JP4680723B2 - 通信端末 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明によると、相手側の通信端末を送信側、自通信端末を受信側としたとき、磁界の方向が第1仮想線に対する角度の絶対値が0度を超えて且つ90度未満である電波が相手側の通信端末から送信されてくる。すると、このような電波が相手側から送信されてくることが考慮されてアンテナの配置が工夫されている自通信端末によって、同電波が確実に受信される。言い換えると、自通信端末と相手側の通信端末との間での通信が効率良く行われる。従って、通信効率を向上することができる。
請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の発明によれば、通信効率を向上することができる。
図1に示すように、電子キーシステム1は、電子キー2とエンジン始動制御装置3とを備えている。電子キー2は、自動車の所有者によって所持されるものである。エンジン始動制御装置3は、自動車側に設けられるものである。電子キーシステム1は、電子キー2とエンジン始動制御装置3との間での双方向通信が可能である。そして、電子キーシステム1は、対応する電子キー2が利用されたときにエンジン始動制御装置3により車載エンジンの始動を許可する。
送受信アンテナ27は、エンジン始動制御装置3から送信されてくる起動用電波を受信するための媒体である。ここで、エンジン始動制御装置3の送受信アンテナ37から送信されてきた起動用電波が送受信アンテナ27に達すると、電磁誘導により送受信アンテナ27の両端に起電力が生じる。加えて、送受信アンテナ27と送受信アンテナ37との相互電磁誘導によっても送受信アンテナ27の両端に起電力が生じる。蓄電回路28は、これらのように送受信アンテナ27の両端に生じる起電力、つまり起動用電波から得られる電磁波エネルギーを蓄積する。尚、蓄電回路28は、コンデンサを主体として構成されている。
ブレーキスイッチ51は、ブレーキ操作を検出するためのものである。ブレーキスイッチ51は、ブレーキペダルが踏み込まれているとき、ブレーキペダルが踏み込まれている旨を示す検出信号をブレーキペダルが踏み込まれている期間に亘ってエンジンECU50に出力する。そして、エンジンECU50は、ブレーキスイッチ51からブレーキペダルが踏み込まれている旨を示す検出信号が入力されているとき、ブレーキ操作が行われている旨を認識する。
さて、上記のような電子キーシステム1に供される電子キー2は、図3に外観形状を示すように腕時計そのものである。つまり、電子キー2(腕時計)は、腕(一般的には左腕の手首)を取り巻くように装着される。言い換えると、本実施形態では、腕時計に受信アンテナ21、受信回路22、マイコン23、送信回路24、送信アンテナ25、電池26、送受信アンテナ27、蓄電回路28、送受信回路29を設けたものを電子キー2として用いている。
図4〜図6に示すように、電子キー2のケース2b内には、円板状をなすプリント回路板70が収容されている。プリント回路板70の一方の面(上面)には、X軸アンテナ21x、Y軸アンテナ21y(第1のY軸アンテナ21ya、第2のY軸アンテナ21yb)等の電装部品が実装されている。第1のY軸アンテナ21yaと第2のY軸アンテナ21ybとは、直列に接続されている。X軸アンテナ21x、第1のY軸アンテナ21ya、第2のY軸アンテナ21yb、の各々は、バーアンテナにより構成されている。プリント回路板70の他方の面(下面)には、Z軸アンテナ21z、受信回路22、マイコン23等の電装部品が実装されている。Z軸アンテナ21zは、ループアンテナにより構成されている。また、プリント回路板70の他方の面側には、電池26が配設されている。
さて、この場合、図7に示すように、エンジンスイッチ52に内蔵されている送受信アンテナ37の軸線M上に仮想線L1が存在するように、且つエンジンスイッチ52(送受信アンテナ37)からの距離が電子キー2の中で竜頭2aが最も短くなるように、電子キー2が送受信アンテナ37に対して配置される。
(1)エンジン始動制御装置3を送信側、電子キー2を受信側としたとき、磁界の方向が仮想線L1に対する角度の絶対値が0度を超えて且つ90度未満である起動用電波がエンジン始動制御装置3から送信されてくる。すると、このような起動用電波がエンジン始動制御装置3から送信されてくることが考慮されて第1のY軸アンテナ21ya及び第2のY軸アンテナ21ybの各々の配置が工夫されている電子キー2によって、同起動用電波が確実に受信される。言い換えると、電子キー2とエンジン始動制御装置3との間での通信が効率良く行われる。従って、通信効率を向上することができる。
・指標部材は、竜頭2aに限定されない。電子キー2をリモートコントローラーとして機能させるべく電子キー2に設けられる操作スイッチを指標部材としてもよい。
Claims (5)
- 相手側の通信端末が備えるアンテナに対して自通信端末をどのように配置すればよいのかを特定させるための指標となる指標部材を備え、相手側のアンテナの軸線上に指標部材と自通信端末の中心とを通る第1仮想線が存在するように、且つ相手側のアンテナからの距離が自通信端末の中で指標部材が最も短くなるように、自通信端末が相手側のアンテナに対して配置されているとき、相手側の通信端末との間での通信が可能となる通信端末であって、
第1仮想線に対する角度の絶対値が0度を超えて且つ90度未満である第2仮想線に沿った軸線を有するように、且つ第1仮想線上において自通信端末の中心に対して指標部材が配置されている側で第2仮想線が交差されるように、相手側の通信端末との間での通信を行うための媒体として機能するアンテナが配置されていることを特徴とする通信端末。 - 請求項1に記載の通信端末において、
相手側のアンテナの軸線上に指標部材と自通信端末の中心とを通る第1仮想線が存在するように、且つ相手側のアンテナからの距離が自通信端末の中で指標部材が最も短くなるように、自通信端末が相手側のアンテナに対して配置されているときに、相手側のアンテナの軸線方向の長さと相手側のアンテナの径と相手側のアンテナからの第1仮想線に沿った距離とによって規定される磁界の方向に沿った軸線を有するように、自通信端末のアンテナが配置されていることを特徴とする通信端末。 - 請求項1又は請求項2に記載の通信端末において、
自通信端末の中心を通り第1仮想線に対して直交する第3仮想線に対して指標部材が配置されている側に軸線方向の中点が存在するように、自通信端末のアンテナが配置されていることを特徴とする通信端末。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の通信端末において、
相手側の通信端末との間での通信を行うための媒体として機能するアンテナは、第1のアンテナと第2のアンテナとが直列に接続されたものであり、
第1のアンテナと第2のアンテナとが、第1仮想線に関して線対称となるように配置されていることを特徴とする通信端末。 - 請求項3又は請求項4に記載の通信端末において、
第3仮想線に対して指標部材が配置されている側とは反対側に他のアンテナが配置されていることを特徴とする通信端末。
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