JPS6030655Y2 - 空気調和装置の風向調整装置 - Google Patents

空気調和装置の風向調整装置

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JPS6030655Y2
JPS6030655Y2 JP18159180U JP18159180U JPS6030655Y2 JP S6030655 Y2 JPS6030655 Y2 JP S6030655Y2 JP 18159180 U JP18159180 U JP 18159180U JP 18159180 U JP18159180 U JP 18159180U JP S6030655 Y2 JPS6030655 Y2 JP S6030655Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
louver
housing case
wind direction
adjustment device
air conditioner
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Expired
Application number
JP18159180U
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JPS57104242U (ja
Inventor
俊樹 大内
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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Priority to JP18159180U priority Critical patent/JPS6030655Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用空気調和装置の風向調整装置に関す
る。
従来の空気調和装置の風向調整装置としては、例えば第
1図〜第3図に示すようなものがある。
実開昭54−79646号公報参照、図中1は風向調整
装置で、この風向調整装置1はダクト2のの先端内部で
車室内に臨ませて設けである。
またこの風向調整装置1は、アクリロニトリル・ブタジ
ェン・スチロール共重合樹脂(ABS樹脂)製等のハウ
ジングケース3と、ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)製
等のルーバ4とを備えると共に、予め成形した型5a、
5b内のハウジングケース3に対して、ルーバ4を回動
可能に一体成形するようにしている。
この一体成形の手段としては、予め成形したハウジング
ケース3を5a、5b内に先置きしてそこにルーバ4を
射出成形するインサート成形、またはハウジングケース
3をW5a。
5b内で先に射出成形しその後そこにルーバ4を射出成
形するダブルインジェクション成形等を用いる。
尚、この場合PP樹脂製等のルーバ4の成形温度はAB
S樹脂等のハウジングケース3の溶融温度よりも低いた
めルーバ4とハウジングケース3とが溶融接合すること
なく硬化後には回動可能となり、更にルーバ4を形成す
るPP樹脂等は、ハウジングケース3を形成するABS
樹脂等よりも収縮率が大きいため、硬化後はルーバ4に
形成した軸6の膨出部6aがルーバ4の収縮と共にハウ
ジングケース3の四部7に係合することとなリルーバ4
を任意角度で位置決め可能となる。
また、ハウジングケース3の内面は型抜きを容易にする
ため一定角度0の勾配面12とする必要があり、この勾
配面12に対する゛ルーバ4の回動を確保するためハウ
ジングケース3のルーバ支持部8と、ルーバ4、支持側
端部9との間に、型5a、5bの隔壁部10a、10b
を介在させて一体成形するようにしている。
尚、図中11は軸6受入れ用の軸孔である。
しかしながら、このような従来の空気調和装置の風向調
整装置1にあっては、ハウジングケース3のルーバ支持
部8と、ルーバ4の支持側端部9とを、型5at5bの
隔壁部10a、10bにて隔絶して一体成形することで
ルーバ4の回動を可能とし、しかも上記隔壁部1ea、
10bをある程度の肉厚に形成して強度を持たせなけれ
ばならない状態となっていたため、一体成形後、ハウジ
ンクケース3のルーバ支持部8とルーバ4の支持側端部
9との間に隔壁部10a、10bの肉厚に対応する隙間
1が生じることとなり、この隙間1からエアーが吹き出
してしまい風向調整、送風遮断等が確実に行ない得ない
という問題点があった。
この考案は、このような従来の問題点に着目してなした
もので、ハウジングケースの個々のルーバ支持部をルー
バ側に突出する円錐形状に形威し且つルーバの支持側端
部を上記ルーバ支持部の形状に相応させてルーバ支持部
に当接させることにより、上記従来の問題点を解決する
ことを目的としている。
以下、この考案を図面に基づにて説明する。
第4図〜第7図は、この考案の一実施例を示す図である
尚、以下では従来と同様の部分は同一符号を以って示す
に止め、重複する説明は省略する。
図中20がハウジングケース3のルーバ支持部で、この
ルーバ支持部20は軸孔11を中心としてルーバ4側に
突出する円錐形状に形威しである。
そして、ルーバ4の支持側端部21を上記ルーバ支持部
20の形状に相応させ且つこのルーバ4の支持側端部2
1をルーバ支持部20と回動可能に当接させるようにし
ている。
具体的には、予め成形したABS樹脂製等のハウジング
ケース3に対し、インサート成形又はダブルインジェク
ション成形にてルーバ4を一体成形する際に、ハウジン
グケース3のルーバ支持部20とルーバ4の支持側端部
21との間を、従来のように型5a。
5bの隔壁部10at 10bで仕切らず、隔壁部1
0a、10bを有しない型22a、22b内で、すでに
硬化しているハウジングケース3のルーバ支持部20に
直接溶融PP樹脂を接触させ、ルーバ支持部20とルー
バ4の支持側端部21との間に隙間を残さずに一体成形
する。
この状態で硬化、収縮させると、円錐形状のルーバ支持
部20に相応した形状で且つルーバ支持部20と回動可
能に当接する支持側端部21を備えたルーバ4が形威さ
れる。
従ってハウジングケース3の内面が一定角度θの型抜き
用勾配面12となっているにも拘らず、ハウジングケー
ス3のルーバ支持部20とルーバ4の支持側端部21と
の間には隙間1が生じることなく、シかもルーバ4の回
動は自由になし得ることとなる。
以上説明してきたように、この考案によれば、その構成
を、予め成形した型内のハウジングケースに対して個々
のルーバを回動可能に一体成形する。
空気調和装置の風向調整装置に於ける上記ハウジングケ
ースの個々のルーバ支持部をルーバ側に突出する円錐形
状に形威し、且つルーバの支持側端部を上記ルーバ支持
部の形状に相応させてルーバ支持部に当接させることと
したため、ハウジングケースの内面が一定角度の勾配面
となっているにも拘らず、ハウジングケースのルーバ支
持部とルーバの支持側端部との間の隙間をなくし且つル
ーバの回動を確保でき、従来のように上記隙間からニー
が吹き出る状態を完全に防止でき、その結果風向調整、
送風遮断等を確実に行なうことができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空気調和装置の空気調和装置の閉状態に
於ける正面図、第2図は第1図の■−■線に沿う開状態
に於ける断面図、第3図は一体成形時の状態を示す断面
説明図、第4図はこの考案の一実施例を示す閉状態に於
ける正面図、第5図は第4図■−■線に沿う開状態に於
ける断面図、第6図は一体成形時の状態を示す断面説明
図、そして、第7図はルーバ支持部の状態を示す拡大斜
視図である。 1・・・・・・風向調整装置、3・・・・・・ハウジン
グケース、4 @@@@@@ルーバ、5a、5b、22
a、22b・・・・・・型、8,20・・・・・・ルー
バ支持部、9,21・・・・・・支持側端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 予め成形した型内のハウジングケースに対して個々のル
    ーバを回動可能に一体成形する空気調和装置の風向調整
    装置に於いて、 ハウジングケースの個々のルーバ支持部ヲルーバ側に突
    出する円錐形状に形成し、且っルーバの支持側端部を上
    記ルーバ支持部の形状に相応させてルーバ支持部に当接
    させたことを特徴とする空気調和装置の風向調整装置。
JP18159180U 1980-12-19 1980-12-19 空気調和装置の風向調整装置 Expired JPS6030655Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18159180U JPS6030655Y2 (ja) 1980-12-19 1980-12-19 空気調和装置の風向調整装置

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JP18159180U JPS6030655Y2 (ja) 1980-12-19 1980-12-19 空気調和装置の風向調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57104242U JPS57104242U (ja) 1982-06-26
JPS6030655Y2 true JPS6030655Y2 (ja) 1985-09-13

Family

ID=29979204

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JP18159180U Expired JPS6030655Y2 (ja) 1980-12-19 1980-12-19 空気調和装置の風向調整装置

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JPS57104242U (ja) 1982-06-26

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