JPS6027317A - 移動農機の扱深さ自動調節装置 - Google Patents

移動農機の扱深さ自動調節装置

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JPS6027317A
JPS6027317A JP58136586A JP13658683A JPS6027317A JP S6027317 A JPS6027317 A JP S6027317A JP 58136586 A JP58136586 A JP 58136586A JP 13658683 A JP13658683 A JP 13658683A JP S6027317 A JPS6027317 A JP S6027317A
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小林 公雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンバインやバインダなどの移動農機の電気
的制御装置に関するもので、特にその作物の扱深さ制御
についての自己診断機能を併有する制御装置に関するも
のである。
従来の移動農機の扱深さ制御装置では、扱深さ調整装置
の現実の位置を検出するセンサからの信号を稈長さを検
出するセンサからの長さ信号と比較することにより調整
装置を駆動させる駆動信号を作り出すようにフィードバ
ンク制御を行うように構成されている。
ところが、上記のフィードバック制御系に異常が発生し
、例えば位置検出センサが正規の信号を発生しなくなる
と、作業が実行不能になるばかりでなく、上記駆動信号
が持続的に発生されて調整装置に疲労がかかるなどの問
題を起こすことがあり得る。
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、扱深さ制御過
程における異常を検出してその旨を表示し得るようにし
た自己診断機能を有する移動農機の制御装置を提供する
ことを目的とするものである。
このため、本発明は、扱深さ制御機能を司る制御回路装
置が位置センサからの入力情報に基づいて扱長さ制御中
に生じた異常を判別するように構成するとともに、判別
結果を表示器にて表示させるようにしたことを特徴とす
る。
本発明によれば、制御回路装置は、作業対象の調整と診
断項目の異常判別とを包括して行うため、調整と密接し
た異常判別が可能となる。つまり異常の判別は、実際の
調整動作が行なわれている際のセンサからの人力情報に
基づいてなされるから、現実の状態に即応したも゛のと
なり、作業者は作業現場で速やかに異常を確認すること
ができる。
異常判別は、制御回路装置が調整装置を調節するための
出力信号を発生した後の位置センサから構成される装置
信号の変化が、予定された値を渦足するかによって判別
することができる。
本発明の1つの実施例によれば、制御1i!]路装置は
扱深さのフィードバンク制御を停止する手段を包括し、
異常内容が駆動装置の損傷につながるような場合に、そ
れによって駆動装置の損傷を未然に防止することを可能
にしている。
以下、本発明を添付図面に示す実施例について詳細に説
明する。
第1図は本発明になる自己診断機能を有する移動農機の
liす御装置の全体構成をブロック線図で示したもので
ある。第1図においては、扱深さ調整機能のみを有した
移動農機の制御装置が図示されているが、本発明は刈高
さ調整機能、移動速皮調a機能、さらには移動方向1M
整機能を併有する制御装置として実施することももちろ
ん可能である。
第1図において符号10は、殻稈搬送装置を示し、図示
しない刈取装置で刈取られた殻稈を横倒れ姿勢に保持し
て、図示しない脱穀装置へと搬送させる。搬送装置10
は可逆式アクチュエータ11と組合わされて、位置調整
され傾斜角度が増減調節されるようになっている。この
実施例では、搬送!!置10の傾斜角度が変わることに
よって、) 脱穀装置への殻稈挿入長さ、すなわち扱深さ量が調整さ
れる。搬送装置10についてのより詳細な構造、および
可逆式アクチュエータ11を油圧作動型とするための構
造については、特開昭57−144918号公報例示の
ように既知である。なお、可逆式アクチュエータ11は
回転電動機と減速機構とを組合せて構成することもでき
る。
制御回路装置12は、各槓センサがらの入力信号を受け
とって予め設定された制御プログラムに従って演掠処理
を実行する過程で、可逆式アクチュエータ11に可逆制
御出方信号を付与し、搬送装置10の位置(角度)を#
1節制御する。
制御回路装置12は、マイクロコンピュータと称される
デジタルコンピュータの構成をとるもので、主要構成要
素として、中央処理袋fit(CPU)13、インプッ
トインターフェイス14、アウトプットインターフェイ
ス15、制御プログラムおよび制御定数が記憶されたプ
ログラムメモリ (ROM)16、データの一時記憶用
メモリ (RAM)17、および図示しないタイミング
調整回路等を含んでいる。なお、RAM17には後述す
る各種1舅データ、刻時カウンタ(タイマ)、変数(フ
ラグ)等が記憶され得る。
制御回路装置12のインプットインターフェイス14に
接続される各槓センサのうち、18.19.20は穂先
センサで、殻稈の長さ方向に一定間隔おきに配置された
リミ・ノドスイッチがらなっている。この種の穂先セン
サについては例えば特開昭57−155918号公報に
その詳細が示されている。根元センサ21は穂先センサ
とで稈長センサをなずもので、穂先センサと同様のリミ
ットスイッチで構成され、これにより当該移動農機が刈
取作業中であるかどうかを検出する。なお穂先センサ1
8〜21、根元センサ21はスイッチ型でなく、アナロ
グ信号を発するものを使用することもできる。
位置センサ22は搬送装置10と一体に取付けられたポ
テンショメータからなり、搬送位置の傾斜角度(位置)
に応じた電気信号(アナログ信号)を発生ずる。
インプットインターフェイス14は、上記スイッチ型の
センサ18〜21のオンオフ信号を受け取ってCPU1
3に伝送するとともに、位置センサ22からのアナログ
信号をデジタル4m号に変換してCPU13に伝送する
。さらに、インプットインターフェイス14は、作業者
により操作されるスイッチのオンオフ信号を受けとって
、CPU14に伝える役割を有している。操作スイッチ
には、モードスイッチ23とメインスイッチ24とが含
まれている。
モードスイッチ23は移動農機を自動詞1311状態と
するか手動1榮作状慈とするかを選択する信号を発生す
るものであり、メインスイッチ24はこの制御装置が作
動状態にあるかないかを示す信号を発生するものである
。メインスイッチ24は可逆式アクチユエータ11〜の
給電路中に挿入されたスイッチであり、メインスイッチ
24の投入中のみ可逆式アクチュエータ11は給電され
て制御回路袋M12からの制御出力信号に応じて作動す
ることができ′る。
制御回路装置12の出力側には、前記可逆式アクチュエ
ータ11の他に表示装置25と報知作動装置26とが接
続されている。
表示装置25は表示ランプ25Aを制御回路装置12か
らアウトプットインターフェイス15を介して付与され
る制御出力信号に応動して点滅し、異常の有無を操作表
示パネル(図示せず)に表示する。なお、表示ランプ2
5Aは後述するように単に異常表示するのみでなく、制
御回路装置112の制御のもとに異常状筋の種別に応じ
て表示内容を変化させるようにしてもよい。
報知作動状態26は、警報器27の給電回路に挿入され
たリレースイッチ2Bを制御回路装置12の制御により
開閉するものであり、重大な異常が生じた場合にリレー
スイッチ28が閉成されて警報器27を鳴動させる。り
・要に応じて、タイマ回路を付設し鳴動時間を制限して
もよい。リレースイッチ28は手動操作スイ・ノチ29
と並列に接続されており、従って警報器27は手動、自
動のいずれの方法によっても鳴動可能である。
制御装置への給電は、搭載直流電源30からキースイッ
チ31を介してなされ、可逆式アクチュエータ11と警
報器27への給電路を除く他の回路部分には定電圧電源
回路32を介してなされる。
定電圧電源回路32はまた、その出力電圧の立ち上がり
に応答して制御回路装置12にパワーメンスタート信号
(リセット信号)を付与する回路を含んでいる。
第2図は制御回路装置12のプログラムメ七り16に記
憶され、CPU13により続出されて逐次実行される制
御プログラムの手段を示すフローチャートである。かか
る制御プログラムによって制御回路袋W12、従って図
示された制御装置全体の動作が規定される。
以下、フローチャート、し基づいて、この制御装置の動
作を説明する。符号100は、キースイッチ31の投入
により制御回路袋w12への給電が開始され、パワーオ
ンスタート機能によりCPU13が制御プログラムの実
行を開始するスタート処理ステップを示す。次いでCP
Uはステップ101で自身の内部レジスタ、RAM17
の記憶内容、およびアウトプットインターフェイス15
の出力端子に発生する制御出力信号の状態を予め設定さ
れた状態に設定する。
次にCPUは、ステップ102で、インプットインター
フェイス14を介して入力される各種センサ、スイッチ
の信号を受け取る。ステップ103で、CPUは入力の
うちのメインスイッチ24の投入状態をチェックする。
メインスイッチ24が投入状態、つまりオン信号を生じ
ているならば、ステップ104以降の制御プログラムが
実行されるが、投入されていなければステップ105の
処理を経てリターンパス106に至る。ステップ105
でCPUは、変数(フラグ)Fを「0」に設定する。こ
のフラグFは、制御装置が“重大な”異常を検出したか
どうかを表わすものでその検出時に「1」にセントされ
る。
ステップ104でCPUは、フラグFの内容をチェック
する。F=0、つまり重大な異常が検出されてないとス
テップ104以降の扱深さ自動制御ならびに自己診断処
理プログラムを実行する。
しかし、重大な異常が検出されているときは、自動制御
ならびに診断処理をバスし直ちにステップ124以降の
異常対策処理プロゲラJ・を実行゛4る。
次にステップ107〜123に表わす自己診断処理につ
いて説明する。CI)U13は、ステップ107で穂先
センサ18〜20からの入力信号を所定の条件と比較対
照することにより、このセンサの稈長検出機能の異常有
無を判別する。ここで、比較対照される所定の条件とは
、3個のセンサ18〜20のうち、上位にあるセンサが
検出状態にあるにもかかわらず下位にあるセンサが非検
出状筋にある場合を示す。
しかしこの制御装置は、1度の異常状態の判別のみでは
異常の存在を認めず、異常状態がある時間(または回数
)以上持続したときにはじめ゛(異常の存在を認定する
ようになっている。すなわち、異常が判別されていない
間、CPUはステップ10日によりタイマ1 (第1刻
時用カウンタのデータ)を「0」に設定し、ひとたび異
常が判別されるとステップ109でタイマ1の内容を加
葬し、ステップ110でタイマ1の内容が予め設定され
た値T+を越えるかどうかをチェックする。
従って異常判別状態が継続している間、タイマ1は加詠
され設定時間が経過するとステップ110よりステップ
111へ処理をすすめる。CPUはCPUはステップ1
11で表示装置25に対して異常表示させるための制御
出方信号を付与する。
この表示は、単に表示ランプ25Aを点灯させるだけで
も良いが、後述する“重大な”異常表示との区別をする
ために、点灯、消灯の周期を変えておくようにしてもよ
い。
この実施例の制御装置は、穂先センサの異常認定は低レ
ベルの異常として扱っており、もし異常となると表示装
置25により作業者に知らせるとともにステップ126
で可逆式アクチュエータ11への制御出力信号の付与を
停止して、搬送装置10の位置をそのままの位置に保持
するようになっている。
CPUはステップ112で、モードスイッチ23の操作
状態をチェックし、自動制御が選択されているか手動操
作が選択されているかを判別する。
もし手動操作が選択されているならば、扱深さの自動制
御ならびにそのN常診断処理は不要であるから、ステッ
プ126へ処理をジャンプ場る。この場合、制御回路装
置12は可逆式アクチュエータ11に制御出力信号を付
与しない。搬送装W110は、図示しないが別に設けら
れた手動作動機構によりその傾斜角度(位置)が変化さ
れ得る。
さて、CPUはステップ113でm深さ調整処理を実行
する。この1M整処理は、根元センサ21からの入力信
号によりこの移動農機が刈取作業中であることを判別す
る第1の段階と、刈取作業中における穂先センサ18〜
2oからの入力信号に基づいて、予め定められている搬
送装置10の目標傾斜角度(位iりをROM16より読
出ず(この続出方法に代えて所定の針W手順を採用して
もよい)第2段階と、続出された目標位置と位置センサ
22からの入力信号になる実際位置とを比較して、その
差分に対応して傾斜角の増減を示す−M整出力を作成す
る第3段階とを含んでいる。
第3段階においては、上記差分に対応し°(、扱深さを
減少させる方向に可逆式アクチュエータ1■を作動させ
る浅扱信号、および扱深さを増加させる方向に可逆式ア
クチュエータ11を作動、させる深扱信号を選択的に作
成する。また、上記差分が僅少値(不感帯として認定さ
れた値)である場合には上記浅扱信号、深扱信号の発生
は停止され可逆式アクチュエータ11をその位置に保持
させようとする。なお、このステップ113においては
、上記浅扱信号、深扱信号、およびその発生の停止を決
定して内部に記憶するのみで、アウトプットインターフ
ェイス15を介して可逆式アクチュエータ11に制御出
力を付与するのは、後続する診断処理を経て後である。
ステップ114〜123は、重大な異常を診断する自己
診断プログラムを表わしており、このプログラムは制御
装置が自動モードで作動している間くり返し実行される
ステップ114のCPU13は、浅扱信号と深扱信号の
いずれかが発生されようとしているかどうかをチェック
する。いずれかが発生されようとしている場合、CPU
はステップ117を処理するが、一方浅扱/深扱信号が
いずれも発生されていないときにCPUはステップ11
5でタイマ2(第2刻時用カウンタのデータ)をrOJ
に設定し、さらにステップ116でそのときの最新の位
置センサ22からの入力位置センサを特別に記憶してお
く。従って、タイマ2の内容はステップ113における
調整において、浅扱/深扱出カを発生しようとし続けて
いる時間、また作業中において浅扱/深扱出力を実際に
発生し続けている時間を表わすものとなる。
ステップ117〜123で規定される診断処理は、要す
るに、重大な異常が存在するかどうかを予め設定された
条件により判定して、その結果により、プログラムの実
行をステップ124以降の異常対策処理にすすめるかス
テップ125の#姥出力処理にすすめるかの分岐を行う
ことである。
異常判定の条件として以下のfl)、(2)、(3)の
3つが設定されている。
条件(1):浅汲出力または深扱出力が可逆式アクチュ
エータ11に付与されてから、予め設定されたtplの
時間(T3)後に位置センサ22からの入力位置信号が
変化したか? 条件(2):浅扱出力または深扱出力が予め設定された
第2の時間(T4)以上にわたって連続して付与された
か? 実施例を参照して説明すると、浅扱出力または深扱出力
の発生している時間は、タイマ2の内容(ステ・7ブ1
15で「0」にリセットされ、ステップ117において
所定量ずつ加算される)によって示される。
まず、条件(1)について説明するとステップ118で
CPU13は、浅扱または深扱の出力時間がタイマ2の
内容が第1の時間を表わす基準データT3を越えたかど
うかを判別する。判別結果が肯定であるときにCPUは
、位置センサから入力された最新の位置データが、ステ
ップ116で時間T 3 JJ前に入力された位置デー
タに比して決められた変化を示しているかどうかを判別
する。すなわちステップ119では、最新の位置データ
と記憶されている位置データとの差分を計算し、ステッ
プ120でこの差分の絶対値が予め設定された基準値を
越えたかどうかをチェックすればよい。
次に条件(2)については、ステップ121に1?ける
判別がこれに該当する。ここで、浅扱または深扱の出力
時間の測定はステップ117におい′(加算されるタイ
マ2の内容を、そのまま第2の時間を摩す基準データT
4と比較するだけでよい。u32の時間(T4)は可逆
式アクチュエータ11が全移動ストロークを移動するに
要する時間とばば同じに定めるものとする。
条件(3):作業中、つまりメインスイッチ24が投入
されている時間中における浅扱出カと深扱出力との時間
比率がアンバランスになっていないかどうか? つまり、可逆式アクチュエータIIにより動かし得る搬
送装置10の傾斜角度(位置)の範囲は予め決まってお
り、また浅扱出カによるアクチュエータ11の一方の方
向への単位時間当りの移動量と深扱出力によるアクチュ
エータ11の他方の方向への単位時間当りの移動量とが
その絶対値において等しいものとすると、制御装置が正
常に作動し続けている限り上記移動量はほぼ相殺され浅
扱出力の発生時間と深扱出力の発生時間とはほぼ等しく
なる。ところが、何らかの支障によりアクチュエータ1
1の一方向への移動に対してのみ過大な負荷が加わると
、移動量が相殺されたかどうかは別問題として浅扱/深
扱の出力時間の差分の絶対値が大きくなる。
ステップ122.123は、こうした上記条件fllを
判定するために用意にされている。CPUはステップ1
22において、浅扱出力時間と深扱出力時間との積分値
を計算する。この計算は、(浅扱出力時間の合計値T 
A )と(深扱出力時間の合計値Ta)との差をめるこ
とによって行うことができる。
この実施例では、ステ・ノブ102以下のプログラム処
理の時間間隔がほぼ一定になることを利用して、ステッ
プ122において浅扱出力が発生しているときはデータ
TAを所定数Taだけ加算し、深扱出力が発生している
ときはデータT8を所定数Tbだけ加算し、その1TA
−TBをめることによって実現できる。なおT a =
 1’ bとする場合には、アップダウンカウンタの要
領でいきなり積分値をめることができる。
ステップ123でCPU13は、計算された積分値の絶
対値を予め設定された基準値′r2と比較する。この基
準値T2は、浅扱/深扱出力により可逆式アクチュエー
タ11が全ストロークを移動するのに通常要する時間以
上の値で余裕度をもって任意に定めることができる。上
記積分値は、機械的な誤差のために装置が正常であって
も作業時間が長くなると上記基準値T2に接近する心配
がある。このため、前記合計値TA、”reを適当な周
期で予め定めた値に設定し直すようにしてもよい。
さて、上述した以上診断処理が実行された後、以上が存
在しなければCPUはステップ125.126に示す調
整出力処理または出力強いて処理を行う。つまりCPU
は1M+7出力処理ステツプ125ではステップ113
で決定された浅扱信号J、たは深扱信号を可逆式アクチ
ュエータ11に付与し、ステップ126では上記両信号
の付与を停止する。かくして、制御回路装置12は穂先
センサ18〜20等のセンサからの人力信号に基づいて
決定される傾斜角度となるように搬送装置10を可逆的
に調節し、またはこれを保持することによって扱深さが
最適となるように調整する。
異常が存在する場合、CPUはステップ124〜131
に表わす異常対策処理を実行する。ここで、CPUはス
テップ124において、フラグFをrlJにセットする
。これによって、制御装置は異常存在の認定を確定し、
これ以後ステップ107以下の不要な異常診断を中止す
る。
ステップ127でCPU13はアウトプットインターフ
ェイス15を介しての可逆式アクチュエータ11への浅
扱/深扱出力の付与を停止する。
このため、可逆式アクチェエータ11による搬送層MI
Oの角度間11ji機能は無効となる。搬送層10の傾
斜角度はそのまま保持され、図示しない手動操作機構に
よってのみ傾斜角度を変えることが可能となる。
ステップ128でCPUは、アラ1プ、トインターフエ
イス15を介して表示装置25に制御出力信号を付与し
、表示ランプ25Aを点灯さ−lる。
さらにCPUはステップ129でモードスイ・ッチ23
の操作状紡をチェックし、自動制御が選択されている間
、ステップ130でアウトブソI・4ンターフエイス1
5を介して報知作動装置26に付勢信号を与える。付勢
信号はモードスイッチ23により手動操作が選択されて
、ステップ13]を実行するまで付与されつづける。結
局、作業音が警報器27の鳴動に気づいてモードスイッ
チ23を切替えるまで、警報器27は鳴動しつづける。
以上説明したように、ステップ104〜131の制御プ
ログラムを制御回路装置12が実行することによって、
この制御装置は搬送装置1oの位置を自動調節して扱深
さが最適なるように自動調整するとともに、その過程に
おいて口先センサ18〜20、位置センサ22、可逆式
アクチュエータIll駁送装置10、さらには制御回路
装置12自身を含む電気回路、の以上を判別して作業者
に表示(III知)する。さらに″を天な”異常と認定
した場合に、可逆式アクチュエータIIの調節機能を無
効とし可逆式アクチュエータ11または搬送装置10に
過大な負荷が加わり続けるのを防止する。
ステップ104〜131に図示された扱深さ調整につい
てWi制御プログラムが実行された後、CPUはリター
ンパス106を経てステップ102からのプログラム実
行を再びくり返す。この際この制御装置が移動農機のそ
の他の調整機能を併用する場合、移動速度調整、移動方
向調整、刈高さ調整等の各調整制御プログラム132.
133.134を実行するようにしてもよい。これらの
調整制御プログラムにおいても、扱深さ調整と同様に異
常診断処理を設定することができることは言うまでもな
い。また、その他の異常検出スイッチからの入力を受け
て、別に設けた異常警報装置を作動させる警報制御プロ
グラム135を付加することもできる。
リターンパス106において、CPU 13一定時間間
隔が到来するまで待ちステップ136をくり返ず。つま
りCPUは処理時期が到来するとステップ102からの
処理を実行するタイミング調整機能をもっている。
以上詳細に説明したように、本発明は、移動農機の扱深
さ調整において、調整装置の現実の位置をフィードバッ
クする位置センサからの信号を監視することにより、作
業状態に即して異常を判別することができ、作業者等に
対し適切な処置を促すことを可能ならしめるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例になる移動農機の制御装置の
全体構成を示すブロック線図、第2図は第1図に示され
る制御回路装置によって実行される制御プログラムを示
すフローチャートである。 10・・・殻稈搬送装置(調整装置)、11・・・可逆
式アクチュエータ(駆動装Wi>、r2・・・制御回路
装置、22・・・位置センサ、25・・・表示装置。 代理人弁理士 岡 部 隆

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11作物の扱深さをHMするために#1整装置を電気
    的制御装置により位置調節するようにした移動農機のN
    i制御装置であって、 Oil ilc!調整装置の現実の位置に対応した位置
    信号を(ル給するセンサと、 このセンサからの位置信号を受けて前記調整装置の位置
    を調整するための第1の出力信号を発生する第1の手段
    およびこのセンサからの位置信号に応じて該調整過程の
    異常を判別しこの判別結果に対応する第2の出力信号を
    発生する第2の手段とを含む制御回路装置と、 前記調整装置を前記制御回路装置の第1の出力信号によ
    り関節する駆動装置と、 前記プログラム制御装置の第2の出力信号により異常を
    表示する表示装置と、 を備えてなる自己診断機能を有する移動農機の制御装置
    。 (2)前記制御回路装置において、前記第2の手段が、
    前記第1の出力信号の発生後の前記位if信号の変化に
    より異常判別するようになっていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の自己診断機能を有する移動
    農機のM御装置。 (3)稈長センサが設けられ、前記制御回路装置が稈長
    センサからの信号に基づいて前記調整装置のU御目標位
    置を決めるとともに、稈長センサの検出信号を所定の条
    件と比較して異常を判別するようになっている特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載の自己診断機能を有す
    る移動農機の制御装置。 (4)前記制御回路装置が、前記第2の手段により異常
    が判別されたときに前記第1の手段による調節機能を無
    効にするように構成されている特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項または第3項に記載の自己診断機能を有する
    移動農機の制御装置。
JP58136586A 1983-07-26 1983-07-26 移動農機の扱深さ自動調節装置 Granted JPS6027317A (ja)

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JP (1) JPS6027317A (ja)

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JPS6332422A (ja) * 1986-07-28 1988-02-12 井関農機株式会社 コンバインの扱深制御方式

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JPS5818437U (ja) * 1981-07-30 1983-02-04 セイレイ工業株式会社 扱深さ自動制御装置における稈詰り警報装置
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JPH0461606B2 (ja) 1992-10-01

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