JP2007187520A - 無線通信機能付き時計の電池接点端子保持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】腕時計には、車両からリクエスト信号を受けた際に自身のIDコードを返信する無線通信機構が組み込まれている。この無線通信機構には、Z軸方向の電波を受信する受信アンテナ31が取り付けられている。この受信アンテナ31のアンテナボビン31aの内周部には、無線通信機構の電源であるボタン電池の電池ターミナル36,37が形成され、このうち+端子側電池ターミナル37が片持ち梁で支持されている。アンテナボビン31aには、ネジ取付用の係止片41が形成され、この係止片41が+端子側電池ターミナル37のたわみ中心として機能する。
【選択図】図8
Description
を備えたことを要旨とする。
この構成によれば、環状のアンテナ支持部品の内周部にできる空間に電池を収容することによって、時計内部のスペースを有効利用することが可能となる。
この構成によれば、前記無線通信機構のアンテナ部品に当接部を設けたので、当接部を有する無線通信機構を、無線通信機構のみでユニット化した部品として取り扱うことが可能となる。
この構成によれば、電池接点端子にたわみ中心機能を持たせる当接部と、無線通信機構のアンテナ部品を取付箇所に取り付ける際の取付部とを兼用したので、これらを別々に設ける場合に比べて、時計内の収容スペースの有効利用化を図ることが可能となる。
図1に示すように、車両1には、実際に車両キーを操作しなくても、ドアロック施解錠やエンジン始動を行うことが可能なハンズフリーシステム2が搭載されている。本例のハンズフリーシステム2においては、車両キーの役割を担う携帯機の機能を腕時計3に組み込み、この腕時計3を携帯機として使用する。このハンズフリーシステム2は、車両1からリクエスト信号Sreqを発信させ、このリクエスト信号Sreqを腕時計3が受信すると、それに応答する形で腕時計3がIDコード(識別コード)を乗せたID信号Sidを車両1に返信し、腕時計3のIDコードが車両1のIDコードと一致すると、ドアロック施解錠やエンジン始動が許可されるシステムである。なお、車両1が通信対象に相当し、腕時計3が時計に相当し、ID信号Sidが識別信号に相当する。
スマートECU4には、例えば車外ハンドルノブ等に埋設されたタッチセンサ8が接続されている。タッチセンサ8は、操作者が施錠状態のドアロックを解除する時にハンドルノブをタッチする操作を検出するセンサである。スマートECU4には、例えばハンドルノブに設けられたロックボタン9が接続されている。ロックボタン9は、操作者が解除状態のドアロックを施錠する時に押し操作されるボタンである。
(1)アンテナボビン31aに+端子側電池ターミナル37のたわみ中心機能を持たせたので、ボタン電池35を電池ターミナル36,37に取り付けた際に、+端子側電池ターミナル37に荷重が加わっても、+端子側電池ターミナル37の半田付け面に加わる曲げモーメントF3を小さくすることができる。従って、+端子側電池ターミナル37が片持ち梁で基板26に固定されていても、+端子側電池ターミナル37を基板26から剥がれ難くすることができる。
・ +端子側電池ターミナル37の保持手段は、たわみ中心として機能する係止片41及び係止部43に限らず、例えば図11に示す挟込部51でもよい。この挟込部51は、アンテナボビン31aの内周面に形成され、中央部付近にスリット51aが形成されている。この挟込部51においては、接点部37aをスリット51aに取り付けることによって接点部37aを挟込部51で両側から挟み込んで支持するとともに、この挟込部51と基板26とにより支持部37bを狭持する。この場合、挟込部51が接点部37aを両側から挟み込んで支持するので、接点部37aが変形を伴って傾くような状況になり難く、+端子側電池ターミナル37の剥がれ防止に効果が高い。また、挟込部51が基板26との間で支持部37bを狭持する取付状態をとるので、+端子側電池ターミナル37に大きな荷重が加わっても、挟込部51が支持部37bを保持して剥がれを規制することから、+端子側電池ターミナル37は基板26から一層剥がれ難くなる。
・ ボタン電池35の収容構造は、アンテナボビン31aにボタン電池35のホルダ機能を持たせることで、アンテナ機構27と一体である構造に限定されない。例えば、図14に示すようにアンテナ機構27とは別に電池ホルダ54を設け、この電池ホルダ54に係止片41を設けて、これをたわみ中心として用いる構造でもよい。
・ 車両1と腕時計3との間の通信形態は、電波を無線でやり取りする無線通信方式に限らず、例えば人体を通信媒体とした生体通信などの他の通信形態を採用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
Claims (7)
- 時刻を表示する時計機構と、自身が持つ識別コードを乗せた識別信号を無線で通信対象に発信する無線通信機構とを備えた無線通信機能付き時計の電池接点端子保持構造において、
前記時計機構及び前記無線通信機構の少なくとも一方の電源となる電池の接点端子であり、片持ち梁の取付状態で取付箇所に固定された電池接点端子と、
前記電池接点端子をその取付状態で保持する保持手段と
を備えたことを特徴とする無線通信機能付き時計の電池接点端子保持構造。 - 前記無線通信機構のアンテナは、環状のアンテナ支持部品に巻回された環状アンテナであり、
前記電池は、前記アンテナ支持部品の内周部にできる空間を収容スペースとして、前記アンテナ支持部品の内周部の前記空間に収容されていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信機能付き時計の電池接点端子保持構造。 - 前記保持手段は、前記電池を前記電池接点端子に取り付けた際に、前記電池接点端子に当接することで当該電池接点端子にたわみ中心を持たせる当接部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信機能付き時計の電池接点端子保持構造。
- 前記当接部は、前記無線通信機構のアンテナ部品に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の無線通信機能付き時計の電池接点端子保持構造。
- 前記当接部は、前記無線通信機構のアンテナ部品を取付箇所に取り付ける際の取付部を兼用していることを特徴とする請求項3又は4に記載の無線通信機能付き時計の電池接点端子保持構造。
- 片持ち梁の前記電池接点端子は、前記取付箇所の取付面に対して立設した接点部と、その接点部の基端に位置するとともに前記取付箇所への取付部位となる支持部とから成り、
前記保持手段は、前記接点部を両側から挟み込んだ状態で支持する挟込部であることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の無線通信機能付き時計の電池接点端子保持構造。 - 片持ち梁の前記電池接点端子は、前記取付箇所の取付面に対して立設した接点部と、その接点部の基端に位置するとともに前記取付箇所への取付部位となる支持部とから成り、
前記保持手段は、前記支持部を前記取付箇所の前記取付面との間で挟持する挟持部であることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の無線通信機能付き時計の電池接点端子保持構造。
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JP2006005038A JP2007187520A (ja) | 2006-01-12 | 2006-01-12 | 無線通信機能付き時計の電池接点端子保持構造 |
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Family Applications (1)
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Citations (4)
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JPS54176375U (ja) * | 1978-06-01 | 1979-12-13 | ||
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JP2003050983A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-21 | Seiko Epson Corp | 非接触データ通信機能を備えた装着型電子機器及び非接触データ通信システム |
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2006
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