JPS6033533B2 - 抵脂肪スプレツド用w/oエマルジヨン - Google Patents

抵脂肪スプレツド用w/oエマルジヨン

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JPS6033533B2
JPS6033533B2 JP51134025A JP13402576A JPS6033533B2 JP S6033533 B2 JPS6033533 B2 JP S6033533B2 JP 51134025 A JP51134025 A JP 51134025A JP 13402576 A JP13402576 A JP 13402576A JP S6033533 B2 JPS6033533 B2 JP S6033533B2
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JP
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emulsion
fat
phase
weight
aqueous phase
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デビツド・パトリツク・ジヨセフ・モラン
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Unilever NV
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23DEDIBLE OILS OR FATS, e.g. MARGARINES, SHORTENINGS OR COOKING OILS
    • A23D7/00Edible oil or fat compositions containing an aqueous phase, e.g. margarines
    • A23D7/015Reducing calorie content; Reducing fat content, e.g. "halvarines"
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23DEDIBLE OILS OR FATS, e.g. MARGARINES, SHORTENINGS OR COOKING OILS
    • A23D7/00Edible oil or fat compositions containing an aqueous phase, e.g. margarines
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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Edible Oils And Fats (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はW/O型低脂肪スプレツド‘こ関する。
ェマルジョン、特にいわゆる低カロリー型のものに往々
にしておこる問題は、フレーバ付与物質を実質量含む水
滴が口中で味蟹に蓮せずに、連続脂肪相に包まれたまま
で残ることである。従って、口中において製品を噛んで
も十分なフレーバ遊離が起こらない。フレーバ遊離の改
良は、原則として製品が通常のものより粗いヱマルジョ
ン構造とし、これにより口蓋上で阻噂した際によりすぐ
れたフレーバ遊離を与えるような一層不安定なェマルジ
ョンを得るべく努めることによりなされる。
しかし、微生物学的な観点から、かかるェマルジョンは
貯蔵時に水のの分離が容易におこり、この結果製品に許
容できない細菌汚染がおこるので危険である。本発明は
、体温で不安定化する、低脂肪スプレッドとして使用す
るW/O型ェマルジョンに関し、【a} 50〜65重
量%の、柵4〜6を有する分散水性相、【b’ 50〜
35重量%の連続脂肪相、上記脂肪は‘i’ 10〜2
ぴ○の全温度で固形舎量10〜35%、側 10℃と2
0qoとの固形舎量の差は10%より多くなく、‘側
3ぴ○の固形含量は5%未満であり、肋 2ぴ0と30
午○との固形含量の差は11〜21.5%である、およ
び【c} 乳化剤系は: {i} ェマルジョンに対し0.1〜0.亀重量%の、
沃素価20〜100を有する部分グリセリドおよび‘i
i) 20〜35qoでェマルジョンを相不安定性にす
るのに十分量の○/W促進性乳化剤を含む、を含有する
ことを特徴とする、上記ェマルジョンを供するものであ
る。
本明細書中において「相不安定温度(phaseins
tabiliツ temperature;PIT)」
とは、口蓋上で起こるのと同様の鯛断条件下で、後記の
「PITテスト」により測定して、ェマルジョンが明瞭
な電導増加傾向を示す温度をいう。
「分散担」および「連続相」なる表現は室温、すなわち
約20ooにおけるェマルジョンの状態を意味する。
本明細書においてすべてのパーセンテージは、特に記さ
ない限り、重量%であり、低脂肪スプレッドの総重量(
ただし固体含量を除く)に基いて算出する。
固体含量は重量%であらわし、脂肪配合物の重量に基い
て算出する。固体舎量はJ.A.0.C.S.第48巻
、第7−10頁に記載のHai軸■n,Ve皿aasお
よびDenHollanderの方法により測定した。
本発明による低脂肪スプレッドの利点は、分散水性相が
かなりの割合で口中にて遊離して、水落性乳化剤が唾液
中に遊離して、先の脂肪連続相を唾液中で乳化し、この
結果口中にて○/W型のェマルジョンを得るという点で
ある。
本発明の低脂肪スプレッド‘こおいては、分散水性相が
90%まであるいはそれ以上をも口蓋条件下で約1現砂
以内にこわれる。これにより急速なフレーバ遊離がおこ
り、水熔性のフレーバ成分が遊離するのみではなく、本
質的に油溶性のフレーバ成分も唾液中に急速に配分され
るので、形成した○/W型ェマルジョンの広い界面積に
より口蓋条件下で連続水性相の一部となる。本発明によ
るェマルジョンの脂肪配合物のダィラテーション特性に
より、貯蔵中ェマルジョンの温度循環による再結晶化を
通じて、高溶融性トリ飽和トリグリセリドの生成が実質
的に回避される。
そのグリセリドは比較的低レベルにおいて口蓋条件下で
W/O型ェマルジョンの安定性を有する。この脂肪配合
物のダィラテーション特性は、特に口蓋上で起こる鱒断
条件下で製品の不安定性にも影響を与える。
好ましくは1000−2000における固体含量ができ
るだけ変わらない(例えば1oo○および20qoでは
固体含量の差が5%より多くないもの)ような脂肪配合
物を使用するのがよい。かかる固体/温度曲線を有する
脂肪配合物を含有する製品は、例えば1ooo−203
0の範囲の温度循環に際して最小のグリセリドの溶融お
よび再結晶を示し、グリセリドの熔融中に口蓋上に改良
された涼感を与え、また30ooにおいて団体舎量が低
いため、口蓋上で溶けた製品が脂じみた感じとならない
。乳化剤と脂肪混合物双方のタイプと割合は、口蓋条件
下で製品が十分な不安定性を確実にする上で重要である
部分グリセリドの適量は約0.1一0.頚重量%である
。部分グリセリドとしては完全には飽和していないもの
、例えば16−22個の炭素原子を有しまたヨウ素価が
20一100、特に30−60であるような脂肪酸の部
分グリセリドが好ましい。ヨウ素価が30−60、特に
35−50のモノグリセド、例えば未水素添加のラード
または獣脂のものが特に好ましい。
部分グリセリドは上記の範囲内の比率で存在できる。し
かし、部分グリセリドの含量は本発明による低脂肪スプ
レッドの脂肪含量に合わせるのがよい。脂肪対部分グリ
セリドの適当な重量割合は、例えば(50:1)から(
500:1)であり、好ましくは(100:1)から(
300:1)である。
このェマルジョンはさらに、0/W型の促進乳化剤(例
えばホスフアチド、特に部分的に加水分解されたホスフ
アチド)および合成乳化剤〔例えば脂肪酸の糖ェステル
、ッィーンズ等〕を、例えば0.01好まし〈は0.0
2−0.館重量%の割合で含むのが好ましい。本発明に
よる低脂肪スプレツド‘こホスフアチドを使用する場合
は、ホスフアチドの総重量に基いて計算して約5一25
%のモノァシル・グリセロホスフアチド、特にQーモノ
アシル・グリセロホスフアチドを含むのが好ましい。か
かるホスフアチド類は合成または化学的加水分解(英国
特許出願18163/総参照)またはそれ自体既知の条
件下でジアシルグリセロホスフアチドの酵素的加水分解
(英国特許明細書第121班斑号参照)により製造でき
る。同様にタン白質を○/W型促進乳化剤として使用す
ることができる。
口蓋条件下で低脂肪スプレッドの相転化を行うためには
タン白質含量は0.01一0.6重量%で十分であるが
、適当な割合で部分グリセリドが存在する場合、過剰の
タン白質は正常な加工および貯蔵条件下ではェマルジョ
ンを不安定にはしないので、12%まで、好ましくは8
%までの割合で使用することができる。
かかる○/W型の促進乳化剤は、正常な貯蔵、使用およ
び輸送条件下、ェマルジョンを不安定化することないこ
口蓋条件下で部分グリセリドのW/○促進性のバランス
をとるのを補助する。全植物ホスフアチド、すなわち大
豆、なたね、またはとうもろこしから議導した非化学的
処理または分別したホスフアチドは、部分加水分解され
たホスフアチド、やタン白質等を含むリゾレシチンのよ
うなより高いHLB値を有する乳化剤と比較すると、ェ
マルジョンの安定化に固体脂肪配合物をより多く必要と
するのが好ましい。
かかる低HLB乳化剤は、口蓋上での低脂肪スプレツド
の不安定化を促進するため、阻噂の初期段階でより多く
の固体脂肪結晶を摩砕することが必要であるつ。全植物
ホスフアチドは、10午0において26一35%また好
ましくは2000において18−25%の固体含量を有
する脂肪配合物を含有する低脂肪スプレッドに使用する
のが適当である。
全植物ホスフアチドのように効力の低い○/W型乳化剤
(すなわちHLB値が約10一16であるもの)はまた
、1000および20午0において固体含量の高い脂肪
配合物と併用するのもよい。
特にタンパク質性の水溶性乳化剤が好ましい。
なぜならこれらは非常に効力のある乳化補助剤(co血
にremulsifier)であり、さらに脂肪配合物
の酸化を防ぐ作用もあるからである。またかかる乳化剤
は天然のフレーバ(例えば栽培によって得られるもの)
を含むこともできる。適当な固体舎量の脂肪配合物を使
用する場合、以下の要素を適切に調整すると所望の相不
安定温度を得ることができる。
1 脂港性の部分グリセリド乳化剤の性質と割合。
2 水溶性乳化剤と性質と割合。
さらにェマルジョンは、使用および貯蔵条件下において
、界面の安定性を増大しかつまた脂肪の結晶のェマルジ
ョン安定性を高めるため、水性相中にハイドロコロイド
を含むのが好ましい。
ハイドロコロィドの濃度は連続した脂肪相と分散した水
性相との粘度の適切なバランスが得られるように選択せ
ねばならない。ハイドロコロィドの適当な含量は約0.
1−1.5重量%の範囲内で変化できる。ハイドロコロ
ィド、特にロカストビーンガムを使用する利点は、本発
明による塑性のェマルジョンに対しその硬度減少作用を
与えることであり、また粘度の点から遊離した水性相の
口蓋感覚の制御を助けることである。
驚くべきことにロカストビーンガムと乳タン白質とは粘
度を増加させる相乗作用を有することが観察された。
PITテスト ハーク型回転粘度計(舷akeRotovisko)に
MV測定系を装備する。
ハークMNDのおもりを速度1にて使用し、この条件下
でサンプルに適用される聡断速度は441sec‐1で
あり、これは高速度ではあるが、口蓋上の条件に相当す
る値である。MVOのおもりとハーク測定カップ壁との
間に、アルミニウム箔で作った電極を挿入する。(電極
は幅1弧長さ15肌である)。電極のカップ壁と接触す
る部分は「〜aidite)なる繭名の豚の層により隔
離した。電極は被験ェマルジョンの電導率を測定するた
め電導率ブリッヂと接続する。
電導率と粘度との測定は20q0またはそれ以下から始
め、5℃間隔でPIT(電導率が明らかに、すなわち少
くとも1ぴM戊s増大する温度)、または転化が認めら
れない(つまり電導率の明らかな増大がない)場合は7
0ご Cに至るまで実施する。
ェマルジョンは各温度につき15分間ずつ保持して平衡
に至らしめ、また回転粘度計のおもりは実験期間を通じ
て速度1に保つ。以下に本発明を例示するが、ここでは
すべての割合およびパーセンテージは、特に記さない限
りは重量によるものでありかつ低脂肪スブレツドの全重
量に基いて算出したものとする。
例1 やし油の中間画分(mid−fraction)(3碇
部)およびひまわり油(7碇都)よりなる脂肪相を製造
、精製および除臭した。
この配合物の固体含量は、1000にて24%、20q
0にて17%、30)0にて2%、35℃にて0%であ
った。やし油の中間蟹分は以下のようにやし油をアセト
ン分画して得た。【aー ョウ素価53.4を有する精
製除臭したやし油300夕を11′2リットルのアセト
ンと混合し、この混合物を透明な溶液が得られるまで(
30q○)あためた。
次にこの溶液をガラス榛でゆるやかに鷹拝しながら1′
幼時間以上かけて6.yoまで冷やした。これを6.5
qoにて1′幼時間放置し、次に冷却したブフナ−漏斗
を通じて減圧下で櫨過した。このケーキをガラス・プラ
ンジャーな王搾し、次に猿過器上で50ooのアセトン
250の‘で2回洗浄したが、各洗浄についてケーキを
洗浄間に圧搾した。次にこれを猿過器より除き、残った
アセトンを減圧下で蟹去した。収量はヨウ素価28.9
を有する留分が93.9夕であった。‘b} 段階(a
}よりの生成物80のこ8物‘のアセトンを加えた混合
物を45ooまであためた。これに1900のアセトン
400机を櫨拝しながら加え、混合物の最終的な温度を
26qoにに調整した。これをこの温度にて20分間放
置し、次にブフナー漏斗を通じて猿過し、櫨過器上で圧
搾し、−2が0のアセトン250の‘で洗浄した。櫨液
と洗浄液とをあわせて、減圧下でアセトンを留去した。
収量は67.5夕であった。この特性を以下の表に示す
。* S:飽和;U=不飽和**凡例C!8:1=モノ
−不飽和CI8脂肪酸。
39.8%のやし油中間画分/ひまわり油配合物を窒素
下で40qoにて融解し、これにヨウ素価44を有する
市販のの水素添加されないラードのモノグリセリド0.
2%を溶解した。
上記混合物に油溶性のフレーバおよび色素を加えた。
1.75%の塩化ナトリウムを58.25%の水に溶解
して生成物の水相を製造した。
英国特許明細書第1215868号に記載の大豆ホスフ
アチドをホスフオリパーゼAによって部分的に加水分解
して得た水落性のレシチン画分0.05%を、次にこの
水相に分散させた。
(Q−モノアシル・グリセロ・ホスフアチドの含量はホ
スフアチドの全含量の約12%であった。)水相に増粘
剤(すなわち0.75%のロカストビーンガム)を加え
た。
水相のpH値をクエン酸を用いて4.5から5.5まで
に調整した。
35qoでゆっくり額拝しながら、水相を脂肪相に徐々
に加えることにより、脂肪相中に水性相を有するヱマル
ジョンを製造した。
形成したェマルジョンを、生成物をワーキングし15一
20qoまで冷却する2つのAユニット(表面かき取り
式冷却器;scrapedsuhacec皿lers)
と1つのP.C.U.(後晶出装置:post−cひs
地lising皿it)よりなる通例のポテーターを通
じて処理した。
口蓋と同様の条件下(44$ec‐1,370,10秒
間)で遊離した水性相の量は65%であった。
PITは約28qoであった。例0 32.15%の大豆油(融点330まで硬化)、21.
53%の部分硬化したなたね油、9.32%の大豆油(
溶融点42ooまで硬化)、および37.0%のひまわ
り油よりなる脂肪相を精製ならびに除臭した(%は脂肪
配合物の重量により算出)、この配合物の固体含量は、
1oo○で32%、2000で24%、30午○で2.
5%、35℃で0%であった。
上記の配合物の39.7%を40℃にて窒素下で融解し
、ヨウ素価44を有する市販の水素添加されないラード
のモノグリセリド0.3%をこれに加えた。上記混合物
中に油溶性のフレーバを加えた。0.5%のバターミル
ク粉末を53.8%の水に溶解して生成物の水相を製造
した。
バターミルク溶液を95qoまで熱し、これに1.75
%の塩、0.1%のトリポリリン酸ナトリウム、0.1
%のソルビン酸カリウム、および0.75%のロカスト
ビーンガムを溶かした。
この溶液を460まで冷却し3%の醗酵バターミルクを
加えた。
混合物のpH値を酒石酸を用いて4.5から5.0まで
に調整した。
ゆっくりと鷹拝しながら水性相を徐々に油相に加えるこ
とにより、脂肪相中にに水性相を有するェマルジョンを
製造した。
このエマルジョンを、1つのAユニットと1つのp.c
.u.よりなる通例のボテーターシステムを通じて処理
した。
製品はl500にてタブにパックした。
口蓋と同様の条件下(44$ec‐1,3700,10
秒間)で遊離した水性相の量は90%であった。
PITは約20qoであった。例m やし油中間画分(25%)とひまわり油(75%)より
なる脂肪相を製造し、精製ならびに除臭した。
やし油中間画分は例1に記載するように製造した。脂肪
配合物の固体含量は、10℃にて19%、2000にて
12%、30q0にて1%、35q0にて0%であつた
。39.7%のやし油中間画分/ひまわり油の配合物を
40qoにて融解し、ヨウ素価44を有する市販の水素
添加されないラードのモノグリセリド0.2%と全大豆
ホスフアチド0.1%とをこれに溶かした。
1.75%の塩化ナトリウムを58.25%の水に溶解
して生成物の水相を製造した。
水相のpH値をクエン酸を用いて4.5から5.5まで
に調整した。
35qoにてゆっくりと渡洋しながら、水相を脂肪相に
徐々に加えることにより、脂肪相中に水性相を有するェ
マルジョンを製造した。
次にこのェマルジョンを、2つののA−ユニットと1つ
のp.c.u.よりなる通例のボテーターを通じて処理
した。
製品は10−15oCにてタブにバックした。
口蓋と同様の条件下(44$ec‐1,37ご0,10
秒間)で、遊離した水性相の量は70%であった。PI
Tは約2600であった。例W 例mの脂肪相を使用した。
38%のやし油中間画分/ひまわり油の配合物を45o
oにて窒素下で融解し、ョゥソ価44を有する市販の水
素添加されないラードのモノグリセリド0.5%をこれ
に熔解した。
56.75%の水を95qoまで加熱し、これに1.0
%の塩と0.75%のロカストビーンガムとを、激しく
燈拝しながら溶解し、ゲル化剤の完全な溶液を得た。
得られた混合物を45qoまで冷却し、これに醗髪蓬バ
ターミルク3%を加えた。
この混合物のpH値を、酒石酸を用いて、pH4.5か
ら5.0までに調整した。
この酸は生成物に強い酸味を付与することなくpH値を
かなり低下させる。45℃にてゆっくりと燭拝しながら
、水性相を脂肪相に徐々に加えることにより、脂肪相中
に水性相を有するェマルジョンを製造した。
次にこのェマルジョンを、1つのAユニットと1つのp
.C.u.よりなる通例のボテーターを通じて処理した
製品は10−1530にてタブにパックした。
口蓋と同様の条件下(44$ec‐1,370,10秒
間)において、遊離した水性相の量は約90%であつた
。PITは約20qCであった。
例V 例0‘こよる脂肪配合物を用いた点、部分的に加水分解
されたホスフアチドのかわりに全大豆ホスフアチド(0
.05%)を用いた点、およびモノグリセリドの含量を
0.3%まで高めた点を除いて、例1と同様に実施した
水の割合はこれにあわせて調整した。
口蓋と同様の条件下(44$eで1,37o0,10秒
間)で遊離した水性相の量は62%でつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 体温で不安定化する、低脂肪スプレツドとして使用
    するW/O型エマルジヨンであつて、(a)50〜65
    重量%の、pH4〜6を有する分散水性相、(b)50
    〜35重量%の連続脂肪相、上記脂肪は(i)10〜2
    0℃の全温度で固形含量10〜35%、(ii)10℃と
    20℃との固形含量の差は10%より多くなく、(iii
    )30℃の固形含量は5%未満であり、(iv)20℃と
    30℃との固形含量の差は11〜21.5%である、お
    よび(c)乳化剤系は: (i)エマルジヨンに対し0.1〜0.8重量%の、沃
    素価20〜100を有する部分グリセリドおよび(ii)
    20〜35℃でエマルジヨンを相不安定性にするのに十
    分量のO/W促進性乳化剤を含む、を含有することを特
    徴とする、上記エマルジヨン。
JP51134025A 1975-11-07 1976-11-08 抵脂肪スプレツド用w/oエマルジヨン Expired JPS6033533B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB46217/75 1975-11-07
GB46217/75A GB1564801A (en) 1975-11-07 1975-11-07 Phase inverting low fat spreads

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Publication Number Publication Date
JPS5284181A JPS5284181A (en) 1977-07-13
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JP51134025A Expired JPS6033533B2 (ja) 1975-11-07 1976-11-08 抵脂肪スプレツド用w/oエマルジヨン

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CH (1) CH629973A5 (ja)
DE (1) DE2650957C2 (ja)
FR (1) FR2330326A1 (ja)
GB (1) GB1564801A (ja)
IE (1) IE43810B1 (ja)
IT (1) IT1106503B (ja)
LU (1) LU76140A1 (ja)
NL (1) NL7612399A (ja)
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