JPS6032744A - α,β−不飽和ケトンの製造法 - Google Patents
α,β−不飽和ケトンの製造法Info
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- JPS6032744A JPS6032744A JP58141489A JP14148983A JPS6032744A JP S6032744 A JPS6032744 A JP S6032744A JP 58141489 A JP58141489 A JP 58141489A JP 14148983 A JP14148983 A JP 14148983A JP S6032744 A JPS6032744 A JP S6032744A
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- allyl
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はα、β−全β−ケトンの新規な製造法に関し、
さらに詳しくは、α−ジ置換−β−ケト酸エステルを出
発原料とするα、β−全β−ケトンの製造法に関する。
さらに詳しくは、α−ジ置換−β−ケト酸エステルを出
発原料とするα、β−全β−ケトンの製造法に関する。
シクロベンテノン誘導体、シクロヘキセノン誘導体、シ
クロドブセノン誘導体などのごとき不飽和ケトン扛香料
、医薬、化学薬品などの分野で有用な化学物質である。
クロドブセノン誘導体などのごとき不飽和ケトン扛香料
、医薬、化学薬品などの分野で有用な化学物質である。
かかる不飽和ケトンの新規な合成法として、近時、α−
ジ置換−β−ケト酸エステルをパラジウム化合物とα1
m−アルキレンジ(ジ置換)ホスフィンとから本質的に
成る触媒で処理する方法が報告されている(ジャーナル
・オブ・ケミカル。
ジ置換−β−ケト酸エステルをパラジウム化合物とα1
m−アルキレンジ(ジ置換)ホスフィンとから本質的に
成る触媒で処理する方法が報告されている(ジャーナル
・オブ・ケミカル。
ソサイアテイー、19B2,104.5844−584
6 )。
6 )。
而してこの報告によれば、この反応は配位子として前記
α、aJ−アルキレンジ(ジ置換)ホスフィンを用いる
場合にのみ起こる特異的反応とされ。
α、aJ−アルキレンジ(ジ置換)ホスフィンを用いる
場合にのみ起こる特異的反応とされ。
トリフェニルホスフィンのような汎用的な配位子を用い
る場合には別個の反応が起こると記載されている。
る場合には別個の反応が起こると記載されている。
そのため、かかる従来技術では使用可能な配位子が特殊
な構造tもつ高価な化合物に制約されており、また触媒
の活性1反応の選択性1反応系内における触媒の安定性
の点でも必ずしも満足しうるものとは云えなかった。
な構造tもつ高価な化合物に制約されており、また触媒
の活性1反応の選択性1反応系内における触媒の安定性
の点でも必ずしも満足しうるものとは云えなかった。
そこで本発明者らはかかる従来技術の欠点を改良すべく
鋭意検肘會進めた結果、この反応は前記報告において必
須の触媒成分とされていたα、4&I−アルキレンジ(
ジ置換ンホスフイン會必ずしも必要としないこと、トリ
フェニルホスフィンのような単座配位子であっても特定
範囲内で用いると有効なこと及び反応t−特定な化合物
の存在下に実施すると触媒の活性及び安定性がさらに改
善されることを見い出し、本発明を完成するに到った〇
かくして本発明によれば、下記一般式[I]で表わされ
るα−ジ置換−β−ケト酸エステルをアリル化合物の存
在下に白金族金属化合物触媒と接触せしめること′に特
徴とする下記一般式〔且〕で表わされるα、β−不飽和
ケトンの製造法が提供されるO R,R4 (前記式中、R,は炭化水素残基、R8は炭素−炭素結
合金倉して結合する有機残基s R@ s R4s R
1、R,、R,及びR1は水素または炭化水素残基を表
わし、R1h R1h ”l −R4は鎖状であっても
またそれぞれが任意の組合せでs′t−形成していても
よいO)本発明においては、出発原料として前記一般式
[I]で表わされるα−ジ置換−β−ケト酸の了りル型
エステルが使用される。式中、R1はメチル基、エチル
基、プロピル基、ペンチル基などのごときアルキル基や
RいR,またはR4と結合してシクロペンタン域、シク
ロヘキサン環、ンクロドデカン濃などのごとき環全形成
しているアルキレン基金さし、RオはR8と同様のアル
キル基、アルキレン基を示すほかに隣接炭lA原子と辰
紮−炭素結合r介して結合するものであればアルコキシ
カルボニル基、アルケノ中ジカルボニル基、アルコ午ジ
アルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基などのご
とき極性基を有する有機残基でもよい。またR1及びR
1は水素またはR1と同様のアルキル基、アルキレン基
を意味し、さらにR,、R,、R,及びR6は水素また
はアルギル基を意味する0上記各置換基のうちR1b
R1−”l及びR4はそれぞれが任意の組合せでMAY
形成してもよい0かかる化合物の具体的な例として、例
えば1−アルキル−2−オキソシフ四ベンメンカルボン
&。
鋭意検肘會進めた結果、この反応は前記報告において必
須の触媒成分とされていたα、4&I−アルキレンジ(
ジ置換ンホスフイン會必ずしも必要としないこと、トリ
フェニルホスフィンのような単座配位子であっても特定
範囲内で用いると有効なこと及び反応t−特定な化合物
の存在下に実施すると触媒の活性及び安定性がさらに改
善されることを見い出し、本発明を完成するに到った〇
かくして本発明によれば、下記一般式[I]で表わされ
るα−ジ置換−β−ケト酸エステルをアリル化合物の存
在下に白金族金属化合物触媒と接触せしめること′に特
徴とする下記一般式〔且〕で表わされるα、β−不飽和
ケトンの製造法が提供されるO R,R4 (前記式中、R,は炭化水素残基、R8は炭素−炭素結
合金倉して結合する有機残基s R@ s R4s R
1、R,、R,及びR1は水素または炭化水素残基を表
わし、R1h R1h ”l −R4は鎖状であっても
またそれぞれが任意の組合せでs′t−形成していても
よいO)本発明においては、出発原料として前記一般式
[I]で表わされるα−ジ置換−β−ケト酸の了りル型
エステルが使用される。式中、R1はメチル基、エチル
基、プロピル基、ペンチル基などのごときアルキル基や
RいR,またはR4と結合してシクロペンタン域、シク
ロヘキサン環、ンクロドデカン濃などのごとき環全形成
しているアルキレン基金さし、RオはR8と同様のアル
キル基、アルキレン基を示すほかに隣接炭lA原子と辰
紮−炭素結合r介して結合するものであればアルコキシ
カルボニル基、アルケノ中ジカルボニル基、アルコ午ジ
アルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基などのご
とき極性基を有する有機残基でもよい。またR1及びR
1は水素またはR1と同様のアルキル基、アルキレン基
を意味し、さらにR,、R,、R,及びR6は水素また
はアルギル基を意味する0上記各置換基のうちR1b
R1−”l及びR4はそれぞれが任意の組合せでMAY
形成してもよい0かかる化合物の具体的な例として、例
えば1−アルキル−2−オキソシフ四ベンメンカルボン
&。
1−アルケニル−2−オキソシクロペンメンカルボン酸
、1−アルギニル−2−オキソシクロペンメンカルボン
酸、1−アルキル−2−オキソシクロヘキサンカルボン
酸、1−アルケニル−2−オキソシクロヘキサンカルボ
ン酸、1−アルコキシカルボニルアルキル−2−オキソ
シクロヘキサンカルボン酸、1−アルケンキンカルボニ
ル−2−オキソシクロヘキサンカルボン酸、1−アルコ
キンアルキル−2−オキソシクロヘキサンカルボン酸%
1−アルキル−2−オキソシクロドデカンカルボン酸
、1−アセチル−1−シクロペンタンカルボン酸、α−
ジアルキルアセト酢酸、α−ジアルキル−β−オキソノ
ナン酸などのどときα−ジ置換−β−ケト酸と、アリル
アルコール、メメリルアルコール、クロチルアルコール
、2−ペンテニルアルコール、2−エチル−2−ブチノ
ールなどのごときアリル型アルコールとのエステルが例
示される。
、1−アルギニル−2−オキソシクロペンメンカルボン
酸、1−アルキル−2−オキソシクロヘキサンカルボン
酸、1−アルケニル−2−オキソシクロヘキサンカルボ
ン酸、1−アルコキシカルボニルアルキル−2−オキソ
シクロヘキサンカルボン酸、1−アルケンキンカルボニ
ル−2−オキソシクロヘキサンカルボン酸、1−アルコ
キンアルキル−2−オキソシクロヘキサンカルボン酸%
1−アルキル−2−オキソシクロドデカンカルボン酸
、1−アセチル−1−シクロペンタンカルボン酸、α−
ジアルキルアセト酢酸、α−ジアルキル−β−オキソノ
ナン酸などのどときα−ジ置換−β−ケト酸と、アリル
アルコール、メメリルアルコール、クロチルアルコール
、2−ペンテニルアルコール、2−エチル−2−ブチノ
ールなどのごときアリル型アルコールとのエステルが例
示される。
これらの化合物の合成は常法に従って行えばよ<、 例
、ttfl −ヘンチル−2−オキソシクロペンタンカ
ルボン酸アリルエステル全例にとると、アジピン酸ジア
リルエステルをディークマン縮合して2−オキソシクロ
ペンタンカルボン酸アリルに環化せしめたのち、ルーペ
ンチルブロマイドを炭酸カリウムの存在下に反応せしめ
る方法、2−ペンチルシクロペンタノンとクロル炭酸ア
リルffi反応せしめる方法などによって合成すること
ができる0 本発明においては、反応に際して白金族金属化合物触媒
が用いられる。ここで白金族金属化合物触媒とは、白金
族金属化合物そのものまたは白金族金属化合物と配位子
とから成るものをいう。
、ttfl −ヘンチル−2−オキソシクロペンタンカ
ルボン酸アリルエステル全例にとると、アジピン酸ジア
リルエステルをディークマン縮合して2−オキソシクロ
ペンタンカルボン酸アリルに環化せしめたのち、ルーペ
ンチルブロマイドを炭酸カリウムの存在下に反応せしめ
る方法、2−ペンチルシクロペンタノンとクロル炭酸ア
リルffi反応せしめる方法などによって合成すること
ができる0 本発明においては、反応に際して白金族金属化合物触媒
が用いられる。ここで白金族金属化合物触媒とは、白金
族金属化合物そのものまたは白金族金属化合物と配位子
とから成るものをいう。
用いられる白金族金属化合物はパラジウム、白金、ロジ
ウム、イリジウム、ルテニウムの塩または錯体であり、
その具体例として1例えばトリス(ジベンジリデンアセ
トン)二パラジウム(0)、トリス(トリベンジリデン
アセチルアセトン)三パラジウム(ロ)、酢酸パラジウ
ム、プロピオン酸パラジウム、酪酸パラジウム、安息香
酸パラジウム。
ウム、イリジウム、ルテニウムの塩または錯体であり、
その具体例として1例えばトリス(ジベンジリデンアセ
トン)二パラジウム(0)、トリス(トリベンジリデン
アセチルアセトン)三パラジウム(ロ)、酢酸パラジウ
ム、プロピオン酸パラジウム、酪酸パラジウム、安息香
酸パラジウム。
パラジウムアセチルアセトナート、硝酸パラジウム、硫
酸パラジウム、塩化パラジウム、酢酸第一白金、白金ア
セチルアセトナートなどが挙けられる。これらの化合物
中、無機強酸塩を用いる場合には酢酸カリウム、ナトリ
ウムアルコラード、第三級アミンなどの塩基を共存させ
ることが望ましい0また白金族金属のなかではパラジウ
ムが反応性の面で好ましく、なかでも0価のオレフィン
錯体または二価の有機化合物を用いるのが好適である。
酸パラジウム、塩化パラジウム、酢酸第一白金、白金ア
セチルアセトナートなどが挙けられる。これらの化合物
中、無機強酸塩を用いる場合には酢酸カリウム、ナトリ
ウムアルコラード、第三級アミンなどの塩基を共存させ
ることが望ましい0また白金族金属のなかではパラジウ
ムが反応性の面で好ましく、なかでも0価のオレフィン
錯体または二価の有機化合物を用いるのが好適である。
また用いられる配位子は配位原子として周期律表第V族
元素、すなわち窒素、リン、ヒ素またはアンチモンを有
する単座または多座の電子供与性化合物であり、その具
体例として、例えばピリジン、キノリン、トリメチルア
ミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、α、α′
−ジビリジ 。
元素、すなわち窒素、リン、ヒ素またはアンチモンを有
する単座または多座の電子供与性化合物であり、その具
体例として、例えばピリジン、キノリン、トリメチルア
ミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、α、α′
−ジビリジ 。
tlo−フェナントロリン、N、 N、 N、’、 N
’−ナト2メチルエチレンジアミンなどの含脅素化合物
;トリエチルホスフィン、トリールーフチルホスフィン
、)!J−s−)’fシルホスフィン、トリフェニルホ
スフィン、トリー〇−)!Jルホスフイン。
’−ナト2メチルエチレンジアミンなどの含脅素化合物
;トリエチルホスフィン、トリールーフチルホスフィン
、)!J−s−)’fシルホスフィン、トリフェニルホ
スフィン、トリー〇−)!Jルホスフイン。
)リール−ビフェニルホスフィン、トリー〇−メトキシ
フェニルホスフィン、フェニルジフェノ午ンホスフイン
、トリエチルホスファイト、トリー絡−プチルホスファ
イト、トリールーへキンルホスファイト、トリフェニル
ホスファイト、)ジ−0−トリルホスファイト、トリフ
ェニルチオホスファイト、α、β−エチレンジ(ジフェ
ニル)ホスフィン、α、β−エチレンジ(ジプチル)ホ
スフィン、αl r−プロピレンジ(ジフェニル)ホス
フィンなどのごとき含すン化合物;トリエチルヒ素、ト
リプチルヒ素、トリフェニルヒ素などのごとき含ヒ累化
合物;トリプロピルアンチモン。
フェニルホスフィン、フェニルジフェノ午ンホスフイン
、トリエチルホスファイト、トリー絡−プチルホスファ
イト、トリールーへキンルホスファイト、トリフェニル
ホスファイト、)ジ−0−トリルホスファイト、トリフ
ェニルチオホスファイト、α、β−エチレンジ(ジフェ
ニル)ホスフィン、α、β−エチレンジ(ジプチル)ホ
スフィン、αl r−プロピレンジ(ジフェニル)ホス
フィンなどのごとき含すン化合物;トリエチルヒ素、ト
リプチルヒ素、トリフェニルヒ素などのごとき含ヒ累化
合物;トリプロピルアンチモン。
トリフェニルアンチモンなどのごとき含アンチモン化合
物などが挙げられる。なかでも含窒素化合物及び含リン
化合物が反応の活性1選択性、経済性などの面で賞月さ
れる。
物などが挙げられる。なかでも含窒素化合物及び含リン
化合物が反応の活性1選択性、経済性などの面で賞月さ
れる。
かかる配位子は触媒成分として必ずしも必須ではないが
、適量使用することによって触媒の安定性を大巾に向上
させることができる。配位子の使用量はその種類によっ
て必ずしも一定ではないが。
、適量使用することによって触媒の安定性を大巾に向上
させることができる。配位子の使用量はその種類によっ
て必ずしも一定ではないが。
単座配位子の場合には通常金属化合物1モル当り2.5
モル以下、好ましく#10.1〜2モルであり。
モル以下、好ましく#10.1〜2モルであり。
また二連配位子の場合は通常15モル以下、好ましくは
0.1〜12モルである。
0.1〜12モルである。
本発明における触媒の使用量は適宜選択されるが、通常
は原料100モル当り白金族金属化合物がa口1〜10
モル、好ましくはCL1〜5モルとなるような割合で使
用される0ま友白金族金属化合物と配位子は予め反応さ
せておいてもよいが。
は原料100モル当り白金族金属化合物がa口1〜10
モル、好ましくはCL1〜5モルとなるような割合で使
用される0ま友白金族金属化合物と配位子は予め反応さ
せておいてもよいが。
通常は反応系中で各成分を接触せしめることにより触媒
が調製される。
が調製される。
本発明の反応は出発原料をアリル化合物の存在下に触媒
と接触せしめることにより下記反応式に従って進行する
。
と接触せしめることにより下記反応式に従って進行する
。
R,R4
用iられるアリル化合物は分子中に少なくとも1つのア
リル型残基金有するエステルまたはエーテルであり、そ
の具体例として1例えば酢酸アリル、酢酸メタリル、酢
酸クロチル、酢酸2−ペンテニル、酢酸シンナミル、プ
ロピオン酸アリル、酪酸アリル、安息香酸アリル、炭酸
ジアリル、シュウ酸ジアリル、マロン酸ジアリル、コハ
ク酸ジアリル、アジピン酸ジアリル、フタル酸ジアリル
、メチルアリルエーテル、メチルメタリルエーテル。
リル型残基金有するエステルまたはエーテルであり、そ
の具体例として1例えば酢酸アリル、酢酸メタリル、酢
酸クロチル、酢酸2−ペンテニル、酢酸シンナミル、プ
ロピオン酸アリル、酪酸アリル、安息香酸アリル、炭酸
ジアリル、シュウ酸ジアリル、マロン酸ジアリル、コハ
ク酸ジアリル、アジピン酸ジアリル、フタル酸ジアリル
、メチルアリルエーテル、メチルメタリルエーテル。
メチルクロチルエーテル、エチルアリルエーテル、プロ
ピルアリルエーテル、メチルアリルエーテル、ジアリル
エーテル、フェニルアリルエーテルなどが例示され、な
かでも炭素数10以下の化合物が賞月される。
ピルアリルエーテル、メチルアリルエーテル、ジアリル
エーテル、フェニルアリルエーテルなどが例示され、な
かでも炭素数10以下の化合物が賞月される。
アリル化合物の使用割合は適宜選択されるが、通常は白
金族金属化合物1モル当り0.5モル以上、好ましくは
[L7〜2.0モルである。
金族金属化合物1モル当り0.5モル以上、好ましくは
[L7〜2.0モルである。
かかるアリル化合物の添加方法は格別制限されるもので
はなく、例えば触媒の調製段階で添加する方法1反応全
開始する時点で添加する方法1反応の進行過程で添加す
る方法などを例示することができ、必要に応じて二度以
上に分割して添加することもできる0なかでも触媒の調
製段階から添加する方法が好ましい。
はなく、例えば触媒の調製段階で添加する方法1反応全
開始する時点で添加する方法1反応の進行過程で添加す
る方法などを例示することができ、必要に応じて二度以
上に分割して添加することもできる0なかでも触媒の調
製段階から添加する方法が好ましい。
また反応に際して希釈剤を存在させることができ、その
具体例として、例えばアセトニトリル、プロピオニトリ
ル、ブチロニトリル、ベンゾニトリルなどのごときニト
リル類;ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド
、ジメチルアセトアミド、ジエチルホルムアミド、H−
メチルピロリドンなどのごときアミド類;テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、ジブチルエーテル、エチレングリ
コールジメチルエーテルなどのごときエーテル類;アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンシ
クロヘキサノンなどのごときケトン類;酢酸メチル%酢
酸エチル、酢酸プロピル、プロピオン酸エチルなどのご
ときエステル類;エタノール、グロパノール% tar
−ブタノール、エチレンクリコール、ジエチレングリコ
ール七ノエチルエーテルなどのごときアルコール類:ジ
エチルスルホキシド、ジエチルスルホキシドなどのごと
きスルホキシド類;ルーヘキサン、シクロヘキサン、ベ
ンゼン、トルエン、キンレンナトのコトき炭化水素類な
どが例示され、なかでも非プロトン性極性溶剤、とくに
ニトリル類、アミド類、エーテル類、ケトン類、エステ
ル類が賞月される。
具体例として、例えばアセトニトリル、プロピオニトリ
ル、ブチロニトリル、ベンゾニトリルなどのごときニト
リル類;ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド
、ジメチルアセトアミド、ジエチルホルムアミド、H−
メチルピロリドンなどのごときアミド類;テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、ジブチルエーテル、エチレングリ
コールジメチルエーテルなどのごときエーテル類;アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンシ
クロヘキサノンなどのごときケトン類;酢酸メチル%酢
酸エチル、酢酸プロピル、プロピオン酸エチルなどのご
ときエステル類;エタノール、グロパノール% tar
−ブタノール、エチレンクリコール、ジエチレングリコ
ール七ノエチルエーテルなどのごときアルコール類:ジ
エチルスルホキシド、ジエチルスルホキシドなどのごと
きスルホキシド類;ルーヘキサン、シクロヘキサン、ベ
ンゼン、トルエン、キンレンナトのコトき炭化水素類な
どが例示され、なかでも非プロトン性極性溶剤、とくに
ニトリル類、アミド類、エーテル類、ケトン類、エステ
ル類が賞月される。
これらの希釈剤は通常、出発原料の濃度が1〜50重量
−となるような割合で使用され、その使用によって反応
の活性、選択性、触媒の安定性を向上させることができ
る。
−となるような割合で使用され、その使用によって反応
の活性、選択性、触媒の安定性を向上させることができ
る。
またその他の反応条件は適宜選択しつるが1反応源度は
通常20C以上、好ましくは50〜150Cであり、反
応時間は通常5分〜10時間である。
通常20C以上、好ましくは50〜150Cであり、反
応時間は通常5分〜10時間である。
反応終了後、反応液から常法に従って目的物全分離する
ことによって高純度のα、β−不飽和ケトンが得られる
。かかる不飽和ケトンは種々の有用な化合物の合成中間
体、とくに香料、医薬などの中間体として用いられる。
ことによって高純度のα、β−不飽和ケトンが得られる
。かかる不飽和ケトンは種々の有用な化合物の合成中間
体、とくに香料、医薬などの中間体として用いられる。
例えば本発明で合成される2−(2−シスペンテニル)
−2−シクロベンテン−1−オンに、マロン酸ジメチル
をマイケル付加したのち脱炭酸することにより香料とし
て有用なジャスモン酸メチル會容易に合成することがで
きる。
−2−シクロベンテン−1−オンに、マロン酸ジメチル
をマイケル付加したのち脱炭酸することにより香料とし
て有用なジャスモン酸メチル會容易に合成することがで
きる。
かくして本発明にぶれば、従来法に比較して反応系内に
おける触媒の安定性を改良することかでき、しかも高活
性かつ選択性よく目的とするα。
おける触媒の安定性を改良することかでき、しかも高活
性かつ選択性よく目的とするα。
β−不飽和ケトンを製造することができる。
以下に実施例を挙げて本発明tさらに具体的に説明する
。なお、実施例及び比較例中における触媒の安定性につ
いては反応系内におけるパラジウムO沈澱発生状況ft
観察し1反応終了後嫌時間を経過しても沈澱を発生しな
いもの′kAとし、他方。
。なお、実施例及び比較例中における触媒の安定性につ
いては反応系内におけるパラジウムO沈澱発生状況ft
観察し1反応終了後嫌時間を経過しても沈澱を発生しな
いもの′kAとし、他方。
反応中から沈澱が発生し始めるものを11とし、その関
t−3段階で評価した。
t−3段階で評価した。
実施例1
容器中に1−(2−ペンチニル)−2−オキソシクロペ
ンタンカルボン酸アリル 〇 ニトリル20モル、flパラジウム1003モル。
ンタンカルボン酸アリル 〇 ニトリル20モル、flパラジウム1003モル。
トリフェニルホスフィン0.0045モル及ヒ炭酸ジア
リル0.005モルを仕込み、室温で速やかに攪拌した
のち溶媒の沸点まで昇温しで還流下に原料の転化率かは
ゾioo優になるまで反応を行った。約3時間で反応が
終了したので、常法に従って生成物を減圧蒸留した結果
、2−(2−ペンチニル)−2−シクロペンテン−1−
オン(以下、popと称する)が88%の収率で得られ
た。なお、この化合物の同定は工R,NMR及びマスス
ペクトルを用いることによって行われた。また触媒の安
定性はAであった。
リル0.005モルを仕込み、室温で速やかに攪拌した
のち溶媒の沸点まで昇温しで還流下に原料の転化率かは
ゾioo優になるまで反応を行った。約3時間で反応が
終了したので、常法に従って生成物を減圧蒸留した結果
、2−(2−ペンチニル)−2−シクロペンテン−1−
オン(以下、popと称する)が88%の収率で得られ
た。なお、この化合物の同定は工R,NMR及びマスス
ペクトルを用いることによって行われた。また触媒の安
定性はAであった。
実施例2
アリル化合物の種類全第1表に示す化合物に変えること
以外は実施例1と同様にして転化率がはゾ100優にな
るまで実験全行った。結果を第1表に示す。
以外は実施例1と同様にして転化率がはゾ100優にな
るまで実験全行った。結果を第1表に示す。
第 1 表
実施例6
l−(2−ペンチニル)−2−オキソンクロペンタンカ
ルボン酸アリル1モル、アセトニトリル20モル、酢酸
ハラジウムQ、01モル、α、β−エチレンジ(ジフェ
ニル)ホスフィン[101モル及び酢酸アリルQ、01
モルを仕込み、室温で速やかに攪拌したのち溶媒の沸点
まで昇温して還流下に60分間反応を行った。その結果
、POPの収率は75チであり、触媒の安定性はBであ
った。
ルボン酸アリル1モル、アセトニトリル20モル、酢酸
ハラジウムQ、01モル、α、β−エチレンジ(ジフェ
ニル)ホスフィン[101モル及び酢酸アリルQ、01
モルを仕込み、室温で速やかに攪拌したのち溶媒の沸点
まで昇温して還流下に60分間反応を行った。その結果
、POPの収率は75チであり、触媒の安定性はBであ
った。
=15−
比較例1
酢酸アリルを添加しないこと以外は実施例3と同様にし
て反応を行ったところ、papの収率は60%であり、
触媒の安定性はDであった。
て反応を行ったところ、papの収率は60%であり、
触媒の安定性はDであった。
実施例4
配位子として第2表に示す化合物を所定量使用すること
以外は実施例3と同様にして反応全行った。結果金策2
表に示す。
以外は実施例3と同様にして反応全行った。結果金策2
表に示す。
第2表
*慣例5
出発原料として第3表に示す化合物を用いること以外は
実施例3と同様にして実験を行った。結果を第3表に示
す。
実施例3と同様にして実験を行った。結果を第3表に示
す。
16−
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実施例6
酢酸パラジウムに代えてパラジウムアセチルアセトナー
ト音用いること以外は実施例1に準じて反応を行ったと
ころ、実施例1とはゾ同等の結果が得られた。
ト音用いること以外は実施例1に準じて反応を行ったと
ころ、実施例1とはゾ同等の結果が得られた。
実施例7
酢酸パラジウムに代えてトリス(ジベンジリデンアセト
ン)二パラジウムを用いること以外は実施例1に準じて
反応を行ったところ、実施例1とは望同等の結果が得ら
れた。
ン)二パラジウムを用いること以外は実施例1に準じて
反応を行ったところ、実施例1とは望同等の結果が得ら
れた。
特許出願人 日本ゼオン株式会社
19−
254−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 t 一般式 CI) l l1l (式中、R3は炭化水素残基、RRは炭素−炭素結合を
介して結合する有機残基、R,、R4,R,、”@ s
R1及びR,は水Xまたは炭化水素残基上表わしs
RI 、”1 % ”a及びR4は鎖状であってもまた
はそれぞれが任意の組合せで濃を形成していてもよい)
で表わされるα−ジ置換−β−ケト酸エステルをアリル
化合物の存在下に白金族金属化合物触媒と接触せしめる
ことt−%徴とする一般式 [II) (式中、R1s RR−”a及びR4は前記と同じ)で
表わされるα、β−全β−ケトンの製造法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58141489A JPS6032744A (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | α,β−不飽和ケトンの製造法 |
US06/636,379 US4575570A (en) | 1983-08-02 | 1984-07-31 | Process for producing alpha, beta-unsaturated ketones |
DE8484109131T DE3463256D1 (en) | 1983-08-02 | 1984-08-01 | Process for producing alpha,beta-unsaturated ketones |
EP84109131A EP0133548B1 (en) | 1983-08-02 | 1984-08-01 | Process for producing alpha,beta-unsaturated ketones |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58141489A JPS6032744A (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | α,β−不飽和ケトンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6032744A true JPS6032744A (ja) | 1985-02-19 |
JPS644503B2 JPS644503B2 (ja) | 1989-01-25 |
Family
ID=15293099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58141489A Granted JPS6032744A (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | α,β−不飽和ケトンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032744A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0270904U (ja) * | 1988-11-17 | 1990-05-30 |
-
1983
- 1983-08-02 JP JP58141489A patent/JPS6032744A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS644503B2 (ja) | 1989-01-25 |
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