JPS603315B2 - 新規セフアロスポリン化合物 - Google Patents
新規セフアロスポリン化合物Info
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- JPS603315B2 JPS603315B2 JP15380776A JP15380776A JPS603315B2 JP S603315 B2 JPS603315 B2 JP S603315B2 JP 15380776 A JP15380776 A JP 15380776A JP 15380776 A JP15380776 A JP 15380776A JP S603315 B2 JPS603315 B2 JP S603315B2
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Description
本発明は新規セファロスポリン化合物に関する。
更に詳しくは、本発明は一般式〔1〕で示されるセフア
ロスポリン化合物及びその非毒性塩に関する。 本発明者は上記式〔1〕で示される新規セフアロスポリ
ン化合物及びその非毒性塩の創製に成功すると共にこれ
らがグラム陰性菌・腸性菌、特にシュードモナス属菌に
対して顕著な抗菌力を示すこと、人又は動物用の細菌感
染症治療剤として有用であることを知見した。 一般式〔1〕で示される化合物は式中にスルホ基、カル
ボキシル基およびヒドロキシカルバモイル基の水酸基を
有する。 これらは遊離のままでもよいが、たとえばナトリウム、
カリウム等の無毒怪力チオン、アルキニン、オルニチン
、リジン、ヒスチジン等の塩基性アミノ酸、N−メチル
グルカミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、トリスヒドロキシメチルアミノメタンなどのポリヒ
ドロキシアルキルアミン等とのいわゆる無毒性塩を形成
させて用いてもよい。 またこれらのカルボキシル基、スルホン酸基をェステル
化し、たとえば血中濃度を増加させ、有効時間を延長さ
せる効果のある生物学的に活性なエステル遊導体に変換
して用いることもできる。その場合に有効なェステル基
としては、たとえばメトキシメチル、エトキシメチル、
イソプロポキシメチル、Qーメトキシエチル、Q−ェト
キシェチル等のアルコキシメチル、Q−アルコキシェチ
ル等のQーアルコキシ−Q−置換メチル基、メチルチオ
メチル、エチルチオメチル、インプロピルチオメチル等
のアルキルチオメチル基、またピバロイルオキシメチル
、Q−アセトキシプチル基のアシルオキシメチル基また
はQ−アシルオキシーQ−置換メチル基等が用いられる
。前記一般式〔1〕で示される化合物及びその非湊性塩
は自体公知の手段に従って製造されうる。例えば、一般
式
ロスポリン化合物及びその非毒性塩に関する。 本発明者は上記式〔1〕で示される新規セフアロスポリ
ン化合物及びその非毒性塩の創製に成功すると共にこれ
らがグラム陰性菌・腸性菌、特にシュードモナス属菌に
対して顕著な抗菌力を示すこと、人又は動物用の細菌感
染症治療剤として有用であることを知見した。 一般式〔1〕で示される化合物は式中にスルホ基、カル
ボキシル基およびヒドロキシカルバモイル基の水酸基を
有する。 これらは遊離のままでもよいが、たとえばナトリウム、
カリウム等の無毒怪力チオン、アルキニン、オルニチン
、リジン、ヒスチジン等の塩基性アミノ酸、N−メチル
グルカミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、トリスヒドロキシメチルアミノメタンなどのポリヒ
ドロキシアルキルアミン等とのいわゆる無毒性塩を形成
させて用いてもよい。 またこれらのカルボキシル基、スルホン酸基をェステル
化し、たとえば血中濃度を増加させ、有効時間を延長さ
せる効果のある生物学的に活性なエステル遊導体に変換
して用いることもできる。その場合に有効なェステル基
としては、たとえばメトキシメチル、エトキシメチル、
イソプロポキシメチル、Qーメトキシエチル、Q−ェト
キシェチル等のアルコキシメチル、Q−アルコキシェチ
ル等のQーアルコキシ−Q−置換メチル基、メチルチオ
メチル、エチルチオメチル、インプロピルチオメチル等
のアルキルチオメチル基、またピバロイルオキシメチル
、Q−アセトキシプチル基のアシルオキシメチル基また
はQ−アシルオキシーQ−置換メチル基等が用いられる
。前記一般式〔1〕で示される化合物及びその非湊性塩
は自体公知の手段に従って製造されうる。例えば、一般
式
〔0〕で示される化合物と式〔m〕
(式中、Rは水素原子又は水酸基)で示される化合物又
はその反応性誘導体を反応させることにより製造される
。 一般式〔ロ〕で示される化合物は新規化合物であるが、
自体公知の手段(たとえば、米国特許第3225038
号、特公昭40一9155号、ドイツ特許第18171
21号)に従って容易に製造しうる。 さて、化合物
はその反応性誘導体を反応させることにより製造される
。 一般式〔ロ〕で示される化合物は新規化合物であるが、
自体公知の手段(たとえば、米国特許第3225038
号、特公昭40一9155号、ドイツ特許第18171
21号)に従って容易に製造しうる。 さて、化合物
〔0〕とカルボン酸〔m〕またはその反応
性誘導体との反応については、化合物
性誘導体との反応については、化合物
〔0〕は、遊離の
ま)あるいは塩または易分解性ェステル類として反応に
供せられる。ここで、塩としては、たとえばナトリウム
、カリウム、マグネシウム、カルシウム、アルミニウム
またはトリメチルアミン、トリヱチルアミン、トリブチ
ルアミン、N−メチルモルホリン、Nーメチルピベリジ
ン、N−エチルモルホリン、Nーエチルピベリジン、ジ
ェチルアミン等のごときアルカリ、アルカリ士類、有機
アミン類等との塩が、易分解性ェステルとしては、たと
えばトリアルキルハロゲノシラン、トリアラルキルハロ
ゲノシラン、トリアルコキシハロゲノシラン、ヘキサア
ルキルジシラザン、が・0−ビス(トリメチルシリル)
ァセタミド等のシリル化剤、たとえばジアルキルジハロ
ケノシラン、ジアラルキルジハロゲノシラン等のシレン
化剤、たとえば酸化スズ(トリアルキルスズ)、Nート
リアルキルスタニルジアルキルアミソ、トリアルキルス
タニルアルコキサィド等のスズェステル化剤、アルキル
スルホニルアルキルハラィド、アルキルチオアルキルハ
ラィド等との反応生成物、あるいはtープチル基、tー
ベンチル基等のC4〜C6のt−アルキル基、tーベン
テニル基等のC5〜C7のtーアルケニル基、ベンタク
ロロフェニル基、4ーメチルチオフェニル基、フルフリ
ル基、ベンジル基、m−又はp−ニトロベンジル基、ト
リチル基、フェナシル基、ペンゾィルオキシメチル基、
ピバロィルオキシメチル基、アセトオキシメチル基、p
ーニトロベンゾィルオキシメチル基、サクシィミド基、
フタルィミド基でカルボキシル基を保護したもの等が用
いられる。これらの易分解性ェステルを用いた場合、反
応後常法によりェステル基を分解する必要がある。カル
ポン酸〔m〕の反応性議導体としては、たとえば酸ハラ
ィド、分子内無水物、混合酸無水物、活性ェステル、カ
ルボジィミド等が用いられる。この混合酸無水物として
はたとえば置換酢酸、アルキル炭酸、ァラルキル炭酸と
の混合酸無水物が、活性ェステルとしてはたとえばシア
ノメチルエステル、p−ニトロフエニルエステル、プロ
/ゞルギルエステル、Nーハイドロオキシサクシィミド
のェステルなどが繁用される。カルボン酸〔m〕自体を
反応に供する場合は、通常反応を適宜の脱水剤(たとえ
ばN・N′ージシクロヘキシルカルボジィミド等)の存
在下に行う。化合物〔ロ〕とカルボン酸〔m〕またはそ
の反応性誘導体との反応は、化合物
ま)あるいは塩または易分解性ェステル類として反応に
供せられる。ここで、塩としては、たとえばナトリウム
、カリウム、マグネシウム、カルシウム、アルミニウム
またはトリメチルアミン、トリヱチルアミン、トリブチ
ルアミン、N−メチルモルホリン、Nーメチルピベリジ
ン、N−エチルモルホリン、Nーエチルピベリジン、ジ
ェチルアミン等のごときアルカリ、アルカリ士類、有機
アミン類等との塩が、易分解性ェステルとしては、たと
えばトリアルキルハロゲノシラン、トリアラルキルハロ
ゲノシラン、トリアルコキシハロゲノシラン、ヘキサア
ルキルジシラザン、が・0−ビス(トリメチルシリル)
ァセタミド等のシリル化剤、たとえばジアルキルジハロ
ケノシラン、ジアラルキルジハロゲノシラン等のシレン
化剤、たとえば酸化スズ(トリアルキルスズ)、Nート
リアルキルスタニルジアルキルアミソ、トリアルキルス
タニルアルコキサィド等のスズェステル化剤、アルキル
スルホニルアルキルハラィド、アルキルチオアルキルハ
ラィド等との反応生成物、あるいはtープチル基、tー
ベンチル基等のC4〜C6のt−アルキル基、tーベン
テニル基等のC5〜C7のtーアルケニル基、ベンタク
ロロフェニル基、4ーメチルチオフェニル基、フルフリ
ル基、ベンジル基、m−又はp−ニトロベンジル基、ト
リチル基、フェナシル基、ペンゾィルオキシメチル基、
ピバロィルオキシメチル基、アセトオキシメチル基、p
ーニトロベンゾィルオキシメチル基、サクシィミド基、
フタルィミド基でカルボキシル基を保護したもの等が用
いられる。これらの易分解性ェステルを用いた場合、反
応後常法によりェステル基を分解する必要がある。カル
ポン酸〔m〕の反応性議導体としては、たとえば酸ハラ
ィド、分子内無水物、混合酸無水物、活性ェステル、カ
ルボジィミド等が用いられる。この混合酸無水物として
はたとえば置換酢酸、アルキル炭酸、ァラルキル炭酸と
の混合酸無水物が、活性ェステルとしてはたとえばシア
ノメチルエステル、p−ニトロフエニルエステル、プロ
/ゞルギルエステル、Nーハイドロオキシサクシィミド
のェステルなどが繁用される。カルボン酸〔m〕自体を
反応に供する場合は、通常反応を適宜の脱水剤(たとえ
ばN・N′ージシクロヘキシルカルボジィミド等)の存
在下に行う。化合物〔ロ〕とカルボン酸〔m〕またはそ
の反応性誘導体との反応は、化合物
〔0〕1モルに対し
カルボン酸〔m〕またはその反応性誘導体の1モルある
いはやや過剰に用いるのが有利である。 また、反応に支障のない限り、カルボン酸〔町〕または
その反応性誘導体を多量に使用することもできる。反応
は、通常、溶媒中で行なわれる。溶媒としては、たとえ
ば塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、塩化エチ
レン、トリクロロェタン、トリクレン、アセトニトリル
、アセトン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ベンゼン、ト
ルェン、キシレン、酢酸エチル、水またはこれらの混合
物等が用いられる。一2ぴ○〜50℃で反応させられる
。反応は、数時間乃至数十時間で完了する。反応生成物
〔1〕又はその無毒性塩は、通常ペニシリン類やセフア
ロスポリン類において用いられる公知の分離精製手段た
とえば液性変換、溶媒抽出、転溶、減圧蒸留、濃縮、分
留、結晶化、再結晶、クロマトグラフィーなどにより単
離される。又、本発明の化合物は、一般式〔V〕 (式中、CH2Xはヒドロキシメチル基の反応性誘導体
を示す)で表わされる化合物に一般式〔W〕で表わされ
る化合物を作用させることによっても製造される。 一般式〔V〕において、置換基Xの具体例としては、た
とえばアセチルオキシ基、プロピオニルオキシ基、3一
オキソプチリルオキシ基、3ーカルボキシプロピオニル
オキシ基、2−カルボキシベンゾィルオキシ基、4ーカ
ルボキシプチリルオキシ基、マンデリルオキシ基、2一
(カルボェトキシカルバモイル)ペンゾィルオキシ基、
2−(力ルボエトキシスルフアモイル)ペンゾイルオキ
シ基、3ーェトキシカルバモイルプロピオニルオキシ基
などのアシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、臭素、
塩素などのハロゲン、トシル基、アチド基等が繁用され
る。 一般式〔V〕で表わされる化合物は新規化合物であるが
自体公知の手段〔たとえばザ・ジャーナル・オブ・メデ
イシナル・ケミストリー(TheJoumal of
MediciMI Chemis口y)17、1312
(1974)〕に従ってあるいは上記カルボン酸〔m〕
と化合物
カルボン酸〔m〕またはその反応性誘導体の1モルある
いはやや過剰に用いるのが有利である。 また、反応に支障のない限り、カルボン酸〔町〕または
その反応性誘導体を多量に使用することもできる。反応
は、通常、溶媒中で行なわれる。溶媒としては、たとえ
ば塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、塩化エチ
レン、トリクロロェタン、トリクレン、アセトニトリル
、アセトン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ベンゼン、ト
ルェン、キシレン、酢酸エチル、水またはこれらの混合
物等が用いられる。一2ぴ○〜50℃で反応させられる
。反応は、数時間乃至数十時間で完了する。反応生成物
〔1〕又はその無毒性塩は、通常ペニシリン類やセフア
ロスポリン類において用いられる公知の分離精製手段た
とえば液性変換、溶媒抽出、転溶、減圧蒸留、濃縮、分
留、結晶化、再結晶、クロマトグラフィーなどにより単
離される。又、本発明の化合物は、一般式〔V〕 (式中、CH2Xはヒドロキシメチル基の反応性誘導体
を示す)で表わされる化合物に一般式〔W〕で表わされ
る化合物を作用させることによっても製造される。 一般式〔V〕において、置換基Xの具体例としては、た
とえばアセチルオキシ基、プロピオニルオキシ基、3一
オキソプチリルオキシ基、3ーカルボキシプロピオニル
オキシ基、2−カルボキシベンゾィルオキシ基、4ーカ
ルボキシプチリルオキシ基、マンデリルオキシ基、2一
(カルボェトキシカルバモイル)ペンゾィルオキシ基、
2−(力ルボエトキシスルフアモイル)ペンゾイルオキ
シ基、3ーェトキシカルバモイルプロピオニルオキシ基
などのアシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、臭素、
塩素などのハロゲン、トシル基、アチド基等が繁用され
る。 一般式〔V〕で表わされる化合物は新規化合物であるが
自体公知の手段〔たとえばザ・ジャーナル・オブ・メデ
イシナル・ケミストリー(TheJoumal of
MediciMI Chemis口y)17、1312
(1974)〕に従ってあるいは上記カルボン酸〔m〕
と化合物
〔0〕との反応に準じて反応を行うと容易に製
造されうる。 化合物〔V〕と化合物〔W〕との反応は、自体公知の手
段に従って行われうる。 一般式〔町〕で表わされる化合物は遊離形あるいは適宜
の塩(たとえば塩酸塩、硫酸海等の無機酸塩)として反
応に供する。通常、化合物〔V〕1モルに対し化合物〔
W〕を約1ないし10モル使用するのが好適である。こ
の反応は、通常溶媒中で行なうのがよい。溶媒としては
、たとえば水またはアセトン、クロロホルム、テトラヒ
ドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセタミ
ド、メタノール、エタノール、ジメチルスルホキサイド
またはその他の反応に関与しない一般有機溶媒等が用い
られるが、極性の強い溶媒が望ましい。これらのうち、
親水性の溶媒は水と混合して使用することもできる。こ
の反応は、通常中性附近で行なわれるが、弱アルカリ性
で行なってもよい結果が得られる。さらにたとえばィソ
シアン酸塩、チオィソシアン酸塩、ヨードカリ、臭化カ
リ、塩化カリまたはこれらのナトリウム塩、各種チオー
ル化合物等の第3物質を、化合物〔V〕に対して1〜5
0モル程度共存させると、目的物をより好収率でうろこ
とができる。反応温度、時間は、反応試薬の種類、溶媒
等の条件でことなるが室温もしくは100℃、望ましく
は40qo〜70℃で1〜4報時間行なうことが多い。
このようにして得られる反応生成物〔1〕またはその無
毒性塩は公知の手段(たとえば転落、濃縮、クロマトグ
ラフィー、凍結乾燥、再綾)によって精製、採取される
。本発明の目的化合物が遊離形で得られた場合は、所望
により上記無毒性塩に変換してもよいし、塩の形で得ら
れた場合は遊離形に導いてもよい。 これらは周知手段に従って行われうる。かくして製造さ
れる化合物〔1〕又はその非毒性塩の7位ァミノ基のァ
シル基はQ位に不斉炭素を有するので、二つのジアステ
レオアイソマ‐(すなわちD(一)体ならびにL(十)
体)が存在するが、D(一)体、L(十)体ならびにそ
の任意の混合物はいずれも本発明の範囲に属する。これ
らはカルボン酸〔血〕またはその反応性誘導体を光学分
割したのち、アシル化反応に供するかあるいは反応生成
物である式〔1〕の化合物又はその塩を光学的に分離す
ることにより所望の光学異性体を得ることができる。光
学分割は自体公知の手段に従って行いうる。かくして得
られる本発明化合物は、グラム陰性菌およびグラム腸性
菌に対して優れた抗菌力を有し、特にシュードモナス菌
に対して顕著に陳れており、また速効性でもある。 本発明化合物は、公知ペニシリン剤またはセフアロスポ
リン剤と同様、たとえば粉末投与あるいは常法に基づい
て生理学的に使用可能な恒体または賦形剤と共に溶液ま
たは懸濁液等として投与することができる。具体的には
、人その他の溢血動物(たとえばマウス、ラツト、犬、
馬等)のシュウドモナス(Pseudomonas)感
染症に対して本発明の化合物を非経口的(たとえば筋肉
内注射、静脈内注射)に本発明化合物を1日当り約10
の9〜80のりを1日3〜4回に分割して投与するのが
よい。 本発明化合物は極めて低叢性であるので、上記投与量は
安全に投与しうる。本発明の代表的化合物を例示すれば
以下のものが挙げられる。 (1’ 3−(4ーヒドロキシアミノカルボニルー1ー
ピリジニオメチル)−76−(Q−スルホナート−フエ
ニルアセタミド)−セフ−3−エム−4ーカルボン酸及
びそのアルカリ金属塩■ 3一(3ーヒドロキシアミノ
カルボニルー1−ピリジニオメチル)−78一(Qース
ルホナートーフエニルアセタミド)ーセフー3ーエム−
4ーカルボン酸及びそのアルカリ金属塩実施例 1 3一(4−ヒドロオキシルアミノカルボニルー1−ピリ
ジニオメチル)−78一(D−Q−スルホーフヱニルア
セタミド)−セフ−3−エムー4ーカルボキシラート、
1ナトリウム塩〔1一a〕(a} 7−(DQ−スルホ
フエニルアセタミド)セフアロスポラン酸、ジナトリウ
ム塩2.57夕(5ミリモル)、ィソニコチノヒドロキ
サム酸1.0夕(7.5ミリモル)、ョー化ナトリウム
40夕、水15の‘の溶液を70℃で1.虫時間反応す
る。 次に氷冷し、アセトン200叫を加える。さらに30分
櫨梓後、沈殿物をろ取する。この沈殿物をアセトンでよ
く洗浄後、乾燥すると黄色の粗粉末2.9夕が得られた
。アンバーライトXAD2のカラム(24側×45物吻
)を用い水で展開して、この粗粉末1夕をクロマト精製
する。目的物の流出液を集めて凍結乾燥すると、淡黄色
粉末0.31夕が得られた。‘b} 3−(3−オキソ
ブチリルオキシ)メチル一7一(DQースルホフエニル
アセタミド)−3−セフェム−4ーカルポン酸、ジナト
リウム塩、2.78夕(5ミリモル)、イソニコチノヒ
ドロキサム酸1.0夕(7.6ミリモル)、ョー化ナト
リウム40夕、水15の‘の溶液を50午Cで2時間反
応する。 次に氷冷し、アセトン200の‘を加える。さらに3び
分燈梓後、沈殿物をろ取する。この沈殿物をアセトンで
よく洗浄後、乾燥すると黄色の粗粉末3.1夕が得られ
た。アンバーライトXAD2のカラム(24柳×450
肌)を用い、水で展開してこの粗粉末1夕をクロマト精
製する。目的物の流出液を集めて凍結乾燥すると、淡黄
色粉末0.30夕が得られた。{c’78ーアミノ−3
−(4−ヒドロオキシルアミノカルポニル−1−ピリジ
ニオメチル)−セフ−3−エム−4−力ルポキシラート
0.35夕(1ミリモル)を水5の‘にとかし、氷袷す
る。 エーテル2の‘を加え、櫨杵下にDQースルホフエニル
アセチルクロライド0.24夕(1ミリモル)、無水エ
ーテル2叫の溶液を滴下する。この際、IN−水酸化ナ
トリウム液を適宜加えて反応液の液性がリトマス試験紙
中性を保つよう補正しうる反応を進める。滴下後さらに
3の片済枠する。次に水層を分取し、減圧下に脱溶媒し
、凍結乾燥すると褐色の粗粉末が得られた。アンバーラ
イトXAD2の力ラム(24肌×450肌)を用い水で
展開してこの粗粉末をクロマト精製する。目的物の流出
液を集めて凍結乾燥すると淡黄色粉末0.10夕が得ら
れた。IRレ窯薮(抑−1):17路(8ーラクタム)
、1斑0(一CON日一)、1618(一COO‐)、
1045(一Sび‐)NMR(D20)胸:2.98
3.56(幻、dd、J=18HZ、C2−H)、5.
11(IH、S、ph−こ日‐)、5.16(IH、d
、J=4.5HZ、C6一H)、5.73(IH、d、
J=4.5HZ、C7一H)、5.42、5球(が、d
、J=7HZ、C3‐CH2‐)、7.25−7.75
(班、m、Ph‐H)、8.28(が、d、J=6Hz
、ピリジニウム(3′・5)−H)、9.10(が、d
、J=6HZ、ピリジニウム(2.6)一日)実施例
2 78−アミノー3一(4ーヒドロオキシルアミノカルポ
ニルー1ーピリジニオメチル)ーセフー3ーエムー4ー
カルボキシラ−ト【a’ 7−アミノセフアロスポラン
酸0.弦夕(2ミリモル)をIN苛性ソ−ダ液2の上、
水4.2奴の溶液にとかす。 この溶液にイソニコチノヒドロキサム酸0.42夕(3
ミリモル)、ョー化ナトリウム16.6夕を加えて、7
0qoで2時間反応する。次に氷冷し、アセトソ100
の上を加える。さらに30分燈梓後、沈殿物をろ敬する
。この沈殿物をアセトンでよく洗浄後、乾燥すると褐色
の粗粉末0.559が得られた。アンバーライトXAD
2のカラム(21側×40仇吻)を用い水で展開してこ
の粗粉末をクロマト精製する。目的物の流出液を集めて
凍結乾燥すると黄色粉末0.09夕が得られた。【b1
7ーアミノ−3−(3ーオキソプチリルオキシ)メチ
ル一3−セフヱムー4ーカルポン酸0.63夕(2ミリ
モル)をIN苛性ソーダ2私、水4.2叫の溶液にとか
す。 この溶液にィソニコチノヒドロキサム酸0.42夕(3
ミリモル)、ョー化ナトリウム16.5夕を加えて、5
0℃で2時間反応する。次に氷冷し、アセトン100凧
‘を加える。さらに3び分燈梓後、沈殿物をろ取する。
この沈殿物をァセトンでよく洗浄後、乾燥すると褐色の
粗粉末0.52夕が得られた。アンバーライトXAD2
のカラム(21肋×40仇舷)を用い、水で展開してこ
の粗粉末をクロマト精製する。目的物の流出液を集めて
凍結乾燥すると黄色粉末o.12夕が得られた。IRレ
器暴く仇‐1):1765(8−ラクタム)、1総0(
一CONH‐)、1620(一COO‐)NMR(D2
0)胸:3,20 3.87(2日、dd、J:22.
5Hz、C2−H)、5.05(IH、d、J=4.5
日2、C6一H)、5.21(IH、d、J:4.5H
z、C7−H)、5.44 5.70(餌、dd、J=
11HZ、C3−CQ一)、8.紙(2日、d、Jニ6
.5HZ、ピリジニウム(3・5′)一日)、9.18
(2日、d、J:05Hz、ピリジニウム(2・6)一
日実施例 33−(3−ヒドロオキシルアミ/力ルボニ
ル−1−ピリジニオメチル)−78一(D一Qースルホ
ーフエニルアセタミド)ーセフー3−エムー4−カルボ
キシラート、1ナトリウム塩〔1−b〕W 7一(DQ
−スルホフエニルアセタミド)セフアロスポラン酸、ジ
ナドリウム塩1.03夕(2ミリモル)、ニコチノヒド
ロキサム酸0.41夕(3ミリモル)、ョー化ナトリウ
ム16.6夕、水6.2の‘の溶液を70℃で1.虫時
間反応する。 以下実施例1の‘a)と同様に処理、乾燥する。アンバ
ーライトXAD2のカラム(24側×45仇岬)を用い
水で展開してこ)に得られた粗粉末の全量をクロマト精
製する。目的物の流出液を集めて凍結乾燥すると微黄色
粉末0.17夕が得られた。‘b} 3一(3一オキソ
ブチリルオキシ)メチル−7一(DQースルホフエニル
アセタミド)−3−セフヱム−4ーカルボン酸、ジナト
リウム塩1.29(2ミリモル)、ニコチノヒドロキサ
ム酸0.41夕(3ミリモル)、ョー化ナトリウム16
.6夕、水6.2泌の溶液を50qoで2時間反応する
。以下実施例1の{b〕と同機に処理、乾燥する。アン
バーライトXAD2の力ラム(24肌×450胸)を用
いて水で展開してこ)に得られた粗粉末の全量をクロマ
ト精族する。目的物の流出液を集められて凍結乾燥する
と微黄色粉末0.21夕が得られた。{c} 78ーア
ミノー3−(3ーヒドロオキシルアミノカルボニルー1
−ピリジニオメチル)−セフ−3ーエムー4−力ルボキ
シラート0.35夕(1ミリモル)を実施例1のWと同
様に反応、処理し、凍結乾燥する。 アンバーライトXAD2のカラム(24柳×45仇肌)
を用い水で展開して、こ)に得られた粗粉末の全量をク
ロマト精製する。目的物の流出液を集めて凍結乾燥する
と微黄色粉末0.13夕が得られた。IR〃椿昼キ(伽
‐1):1775(8−ラクタム)、1675(一CO
NH−)、1620(一COO‐)、1045(一S0
3‐)NMR(D20)岬:3.03 3.60(班、
dd、J=17.5HZ、C2−H)、5.1o(IH
、S、ph一CH−)、5.17(IH、d、J=4.
5Hz、C6一H)、5.73(IH、d、J=4.5
HZ、C7一H)、5.42、560(が、dd、JE
17.5日2、C3‐C凡‐)、7.30‐7.70(
班、m、Ph−H)、8.13(IH、dd、J=7、
7.5Hz、ピリジニウム(S)一日)、8.33(I
H、dd、J二2.5、7.5HZ、ピリジニウム(4
′)一日)、9.13(IH、dd、J=2.5 7.
5Hz、ピリジニウム(6′)一日)、9.36(IH
、d、J:2.5Hz、ピリジニウム(2′)一日)実
施例 4 78ーアミノー3−(3ーヒドロオキシルアミノカルボ
ニルー1ーピリジニオメチル)−セフ−3ーエムー4ー
カルボキシラート‘a’7ーアミノセフアロスポラン酸
0.54夕(2ミリモル)とニコチノヒドロキサム酸0
.42夕(3ミリモル)を実施例2の‘a}と同様に反
応、処理、乾燥する。 アンバーライトXAD2のカラム(21肌x40仇岬)
を用い水で展開して、こ)に得られた粗粉末の全量をク
。マト精製する。目的物の流出液を集めて凍結乾燥する
と黄色粉末o.07夕が得られた。‘b} 7ーアミノ
−3(3ーオキソプチリルオキシ)メチル−3ーセフェ
ム−4ーカルボン酸0.63夕(2ミリモル)とニコチ
ノヒドロキサム酸0.42夕(3ミリモル)を実施例2
の【b’と同様に反応、処理、乾燥する。 アンバーライトXAD2のカラム(21肌×400肌)
を用い水で展開して、こ)に得られた粗粉末の全量をク
ロマト精製する。 目的物の流出液を集めて凍結乾燥すると黄色粉末0.1
5夕が得られた。IRひ益き支(仇‐1):1760(
3−うクタム)、1680(一CONH−)、1615
(一COO‐)NMR(D20)跡:3,22、3.8
7(2日、dd、Jニ17.5HZ、C2一H)、5.
00(IH、d、J=4.5HZ、C6−H)、5.2
0(IH、d、J=4.5HZ、C7‐H)、5.49
5.76(が、dd、J=7HZ、C3−CH2−)
、8.32(IH、dd、J=6.5、7.5Hz、ピ
リジニウム(5′)一日)、8.95(IH、dd、J
=2、7.5Hz、ピリジニウム(4′)−H)、9.
25(IH、dd、J=2、6.5HZ、ピリジニウム
(6)一日)、9.47(IH、d、J=2日2、ピリ
ジニウム(2′)一日)参考例 上記化合物〔1−a〕および〔1−b〕の対シュードモ
ナス抗菌作用、有効量及び投与方法について説明する。 tl} 抗菌作用〔試験管内最低発育阻止濃度:MIC
(y/cc)〕化合物〔1−a〕 MIC シュードモナス属菌 (y/cc) シユードモナス・アエルギノサ(Pdl) 0.39
シユードモナス・アエルギノサ(PM3) SO.2シ
ユードモナス・アエルギノサ(P2) 1.56化
合物〔1一b〕MIC シュードモナス属菌 (ソ/cc) シユードモナス・アヱルギノサ(Pdl) 0.78
シユードモナス・アヱルギノサ(PM3) 0.39
シユードモナス・アエルギ/サ(P2) 3.13
■ 有効量化合物〔1−a〕をマウス(ICR−SLC
、4週令、オス)にシュードモナス アェルギノーサU
31を感染後、0、2、4時間に3回皮下投与した結果
、Eはoは37.2爪9/k9であった。 {3} 急性毒性化合物〔1一a〕をマウス(ICR−
SLC、4週令、オス)に静脈内注射(0.2m‘/マ
ウス)するとつぎの結果になった。 Lは。2.5〜5.0夕/k9 以上の結果より本発明化合物はシュードモナス感染症に
対し優れた効果を示し、毒性も弱い。
造されうる。 化合物〔V〕と化合物〔W〕との反応は、自体公知の手
段に従って行われうる。 一般式〔町〕で表わされる化合物は遊離形あるいは適宜
の塩(たとえば塩酸塩、硫酸海等の無機酸塩)として反
応に供する。通常、化合物〔V〕1モルに対し化合物〔
W〕を約1ないし10モル使用するのが好適である。こ
の反応は、通常溶媒中で行なうのがよい。溶媒としては
、たとえば水またはアセトン、クロロホルム、テトラヒ
ドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセタミ
ド、メタノール、エタノール、ジメチルスルホキサイド
またはその他の反応に関与しない一般有機溶媒等が用い
られるが、極性の強い溶媒が望ましい。これらのうち、
親水性の溶媒は水と混合して使用することもできる。こ
の反応は、通常中性附近で行なわれるが、弱アルカリ性
で行なってもよい結果が得られる。さらにたとえばィソ
シアン酸塩、チオィソシアン酸塩、ヨードカリ、臭化カ
リ、塩化カリまたはこれらのナトリウム塩、各種チオー
ル化合物等の第3物質を、化合物〔V〕に対して1〜5
0モル程度共存させると、目的物をより好収率でうろこ
とができる。反応温度、時間は、反応試薬の種類、溶媒
等の条件でことなるが室温もしくは100℃、望ましく
は40qo〜70℃で1〜4報時間行なうことが多い。
このようにして得られる反応生成物〔1〕またはその無
毒性塩は公知の手段(たとえば転落、濃縮、クロマトグ
ラフィー、凍結乾燥、再綾)によって精製、採取される
。本発明の目的化合物が遊離形で得られた場合は、所望
により上記無毒性塩に変換してもよいし、塩の形で得ら
れた場合は遊離形に導いてもよい。 これらは周知手段に従って行われうる。かくして製造さ
れる化合物〔1〕又はその非毒性塩の7位ァミノ基のァ
シル基はQ位に不斉炭素を有するので、二つのジアステ
レオアイソマ‐(すなわちD(一)体ならびにL(十)
体)が存在するが、D(一)体、L(十)体ならびにそ
の任意の混合物はいずれも本発明の範囲に属する。これ
らはカルボン酸〔血〕またはその反応性誘導体を光学分
割したのち、アシル化反応に供するかあるいは反応生成
物である式〔1〕の化合物又はその塩を光学的に分離す
ることにより所望の光学異性体を得ることができる。光
学分割は自体公知の手段に従って行いうる。かくして得
られる本発明化合物は、グラム陰性菌およびグラム腸性
菌に対して優れた抗菌力を有し、特にシュードモナス菌
に対して顕著に陳れており、また速効性でもある。 本発明化合物は、公知ペニシリン剤またはセフアロスポ
リン剤と同様、たとえば粉末投与あるいは常法に基づい
て生理学的に使用可能な恒体または賦形剤と共に溶液ま
たは懸濁液等として投与することができる。具体的には
、人その他の溢血動物(たとえばマウス、ラツト、犬、
馬等)のシュウドモナス(Pseudomonas)感
染症に対して本発明の化合物を非経口的(たとえば筋肉
内注射、静脈内注射)に本発明化合物を1日当り約10
の9〜80のりを1日3〜4回に分割して投与するのが
よい。 本発明化合物は極めて低叢性であるので、上記投与量は
安全に投与しうる。本発明の代表的化合物を例示すれば
以下のものが挙げられる。 (1’ 3−(4ーヒドロキシアミノカルボニルー1ー
ピリジニオメチル)−76−(Q−スルホナート−フエ
ニルアセタミド)−セフ−3−エム−4ーカルボン酸及
びそのアルカリ金属塩■ 3一(3ーヒドロキシアミノ
カルボニルー1−ピリジニオメチル)−78一(Qース
ルホナートーフエニルアセタミド)ーセフー3ーエム−
4ーカルボン酸及びそのアルカリ金属塩実施例 1 3一(4−ヒドロオキシルアミノカルボニルー1−ピリ
ジニオメチル)−78一(D−Q−スルホーフヱニルア
セタミド)−セフ−3−エムー4ーカルボキシラート、
1ナトリウム塩〔1一a〕(a} 7−(DQ−スルホ
フエニルアセタミド)セフアロスポラン酸、ジナトリウ
ム塩2.57夕(5ミリモル)、ィソニコチノヒドロキ
サム酸1.0夕(7.5ミリモル)、ョー化ナトリウム
40夕、水15の‘の溶液を70℃で1.虫時間反応す
る。 次に氷冷し、アセトン200叫を加える。さらに30分
櫨梓後、沈殿物をろ取する。この沈殿物をアセトンでよ
く洗浄後、乾燥すると黄色の粗粉末2.9夕が得られた
。アンバーライトXAD2のカラム(24側×45物吻
)を用い水で展開して、この粗粉末1夕をクロマト精製
する。目的物の流出液を集めて凍結乾燥すると、淡黄色
粉末0.31夕が得られた。‘b} 3−(3−オキソ
ブチリルオキシ)メチル一7一(DQースルホフエニル
アセタミド)−3−セフェム−4ーカルポン酸、ジナト
リウム塩、2.78夕(5ミリモル)、イソニコチノヒ
ドロキサム酸1.0夕(7.6ミリモル)、ョー化ナト
リウム40夕、水15の‘の溶液を50午Cで2時間反
応する。 次に氷冷し、アセトン200の‘を加える。さらに3び
分燈梓後、沈殿物をろ取する。この沈殿物をアセトンで
よく洗浄後、乾燥すると黄色の粗粉末3.1夕が得られ
た。アンバーライトXAD2のカラム(24柳×450
肌)を用い、水で展開してこの粗粉末1夕をクロマト精
製する。目的物の流出液を集めて凍結乾燥すると、淡黄
色粉末0.30夕が得られた。{c’78ーアミノ−3
−(4−ヒドロオキシルアミノカルポニル−1−ピリジ
ニオメチル)−セフ−3−エム−4−力ルポキシラート
0.35夕(1ミリモル)を水5の‘にとかし、氷袷す
る。 エーテル2の‘を加え、櫨杵下にDQースルホフエニル
アセチルクロライド0.24夕(1ミリモル)、無水エ
ーテル2叫の溶液を滴下する。この際、IN−水酸化ナ
トリウム液を適宜加えて反応液の液性がリトマス試験紙
中性を保つよう補正しうる反応を進める。滴下後さらに
3の片済枠する。次に水層を分取し、減圧下に脱溶媒し
、凍結乾燥すると褐色の粗粉末が得られた。アンバーラ
イトXAD2の力ラム(24肌×450肌)を用い水で
展開してこの粗粉末をクロマト精製する。目的物の流出
液を集めて凍結乾燥すると淡黄色粉末0.10夕が得ら
れた。IRレ窯薮(抑−1):17路(8ーラクタム)
、1斑0(一CON日一)、1618(一COO‐)、
1045(一Sび‐)NMR(D20)胸:2.98
3.56(幻、dd、J=18HZ、C2−H)、5.
11(IH、S、ph−こ日‐)、5.16(IH、d
、J=4.5HZ、C6一H)、5.73(IH、d、
J=4.5HZ、C7一H)、5.42、5球(が、d
、J=7HZ、C3‐CH2‐)、7.25−7.75
(班、m、Ph‐H)、8.28(が、d、J=6Hz
、ピリジニウム(3′・5)−H)、9.10(が、d
、J=6HZ、ピリジニウム(2.6)一日)実施例
2 78−アミノー3一(4ーヒドロオキシルアミノカルポ
ニルー1ーピリジニオメチル)ーセフー3ーエムー4ー
カルボキシラ−ト【a’ 7−アミノセフアロスポラン
酸0.弦夕(2ミリモル)をIN苛性ソ−ダ液2の上、
水4.2奴の溶液にとかす。 この溶液にイソニコチノヒドロキサム酸0.42夕(3
ミリモル)、ョー化ナトリウム16.6夕を加えて、7
0qoで2時間反応する。次に氷冷し、アセトソ100
の上を加える。さらに30分燈梓後、沈殿物をろ敬する
。この沈殿物をアセトンでよく洗浄後、乾燥すると褐色
の粗粉末0.559が得られた。アンバーライトXAD
2のカラム(21側×40仇吻)を用い水で展開してこ
の粗粉末をクロマト精製する。目的物の流出液を集めて
凍結乾燥すると黄色粉末0.09夕が得られた。【b1
7ーアミノ−3−(3ーオキソプチリルオキシ)メチ
ル一3−セフヱムー4ーカルポン酸0.63夕(2ミリ
モル)をIN苛性ソーダ2私、水4.2叫の溶液にとか
す。 この溶液にィソニコチノヒドロキサム酸0.42夕(3
ミリモル)、ョー化ナトリウム16.5夕を加えて、5
0℃で2時間反応する。次に氷冷し、アセトン100凧
‘を加える。さらに3び分燈梓後、沈殿物をろ取する。
この沈殿物をァセトンでよく洗浄後、乾燥すると褐色の
粗粉末0.52夕が得られた。アンバーライトXAD2
のカラム(21肋×40仇舷)を用い、水で展開してこ
の粗粉末をクロマト精製する。目的物の流出液を集めて
凍結乾燥すると黄色粉末o.12夕が得られた。IRレ
器暴く仇‐1):1765(8−ラクタム)、1総0(
一CONH‐)、1620(一COO‐)NMR(D2
0)胸:3,20 3.87(2日、dd、J:22.
5Hz、C2−H)、5.05(IH、d、J=4.5
日2、C6一H)、5.21(IH、d、J:4.5H
z、C7−H)、5.44 5.70(餌、dd、J=
11HZ、C3−CQ一)、8.紙(2日、d、Jニ6
.5HZ、ピリジニウム(3・5′)一日)、9.18
(2日、d、J:05Hz、ピリジニウム(2・6)一
日実施例 33−(3−ヒドロオキシルアミ/力ルボニ
ル−1−ピリジニオメチル)−78一(D一Qースルホ
ーフエニルアセタミド)ーセフー3−エムー4−カルボ
キシラート、1ナトリウム塩〔1−b〕W 7一(DQ
−スルホフエニルアセタミド)セフアロスポラン酸、ジ
ナドリウム塩1.03夕(2ミリモル)、ニコチノヒド
ロキサム酸0.41夕(3ミリモル)、ョー化ナトリウ
ム16.6夕、水6.2の‘の溶液を70℃で1.虫時
間反応する。 以下実施例1の‘a)と同様に処理、乾燥する。アンバ
ーライトXAD2のカラム(24側×45仇岬)を用い
水で展開してこ)に得られた粗粉末の全量をクロマト精
製する。目的物の流出液を集めて凍結乾燥すると微黄色
粉末0.17夕が得られた。‘b} 3一(3一オキソ
ブチリルオキシ)メチル−7一(DQースルホフエニル
アセタミド)−3−セフヱム−4ーカルボン酸、ジナト
リウム塩1.29(2ミリモル)、ニコチノヒドロキサ
ム酸0.41夕(3ミリモル)、ョー化ナトリウム16
.6夕、水6.2泌の溶液を50qoで2時間反応する
。以下実施例1の{b〕と同機に処理、乾燥する。アン
バーライトXAD2の力ラム(24肌×450胸)を用
いて水で展開してこ)に得られた粗粉末の全量をクロマ
ト精族する。目的物の流出液を集められて凍結乾燥する
と微黄色粉末0.21夕が得られた。{c} 78ーア
ミノー3−(3ーヒドロオキシルアミノカルボニルー1
−ピリジニオメチル)−セフ−3ーエムー4−力ルボキ
シラート0.35夕(1ミリモル)を実施例1のWと同
様に反応、処理し、凍結乾燥する。 アンバーライトXAD2のカラム(24柳×45仇肌)
を用い水で展開して、こ)に得られた粗粉末の全量をク
ロマト精製する。目的物の流出液を集めて凍結乾燥する
と微黄色粉末0.13夕が得られた。IR〃椿昼キ(伽
‐1):1775(8−ラクタム)、1675(一CO
NH−)、1620(一COO‐)、1045(一S0
3‐)NMR(D20)岬:3.03 3.60(班、
dd、J=17.5HZ、C2−H)、5.1o(IH
、S、ph一CH−)、5.17(IH、d、J=4.
5Hz、C6一H)、5.73(IH、d、J=4.5
HZ、C7一H)、5.42、560(が、dd、JE
17.5日2、C3‐C凡‐)、7.30‐7.70(
班、m、Ph−H)、8.13(IH、dd、J=7、
7.5Hz、ピリジニウム(S)一日)、8.33(I
H、dd、J二2.5、7.5HZ、ピリジニウム(4
′)一日)、9.13(IH、dd、J=2.5 7.
5Hz、ピリジニウム(6′)一日)、9.36(IH
、d、J:2.5Hz、ピリジニウム(2′)一日)実
施例 4 78ーアミノー3−(3ーヒドロオキシルアミノカルボ
ニルー1ーピリジニオメチル)−セフ−3ーエムー4ー
カルボキシラート‘a’7ーアミノセフアロスポラン酸
0.54夕(2ミリモル)とニコチノヒドロキサム酸0
.42夕(3ミリモル)を実施例2の‘a}と同様に反
応、処理、乾燥する。 アンバーライトXAD2のカラム(21肌x40仇岬)
を用い水で展開して、こ)に得られた粗粉末の全量をク
。マト精製する。目的物の流出液を集めて凍結乾燥する
と黄色粉末o.07夕が得られた。‘b} 7ーアミノ
−3(3ーオキソプチリルオキシ)メチル−3ーセフェ
ム−4ーカルボン酸0.63夕(2ミリモル)とニコチ
ノヒドロキサム酸0.42夕(3ミリモル)を実施例2
の【b’と同様に反応、処理、乾燥する。 アンバーライトXAD2のカラム(21肌×400肌)
を用い水で展開して、こ)に得られた粗粉末の全量をク
ロマト精製する。 目的物の流出液を集めて凍結乾燥すると黄色粉末0.1
5夕が得られた。IRひ益き支(仇‐1):1760(
3−うクタム)、1680(一CONH−)、1615
(一COO‐)NMR(D20)跡:3,22、3.8
7(2日、dd、Jニ17.5HZ、C2一H)、5.
00(IH、d、J=4.5HZ、C6−H)、5.2
0(IH、d、J=4.5HZ、C7‐H)、5.49
5.76(が、dd、J=7HZ、C3−CH2−)
、8.32(IH、dd、J=6.5、7.5Hz、ピ
リジニウム(5′)一日)、8.95(IH、dd、J
=2、7.5Hz、ピリジニウム(4′)−H)、9.
25(IH、dd、J=2、6.5HZ、ピリジニウム
(6)一日)、9.47(IH、d、J=2日2、ピリ
ジニウム(2′)一日)参考例 上記化合物〔1−a〕および〔1−b〕の対シュードモ
ナス抗菌作用、有効量及び投与方法について説明する。 tl} 抗菌作用〔試験管内最低発育阻止濃度:MIC
(y/cc)〕化合物〔1−a〕 MIC シュードモナス属菌 (y/cc) シユードモナス・アエルギノサ(Pdl) 0.39
シユードモナス・アエルギノサ(PM3) SO.2シ
ユードモナス・アエルギノサ(P2) 1.56化
合物〔1一b〕MIC シュードモナス属菌 (ソ/cc) シユードモナス・アヱルギノサ(Pdl) 0.78
シユードモナス・アヱルギノサ(PM3) 0.39
シユードモナス・アエルギ/サ(P2) 3.13
■ 有効量化合物〔1−a〕をマウス(ICR−SLC
、4週令、オス)にシュードモナス アェルギノーサU
31を感染後、0、2、4時間に3回皮下投与した結果
、Eはoは37.2爪9/k9であった。 {3} 急性毒性化合物〔1一a〕をマウス(ICR−
SLC、4週令、オス)に静脈内注射(0.2m‘/マ
ウス)するとつぎの結果になった。 Lは。2.5〜5.0夕/k9 以上の結果より本発明化合物はシュードモナス感染症に
対し優れた効果を示し、毒性も弱い。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるセフアロスポリン化合物及びその非毒性塩。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15380776A JPS603315B2 (ja) | 1976-12-20 | 1976-12-20 | 新規セフアロスポリン化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15380776A JPS603315B2 (ja) | 1976-12-20 | 1976-12-20 | 新規セフアロスポリン化合物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5377085A JPS5377085A (en) | 1978-07-08 |
JPS603315B2 true JPS603315B2 (ja) | 1985-01-26 |
Family
ID=15570536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15380776A Expired JPS603315B2 (ja) | 1976-12-20 | 1976-12-20 | 新規セフアロスポリン化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603315B2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-20 JP JP15380776A patent/JPS603315B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5377085A (en) | 1978-07-08 |
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