JPS6027730Y2 - 車輌用ステアリング装置 - Google Patents
車輌用ステアリング装置Info
- Publication number
- JPS6027730Y2 JPS6027730Y2 JP1978162497U JP16249778U JPS6027730Y2 JP S6027730 Y2 JPS6027730 Y2 JP S6027730Y2 JP 1978162497 U JP1978162497 U JP 1978162497U JP 16249778 U JP16249778 U JP 16249778U JP S6027730 Y2 JPS6027730 Y2 JP S6027730Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- steering lever
- axle
- lever
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、車輌、例えば車輪型トラクタ用のステアリ
ング装置の改良に係り、ドラブリンクと操向車輪との干
渉接触を避けるため、ドラブリンクを車体に平行に沿接
すべく車体に別のステアリングレバーを追加すると共に
、このレバーと車輪側に設けられているステアリングレ
バーとをロッドで連結することにより、操向車輪の切れ
角を大きくできて車輛の旋回半径を小さくすると共に、
操作力を軽快にでき、かつ、部品の折損を防止したこと
をその主たる目的とする。
ング装置の改良に係り、ドラブリンクと操向車輪との干
渉接触を避けるため、ドラブリンクを車体に平行に沿接
すべく車体に別のステアリングレバーを追加すると共に
、このレバーと車輪側に設けられているステアリングレ
バーとをロッドで連結することにより、操向車輪の切れ
角を大きくできて車輛の旋回半径を小さくすると共に、
操作力を軽快にでき、かつ、部品の折損を防止したこと
をその主たる目的とする。
第４図に例示した従来のステアリング装置では次のよう
な欠陥があった。
な欠陥があった。
第４図において、１は搭載エンジン、２は前車軸フレー
ムで、エンジン１の両側面に固着されている。
ムで、エンジン１の両側面に固着されている。
３は車軸で、前車軸フレーム２に中央に設けたデフ装置
４の前後を上下揺動自在に懸架している。
４の前後を上下揺動自在に懸架している。
５は前輪駆動装置で、車軸３の両端に固設したギヤケー
ス６と、このギヤケース６に縦軸回りに回動自在に設け
た前車輪ケース７とから戒り、両ケース６．７に歯車伝
動装置が内蔵されている。
ス６と、このギヤケース６に縦軸回りに回動自在に設け
た前車輪ケース７とから戒り、両ケース６．７に歯車伝
動装置が内蔵されている。
８は操向輪としての前車輪で、前車輪ケース７のバブ軸
に転勤自在である。
に転勤自在である。
９は操向バンドルで、車体に設けたステアリングレバー
１０にバンドル軸１１が立設され、バンドル９の正逆転
で、ピットマンアーム１２を前後方向に揺動する。
１０にバンドル軸１１が立設され、バンドル９の正逆転
で、ピットマンアーム１２を前後方向に揺動する。
１３は前車輪ケース７の下部に固設したステアリングレ
バーで、この一対のレバー１３はタイロッド１４で連結
されている。
バーで、この一対のレバー１３はタイロッド１４で連結
されている。
１５は一方、図では左の前車輪ケース７の上部に設ケた
ステアリングレバーで、このステアリングレバー１５と
前記ピットマンアーム１２をドラブリンク１６で連動連
結している。
ステアリングレバーで、このステアリングレバー１５と
前記ピットマンアーム１２をドラブリンク１６で連動連
結している。
断る第４図に示した従来例では図示でも明らかな如く、
ピットマンアーム１２が車体近傍にあり、ステアリング
レバー１５が車体外側方にあることから、鎖線の如く操
向したとき、車輪８がドラブリンク１６に干渉接触する
。
ピットマンアーム１２が車体近傍にあり、ステアリング
レバー１５が車体外側方にあることから、鎖線の如く操
向したとき、車輪８がドラブリンク１６に干渉接触する
。
このため、前輪切れ角に制約を受け、ドラブリンク１６
を符号１６ａのように折曲する必要がある。
を符号１６ａのように折曲する必要がある。
これでは、バンドル９の操作力はドラグリンク１６の軸
方向に作用することから、その軸径を太くしたりする必
要があるし、軽快な操向を保障し難い。
方向に作用することから、その軸径を太くしたりする必
要があるし、軽快な操向を保障し難い。
本考案は斯る従来例の問題点を極めて簡単な構成であり
ながらも、完べきに解消したもので、ここに車軸の両端
部に備えられた操向車輪がタイロッドで連動連結された
ステアリング装置において、車体の外側部で車軸より上
方に縦軸回りに回動されるステアリングレバーが設けら
れ、該ステアリングレバーの一端のピットマンアームと
が車体側面で前後方向に直線として形成されたドラブリ
ンクで連結されており、前記ステアリングレバーの他端
と一方の操向車輪側の上部に備えられたステアリングレ
バーとが水平方向に延設された連結ロッドで連動連結さ
れていることを特徴とする車輪用ステアリング装置の開
発に威勢したのである。
ながらも、完べきに解消したもので、ここに車軸の両端
部に備えられた操向車輪がタイロッドで連動連結された
ステアリング装置において、車体の外側部で車軸より上
方に縦軸回りに回動されるステアリングレバーが設けら
れ、該ステアリングレバーの一端のピットマンアームと
が車体側面で前後方向に直線として形成されたドラブリ
ンクで連結されており、前記ステアリングレバーの他端
と一方の操向車輪側の上部に備えられたステアリングレ
バーとが水平方向に延設された連結ロッドで連動連結さ
れていることを特徴とする車輪用ステアリング装置の開
発に威勢したのである。
第１図乃至第３図を参照して本考案の実施例を説明する
。
。
第１図および第２図は前述した従来例と同様に車輪駆動
型トラクタを示し、第４図と共通する部材、部品は共通
符号で示し、以下、改良点について詳説する。
型トラクタを示し、第４図と共通する部材、部品は共通
符号で示し、以下、改良点について詳説する。
車体の一部となる前車軸フレーム２の一側部、具体的に
は車軸３の真上にコ字形ブラケット１７を固着し、この
ブラケット１７にナックル形の中継ステアリングレバー
１８を縦軸１９にて着脱自在でかつ回動自在に枢着して
いる。
は車軸３の真上にコ字形ブラケット１７を固着し、この
ブラケット１７にナックル形の中継ステアリングレバー
１８を縦軸１９にて着脱自在でかつ回動自在に枢着して
いる。
このステアリングレバー１８の一端１８ａとピットマン
アーム１２を車体側面に近接し、かつ、前後方向に直線
として形成されたドラブリンク１６が両端の球継手を介
して連結している。
アーム１２を車体側面に近接し、かつ、前後方向に直線
として形成されたドラブリンク１６が両端の球継手を介
して連結している。
更に中継ステアリングレバー１８の他端１８ｂと上部ス
テアリングレバー１５とをロッド２０が両端の球継手を
介して連結している。
テアリングレバー１５とをロッド２０が両端の球継手を
介して連結している。
そして、該連結ロッド２０は第２図で明らかな如く水平
方向に延設されている。
方向に延設されている。
第３図は非前輪駆動型トラクタの場合であって、車軸３
の両端にキングピン装置２１を介して車輪８が支持され
ており、ステアリング装置の構成は第１図と同様である
。
の両端にキングピン装置２１を介して車輪８が支持され
ており、ステアリング装置の構成は第１図と同様である
。
なお、中継ステアリングレバー１８はトラクタの機種に
もよるが、エンジン１のクランクケースに具備させても
よいものであり、又、車軸３の前又は後に具備させても
よい。
もよるが、エンジン１のクランクケースに具備させても
よいものであり、又、車軸３の前又は後に具備させても
よい。
上記のようにに構成された本考案の実施例によれば、バ
ンドル９の正逆転操作で左右一対の操向車輪８が左又は
右に縦軸回りに操向回動されるのであるが、実施例の場
合には、左旋回の場合につき、車輪８とドラブリンク１
６が干渉接触することなく、シかも、ドラブリンク１６
を一直線の棒体としてもよいことになるのである。
ンドル９の正逆転操作で左右一対の操向車輪８が左又は
右に縦軸回りに操向回動されるのであるが、実施例の場
合には、左旋回の場合につき、車輪８とドラブリンク１
６が干渉接触することなく、シかも、ドラブリンク１６
を一直線の棒体としてもよいことになるのである。
即ち、車体−例としての前車軸フレーム２の一側部にブ
ラケット１７を介して中継ステアリングレバー１８が設
けてあり、これの一端１８ａとピットマンアーム１２と
がドラブリンク１６にて連結され、該ドラブリンク１６
が車体に近づいて平行であることから、左旋回を最大に
した場合でも、車輪８とドラブリンク１６が接触干渉し
ないのである。
ラケット１７を介して中継ステアリングレバー１８が設
けてあり、これの一端１８ａとピットマンアーム１２と
がドラブリンク１６にて連結され、該ドラブリンク１６
が車体に近づいて平行であることから、左旋回を最大に
した場合でも、車輪８とドラブリンク１６が接触干渉し
ないのである。
更に、ドラブリンク１６は一直線棒体とされて、その軸
方向に作用する操作伝達力にて折損することもないし、
その伝達力のすべてをそのまま伝達でき、ここに連結ロ
ッド２０を介して上部ステアリングレバー１５に伝達で
きるのである。
方向に作用する操作伝達力にて折損することもないし、
その伝達力のすべてをそのまま伝達でき、ここに連結ロ
ッド２０を介して上部ステアリングレバー１５に伝達で
きるのである。
本考案は以上の通りであって、中継ステアリングレバー
１８の追加と連結ロッド２０の追加によって、ドラブリ
ンク１６と車輪８との干渉をなくし、車輪８の切れ角を
犬にできるのみならず、ドラブリンク１６の折損を防止
しつつ操作伝達力の伝播がよくなって軽快な操向ができ
る利点がある。
１８の追加と連結ロッド２０の追加によって、ドラブリ
ンク１６と車輪８との干渉をなくし、車輪８の切れ角を
犬にできるのみならず、ドラブリンク１６の折損を防止
しつつ操作伝達力の伝播がよくなって軽快な操向ができ
る利点がある。
また、ステアリングレバー１８は車体の外側部で車軸３
より上方にあり、一方のステアリングレバー１５と前記
レバー１８とが水平方向に延設されたロッド２０で連結
されていることから、こじれを少なくできるばかりか、
そのメンテナンスも車軸３より下方に位置するものに比
べて容易となる利点がある。
より上方にあり、一方のステアリングレバー１５と前記
レバー１８とが水平方向に延設されたロッド２０で連結
されていることから、こじれを少なくできるばかりか、
そのメンテナンスも車軸３より下方に位置するものに比
べて容易となる利点がある。
第１図は本考案の第１実施例としての前輪駆動型トラク
タの平面図、第２図は第１図の正面図、第３図は非前輪
駆動型トラクタの平面図、第４図は従来例の平面図であ
る。 ２・・・・・・前車軸フレーム、３・・・・・・車軸、
８・・・・・・操向車輪、９・・・・・・操向バンドル
、１２・・・・・ゼットマンアーム、１３・・・・・・
下部ステアリングレバー、１４・・・・・・タイロッド
、１５・・・・・・上部ステアリングレバー、１６・・
・・・・ドラブリンク、１８・・・・・・中継ステアリ
ングレバー、 ２０・・・・・・ロッド。
タの平面図、第２図は第１図の正面図、第３図は非前輪
駆動型トラクタの平面図、第４図は従来例の平面図であ
る。 ２・・・・・・前車軸フレーム、３・・・・・・車軸、
８・・・・・・操向車輪、９・・・・・・操向バンドル
、１２・・・・・ゼットマンアーム、１３・・・・・・
下部ステアリングレバー、１４・・・・・・タイロッド
、１５・・・・・・上部ステアリングレバー、１６・・
・・・・ドラブリンク、１８・・・・・・中継ステアリ
ングレバー、 ２０・・・・・・ロッド。
Claims (1)
- 車軸の両端部に備えられた操向車輪がタイロッドで連動
連結されたステアリング装置において、車体の外側部で
車軸より上方に縦軸回りに回動されるステアリングレバ
ーが設けられ、該ステアリングレバーの一端のピットマ
ンアームとが車体側面で前後方向に直線として形成され
たドラブリンクで連結されており、前記ステアリングレ
バーの他端と一方の操向車輪側の上部に備えられたステ
アリングレバーとが水平方向に延設された連結ロッドで
連動連結されていることを特徴とする車輌用ステアリン
グ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978162497U JPS6027730Y2 (ja) | 1978-11-24 | 1978-11-24 | 車輌用ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978162497U JPS6027730Y2 (ja) | 1978-11-24 | 1978-11-24 | 車輌用ステアリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5576766U JPS5576766U (ja) | 1980-05-27 |
| JPS6027730Y2 true JPS6027730Y2 (ja) | 1985-08-21 |
Family
ID=29158274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978162497U Expired JPS6027730Y2 (ja) | 1978-11-24 | 1978-11-24 | 車輌用ステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027730Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6225422Y2 (ja) * | 1980-12-27 | 1987-06-29 | ||
| JPS60106877U (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-20 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 車軸懸架式車両のステアリング装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4714575U (ja) * | 1971-03-17 | 1972-10-20 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS485434U (ja) * | 1971-05-15 | 1973-01-22 | ||
| JPS53103225U (ja) * | 1977-01-22 | 1978-08-19 |
-
1978
- 1978-11-24 JP JP1978162497U patent/JPS6027730Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4714575U (ja) * | 1971-03-17 | 1972-10-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5576766U (ja) | 1980-05-27 |
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