JPH0119788Y2 - - Google Patents

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JPH0119788Y2
JPH0119788Y2 JP9874283U JP9874283U JPH0119788Y2 JP H0119788 Y2 JPH0119788 Y2 JP H0119788Y2 JP 9874283 U JP9874283 U JP 9874283U JP 9874283 U JP9874283 U JP 9874283U JP H0119788 Y2 JPH0119788 Y2 JP H0119788Y2
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contact piece
locking member
cam
movable contact
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JP9874283U
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JPS607139U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、時限動作のスター操作をおこなう係
止部材の操作力を軽くなるように改善したタイム
スイツチに関する。
従来この種のタイムスイツチでは第1図、第2
図のように時限設定軸11にカム7が取り付けら
れ、ケースに可動接片3と2本の固定接片23,
24の他端が保持されケースにレバー8が回動自
在に支承されてレバーに設けられた突起部8aが
カム7に摺接され、レバーの他端は2つに分割さ
れて一方の突出部8bは前記固定接片23の先端
に臨まされると共に他方の先端部8cは押しボタ
ン9の湾曲面9aに臨まされ、押しボタンはケー
スと蓋で移動自在に保持されると共にコイルバネ
25でケース側に押圧付勢されて先端係合部9b
は振子15に係脱自在に臨まされ、時限設定軸が
回動されて時限が設定されると可動接片3の凸部
3aとレバー8の突起部8aがカム7の高い面に
押し上げられ、レバー8の突出部8bが固定接片
23を押し上げると共に先端部8cが押しボタン
9の湾曲面9aに当接され、次に押しボタンがコ
イルバネ25に抗して押し下げられるとレバーの
先端部8cは第3図のように湾曲面9aから斜面
9cに潜り込み、レバーは突起部8aがカム7の
高い面に乗設されているので腕部8dが撓まされ
て突出部8bは固定接片23から離間され、押し
ボタンの先端係合部9bは振子15から離間され
るので時限設定軸11が全舞の駆動力で回動され
るように構成され、時限設定時間が終了すると可
動接片の凸部3aはカムの凹部7aに落ち込むと
同時にレバーの突起部8aがカムの段部7bで落
ち込むので可動接片3の接点3bと固定接片23
の接点26はオフされ、接点3bが固定接点24
の接点27とオンされ、レバーの先端部8cが押
しボタンの斜面9cからはずれるので、押しボタ
ンはコイルバネ25の圧力で第1図、第2図の旧
位に復帰される。
従つて前記従来の構造では各部品の位置関係に
寸法精度が要求され、又押しボタン9を押すと
き、湾曲面9aを利用してレバー8の先端部8c
を腕部8dが撓むような力で押すことになり、コ
イルバネ25を押す力と合わせて大きな力が必要
であり、更にレバー8の先端部8cには第3図矢
示A側にも力が働くのでこの力や環境条件の変化
で樹脂レバーに変形が起り易い。
他方レバー8の腕部8dの撓み力が弱いとレバ
ーの先端部が押しボタンの斜面9cに引つ掛から
なくなる場合等があり、逆に撓み力が強いと押し
ボタンを押す力が大きくなる等機構が難しくな
り、動作が不安定で信頼性が低い等の欠点があ
る。
本考案の目的は、前記欠点を解決し、機構簡単
で、動作をスタート操作する係止部材の操作力を
軽く、部品点数を少なく、動作の信頼性の高いタ
イムスイツチを提案することにある。
本考案の特徴は、調速機構によつて調速駆動さ
れるカムと、このカムに追従する可動接片と、こ
の可動接片を挟む形で両側に設けられた第1、第
2固定接片と、前記調速機構の作動を制御するセ
ツト状態と非セツト状態との2位置間を移動する
係止部材と、この係止部材に設けられ前記可動接
片の揺動を規制する規制部と、この係止部材を前
記セツト状態から前記非セツト状態へ復帰付勢す
る付勢部材とを備え、前記カムの時限設定状態で
あつて前記係止部材の非セツト状態では、前記可
動接片は前記第1固定接片から離間する一方前記
規制部に規制されて前記第2固定接片から離間す
るようになし、前記カムの時限設定状態であつて
前記係止部材のセツト状態では、前記係止部材が
前記セツト状態に移動することにより前記規制部
が移動し、前記可動接片の前記規制部による規制
が解除となり、前記可動接片は前記第2固定接片
と接触するように構成したことである。
以下、図示の実施例で本考案を説明する。タイ
ムスイツチは時限設定時間が例えば18秒の短時間
タイムスイツチで第4図、第5図でケース1と中
地板10に時限設定軸11と歯車輪列の歯車1
2,13と調速機構のガンギ車14と振子15の
軸16,17,18,19が回転自在に支承さ
れ、時限設定軸11には全舞20とフリクシヨン
バネ座金21と歯車22とカム2が取り付けら
れ、カム2に可動接片3の凸部3aが当接され、
ケース1には可動接片3と第1固定接片4と第2
固定接片5の一端が夫々固定され、ケース1と蓋
23で係止部材6の上下の軸部が夫々回り止め軸
承されてコイルバネで構成された付勢部材24で
第5図に上方に付勢されている。
前記カム2は凹部2aと高いカム面とで形成さ
れている。
前記可動接片3には凸部3aが形成されて先端
3bに2つの接点3c,3dが固定されている。
前記第1固定接片4はコ字形に可動接片3と第
2固定接片5を挟む形に形成されて一側折曲部に
接点4aが固定されている。
前記第2固定接片5には接点5aが固定されて
いる。
前記係止部材6は合成樹脂材で上下の軸部6
a,6bと、規制部6cと、振子15に係脱自在
に臨まされて前記調速機構の作動を制御する先端
係合部6dとで形成されている。係止部材6の下
方のケース1には第5図のように度当たり1aが
形成され、軸部6aに突起6eが、ケース1に二
股の突起1bが夫々形成されて係止部材6が回り
止めされている。
前記時限設定軸11の歯車22は前記歯車輪列
の歯車12に噛合されている。
タイムスイツチが前記のように構成されて時限
設定前は第4図のように可動接片3の凸部3aは
カム2の凹部2aに落込んでおり、接点3cが第
1固定接片4の接点4aに当接され、係止部材6
の先端係合部6dは振子15に係合されている。
次に時限設定軸11が第4図で時計方向に回動
されて時限設定され、係止部材6の非セツト状態
では第6図の状態になつて可動接片3の凸部3a
はカム2の高い面に乗設され、接点3cは接点4
aから離間されて非導通状態、先端3bは係止部
材6の規制部6cで規制されて接点3dは第2固
定接片5の接点5aには接触しない非導通状態に
なる。
前記時限設定状態で係止部材6の上側軸部6a
が付勢部材24に抗して度当たり1aに度当たり
するまで押し込まれてセツトされると、先端係合
部6dは振子15から離間されて振子15が揺動
を開始してカム2が調速駆動され、可動接片3の
先端3bと係止部材6の規制部6cとの係合が解
除されて第7図のように可動接片3の先端3bは
第2固定接片5側に移動され、可動接片の接点3
dと第2固定接片の接点5aが接触されて導通状
態となる。
この時係止部材6は付勢部材24で上方に付勢
されているが、規制部6cの上面6fが第8図の
ように可動接片3の先端3b下側に当つて上方へ
の付勢が度当たりされている。
設定時間が経過して可動接片3の凸部3aがカ
ム2の凹部2aに落し込まれると、可動接片は第
4図の旧位に復帰されて先端3bは図で左側に移
動されるので接点3dは第2固定接片5の接点5
aから離間され、接点3cは第1固定接片4の接
点4aに接触されて可動接片3と第2固定接片5
の回路はオフされ、可動接片3と第1固定接片4
の回路がオンされる。
前記のように可動接片3の先端3bが左側に移
動されると先端3b下側で上方への復帰が係止さ
れていた係止部材6は度当たりが解除されたので
上方に移動して係止部材6も旧位に自動復帰され
て時限設定動作が終了される。
前記係止部材6がセツト状態に押し込み操作さ
れる時は可動接片3の押圧力と付勢部材24に抗
して押し下げられるが、可動接片3とは面方向に
移動されて他に部材を撓ませるような力を必要と
しないので軽い操作力で容易に押し込まれ、自動
復帰される時、係止部材には付勢部材24以外何
も負荷がが掛けられていないのでスムーズに復帰
される。
第9図は可動接片3の先端3bの変形例で、先
端3b下側にU字状に折曲部3eが形成されて係
止部材6の規制部6cの上面6fとの係合摩擦が
少なくなるように構成されている。
前記係止部材6の軸部6aを四角形に形成し、
蓋23に四角形の透孔を穿設する等して回り止め
してもよい。
本考案は前述のように構成されたから、構成簡
単で部品点数が少なく、軽い操作力で係止部材が
非セツト状態からセツト状態に押し込み操作され
てタイムスイツチの動作が開始され、係止部材が
旧位に自動復帰される時は付勢部材の付勢力以外
何も負荷が掛けられていないのでスムーズに復帰
される等実用上優れた効果を奏するタイムスイツ
チを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は従来のタイムスイツチで、
第1図はケース内の平面図、第2図はケース断面
側面図、第3図は押しボタンの動作側面図、第4
図以下は本考案の実施例が示され、第4図は蓋が
取り外された平面図、第5図は同ケースの断面側
面図、第6図は時限設定時の要部平面図、第7図
は係止部材が押し込み操作された動作状態の平面
図、第8図は可動接片先端と係止部材の要部側面
図、第9図は可動接片先端の変形例説明図であ
る。 2…カム、3…可動接片、4…第1固定接片、
5…第2固定接片、6…係止部材、6c…規制
部、24…付勢部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 調速機構によつて調速駆動されるカムと、この
    カムに追従する可動接片と、この可動接片を挟む
    形で両側に設けられた第1、第2固定接片と、前
    記調速機構の作動を制御するセツト状態と非セツ
    ト状態との2位置間を移動する係止部材と、この
    係止部材に設けられ前記可動接片の揺動を規制す
    る規制部と、この係止部材を前記セツト状態から
    前記非セツト状態へ復帰付勢する付勢部材とを備
    え、前記カムの時限設定状態であつて前記係止部
    材の非セツト状態では、前記可動接片は前記第1
    固定接片から離間する一方前記規制部に規制され
    て前記第2固定接片から離間するようになし、前
    記カムの時限設定状態であつて前記係止部材のセ
    ツト状態では、前記係止部材が前記セツト状態に
    移動することにより前記規制部が移動し、前記可
    動接片の前記規制部による規制が解除となり、前
    記可動接片は前記第2固定接片と接触するように
    構成したことを特徴とするタイムスイツチ。
JP9874283U 1983-06-28 1983-06-28 タイムスイツチ Granted JPS607139U (ja)

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JP9874283U JPS607139U (ja) 1983-06-28 1983-06-28 タイムスイツチ

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JP9874283U JPS607139U (ja) 1983-06-28 1983-06-28 タイムスイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS607139U JPS607139U (ja) 1985-01-18
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