JPH0658581A - 加湿機 - Google Patents

加湿機

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Publication number
JPH0658581A
JPH0658581A JP21003492A JP21003492A JPH0658581A JP H0658581 A JPH0658581 A JP H0658581A JP 21003492 A JP21003492 A JP 21003492A JP 21003492 A JP21003492 A JP 21003492A JP H0658581 A JPH0658581 A JP H0658581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
heating
kiln
tank
water supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP21003492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Wada
剛志 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP21003492A priority Critical patent/JPH0658581A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波振動子の耐久性を向上させ、加熱釜内
の清掃性を向上させ、発熱体の絶縁性を確保するととも
に、少ない消費電力で加湿水の水温を上げて殺菌し、ク
リーンな加湿をおこなう。 【構成】 加湿機本体1に内容積100〜150ccの加
熱釜2を内装し、加熱釜2の外周に発熱体2aを装着
し、加熱釜2内の水を霧化する超音波振動子3を加熱釜
2の底部に設け、加熱釜2と水槽12の間の給水路15
に逆流防止板16を設けることにより、超音波振動子3
の耐久性を向上させ、加熱釜2内の清掃性を向上させ、
発熱体2aの絶縁性も確保し、少ない消費電力で加熱釜
2内の加湿水の水温を約60℃まで上げて殺菌し、殺菌
状態を維持したままで連続加湿でき、クリーンな加湿が
できるという効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内の加湿調節を行う
加湿機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冬季における暖房した室内の相対
湿度を上げるために加湿機が利用されている。
【0003】従来この種の加湿機は図4に示すような構
成を有していた。図に示すように、本体101は水槽1
02を内装しており、水槽102の底面には水槽102
内の水を霧化する超音波振動子103が取り付けられて
いる。また、霧化された霧粒子を風で送風する送風装置
104を本体101の下部に収納している。本体101
の上部には霧化粒子を外部に放出する霧化筒105と開
口部107を有する吹出しノズル106を具備してい
る。前記本体101の下方開口部は底板108で覆わ
れ、上方開口部は蓋109で覆われている。また水を貯
える給水タンク110は前記本体101内に着脱自在に
収納されている。前記タンク110から水槽102内に
水が供給され、水槽102内の水位を一定に保ってい
る。また前記水槽102の底部には発熱体111を備え
ている。なお純水器112を給水タンク110の下に配
置可能として、水中のマグネシウムやカルシウムをイオ
ン交換により除去してから加湿できるようになってい
る。
【0004】上記構成において、まず発熱体111に通
電して水槽102内の水を約60℃まで水温を上げるこ
とにより、水槽内の微生物を死滅させる。次にこの殺菌
後の水を振動子102で霧化することにより吹出しノズ
ル106から吹き出される霧化粒子には微生物が含まれ
ないのでクリーンな加湿が実現できるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の加湿
機の構成では、発熱体111が水槽102の底部に設け
られているため、超音波振動子103の表面温度が上が
りすぎて、耐久性が落ちるという課題を有していた。
【0006】さらに発熱体111が水中にあるため水槽
内の掃除がやりにくく、絶縁性の確保も難しいという課
題を有していた。
【0007】また、水槽内の純水器を収納するスペース
を設けているため、水槽102自体の容積は大きく、一
定水位の貯水量は約1
【0008】
【外1】
【0009】となるため、約60℃まで水温を上げるの
に30分〜1時間の加熱時間が必要となり、加湿までの
立ち上がり時間が遅くなるという課題を有していた。
【0010】さらに殺菌効果を保つために水槽102内
の水温を約60℃に維持しようとすると、消費電力が必
然的に大きくなるという課題を有していた。また超音波
振動子103に通電して加湿を開始すると、水槽102
には霧化した湯の代わりに給水タンク110から水が補
給され、水温が次第に低下して殺菌効果がなくなるとい
う課題を有していた。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、超音
波振動子の表面温度上昇をより少なくし耐久性を向上さ
せ、水槽内の清掃性を向上させ、発熱体の絶縁性も確保
することを第1の目的とする。
【0012】第2の目的は、少ない消費電力で短時間で
加湿水の水温を約60℃まで上昇させるとともに、前記
約60℃の水温の状態で振動子を作動させ、水を霧化し
続けクリーンな加湿を行う加湿機を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は、本体に内蔵された加熱釜
と、この加熱釜の外側に設けた発熱体と、前記加熱釜の
底部に設けた超音波振動子と、前記加熱釜に一定水位に
保ちながら水を供給する給水タンクと、前記超音波振動
子で霧化した霧化粒子を搬送する送風装置を備えた構成
としたものである。
【0014】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、給水タンクと加熱釜の間に設けた水槽と、この
水槽から加熱釜へ水を導く給水路を有し、この給水路内
に逆流防止板を備えた構成としている。
【0015】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、発
熱体を加熱釜の外側に設けることにより、加熱釜底部に
設けた超音波振動子の表面温度上昇をより少なくすると
ともに加熱釜内の清掃性も向上させ、発熱体の絶縁性も
確保することができるものである。
【0016】また、第2の手段の構成により、加熱釜と
水槽の間の給水路に設けた逆流防止板が、加熱釜内の高
い温度の水が水槽の方へ逆流することを防ぐため、内容
積小なる加熱釜内の水を少ない消費電力で短時間に約6
0℃の水温に上昇させるとともに、その水温に維持した
まま霧化し続けることができるものである。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1を
参照しながら説明する。図に示すように、本体1は内容
積100〜150ccの加熱釜2を内装しており、加熱釜
2の外周に発熱体2aが装着され、加熱釜2内の水を霧
化する超音波振動子3が加熱釜2の底部に取り付けられ
ている。また、霧化された霧粒子を風で送風する送風装
置4を本体1の下部に収納している。本体1の上部には
霧化粒子を外部に放出する霧化筒5と開口部7を有する
吹出ノズル6を具備している。前記本体1の下方開口部
は底板8で覆われ、上方開口部は蓋9で覆われている。
また水を貯える給水タンク10は前記本体1内に着脱自
在に収納されている。前記給水タンク10から給水路1
1を通して加熱釜2に常に一定の水が供給され、加熱釜
2の水位を一定に保っている。
【0018】上記構成により発熱体2aを加熱釜2の外
周に装置したことにより、発熱体2aによる熱は加熱釜
2内の水温上昇に使われ、加熱釜2の底部に取り付けた
超音波振動子3の表面温度は少なく、耐久性などの悪影
響を及ぼさない。
【0019】また、発熱体2aが加熱釜2の外周に装着
されているので、加熱釜2内の清掃が簡単にできるとと
もに、水中に電気部品がなく、電気的接続が容易にな
る。
【0020】このように本発明の第1実施例の加湿機に
よれば、超音波振動子の表面温度上昇をより少なくし耐
久性を向上させ、加熱釜内の清掃性も向上させ、発熱体
の絶縁性も確保することができる。
【0021】つぎに本発明の第2実施例について図2,
図3を参照しながら説明する。図に示すように、本体1
は内容積100〜150ccの加熱釜2を内装しており、
加熱釜2の外周に発熱体2aが装着され、加熱釜2内の
水を霧化する超音波振動子3が加熱釜2の底部に取り付
けられている。また、霧化された霧粒子を風で送風する
送風装置4を本体1の下部に収納している。本体1の上
部には霧化粒子を外部に放出する霧化筒5と開口部7を
有する吹出ノズル6を具備している。前記本体1の下方
開口部は底板8で覆われ、上方開口部は蓋9で覆われて
いる。また水を貯える給水タンク10は前記本体1内に
着脱自在に収納されている。前記給水タンク10の下に
は給水タンク10の給水弁13を開閉するリブを有し、
水槽12に着脱自在なタンク支持部14を設け、前記水
槽12は純水器(図示せず)も収納可能とする大きさを
有している。また前記水槽12と前記加熱釜2とは給水
路15で結ばれ、水槽12から加熱釜2へ常に一定の水
が供給されている。前記給水路15には逆流防止板16
を設けてる。前記逆流防止板16には通常水位18より
下に水供給のための開口部17を設けている。
【0022】上記構成によりまず発熱体2aに約100
Wの電力を加えると、約5分で加熱釜2内の水温は約6
0℃まで上昇する。次に超音波振動子3で霧化し吹出ノ
ズル6から外部へ霧化粒子を放出すると加熱釜2の水位
が下がり水槽12から給水路15の逆流防止板16の開
口部17を通って水が加熱釜2に供給される。加熱釜2
の加熱された水は給水路15の逆流防止板16の開口部
17が通常水位より低い位置にあるため、比重の軽くな
った熱い水が通常水位より下に下がることができないた
め加熱釜2から水槽12への逆流は不可能になる。
【0023】よって発熱体2aに約100Wの通電を継
続することにより、時間当たり500cc程度の加湿を続
けても前記加熱釜2内の水温は約60℃を維持すること
ができ、このとき加熱釜2の水中および吹出ノズル6か
ら本体1外に放出される霧の中の細菌数はほぼ0とな
り、水道法の細菌の基準100コ以下に適合させること
ができる。
【0024】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば発熱体を加熱釜の外周に装着することによ
り、加熱釜底部に設けた超音波振動子の表面温度上昇を
少なくし、耐久性を向上させ、加熱釜内の清掃性も向上
させ、発熱体の絶縁性も確保することができる効果のあ
る加湿機が提供できる。
【0025】また、純水器を内蔵する大容量の水槽を設
けた場合でも加熱釜と水槽の間の給水路に逆流防止板を
設けることにより加熱釜内の高温水が水槽内へ逆流する
ことがなく、小容量の加熱釜内の水を少ない消費電力で
短時間に約60℃の水温まで上げることができるととも
に、約60℃の水温のままで超音波振動子を作動させ水
を霧化し続け、クリーンな加湿が行えるという効果ある
加湿機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の加湿機の断面図
【図2】同第2実施例の同断面図
【図3】同給水路の要部斜視図
【図4】従来の加湿機の断面図
【符号の説明】
1 本体 2 加熱釜 2a 発熱体 3 超音波振動子 4 送風装置 10 給水タンク 12 水槽 15 給水路 16 逆流防止板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に内蔵された加熱釜と、この加熱釜
    の外側に設けた発熱体と、前記加熱釜の底部に設けた超
    音波振動子と、前記加熱釜に一定水位に保ちながら水を
    供給する給水タンクと、前記超音波振動子で霧化した霧
    化粒子を搬送する送風装置とを有してなる加湿機。
  2. 【請求項2】 給水タンクと加熱釜の間に設けた水槽
    と、この水槽から加熱釜へ水を導く給水路を有し、この
    給水路内に逆流防止板を設けた請求項1記載の加湿機。
JP21003492A 1992-08-06 1992-08-06 加湿機 Pending JPH0658581A (ja)

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JP21003492A JPH0658581A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 加湿機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266606A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 加湿器
CN106895536A (zh) * 2017-04-18 2017-06-27 广东美的制冷设备有限公司 雾化结构、空调器的室内机及空调器
CN109140640A (zh) * 2018-07-23 2019-01-04 珠海格力电器股份有限公司 加湿设备及加湿设备的控制方法
JP2022151550A (ja) * 2021-03-26 2022-10-07 深▲セン▼市晨北科技有限公司 加湿器

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