JPS5846498Y2 - 操作スイツチ - Google Patents

操作スイツチ

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Publication number
JPS5846498Y2
JPS5846498Y2 JP1976090418U JP9041876U JPS5846498Y2 JP S5846498 Y2 JPS5846498 Y2 JP S5846498Y2 JP 1976090418 U JP1976090418 U JP 1976090418U JP 9041876 U JP9041876 U JP 9041876U JP S5846498 Y2 JPS5846498 Y2 JP S5846498Y2
Authority
JP
Japan
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plate
contact
spring
presser
cam
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976090418U
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English (en)
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JPS538589U (ja
Inventor
秀夫 角田
章 近藤
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS538589U publication Critical patent/JPS538589U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はたとえばルームクーラなどの運転スイッチ、
コントロールスイッチに用いられる操作スイッチに関す
る。
ルームクーラなどの操作スイッチは、一般に釦を押すこ
とにより操作板を回動させ、この操作板に固定された絶
縁体で可動接点板を押すことによりONさせ、再び釦を
押すことにより操作板をOFFするようになっている。
したがって、操作板にはまったく遊びがないため、間違
って釦に触れてもONされることがあり、誤操作の虞れ
がある。
また、釦を弱い力で押し込んだ場合には可動接点板と固
定接点板との間の接点開閉速度が遅くなり易いので、両
接点板間にチャタリングが起き、騒音が生じたり、或い
は火花が生じ、両接点板が焼き付きを起こすおそれがあ
った。
この考案は上記事情にもとづきなされたもので、その目
的とするところは、操作板の操作に遊びを持たせ、誤操
作による誤動作を防止し、信頼性を向上することができ
るとともに、固定接点板と可動接点板との間の接点開閉
速度を高めることができ、騒音や両接点板の焼き付き等
を防止することができる操作スイッチを提供しようとす
るものである。
以下、この考案を図面に示す一実施例にもとづいて説明
する。
図中1は固定接点板11および可動接点板12が離間対
向状態で接離可能に設けられたフレームで、このフレー
ム1に設けた枢支軸2には操作板3が回動自在に枢着さ
れている。
この操作板3の一端側の自由端部には釦4が固着されて
いる。
さらに、この操作板3の他端側には基端部がフレーム1
に固着された板ばね(第1のばね)22の先端部が押し
付けられている。
そして、この板ばね22によって操作板3が常に復帰方
向に付勢されており、第1図に示すように操作板3の自
由端部に固着された釦4がフレーム1より外方に突出さ
れた状態で保持されるようになっている。
また、上記枢支軸2には復帰ばね(第2のばね)5の螺
旋状部5aが嵌合されていて、この一端部はフレーム1
の側壁、他端部はフレーム1の一部に突設されたストッ
パ6に当接している。
さらに、ストッパ6の近傍に位置する操作板3には切起
しからなる掛止片7が突設されていて、これは第2図に
示すように上記復帰ばね5の中途部とギャップ8を介し
て対向している。
したがって、釦4の押込操作時には操作板3の回動軌道
の中間位置で復帰ばね5が操作板3の掛止片7に当接し
、この復帰ばね5によって操作板3の押込操作方向と反
対方向の力が操作板3に加えられるようになっている。
また、操作板3の中途部には絶縁材料からなる第1の押
圧子9と、操作板3と一体に設けた第2の押圧子10が
突設されている。
そして、第1の押圧子9は固定接点板11と対向する可
動接点板12に接触しているとともに第2の押圧子10
はカム13に対向している。
このカム13は第3図で示すようにフレーム1に設けた
取付板14にピン15によって回動自在に取付けられて
いるとともにスプノング(第3のばね)16によって反
時計廻り方向に付勢されている。
さらに、このカム13の自由端部は鉤状に形成されてい
て、上記第2の押圧子10と係合する係合部17が設け
られているとともにこの外周壁には緩やかに傾斜する緩
傾斜面18およびこれと連続して急激に傾斜する急傾斜
面19が形成されている。
また、上記カム13の係合部17には前面側に突出傾斜
する復帰案内片20が設けられている。
そして、このように構成されたカム13は上記第2の押
圧子10の下部において緩傾斜面18とギャップ21を
介して対向している。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
第1図に示す状態においては復帰ばね5はストッパ6に
当接して掛止片7との間にギャップ8が形成されている
から操作板3は板ばね22の復元力のみで復帰状態に保
持されている。
この状態から釦4を手指によって押下すると、操作板3
は枢支軸2を支点として矢印方向に回動偏位する。
このとき、一定のストロークまでは遊びがあるため操作
力も小さく、また可動接点板12も固定接点板11に接
近するが非接触状態すなわちOFF状態に保持されてい
る。
そして、釦4をさらに押下して操作板3の回動に伴って
掛止片7が復帰ばね5に当接する位置に到達すると第2
の押圧子10もカム13の緩傾斜面18に当接する。
したがって、操作板3には復帰ばね5およびスプリング
16のばね力が反力として作用するので、操作板3の操
作力は第4図に示すように掛止片7および第2の押圧子
10が復帰ばね5およびカム13にそれぞれ当接した時
点Aで急激に増加する。
さらに、続いて操作板3が押込操作されると、第2の押
圧子10はカム13の緩傾斜面18を押圧するためカム
13はスプリング16の復元力に抗して時計廻り方向へ
回動偏位する。
したがって、操作板3の移動とともに第2の押圧子10
はカム13の緩傾斜面18から急傾斜面19を摺動する
そして、第2の押圧子10が急傾斜面19上を摺動して
いる状態で第1の押圧子9によって可動接点板13が固
定接点板11に圧接されてONされ、続いて、第2の押
圧子10が急傾斜面から外れるとカム13はスプリング
16の復元力によって復帰する。
このとき、第2の押圧子10はカム13の係合部17に
係合し、操作板3は押下状態すなわちON状態にロック
される。
また、ON状態にロックされている操作板3を復帰する
ために釦4を再び押圧すると、第2の押圧子10は係合
部17から外れて下降し、カム13はスプリング16の
復元力によってさらに反時計廻り方向に回動し、第2の
押圧子10は復帰案内片20と対向する。
したがって、第2の押圧子10はカム13から外れ操作
板3に復帰ばね5の復元力によって復帰し、可動接点板
12も固定接点板11から離間してOFFとなる。
かくして、上記構成のものにあっては、操作板3の掛止
片7と復帰ばね5との間のギャップ8および第2の押圧
子10とカム13との間のギャップ21によって遊びが
あるので、釦4に手指を当て操作板3を回動させても可
動接点板12と固定接点板11とが直ちに接触するおそ
れはない。
そして、遊びストロークを越えると復帰ばね5およびス
プリング16が作用し、操作力も上昇するので、間違っ
て釦4に触れた場合のように不安定な操作力でONされ
ることを確実に防止することができる。
さらに、第2の押圧子10がカム13の緩傾斜面18上
を摺動している状態から急傾斜面19上を摺動する状態
に切換わると、第4図に示すように緩傾斜面18から急
傾斜面19への切換時点B以後の操作板3の操作力は急
激に増加する。
そのため、操作板3の回動速度が急激に高まるので、可
動接点板12を固定接点板11に接触させる速度を高め
ることができる。
したがって、接点開閉時に固定接点板11と可動接点板
12との間にチャタリングや火花等が生しることを防止
することができ、騒音および両接点板11.12の焼き
付き等を防止することができる。
以上説明したように、この考案は釦操作によって作動す
る操作板に遊びを設けることによって、操作力を急激に
変化させることができるため、釦に手指を軽くふれたり
軽く押した程度ではスイッチがONされるようなことは
なく、スイッチの誤動作を防止して、信頼性の向上が図
れるとともに、操作板の回動動作時に第2の押圧子と摺
接するカムに緩傾斜面およびこの緩傾斜面に連続する急
傾斜面を設け、第2の押圧子が急傾斜面上を摺動し、操
作板の操作力が急激に上昇した状態で可動接点板を固定
接点板に当接させるようにしたので、接点開閉速度を高
めることができ、騒音および両接点板の焼き付き等を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は縦断
側面図、第2図および第3図は要部を拡大した正面図、
第4図は釦の操作力の変化を示すグラフ図である。 1・・・・・・フレーム、3・・・・・・操作板、4・
・・・・・釦、5・・・・・・復帰ばね(第2のばね)
、9・・・・・・第1の押圧子、10・・・・・・第2
の押圧子、11・・・・・・固定接点板、12・・・・
・・可動接点板、13・・・・・・カム、16・・・・
・・スプリング(第3のばね)、17・・・・・・係合
部、18・・・・・・緩傾斜面、19・・・・・・急傾
斜面、22・・・・・・板ばね(第1のは゛ね)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定接点板および可動接点板が離間対向状態で接離可能
    に設けられたフレームと、このフレームに回動自在に枢
    着されるとともに第1.第2の両押圧子が設けられかつ
    自由端部が前記フレームの外方に突出されて釦が固着さ
    れた操作板と、この操作板を常に復帰方向に付勢する第
    1のばねと、前記操作板の回動軌道の中間位置で前記操
    作板と当接して前記操作板の押込操作方向と反対方向の
    力を与える第2のばねと、前記操作板の復帰時に前記第
    2の押圧子と離間対向状態で前記フレームに回動可能に
    枢支され前記第2の押圧子に摺接する緩傾斜面、この緩
    傾斜面と連続する急傾斜面および前記第2の押圧子を係
    合する保合部を備えたカムと、このカムを常時前記緩傾
    斜面側から急傾斜面側に向かつて付勢する第3のばねと
    を具備し、前記操作板の押込操作にともない前記操作板
    の回動動作の途中で前記操作板に前記第2のばねを当接
    させるとともに、前記第2の押圧子に前記カムの緩傾斜
    面を当接させ、前記操作板の移動とともにこの緩傾斜面
    に続いて急傾斜面を摺接させ、前記第2の押圧子が急傾
    斜面と摺接している状態で前記第1の押圧子によって前
    記可動接点板を前記固定接点板に接触させるようにした
    ことを特徴とする操作スイッチ。
JP1976090418U 1976-07-07 1976-07-07 操作スイツチ Expired JPS5846498Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976090418U JPS5846498Y2 (ja) 1976-07-07 1976-07-07 操作スイツチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976090418U JPS5846498Y2 (ja) 1976-07-07 1976-07-07 操作スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS538589U JPS538589U (ja) 1978-01-25
JPS5846498Y2 true JPS5846498Y2 (ja) 1983-10-22

Family

ID=28701038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976090418U Expired JPS5846498Y2 (ja) 1976-07-07 1976-07-07 操作スイツチ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5352851Y2 (ja) * 1971-08-20 1978-12-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS538589U (ja) 1978-01-25

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