JPS6027986Y2 - 秒帰零装置 - Google Patents

秒帰零装置

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Publication number
JPS6027986Y2
JPS6027986Y2 JP18319979U JP18319979U JPS6027986Y2 JP S6027986 Y2 JPS6027986 Y2 JP S6027986Y2 JP 18319979 U JP18319979 U JP 18319979U JP 18319979 U JP18319979 U JP 18319979U JP S6027986 Y2 JPS6027986 Y2 JP S6027986Y2
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JP
Japan
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shaft
arm
lever
needle
return device
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Expired
Application number
JP18319979U
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English (en)
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JPS5699487U (ja
Inventor
閲雄 中田
博 伊藤
Original Assignee
リズム時計工業株式会社
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Publication date
Application filed by リズム時計工業株式会社 filed Critical リズム時計工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時計の秒帰零装置の改良に関するものである。
従来の置時計における秒帰零装置においては、第1図に
示すように、修正軸2に円錐状のカム4を設け、このカ
ム4と当接可能な位置に軸6を中心に揺動自在な連結レ
バー8が形成されている。
さらに、連結レバー8は規正体10の突起10aと係接
し、規正体10はコイルバネ12によって、通常時には
ハートカム14とは当接しない位置に押圧保持されてい
る。
そして、修正軸2を上方に引くことによりカム4と連結
レバー8が当接して、連結レバー8を矢印A方向に移動
させ、この移動により連結レバー8が規正体10の突起
10aを押圧し規正体10を矢印B方向に移動させる。
この結果、規正体10が四番真に固着されたハートカム
14を押圧して秒帰零がなされていた。
この装置においては、修正軸のスラスト方向の力を円錐
状のカムによってラジアル方向の力に変換するため操作
トルクが大きく、また、修正軸のラジアル方向に無理な
力が加わって軸のたわみや変形を生じ、規正体のハート
カムを押すストロークおよびトルクが不足して秒帰零さ
れなかったり、秒帰零されても秒針が動くといった問題
が生じていた。
本考案は上記従来の欠点を解消したものであり、その目
的は秒帰零の操作トルクが小さく修正軸に無理な力が加
わらない良好な秒帰零装置を提供することにある。
上記目的を遠戚するために本考案は、四番真に設けられ
たハートカムを規正体が押圧することにより秒帰零が行
われる秒帰零装置において、地板にスラスト方向移動可
能に軸支され、周面に当接平面が立設された針合せ軸、
針合せ軸をスラスト方向に弾性付勢する弾性部材と、地
板に回動可能に軸支され、針合せ軸の直径方向延長線上
であって、軸中心から等距離な2箇所の当接平面に当接
する第1腕部を設けた第1修正レバーと、第1修正レバ
ーと一体に設けられ、針合せ軸と直角な方向に回動する
第2腕部を備えた第2修正レバーと、地板に回動自在に
軸支されると共に第2腕部を常時押圧するように弾性付
勢され、秒帰零の際にハートカムを押圧回転する規正体
とを備え、前記規正体は針合せ軸と直角な方向に回動可
能としたことを特徴とする。
以下図面に基づき本考案の好適な実施例の説明を詳細に
する。
第2図には本考案の置時計による実施の要部平面図が示
され、第3図には要部部分断面図が示されている。
針合せ軸20は機械受板26、下板28に軸支され、一
端はダストカバー30より突出し、また他端には日ノ裏
車23と噛合う針合せカナ22および、針合せ軸20と
同心状に当接平面24が形成されている。
また、この針合せ軸20はコイルバネ31により常時ス
ラスト方向に付勢されている。
針合せ軸20のスラスト方向の当接平面24には第2図
に示すように、略U字形状に設けられた第1腕部34の
端部が針合せ軸20の直径方向延長線上であって、軸中
心から等距離な2箇所に当接している。
第1修正レバー32には第2修正レバー36が圧入され
、両者が一体となって動作する。
そして、機械受板26から植立された支柱40にて支軸
39が回転可能に保持されている。
第2修正レバー38には規正体42の端部42aと当接
する第2腕部38が形成され、この第2腕部38は下板
28に穿設された透孔28aを貫通するように配設され
ている。
また、この透孔28の長さによって規正体42を移動さ
せるストロークの管理がなされている。
規正体42は常時矢印A方向に付勢されているため、通
常時においては4番真44に固着されたハートカム46
とは当接しないように構成されている。
本考案は以上の構成からなり、以下動作の説明をする。
秒帰零動作前の状態は第3図のように、規正体42の付
勢力によって第2修正レバー36の第2腕38は、下板
28に穿設された透孔28aの左端に位置し、第1修正
レバー32の第1腕部34は針合せ軸20に形成した当
接平面とスラスト方向に当接している。
第3図の状態から外部操作により針合せ軸20を上方に
引くと、第4図に示すように、当接平面24が第1腕部
34を上方へ押圧移動する。
この時の押圧力は針合せ軸20のスラスト方向のみに作
用し、針合せ軸20のラジアル方向には作用しない。
そして、第1修正レバー32と一体に動作する第2修正
レバー36が支軸39を中心に回動して、第2修正レバ
ー36の第2腕部38が下板28の透孔28aを左から
右へ移動する。
この結果、第2修正レバー36の第2腕部38が規正体
42の端部42aを押圧移動させることにより、第2図
の二点鎖線で示すように規正体42が四番真44に固着
したハートカム46を押圧し、秒帰零がなされる。
そして、針合せ軸20の外部操作力を解除すると、第3
図の状態にもどる。
以上のように本考案においては、針合せ軸のスラスト方
向の力をラジアル方向の力に変換するのに、針合せ軸と
スラスト方向に当接する部材を介し、その支軸の回転に
よって行なうため、秒帰零の操作力は小さくてすみ、ま
た、針合せ軸にはスラスト方向のみの押圧力が作用する
ため、針合せ軸がたわんだり曲り等の変形を生ずること
はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の秒帰零装置を示す斜視図。 第2図は本考案の実施例を示す要部平面図。 第3,4図は実施例の要部部分断面図である。 20・・・・・・・・・針合せ軸、24・・・・・・・
・・当接平面、32・・・・・・・・・第1修正レバー
、34・・・・・・・・・第1腕部、36・・・・・・
・・・第2修正レバー 38・・・・・・・・・第2腕
部、39・・・・・・・・・支軸、42・・・・・・・
・・規正体、44・・・・・・・・・四番真、46・・
・・・・・・・ハートカム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 四番真に設けられたハートカムを規正体が押圧すること
    により秒帰零が行われる秒帰零装置において、地板にス
    ラスト方向移動可能に軸支され、周面に当接平面が立設
    された針合せ軸と、針合せ軸をスラスト方向に弾性付勢
    する弾性部材と、地板に回動可能に軸支され、針合せ軸
    の直径方向延長線上であって、軸中心から等距離な2箇
    所の当接平面に当接する第1腕部を設けた第1修正レバ
    ーと、第1修正レバーと一体に設けられ、針合せ軸と直
    角な方向に回動する第2腕部を備えた第2修正レバーと
    、地板に回動自在に軸支されると共に第2腕部を常時押
    圧するように弾性付勢され、秒帰零の際にハートカムを
    抑圧回転する規正体と、を備え、前記規正体は針合せ軸
    と直角な方向に回動可能としたことを特徴とする秒帰零
    装置。
JP18319979U 1979-12-28 1979-12-28 秒帰零装置 Expired JPS6027986Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18319979U JPS6027986Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 秒帰零装置

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JP18319979U JPS6027986Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 秒帰零装置

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Publication Number Publication Date
JPS5699487U JPS5699487U (ja) 1981-08-05
JPS6027986Y2 true JPS6027986Y2 (ja) 1985-08-23

Family

ID=29693506

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JP18319979U Expired JPS6027986Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 秒帰零装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH089662Y2 (ja) * 1989-02-20 1996-03-21 リズム時計工業株式会社 時計の時刻修正機構
CH713811A1 (fr) * 2017-05-22 2018-11-30 Officine Panerai Ag Mouvement horloger à fonction «stop seconde».

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JPS5699487U (ja) 1981-08-05

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