JPS6030034B2 - テ−プ走行時間検出装置 - Google Patents
テ−プ走行時間検出装置Info
- Publication number
- JPS6030034B2 JPS6030034B2 JP12964577A JP12964577A JPS6030034B2 JP S6030034 B2 JPS6030034 B2 JP S6030034B2 JP 12964577 A JP12964577 A JP 12964577A JP 12964577 A JP12964577 A JP 12964577A JP S6030034 B2 JPS6030034 B2 JP S6030034B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- amount
- time
- reel
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、テープレコーダの磁気テープ上の位置を決定
するために用いられるテープ走行時間、すなわちテープ
始端部位層から現在位置まで磁気テープが定常速度で走
行するのに要した時間を検出するテープ走行時間検出装
置に関する。
するために用いられるテープ走行時間、すなわちテープ
始端部位層から現在位置まで磁気テープが定常速度で走
行するのに要した時間を検出するテープ走行時間検出装
置に関する。
磁気テープ上の記録内容は直接確認できないため、その
記録内容が存在する磁気テープ上の位置を何らかの手段
で検出してやり、この位置をもとに記録内容を確認する
ことが広く行なわれている。
記録内容が存在する磁気テープ上の位置を何らかの手段
で検出してやり、この位置をもとに記録内容を確認する
ことが広く行なわれている。
このような位置を検出するには、従釆、テープカウンタ
やりニアテープタイマが知られており、以下これらにつ
いて説明する。まず、テープカウンタは、テープリール
の回転の回数を機械的あるいは電気的に表示するもので
ある。
やりニアテープタイマが知られており、以下これらにつ
いて説明する。まず、テープカウンタは、テープリール
の回転の回数を機械的あるいは電気的に表示するもので
ある。
これは、巻取りールが磁気テープを巻き始める位置(以
下これをテープ始端部位暦と称す)で上記テープカウン
タを0にリセットすれば、磁気テープが順方向に走行し
てリールが回転するにともないテープカウンタの計数値
が単調増加する。したがって、この計数値に対応する磁
気テープの位置が決定され、計数値と記録内容とを対応
させることができる。この場合において、テープリール
に巻かれている磁気テープの量により巻き径(テープ最
外周の径)が異なるため、磁気テープの実際の走行量(
テープ始端部位層から現在位置までの長さ)と、テープ
カゥンタの計数値とは比例せず、これらの関係は第3図
のような非線型のグラフとなる。この第3図において、
曲線Aは供給IJール側の回転数を、曲線Bは巻取りー
ル側の回転数を計数する場合をそれぞれ示している。と
ころで、現実にテープレコーダを使用する場合では、た
とえば残りのテープ量で何分記録できるかとか、テープ
女台端部位層から何分目のテープ位置にどのような曲が
何分間記録されているか等のように、時間を基本に考え
ることが便利である。したがって、テープ位置を時間で
表示するものが望まれる。しかしながら、上記テープカ
ウンタでは、計数値がテープ走行量と比例しないため、
時間単位でテープ位置を知ることは困難である。しかも
、このようなテープカウンタでは、テープ始端部位層ま
で巻き戻して0にリセットする必要があるため、と中ま
で巻き取られた状態のテープを装着する場合等には、巻
き戻し操作やリセット操作が面倒であるとともに、急を
要するときには巻き戻しを行なえず、テープ位置を決定
できない等の不都合が生じる。次に、リニアテープタイ
マは、この他種々の名称を各社で使用しているが、要は
供給リールおよび巻取りールの回転周期を検出して磁気
テープ全量に対するテープ使用量の比率(たとえば百分
率)を計算により求め、これを表示するものである。
下これをテープ始端部位暦と称す)で上記テープカウン
タを0にリセットすれば、磁気テープが順方向に走行し
てリールが回転するにともないテープカウンタの計数値
が単調増加する。したがって、この計数値に対応する磁
気テープの位置が決定され、計数値と記録内容とを対応
させることができる。この場合において、テープリール
に巻かれている磁気テープの量により巻き径(テープ最
外周の径)が異なるため、磁気テープの実際の走行量(
テープ始端部位層から現在位置までの長さ)と、テープ
カゥンタの計数値とは比例せず、これらの関係は第3図
のような非線型のグラフとなる。この第3図において、
曲線Aは供給IJール側の回転数を、曲線Bは巻取りー
ル側の回転数を計数する場合をそれぞれ示している。と
ころで、現実にテープレコーダを使用する場合では、た
とえば残りのテープ量で何分記録できるかとか、テープ
女台端部位層から何分目のテープ位置にどのような曲が
何分間記録されているか等のように、時間を基本に考え
ることが便利である。したがって、テープ位置を時間で
表示するものが望まれる。しかしながら、上記テープカ
ウンタでは、計数値がテープ走行量と比例しないため、
時間単位でテープ位置を知ることは困難である。しかも
、このようなテープカウンタでは、テープ始端部位層ま
で巻き戻して0にリセットする必要があるため、と中ま
で巻き取られた状態のテープを装着する場合等には、巻
き戻し操作やリセット操作が面倒であるとともに、急を
要するときには巻き戻しを行なえず、テープ位置を決定
できない等の不都合が生じる。次に、リニアテープタイ
マは、この他種々の名称を各社で使用しているが、要は
供給リールおよび巻取りールの回転周期を検出して磁気
テープ全量に対するテープ使用量の比率(たとえば百分
率)を計算により求め、これを表示するものである。
このようなりニアテーブタイマでは、テープと中でも、
各リールの回転周期を検出できるため、上言己比率を求
め表示することができる。また、この比率は、テープ走
行時間との対応も正比例関係にあるから、テープ全量で
記録、再生できる時間(ただし片道)がわかれば、簡単
な計算によりテープ走行時間が得られる。たとえばオー
ディオ用カセットテープのC−60では、片道録音、再
生時間が30分であるから、上記比率として百分率で1
0%の表示が行なわれておれば、3分のテープ走行時間
の位置にあることがわかる。しかし、計算自体は簡単で
あるが、表示された%の数字に毎回片道時間を乗算する
のは面倒であり、またC−90(片道時間は45分)で
13%の表示がされても、5分51秒の位置だと認識す
るまでに時間がかかり、%表示が変ったりして不便であ
る。従来のリニアテープタイマでは、上記計算も内蔵計
算回路等で行なわせ、直穣テ−プ走行時間を表示するも
のもあるが、オーディオ用カセットテープの種類(C−
60、C−90、C−120等)によりテープ全量が異
なるため、これらを切換えて計算回路に入力するための
テープ選択用手動操作ボタン等を必要としていた。
各リールの回転周期を検出できるため、上言己比率を求
め表示することができる。また、この比率は、テープ走
行時間との対応も正比例関係にあるから、テープ全量で
記録、再生できる時間(ただし片道)がわかれば、簡単
な計算によりテープ走行時間が得られる。たとえばオー
ディオ用カセットテープのC−60では、片道録音、再
生時間が30分であるから、上記比率として百分率で1
0%の表示が行なわれておれば、3分のテープ走行時間
の位置にあることがわかる。しかし、計算自体は簡単で
あるが、表示された%の数字に毎回片道時間を乗算する
のは面倒であり、またC−90(片道時間は45分)で
13%の表示がされても、5分51秒の位置だと認識す
るまでに時間がかかり、%表示が変ったりして不便であ
る。従来のリニアテープタイマでは、上記計算も内蔵計
算回路等で行なわせ、直穣テ−プ走行時間を表示するも
のもあるが、オーディオ用カセットテープの種類(C−
60、C−90、C−120等)によりテープ全量が異
なるため、これらを切換えて計算回路に入力するための
テープ選択用手動操作ボタン等を必要としていた。
したがって、部品点数が多くなり、組立配線作業も増加
し、費用もかかる。また、操作ボタンの数が増加するた
め、操作が面倒となり、さらに上記テープの種類を変え
る毎にテープ選択ボタンを操作しなければならず、操作
を忘れたり、現実に装着したテープと異なる種額のテー
プ選択ボタンを操作したりするような謀操作も起り易い
。この場合にも不正確ながら時間表示は行なわれるため
、誤りに気がつかず記録してしまい、テープ走行時間と
記録内容とが一致しなくなるような不都合が生じる。本
発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり簡
単な構成でテープ走行時間の表示を行なえ、テープの種
類(たとえばC−60、C−90、C−12蛤等)が異
なる場合でも自動的にこれらの種類を判別し、それぞれ
に応じたテープ走行時間が検出できるようなテープ走行
時間検出装置の提供を目的とする。
し、費用もかかる。また、操作ボタンの数が増加するた
め、操作が面倒となり、さらに上記テープの種類を変え
る毎にテープ選択ボタンを操作しなければならず、操作
を忘れたり、現実に装着したテープと異なる種額のテー
プ選択ボタンを操作したりするような謀操作も起り易い
。この場合にも不正確ながら時間表示は行なわれるため
、誤りに気がつかず記録してしまい、テープ走行時間と
記録内容とが一致しなくなるような不都合が生じる。本
発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり簡
単な構成でテープ走行時間の表示を行なえ、テープの種
類(たとえばC−60、C−90、C−12蛤等)が異
なる場合でも自動的にこれらの種類を判別し、それぞれ
に応じたテープ走行時間が検出できるようなテープ走行
時間検出装置の提供を目的とする。
以下、本発明に係る好ましい実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
第1図は本発明の実施例の概略的構成を示すブロック図
である。
である。
この第1図において、カセットテープ1は、供給リール
2、巻取り−ル3を有しており、磁気テープ4はこれら
のリール2,3間を矢印×方向に走行する。上記各リー
ル2,3をそれぞれ回転駆動するりール駆動鞠5,6に
は、回転検出器7,8が配置されている。回転検出器7
はリール駆動軸5に設けられたマーク等を検出素子9で
磁気的、光電的あるいは機械的に検出し、パルス出力を
発生するものである。ここで上記マークは1個設けられ
ており、1回転に1個の回転検出パルスが得られ、この
パルスの周期が上託りール2の回転周期に等しい。他方
の回転検出器8も検出素子10を有し、上記と同様に構
成されているため説明を省略する。このような回転検出
器9,10からの回転検出パルスは、カウンタ11,1
2にそれぞれ送られている。
2、巻取り−ル3を有しており、磁気テープ4はこれら
のリール2,3間を矢印×方向に走行する。上記各リー
ル2,3をそれぞれ回転駆動するりール駆動鞠5,6に
は、回転検出器7,8が配置されている。回転検出器7
はリール駆動軸5に設けられたマーク等を検出素子9で
磁気的、光電的あるいは機械的に検出し、パルス出力を
発生するものである。ここで上記マークは1個設けられ
ており、1回転に1個の回転検出パルスが得られ、この
パルスの周期が上託りール2の回転周期に等しい。他方
の回転検出器8も検出素子10を有し、上記と同様に構
成されているため説明を省略する。このような回転検出
器9,10からの回転検出パルスは、カウンタ11,1
2にそれぞれ送られている。
これらのカウンタ11,12には、マイクロプロセッサ
等を用いて構成される計算回路13からの基準パルスが
送られている。この基準パルスの周期は上記回転検出パ
ルスの周期よりも充分短かく設定されており、1回転周
期内に含まれる基準パルスの個数を上記カウンタ11,
12で計数している。このようにして得られた計数値信
号は計算回路13に送られる。
等を用いて構成される計算回路13からの基準パルスが
送られている。この基準パルスの周期は上記回転検出パ
ルスの周期よりも充分短かく設定されており、1回転周
期内に含まれる基準パルスの個数を上記カウンタ11,
12で計数している。このようにして得られた計数値信
号は計算回路13に送られる。
上記計数値は各リール2,3の回転周期に正比例するも
のであり、これらの計数値をもとに、計算回路13では
下記のような計算を行なう。まず、第2図の供給リール
2に巻かれている磁気テープ4の長さ(テープ残量)そ
s,および巻取りール3に巻き取られた磁気テープ4の
長さ(テープ使用量)そtは、各リール2,3の外周半
径(磁気テープも含めた巻き半径)をそれぞれrs、r
t,リールハプの半径をrh,磁気テープ4の走行速度
をv,磁気テープ4の厚さを6とするとき、〆S=汀(
rS字rh2) ……■件刀(rt雲・rh2)
……■ となる。
のであり、これらの計数値をもとに、計算回路13では
下記のような計算を行なう。まず、第2図の供給リール
2に巻かれている磁気テープ4の長さ(テープ残量)そ
s,および巻取りール3に巻き取られた磁気テープ4の
長さ(テープ使用量)そtは、各リール2,3の外周半
径(磁気テープも含めた巻き半径)をそれぞれrs、r
t,リールハプの半径をrh,磁気テープ4の走行速度
をv,磁気テープ4の厚さを6とするとき、〆S=汀(
rS字rh2) ……■件刀(rt雲・rh2)
……■ となる。
ここで、使用量ク上とテープ全量そs十〆tとの比Pは
、P=Z隼亥=告・rt2主rh2 ……■ただしL
=そs十〆tと表わせる。
、P=Z隼亥=告・rt2主rh2 ……■ただしL
=そs十〆tと表わせる。
ここで2汀rSニVt VTS ,.
.,..■/・rS=Z;2汀rtニVTt .
VTt ……■・・rt=を;より、これら■
、■式を上記■、■式に代入して加算すると、となり、
この■式および上記■式を、上記■式に代入して、ただ
し、 A=器(¥肌2) B=台・rh2 が得られる。
.,..■/・rS=Z;2汀rtニVTt .
VTt ……■・・rt=を;より、これら■
、■式を上記■、■式に代入して加算すると、となり、
この■式および上記■式を、上記■式に代入して、ただ
し、 A=器(¥肌2) B=台・rh2 が得られる。
ここでA、Bは定数であるから、供給リール2の回転周
期TSと巻取りール3の回転周期Ttとの比を求めるこ
とにより、テープ全量L(=そS+〆t)中のテープ使
用量そtの比率Pが計算により求められる。またこのP
を10針音すれば%(百分率)量が求められる。ここで
、各リール2,3の回転周期Ts,Ttは、上記計数値
にそれぞれ正比例するから、計算回路13では上記■式
のTs/Ttは、計数値の比をそのまま使用できる。な
お、各リールの回転周期口s,Ttの代わりに、各リー
ルの回転速度(回転数)Ns,Ntを検出するようにし
てもよく、この場合においては、Ts=1/Ns,Tt
=1/Ntであることより、上記■式のTs/Ttを、
Nt/Nsに置き換えればよいことは勿論である。とこ
ろで、カセットテープには、C−60,C−90,C−
120等の種類があり、テープ全量がそれぞれ異なって
いるため、所定の百分率量のテープ位置から所定の長さ
だけテープが走行した後の百分率量はそれぞれ異なって
くる。
期TSと巻取りール3の回転周期Ttとの比を求めるこ
とにより、テープ全量L(=そS+〆t)中のテープ使
用量そtの比率Pが計算により求められる。またこのP
を10針音すれば%(百分率)量が求められる。ここで
、各リール2,3の回転周期Ts,Ttは、上記計数値
にそれぞれ正比例するから、計算回路13では上記■式
のTs/Ttは、計数値の比をそのまま使用できる。な
お、各リールの回転周期口s,Ttの代わりに、各リー
ルの回転速度(回転数)Ns,Ntを検出するようにし
てもよく、この場合においては、Ts=1/Ns,Tt
=1/Ntであることより、上記■式のTs/Ttを、
Nt/Nsに置き換えればよいことは勿論である。とこ
ろで、カセットテープには、C−60,C−90,C−
120等の種類があり、テープ全量がそれぞれ異なって
いるため、所定の百分率量のテープ位置から所定の長さ
だけテープが走行した後の百分率量はそれぞれ異なって
くる。
したがって、テープ使用量が一定量だけ変化したときの
百分率量の変化分を求めることにより、カセットテープ
の種類判別が行なえ、テープ全量がわかるから、上記計
算により求められた百分率量を走行時間に変換すること
が可能となる。これを、第1図の実施例に沿って説明す
ると、まずテープレコーダが記録、再生動作モードであ
って、磁気テープが一定速度(v=4.8肌/sec)
で走行しているとき(以下低速時と称す)には、一定時
間、たとえば1分間経過したときの上記百分率量の変化
分を求め、カセットテープの種類判別を行なう。
百分率量の変化分を求めることにより、カセットテープ
の種類判別が行なえ、テープ全量がわかるから、上記計
算により求められた百分率量を走行時間に変換すること
が可能となる。これを、第1図の実施例に沿って説明す
ると、まずテープレコーダが記録、再生動作モードであ
って、磁気テープが一定速度(v=4.8肌/sec)
で走行しているとき(以下低速時と称す)には、一定時
間、たとえば1分間経過したときの上記百分率量の変化
分を求め、カセットテープの種類判別を行なう。
これには、計算回路13から、時間測定開始信号をタイ
マ回路14に与え、またこのときのテープ位置に応じた
%量を記憶回路15に与え記憶させる。タイマ回路14
では、タイマ動作により1分経過後にタイムアップ信号
を記憶回路15および減算回路16に送る。このとき記
憶回路15の記憶内容が減算回路16に送られる。減算
回路16には計算回路13からの百分率量が送られてい
るから、上記1分経過時点で、百分率量の減算が行なわ
れ、1分間での百分率量の変化分△%の値が次の種類判
別回路17に送られる。ここで、カセットテープがC−
60のとき上記1分間の変化分△%は1.67%であり
、またC−90のとき1.10%、C−120のとき0
.83%である。種類判別回路17では、減算回路16
からの値が上記△%のうちのいずれであるかを判別する
。これらの△%の差はそれぞれ0.57%、0.63%
であるから、減算回路16からの△%の検出精度が約±
0.28%程度の誤差範囲内にあれば、確実にテープ種
類の判別が行ない得る。次に種類判別回路17からの判
別信号は計算回路13に送られ、計算回路13では上記
算出された百分率量をテープ全量の記録、再生時間(た
だし片道分)に応じて計算し、テープ位置をテープ走行
時間(テープ女台端部位層から現在位置まで記録、再生
するのに要する時間)として表示装置18で表示する。
次に、遠送り、巻戻し動作モードであって、磁気テープ
が高速で走行する場合(以下高速時と称す)には、巻取
、あるいは供給リールの回転周期を10肌sec(60
仇pm)とし、測定時間を5秒とするとき、いずれか一
方のリール回転回数(50回)が決まり、測定開始時(
あるいは測定終了時でも良い)のテープ位置かわかれば
テープが上記測定時間に走行した長さも決まる。
マ回路14に与え、またこのときのテープ位置に応じた
%量を記憶回路15に与え記憶させる。タイマ回路14
では、タイマ動作により1分経過後にタイムアップ信号
を記憶回路15および減算回路16に送る。このとき記
憶回路15の記憶内容が減算回路16に送られる。減算
回路16には計算回路13からの百分率量が送られてい
るから、上記1分経過時点で、百分率量の減算が行なわ
れ、1分間での百分率量の変化分△%の値が次の種類判
別回路17に送られる。ここで、カセットテープがC−
60のとき上記1分間の変化分△%は1.67%であり
、またC−90のとき1.10%、C−120のとき0
.83%である。種類判別回路17では、減算回路16
からの値が上記△%のうちのいずれであるかを判別する
。これらの△%の差はそれぞれ0.57%、0.63%
であるから、減算回路16からの△%の検出精度が約±
0.28%程度の誤差範囲内にあれば、確実にテープ種
類の判別が行ない得る。次に種類判別回路17からの判
別信号は計算回路13に送られ、計算回路13では上記
算出された百分率量をテープ全量の記録、再生時間(た
だし片道分)に応じて計算し、テープ位置をテープ走行
時間(テープ女台端部位層から現在位置まで記録、再生
するのに要する時間)として表示装置18で表示する。
次に、遠送り、巻戻し動作モードであって、磁気テープ
が高速で走行する場合(以下高速時と称す)には、巻取
、あるいは供給リールの回転周期を10肌sec(60
仇pm)とし、測定時間を5秒とするとき、いずれか一
方のリール回転回数(50回)が決まり、測定開始時(
あるいは測定終了時でも良い)のテープ位置かわかれば
テープが上記測定時間に走行した長さも決まる。
したがってこのときの百分率量の変化分△%により、テ
ープ全量がわかり、テープの種類判別が行なえる。これ
を第1図の実施例に沿って説明すると、まず計算回路1
3は、タイマー4に測定開始信号を、記憶回路15にこ
のときの百分率量信号をそれぞれ送る。ここで、タイマ
14は上記低遠時と、高速時とでタイマ動作時間がそれ
ぞれ1分、5秒と異なるため、これらのテープ走行時間
となる動作モードに応じた切換信号が必要である。
ープ全量がわかり、テープの種類判別が行なえる。これ
を第1図の実施例に沿って説明すると、まず計算回路1
3は、タイマー4に測定開始信号を、記憶回路15にこ
のときの百分率量信号をそれぞれ送る。ここで、タイマ
14は上記低遠時と、高速時とでタイマ動作時間がそれ
ぞれ1分、5秒と異なるため、これらのテープ走行時間
となる動作モードに応じた切換信号が必要である。
これは、たとえば計算回路13の上記基準パルスCの周
期を、上記低速時と高速時とで切換えるための周期切換
信号の一部をタイマ回路14へも送るようにすれば良い
。この他、各動作モードをそれぞれ直接検出して、タイ
マ動作時間を切換えるようにしても良い。タイマ回路1
4は、上記測定開始信号入力時から5秒経過後に、タイ
ムアップ信号を記憶回路15および減算回路16に送る
。
期を、上記低速時と高速時とで切換えるための周期切換
信号の一部をタイマ回路14へも送るようにすれば良い
。この他、各動作モードをそれぞれ直接検出して、タイ
マ動作時間を切換えるようにしても良い。タイマ回路1
4は、上記測定開始信号入力時から5秒経過後に、タイ
ムアップ信号を記憶回路15および減算回路16に送る
。
このとき記憶回路15は記憶内容である測定開始時の百
分率量を減算回路16に送り、減算回路16ではこの測
定開始時の百分率量と、現時点すなわち測定終了時の百
分率量との差を計算して、次の種類判別回路17に送る
。この種類判別回路ITには、記憶回路15からの百分
率量(測定開始時の値)、あるいは計算回路13からの
百分率量(測定終了時の値)が送られており(第1図破
線参照)、テープ種類の判別が行なわれる。たとえば、
測定開始時のテープ位置の百分率量が30%であるとき
、5秒経過後の百分率量の変化分△%は、C−60で6
.1%、C−90で4.1%、C−120で3.0%と
なる。このようにテープ種類が判別されたときの判別信
号を、再び計算回路13に送り、現在位置の百分率量を
テープ走行時間に計算して変換し、表示装置18で表示
する。.なお、上記高速時のIJール回転速度が一定で
ない場合等において、リールの回転回数を一定値まで計
数し、この計数値と計数前後いずれか一方でのテープ位
置(百分率量等)とでテープの種類判別を行なうことも
容易に実現できる。
分率量を減算回路16に送り、減算回路16ではこの測
定開始時の百分率量と、現時点すなわち測定終了時の百
分率量との差を計算して、次の種類判別回路17に送る
。この種類判別回路ITには、記憶回路15からの百分
率量(測定開始時の値)、あるいは計算回路13からの
百分率量(測定終了時の値)が送られており(第1図破
線参照)、テープ種類の判別が行なわれる。たとえば、
測定開始時のテープ位置の百分率量が30%であるとき
、5秒経過後の百分率量の変化分△%は、C−60で6
.1%、C−90で4.1%、C−120で3.0%と
なる。このようにテープ種類が判別されたときの判別信
号を、再び計算回路13に送り、現在位置の百分率量を
テープ走行時間に計算して変換し、表示装置18で表示
する。.なお、上記高速時のIJール回転速度が一定で
ない場合等において、リールの回転回数を一定値まで計
数し、この計数値と計数前後いずれか一方でのテープ位
置(百分率量等)とでテープの種類判別を行なうことも
容易に実現できる。
したがって、従来のようなテープ種類に応じた選択ボタ
ン操作が不要となり、誤爆作も起こらず、操作が容易で
あり、かつテープ位置は現実の録音、再生時の使用に密
接したテープ走行時間で行なわれるため、一つの記録内
容がテープ走行開始から何分後に何分間記録されたかが
直読でき、使用に便利である。
ン操作が不要となり、誤爆作も起こらず、操作が容易で
あり、かつテープ位置は現実の録音、再生時の使用に密
接したテープ走行時間で行なわれるため、一つの記録内
容がテープ走行開始から何分後に何分間記録されたかが
直読でき、使用に便利である。
また、上記減算回路16や種類判別回路17等の動作は
、計算回路13に用いたマイクロプロセッサのプログラ
ムにより行なわせることもでき、回路構成は簡単である
。しかも、従釆の如きテープ種類選択用の操作ボタン等
の機構部品が不要となるため、部品点数が少なく、組立
作業も容易である。以上の説明からも明らかなように、
本発明に係るテープ走行時間検出装置は、供給リールお
よび巻取IJールの回転周期や回転速度等を検出する手
段と、これらの回転周期や回転速度等の比にもとづきテ
ープ全量に対するテープ使用量の比率を計算して求める
計算手段と、テープ使用量の変化分を検出する手段と、
このテープ使用量の変化分および上記比率の変化分にも
とづきテ−プ全量を判別する手段と、このテープ全量に
より上記比率をテープ走行時間に変換する手段とを備え
ることを特徴としている。
、計算回路13に用いたマイクロプロセッサのプログラ
ムにより行なわせることもでき、回路構成は簡単である
。しかも、従釆の如きテープ種類選択用の操作ボタン等
の機構部品が不要となるため、部品点数が少なく、組立
作業も容易である。以上の説明からも明らかなように、
本発明に係るテープ走行時間検出装置は、供給リールお
よび巻取IJールの回転周期や回転速度等を検出する手
段と、これらの回転周期や回転速度等の比にもとづきテ
ープ全量に対するテープ使用量の比率を計算して求める
計算手段と、テープ使用量の変化分を検出する手段と、
このテープ使用量の変化分および上記比率の変化分にも
とづきテ−プ全量を判別する手段と、このテープ全量に
より上記比率をテープ走行時間に変換する手段とを備え
ることを特徴としている。
ここで、上記比率は、テープ位置をテープ全量に対する
比率(百分率でもよい)で表わすものであり、テープ使
用量のみならず、テープ残量の比率でもよい。
比率(百分率でもよい)で表わすものであり、テープ使
用量のみならず、テープ残量の比率でもよい。
次に、上記テープ使用量の変化分はテープ残量の変化分
でもよい(ただし正、負が反対となる)。この変化分と
しては、テープが定速走行するとき(実施例の低速時)
には経過時間(実施例の測定時間)をそのまま使用でき
る。また、リールの回転速度が特定できるとき(実施例
の高速時)には、経過時間およびこの経過時間前後のい
ずれか一方でのテープ位置(実施例の測定開始時あるい
は測定終了時の百分率量)により変化分がテープ全量に
応じてそれぞれ決定されるから、上記テープ位置および
経過時間をテープ使用量の変化分として検出し、上記比
率の変化分と比較してテープ全量を求めることも容易に
実現できる。この場合、リールの回転速度が特定できな
くとも、リールの回転回数が検出できれば、この回転回
数と上記テープ位置とでテープ使用量の変化分がテープ
全量に応じて決定される。したがって、このような特徴
を有するテープ走行時間検出装置によれば、現在使用中
のテープの種類(C−60、C−90、C−12足等)
を自動的に判別し、テープ走行時間表示を正確に行ない
得るから、テープの種類選択用の手動操作ボタン等が不
要となり、テ−プの種類を変える毎の切換操作の煩雑さ
から解放されるとともに、謀操作による誤ったテープ走
行時間の表示も防止でき、使用に便利である。
でもよい(ただし正、負が反対となる)。この変化分と
しては、テープが定速走行するとき(実施例の低速時)
には経過時間(実施例の測定時間)をそのまま使用でき
る。また、リールの回転速度が特定できるとき(実施例
の高速時)には、経過時間およびこの経過時間前後のい
ずれか一方でのテープ位置(実施例の測定開始時あるい
は測定終了時の百分率量)により変化分がテープ全量に
応じてそれぞれ決定されるから、上記テープ位置および
経過時間をテープ使用量の変化分として検出し、上記比
率の変化分と比較してテープ全量を求めることも容易に
実現できる。この場合、リールの回転速度が特定できな
くとも、リールの回転回数が検出できれば、この回転回
数と上記テープ位置とでテープ使用量の変化分がテープ
全量に応じて決定される。したがって、このような特徴
を有するテープ走行時間検出装置によれば、現在使用中
のテープの種類(C−60、C−90、C−12足等)
を自動的に判別し、テープ走行時間表示を正確に行ない
得るから、テープの種類選択用の手動操作ボタン等が不
要となり、テ−プの種類を変える毎の切換操作の煩雑さ
から解放されるとともに、謀操作による誤ったテープ走
行時間の表示も防止でき、使用に便利である。
また機構部品点数が減少することから、組立が簡単とな
り、安価な供給も可能となる。
り、安価な供給も可能となる。
第1図は本発明に係る実施例の概略的構成を示すブロッ
ク図、第2図はリニアテープタイマの計算式を説明する
ための模式図である。 第3図は従来のテープカウンタの計数値とテープ走行量
との関係を示すグラフである。2・・・・・・供給リー
ル、3・・・・・・巻取りール、4・・・・・・磁気テ
ープ、7,8・・・・・・回転検出器、13・・・・・
・計算回路、14・・・・・・タイマ回路、15・・・
・・・記憶回路、16・…・・減算回路、17・・・・
・・種類判別回路、18・・・・・・表示装置。 第1図 第2図 第3図
ク図、第2図はリニアテープタイマの計算式を説明する
ための模式図である。 第3図は従来のテープカウンタの計数値とテープ走行量
との関係を示すグラフである。2・・・・・・供給リー
ル、3・・・・・・巻取りール、4・・・・・・磁気テ
ープ、7,8・・・・・・回転検出器、13・・・・・
・計算回路、14・・・・・・タイマ回路、15・・・
・・・記憶回路、16・…・・減算回路、17・・・・
・・種類判別回路、18・・・・・・表示装置。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 1 供給リールおよび巻取リールの回転を検出する手段
と、これらの回転の比にもとづきテープ全量に対するテ
ープ使用量の比率を計算して求める計算手段と、テープ
使用量の変化分を検出する手段と、このテープ使用量の
変化分に対する上記比率の変化分にもとづきテープ全量
を判別する手段と、このテープ全量により上記比率をテ
ープ走行時間に変換する手段とを備えることを特徴とす
るテープ走行時間検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12964577A JPS6030034B2 (ja) | 1977-10-31 | 1977-10-31 | テ−プ走行時間検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12964577A JPS6030034B2 (ja) | 1977-10-31 | 1977-10-31 | テ−プ走行時間検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5463811A JPS5463811A (en) | 1979-05-23 |
JPS6030034B2 true JPS6030034B2 (ja) | 1985-07-13 |
Family
ID=15014628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12964577A Expired JPS6030034B2 (ja) | 1977-10-31 | 1977-10-31 | テ−プ走行時間検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030034B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6375820A (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-06 | Anritsu Corp | 多項目情報入力装置 |
-
1977
- 1977-10-31 JP JP12964577A patent/JPS6030034B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6375820A (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-06 | Anritsu Corp | 多項目情報入力装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5463811A (en) | 1979-05-23 |
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