JP2911701B2 - コンバインのメータユニット - Google Patents

コンバインのメータユニット

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JP2911701B2
JP2911701B2 JP2017693A JP2017693A JP2911701B2 JP 2911701 B2 JP2911701 B2 JP 2911701B2 JP 2017693 A JP2017693 A JP 2017693A JP 2017693 A JP2017693 A JP 2017693A JP 2911701 B2 JP2911701 B2 JP 2911701B2
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珠喜 中
克也 臼井
高原  一浩
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、農地内を走行して作
物を収穫するコンバインに関し、特にコンバインの操縦
部に設けられるメータユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、農業機器であるコン
バイン61は刈取装置62、搬送装置63、原動装置6
4、脱穀装置65、選別装置66および収納装置67を
搭載して構成されている。このコンバイン61は操縦部
68に搭乗した作業者によって操縦される。このように
複数の装置を搭載したコンバイン61により農地内を走
行し、作物の穀稈を刈り取って穀粒を離脱および収穫す
るためには、作業状況に応じて各装置を適正な状態に制
御しなければならない。このため、各装置はそれぞれが
独立した制御部を備えており、これら制御部は所定の部
位に設けられたセンサの検出データに基づいて各装置を
制御する。例えば、刈取装置62を制御する刈取装置制
御部は、穀稈の有無を検出する株元スイッチおよび穀稈
の穂先位置を検出する穂先センサの検出データに基づい
て刈取装置62を昇降制御する。また、操縦部68に搭
乗した作業者は、刈取作業中において各装置の制御状態
を認識しておく必要があり、各制御部の制御状態は操縦
部68に表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
コンバインにおいて故障発生時の故障箇所や原因の追求
等に際して、各装置を制御する制御部が適正に動作して
いるか否かをチェックする必要があるが、このチェック
に当たって従来は可搬型の診断用端末装置を用いてい
た。このため、コンバインには診断用端末装置を各制御
部に電気的に接続するためのコネクタおよび配線を備え
る必要があり、故障の原因となる断線等の発生箇所の増
加を招く問題があった。また、点検作業時に診断用端末
装置が必須となるため、これを備えていない作業者は故
障発生時に復旧のための速やかな処理を実行することが
できない問題があった。
【0004】この発明の目的は、各制御部におけるセン
サ等の検出データを操縦部に既設のメータユニットを用
いて表示できるようにし、点検作業時において専用の診
断用端末装置を不要にし、これを各制御部に接続するた
めの配線およびコネクタを排除して故障原因の発生箇所
を削減することができるとともに、制御部のチェックを
作業者において速やかに且つ容易に行うことができるコ
ンバインのメータユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のコンバインの
メータユニットは、それぞれが独立した制御部により制
御される複数の装置を搭載したコンバインの制御部に設
置されるメータユニットであって、メータユニットに接
続されたコンバインの種別毎に異なるスイッチユニット
に点検スイッチ及び識別手段を設け、この点検スイッチ
の操作に応じて各装置の制御部が有するセンサが検出し
た点検用の検出データをメータユニットに接続された制
御ユニットに一時格納するセンサ情報記憶手段と、識別
手段が表す種別を読み出して制御ユニットに送信する手
段と、所定の入力操作に応じてセンサ情報記憶手段に記
憶された点検用の検出データをメータユニットを構成す
る表示器に表示する検出データ表示手段と、を設けたこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】この発明においては、メータユニットに接続さ
れたスイッチユニットに設けられている点検スイッチを
操作すると、各装置に独立して設けられた制御部から各
センサが検出した点検用の検出データがメータユニット
に接続された制御ユニットに格納される。
【0007】所定の入力操作を行うと、制御ユニットに
格納されている検出データがメータユニットを構成する
表示器に表示される。従って、各装置の制御部が有する
センサ等が検出した点検用の検出データが、操縦部に既
設のメータユニットを構成する表示器に表示される。
た、コンバインの種別毎に異なるスイッチユニットには
コンバインの種別を表す識別手段が設けられており、こ
の識別手段が表すコンバインの種別が制御ユニットに送
信される。制御ユニットは送信された種別に応じた内容
で制御をメータユニットを制御する。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の実施例であるコンバイン
のメータユニットの外観図である。メータユニット1は
コンバインの操縦部において、搭乗した作業者の正面に
対向する位置に設置される。このメータユニット1には
図外のコネクタを介してスイッチユニット2および制御
ユニット3が接続されている。メータユニット1には操
作内容等を指示するガイダンスを表示するLCD4、異
常時に警告を発生する警報ブザー5、原動機であるエン
ジンの回転数を表示する回転計6、エンジンの動作時間
を積算的に表示するアワーメータ7およびエンジンの動
作状態等を表示するLED9a〜9cが設けられてい
る。またLCD4の上面にはタッチパネル10が備えら
れている。制御ユニット3はこれらメータユニット1に
設けられているLCD4の表示データ等を作成し、シリ
アル通信によりメータユニット1に送信する。一方、ス
イッチユニット2には自動扱深さ制御や自動方向制御を
指示するスイッチとともに、点検モードの選択に係る点
検スイッチ8が設けられており、これらスイッチの操作
データがパラレルデータとしてメータユニット1に入力
される。
【0009】図2は、上記コンバインのメータユニット
および制御ユニットの構成を示すブロック図である。メ
ータユニット1の制御部はROM32およびRAM33
を備えたCPU31によって構成されている。このCP
U31には内部バスを介してS/Pインタフェース3
4、LCDコントローラ35、I/Oインタフェース3
6〜39、スイッチコントローラ40およびタッチパネ
ルコントローラ46が接続されている。CPU31は、
ROM32に予め書き込まれたプログラムに従って各入
出力装置を統括制御する。この間に入出力されるデータ
がRAM33に格納される。LCDコントローラ35に
はLCD4が接続されており、I/Oインタフェース3
6〜39のそれぞれにはブザードライバ41、回転計ド
ライバ42、アワーメータドライバ43およびLEDド
ライバ44が接続されている。ブザードライバ41はブ
ザー5を駆動し、回転計ドライバ42は回転計6を駆動
する。アワーメータドライバ43はアワーメータ7を駆
動し、LEDドライバ44はLED9a〜9cを駆動す
る。スイッチコントローラ40にはコネクタ45を介し
てスイッチユニット2が接続されており、タッチパネル
コントローラ46にはタッチパネル10か接続されてい
る。
【0010】制御ユニット3は、CPU11に内部バス
を介してROM12、RAM13、P/Sインタフェー
ス14、刈取装置制御部15、脱穀装置制御部16およ
び駆動装置制御部17などを接続して構成されている。
CPU11はROM12に予め書き込まれたプログラム
に従って制御部15〜17などを制御するとともに、イ
ンタフェース14を介してメータユニット1との間でデ
ータの送受信を行う。
【0011】この間に入出力されるデータはRAM13
の所定のメモリエリアに一時格納される。前述のよう
に、メータユニット1と制御ユニット3との間ではシリ
アル通信によりデータが送受信される。このため、RO
M12,32には、予めシリアル通信用の通信プロトコ
ルが設定されており、このプロトコルに従ってCPU1
1はCPU31との間でデータを送受信する。
【0012】CPU11は各制御部15〜17等から入
力される検出データに基づいてメータユニット1の各装
置において表示すべきデータを作成し、P/Sインタフ
ェース14によりパラレルデータをシリアルデータに変
換してメータユニット1に送信する。メータユニット1
のCPU31は、S/Pインタフェース34によりシリ
アルデータをパラレルデータに変換して入力された表示
データに基づいて、LCDコントローラ35および各ド
ライバ41〜44に駆動データを出力する。また、CP
U31にはスイッチコントローラ40およびタッチパネ
ルコントローラ46を介してスイッチユニット2および
タッチパネル10における操作データが入力される。C
PU31はこの操作データをS/Pインタフェース34
を介して制御ユニット3に送信する。制御ユニット3の
CPU11は入力された操作データに基づいて各制御部
15〜17に対し制御データを送信する。
【0013】なお、メータユニット1のI/Oインタフ
ェース36〜39はラッチ回路を備えており、CPU3
1から出力された駆動データを保持する。また、スイッ
チコントローラ40およびタッチパネルコントローラ4
6は、スイッチユニット2およびタッチパネル10の操
作内容を保持する。
【0014】また、スイッチユニット2が備えるスイッ
チの構成は、コンバインの機種別の機能や付属装置の有
無に応じて異なる。そこで、スイッチユニット2を機種
別および付属装置の有無別に設け、メータユニット1が
装着されるコンバインの種別等に応じて適合するスイッ
チユニット2が接続される。このスイッチユニット2に
は、例えば、複数の端子におけるインピーダンスの高低
の組み合わせによって機種別を表示する識別機能が備え
られている。この識別機能によって表される種別等の内
容もスイッチコントローラ40において保持される。C
PU31はこの識別データを所定のタイミングで制御ユ
ニット3に送信する。制御ユニット3のCPU11は送
信された識別データに基づいて制御部15〜17等にお
ける制御内容を変更する。
【0015】図3は、上記制御ユニット3の一部を構成
するRAMの要部のメモリマップである。RAM13の
メモリエリアMA1は、同図に示すように、刈取装置制
御部15、脱穀装置制御部16および駆動装置制御部1
7などから個別に入力された検出データを、各制御系ご
とに格納するエリアに割り当てられている。
【0016】図4は、上記制御ユニットにおける処理手
順の一部を示すフローチャートである。メータユニット
1に接続されたスイッチユニット2において、点検スイ
ッチ8が操作されると、メータユニット1のCPU31
はこの点検スイッチ8の操作データをCPU11に送信
する。点検スイッチの操作データを受信したCPU11
は、各逝去部15〜17等から検出データの読取を行い
(n2)、これをRAM13のメモリエリアMA1に格
納する(n3)。これとともに、CPU11は、メータ
ユニット1に対して点検モードの表示データを送信す
る。こお表示データを受信したCPU31は、LCDコ
ントローラ35に対して、点検モードの実行中である旨
の表示データを出力する。これによって、メータユニッ
1のLCD4には点検モードを実行中である旨の表示
がなされる。
【0017】この表示に従って作業者がLCD4上のタ
ッチパネル10を操作すると(n5)、その操作データ
がCPU31より読み取られ、制御ユニット3に送信さ
れる。このタッチパネル10の操作データを受信したC
PU11は、該当する検出データをRAM13のメモリ
エリアMA1から読み出し(n6)、読み出した検出デ
ータをメータユニット1に送信する。検出データを受信
したメータユニット1のCPU31は、この検出データ
をLCDコントローラ35に供給する。これによって検
出データがLCD4に表示される(n7)。従って作業
者はLCD4の表示に従ってタッチパネル10を操作す
ることにより、所望する制御部の検出データをLCD4
上に表示させることができる。上記n5〜n7の処理は
スイッチユニット2において点検スイッチ8の設定が解
除されるまで継続される(n8,n9)。
【0018】図5は、上記制御ユニットの起動時におけ
る処理手順の一部を示すフローチャートである。制御ユ
ニット3のCPU11は、起動後においてメータユニッ
ト1から識別コードを読み取る。この識別コードは前述
のように、メータユニット1に接続されたスイッチユニ
ット2から出力される。CPU11はメータユニット1
のCPU31に対して識別データを送信すべき旨のコマ
ンドを送信する(n11)。このコマンドを受信したC
PU31はスイッチコントローラ40から識別コードを
読み取り、これを制御ユニット3に送信する。CPU1
1は送信された識別コードに基づいて種別を設定し(n
12)、この種別に応じたLCD4の通常時における初
期表示データをROM12から選択し(n13)、この
表示データをメータユニット1に送信する。これによっ
てメータユニット1のCPU31は種別に応じた内容の
初期表示をLCD4において行う(n14)。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、スイッチユニットに
設けられた点検スイッチの操作により点検モードを設定
すると、制御ユニットに入力される各制御部の検出デー
タがメータユニットに設けられた表示器に表示されるた
め、診断用端末装置等を用いることなく作業者が適宜容
易に各装置の異常診断を行うことができ、故障発生時に
速やかに故障箇所の復旧作業を実行できる利点がある。
また、診断用端末装置を電気的に接続するための配線や
コネクタを排除でき、断線等の故障発生箇所を削減でき
る利点もある。さらに、コンバインの種別が操縦部に設
けられたスイッチユニットの識別手段から読み出されて
制御ユニットに自動的に設定されるため、コンバインの
種別の設定作業を別途行う必要がなく、コンバインの組
立作業を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるコンバインのメータユ
ニットの外観図である。
【図2】同メータユニットおよび制御ユニットのブロッ
ク図である。
【図3】同制御ユニットを構成するRAMの要部のメモ
リマップである。
【図4】同制御ユニットにおける処理手順の一部を示す
フローチャートである。
【図5】同フローチャートである。
【図6】この発明の実施例を含む一般的なコンバインの
構成を示す平面の略図である。
【符号の説明】
1−メータユニット 2−スイッチユニット 3−制御ユニット 4−LCD MA1−メモリエリア(センサ情報記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 繁樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平5−84011(JP,A) 実開 平3−25907(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 41/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれが独立した制御部により制御され
    る複数の装置を搭載したコンバインの制御部に設置され
    るメータユニットであって、 メータユニットに接続されたコンバインの種別毎に異な
    スイッチユニットに点検スイッチ及び識別手段を設
    け、この点検スイッチの操作に応じて各装置の制御部が
    有するセンサが検出した点検用の検出データをメータユ
    ニットに接続された制御ユニットに一時格納するセンサ
    情報記憶手段と、識別手段が表す種別を読み出して制御
    ユニットに送信する手段と、所定の入力操作に応じてセ
    ンサ情報記憶手段に記憶された点検用の検出データをメ
    ータユニットを構成する表示器に表示する検出データ表
    示手段と、を設けたことを特徴とするコンバインのメー
    タユニット。
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