JP2992237B2 - ガス栓 - Google Patents

ガス栓

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JP2992237B2
JP2992237B2 JP8312032A JP31203296A JP2992237B2 JP 2992237 B2 JP2992237 B2 JP 2992237B2 JP 8312032 A JP8312032 A JP 8312032A JP 31203296 A JP31203296 A JP 31203296A JP 2992237 B2 JP2992237 B2 JP 2992237B2
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光久 石見
昌芳 内村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス容器に接続さ
れた調整器とガスメータとの間に設けられるガス栓に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図5に示すように、ガス容器
100に接続された調整器102とガスメータ104と
を接続するガス配管106には、ガス栓108が介装さ
れている。例えば、ガス栓108の流入孔側と調整器1
02とはガスホース110を介して接続され、ガス栓1
08の流出孔側はT型継手112及びT型継手112か
ら垂直に立てられたガス管114を介してガスメータ1
04に接続されると共に、T型継手112から垂下され
たガス管116に接続されている。このガス管116の
下端は、キャップ又はプラグ118により閉塞されてお
り、ガス管116内にドレンを蓄えることができるよう
にされている。
【0003】また、図6に示すように、ガス容器100
を複数本用いる場合には、自動切替調整器120が用い
られ、この場合にも、自動切替調整器120とガスメー
タ104とを接続するガス配管122に、ガス栓108
が介装される。そして、ガス栓108の流出孔側はT型
継手112及びT型継手112から水平に延出されたガ
ス管126、垂直に立てられたガス管128を介してガ
スメータ104に接続されると共に、T型継手112か
ら垂下されたガス管116に接続されている。このガス
管116の下端は、キャップ又はプラグ118により閉
塞されており、ガス管116内にドレンを蓄えることが
できるようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のものでは、ドレンを蓄えることができるように
するために、T型継手112、ガス管114,116,
126,128、キャップ又はプラグ118等の多くの
配管材料により、配管作業を行わなければならず、作業
が煩わしいという問題があった。
【0005】本発明の課題は、ドレンを蓄えるための配
管作業を容易にしたガス栓を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成すべ
く、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即
ち、ガス容器に接続された調整器側に接続される流入孔
と、ガスメータ側に接続される流出孔とが形成されたガ
ス栓本体に、前記流入孔と前記流出孔とを接続する主流
路を形成すると共に、前記ガス栓本体に回動可能に支持
された弁体の回動により前記主流路を連通・遮断するガ
ス栓において、前記弁体と前記流出孔との間の前記主流
路に連通したドレン室を前記ガス栓本体に形成したこと
を特徴とするガス栓がそれである。
【0007】また、前記ドレン室は、前記主流路の屈曲
部に連通したものでもよい。更に、前記ガス栓本体に、
取付座を一体的に形成してもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1に示すように、1はガス
栓本体で、ガス栓本体1には図示しない調整器側に接続
される流入孔2が形成されている。また、図2に示すよ
うに、ガス栓本体1の側面には、図示しないガスメータ
側に接続される流出孔4が形成されており、流入孔2と
流出孔4とは主流路6により接続されている。
【0009】主流路6は、流入孔2に連通しガス栓本体
1に垂直方向に形成された接続孔8、接続孔8に連通し
ガス栓本体1に水平方向に形成された有底孔10、有底
孔10に連通しガス栓本体1に垂直方向に形成された第
1連通孔12の上部12a、第1連通孔12と流出孔4
とを連通する第2連通孔14により形成されている。
【0010】また、ガス栓本体1には、接続孔8と直交
する挿入孔16が形成されており、挿入孔16にはシー
ル部材18が挿入されている。シール部材18は、コッ
プ状で、その内周にはテーパ孔20が形成されると共
に、接続孔8に連通する一対の開口22,24が穿設さ
れている。
【0011】テーパ孔20には、弁体26が回動可能に
挿入されると共に、弁体26にはつまみ28が一体的に
動くように固定されている。弁体26には接続孔8と対
応して貫通孔30が形成されており、弁体26を回動す
ることにより、貫通孔30を介して接続孔8を連通する
ことができると共に、弁体26により接続孔8を遮断で
きるように構成されている。
【0012】一方、有底孔10は、ガス栓本体1の側面
から接続孔8に向かって形成されており、この有底孔1
0の開口部には、栓部材32が嵌着されて閉塞されてい
る。そして、第1連通孔12は、この栓部材32の近傍
を通って、かつ、ガス栓本体1の下面から上方に向かっ
て形成されている。
【0013】第1連通孔12は、ガス栓本体1の下方に
向かって開口されており、この開口部にはプラグ34が
螺入されて閉塞されている。そして、第1連通孔12内
に、有底孔10よりも下側で、プラグ34に至るまでの
間で所定容量の空間が形成されている。この第1連通孔
12の下部12bの空間によりドレン室36が形成され
ている。主流路6は、有底孔10から第1連通孔12に
至る流路で屈曲されており、ドレン室36はこの屈曲部
で主流路6に連通されている。
【0014】ガス栓本体1には、図2に示すように、そ
の上側と下側とに、それぞれ取付座38,40が一体的
に形成されており、上側の取付座38には、一対の円形
の取付孔42,44が穿設されている。また、下側の取
付座40には、一対の長穴形状の取付孔46,48が形
成されている。
【0015】次に、前述した本実施形態のガス栓の作動
について説明する。まず、接続孔8、第1連通孔12が
垂直方向となるように、ガス栓本体1が取付孔42,4
4,46,48を利用して図示しないビス等により壁や
柱等に取り付けられる。また、流入孔2には図示しない
調整器が接続され、流出孔4には図示しないガスメータ
が接続される。流入孔2と調整器とは、ガスホース等に
より接続すればよく、流出孔4とガスメータとは、配管
等により接続すればよい。
【0016】そして、つまみ28が回動されて、接続孔
8が貫通孔30を介して連通されると、ガスが流入孔
2、接続孔8、貫通孔30、有底孔10、第1連通孔1
2の上部12a、第2連通孔14、流出孔4を介して、
ガスメータに流れ、計量されてガスレンジ等で燃焼され
る。
【0017】ガスは、接続孔8から有底孔10を通り第
1連通孔12に流入する際に、栓部材32及びその周辺
の壁に突き当たり、ガス中に含まれるドレンが、栓部材
32の表面や、第1連通孔12の内壁に付着する。その
水滴は、第1連通孔12の内壁を伝って流れ落ち、ドレ
ン室36に蓄えられる。ドレン室36にドレンが溜まっ
たときには、つまみ28を回動し、弁体26により接続
孔8を遮断してからプラグ34を外してドレンを外部に
排出する。
【0018】このように、調整器とガスメータとを本実
施形態のガス栓を介して接続することによりドレン室3
6が設けられ、ドレンを蓄えるための特別の配管作業は
不要になり、作業が容易になる。また、取付座38,4
0が形成されているので、ガス栓を容易に壁等に固定で
きる。更に、主流路6が屈曲して形成されているので、
ドレン室36を形成してもガス栓本体1はコンパクトで
あり、壁等に取り付けた場合の安定性もよい。
【0019】次に、前述したガス栓と異なる他の形態の
ガス栓について、図3、図4によって説明する。尚、前
述したガス栓と同じ部材については同一番号を付して詳
細な説明を省略する。ガス栓本体50に形成された流入
孔2には、接続孔52が接続されており、接続孔52
は、ガス栓本体50を垂直方向に貫通して形成されてい
る。この接続孔52に直交して挿入孔16が形成され、
挿入孔16にはシール部材18を介して弁体26が挿入
されている。
【0020】また、接続孔52には、水平方向に形成さ
れた有底孔54が連通されており、有底孔54はガス栓
本体50の側面に開口され、開口部には栓部材56が嵌
着されて、閉塞されている。有底孔54には流出孔4に
連通した連通孔58が接続されている。
【0021】一方、ガス栓本体50の下端に開口した接
続孔52には、プラグ60が螺入されて閉塞されてお
り、接続孔52は、有底孔54よりも下側で、プラグ6
0に至るまでの間で所定の空間が確保されている。そし
て、この接続孔52の下部52bの空間によりドレン室
62が形成されている。尚、接続孔52の上部52a、
有底孔54、連通孔58により、主流路64が形成され
ている。
【0022】このガス栓は、接続孔52を垂直にした状
態で、流入孔2に調整器を接続し、流出孔4にガスメー
タを接続して、調整器とガスメータとをガス栓を介して
接続する。これにより、ドレン室62が設けられ、ドレ
ンを蓄えるための特別の配管作業は不要になり、作業が
容易となる。
【0023】また、流入したガスは、接続孔52の上部
52a、貫通孔30、有底孔54、連通孔58、流出孔
4を介して、ガスメータに流出する。そして、ガス中に
含まれるドレンが、接続孔52の内壁等を伝わって、ド
レン室62に流入し、蓄えられる。
【0024】このように、ドレン室62を形成しても、
主流路64の屈曲が少なく、ダイカスト等により製造す
るガス栓本体50の生産が容易である。また、主流路6
4は屈曲が少ないので通路抵抗が小さく、ドレン室62
を設けても流量性能の低下を招くことがない。
【0025】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のガス栓は、
調整器とガスメータとの間に介装することにより、ドレ
ン室が設けられるので、特別の配管作業を必要とせず、
作業が容易になるという効果を奏する。また、ドレン室
を主流路の屈曲部に連通することにより、屈曲部でのガ
ス中のドレンの捕捉が促進され、ドレン抜き性能の向上
が図れる。更に、ガス栓本体に取付座を一体的に形成す
ることにより、ガス栓の取付が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのガス栓の要部断面
図である。
【図2】本実施形態のガス栓の正面図である。
【図3】他の実施形態としてのガス栓の要部断面図であ
る。
【図4】他の実施形態としてのガス栓の正面図である。
【図5】従来のガス栓と調整器、ガスメータとの接続を
示す配管構成図である。
【図6】従来の複数のガス容器を用いたときのガス栓と
調整器、ガスメータとの接続を示す配管構成図である。
【符号の説明】
1,50…ガス栓本体 2…流入孔 4…流出孔 6,64…主流路 8…接続孔 12…第1連通孔 26…弁体 36,62…ドレン室 38,40…取付座

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス容器に接続された調整器側に接続さ
    れる流入孔と、ガスメータ側に接続される流出孔とが形
    成されたガス栓本体に、前記流入孔と前記流出孔とを接
    続する主流路を形成すると共に、前記ガス栓本体に回動
    可能に支持された弁体の回動により前記主流路を連通・
    遮断するガス栓において、 前記弁体と前記流出孔との間の前記主流路に連通したド
    レン室を前記ガス栓本体に形成したことを特徴とするガ
    ス栓。
  2. 【請求項2】 前記ドレン室は、前記主流路の屈曲部に
    連通したことを特徴とする請求項1記載のガス栓。
  3. 【請求項3】 前記ガス栓本体に、取付座を一体的に形
    成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のガ
    ス栓。
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