JPS603055A - 自動取引装置の障害処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はたとえば入金あるいは出金などの取引を自動
的に行う自動取引装置のト１ル害処理方式に関する。

〔発明の技術的背双とその問題点〕

従来、手動取引装置では、障害の発生したユニットのみ
を休止させ、その他のユニットをイネーブル状態に立上
げる機能を有しているが、どのユニットが休止状態かを
係員用モニタなどで表示するのみで記録は行われてぃな
かった。

このため、装置の状態を後で知ることができないという
欠点がおった。

〔発明の目的〕

この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、装置の状態を任意の時期に知ることが
できる自動取引装置の障害処理方式を提供することにあ
る。

〔発明の概要〕

この発明は、障害発生時、障害の発生したユニットを判
断し、この判断結果に応じてどのユニットの障害である
か記憶し、この記憶内容を記録媒体に記録せしめ、障害
発生後、上記記憶した障害の発生したユニットの機能を
停止し、他のユニットを機能させるようにしたものであ
る。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図はこの発明に係わる外壁形の通貨自動取引装置と
しての自動預出金機を示すものである。すなわち、建物
の内部に設置される筐体１の前面側に建屋の外壁２から
開口された接客部３が形成さ汎ている。この接客部３は
筐体ｌの上下方向はぼ中央部に形成され、水平操作盤４
およびこの水平操作盤４の後端縁に沿って立上る垂直操
作盤５を有した形状となっている。

上記水平操作盤４には、テンキーなどからなるキーボー
ド６、およびＣＲＴ表示部７がそれぞれ配置されている
。また、上記垂直径作盤５の下部には側部取出部８．封
筒挿入ロ９．伝票取出口ｉｏ、および紙幣取出口１１．
上部には通帳挿入口１２およびカード挿入口１３がそれ
ぞれ配置されている。

また、上記接客部３の側面にはスピーカ孔１４が設けら
れており、このスピーカ孔１４の内側にはスピーカ（図
示しない）が内蔵されている。

さらに、上記接客部３には上記キーボード６゜ＣＲＴ表
示部７．封筒取出部８．封筒挿入口９゜伝票取出ロ１０
１紙幣取出ロ１１．スピーカ孔１４を密閉する開閉自在
な曲面シャッタ１５が設けられている。この曲面シャッ
タ１５は、防犯、風雨、はこ９からの保誰のために設け
られるものであり、一定の曲率を有する円筒の一部の形
状となっている透明な強化プラスチックによって構成さ
れている。上記接客部３の両側面内部には、それぞれ発
光素子１６．受光素子１７が設りられ、これらにより、
上記曲面シャッタ１５内の異物たとえは紙２手などを検
出する異物検出器１８が構成されている。

ところで、筐体１内には第２図から第４図に示すように
、上記力〜ド挿入口１３から挿入されたＩＤカードの情
報を読取るカード読取装置（カードユニット）２１、上
記紙幣取出口１１に指定された金額の紙幣Ｐを払出す出
金機材（出金ユニット）２２、上記通帳挿入口１２から
挿入された通帳の磁気ストライプを読取るとともに通帳
およびジャーナルに取引内容を記録する通帳読取印字装
置（通帳ユニット）２３、上記封筒挿入口９から挿入さ
れた封筒に所定の印字を付与して取込むとともに、封筒
取出部８から一通ずつの封筒が取出し可能な封筒処理装
置（入金ユニット）２４、上記伝票取出口１゜に取引内
容を印字し７’ｊ伝票を必要に応じて払出す伝票／ジャ
ーナル発行装置（伝票／ジャーナル発行ユニット）　２
５ｒ＋、４源装附２６．制御装置２７．制御パネル（内
部モニタ）２８および上記シャッタ１５を受入れるシャ
ッタ受入機構（図示しない）などが収容されている。

上記出金機′４ｒｔ２２を内蔵する筐体１のＭＥ　）”
Ｊのの壁厚とし、他の筐体１は冷間圧延鋼が１〜２咽の
壁厚で構成するようになっている。こｔにより、犯罪防
止上必要十分な筐体機能を有するようになっている。

第５図は電気回路を概略的に示すものである。

すなわち、主制御部２０１は全体を制御するものであり
、メインメモリ２０２はたとえばＲＯＭ（リード・オン
リ・メモリ）で構成され制御プログラムなどが記憶され
るようになっている。

プリントコントローラ２０３は主制御部２０１からの信
号によりメモリ２０４の英語ノＲターンに応じたプリン
トデータを出力するか、あるいはメモリ２０５０日本語
パターンに応じたプリデータに応じて通帳読取印字装置
２３内のプリンタ１３５を駆動するものであり、ドライ
バ２０７はプリントコ、ントローラ２０３からのプリン
トデータに応じて伝票発行装置２５内のプリンタを駆動
するものである。操作／案内プリントコントローラ２０
８は主制御部２０１からの信号によシメモリ２０９の日
本語パターンあるいはメモリ２１０の英語ツクターンに
応じた表示データを出力し′ｆｃ９、キーボード６のキ
ー人力に応じた操作データあるいは音声選択信号を出力
するものであり、ドライバ２１１は操作／案内コントロ
ーラ２０Ｂからの表示データあるいは操作データに応じ
てＣＲＴ表示部７を駆動するものである。音声合成装置
２１２は主制御部２０１からの制御信号あるいは操作／
案内コントローラ２０Ｂからの音声選択信号に応じて日
本語の音声データに応じた音声信号あるいは英語の音声
データに応じた音声信号をアンプ２１５を介してスピー
カ２１６に出力することにより、そのスピーカ２１６か
ら音声案内を発生せしめるものである。このスピーカ２
１６は曲面シャッタ１５内に収納されているため、雨、
風を防ぎ、寿命が長くなる。ドライバ２１７は主制御部
２０１からの開、閉信号に応じて前記モータ１８３を正
方向あるいは逆方向へ駆動するとともに、電流検知回路
２１８からの検知信号に応じてモータ１８３を駆動ある
いは停止するものである。上記電流検知回路２１８はド
ライバ２１７の駆動電流を検知するものであシ、モータ
１８３を正方向つまり図示ｍ方向へ駆動している場合と
逆方向つまり図示ｎ方向へ駆動している場合とで異なっ
た検知レベルで電流検知を行うようになっている。

一方、上記主制御部２０ノは前記曲面シャッタ１５の閉
成時、異物検出器１８が異物を検出している際、タイマ
回路２１９を作動せしめ、所定時間経過後タイマ回路２
１９から供給されるタイムアウト信号により曲面シャッ
タ１５の閉塞信号をドライバ２１７に出力するようにな
っている。また、主制御部２０１はモデム２２０によっ
て中央処理装＠２２１とデータ伝送を行うようになって
いる。上記中央処理装置２２１は、データ伝送を制御す
るモデム２２２．データ処理を制御するホストコンピュ
ータ２２３゜および取引情報をファイルする取引情報フ
ァイル２２４によって構成されている。

次に、このような構成において、この発明の障害が発生
した場合の障害処理方式を第６図に示すフローチャート
を参照しつつ説明する。たとえば今、障害が発生した場
合、ＣＲＴ表示部７に障害の発生した旨（「使用中止」
）を表示しく５ＴＩ）、どのような障害が発生したかを
示す状態コードを制御パネル２８で表示しく　Ｓｒ１　
）、またその状態コードを伝票／ジャーナル発行ユニッ
ト２５内で記録媒体たとえばジャーナル（図示しない）
に印字しく５Ｔ３）、顧客にカードまたは通帳を返し、
タイマ回路２１９を作動せしめる（Ｓｒ１）。これによ
り、係員による障害復旧処理すなわち制御ノＲネル２８
のリセットボタン（図示しない）あるいは手動体止ボタ
ン（図示しカい）の押下げを待っている。

係員による障害復旧処理が行われずに、タイマ回路２１
９のタイムアウトを検出した場合（Ｓｒ５）、障害の発
生したユニットがカード。

通帳、入金、出金ユニット２１．２３，２４゜２２のい
ずれかであった際（Ｓｒ１）、障害の発生したユニット
のユニット情報をメインメモリ２０２に記憶せしめる（
Ｓｒ１）。このとき、カードユニット２ノ８通帳ユニッ
ト２３がともに不可の場合（Ｓｒ８）、主制御部２０１
は後述する障害復旧処理を行い、上記両ユニットがとも
に不可ではなかった場合（Ｓｒ１）、生制両部２０１は
後述する初期化を行う。

また、上記タイムアウト時、障害の発生したユニットが
主制御ユニット、接客ユニット、モニタユニット、　Ｃ
ＲＴユニット、伝票／ジャーナル発行ユニット２５など
であった場合は係員による障害後１１」処理を待つ。

上記タイマ回路２１９がタイムアウトする前に、上記手
動体止ボタンが押下げられた場合（Ｓｒ１）、手動体止
処理となり、ユニットの引出しが行われた場合（ＳＴＩ
Ｏ）、障害復旧処理となり、上記リセッ）ｙｌ？タンが
押下げられた場合（ＳＴ１１）、メインメモリ２０２内
のユニット情報をクリアしく５Ｔ１２）、初期化が行わ
おる。

つぎに、障害復旧処理について第７図に示すフローチャ
ートを参照しつつ説明する。すなわち、係員による障害
復旧処理待ちで（５Ｔ１３）、上記手動体止ボタンが押
下げられた場合（ＳＴ１４）、手動体止処理となシ、上
記リセットボタンが押下げられた場合（ＳＴ１５）、メ
インメモリ２０２内のユニット情報をクリアしく５Ｔ１
６）、初期化が行われる。

つぎに、初期化について第８図に示すフローチャートを
参照しつつ説明する。すなわち、主制御部２０１はメイ
ンメモリ２０２内のユニット情報を調べ、「不可」とな
っているユニットを除くユニットの初期化（ＳＴ２１　
）、強制回転（ＳＴ２２）、診断（ＳＴ２３）を行う、
ツいで、主制御部２０１はポーリング受信を待って（Ｓ
Ｔ２４）、中央処理装置ＩＩ　２２１に開局する旨を知
らせるだめの開局′Ｉδ文の送信を行う（ＳＴ２６）。

このとき、開局電文（上り電文）中にメインメモリ２０
２内のユニット情報をセットして休止状態のユニットを
知らぜている（ＳＴ２５）。その後、主制御部２０１は
伝票／ジャーナル発行ユニット２５内のジャーナル（図
示しない）上に、第９図に示すように、ユニット情報を
印字せしめ（ＳＴ２７）、印字終了後、ＣＲＴ表示部７
で「取扱中」を表示せしめ（ＳＴ２８）、顧客の操作を
待つ。

次に、顧客取引について第１０図に示すフローチャート
を参照しつつ動作を説明する。すなわち、顧客操作待ち
となると（ＳＴ３１）、主制御部２０１はメインメモリ
２０２内のユニット情報をチェックし、カードユニット
２１が「不可」の場合カード挿入口１３内のシャッタ（
図示しない）を開放せず、通帳ユニット２３が「不可」
の場合、通帳の挿入があっても通帳挿入口１２内のシャ
ックを開放しない（Ｓｒ１１〜５Ｔ３４）。

カード寸たけ通帳の挿入後、取引選択が行われたとき（
ＳＴ３５）、主制御部２０ノはメインメモリ２０２内の
ユニット情報をチェックし、出金ユニット２２が不可の
状態で出金取引が選択された場合、または入金ユニット
２４が不可の状態で入金取引が選択された場合（ＳＴ３
６〜５Ｔ３９）、ＣＲＴ表示部７で「取引不可」を表示
せしめ（ＳＴ４０）、顧客にカードあるいは通帳を返却
せしめ（ＳＴ４１）、再び顧客操作待ちとする。

ローチャートを参照しつつ動作を説明する。すなわち、
手動体止がタンが押下げらｒた場合、主制御部２０１は
ＣＲＴ表示部７を消灯せしめ（ＳＴ５１）、制御パネル
２８で上記手動体止ボタンが押下げられたことを表示ぜ
しめ（ＳＴ５２）、伝票／ジャーナル発行ユニット２３
内ノシヤーナルに印字せしめる（ＳＴ５３）。このとき
、主制御部２０１はメインメモリ２０２のユニット情報
を読出し、上記ジャーナルに第１２図に示すように、印
字せしめるとともに、そのメインメモリ２０２内のユニ
ット情報をクリアする（ＳＴ５４）。そして、リセット
ボタンが押下げられたとき（ＳＴ５５）、主制御部２０
ノは前述した初期化を行う。

上記したように、ユニット情報をジャーナルに印字する
ことによって、現在どのユニットが有効かまたは無効か
を知ることができ、さらにその情報を中央処理装置（セ
ンタ）へ知うせることができる。また、手動体止を押下
げることによってその時点のユニットの情報を知ること
ができる。

〔発明の効果〕

以上詳述したようにこの発明によれば、装置の状態を任
意の時期に知ることができる自動取引装置の障害処理方
式を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を説明するためのもので、第
１図は自動取引装置ｑの外観側視図、第２図は内部構成
の構成図、第３図は第２図におけるＡ　−Ａ’断の断面
図、第４図は第２図におけるＢ　−Ｂ’断の断面図、第
５図は全体の構成を概略的に示すブロック図、第６図は
障害発生時の処理を説明するためのフローチャート、第
７図は障害復旧処理を説明するためのフローチャート、
第８図は初期化の動作を説明するためのフローチャート
、第９図はユニット情報の記録例を示す図、第１０図は
顧客取引の動作を説明するためのフローチャー１・、第
１１図は手動体止の動作を説明するだめのフローチャー
ト、第１２図はユニット情報の記録例を示す図である。 ７・・・ＣＲＴ表示部、２１・・・カード読取装置（カ
ードユニット）、２２・・・出金＠！構（出金ユニット
）、２３・・・通帳読取印字装ｆｆｉ　（通帳ユニット
）、２４・・・封筒処理装置（入金ユニット）、２５・
・・伝票／ジャーナル発行装置（伝票／ジャーナル発行
ユニット）、２８・・・制御パネル、２０１・・・主制
御部、２０２・・・メインメモリ、２１９・・・タイマ
回路。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦３Ｆ 第２図 ２６．２７．２８ 第３図 第４図 第６図 第７図 第１１図 第１２図 −３８４寺

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）入金あるいは出金などの取引を自動的に行い、か
   つその取引内容および取引結果を記録媒体に記録し、し
   かも入金ユニット、出金ユニットなどの複数のユニット
   により構成される自動取引装置直において、障害発生時
   、障害の発生したユニットを判断する判断手段と、この
   判断手段による判断結果に応じてどのユニットの障害で
   あるか記憶する記憶手段と、この記憶手段の記憶内容を
   前記記録媒体に記録せしめる記録手段とを有し、前記障
   害発生後、前記記憶手段で記憶した障害の発生しブζユ
   ニットの機能を停止し、他のユニットを機能させるよう
   にしたことを特徴とする自動取引装置の障害処理方式。
2. （２）前記記録手段によるユニット情報の記録が、係員
   用操作スイッチの操作によって行われることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の自動取引装置の障害処理
   方式。
3. （３）前記記録手段によるユニット情報の記録が障害発
   生後の立上９時に行われることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の自動取引装置の障害処理方式。
4. （４）前記記憶手段で記憶したユニット情報を、障害発
   生紫、中央処理装置への開局電文中にセットするように
   したことを特徴とする特♂「請求の範囲第１項記載の自
   動取引装置〔′Ｉ−の障害処、（”１４方式。