JPS6030513Y2 - エレベ−タ用シ−ブ - Google Patents

エレベ−タ用シ−ブ

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Publication number
JPS6030513Y2
JPS6030513Y2 JP1223481U JP1223481U JPS6030513Y2 JP S6030513 Y2 JPS6030513 Y2 JP S6030513Y2 JP 1223481 U JP1223481 U JP 1223481U JP 1223481 U JP1223481 U JP 1223481U JP S6030513 Y2 JPS6030513 Y2 JP S6030513Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheave
friction material
material ring
elevator
fitted
Prior art date
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Expired
Application number
JP1223481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57126484U (ja
Inventor
哲夫 岩田
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP1223481U priority Critical patent/JPS6030513Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はエレベータ用シーブに関するものである。
エレベータ用シーブは例えばトラクションシーブやそら
せシーブ等として、シーブ本体外周のシーブ溝内にワイ
ヤロープとの摩擦力を高めるための弾性を有する高摩擦
材リングを嵌着したものがあり、前記高摩擦材リングは
シーブ本体のシーブ溝底面における直径より小さな内径
のものとされ、これを引き伸ばしてシーブ溝内に嵌め込
むことによりシーブの高速回転や高トラクションに耐え
るような密着力でシーブ溝内に嵌着されている。
しかしながら、この種エレベータ用シーブは、前記高摩
擦材リングを引き伸ばしてシーブ溝に嵌着したものであ
るために、高摩擦材リングの伸び量が不均一であると、
シー溝に嵌着された高摩擦材リングの厚さが不均一とな
り(伸び量の大きい部分はど薄くなる)、そのために高
摩擦材リングツ外周面(ワイヤロープ当接面)までのシ
ーブ半径が不均一になる。
そして、従来のシーブは、前記高摩擦材リングを作業員
の感によって引き伸ばし量を調節しなからシーブ溝に嵌
着したものであるために、高摩擦材リングの伸び量が全
周にわたって均一にならず、そのために従来のシーブは
、高摩擦材リングの外周面がシーブの中心に対して偏心
したり非真円となったりしていた。
このため、従来のシーブでは、ジープによって送り駆動
されるワイヤロープの送り速度が不均一となるし、また
高速化にともなってシーブ自体が振動を起したりワイヤ
ロープを振動させたりするという欠点があった。
この考案は上記のような実情にかんがみてなされたもの
であって、その目的とするところは、シーブ本体のシー
ブ溝に嵌着された高摩擦材リングの伸び量を全周にわた
って均一にして、高摩擦材リングの外周面をシーブ本体
の中心を中心とする真円とすることができるエレベータ
用シーブを提供することにある。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
まずエレベータ用巻上機について簡単に説明すると、第
1図において1はマシンビーム2上に防震コム3を介し
て載置されたマシンベッドであり、モータ4及び減速機
5はこのマシンベッド1上に設置されている。
6はブレーキである。また、7は前記減速機5の出力軸
8に取付けられたトラクションシーブ、9は前記マシン
ベット1に載置されたそらせシーブであり、主ワイヤロ
ープ10は前記トラクションシーブ7そらせシーブ9に
掛装され、トラクションシーブ7によって送り駆動され
るようになっている。
なお11は乗りかご、12はバランスウェイトである。
第2図は前記トラクションシーブ7の構成を示したもの
で、20は外周に複数のシーブ溝21゜21を有するシ
ーブ本体であり、このシーブ本体20は前記減速機5の
出力軸8に焼嵌めあるいは圧入嵌合されている。
また、22,22は前記シーブ本体20の各シーブ溝2
1.21にそれぞれ嵌着された弾性を有する高摩擦材リ
ングであり、この高摩擦材リング22,22はシーブ本
体20のシーブ溝底面における直径より小さな内径のも
のとされ、これを引き伸ばしてシーブ溝21,21内に
嵌め込むことによりシーブ溝21,21内に嵌着されて
いる。
なお、この高摩擦材リング22の外周には前記主ワイヤ
ロープ10の掛装溝23が形成されている。
また、前記シーブ本体20の外周には、複数(この実施
例では4つ)の指標A、 Aが第3図及び第4図に示す
ように等間隔に形成されており、さらに前記高摩擦材リ
ング22の外周には前記シーブ本体20に形成した指標
A、 Aと同数の指標B、Bが第5図及び第6図に示す
ように等間隔に形成されている。
なお、前記指標A、 Bは例えば塗料を塗着するなどの
手段によって形成されたものであって、この指標A、
Bは例えばシーブ本体20及び高摩擦材リング22の金
山にわたって線状に形成されている。
そして、前記高摩擦材リング22は、その各指標B、
Bをシーブ本体20側の各指標A、 Aにそれぞれ合わ
せて第2図に示すように前記シーブ本体20のシーブ溝
21に嵌着されており、このようにすれば前記高摩擦材
リング22は各指標B。
B間においてそれぞれ一定量づつ伸びた状態となるから
、前記高摩擦材リング22の伸び量は全周にわたって均
一になる。
なお、上記実施例においては、指標A、 A及びB、B
を4ケ所に形成しているが、の指標の数は任意でよく、
また、この考案はトラクションシーブだけでなく第1図
に示したそらせシーブ9や、その他の各種エレベータ用
シーブに広く適用することできる。
この考案のエレベータ用シーブは上記のようなものであ
るから、シーブのシーブ溝に嵌着された高摩擦材リング
の伸び量を全周にわたって均一にして、高摩擦材リング
の外周面をシーブ本体の中心を中心とする真円とするこ
とができ、従ってこの考案のエレベータ用シーブによれ
ば均一な送り速度でワイヤロープを送り駆動できること
はもちろん高速時におけるシーブ自体の振動やワイヤロ
ープの振動も防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエレベータ用巻上機の正面図、第2図はこの考
案の一実施例を示す一部縦断側面図、第3図及び第4図
は同じくシーブ本体の正面図及び一部縦断側面図、第5
図及び第6図は同じく高摩擦材リングの正面図及び一部
縦断側面図である。 20・・・・・・シーブ本体、21・・・・・・シーブ
溝、22・・・・・・高摩擦材リング、A、 B・・・
・・・指標。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シーブ本体外周のシーブ溝肉に弾性を有する高摩擦材リ
    ングを嵌着してなるエレベータ用シーブにおいて、前記
    シーブ本体の外周に複数の指標を等間隔に形成し、前記
    高摩擦材リングには前記シーブ本体に形成した指標と同
    数の指標を等間隔に形成すると共に、前記高摩擦材リン
    グをその各指標をシーブ本体の各指標に合わせて前記シ
    ーブ本体のシーブ溝内に拒着したことを特徴とするエレ
    ベータ用シーブ。
JP1223481U 1981-01-30 1981-01-30 エレベ−タ用シ−ブ Expired JPS6030513Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS57126484U JPS57126484U (ja) 1982-08-06
JPS6030513Y2 true JPS6030513Y2 (ja) 1985-09-12

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ID=29810350

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