JPS6029305A - 自動二輪車用ラジアルタイヤ - Google Patents
自動二輪車用ラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPS6029305A JPS6029305A JP58138199A JP13819983A JPS6029305A JP S6029305 A JPS6029305 A JP S6029305A JP 58138199 A JP58138199 A JP 58138199A JP 13819983 A JP13819983 A JP 13819983A JP S6029305 A JPS6029305 A JP S6029305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- cord
- carcass
- breaker
- bead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/28—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers characterised by the belt or breaker dimensions or curvature relative to carcass
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動二輪車用タイヤ、特に高速走行にふける耐
久性の優れた自動二輪車用ラジアルタイヤに関する。
久性の優れた自動二輪車用ラジアルタイヤに関する。
最近、道路の舗装整備化に伴ない車両の高速化がすすめ
られ、自動二輪車用タイヤも高速走行における緒特性が
要求されている。
られ、自動二輪車用タイヤも高速走行における緒特性が
要求されている。
一般に自動二輪車はカーカスにクロスプライ構造、即ち
カーカスプライのコード角度を周方向に対して約30°
〜60°の角度で傾斜させプライ間で相互に交差する配
置が広く採用されている。これは自動二輪車用タイヤは
乗用車等の四輪車用タイヤと較べて、特に旋回走行時の
運動機能が根本的に相違することによるものであり、自
動二輪車は旋回時、路面と垂直な面に対して大きく傾斜
させ(大きなキャンバ−角を与え)、そのときタイヤに
はキャンバ−角を与えた方向に路面と水平に力(キャン
バ−スラスト)が生じ車体に働く遠心力に対抗し安定な
走行を維持するという特性が要求される。したがって自
動二輪車用タイヤは前述のクロスプライ構造のカーカス
を用いることにより横方向剛性を高め、前記キャンバ−
スラストの維持を図っており、横剛性の劣るラジアル構
造は上記観点からほとんど採用されていない。しかしク
ロスプライ構造のタイヤは高速走行時、タイヤのコーナ
リングパワーと横剛性に起因する車体の横方向の振動(
WEAVE現象)が発生すること及び耐摩耗性の点で難
点があり、そのためカーカスのコード角度を周方向に対
して低くしたり、カーカスプライの枚数を増加させるな
ど、タイヤ剛性を高めて対策を施してきたが、クロスプ
ライ構造を採用する限りその構造に起因する欠点は完全
に解消′できない。
カーカスプライのコード角度を周方向に対して約30°
〜60°の角度で傾斜させプライ間で相互に交差する配
置が広く採用されている。これは自動二輪車用タイヤは
乗用車等の四輪車用タイヤと較べて、特に旋回走行時の
運動機能が根本的に相違することによるものであり、自
動二輪車は旋回時、路面と垂直な面に対して大きく傾斜
させ(大きなキャンバ−角を与え)、そのときタイヤに
はキャンバ−角を与えた方向に路面と水平に力(キャン
バ−スラスト)が生じ車体に働く遠心力に対抗し安定な
走行を維持するという特性が要求される。したがって自
動二輪車用タイヤは前述のクロスプライ構造のカーカス
を用いることにより横方向剛性を高め、前記キャンバ−
スラストの維持を図っており、横剛性の劣るラジアル構
造は上記観点からほとんど採用されていない。しかしク
ロスプライ構造のタイヤは高速走行時、タイヤのコーナ
リングパワーと横剛性に起因する車体の横方向の振動(
WEAVE現象)が発生すること及び耐摩耗性の点で難
点があり、そのためカーカスのコード角度を周方向に対
して低くしたり、カーカスプライの枚数を増加させるな
ど、タイヤ剛性を高めて対策を施してきたが、クロスプ
ライ構造を採用する限りその構造に起因する欠点は完全
に解消′できない。
そこで本発明者は自動二輪車用タイヤに従来はとんど試
みられなかったラジアル構造についてカーカス補強層及
びブレーカ−について、構造、配置関係、及び材料につ
いて種々検討を重ねた結果、キャンバ−スラストをクロ
スプライ構造のタイヤと同程度まで改善し、しかもラジ
アルタイヤの利点である耐摩耗性、路面保持性及び高速
走行性能を発現しうる事が判明し本発明に到達したので
ある。
みられなかったラジアル構造についてカーカス補強層及
びブレーカ−について、構造、配置関係、及び材料につ
いて種々検討を重ねた結果、キャンバ−スラストをクロ
スプライ構造のタイヤと同程度まで改善し、しかもラジ
アルタイヤの利点である耐摩耗性、路面保持性及び高速
走行性能を発現しうる事が判明し本発明に到達したので
ある。
本発明はトレッド部と、その両端からラジアル方向内方
に向けて延びるサイドウオール部と、該サイドウオール
部と、該サイドウオール部のラジアル方向内側端部に位
置するビード部を有し、タイヤのラジアル方向に対して
ほぼ平行に延びるコードよりなり、その両端がビードコ
アのまわりに折り返されるトロイド状カーカスと、この
カーカスのラジアル方向外側に配置され、一方のビード
部から他方のビード部に至り、その両端はビードコアに
折り返されることなく終端しておりコード角度がタイヤ
周方向に対して45°〜85°に配置される繊維コード
補強層と該補強層の外側にコード角度がタイヤ周方向に
対して浅い角度で配置されるブレーカ−と、該ブレーカ
−の両端にはタイヤ周方向に対してほぼ平行にコードが
配列されるバンドを備えた自動二輪車用タイヤである。
に向けて延びるサイドウオール部と、該サイドウオール
部と、該サイドウオール部のラジアル方向内側端部に位
置するビード部を有し、タイヤのラジアル方向に対して
ほぼ平行に延びるコードよりなり、その両端がビードコ
アのまわりに折り返されるトロイド状カーカスと、この
カーカスのラジアル方向外側に配置され、一方のビード
部から他方のビード部に至り、その両端はビードコアに
折り返されることなく終端しておりコード角度がタイヤ
周方向に対して45°〜85°に配置される繊維コード
補強層と該補強層の外側にコード角度がタイヤ周方向に
対して浅い角度で配置されるブレーカ−と、該ブレーカ
−の両端にはタイヤ周方向に対してほぼ平行にコードが
配列されるバンドを備えた自動二輪車用タイヤである。
以下本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。
第1図は本発明の自動二輪車用タイヤの部分断面図を示
す。図において本発明のタイヤ(1)はトレッド部(2
)と、その両端からラジアル方向内方に向けて延びるサ
イドウオール部(3)と、該サイドウオール部のラジア
ル方向内側端部に位置するビード部(4)を有している
。ここでトレッド部(2)はカーカスのクラウン上にそ
の輪郭とほぼ平行にクラウン中央から両端方向へ延び、
その幅(W t >は通常サイドウオール部最大幅(W
s )を越える断面形状で構成され、これによってタ
イヤが傾斜したときのキャンバ−スラストが維持される
。
す。図において本発明のタイヤ(1)はトレッド部(2
)と、その両端からラジアル方向内方に向けて延びるサ
イドウオール部(3)と、該サイドウオール部のラジア
ル方向内側端部に位置するビード部(4)を有している
。ここでトレッド部(2)はカーカスのクラウン上にそ
の輪郭とほぼ平行にクラウン中央から両端方向へ延び、
その幅(W t >は通常サイドウオール部最大幅(W
s )を越える断面形状で構成され、これによってタ
イヤが傾斜したときのキャンバ−スラストが維持される
。
次に本発明のタイヤのカーカス(5)は2枚のプライで
構成され、その両端はいずれもビードコア(6)のまわ
りを内側から外側方向に折り返されビード部(4)また
はサイドウオール部(3)に終端する。ここでビード部
外側に位置する折り返し端(5a)はビード部内側に位
置する折り返し端(5b)よりも高い位置まで延長し、
前記内側の折り返し端を完全に被覆し、該端部での応力
集中を緩和することが望ましい。更にサイドウオール部
を補強するため前記内側の折り返し部(5b)及び外側
の折り返し部(5a)のビードベース部からのそれぞれ
の高さくHb)(Ha)はサイドウオール部最大幅位置
のビードベース部からの高さくH)の55〜65%及び
70〜100%の範囲に設定されることが望ましい。次
に前記カーカスのコードはタイヤのラジアル方向に平行
またはほぼ平行に配列される。
構成され、その両端はいずれもビードコア(6)のまわ
りを内側から外側方向に折り返されビード部(4)また
はサイドウオール部(3)に終端する。ここでビード部
外側に位置する折り返し端(5a)はビード部内側に位
置する折り返し端(5b)よりも高い位置まで延長し、
前記内側の折り返し端を完全に被覆し、該端部での応力
集中を緩和することが望ましい。更にサイドウオール部
を補強するため前記内側の折り返し部(5b)及び外側
の折り返し部(5a)のビードベース部からのそれぞれ
の高さくHb)(Ha)はサイドウオール部最大幅位置
のビードベース部からの高さくH)の55〜65%及び
70〜100%の範囲に設定されることが望ましい。次
に前記カーカスのコードはタイヤのラジアル方向に平行
またはほぼ平行に配列される。
ここでほぼ平行とはコードがラジアル方向に10″以内
の角度で傾斜しているものを意味し、lO″を越えた構
成を採用するとラジアルタイヤの特徴である優れた高速
走行特性は得られない。またカーカスのコードに用いら
れる繊維はナイロン、ポリエステル、レーヨンあるいは
芳香族ポリアミド繊維等の有機繊維が用いられる。なお
本発明ではカーカスのブライは1枚以上用いられるが、
ビードコア(6)のまわりでの折り返し構造は図に示す
如く内側から外側に折り返す構造のほか、外側から内側
に折り返す構造、あるいは両者の併用も採用しうるが、
図は最適な例として内側から外側へ折り返した構造を示
すものである。
の角度で傾斜しているものを意味し、lO″を越えた構
成を採用するとラジアルタイヤの特徴である優れた高速
走行特性は得られない。またカーカスのコードに用いら
れる繊維はナイロン、ポリエステル、レーヨンあるいは
芳香族ポリアミド繊維等の有機繊維が用いられる。なお
本発明ではカーカスのブライは1枚以上用いられるが、
ビードコア(6)のまわりでの折り返し構造は図に示す
如く内側から外側に折り返す構造のほか、外側から内側
に折り返す構造、あるいは両者の併用も採用しうるが、
図は最適な例として内側から外側へ折り返した構造を示
すものである。
次に本発明では前記カーカスのラジアル方向の外側には
、一方のビード部から他方のビード部に至り、その両端
はビードコアのまわりに折り返されることなく終端する
繊維コードの補強層(8)が配置される。該補強層(8
)はカーカスコードと一定角度で交差してサイドウオー
ル部の補強機能を有するものであるが、乗心地を阻害す
ることなくコーナリング特性を向上するためにはサイド
ウオール部゛の縦バネ定数を高めることなく横ノくネ定
数を高<スル必要があり、そのためコード角度を周方向
に対して451〜85@、好ましくは60〜80″′1
こ配置1jする必要がある。また補強層の両端部はビー
ド部において前記カーカスの折り返し端 (5a)(5
b)と相互に重複する構成とし該領域での応力集中を緩
和することが望ましい。なお補強層1こ用いられる繊維
コードはナイロン、ポリエステル、レーヨン、芳香族ポ
リアミド等の有機繊維のコードのほかスチールコードも
使用できる。
、一方のビード部から他方のビード部に至り、その両端
はビードコアのまわりに折り返されることなく終端する
繊維コードの補強層(8)が配置される。該補強層(8
)はカーカスコードと一定角度で交差してサイドウオー
ル部の補強機能を有するものであるが、乗心地を阻害す
ることなくコーナリング特性を向上するためにはサイド
ウオール部゛の縦バネ定数を高めることなく横ノくネ定
数を高<スル必要があり、そのためコード角度を周方向
に対して451〜85@、好ましくは60〜80″′1
こ配置1jする必要がある。また補強層の両端部はビー
ド部において前記カーカスの折り返し端 (5a)(5
b)と相互に重複する構成とし該領域での応力集中を緩
和することが望ましい。なお補強層1こ用いられる繊維
コードはナイロン、ポリエステル、レーヨン、芳香族ポ
リアミド等の有機繊維のコードのほかスチールコードも
使用できる。
なお前記補強層(8)は後述のビードエーペックス(9
)を配置する場合は図の如く該ビードエーペックス(9
)の外側と折り返し端部(5a)(5b)の間に介在さ
せる構造を採用することもできる力く、ビードエーペッ
クス(9)の内側とカーカスプライの間に介在させる構
造も同様に採用しうる。
)を配置する場合は図の如く該ビードエーペックス(9
)の外側と折り返し端部(5a)(5b)の間に介在さ
せる構造を採用することもできる力く、ビードエーペッ
クス(9)の内側とカーカスプライの間に介在させる構
造も同様に採用しうる。
次に本発明のタイヤにおけるブレーカ−(7)l;!)
レッド部のほぼ全幅に亘る幅で配置され、トレッド部の
だが効果を高める。ここでブレーカ−のコードはタイヤ
周方向に対して10°〜45°の角度、特に望ましくは
20°〜35°の角度で配置される。
レッド部のほぼ全幅に亘る幅で配置され、トレッド部の
だが効果を高める。ここでブレーカ−のコードはタイヤ
周方向に対して10°〜45°の角度、特に望ましくは
20°〜35°の角度で配置される。
コード角度が余り小さすぎるとトレッド剛性を高め路面
に散乱する石又は路面の凹凸に対して衝撃が大きく走行
安定性、乗心地を阻害し、一方コード角度が大きすぎる
と高速走行時の操縦安定性を阻害する。なおブレーカ−
(7)は通常2ブライで構成されるが少なくともlプラ
イの幅はトレッド幅(Wt)と実質的に同じ幅で形成す
る。そしてブレーカ−に用いる繊維コードは前記補強層
に用いたコード材料と同じものを使用できるが、特に芳
香族ポリアミド繊維コードで強度7g/d以上、初期モ
ジ二ラス200 g/a以上のものを用いこれを300
%モジ二ラスが120〜240kg/catのゴムに平
行に埋設したものが好適である。
に散乱する石又は路面の凹凸に対して衝撃が大きく走行
安定性、乗心地を阻害し、一方コード角度が大きすぎる
と高速走行時の操縦安定性を阻害する。なおブレーカ−
(7)は通常2ブライで構成されるが少なくともlプラ
イの幅はトレッド幅(Wt)と実質的に同じ幅で形成す
る。そしてブレーカ−に用いる繊維コードは前記補強層
に用いたコード材料と同じものを使用できるが、特に芳
香族ポリアミド繊維コードで強度7g/d以上、初期モ
ジ二ラス200 g/a以上のものを用いこれを300
%モジ二ラスが120〜240kg/catのゴムに平
行に埋設したものが好適である。
次に本発明では前記プレーカー両端部には該両端部を被
覆するバンドαOが配置される。該バンドαOブレーカ
−のコードと補強層のコードが大きな角度で交差するた
め両者の界面、特に補強層両端近傍で剪断歪が生じカー
カスと補強層のブライ間剥離が生ずるのを防止する機能
を有する。そこでバンドαQはナイロン、ポリエステル
、レーヨン等の有機繊維コードをタイヤ周方向にほぼ平
行に配列し、これをゴム中に埋設したプライが用いられ
、その埋設密度は30〜60本/ 5cm5好ましくは
40〜50本15ωである。更に該バンドσQはタイヤ
周方向に1回又は2回巻きつけられ、その幅は10mm
〜60mmの範囲で用いられる。
覆するバンドαOが配置される。該バンドαOブレーカ
−のコードと補強層のコードが大きな角度で交差するた
め両者の界面、特に補強層両端近傍で剪断歪が生じカー
カスと補強層のブライ間剥離が生ずるのを防止する機能
を有する。そこでバンドαQはナイロン、ポリエステル
、レーヨン等の有機繊維コードをタイヤ周方向にほぼ平
行に配列し、これをゴム中に埋設したプライが用いられ
、その埋設密度は30〜60本/ 5cm5好ましくは
40〜50本15ωである。更に該バンドσQはタイヤ
周方向に1回又は2回巻きつけられ、その幅は10mm
〜60mmの範囲で用いられる。
更に本発明ではカーカス及びその折り返し端部、あるい
はコード補強層に囲まれる部分にビードコア(6)から
サイドウオール方向に厚さを漸減してのびる硬質ゴムよ
りなるビードエーペ・ノクス(9)を配置することによ
り、ビード部からサイドウオール方・向へ至る間の横剛
性を強化することができる。
はコード補強層に囲まれる部分にビードコア(6)から
サイドウオール方向に厚さを漸減してのびる硬質ゴムよ
りなるビードエーペ・ノクス(9)を配置することによ
り、ビード部からサイドウオール方・向へ至る間の横剛
性を強化することができる。
このビードエーペックス(9)は好ましくは上端がサイ
ドウオールの最大幅近傍まで延び、そのJIS硬度は6
5@〜95°の範囲である。
ドウオールの最大幅近傍まで延び、そのJIS硬度は6
5@〜95°の範囲である。
しかして本発明の自動二輪車用タイヤはカーカスにラジ
アル構造を採用するとともにブレーカ−を配置したため
、ラジアル構造本来の特性である高速耐久性、即ちスタ
ンティングウェーブの発生限界速度が高くなるとともに
転勤抵抗が小さくなる。更にブレーカ−、カーカスの折
り返し部及び補強層を特定の構造で配置したためラジア
ル構造のタイヤ特有の欠点である横剛性が強化されキャ
ンバ−スラストが高くなり安定な旋回走行を可能とし、
更にいわゆる腰くだけ現象も有効に防止しろるとともに
ブレーカ一端部にバンドを配置したためブレーカ−両端
部におけるブライ剥離が防止できる。
アル構造を採用するとともにブレーカ−を配置したため
、ラジアル構造本来の特性である高速耐久性、即ちスタ
ンティングウェーブの発生限界速度が高くなるとともに
転勤抵抗が小さくなる。更にブレーカ−、カーカスの折
り返し部及び補強層を特定の構造で配置したためラジア
ル構造のタイヤ特有の欠点である横剛性が強化されキャ
ンバ−スラストが高くなり安定な旋回走行を可能とし、
更にいわゆる腰くだけ現象も有効に防止しろるとともに
ブレーカ一端部にバンドを配置したためブレーカ−両端
部におけるブライ剥離が防止できる。
実施例
本発明の実施例として第1図に示す構造のもの、及びこ
の構造を一部変更したものについてタイヤサイズ120
/90−18の後輪用タイヤを試作した。
の構造を一部変更したものについてタイヤサイズ120
/90−18の後輪用タイヤを試作した。
また比較例としてクロスブライ構造、従来のラジアル構
造のものを用いた。これらの詳細な仕様を第1表に示す
。第−表に$いてキャンバ−スラストはクロスブライ構
造のタイヤ(比較例2)を100として相対値で示す。
造のものを用いた。これらの詳細な仕様を第1表に示す
。第−表に$いてキャンバ−スラストはクロスブライ構
造のタイヤ(比較例2)を100として相対値で示す。
数値が大きい程優れている。またスタンディングウェー
ブの発生速度は+sokm/hからIOkm/ h 、
10分間の間隔で速度を上げていきスタンディングウ
ェーブの発生速度を目視で観察した。
ブの発生速度は+sokm/hからIOkm/ h 、
10分間の間隔で速度を上げていきスタンディングウ
ェーブの発生速度を目視で観察した。
高速時の振動自然発生速度は高速路面で速度を増加し振
動の発生の時の速度をフィーリングカ評価した。
動の発生の時の速度をフィーリングカ評価した。
なお下記実車走行の性能評価はいずれも車種としてヤマ
ハXJ 1750を用い、その前輪に100/90V1
9のクロスプライタイヤを、後輪に第1表のタイヤをそ
れぞれ装着して測定したものである。
ハXJ 1750を用い、その前輪に100/90V1
9のクロスプライタイヤを、後輪に第1表のタイヤをそ
れぞれ装着して測定したものである。
第1図は本発明の自動二輪車用タイヤの一部断面図であ
る。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社 代 理 人 弁理士 仲村義平
る。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社 代 理 人 弁理士 仲村義平
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)トレッド部と、その両端からラジアル方向内方に
向けて、延びるサイドウオール部と、該サイドウオール
部のラジアル方向内側端部に位置するビード部を有し、
タイヤのラジアル方向に対してほぼ平行に延びるコード
よりなり、その両端がビードコアのまわりに折り返され
るトロイド状カー。 カスと、このカーカスのラジアル方向外側に配置され、
一方のビード部から他方のビード部に至り、その両端は
ビードコアに折り返されることな(終端して右りコード
角度が、タイヤ周方向に対して45°〜85°に配置さ
れる繊維コード補強層と、該補強層の外側にコード角度
がタイヤ周方向に対して浅い角度で配置されるブレーカ
−と、該ブレーカ−の両端には、タイヤ周方向に対して
ほぼ平行にコードが配列されるバンドを備えた自動二輪
車用タイヤ。 (2) ブレーカ−は芳香族ポリアミド繊維コードより
なる特許請求の範囲第1項記載のタイヤ。 (3)ブレーカ−のコードはタイヤの周方向に対して2
5°〜45°の角度で配置される特許請求の範囲第1項
及び第2項記載のタイヤ。 (4バンドはナイロン繊維コードである特許請求の範囲
第1項記載のタイヤ。 (5)バンドはタイヤ周方向に1回又は2回巻かれてい
る特許請求の範囲第1項記載のタイヤ。 (6)補強層のコード角度はタイヤ周方向に60°〜8
0°の範囲である特許請求の範囲第1項記載のタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58138199A JPS6029305A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58138199A JPS6029305A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6029305A true JPS6029305A (ja) | 1985-02-14 |
JPH0419041B2 JPH0419041B2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=15216393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58138199A Granted JPS6029305A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029305A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170197475A1 (en) * | 2014-07-30 | 2017-07-13 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Bicycle tyre |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5438003A (en) * | 1977-08-30 | 1979-03-22 | Bridgestone Corp | Pneumatic radial tire with superior high speed properties |
JPS5822704A (ja) * | 1981-08-04 | 1983-02-10 | Bridgestone Corp | モ−タ−サイクル用空気入りセミラジアルタイヤ |
-
1983
- 1983-07-27 JP JP58138199A patent/JPS6029305A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5438003A (en) * | 1977-08-30 | 1979-03-22 | Bridgestone Corp | Pneumatic radial tire with superior high speed properties |
JPS5822704A (ja) * | 1981-08-04 | 1983-02-10 | Bridgestone Corp | モ−タ−サイクル用空気入りセミラジアルタイヤ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170197475A1 (en) * | 2014-07-30 | 2017-07-13 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Bicycle tyre |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0419041B2 (ja) | 1992-03-30 |
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