JPS6032926Y2 - 連続鋳造設備におけるロ−ルセグメントのロ−ル間隔調整装置 - Google Patents
連続鋳造設備におけるロ−ルセグメントのロ−ル間隔調整装置Info
- Publication number
- JPS6032926Y2 JPS6032926Y2 JP14242079U JP14242079U JPS6032926Y2 JP S6032926 Y2 JPS6032926 Y2 JP S6032926Y2 JP 14242079 U JP14242079 U JP 14242079U JP 14242079 U JP14242079 U JP 14242079U JP S6032926 Y2 JPS6032926 Y2 JP S6032926Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- distance piece
- continuous casting
- casting equipment
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は連続鋳造設備におけるロールセグメントのロ
ール間隔調整装置にかんする。
ール間隔調整装置にかんする。
一般に連続鋳造設備において、鋳込鋳片をガイドするた
めに、複数個の上下ロールを支承したロールセグメント
が使用されるが、該ロールセグメントにおいては、相対
するロール間の間隔を設定し、適度な圧着力を与えるた
めロールを支承する上下フレームの間に、油圧シリンダ
ー等による昇降装置とディスタンスピースが挿入されて
いる。
めに、複数個の上下ロールを支承したロールセグメント
が使用されるが、該ロールセグメントにおいては、相対
するロール間の間隔を設定し、適度な圧着力を与えるた
めロールを支承する上下フレームの間に、油圧シリンダ
ー等による昇降装置とディスタンスピースが挿入されて
いる。
そして鋳片のサイズを変更する時には、それに対応する
所定寸法を持つディスタンスピースに取換えられること
となる。
所定寸法を持つディスタンスピースに取換えられること
となる。
しかし連続鋳造設備に使用されるディスタンスピースは
重量が重く、またその設備まわりの足場も悪く、このた
め作業に相当の時間と労力を要し、且つ危険が伴うなど
の問題点があった。
重量が重く、またその設備まわりの足場も悪く、このた
め作業に相当の時間と労力を要し、且つ危険が伴うなど
の問題点があった。
本考案はかかる問題点を改善するためになされたもので
あって、フレーム間に取付けられるディスタンスピース
に割溝を設け、該割溝内に収納可能で、且つ回動可能な
可動ディスタンスピースを設け、固定と可動の両ディス
タンスピースの組合わせによって、鋳片所要サイズに対
するロール間隔設定に必要なディスタンスピースを、簡
単で、しかも容易に取付けうる装置を得たものである。
あって、フレーム間に取付けられるディスタンスピース
に割溝を設け、該割溝内に収納可能で、且つ回動可能な
可動ディスタンスピースを設け、固定と可動の両ディス
タンスピースの組合わせによって、鋳片所要サイズに対
するロール間隔設定に必要なディスタンスピースを、簡
単で、しかも容易に取付けうる装置を得たものである。
以下図面に示した実施例に沿って説明する。
１は上部フレーム、２は下部フレームであって、夫々に
ロール３を支承している。
ロール３を支承している。
４はディスタンスピースであって、上下フレーム１，２
間に取付けられている。
間に取付けられている。
そしてディスタンスピースは二つ割れとなっており、二
つの固定ディスタンスピースＡ、Ｂは夫々上フレーム、
下フレーム２に固設されている。
つの固定ディスタンスピースＡ、Ｂは夫々上フレーム、
下フレーム２に固設されている。
そして上フレーム１に固設した固定ディスタンスピース
Ａには割溝５が設けられている、６は可動ディスタンス
ピースであって、固定ディスタンスピースＡと上フレー
ム１を貫通する回動軸７にバネ８を介して支持されてお
り、前記割溝５より常時突出しており、またバネ８に抗
して割溝５内に収納が可能となっている。
Ａには割溝５が設けられている、６は可動ディスタンス
ピースであって、固定ディスタンスピースＡと上フレー
ム１を貫通する回動軸７にバネ８を介して支持されてお
り、前記割溝５より常時突出しており、またバネ８に抗
して割溝５内に収納が可能となっている。
又、突出した位置で回動軸７を回転することにより回動
させることもできる。
させることもできる。
なお可動ディスタンスピース６にはライナー９、システ
ム１０がビス止めしである。
ム１０がビス止めしである。
１１は鋳片で１２はフレーム昇降装置である。
本考案は上記の構成となっており、まず第３図に示すよ
うに可動ディスタンスピース６を固定軸７の操作によっ
て割溝５の溝方向に対して９０°回動させた状態で保持
し、そのまま上下フレーム１．２を昇降装置１２によっ
てセットすると、固定ディスタンスピースＡ、 Ｂが可
動ディスタンスピース６を挾んで接しロール間隔は固定
ディスタンスピースＡ、 Ｈの厚みと、可動ディスタン
スピース６の厚みを加えた寸法が確保されることとなる
。
うに可動ディスタンスピース６を固定軸７の操作によっ
て割溝５の溝方向に対して９０°回動させた状態で保持
し、そのまま上下フレーム１．２を昇降装置１２によっ
てセットすると、固定ディスタンスピースＡ、 Ｂが可
動ディスタンスピース６を挾んで接しロール間隔は固定
ディスタンスピースＡ、 Ｈの厚みと、可動ディスタン
スピース６の厚みを加えた寸法が確保されることとなる
。
次に、固定ディスタンスピースＡ、 Ｂ間において、可
動ディスタンスピース６を９０°回動し、割溝５の溝方
向に平行して保持し、昇降装置１２によってセットした
場合は可動ディスタンスピース６はバネ８に抗して割溝
５内に収納されるので、ロール間隔は固定ディスタンス
ピースＡ、 Ｂを組合わせた厚みになる。
動ディスタンスピース６を９０°回動し、割溝５の溝方
向に平行して保持し、昇降装置１２によってセットした
場合は可動ディスタンスピース６はバネ８に抗して割溝
５内に収納されるので、ロール間隔は固定ディスタンス
ピースＡ、 Ｂを組合わせた厚みになる。
又、ロールの摩耗等によって微調整が必要な場合には、
シム１０の差替えによって容易に微調整ができる。
シム１０の差替えによって容易に微調整ができる。
そしてこれ等の差替えの作業については、バネ８によっ
て可動ディスタンスピース６は割溝５より突出して支持
されているので容易に行うことができる。
て可動ディスタンスピース６は割溝５より突出して支持
されているので容易に行うことができる。
又、可動ディスタンスピース６を固定ディスタンスピー
ス部側にも取付ければ、ロール間隔の設定数は両可動デ
ィスタンスピースの組合わせによって更に増加すること
となる。
ス部側にも取付ければ、ロール間隔の設定数は両可動デ
ィスタンスピースの組合わせによって更に増加すること
となる。
尚回動軸７の回転操作は手動、或は駆動装置何れを用い
ても差支えはない。
ても差支えはない。
本考案は上述の通り、従来大きな労力を要したディスタ
ンスピースの取換え作業を簡単な構造で容易安全に行う
ことができると云う効果を有する。
ンスピースの取換え作業を簡単な構造で容易安全に行う
ことができると云う効果を有する。
第１図は本考案の実施例を示す側面図、第２図は正面図
、第３図はディスタンスピース部の詳細斜視図である。 １・・・・・・上フレーム、２・・・・・・下フレーム
、３・・・・・・ロール、４・・・・・・ディスタンス
ピース、５・・・・・・割溝、６・・・・・・可動ディ
スタンスピース、７・・・・・・軸、８・・・・・・バ
ネ、９・・・・・・ライナ、Ａ、Ｂ・・・・・・固定デ
ィスタンスピース。
、第３図はディスタンスピース部の詳細斜視図である。 １・・・・・・上フレーム、２・・・・・・下フレーム
、３・・・・・・ロール、４・・・・・・ディスタンス
ピース、５・・・・・・割溝、６・・・・・・可動ディ
スタンスピース、７・・・・・・軸、８・・・・・・バ
ネ、９・・・・・・ライナ、Ａ、Ｂ・・・・・・固定デ
ィスタンスピース。
Claims (1)
- ロールセグメントの上、下フレームに固定ディスタンス
ピースを対設すると共に、少くとも一方の固定ディスタ
ンスピースに割溝を設け、該割溝内に収納可能な可動デ
ィスタンスピースを、固定ディスタンスピースとロール
セグメントフレームを貫通する回動軸に、バネを介して
支持したことを特徴とする連続鋳造設備におけるロール
セグメントのロール間隔調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14242079U JPS6032926Y2 (ja) | 1979-10-15 | 1979-10-15 | 連続鋳造設備におけるロ−ルセグメントのロ−ル間隔調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14242079U JPS6032926Y2 (ja) | 1979-10-15 | 1979-10-15 | 連続鋳造設備におけるロ−ルセグメントのロ−ル間隔調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5660572U JPS5660572U (ja) | 1981-05-23 |
| JPS6032926Y2 true JPS6032926Y2 (ja) | 1985-10-01 |
Family
ID=29373701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14242079U Expired JPS6032926Y2 (ja) | 1979-10-15 | 1979-10-15 | 連続鋳造設備におけるロ−ルセグメントのロ−ル間隔調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032926Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-15 JP JP14242079U patent/JPS6032926Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5660572U (ja) | 1981-05-23 |
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