の筒
部外周面に当接しており、円形と円形の当接としてある
ので、ナット部に当接した場合のようなバッフル板(7)
の変形を防止出来、圧力漏れを解消し、弁座筒体(5)の
揺動を防止出来るため、球状弁体(10)の揺動がなくな
る。
【0016】(10)は弁座(4)に接離して弁の開閉を行う
球状の弁体であって、弁座筒体(5)内に挿入されたプッ
シュロッド(11)の下端に固着され、一体に連結される。
球状弁体(10)とプッシュロッド(11)の連結は、図示の実
施例では溶接により固着したが、これに限られるもので
はなく、接着、ネジ手段による結合、或はその他の結合
手段により固着しても良い。
球状の弁体であって、弁座筒体(5)内に挿入されたプッ
シュロッド(11)の下端に固着され、一体に連結される。
球状弁体(10)とプッシュロッド(11)の連結は、図示の実
施例では溶接により固着したが、これに限られるもので
はなく、接着、ネジ手段による結合、或はその他の結合
手段により固着しても良い。
【0017】球状弁体(10)の下部にはリターンスプリン
グ(12)が張設され、球状弁体(10)を常時弁座方向に付勢
している。リターンスプリング(12)の下端は下部を閉塞
した円筒状のストレーナ(13)の内底面に張設される。ス
トレーナ(13)は多数の小孔を穿設した例えば、ステンレ
ス鋼板等のパンチングメタル等で形成され、弁座筒体
(5)の下部外周面に上部を係着して吊り下げられる状態
で取り付けられている。
グ(12)が張設され、球状弁体(10)を常時弁座方向に付勢
している。リターンスプリング(12)の下端は下部を閉塞
した円筒状のストレーナ(13)の内底面に張設される。ス
トレーナ(13)は多数の小孔を穿設した例えば、ステンレ
ス鋼板等のパンチングメタル等で形成され、弁座筒体
(5)の下部外周面に上部を係着して吊り下げられる状態
で取り付けられている。
【0018】プッシュロッド(11)の上端はベローズ(14)
のボトムプレート(15)の中心に当接している。プッシュ
ロッド(11)とボトムプレート(15)との安定した当接をも
たらすために、ボトムプレート(15)の中央は円錐形状に
上方へ突設されている。ベローズ(14)は好ましくはステ
ンレスで形成され、下端をボトムプレート(15)にシール
した状態で溶着される。ベローズ(14)のトッププレート
(16)の外周縁は、黒鉛で補強されたステンレス製のベロ
ーズガスケット(17)を介して、弁箱(1)と該弁箱(1)の
上部に取り付けられるスプリング筒体(18)との間にシー
ルされつつ挟着される。トッププレート(16)はベローズ
(14)の上部に一体化されるものであるが、図3ではトッ
ププレート(16)を省略して図示してある。
のボトムプレート(15)の中心に当接している。プッシュ
ロッド(11)とボトムプレート(15)との安定した当接をも
たらすために、ボトムプレート(15)の中央は円錐形状に
上方へ突設されている。ベローズ(14)は好ましくはステ
ンレスで形成され、下端をボトムプレート(15)にシール
した状態で溶着される。ベローズ(14)のトッププレート
(16)の外周縁は、黒鉛で補強されたステンレス製のベロ
ーズガスケット(17)を介して、弁箱(1)と該弁箱(1)の
上部に取り付けられるスプリング筒体(18)との間にシー
ルされつつ挟着される。トッププレート(16)はベローズ
(14)の上部に一体化されるものであるが、図3ではトッ
ププレート(16)を省略して図示してある。
【0019】スプリング筒体(18)内には、圧力調整スプ
リング(19)が収納され、前記ベローズ(14)のボトムプレ
ート(15)とスプリング受盤(20)との間に張設されてい
る。スプリング受盤(20)はスプリング筒体(8)の上壁に
回動自在に軸支されたネジ棒(21)に螺挿され、ネジ棒(2
1)の回転により上下動して圧力調整スプリング(19)の張
力を調整可能である。ネジ棒(21)の上端はスプリング筒
体(8)の上壁を貫通して外部に延び出しており、その外
端に調整ハンドル(22)が固着されている。調整ハンドル
(22)を回動してネジ棒(21)を回動することが出来る。
リング(19)が収納され、前記ベローズ(14)のボトムプレ
ート(15)とスプリング受盤(20)との間に張設されてい
る。スプリング受盤(20)はスプリング筒体(8)の上壁に
回動自在に軸支されたネジ棒(21)に螺挿され、ネジ棒(2
1)の回転により上下動して圧力調整スプリング(19)の張
力を調整可能である。ネジ棒(21)の上端はスプリング筒
体(8)の上壁を貫通して外部に延び出しており、その外
端に調整ハンドル(22)が固着されている。調整ハンドル
(22)を回動してネジ棒(21)を回動することが出来る。
【0020】(23)は、弁箱(1)の下部に取り付けられた
ドレンプラグであり、ネジで簡単に取り外してドレン抜
きを行うことが出来る。このようにネジによりドレンプ
ラグ(23)を取り外し自在としてあるので、従来の底蓋兼
用のドレンキャップに比して、ドレン抜きの際弁箱内に
組み込んだ部材が抜け出して来ることがなく、ドレン抜
きが簡単となる。
ドレンプラグであり、ネジで簡単に取り外してドレン抜
きを行うことが出来る。このようにネジによりドレンプ
ラグ(23)を取り外し自在としてあるので、従来の底蓋兼
用のドレンキャップに比して、ドレン抜きの際弁箱内に
組み込んだ部材が抜け出して来ることがなく、ドレン抜
きが簡単となる。
【0021】図1は、二次圧が設定した圧力であり、圧
力調整スプリング(19)の調整された弾発力とボトムプレ
ート(15)に掛かっている二次圧がバランスして、球状弁
体(10)が弁座(4)に圧接して閉弁した状態である。二次
圧が設定した圧力より低下すると、ベローズ(14)のボト
ムプレート(15)に掛かる圧力が小さくなるため、圧力調
整スプリング(19)の弾発力でボトムプレート(15)が押し
下げられ、プッシュロッド(11)が下降して球状弁体(10)
が弁座(4)が離れ、図2に示す開弁状態となる。開弁に
より高圧の一次圧力が弁座筒体(5)内に流入し、横孔
(8)を通って二次圧出口(3)から二次圧側へ流出する。
二次圧が所定の圧力に達すると、ボトムプレート(15)を
圧力調整スプリング(19)に抗して押し上げるため、再び
球状弁体(10)が弁座(4)に圧接して、図1の閉弁状態に
戻る。このようにして、球状弁体(10)の反復した弁座
(4)への接離により、高圧の一次圧を減圧しつつ、二次
圧を所定の設定圧力に調整保持することが出来る。
力調整スプリング(19)の調整された弾発力とボトムプレ
ート(15)に掛かっている二次圧がバランスして、球状弁
体(10)が弁座(4)に圧接して閉弁した状態である。二次
圧が設定した圧力より低下すると、ベローズ(14)のボト
ムプレート(15)に掛かる圧力が小さくなるため、圧力調
整スプリング(19)の弾発力でボトムプレート(15)が押し
下げられ、プッシュロッド(11)が下降して球状弁体(10)
が弁座(4)が離れ、図2に示す開弁状態となる。開弁に
より高圧の一次圧力が弁座筒体(5)内に流入し、横孔
(8)を通って二次圧出口(3)から二次圧側へ流出する。
二次圧が所定の圧力に達すると、ボトムプレート(15)を
圧力調整スプリング(19)に抗して押し上げるため、再び
球状弁体(10)が弁座(4)に圧接して、図1の閉弁状態に
戻る。このようにして、球状弁体(10)の反復した弁座
(4)への接離により、高圧の一次圧を減圧しつつ、二次
圧を所定の設定圧力に調整保持することが出来る。
【0022】このような球状弁体(10)の弁座(4)への切
離作動において、球状弁体(10)はプッシュロッド(11)に
固着され、軸方向へのみ移動する構造となっており、従
来の球状弁体を有する弁装置のように、球状弁体(10)の
外周面に付着した異物が弁座(4)との間に噛み込まれて
来るおそれがなくなる。
離作動において、球状弁体(10)はプッシュロッド(11)に
固着され、軸方向へのみ移動する構造となっており、従
来の球状弁体を有する弁装置のように、球状弁体(10)の
外周面に付着した異物が弁座(4)との間に噛み込まれて
来るおそれがなくなる。
【図1】閉弁状態の縦断面図
【図2】開弁状態の縦断面図
【図3】一部の分解斜視図
(1) 弁 箱 (2) 一次圧入口 (3) 二次圧出口 (4) 弁 座 (5) 弁座筒体 (6) 弁座ガスケット (7) バッフル板 (8) 横 孔 (9) ナット部 (10) 球状弁体 (11) プッシュロッド (12) リターンスプリング (13) ストレーナ (14) ベローズ (15) ボトムプレート (16) トッププレート (17) ベローズガスケット (18) スプリング筒体 (19) 圧力調整スプリング (20) スプリング受盤 (21) ネジ棒 (22) 調整ハンドル (23) ドレンプラグ
Claims (5)
- 【請求項1】 弁箱(1)内の弁座(4)に接離して流路を
開閉する球状弁体(10)と、該球状弁体(10)を開弁方向へ
作動するプッシュロッド(11)とを有し、球状弁体(10)は
常時閉弁方向に付勢されており、プッシュロッド(11)に
は所定の調整された操作力が負荷されている球状弁体を
有する弁装置において、球状弁体(10)とプッシュロッド
(11)とを固着し、一体に連結したことを特徴とする球状
弁体を有する弁装置。 - 【請求項2】 一次圧入口(2)と二次圧出口(3)を有す
る弁箱(1)内に弁座(4)を有する弁座筒体(5)を固着
し、弁座(4)の一時側に球状弁体(10)を常時リターンス
プリング(12)で閉弁方向へ付勢しつつ切離自在で配設
し、該球状弁体(10)を閉弁方向に作動するプッシュロッ
ド(11)の一端を該球状弁体(10)に一体に固着し、プッシ
ュロッド(11)の他端にベローズ(14)のボトムプレート(1
5)を当接させると共に、該ボトムプレート(15)に圧力調
整スプリング(19)を張設したことを特徴とする弁装置。 - 【請求項3】 弁座筒体(5)の上部を保持するバッフル
板(7)の内周縁を弁座筒体(5)の円形筒部の外周面に当
接させたことを特徴とする請求項(2)記載の弁装置。 - 【請求項4】 球状弁体(10)とリターンスプリング(12)
を内装して円筒形のストレーナ(13)を配置し、該ストレ
ーナ(3)の上部を弁座筒体(5)の下部外周に吊下げ状態
で係着したことを特徴とする請求項(2)記載の弁装置。 - 【請求項5】 弁箱(1)の下部にネジ手段で着脱自在と
したドレンプラグ(23)を取り付けたことを特徴とする請
求項(2)記載の弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2337395A JPH08200520A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 球状弁体を有する弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2337395A JPH08200520A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 球状弁体を有する弁装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08200520A true JPH08200520A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12108751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2337395A Pending JPH08200520A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 球状弁体を有する弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08200520A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005265077A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Miyawaki Inc | スチームトラップ |
JP2011040588A (ja) * | 2009-08-12 | 2011-02-24 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 油入変圧器 |
WO2013185633A1 (en) * | 2012-06-15 | 2013-12-19 | Fisher Jeon Gas Equipment (Chengdu) Co., Ltd. | Valve stem,valve stem-valve seat assembly, and valve |
JP2016220856A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | タカラベルモント株式会社 | 歯科用シリンジ |
-
1995
- 1995-01-18 JP JP2337395A patent/JPH08200520A/ja active Pending
Cited By (6)
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JP4524128B2 (ja) * | 2004-03-19 | 2010-08-11 | 株式会社ミヤワキ | スチームトラップ |
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