JPS5839273B2 - エレベ−タ用綱車 - Google Patents
エレベ−タ用綱車Info
- Publication number
- JPS5839273B2 JPS5839273B2 JP1513078A JP1513078A JPS5839273B2 JP S5839273 B2 JPS5839273 B2 JP S5839273B2 JP 1513078 A JP1513078 A JP 1513078A JP 1513078 A JP1513078 A JP 1513078A JP S5839273 B2 JPS5839273 B2 JP S5839273B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheave
- elevator
- rope
- small
- organic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Pulleys (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、エレベータ用の綱車の改良に関し、とくに
ロープが掛かる弾性有機物質製の部材（′；イニング部
材）を鋼板を積層したボスに支持することによって安価
に提供できるようにしたエレベータ用綱車に関するもの
である。
ロープが掛かる弾性有機物質製の部材（′；イニング部
材）を鋼板を積層したボスに支持することによって安価
に提供できるようにしたエレベータ用綱車に関するもの
である。
従来、エレベータ用綱車は鋳造物として一体成形された
ものが多用されている。
ものが多用されている。
この綱車は、価格がほとんど鋳物の材料費で決まり高価
であり、またロープと溝との間の摩擦力がゴムなどの材
料で溝部を構成した綱車に比べて小さいなどの欠点があ
る。
であり、またロープと溝との間の摩擦力がゴムなどの材
料で溝部を構成した綱車に比べて小さいなどの欠点があ
る。
ロープと溝との間の摩擦力を大きくするために、従来、
炭鉱などで使用されるケーぺ巻上機では、溝をつげて成
形したゴムブロックを鋳物製のボスの外周面に多数個並
べて取付けた綱車が用いられている。
炭鉱などで使用されるケーぺ巻上機では、溝をつげて成
形したゴムブロックを鋳物製のボスの外周面に多数個並
べて取付けた綱車が用いられている。
しかし、この綱車も前例のものと同様にボスに鋳物を使
っているので高価であり、またロープの掛かる溝部を多
数個に分割したブロックで構成していることによっても
高価になるなどの欠点がある。
っているので高価であり、またロープの掛かる溝部を多
数個に分割したブロックで構成していることによっても
高価になるなどの欠点がある。
この発明は、前述した従来品の欠点を解消しようとする
もので、綱車のボスを鋼板の積層によって構成し、また
前記ボスの外周に取付けてロープを掛ける溝を形成する
部材をゴムなどの弾性有機物質製のリング状部材にする
ことによって、安価で高い摩擦力の綱車を提供すること
を目的とするものである。
もので、綱車のボスを鋼板の積層によって構成し、また
前記ボスの外周に取付けてロープを掛ける溝を形成する
部材をゴムなどの弾性有機物質製のリング状部材にする
ことによって、安価で高い摩擦力の綱車を提供すること
を目的とするものである。
以下この発明の実施例を図に基いて説明する。
第１図は、エレベータにおいて、綱車の使用されている
場所を示したもので、２：ｌロービングの例である。
場所を示したもので、２：ｌロービングの例である。
第１図において、１はエレベータかと、２は釣合錘、３
は巻上げロープ、４は釣合ロープ、５は電動機によって
駆動されるトラクション綱車、６はトラクション綱車５
から吊られた前記かと１に対して釣合錘２の位置を決め
るための綱車、Ｔはかと１を吊るための綱車、８は釣合
錘２を吊るための綱車、９は釣合ロープ４に所定の張力
を与えるための釣合綱車である。
は巻上げロープ、４は釣合ロープ、５は電動機によって
駆動されるトラクション綱車、６はトラクション綱車５
から吊られた前記かと１に対して釣合錘２の位置を決め
るための綱車、Ｔはかと１を吊るための綱車、８は釣合
錘２を吊るための綱車、９は釣合ロープ４に所定の張力
を与えるための釣合綱車である。
そして、第１図の５から９までに示すものはすべて綱車
と称せられるものであり、これらの中、綱車５だげが電
動機（図示せず）の駆動力を、綱車５と巻上げロープ３
との間の摩擦によって、かご１と釣合錘２へ巻上げロー
プ３を介して伝えて駆動するための綱車であり、その他
の綱車６〜９は単にロープを案内するための綱車である
。
と称せられるものであり、これらの中、綱車５だげが電
動機（図示せず）の駆動力を、綱車５と巻上げロープ３
との間の摩擦によって、かご１と釣合錘２へ巻上げロー
プ３を介して伝えて駆動するための綱車であり、その他
の綱車６〜９は単にロープを案内するための綱車である
。
第２図、第３図はこの発明の一実施例を示す。
第２図において、１０は綱車であり、この綱車１０は第
１図の綱車５〜９のいずれにも使用できるものである。
１図の綱車５〜９のいずれにも使用できるものである。
第２図、第３図において、１１は鋼板を打抜き成形して
なる大円板、１３は鋼板を打抜き成形してなりかつ大円
板１１より小外径の小円板、１２．１４は犬、小円板１
１．１３にそれぞれあげられた締付は用の穴であり、１
５はロープ３を牽引または案内するための溝１６を有し
かつゴムなどの弾性有機物質からなり円周方向にエンド
レスなリング状のライニング部材、１７゜１８は犬、小
円板１１．１３にあげられた重量軽減用の穴、１９は積
層された犬、小円板１１゜１３を締付は用の穴１２．１
４を通して堅固に締付けるためのボルト、２０は座金、
２１はナツト、２２は綱車１０を取付げる軸、２３は綱
車１０の回転止め用キー ２４は綱車抜止め用ナツトで
ある。
なる大円板、１３は鋼板を打抜き成形してなりかつ大円
板１１より小外径の小円板、１２．１４は犬、小円板１
１．１３にそれぞれあげられた締付は用の穴であり、１
５はロープ３を牽引または案内するための溝１６を有し
かつゴムなどの弾性有機物質からなり円周方向にエンド
レスなリング状のライニング部材、１７゜１８は犬、小
円板１１．１３にあげられた重量軽減用の穴、１９は積
層された犬、小円板１１゜１３を締付は用の穴１２．１
４を通して堅固に締付けるためのボルト、２０は座金、
２１はナツト、２２は綱車１０を取付げる軸、２３は綱
車１０の回転止め用キー ２４は綱車抜止め用ナツトで
ある。
そして、犬、小円板１１．１３の個数は掛けられるロー
プ３の数に応じて決まり、ロープ数が３本の場合は、大
円板１１はＩｌａ、１１ｂ。
プ３の数に応じて決まり、ロープ数が３本の場合は、大
円板１１はＩｌａ、１１ｂ。
ｌｉｅ、１１ｄの４個、小円板１３は１３ａ。
１３ｂ、１３Ｃの３個となる。
また、大円板１１はライニング部材１５を挟圧できるよ
うに小円板１３より大外径にしてあり、大小円板１１ａ
。
うに小円板１３より大外径にしてあり、大小円板１１ａ
。
１３ａ、１１ｂによってライニング部材１５を装着する
ための凹部が小円板１３ａの外周面に形成され、ライニ
ング部材１５ｂ、１５ｃに対しても同様に大円板と小円
板とにより凹部が形成されている。
ための凹部が小円板１３ａの外周面に形成され、ライニ
ング部材１５ｂ、１５ｃに対しても同様に大円板と小円
板とにより凹部が形成されている。
そして、ライニング部材１５はロープ３との間の摩擦力
に対して犬、小円板１１．１３間で滑りを生じないよう
にするために、側面では大円板１１で挟圧することによ
り適切な圧縮力を作用させ、また底面ではライニング部
材１５と小円板１３の嵌合を適切にきつくして半径方向
に圧縮力を作用させるようにしである。
に対して犬、小円板１１．１３間で滑りを生じないよう
にするために、側面では大円板１１で挟圧することによ
り適切な圧縮力を作用させ、また底面ではライニング部
材１５と小円板１３の嵌合を適切にきつくして半径方向
に圧縮力を作用させるようにしである。
第４図はこの発明の他の実施例を示し、２枚の大円板１
１０間の小円板１３を複数枚にしたこと、および周外側
の大円板１１ａ、１１ｅの外側に別の補強板２５を当て
て、ボルト１９で締付げたことが、第２図、第３図の実
施例と異り、前記のようにすることにより、犬、小円板
１１．１３に使用する鋼板として薄板の使用を可能にし
、綱車の経済性を向上させたものである。
１０間の小円板１３を複数枚にしたこと、および周外側
の大円板１１ａ、１１ｅの外側に別の補強板２５を当て
て、ボルト１９で締付げたことが、第２図、第３図の実
施例と異り、前記のようにすることにより、犬、小円板
１１．１３に使用する鋼板として薄板の使用を可能にし
、綱車の経済性を向上させたものである。
以上実施例について詳述したように、この発明は、綱車
のボスに鋼板を使用したことにより材料費が安価になり
、プレスによる打抜き鋼板の採用によって生産性が向上
し、また、ロープが巻掛ゆられる溝をロープ１本ごと設
け、かつ弾性有機物質製のエンドレスのリング状部材に
したことによって油圧機器に使用するＯリングのように
量産化が可能で経済的になり、さらに弾性有機物質製の
部材にロープを掛けることによってロープとの摩擦力が
鋳物の場合に比べて増加するなどの効果をもったエレベ
ータ用綱車を提供することができる。
のボスに鋼板を使用したことにより材料費が安価になり
、プレスによる打抜き鋼板の採用によって生産性が向上
し、また、ロープが巻掛ゆられる溝をロープ１本ごと設
け、かつ弾性有機物質製のエンドレスのリング状部材に
したことによって油圧機器に使用するＯリングのように
量産化が可能で経済的になり、さらに弾性有機物質製の
部材にロープを掛けることによってロープとの摩擦力が
鋳物の場合に比べて増加するなどの効果をもったエレベ
ータ用綱車を提供することができる。
第１図はエレベータにおける綱車の使用場所を示す構成
説明図、第２図はこの発明の一実施例による綱車な示す
正面図、第３図は第２図の■−■線に沿う断面図、第４
図はこの発明の他の実施例による綱車を示す第３図に相
当する部分の断面図である。 ５．６，７，８，９，１０・・・綱車、１１・・・大円
板、１３・・・小円板、１５・・・リング状のライニン
グ部材。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
説明図、第２図はこの発明の一実施例による綱車な示す
正面図、第３図は第２図の■−■線に沿う断面図、第４
図はこの発明の他の実施例による綱車を示す第３図に相
当する部分の断面図である。 ５．６，７，８，９，１０・・・綱車、１１・・・大円
板、１３・・・小円板、１５・・・リング状のライニン
グ部材。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ロープを掛ける溝を形成する弾性有機物質製の部材
と、この部材を円周上に複数個取付けて支持するボスと
を備えたエレベータ用綱車において、前記ボスを打抜き
鋼板の外径が互に異る。 大円板と小円板の積層によって構成し、小円板の外周面
に前記弾性有機物質製のリング状部材を大円板により挟
圧して取付けたことを特徴とするエレベータ用綱車。 ２ 綱車の最外側の円板を別の補強板を外側に当てて締
付けたことを特徴とする特許請求のｍ第１項記載のエレ
ベータ用綱車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1513078A JPS5839273B2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | エレベ−タ用綱車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1513078A JPS5839273B2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | エレベ−タ用綱車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54108155A JPS54108155A (en) | 1979-08-24 |
| JPS5839273B2 true JPS5839273B2 (ja) | 1983-08-29 |
Family
ID=11880230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1513078A Expired JPS5839273B2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | エレベ−タ用綱車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5839273B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56109449U (ja) * | 1980-01-25 | 1981-08-25 | ||
| JPS56108694A (en) * | 1980-01-25 | 1981-08-28 | Tokyo Shibaura Electric Co | Traction sheave for elevator |
| JPS56149972A (en) * | 1980-04-24 | 1981-11-20 | Tokyo Shibaura Electric Co | Sieve for elevator |
| JPS56149973A (en) * | 1980-04-24 | 1981-11-20 | Tokyo Shibaura Electric Co | Elevator device |
| JPS56149971A (en) * | 1980-04-24 | 1981-11-20 | Tokyo Shibaura Electric Co | Traction sieve for elevator |
| US4753628A (en) * | 1986-12-29 | 1988-06-28 | Gore Gregory J | Pulley and shaft coupling system |
| US6405833B1 (en) * | 2000-01-06 | 2002-06-18 | Otis Elevator Company | Flexible flat rope sheave assembly with separate shoulder and flange surfaces having varying friction properties |
| EP3114066B1 (en) * | 2014-03-06 | 2024-04-24 | Otis Elevator Company | Fiber reinforced elevator belt and method of manufacture |
| JP6197855B2 (ja) * | 2015-11-25 | 2017-09-20 | コベルコ建機株式会社 | クレーン |
| CN108708961B (zh) * | 2018-06-27 | 2023-09-08 | 北京科技大学 | 一种提升用模块化弹性摩擦轮及其轮组 |
-
1978
- 1978-02-13 JP JP1513078A patent/JPS5839273B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54108155A (en) | 1979-08-24 |
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