JPH05115818A - 超音波加湿装置 - Google Patents

超音波加湿装置

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JPH05115818A
JPH05115818A JP28444991A JP28444991A JPH05115818A JP H05115818 A JPH05115818 A JP H05115818A JP 28444991 A JP28444991 A JP 28444991A JP 28444991 A JP28444991 A JP 28444991A JP H05115818 A JPH05115818 A JP H05115818A
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JP
Japan
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water
water tank
float
water supply
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP28444991A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Togashi
勇 冨樫
Yutaka Okumura
裕 奥村
Kyoko Yoshida
京子 吉田
Hiromi Okamura
博美 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 水槽内にスライム,藻等の発生を招かないク
リーンタイプの超音波加湿装置を提供する。 〔構成〕 霧化水槽1内で最も離れた給水槽部2よりフ
ロート槽部3に連続する仕切壁5をフレーム一体成型に
て底面1aより立ち上げて区画通路を形成することによ
り、給水槽部2へ給水された殺菌有効塩素分を含む新鮮
水道水をフロート槽部3から超音波振動子15を複数個
配設する霧化水槽部6へ一方通行化とし、さらに霧化水
槽1の水を定期的に入れ替えることにより、フロート槽
部3,霧化水槽部6に滞留を招かず、水槽内をクリーン
とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はショーケース加湿用な
どの業務用超音波加湿装置となる超音波加湿装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来用いられている業務用水道直結タイ
プの超音波加湿装置(例えば、スーパーマーケットの野
菜ショーケース付近に備える加湿装置)のものは、例え
ば図5に示すように、水槽aは複数の超音波振動子bを
配設した霧化水槽部cを中央に位置させ、この一端に給
水槽部dと、他端に給水による水面の揺れの影響を受け
ない補助水槽部eを仕切板fをもって区画し、且つ該補
助水槽部eとなる仕切り内にフロートgが設置されてい
て、加湿時の水柱落下による水面揺れの影響も受けない
ような構成となっている。この場合、この給水槽部dよ
り最も離れた場所となる補助水槽部eは壁面及び仕切板
に囲まれていて、一部に2〜3mmの僅かな隙間h(同
一水位面を保っための通路)しかない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フロートgを
配設の補助水槽部eは給水槽部dに対し奥に位置し、単
に霧化水槽部cの一部の水が流れ込むだけで対流があま
りないため、新鮮水の流入があまりなく、常に古い水が
滞留ぎみとなる。従って、補助水槽部eの水は腐敗,水
アカ,藻,スライム等の発生が起こり易く、フロートg
のスムーズな上下動(清掃水抜き時又は断水時等の)
が、そのために妨げられ、給水されなかったり、カラ炊
き防止がなされずに振動子破損等も生じている。特に、
スーパーマーケットの野菜ショーケース付近は生野菜類
・食料品・人混み等の影響で空中浮遊菌も多くなるの
で、この室内空気が超音波加湿器の吸気・送風経路に取
り込まれて、水槽内に雑菌が数多くとけこみ、藻,スラ
イムの発生が早く、且つ多いものとなる。
【0004】本発明は上記実情に鑑み、水槽内にあって
給水槽部より流出する殺菌有効塩素分を含む新鮮水道水
を、離れた位置のフロート水槽部を経て霧化水槽部へ流
れ込む一方通行の流路を採るようにし、上記課題を解決
する超音波加湿装置を提供することを目的としたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の超音波
振動子が設けられた霧化水槽と、この霧化水槽内の一端
部に臨ませた給水装置と、霧化水槽内の他端部に設けら
れ、霧化水槽内の水位に応じて給水装置を作動させる水
位検知器と、霧化水槽内に設けられ、給水装置から霧化
水槽内に給水された水を水位検知器を経て超音波振動子
上に案内する仕切壁と、超音波振動子上の霧化水槽内に
設けられたオーバーフロー口と、給水装置を定期的に作
動させる定時給水制御装置とを備えたものである。
【0006】
【作用】上記のように、霧化水槽の一端側の給水槽部に
直接給水された殺菌有効塩素分を含む新鮮水道水は、仕
切壁で区画される水通路を経て水位検知器を配設のフロ
ート水槽部(水位検知部)から霧化水槽部へ流れるた
め、フロート槽部を常時殺菌するものとなり、該フロー
ト槽部での藻,スライム等の発生を防ぎ、水アカ等の滞
留・沈殿を少なくする。また、霧化水槽部に入った水は
超音波振動子の駆動で水面上に水柱を生起させ、ここで
発生した霧が外部導入の空気と一緒になって導霧パイプ
から放出され、且つ霧化水槽部内のオーバーフロー口は
フロート槽部から遠い位置にあり、定時強制オーバーフ
ロー時に新鮮水道水が全ての振動子上を通過した後に排
出されるので、この点からも古い水の滞留を招かない。
また、フロート槽部のフロートの水位検知器が霧化水槽
内の水位に応じて働き給水装置を作動させると共に、該
給水装置を定時給水制御装置でも作動させるものであ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
【0008】図1乃至図4は業務用となる水道直結給水
タイプの超音波加熱装置を示し、1は本体の片側に配置
した横長の霧化水槽で、該水槽1は両端に給水槽部2と
フロート槽部(水位検知部)3を、水槽1の底面1aよ
り、本体フレーム4・水槽1と一体成型で連続して立ち
上げた全体として平面コ字状を呈す仕切壁5をもって区
画形成し中央部分を霧化水槽部6とする。この場合、仕
切壁5の構成は、給水装置の給水ノズル7を設けた給水
槽部2側となる鉤折仕切端5aを、水槽1の壁面1bに
当て閉鎖すると共に、鉤折仕切端5aの基部開放端から
前記給水槽部2と最も離れたフロート槽部3までの仕切
部5bを水槽1の壁面1bとの間に水通路8を確保する
ように平行とし、且つフロート槽部3側となる鉤折仕切
端5cの先端を霧化水槽部6側の水面の揺れの影響を受
けない程度に水槽1の壁面1bと少し離し流入路9を形
成している。また、仕切壁5の高さは霧化水槽部6にお
いてフロート槽部3側よりできるだけ離れた位置に配設
したオーバーフローパイプ10のフロー口10aより高
い位置まで立ち上げる。11はフロート槽部3に設けた
水位検知器(以下、給水フロートスイッチという)12
を装着する給水フロートで、該給水フロート11の上に
ハイリミットフロート13が設けられている。14は前
記給水フロート11に並設したカラ炊きフロートであ
る。15は霧化水槽部6の底面1aに配設した複数個の
超音波発生ユニット16の超音波振動子であり、該超音
波振動子15の真上方向には水槽1を覆う天板17に支
持された導霧パイプ18を臨ませている。19は給水装
置の一部となる給水ノズル7の基方に配置した電磁弁
で、該電磁弁19は前記水位検知器12とハイリミット
フロート13のハイリミットスイッチ20及びタイマー
スイッチとなる定時給水制御装置(以下、定時タイマー
給水スイッチという)21等にて作動するものである。
22はオーバーフローパイプ10に接続した排水パイプ
である。23は本体下部内に配置したファンで、該ファ
ン23による送風は水槽1の壁面1bに穿った空気導入
口24より霧化水槽部6側へ流入させたり、超音波発生
ユニット16やトランス25等を冷却するものである。
26はファン23の前面に配設したフィルターで、27
はカラ炊きフロート14に備えたカラ炊き防止スイッチ
である。28は本体の底板である。
【0009】次にこの作用を説明すると、先ず上記のよ
うな構成の超音波加湿装置に使用に際し、所定の電源ス
イッチ(図示せず)を投入しファン23並びに超音波発
生ユニット16を駆動すれは、該超音波発生ユニット1
6の超音波振動子15が振動し霧化水槽部6に貯水して
ある水Aを振動させて水面上に水柱Aaを生起させる。
そして水柱Aaで発生した霧Cが前記ファン23より送
風される空気導入口24を経た空気Bと一緒になって導
霧パイプ18より外部へ放出される。即ち、加湿霧が放
出され、例えばショーケース等(図示せず)の陳列品に
注ぐものとなる。但し、このときハイリミットスイッチ
20とカラ炊き防止スイッチ27は閉回路となっている
(図4の回路図参照)。
【0010】ここにおいて、霧化水槽部6の水位が低下
すると連通のフロート槽部3の給水フロート11が対応
して降下し所定位置に達すると水位検知器12が働き、
水道管側の給水口29に臨む電磁弁19を開き、該電磁
弁19から水道水が給水ノズル7を経て給水槽部2に直
接給水される。
【0011】この給水槽部2に入った水Aは、図1の矢
印で示すように隣接の霧化水槽部6へ直接流れず、先ず
給水槽部2を仕切る仕切壁5の基端の開放端から霧化水
槽部6に沿うように形成された水通路8を経て反対側に
連通のフロート槽部3に流入し、この後フロート槽部3
の端の流入路9から霧化水槽部6へ流入し水位を増すも
のである。この霧化水槽部6にあってもオーバーフロー
口10aが前記フロート槽部3よりできるだけ遠い位置
に設けているため、定時強制オーバーフロー時等に新鮮
水道水が全ての振動子15上を通過する流入となる。即
ち、新鮮水道水Aはフロート槽部3を通り、次に霧化水
槽部6の振動子15上を通るため、各々の場所を殺菌有
効塩素分にて定時殺菌が行え、且つフロート槽部3,霧
化水槽部6に藻,スライム等が発生することがなく、各
フロートの上下動をスムーズに行える。
【0012】この場合、給水槽部2への落下給水に生ず
る水Aの揺れは鉤折仕切端5aと壁面1bに衝突して干
渉されるため、反対側のフロート槽部3へは水揺れが達
せず、且つ霧化水槽部6における振動子15で生ずる水
柱Aaの水揺れも鉤折仕切端5cと壁面1bの干渉で抑
えられ、フロート槽部3の各フロートの上下動を左右す
るものではない。
【0013】また、回路的には図4に示すように、通常
時、ハイリミットスイッチ20は閉・定時タイマー給水
スイッチ21は開・カラ炊き防止スイッチ27が閉で、
超音波発生ユニット16が運転し、加湿により水位が僅
かに下がれば、給水フロートスイッチ12がON(閉)
して、定水位まで新鮮水道水の給水を行う。また、定時
タイマー給水スイッチ21が、例えば60分間(この時
間は定水位から給水なし想定で加湿のみにより水位0に
なる前の時間内とする。この時間内に給水すれば、例え
カラ炊きフロート14及び給水フロート11が両方とも
下がらなくとも振動子15のカラ炊き破損は生じな
い。)に1回数分間ON(閉)するようにすれば、水槽
内水量の数倍の新鮮水道水がフロート部3から霧化水槽
部6に流れ込む。
【0014】また、図2において、排水口30の先の排
水ホース(図示せず)等が詰まり・折れ曲り・トラップ
等により正常に排水されずに、定時オーバーフロー給水
時,異常に水位が高くなる時には、水槽1の壁面上部の
送風用スリットとなる空気導入口24を越えて水Aがフ
レーム4内部に侵入し電装部品等に支障を来さないよう
に、図3に示すように給水フロート11の上にハイリミ
ットスイッチ20があるため、図4の回路より異常高水
位ではハイリミットフロート13が上がりハイリミット
スイッチ20がOFF(開)となり電磁弁19の給水を
停止させ、超音波発生ユニット16の運転も停止させて
内部送風スリットとなる空気導入口24への水Aの侵入
を防止する。
【0015】
【発明の効果】上記のように、本発明の超音波加湿装置
は仕切部にて給水の流れを給水槽部からフロート槽部及
び霧化水槽部の順とし、且つ霧化水槽の水が定期的に入
れ替わるようにしたことにより、新鮮水道水の一方通行
化・定時殺菌(特に水位検知部)を可能とし、藻,スラ
イム発生による水位検知不良等に起因する振動子カラ炊
き破損を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部の平面図である。
【図2】図1の給水側断面図である。
【図3】図1の正面断面図である。
【図4】同実施例の運転回路図である。
【図5】従来の超音波加湿装置の要部を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 霧化水槽 2 給水槽部 3 フロート槽部 5 仕切壁 6 霧化水槽部 7 給水ノズル 10 オーバーフローパイプ 10a オーバーフロー口 12 水位検知器 15 超音波振動子 21 定時給水制御装置
フロントページの続き (72)発明者 岡村 博美 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の超音波振動子が設けられた霧化水
    槽と、この霧化水槽内の一端部に臨ませた給水装置と、
    霧化水槽内の他端部に設けられ、霧化水槽内の水位に応
    じて給水装置を作動させる水位検知器と、霧化水槽内に
    設けられ、給水装置から霧化水槽内に給水された水を水
    位検知器を経て超音波振動子上に案内する仕切壁と、超
    音波振動子上の霧化水槽内に設けられたオーバーフロー
    口と、給水装置を定期的に作動させる定時給水制御装置
    とを備えたことを特徴とする超音波加湿装置。
JP28444991A 1991-10-30 1991-10-30 超音波加湿装置 Pending JPH05115818A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002372261A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Sanyo Electric Co Ltd 加湿装置
CN100465533C (zh) * 2007-06-18 2009-03-04 东莞市丰远电器有限公司 特大型超声波加湿机
CN108240691A (zh) * 2018-01-30 2018-07-03 佛山市南海区索飞电子有限公司 一种自给水雾化加湿器
CN109985710A (zh) * 2019-03-21 2019-07-09 青岛科技大学 一种CNT-SiO2/NBR材料制备方法及雾化喷枪

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