JPS6029579A - 冷蔵ショ−ケ−スの加湿装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 印　産業上の利用分野 本発明は野菜や果実等の生鮮食品を長期間保存、陳列す
る冷蔵ショーケース内を加湿するための冷蔵ジローケー
スの加湿装置に関する。

（ロ）従来技術 超音波振動子にて発生した霧を冷蔵ショーケースの冷気
通路内に供給し、ケース内に陳列保存した生鮮食品の乾
燥を防止して鮮度を保つようにしたものが先に特開昭５
５−４６３８３号公報にて提案されている。ところで、
この従来構造のものは断熱壁の内側に冷気通路を形成す
る区画板の上部前端に超音波振動子を備えた加湿装置を
配設し、この加湿装置にて発生した霧を拡散器を介して
冷気吐出口よりも上流の冷気通路に供給するようになっ
ている。従って、この従来構造の加湿装置においては下
記に列挙する欠点があった。

■　加湿装置を冷蔵シ１−ケースの食品貯蔵室内に配設
しであるため、霧化水槽内及び該霧化水槽へ給水する給
水管内の加湿水が冷気によって冷却されて加湿能力が低
下する。（加湿水の温度が高い方が超音波振動子による
霧の発生量が大である。） ■　霧化水槽内及び給水管内の加湿水が運転停止時に凍
結する恐れがあるため、霧化水槽内及び給水配管の外周
面に加温用の電気ヒータを設ける必要があり、装置の複
雑化を招く。

■　霧化水槽及び給水管の配管が食品貯蔵室内に配設し
であるため、前方より目視できることで外観性を低下さ
せる。

（ハ）発明の目的 本発明は上記せる従来技術の欠点に鑑みてなされたもの
であり、冷蔵ショーケースの冷気による影響を殆ど受け
ることがなく且つ良好な加湿作用がなせると共に、既存
の冷蔵ショーケースにも簡単な工事で取付けることがで
きる加湿装置の提供を目的としたものである。

に）発明の構成 本発明は上述の目的を達成するために、冷蔵ショーケー
スの上面に載置固定される固定手段を備えた本体と、底
部に複数個の超音波振動子をその長手方向に沿って配設
すると共に前記本体内の一側部に設けた横長状の霧化水
槽と、前記本体内の他側部に設けられ且つ吸込口より吸
引せる外気を前記霧化水槽内に圧送する送風機と、前記
超音波振動子にて発生した霧化水槽内の霧を送風機の風
と共に外部に導出させるべく前記超音波振動子の夫々に
対応して設けた複数個の導出管と、一端をその導出管に
且つ他端を前記冷蔵ショーケースの冷気通路に連通せし
める連通配管とを具備し、月つ前記導出管は接続口部を
側部に向けて開口せしめた曲り管にて形成すると共に、
前記霧化水槽の上部開口を閉塞する蓋体に回動自在に貫
通支持させてなる如く構成したものである。

（ホ）実施例 以下本発明の実施例について説明する。第１図中、（１
）は前面に開口（２）を形成してなる冷蔵シＷ−ケース
で、断熱壁（３）の内壁□面とで冷気通路（４）を形成
する区画板（５）を配設して核冷気通路（４）内の下方
空間には冷却器（６）と送風機（７）を設置し、且つ区
画板（５）にて囲まれた貯蔵室（８）内には複数段の棚
（９）（９）を備えている。翰、（１１）は開口（２）
の上下端に形成せる吹出口と吸入口であり、冷却器（６
）にて冷却された空気を送風機（７）で矢印の如く強制
的に循環させ、貯蔵室（８）内を冷却しつつ開口（２）
にエアーカーテンを形成するものである。

次に本発明の加湿装置α２について詳述する。Ｑ３は周
側板ａ４と天板０つ及び底板（Ｉｅ等にて横長状で且つ
中空筐体状に形成された加湿装置本体で、前記周側板０
４）の左右両側壁部（１４ａ）（１４ｂ）の下端部には
本体０３を前記冷蔵ショーケース（１）の上面に載置固
定するための固定片０７）ａηが折曲形成してあり、該
固定片ａηにはビス孔α８（１帽・・・・・が穿設しで
ある。

（ｌＩｔま上端フランジ部０Ｉ翰を前記天板（１！’９
の下面にスポット溶接にて接合することにより本体（１
３）内の一側部に配設したステンレス鋼板製の霧化水槽
で、該霧化水槽（ＩＩは上面を開口すると共に平面視略
横長矩形状に形成されており、且つ底壁（１９ａ）には
超音波振動子６１）６１）・・・・・・を水槽ａ！Ｊ内
に臨ませる４個の透孔瞠）・・・・・が所定間隔を存し
て長手方向に穿設しである。６１）６１）・・・・・・
は前記透孔＠Ｑ渇・・・・・・の夫々に対応して底壁（
１９ａ）の下面に液密的に装設した前述の超音波振動子
で、該振動子ａｌ）は前記水槽（Ｉ呻の前部壁に熱漬的
に装着したＭ音波発振器（２□□□−・・・・・建て駆
動せられ、水面上に水柱Ｃ！４）０４）・・・・・・を
生起せしめて微粒子状の霧を発生させる。（ハ）は前記
水槽ＩＩ内に水道配管（ハ）からの水を供給する給水管
で、本体Ｃ９内においてその途中適所に電磁開閉弁（５
）が介装され、且つ給水口（ハ）を水槽ａｌ内の一側部
で且つ上方部分に臨ませである。（ハ）は水槽翰内の一
側部に配設した第１のフロートスイッチで、水槽ＯＩ内
の渇水をフロートが下降することで検知して振動子ＣＩ
）への通電を停止させ、振動子シ１）の無負荷振動によ
る破損を防止するためのものである。翰は水槽（ＩＩ内
の他側部に配設せる第２のフロートスイッチで、水槽Ｑ
ｌ内の水位が所定位置より降下した際に前記電磁開閉弁
（５）を開放し、給水口（ハ）より水槽（１９内に加湿
水を補給するためのものである。（至）は上端開口を水
槽（１９内の略中央部分に位置させるべく設けたオーバ
ーフロー管で、前記電磁開閉弁（ハ）の故障時に給水さ
れ続けることによる水位の所定以上の上昇を、このオー
バーフロー管（至）よりオーバーフローさせるので防止
できるようになっている。

（３１）は前記水槽Ｉの上部開口を閉塞する蓋板で、そ
の下面には前記フロートスイッチ＠翰への振動子（２１
）の駆動による波の影響を防止するため仕切板０２（至
）が下垂固定され、且つ仕切板０３（至）よりも内側に
位置すると共に前記振動子０１）の夫々に対応せしめて
４個の円孔Ｃ１４）Ｃ３４）・・・・・・が穿設してあ
り、この蓋板（３１）はビスＣ（連ｓ＋にて前記水槽（
１１上端部の短辺側にＣ３６）Ｃｉ６）・・・・・・は
前記蓋板０υの円孔（財）の夫々に下端部を嵌挿して前
記振動子ｒ２１）ＣＨＩ）・・・・・・に対向する如く
水槽α９内に垂設させた中空円筒状の導出管で、その途
中の外周には多数の環状突条Ｃ３７）Ｃ（η・・・・・
・が形成されて所謂蛇腹状をなし、この環状突条Ｃ３７
）Ｃ１η・・・が形成された部分にて、導出管−は屈曲
自在でありそれによって上端の接続口部（至）を側方に
向けて開口させるように略逆り字状に屈曲せしめである
。０唱ま前記導出管−の外周に嵌合させた０リング等の
弾性を有するシールパツキンで、該シールパツキンｍｌ
ま円孔（ロ）周縁の蓋板０１）上面と前記導出管（至）
の最下段の環状突条０′ｉ）にて挾持され前記円孔（ロ
）より直接水槽翰内の霧が漏洩するのを防止している。

（４１は蓋体０１）の立上がり片（３１ａ）（３１ａ）
にビス（４１）（４υ・・・・・・にて止着せる止め板
で、該止め板顛には前記導出管（至）の環状突条０η間
の溝−に係合する４個の係合切欠部（４２（４２・・・
・・・を形設しており、蓋体０１）Ｋ貫通させた状態の
導出管−の夫々を抜止めしている。

そして前記導出管−の夫々は第４図の矢印で示すように
回動自在となされている。

＠３は前記本体峙内の他側部略中央部分に配設せるクロ
スフロー型の送風機で、ファンケース＠荀とクロスフロ
ーファン（ハ）と該ファン四を駆動スるモータ（財）と
からなり、前記本体０の右方周側壁に開設せる吸込口（
４７）よりフィルター（４樽を通して吸引した外気をフ
ァンケース（４４）の下面側よりファンケース０４内圧
吸込み、送風口（４１より前記水槽０内に圧送するよう
になっている。輪は前記吸込口（４７）と送風機０３と
の間に配置せる電源トランスで、骸トランス団はファン
ケース（４４）内に吸込まれる空気流によって冷却され
るようになっている。

６υは前記送風機（４３の送風口（４Ｉと対応するよう
に且つ導出管（ト）の下端開口よりも上方に位置するよ
うに前記水槽■の槽壁上方部に開設した送風流人口で、
該送風流人口６１）は第７図で示すように横長状に形成
されると共にその中央部分よりも左右両端部分を上下方
向において広（開口させている。

６ｉ３は前記送風流人口６υよりも少許下方に位置して
水槽ａ１と送風機０３の送風口器との間に設けた水平ガ
イド板、（至）槌は該水平ガイド板（！１２上に立設固
定した垂直ガイド板で、該垂直ガイド板（ハ）盤は第６
図で示すように送風口（４Ｉから送風流人口５１）に向
って互いに離間するよ５に設けられ、該垂直ガイド板６
３）６３１と水平ガイド板６３によって送風機（４３と
水槽０との間の送風路間を形成する。又、６４）は電源
プラグ、６９　ｔ−ｉ電源スイッチである。

而して、上述の如く構成した加湿装置（＋２１の本体Ｑ
３１は、第１図〜第３図で示すように冷蔵シ芦−ケース
（１）の上面上に固定片ａη（Ｉ７＞をビス止めする等
【２て載置固定し、次に導出管−の夫々を回動させてそ
の接続口部（２）を任意の方向に指向させ、接続口部（
至）にフレキシブルパイプにてなる連通配管６睦匂・・
・・・・の一端を接続した後、この連通配管（イ）の夫
々の他端を冷蔵ショーケース（１）の上面部の断熱壁（
３）に所定間隔を存して貫通支持させた貫通パイプ６７
）６′７）・・・・・・に接続するか、若しくは連通配
管□□□の夫々の他端を断熱壁（３）に穿設した穴に直
接嵌挿してもよい。なお、夫々の連通配管類は冷気通路
（４）の横方向に対して略等間隔を存して連通させるこ
とが均一な加湿を行なう上で望ましい。更に給水管（２
最に水道配管（ハ）を、またオーバーフロー管００）に
は排水パイプ（ハ）を夫々接続し、電源プラグ６４）を
冷蔵ショーケース（１）等の適所に設けたコンセント（
図示せず）に差込むことにより取付作業を完了できる。

次に本発明による加湿装置の作用について説明する。電
源スイツチ６暖をオンすると送風機（４３及び超音波発
振器（ハ）が起動し、送風機器の送風口（４１より圧送
された外気が送風流人口６υから霧化水槽ａｌ内に入り
込むと共に、超音波振動子０１）の駆動によって水面上
に水柱（財）を生起させる。該水柱（財）の周囲に発生
した霧は、前記送風機（４３の送風が導出管（至）内に
流入することＫより導出管弼及び連通配管（ト）を通っ
て貫通パイプ５７）から冷蔵ショーケース（１）の冷気
通路（４）内に搬送され、該冷気通路（４）内の冷気流
に合流して吹出口Ｑｌから貯蔵室（８）内に吹ぎ出され
加湿作用をなす。

水槽−内の水位が低下してくると第２のフロートスイッ
チ翰がフロートの降下によって作動して電磁開閉弁（ハ
）を開となし、給水管（ハ）から水槽α■内に給水され
て再び水位を上昇させる。水槽傾向の水位が所定位置に
戻ると第２のフロートスイッチ翰がオフして電磁開閉弁
（ハ）が閉成され、この動作を繰り返して水槽ａｌ内の
水位は保たれるようになっている。

電磁開閉弁翰の故障で水位が所定以下まで下降したにも
係らず給水されない場合は、第１のフロートスイッチ（
至）が作動して発振器（ハ）を停止させ、振動子０１）
が無負荷運転による空焼きで破損するのを防止できるよ
うになっている。

又、送風流人口６υより水槽α■内に流入する送風機（
４３の風は、送風流人口６υを中央部分よりも両端部分
を広く開口させているので、４個の導出管（ト）（至）
・・・・・・のうち左右両端側の導出管に入り込む風量
が内側の導出管より少なくなることがなく、従って夫々
の導出管（至）弼・・・・・・に入り込む風量を均一化
できるものである。

更に導出管０６）（至）・・・・・・は夫々回動自在と
なっているので、第２図で示すように導出管（至）の接
続口部（至）を任意の方向に指向させることができ、霧
搬送通路の曲り部分を極力少なくすることができるもの
であるから、送風抵抗を減少できて霧を遠方へ搬送でき
、大型の冷蔵シ日−ケースであっても加湿作用を効率良
く行わせることができる。

（へ）発明の効果 本発明の冷蔵ショーケースの加湿装置は以上の如く構成
したものであるから、下記に列挙したように効果を奏す
ることができる。

■　加湿装置本体を冷蔵シロ−ケースの上面に載置固定
して取付け、超音波振動子によって霧化水槽内に発生し
た霧を導出管より連通配管を介して冷蔵ショーケース内
の冷気通路に搬送するようにしたので、霧化水槽や給水
配管の水が冷却されることがなく、振動子の霧化能力の
低下を防止できると共に凍結防止用の電気ヒータを削除
でき、良好な加湿を長時間にわたって継続できる。

■　加湿装置本体、連通配管及び水道配管等の各装置部
品を目視しにくい冷蔵ショーケースの上面上方部分に配
置できるため、冷蔵ショーケースの外観を損なわせるこ
とがな（、且つ取付及び配管作業も比較的簡単に行なう
ことができ、既存の冷蔵シロ−ケースへの取付も簡単に
行なえる。

■　振動子によって発生した霧を霧化水槽より導出させ
るための導出管を、霧化水槽の上部開口を閉塞する蓋板
に回動自在に貫通支持させてなるので、導出管は接続口
部を任意の方向に指向でき、従って霧搬送通路の曲り部
分を極力少なくできるものであるから、送風抵抗を減少
して霧を遠方へ搬送でき、大型の冷蔵シ日−ケースであ
っても加湿作用を効率良く行なわせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例である加湿装置を取付けた状態
の冷蔵ショーケースの上方視斜視図、第２図は第１図の
平面図、第３図は第１図の縦断面図、第４図は本発明加
湿装置の斜視図、第５図は同要部縦断面図、第６図は同
要部平断面図、第７図は霧化水槽部分を説明する要部切
欠断面図、第８図蓋板構成部分の一部切欠の分解斜視図
である。 （１）・・・冷蔵ショーケース、　（４）・・・冷気通
路、Ｑ２＋・・・加湿装置、　（１９・・・加湿装置本
体、　Ｑｌ・・・霧化水槽、　ｒ２１）・・・超音波振
動子、　（ト）（至）・・・導出管、（至）・・・接続
口部、　（４３・・・送風機、　（４′？）・・・吸込
口部、鎚）・・・連通配管。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）冷蔵シソ−ケースの上面に載置固定される本体と
   、底部に複数個の超音波振動子をその長手方向に沿って
   配設すると共に前記本体内の一側部に設けた横長状の霧
   化水槽と、前記本体内の他側部に設けられ且つ吸込口よ
   り吸引せる外気を前記霧化水槽内に圧送する送風機と、
   前記超音波振動子にて発生した霧化水槽内の霧を送風機
   の風と共に外部に導出させるべ（前記超音波振動子の夫
   々に対応して設けた複数個の導出管と、一端をその導出
   管に且つ他端を前記冷蔵シロ−ケースの冷気通路に連通
   せしめる連通配管とを具備し、且つ前記導出管は接続口
   部を側部に向けて開口せしめた曲り管にて形成すると共
   に、前記霧化水槽の上部開口を閉塞する蓋体に回動自在
   に貫通支持させてなることを特徴とする冷蔵シロ−ケー
   スの加湿装置。
2. （２）前記霧化水槽の槽壁には、前記送風機の送風口と
   対向すると共に前記導出管の下端開口よりも上方に位置
   して横長状の送風流人口を開設し、該送風流人口は中央
   部分よりも両端部分を広（開口せしめてなることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の冷蔵ショーケースの
   加湿装置。
3. （３）前記蓋板に導出管の下端部を嵌挿する円孔を穿設
   し、前記導出管の外周には０リング等のシールパツキン
   を装着し、該シールパツキンを前記円孔の孔縁上面と導
   出管の外周面に設けた環状突条とにて挾持すると共に、
   前記蓋板には前記導出管を抜は止めする止め板を止着し
   てなることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の冷
   蔵ショーケースの加湿装置。