JP2007187519A - 無線通信機能付き時計の電池収容構造 - Google Patents

無線通信機能付き時計の電池収容構造 Download PDF

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Abstract

【課題】自身が持つ識別コードを無線で発信可能な無線通信機構を時計に搭載したとしても、その時計サイズの大型化を抑止することができる無線通信機能付き時計の電池収容構造を提供する。
【解決手段】腕時計3には、車両からリクエスト信号を受けた際に自身のIDコードを返信する無線通信機構25が組み込まれている。無線通信機構25には、3軸対応のアンテナ機構が設けられ、無線通信機構25の基板26の表面側には、Z軸方向の電波を受信する受信アンテナ31が取り付けられている。この受信アンテナ31は、ループアンテナ31bから成り、円環状のアンテナボビン31aを介して基板26に固着されている。円環状のアンテナボビン31aの内周部には、部品収容可能な空間が存在していることから、この空間を部品の収容スペース32として用い、この収容スペース32にボタン電池35を収容する。
【選択図】図5

Description

本発明は、自身が持つ識別コードを無線で発信可能な無線通信機構を時計に搭載した識別コード発信機能付き時計の電池収容構造に関する。
近年、多くの車両に、車両キーを用いて実際にキー操作を行わなくても車両のドアロック施解錠やエンジン始動が許可されるハンズフリーシステム(例えば、特許文献1等)が搭載されている。このハンズフリーシステムは、車両の発信機からリクエスト信号を発信させ、このリクエスト信号に応答して携帯機が返信してきたIDコード信号を車両の受信機で受信し、IDコード信号受信時において携帯機のIDコードと車両側のIDコードと照合し、これらIDコードが一致してID照合が成立すれば、ドアロック施解錠やエンジン始動を許可するシステムである。
特開2002−029385号公報
ところで、この種の携帯機においては、各種信号を送受信するアンテナと、携帯機の電池を収容する電池ホルダとが別体となっている。よって、この種の携帯機の通信機能においては、アンテナの収容スペースと、電池ホルダの収容スペースとが各々必要となることから、例えばこの通信機能を腕時計に盛り込もうとすると、腕時計の部品収容スペースは限られていることから、腕時計が大型化してしまう問題があった。このため、腕時計が大型化せずにこの種の通信機能を盛り込むためにも、この通信機能を小型化する必要があった。
本発明の目的は、自身が持つ識別コードを無線で発信可能な無線通信機構を時計に搭載したとしても、その時計サイズの大型化を抑止することができる無線通信機能付き時計の電池収容構造を提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明によれば、時刻を表示する時計機構と、自身が持つ識別コードを乗せた識別信号を無線で通信対象に発信する無線通信機構とを備えた無線通信機能付き時計の電池収容構造において、前記無線通信機構のアンテナによってできる収容スペースに、前記時計機構及び前記無線通信機構の少なくとも一方の電源となる電池を収容したことを要旨とする。
この構成によれば、無線通信機構のアンテナをその基板に取り付けた際にアンテナ周囲にできるスペースを、電池を取り付ける収容スペースとして利用している。従って、アンテナ部品と電池部品との各々において個別に収容スペースを用意する必要がなくなり、時計内部の限られたスペースを有効利用することが可能となる。よって、識別コードを無線通信で発信する無線通信機構を時計に搭載したとしても、時計サイズの大型化が抑制可能である。
本発明によれば、前記アンテナは、環状のアンテナ支持部品に巻回された環状アンテナであり、前記電池は、前記アンテナ支持部品の内周部にできる空間を前記収容スペースとして、前記アンテナ支持部品の内周部の前記空間に収容されていることを要旨とする。
この構成によれば、環状のアンテナ支持部品の内周部にできる空間に電池を収容することによって、時計内部のスペースを有効利用することが可能となる。
本発明によれば、前記アンテナによってできる前記収容スペースには、当該収容スペースに収容された前記電池を保持する電池支持部品が設けられていることを要旨とする。
この構成によれば、アンテナによってできる収容スペースに収容された電池を電池支持部品で保持するようにすれば、その電池を位置決め状態から位置ずれし難くすることが可能となる。
本発明によれば、前記電池は、少なくともその側面全域が前記電池支持部品によって保持されていることを要旨とする。
この構成によれば、少なくとも電池の側面全域が電池支持部品によって支持されるようにすれば、広範囲の面で電池が電池支持部品で支持された状態となり、電池の位置ずれ防止に効果が高い。
本発明によれば、前記無線通信機構の基板の外周部を、前記アンテナを支持するアンテナ支持部品で保持したことを要旨とする。
この構成によれば、基板の外周部がアンテナ支持部品で支持された状態となるため、基板が曲げ等に対して耐久性が増すことになり、基板の強度が高くなる。よって、例えば基板を薄くしても充分な基板強度が確保されることから、基板薄型化により時計サイズの小型化を図っても、大幅な基板強度低下は生じない。
本発明によれば、前記アンテナ支持部品と前記電池支持部品とが一体部品として形成されていることを要旨とする。
この構成によれば、アンテナ支持部品と電池支持部品とが一体となっているので、無線通信機能付き時計を組み立てる際に、部品の組立行程数を減らすことが可能となり、組立作業の簡素化を図ることが可能となる。
本発明によれば、自身が持つ識別コードを無線で発信可能な無線通信機構を時計に搭載したとしても、その時計サイズの大型化を抑止することができる。
以下、本発明を具体化した無線通信機能付き時計の電池収容構造の一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、実際に車両キーを操作しなくても、ドアロック施解錠やエンジン始動を行うことが可能なハンズフリーシステム2が搭載されている。本例のハンズフリーシステム2においては、車両キーの役割を担う携帯機の機能を腕時計3に組み込み、この腕時計3を携帯機として使用する。このハンズフリーシステム2は、車両1からリクエスト信号Sreqを発信させ、このリクエスト信号Sreqを腕時計3が受信すると、それに応答する形で腕時計3がIDコード(識別コード)を乗せたID信号Sidを車両1に返信し、腕時計3のIDコードが車両1のIDコードと一致すると、ドアロック施解錠やエンジン始動が許可されるシステムである。なお、車両1が通信対象に相当し、腕時計3が時計に相当し、ID信号Sidが識別信号に相当する。
ハンズフリーシステム2を以下に説明すると、車両1には、腕時計3との間でID照合を行うスマートECU4が設けられている。スマートECU4には、車外にLF帯域の信号を発信可能な車外LF発信機5と、車内にLF帯域の信号を発信可能な車外LF発信機5が接続されている。車外LF発信機5は、例えば車両1の各サイドドアやラゲージドアドア等の車外に複数設置されている。車内LF発信機6は、例えば車内の床下等に複数設置されている。
スマートECU4には、RF帯域の信号を受信可能なRF受信機7が接続されている。RF受信機7は、例えば車内のバックミラー等に埋設されている。
スマートECU4には、例えば車外ハンドルノブ等に埋設されたタッチセンサ8が接続されている。タッチセンサ8は、操作者が施錠状態のドアロックを解除する時にハンドルノブをタッチする操作を検出するセンサである。スマートECU4には、例えばハンドルノブに設けられたロックボタン9が接続されている。ロックボタン9は、操作者が解除状態のドアロックを施錠する時に押し操作されるボタンである。
スマートECU4には、ドアロックの施解錠を制御するドアECU10がバス11を通じて接続されている。ドアECU10は、スマートECU4からの指令に基づきドアロックモータ12を駆動することで、ドアロックを施錠状態又は解錠状態にする。
車両1が駐車状態(エンジン停止及びドアロック施錠状態)の際、スマートECU4は、車外LF発信機5からLF帯域のリクエスト信号Sreqを断続的に発信させ、ドア周辺に通信エリアを形成する。腕時計3がこの通信エリアに入り込んでリクエスト信号Sreqを受信すると、腕時計3はリクエスト信号Sreqに応答する形で、自身のIDコードを乗せたID信号SidをRF帯域の信号で返信する。スマートECU4は、RF受信機7を介してリクエスト信号Sreqを受信すると、自身に登録されたIDコードと腕時計3のIDコードとを比較してID照合(車外照合)を行う。スマートECU4は、車外照合が成立すると、内部のメモリに車外照合成立フラグを立てて車外照合を認識するとともに、待機中のタッチセンサ8を起動させる。
スマートECU4は、車外照合成立下においてタッチセンサ8で車外ハンドルノブへのタッチ操作を検出すると、ドアロック解除要求信号をドアECU10に出力する。ドアロック解除要求信号を受けたドアECU10は、ドアロックモータ12を一方側に回転させ、施錠状態のドアロックを解除する。ドアロック解除要求信号を出力したスマートECU4は、内部のメモリに立てた車外照合成立フラグをオフする。
スマートECU4には、車載電装品の電源を管理する電源ECU13と、エンジン14の点火制御及び燃料噴射制御を行うエンジンECU15とがバス11を通じて接続されている。電源ECU13には、車載アクセサリやエンジンを作動させる際に操作するプッシュスイッチ16と、車載アクセサリに繋がるACCリレー17と、エンジンECU15に繋がるIGリレー18とが接続されている。
スマートECU4は、車外照合が成立してドアロックが解除された後、例えばカーテシスイッチ等からドアが開けられた事を検出すると、運転者が乗車すると認識して車内LF発信機6からリクエスト信号Sreqを発信し、車内に通信エリアを形成する。スマートECU4は、腕時計3がこの通信エリアに入り込んで返信したID信号SidをRF受信機7で受信すると、自身に登録されたIDコードと腕時計3のIDコードとを比較してID照合(車内照合)を行う。スマートECU4は、車内照合が成立すると、内部のメモリに車内照合成立フラグを立てて車内照合成立を認識する。
乗車した運転者がブレーキペダルを踏みながらプッシュスイッチ16を押し操作すると、この操作を検出した電源ECU13は、スマートECU4に車内照合結果を確認する。電源ECU13は、スマートECU4から室内照合が成立している通知を受けると、ACCリレー17及びIGリレー18をオンするとともに、エンジンECU15に起動信号を出力する。起動信号を受けたエンジンECU15は、スマートECU4との間で、車内照合結果の確認と、通信先がペアを成すスマートECU4であることを確認するペアリングとを暗号化通信により行う。これら両条件の確認を済ませたエンジンECU15は、点火制御及び燃料噴射制御を開始してエンジン14を始動させる。エンジン始動を認識したスマートECU4は、内部のメモリに立てた車内照合成立フラグをオフする。
稼動中のエンジンを止めて、運転者が降車したとする。車両1が停止状態(エンジン停止及びドアロック解除状態)の際、スマートECU4は、ロックボタン9が押されたことを検出すると、車内への腕時計3の置き忘れを検出すべく、車内LF発信機6からリクエスト信号Sreqを発信させて車内照合を行う。このとき、スマートECU4は、RF受信機7でID信号Sidを受信しなければ、車内に腕時計3は置き忘れられていないと認識する。
腕時計3が車内に置き忘れていないことを認識したスマートECU4は、車外LF発信機5からリクエスト信号Sreqを発信させる。スマートECU4は、このリクエスト信号Sreqを受けて腕時計3が返信してきたIDコードにおいて車外照合が成立した事を認識すると、ドアロック施錠要求信号をドアECU10に出力する。ドアロック施錠要求信号を受けたドアECU10は、ドアロックモータ12を他方側に回転させ、解除状態のドアロックを施錠する。
図2に示すように、腕時計3の略円形平板形状の時計本体19には、その周縁において対向する位置に、腕時計3を人体へ装着する際の取付部位となる一対のバンド部20,20が形成されている。時計本体19は、表面19a(図2の上面)が腕時計の表示面となっているとともに、裏面19b(図2の下面)が腕時計部品の取付面となっている。時計本体19の裏面19b側には、腕時計3の各種部品を収容する収容凹部21が凹設されている。この収容凹部21は、円形平板状の蓋部22を例えば複数のネジ23(図2は1つのみ図示)で時計本体19に取り付けることでその開口部位が閉じられ、この閉じられた空間が腕時計部品の収容空間となる。
この収容凹部21において時計本体19の表面19a側の領域には、現在時刻を表示する時計機構24が収容されている。この時計機構24は、部品としてユニット化され、自身が持つ電池を電源として作動する。この時計機構24には、時計本体19の周縁側面に設けたネジを回すことで表示時刻を修正する時刻修正機能が設けられている。なお、この時計機構24は、手動で時刻修正を行うものに限らず、例えば自動で時刻修正が可能な電波時計を用いてもよい。
また、図2及び図3に示すように、収容凹部21において時計本体19の裏面19b側の領域には、自身が持つIDコードを無線で発信する無線通信機構25が収容されている。この無線通信機構25を以下に詳述すると、収容凹部21において時計機構24の裏面側には、無線通信機構用基板として略円板状の基板26が設けられている。この基板26は、時計機構24に対して反対側の面が表面26a(図2の下面)となり、時計機構24側の面が裏面26b(図2の上面)となっている。
図2〜図4に示すように、基板26には、X−Y−Zの3軸方向で電波を受信し、1軸方向の電波を送信可能なアンテナ機構27が設けられている。このアンテナ機構27は、基板26に埋設された送信用パターンアンテナ27aと、基板26の裏面26bに設けられた複数(本例は3つ)の受信アンテナ28,29,30と、基板26の表面26aに設けられた受信アンテナ31とから成る。受信アンテナ28〜30は、直方体形状のアンテナ収容ケース28a〜30aと、そのアンテナ収容ケース28a〜30aの内部に収容されたバーアンテナ28b〜30bとから成り、互いに隣り合うもの同士が120度を成す配置角度で配置されている。
図4に示すように、受信アンテナ28のバーアンテナ28bの軸線Lkは、X−Y−Z軸から成る直交座標系においてX軸方向に平行となる向きに設定されている。これにより、基板26にある複数の受信アンテナ28〜31のうち、受信アンテナ28がX軸方向の電波を受信可能である。
また、受信アンテナ29,30は、これら2つでY軸方向の電波が受信可能となるようにアンテナ配置位置及び配置角度が設定されている。ここで、Y軸方向の電波を受信するアンテナが2つの受信アンテナ29,30から成るのは、アンテナ収容スペースに限度があり、充分なアンテナ感度を有するサイズのアンテナを使用できない状況となっても、単独では必要アンテナ感度が得られないアンテナ29,30を2つ直列接続することによって、電波の受信に必要な充分な感度を確保するためである。即ち、Y軸方向のアンテナにおいては、小スペースであれば収容可能なアンテナ29,30を直列接続し、1つの大サイズのアンテナと同等のアンテナ感度を確保している。
アンテナ感度の低い2つの受信アンテナ29,30で、充分な信号強度を有するY軸方向の電波を受信できるのは以下の理由からである。まず、受信アンテナ29の軸線Laと受信アンテナ30の軸線Lbを結ぶ交点をPxとし、受信アンテナ31の軸心Pと交点Pxと結ぶ線分Lxとする。そして、軸線La及び線分Lxのなす角度θ1と、軸線Lb及び線分Lxのなす角度θ2とが同じとなるように、受信アンテナ29,30を配置する。こうすると、例えばX軸成分の磁界Hxが受信アンテナ29,30にかけられた場合、各受信アンテナ29,30の検出磁界をベクトルで考えると、受信アンテナ29は磁界成分Hxaを検出し、受信アンテナ30は磁界成分Hxbを検出する。
このとき、これら磁界成分Hxaにより誘起される誘導起電力と、磁界成分Hxbにより誘起される誘導起電力とは、大きさが同じで正負が逆の値をとることになり、受信アンテナ29,30の直列回路で発生するX軸成分の誘導起電力の値は「0」となる。この結果、受信アンテナ29,30はX軸成分の磁界Hxに対して感度を持たないことになる。従って、直列接続した受信アンテナ29,30を、角度θ1及び角度θ2が同じ値をとるように傾けて配置すれば、受信アンテナ29,30は受信信号(受信電波)について所定の1軸成分、本例においてはY軸成分を検出するアンテナとなる。
図2、図3及び図5に示すように、受信アンテナ31は、円環状のアンテナボビン31aと、このアンテナボビン31aの外周に巻回されたループアンテナ31bとから成る。受信アンテナ31のループアンテナ31bの軸線Lc(図2参照)は、X−Y−Z軸からなる直交座標系においてZ軸に平行となる向きに設定されている。これにより、基板26に複数ある受信アンテナ28〜31のうち、受信アンテナ31がZ軸方向の電波を受信可能である。なお、受信アンテナ31がアンテナ(環状アンテナ)に相当し、アンテナボビン31aがアンテナ支持部品に相当する。
アンテナボビン31aは、例えば樹脂から成るとともに、例えば半田やネジ等によって基板26の表面26aに固着されている。また、アンテナボビン31aは、基板26とほぼ同一面積となるような大きさ、つまり基板26の周縁に沿うような形状に形成され、基板26に取り付けられた際には、基板26をその外周部26cで保持する取付状態をとる。なお、アンテナボビン31aを基板26にネジで取り付ける場合、対角線上に位置する部位にネジを配置すれば、ガタが生じ難い状態でアンテナボビン31aを基板26に取り付け可能である。
図5及び図6に示すように、アンテナボビン31aは円環状を成していることから、アンテナボビン31aの内周部には、アンテナボビン31aの内周面、基板26の表面26a及び蓋部22の内面に囲まれることによって空間ができた状態となっている。本例においては、この空間が無線通信機構25の各種部品の収容スペース32として使用されている。
基板26の表面26aには、無線通信機構25を統括制御するCPU33、腕時計3で受信したLFデータを復調する受信IC34、無線通信機構25の電源となるボタン電池35の取付先となる一対の電池ターミナル36,37は、略十字形状の−端子側電池ターミナル36と、板形状の+端子側電池ターミナル37とから成る。基板26上にあるこれら部品は、例えばチップマウンタにより基板26に実装されている。なお、ボタン電池35が電池に相当する。
腕時計3が受信アンテナ28〜31でリクエスト信号Sreqを受信すると、受信IC34は、このリクエスト信号Sreqを復調してCPU33に出力する。CPU33は、受信IC34から復調後のLFデータを入力するとデータ内容を解読し、このリクエスト信号SreqがID信号返信要求の旨を表す信号であれば、CPU33はそのリクエスト信号Sreqに応答する形で、腕時計固有のIDコードを乗せたID信号Sidを生成し、それを送信用パターンアンテナ27aから車両1に向けて返信する。
この収容スペース32には、平断面略三日月形状の電池支持枠38が収容されている。この電池支持枠38は、例えば樹脂から成るとともに、取付状態のボタン電池35を少なくとも一部で支持する部品である。電池支持枠38は、基板26側の面(図5の下面)が開口した状態をとり、その内部にCPU33や受信IC34等の素子系の部品が収容された取付状態をとる。基板26(アンテナ機構27も含む)及び電池支持枠38は、時計本体19と電池支持枠38との間に基板26を挟み込んだ状態で、複数のネジ39により電池支持枠38を時計本体19に取り付けることによって時計本体19に組み付けられている。なお、電池支持枠38が電池支持部品に相当する。
図7に示すように、収容スペース32には、電池支持枠38の刳り抜かれた平面略円形部分が電池収容部40として形成されている。電池収容部40は、その中心点Oaが基板26の中心点Obからずれた位置となるように形成され、電池支持枠38の刳り抜き部位の内周面とアンテナボビン31aの内周面とでボタン電池35を支持する。電池収容部40に収容されたボタン電池35は、蓋部22を時計本体19に組み付けることにより、アンテナボビン31a、電池支持枠38及び蓋部22によって保持される。
さて、本例においては、円環状のアンテナボビン31aの内周部にできる空間を部品の収容スペース32として用い、その収容スペース32にボタン電池35を収容する。従って、本例のようにアンテナボビン31aにボタン電池35のホルダ機能を持たせれば、受信アンテナと電池ホルダとの各々に配置スペースを設けずに済み、腕時計3の内部にあるスペースを有効利用することが可能となる。よって、腕時計3に無線通信機構25を組み込んだとしても、腕時計3が大型化することを抑止することが可能となる。
また、腕時計3は人が身に付けるものであるため、サイズが非常に小さいものであることから、腕時計3の内部の部品収容スペースは限られている現状がある。このため、無線通信機構25を腕時計3に収容する場合、ただ単にこの通信機能を組み込んだだけでは、腕時計内部の収容スペースが足らず、腕時計3のサイズが大型化してしまう。しかし、本例のようにアンテナボビン31aに電池ホルダ機能を持たせて腕時計3の内部の収容スペースを有効利用すれば、腕時計3が大型化することがないため、無線通信機構25を腕時計3に組み込むことが可能となる。
更に、本例においては、アンテナボビン31aが基板26の外周部26cを保持する取付状態をとっている。よって、アンテナボビン31aが基板26の曲げに対する規制部材(強度部材)として働くことになるため、基板26の曲げ応力(強度も含む)が高くなり、基板26に外力が加わっても曲がった状態になり難い。よって、無線通信機構25を組み込んだ腕時計3の小型化を図るために基板26を薄型化しても、従来と同様の基板強度が確保されることになり、腕時計3の小型化と基板強度の確保とを両立することが可能となる。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)アンテナボビン31aにボタン電池35のホルダ機能を持たせたので、腕時計3の内部にある収容スペースを有効利用することができ、腕時計3に無線通信機構25を組み込んだとしても、腕時計3が大型化することを抑止することができる。
(2)アンテナボビン31aの内周部の空間は比較的大きな領域であるため、この領域を部品収容スペースとして利用すれば、若干大きめの部品であっても、或いは部品点数が多くなっても、無線通信機構25に関わる部品を収容することができる。
(3)アンテナボビン31aの内周部にできる収容スペース32にボタン電池35を収容するに際して、電池支持枠38を用いて位置決めを行う。よって、アンテナボビン31aの内径よりも径の小さいボタン電池35をアンテナボビン31aの内周部に収容したとしても、その電池支持枠38によってボタン電池35が支持されるので、ボタン電池35を位置ずれし難い状態でアンテナボビン31aの内部に収容することができる。
(4)アンテナボビン31aの内周部の収容スペース32に収容されたボタン電池35は、電池支持枠38の刳り抜き部位の内周面とアンテナボビン31aの内周面とにより、側面(外周面)全域が保持される。従って、ボタン電池35が広範囲の面で保持された状態となり、ボタン電池35の位置ずれ防止に効果が高い。
(5)基板26の外周部26cをアンテナボビン31aで保持する取付状態をとるため、基板26の曲げ応力が高くなる。このため、無線通信機構25を腕時計3に組み込んだ際に、腕時計3の小型化を図るために基板26を薄型化しても、基板強度の低下が生じ難くなり、腕時計3の小型化と基板強度の確保とを両立することができる。
なお、本実施形態は上記構成に限定されず、以下の態様に変更してもよい。
・ アンテナボビン31aと電池支持枠38とは、必ずしも別体であることに限らず、これらを一体部品としてもよい。この場合、無線通信機構25が組み込まれた腕時計3を組み立てる際に、その組立行程を減らすことができ、組立作業の簡素化を図ることができる。
・ 電池収容部40に、ボタン電池35を仮止めする仮止め機構を設けてもよい。この仮止め機構の例としては、例えばボタン電池35を収容した際においてボタン電池35が接触するアンテナボビン31aや電池支持枠38の内周面に1つ以上の突部を設け、この突部にボタン電池35を仮止めする例が挙げられる。この場合、腕時計3を組み立てる際に、電池収容部40に収容したボタン電池35が電池収容部40から外に落下するなどの煩わしさが生じ難い。
・ 無線通信機構25を組み込んだ腕時計3は、リクエスト信号Sreqを受けると自動でIDコードを返信するハンズフリーキーであることに限らず、例えばワイヤレスキーでもよい。この場合、例えば図1に示すように、腕時計3の側部にロックボタン41及びアンロックボタン42を設ける。そして、ロックボタン41が押された際には、腕時計3のIDコードと機能コード(ドアロック要求)とが乗せられたドアロック要求信号が腕時計3から車両1に発信され、このドアロック要求信号を車両1が受信するとドアロックが解除される。一方、アンロックボタン42が押された際には、腕時計3のIDコードと機能コード(ドアアンロック要求)とが乗せられたドアアンロック要求信号が腕時計3から車両1に発信され、このドアアンロック要求信号を車両1が受信するとドアロックが施錠される。
・ 無線通信機構25は、受信アンテナ28〜31から成る3軸対応のものに限定されず、例えば受信アンテナ31(ループアンテナ31b)のみから成る1軸アンテナでもよいし、或いは受信アンテナ28(バーアンテナ28b)と受信アンテナ31(ループアンテナ31b)とから成る2軸アンテナでもよい。
・ 無線通信機構25で用いる電池は、必ずしもボタン電池35である必要はなく、例えばマンガン乾電池、アルカリ乾電池、ニッケル系一次電池、リチウム電池等の電池を用いてもよい。
・ 基板26やボタン電池35は、必ずしも時計機構24と無線通信機構25との各々で分かれている必要はなく、時計機構24及び無線通信機構25で共用してもよい。
・ 車両1と腕時計3との間の通信形態は、電波を無線でやり取りする無線通信方式に限らず、例えば人体を通信媒体とした生体通信などの他の通信形態を採用してもよい。
・ アンテナによってできる収容スペース32は、環状のアンテナボビン31a(ループアンテナ31b)によってできる空間であることに限定されない。例えば、受信アンテナ28や受信アンテナ29,30によってできる空間を収容スペース32として用いてもよい。
・ 時計は必ずしも腕時計3に限らず、時刻を指し示すものであれば、その機能及び形状等は特に限定されない。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)請求項1〜6のいずれかにおいて、前記無線通信機構は、前記通信対象から識別コード返信要求を無線で受けた際、それに応答して前記識別信号を前記通信対象に返信する。この場合、通信対象が発信した識別コード返信要求を時計が受けると、時計はそれに応答して自身の識別コードを返信する動作をとるので、時計から識別コードを自動で通信対象に発信することができる。
一実施形態におけるハンズフリーシステムの構成を示すブロック図。 図4におけるII−II線断面図。 アンテナボビンを取り付けた基板を斜め下方から見た斜視図。 受信アンテナが取り付けられた基板の裏面図。 無線通信機構が組み込まれた腕時計の分解斜視図。 電池支持枠を取り付けていない時のアンテナボビンを含んだ基板の平面図。 無線通信機構が組み込まれた腕時計の蓋部を外した上面図。
符号の説明
1…通信対象としての車両、3…時計としての腕時計、24…時計機構、25…無線通信機構、26…基板、26c…外周部、31…アンテナ(環状アンテナ)としての受信アンテナ、31a…アンテナ支持部品としてのアンテナボビン、32…収容スペース、35…電池としてのボタン電池、38…電池支持部品としての電池支持枠、Sid…識別信号としてのID信号。

Claims (6)

  1. 時刻を表示する時計機構と、自身が持つ識別コードを乗せた識別信号を無線で通信対象に発信する無線通信機構とを備えた無線通信機能付き時計の電池収容構造において、
    前記無線通信機構のアンテナによってできる収容スペースに、前記時計機構及び前記無線通信機構の少なくとも一方の電源となる電池を収容したことを特徴とする無線通信機能付き時計の電池収容構造。
  2. 前記アンテナは、環状のアンテナ支持部品に巻回された環状アンテナであり、
    前記電池は、前記アンテナ支持部品の内周部にできる空間を前記収容スペースとして、前記アンテナ支持部品の内周部の前記空間に収容されていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信機能付き時計の電池収容構造。
  3. 前記アンテナによってできる前記収容スペースには、当該収容スペースに収容された前記電池を保持する電池支持部品が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信機能付き時計の電池収容構造。
  4. 前記電池は、少なくともその側面全域が前記電池支持部品によって保持されていることを特徴とする請求項3に記載の無線通信機能付き時計の電池収容構造。
  5. 前記無線通信機構の基板の外周部を、前記アンテナを支持するアンテナ支持部品で保持したことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の無線通信機能付き時計の電池収容構造。
  6. 前記アンテナ支持部品と前記電池支持部品とが一体部品として形成されていることを特徴とする請求項3〜5のうちいずれか一項に記載の無線通信機能付き時計の電池収容構造。
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