JPS6033428Y2 - 電池内蔵式時計 - Google Patents
電池内蔵式時計Info
- Publication number
- JPS6033428Y2 JPS6033428Y2 JP7506378U JP7506378U JPS6033428Y2 JP S6033428 Y2 JPS6033428 Y2 JP S6033428Y2 JP 7506378 U JP7506378 U JP 7506378U JP 7506378 U JP7506378 U JP 7506378U JP S6033428 Y2 JPS6033428 Y2 JP S6033428Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- lead plate
- recess
- contact piece
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、駆動としての電池を内蔵した時計の改良に関
するもので、地板上にねじ止めした端子板兼用のリード
板を電池側面に弾力的に圧接することにより該電池を地
板に切設した凹所内に確実に保持し得るようになすと共
に、上記リード板のねじによる取付時及び電池側面への
圧接時における回動を防止して、その取付は及び圧接状
態の保持を簡単且つ確実ならしめたことをその特徴とす
る。
するもので、地板上にねじ止めした端子板兼用のリード
板を電池側面に弾力的に圧接することにより該電池を地
板に切設した凹所内に確実に保持し得るようになすと共
に、上記リード板のねじによる取付時及び電池側面への
圧接時における回動を防止して、その取付は及び圧接状
態の保持を簡単且つ確実ならしめたことをその特徴とす
る。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
に、第１図及び第２図に示す第１実施例において、１は
ム−ブメントの地板であって、その適宜位置に切設した
円形の凹所２内に略円板型の電池３を収容し、この凹所
２の側部に切設した窪部４内には、上記電池３の側面に
弾力的に圧接する接触片６を立上り部５ａの一側に備え
たリード板５を、その取付部５ｂに設けた丸孔８を利用
してねじ７により固定し、電池３を上記接触片６と凹所
２の側壁との間に挾持して該凹所２内に保持するように
なし、また上記リード板５には、接触片６の電池側面へ
の圧接によって該リード板５に作用するねじ７の緩み方
向（矢印Ａ）への反力を受は止める係止部９を上記立上
り部５ａの接触片６とは反対側に突設すると共に、リー
ド板５を地板１へ取付ける際に該リード板５が上記ねじ
７の螺着方向（矢印Ｂ）へ追従回転するのを制止するス
トッパ部１０を取付部５ｂの側部に突設し、これらの係
止部９及びストッパ部１０を、それぞれ回路基板１１を
地板１上に固定するためのパイプ１２の側面及び窪部４
の側壁面４ａに当接係止させている。
に、第１図及び第２図に示す第１実施例において、１は
ム−ブメントの地板であって、その適宜位置に切設した
円形の凹所２内に略円板型の電池３を収容し、この凹所
２の側部に切設した窪部４内には、上記電池３の側面に
弾力的に圧接する接触片６を立上り部５ａの一側に備え
たリード板５を、その取付部５ｂに設けた丸孔８を利用
してねじ７により固定し、電池３を上記接触片６と凹所
２の側壁との間に挾持して該凹所２内に保持するように
なし、また上記リード板５には、接触片６の電池側面へ
の圧接によって該リード板５に作用するねじ７の緩み方
向（矢印Ａ）への反力を受は止める係止部９を上記立上
り部５ａの接触片６とは反対側に突設すると共に、リー
ド板５を地板１へ取付ける際に該リード板５が上記ねじ
７の螺着方向（矢印Ｂ）へ追従回転するのを制止するス
トッパ部１０を取付部５ｂの側部に突設し、これらの係
止部９及びストッパ部１０を、それぞれ回路基板１１を
地板１上に固定するためのパイプ１２の側面及び窪部４
の側壁面４ａに当接係止させている。
而して上記電池３は、その下面の一極が凹所２の底部に
配設した図示しない端子板を通じてムーブメントと導通
され、他極が上記リード板５を通じてムーブメントと導
通せしめられる。
配設した図示しない端子板を通じてムーブメントと導通
され、他極が上記リード板５を通じてムーブメントと導
通せしめられる。
上記第１実施例において、電池３を凹所２内に挿入した
場合には、第１図の鎖線位置にあった接触片６が電池３
に押し広げられてその側面に弾力的に圧接し、該電池３
はこの接触片６と凹所２の反対側の側壁との間に挾持さ
れて該凹所２内に保持される。
場合には、第１図の鎖線位置にあった接触片６が電池３
に押し広げられてその側面に弾力的に圧接し、該電池３
はこの接触片６と凹所２の反対側の側壁との間に挾持さ
れて該凹所２内に保持される。
このとき、リード板５には、上記接触片６の圧接により
ねじ７の緩み方向（矢印Ａ）への反力が作用するが、こ
の反力は係止部９がバイブ１２の側面に当接係止するこ
とにより受は止められ、それによってリード板５の回転
が阻止されるため、接触片６の圧接力の低下やねじ７の
緩み等が生じない。
ねじ７の緩み方向（矢印Ａ）への反力が作用するが、こ
の反力は係止部９がバイブ１２の側面に当接係止するこ
とにより受は止められ、それによってリード板５の回転
が阻止されるため、接触片６の圧接力の低下やねじ７の
緩み等が生じない。
また、はじめに上記リード板５を地板１上に取付ける場
合には、該リード板５がねじ７の螺着方向（矢印Ｂ）に
追従回転し易いが、この回転は、ストッパ部１０が窪部
４の側壁面４ａに当接係止することにより制止され、従
って、リード板５のねじ止めが容易であるばかりでなく
、それを必らず正しい向きに取付けることができる。
合には、該リード板５がねじ７の螺着方向（矢印Ｂ）に
追従回転し易いが、この回転は、ストッパ部１０が窪部
４の側壁面４ａに当接係止することにより制止され、従
って、リード板５のねじ止めが容易であるばかりでなく
、それを必らず正しい向きに取付けることができる。
第３図に示す本考案の第２実施例においては、リード板
５の取付部５ｂにその後方から電池３に対して直交する
方向の切欠き１３を切設し、この切欠き１３を利用して
リード板５のねじ止めを行うようにしている。
５の取付部５ｂにその後方から電池３に対して直交する
方向の切欠き１３を切設し、この切欠き１３を利用して
リード板５のねじ止めを行うようにしている。
従って、リード板５の電池３に対する取付位置を遠近調
節することができ、それによって接触片６の圧接力を調
節することができる。
節することができ、それによって接触片６の圧接力を調
節することができる。
なお、その他の構成は第１実施例の場合と全く同様であ
る。
る。
また、第４図に示す第３実施例では、ねじ７の緩み方向
の反力を受は止める係止部９をリード板５の取付部５ｂ
の側部に突設し、一方リード板５のねじ止め時における
追従回転を制止するストッパ部１０は立上り部５ａの接
触片６とは反対側に突設し、而して上記係止部９を窪部
４の側壁面４ａに当接係止させると共に、ストッパ部１
０をパイプ１２の電池３側の側面に当接係止させている
。
の反力を受は止める係止部９をリード板５の取付部５ｂ
の側部に突設し、一方リード板５のねじ止め時における
追従回転を制止するストッパ部１０は立上り部５ａの接
触片６とは反対側に突設し、而して上記係止部９を窪部
４の側壁面４ａに当接係止させると共に、ストッパ部１
０をパイプ１２の電池３側の側面に当接係止させている
。
このように本考案に係る電池内蔵式時計によれば、接触
片の弾力的な圧接により電池を凹所内に確実に保持する
ことができ、しかも上記接触片の圧接に伴なうねじの緩
み方向への反力を回転止めによって受は止めさせるよう
にしたの、極めて簡単な構造でリード板の回転が阻止さ
れ、接触片の圧接力の低下やリード板固定用のねじの緩
み等が生じることがなく、また、リード板のねじ止め時
には、ストッパ部によりリード板がねじの螺着方向へ追
従回転することができないので、その取付けを容易に行
うことができる等の勝れた特徴がある。
片の弾力的な圧接により電池を凹所内に確実に保持する
ことができ、しかも上記接触片の圧接に伴なうねじの緩
み方向への反力を回転止めによって受は止めさせるよう
にしたの、極めて簡単な構造でリード板の回転が阻止さ
れ、接触片の圧接力の低下やリード板固定用のねじの緩
み等が生じることがなく、また、リード板のねじ止め時
には、ストッパ部によりリード板がねじの螺着方向へ追
従回転することができないので、その取付けを容易に行
うことができる等の勝れた特徴がある。
第１図は本考案に係る時計の第１実施例を示す要部平面
図、第２図はその斜視図、第３図及び第４図はそれぞれ
本考案の第２、第３実施例を示す要部平面図である。 １・・・・・・地板、２・・・・・・凹所、３・・・・
・・電池、５・・・・・・リード板、６・・・・・・接
触片、７・・・・・・ねじ、９・・・・・・係止部、１
０・・・・・・ストッパ部。
図、第２図はその斜視図、第３図及び第４図はそれぞれ
本考案の第２、第３実施例を示す要部平面図である。 １・・・・・・地板、２・・・・・・凹所、３・・・・
・・電池、５・・・・・・リード板、６・・・・・・接
触片、７・・・・・・ねじ、９・・・・・・係止部、１
０・・・・・・ストッパ部。
Claims (1)
- 地板に切設した凹所内に電池を収容し、該地板の凹所側
部に切設した窪部内に、電池側面に弾力的に圧接して凹
所の側壁との間に該電池を挾持する接触片を備えた端子
板兼用のリード板をねじにより取付け、該リード板に、
上記接触片の電池側面への圧接により該リード板に作用
するねじの緩み方向への反力を受は止める係止部を設け
ると共に、該リード板の取付は時における上記ねじの螺
着方向への追従回転を制止するストッパ部を設け、これ
らの係止部及びストッパ部の一方を地板の適宜位置に、
他方を上記窪部の側壁面に当接係止させたことを特徴と
する電池内蔵式時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7506378U JPS6033428Y2 (ja) | 1978-06-01 | 1978-06-01 | 電池内蔵式時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7506378U JPS6033428Y2 (ja) | 1978-06-01 | 1978-06-01 | 電池内蔵式時計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54176375U JPS54176375U (ja) | 1979-12-13 |
| JPS6033428Y2 true JPS6033428Y2 (ja) | 1985-10-04 |
Family
ID=28989172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7506378U Expired JPS6033428Y2 (ja) | 1978-06-01 | 1978-06-01 | 電池内蔵式時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6033428Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007187520A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Tokai Rika Co Ltd | 無線通信機能付き時計の電池接点端子保持構造 |
-
1978
- 1978-06-01 JP JP7506378U patent/JPS6033428Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54176375U (ja) | 1979-12-13 |
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