JP3375782B2 - コントローラ用チェックシステム - Google Patents

コントローラ用チェックシステム

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JP3375782B2
JP3375782B2 JP8541795A JP8541795A JP3375782B2 JP 3375782 B2 JP3375782 B2 JP 3375782B2 JP 8541795 A JP8541795 A JP 8541795A JP 8541795 A JP8541795 A JP 8541795A JP 3375782 B2 JP3375782 B2 JP 3375782B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、果樹園等における薬剤
散布機(スピードスプレヤ)、コンバイン、田植機等の
各種農作業を実行する作業車両等に搭載したコントロー
ラの作動、該コントローラに接続されたセンサ等の入力
部及びアクチュエータ等の出力部の作動状態を検査する
チェックシステムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、前記の各種の作業車両に搭載
したマイクロコンピュータ等によって構成されたコント
ローラにて、当該作業車両のセンサ等の入力部の作動状
態や、エンジンの出力や各作業機のアクチュエータ等の
出力部の作動状態を制御する装置にあっては、これらの
作動状態をチェッカ装置にて検査することが行われてい
る。 【0003】その場合、作業車両の種類や機種が多種類
あれば、そのチェック項目や、作動状態がそれぞれ異な
るため、これらに対応すべく、異なるチェックプログラ
ムを備えた複数のチェッカ装置を準備する必要があり、
品質管理等の面で不都合が多かった。 【0004】これを解消するため、特開平1−2064
03号公報では、記録担体、例えばICカード毎に前記
機種等に応じて異なるチェックプログラムを格納してお
き、検査すべき機種に対応する記録担体をチェッカ装置
に対して差し替え可能に装着することを提案している。 【0005】また、特開平3−150638号公報で
は、同じ種類で機種のみが異なる2つの作業車両、例え
ば、大型のコンバインと中型のコンバインのような場合
には、多くの検査項目が共通するが、大型のコンバイン
にのみ装着したオプション的機能に対する検査も必要と
なるので、チェックプログラムのうち共通する部分(共
通プログラム)はチェッカ装置における記憶手段に記憶
させておく一方、チェックプログラムのうちコントロー
ラ毎に異なる部分(固有プログラム)は、当該コントロ
ーラにおける記憶手段に記憶させ、チェッカ装置とコン
トローラとを接続した際に、コントローラ側に記憶させ
た固有プログラムを、チェッカ装置の記憶手段に一旦転
送した後、チェッカ装置における共通プログラムと前記
固有プログラムとを実行することを提案している。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合、作業車両が同じ種類で機種のみが異なっても、別
のICカードを準備しなければならない。後者の場合、
例えば機種が多数あるときには、共通プログラムが最小
公倍数的に最も少ないものとなり、固有プログラムのほ
うが多くなり、チェッカ装置に固有プログラムを転送す
る時間が長くなる。また、作業車両の種類が異なれば、
別のチェッカ装置を用いる必要があるから、品質管理等
の面での不都合を解消できないという問題があった。 【0007】さらに、前者、後者とも、誤ったICカー
ドやチェッカ装置を使用したときの、誤作動に対する防
衛処置が取られていないから、検査者による誤操作にて
コントローラや作業車両自体の破損のおそれがあった。 【0008】他方、これらの従来技術では、検査項目の
多いコントローラは、一般的に入力端子や出力端子の数
が多いから、そのコントローラとチェッカ装置とを接続
する通信コードの線数やコネクタの端子数、接続端子の
位置等が異なることになり、機種が異なる毎に専用のハ
ーネスを準備しなければならないという問題は解決でき
なかった。 【0009】しかも、1つの作業車両に制御用のコント
ローラが2つ以上搭載され、これらの複数のコントロー
ラが相互に関連しているものや主従関係にあるもの、ま
たは互いに補完関係にあるものでは、その個々のコント
ローラ自体の作動状態を検査するには、他方のコントロ
ーラとの接続を遮断して、検査対象のコントローラのみ
にハーネスを接続して検査しなければならないという問
題もあった。 【0010】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
べくなされたものであり、安全で、且つ操作し易いよう
にしたコントローラ用チェックシステムを提供すること
を目的とするものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明のコントローラ用チェックシ
ステムは、検査対象となる作業車両等に搭載した複数の
コントローラと接続し、予め記憶させたチェックプログ
ラムに従って前記コントローラ等の作動を検査するチェ
ッカ装置を備えたチェックシステムにおいて、複数のコ
ントローラとチェッカ装置とを、それぞれシリアルI/
Oポートを介してデータ通信するように接続し、各コン
トローラの記憶手段には、当該コントローラの種類や機
種を識別するための識別コードと、検査項目コードとを
記憶させる一方、前記チェッカ装置に、複数の種類や機
種のコントローラに対応する識別コード別の多対象チェ
ックプログラムを予め格納した記録媒体を装着し、前記
チェッカ装置から送信される起動コマンド及び指定する
識別コマンドを含む識別コード問い合わせコマンドは、
相手側のコントローラの種類に拘らず統一されており、
前記チェッカ装置からの前記統一した起動コマンドに応
答して前記各コントローラを起動させ、前記チェッカ装
置から前記統一した識別コード問い合わせコマンドを送
信し、前記識別コード問い合わせコマンドに応答してコ
ントローラは識別コードを判別し、前記指定された識別
コードに対応するコントローラのみが識別応答コマンド
をチェッカ装置に送信し、前記チェッカ装置は、該当す
る識別コードに対応するチェックプログラムを起動さ
せ、これに対応する指令動作を実行するように構成した
ものである。 【0012】 【実施例】次に、本発明を無人自動走行型の薬剤散布機
(スピードスプレヤ)に適用した実施例について説明す
る。スピードスプレヤの走行車両1の前部側にハンドル
3を備えた運転操作部2を有し、走行車両1には薬液タ
ンク4とその後部に噴霧部5とを備えている。 【0013】噴霧部5は、走行車両1の下面を除く外周
面に適宜間隔で半径外向きに臨ませた多数の噴霧ノズル
6と、その半径外向きに風を送る送風機7が装着され、
前記噴霧ノズル6は走行車両1の左右及び上面との3区
画若しくは左右2区画ごとに噴霧の作業を実行するよう
に散布制御できるものである。 【0014】符号8,8は左右前輪、符号9,9は左右
後輪であり、これらの4輪はエンジン10からの動力が
走行変速機構11を介して各々伝達されて駆動できるい
わゆる4輪駆動型であり、エンジン10からの動力をP
TO出力変速伝達機構12を介して送風機7を回転さ
せ、また噴霧ノズル6に対する動噴ポンプ13を駆動さ
せる。 【0015】ハンドル3付き操舵装置14は、図3に示
すような機械的または油圧系統を含むパワーステアリン
グ機構15であり、このパワーステアリング機構15は
図4に示す油圧回路16における複動式の油圧シリンダ
17にて作動し、油圧シリンダ17が伸長するとき、平
面視W字状のベルクランク18を介して後輪9,9を左
向きに変更すると共に、連結ロッド19及び平面視V字
状のベルクランク20を介して前輪8,8を右向きに変
更する(油圧シリンダ17が縮小するときには前輪は左
向き後輪は右向きに変更される)というように、前後4
輪ともに向きを変えて左右に回動変更できるいわゆる4
輪操舵型である。 【0016】その油圧回路16を図4に示し、符号28
は、自動操舵用の油圧シリンダ17に対する電磁ソレノ
イド式の制御弁であり、符号29は走行クラッチ作動の
ためのアクチュエータとしての油圧シリンダ30を制御
する電磁ソレノイド式の制御弁、符号23は手動操舵操
作の場合に使用する制御弁である。 【0017】制御弁29、28は、油圧ポンプ22から
の作動油送りの場合に前記手動操舵用の制御弁23より
も上流から分岐した油圧管31に接続し、しかも、走行
クラッチ作動用の制御弁29は、自動操舵用の制御弁2
8よりも上流側になるよう直列状に連結する。 【0018】従って、走行クラッチを作動させるべく、
制御弁29を中立位置以外の位置に作動させるときに
は、その油圧シリンダ30が優先的に作動し、操舵用の
油圧シリンダ17の作動は二次的となる。 【0019】なお、手動操舵のときには、油圧ポンプ2
2から送られてきた油が制御弁23を介して油圧モータ
21に送られ、この油圧モータ21からの油送り量をハ
ンドル3の回動角度に比例するように作動させ、この油
を前記ステアリング機構15に取付く複動式の油圧シリ
ンダ17に送る。自動操舵制御のときには油圧ポンプ2
2から制御弁29の中立位置及び電磁ソレノイド式制御
弁28を介して油圧シリンダ17に作動油を送る。 【0020】符号25は前輪8の操舵角度を検出できる
ポテンショメータ等の操舵角度センサであり、この場
合、左右車輪の向き角度の平均値を求めて検出しても良
い。なお、前輪と後輪とを別々の油圧シリンダ式パワー
ステアリング機構を介して連結して、前輪と後輪とを個
別的に操舵制御するようにしても良い。 【0021】走行車両1の下面には、その前部に左右一
対の磁気センサ26a,26bを設ける。この磁気セン
サ26a,26bは、導体をコイル状に巻いたピックア
ップコイルであっても良いし、ホール素子、ホールI
C、磁気抵抗素子、磁気トランジスタであっても良く、
交流電流発生装置にて誘導ケーブル27に印加された適
宜周波数の交流電流により、当該誘導ケーブル27の周
囲に発生する交流磁界の強度を検出することができるも
のである。誘導ケーブル27は果樹園の作業経路である
誘導経路に沿って形成した溝内に敷設するか、または地
中に埋設する。 【0022】また、誘導経路に沿うように感知する手段
の他の実施例としては、誘導経路沿って設けた標識や木
立を超音波センサ、赤外線センサ等のセンサにより感知
するようなものであっても良い。 【0023】以上の構成は、薬剤散布機に限らず、その
他の作業用の自動走行車両に適用できることはいうまで
もない。 【0024】図5は噴霧部5の実施例を示し、薬液タン
ク4からの液状薬剤は、タンクドレイン弁32、フィル
タ33を介して動力噴霧ポンプ13に入り、主弁34、
パイプ35を介して薬液分配器36から左右及び中央
(上)の切換弁37,38,39を介して各方向の噴霧
ノズル6に噴出させるものであり、各切換弁37,3
8,39には切換操作用モータ37a,38a,39a
が設けられ、走行車両の走行方向と被散布物(樹木)と
の位置関係により、所定の向きにのみ薬液を噴霧するこ
とを選択することができる。なお、符号40は調圧弁、
符号41は補正噴霧用吐出パイプ42に接続した停止弁
であり、パイプ42の先端にホース(図示せず)を繋
ぎ、薬液が掛からなかった樹木に手作業で噴霧する。 【0025】運転操作部2における操作パネルに設けた
キースイッチ(図示せず)に、始動時にキーを差し込ん
で、所定角度回動すると、後述の制御装置100が立ち
上がり(起動して)、実行準備状態(待機状態)とな
る。次いで、さらに所定角度回動すると、スイッチ45
がスタータ位置を検出すると共にセルモータが起動して
エンジン作動させることができる。また、前記操作部に
は、自動モード設定スイッチ46、自動モードに設定さ
れたとき点灯する自動モードランプ47、各種パイロッ
トランプ群48、作業者が座席に座っているときの状態
を検出するセーフティスイッチ49等が配置されてい
る。 【0026】図6は、走行車両の制御をマイクロコンピ
ュータのソフトにより実行する場合の制御装置100の
機能ブロック図を示し、第1コントローラ101及び第
2コントローラ102を備え、この2つのコントローラ
101,102はコネクタを介して接離可能なシリアル
通信線103で入出力ポート118,119間を接続
し、制御信号等を相互に相手側に転送できる構成であ
り、また、コントローラ監視ユニット70にて各コント
ローラ101,102が正常に作動しているか否かを監
視している。 【0027】第1コントローラ101のデジタルインタ
ーフェイスである入出力ポート(I/Oポート)133
には、次に述べる入力部120と出力部122とを接続
する(図7参照)。入力部120としては、前記誘導ケ
ーブル27からの磁気を検出する磁気センサ26a,2
6bと、操舵用の油圧シリンダ17のピストンロッドの
ストローク位置を検出するためのストロークセンサ71
と、走行車両1の前バンパーの前面に取付けて障害物が
接触したとき走行停止させるためのタッチセンサ72
と、自動モード設定スイッチ46と、エンジン10の回
転数センサ73と、走行変速機構11における主変速レ
バーの位置を検出するスイッチ74と、車速センサ75
と、前記キースイッチのスタータ位置検出スイッチ45
と、セーフティスイッチ49と、駐車ブレーキが作動し
たことを感知する駐車ブレーキスイッチ76と、送信機
77から送信された遠隔操作のための各種信号を受信す
る受信機78の受信モニタや各チャネルの出力信号端子
等があり、前記受信機78と自動モード設定スイッチ4
6の信号は第2コントローラ102にも直接的に入力さ
れる。 【0028】第1コントローラ101の出力部122と
しては、操舵用の制御弁28の電磁ソレノイド28R,
28Lと、自動モード状態を表示するための自動モード
ランプ47と、受信機78の受信状態を示す受信モニタ
ランプ79と、各種出力部の作動ON状態を表示するパ
イロットランプ48と、走行クラッチをON・OFFす
るための走行クラッチ電磁弁80と、危険なときエンジ
ンを緊急的に停止させるエンジン停止ソレノイド81と
がある。 【0029】第2コントローラ102のデジタルインタ
ーフェイスである入出力ポート(I/Oポート)134
には、次に述べる入力部121と出力部123とを接続
する(図7参照)。入力部121としては、前記受信機
78と自動モード設定スイッチ46の他、薬液タンク内
の薬液の有無又は量の大小(満杯か、空か等)を検出す
る薬液量センサ82と、走行車両1の前部に装着して超
音波にて障害物を感知する左右一対の障害物感知センサ
83a,83bと、送風機7への動力伝達を継断するフ
アンクラッチ操作スイッチ84と、前記噴霧ノズル6の
作動区画(左側、上側、右側)を切り換える操作スイッ
チ85a,85b,85c等とがある。また、出力部1
23としては、前記動力噴霧ポンプ13のON・OFF
作動させる作動リレー86と、前記噴霧ノズル6の作動
区画(左側、上側、右側)ごとに薬液を供給する切換弁
37,38,39の切換操作用モータ37a,38a,
39aと、送風機7への動力伝達を継断するフアンクラ
ッチ操作用の電動シリンダ87等がある。 【0030】なお、第1コントローラ101と第2コン
トローラ102とは、図7に示すように、それぞれ、制
御を実行し演算処理するための中央処理装置(CPU)
110,111と、制御プログラム及び後述する検査の
ためのチェックプログラムを予め記憶させた読み出し専
用メモリ(ROM)112,113と、各種データを記
憶させた読み書き可能メモリ(RAM)114,115
と、後述するようにコントローラを識別するための識別
コードや、オプションの制御用入力部及び出力部のため
のデータを書き込む(記憶させる)ための不揮発性RA
M(例えばEEPROM)116,117と、入出力ポ
ート133,134と、後述する検査のためのチェッカ
装置104とシリアル通信するためのインターフェイス
(I/Oポート)118,119等とを相互に接続され
て構成されている。 【0031】図7に示すように、対話式のチェッカ装置
104は、チェックプログラムを実行し演算処理するた
めの中央処理装置(CPU)124と、チェックプログ
ラムを実行するための制御プログラムを格納した読み出
し専用メモリ(ROM)125と、各種データを記憶さ
せた随時読み書き可能メモリ(RAM)126と、数字
や文字を入力し、且つ各種ファンクションキーを備えた
キーボード127と、文字、数字を表示する液晶表示部
128と、シリアル通信するためのインターフェイス
(I/Oポート)129とが互いにバスにて接続されて
いる。本実施例としては、電子手帳のような携帯用入出
力端末装置を利用するものである。 【0032】また、作業車両の種類や機種ごとに検査項
目等が異なることに着目して、複数種類の作業車両にお
ける複数機種のそれぞれを識別するための識別コード
と、各識別コードに対応させた検査項目とその検査プロ
グラム(多対象チェックプログラム)を格納(記憶)さ
せた記録媒体としてのRAMカード(ICカード)13
0をチェッカ装置104の読取り部等の装着部に対して
挿抜自在に装着できる構成である。従って、本実施例の
場合には、1枚のRAMカード130には、例えば、薬
液散布機とコンバインと田植機という3種類の作業車両
に関して、それぞれの大型、中型、小型等の機種別の各
チェックプログラム(合計9つのチェックプログラム、
多対象チェックプログラム)を格納させている。 【0033】なお、チェッカ装置104には、前記各種
センサやアクチュエータ等の電気的結線部の断線等を検
査するため、電圧計や電流計等のテスタ部131を備
え、図示しないプローブのコネクタを前記テスタ部13
1に接続可能となっている。 【0034】次に、図8のフローチャートを参照しなが
ら、前記チェッカ装置104による第1コントローラ1
01及び第2コントローラ102の作動状態や、これら
のコントローラに接続した前記各入力部120,121
並びに出力部122,123の作動状態を検査する制御
の第1実施例について説明する。図6に示すように、前
記第1コントローラ101と第2コントローラ102と
はシリアル通信線103にて接続されているので、ここ
では、そのいずれか一方のコントローラ、例えば第1コ
ントローラ101とチェッカ装置104とをシリアル通
信用ハーネス132を介して接続すれば(図7参照)、
このチェッカ装置104と第1コントローラ101及び
第2コントローラ102とが相互にデータ通信(データ
転送)可能に接続されたことになる。また、シリアル通
信であるから、このハーネス132には、送信用と受信
用とグランドとの3本の信号線を備えるだけで良い。本
実施例におけるシリアルデータ通信は、信号レベルがT
TLレベル、通信速度を9600bps 、通信仕様として
は8ビット長、2トップビット、パリティなし、Xパラ
メータなしである。 【0035】まず、チェッカ装置104の起動が正しく
行われたか否かを判断するため、チェッカ装置104の
キーボード127における起動キーを押下すると、第1
コントローラ101に対して6バイトの起動コマンド
(chkr1*)を送信する(S1)。ここで、「*」
は信号データのエラーを無くすためのチェックサムコー
ドである。この起動コマンドを受信した第1コントロー
ラ101は自己の識別コード、例えば「101」に
「1」を加えた起動応答コマンドをチェッカ装置104
に送り返す。同様に、第2コントローラ102では、自
己の識別コード「102」に「1」を加えた起動応答コ
マンドを送り返すことになる。 【0036】チェッカ装置104では、この起動応答コ
マンドを受信したか否かを判断する(S2)。この起動
応答コマンドを受信しないときには(S2:no)、エラ
ーとして処理する(S3)。エラーとしては、ハーネス
132の接続不良や、第1及び第2コントローラ10
1,102の電源OFF状態等があり、エラー処理とし
てはチェッカ装置104の液晶表示部128に「接続不
良です」または、「コントローラの電源が入っていませ
ん」等のメッセージを出す。 【0037】前記両コントローラから起動応答コマンド
を受信すると(S2:yes )、第1コントローラ101
及び第2コントローラ102とのデータ通信可能状態と
なる。 【0038】次いで、チェッカ装置104のキーボード
127にて検査を実行したいコントローラの識別コード
の番号を入力すると、チェッカ装置104から検査した
いコントローラの識別コードを含む識別コマンドとチェ
ック作動コマンドとを同時に送信し(S4)、コントロ
ーラ側から識別コードが一致したか否かの応答を待つ
(S5)。前記識別コマンドを受信したコントローラで
は、予めEEPROM116または117内に記憶させ
ていた自己の識別コードと照合する。そして、識別コー
ドが一致しないときには(S5:no)、そのコントロー
ラからは受信したデータをそのままエコーバックして、
その後一致する識別コードを受信するまでそのコントロ
ーラを待機させる(S6)から、一致する識別コードを
受信するまで対応するコントローラはなにも実行しない
か、または、その識別コードの一致しないコントローラ
に設けたソフト的スイッチがOFFとなる。 【0039】識別コードが一致する旨の応答がコントロ
ーラからチェッカ装置104に返送されると(S5:ye
s )、当該識別コードの一致したコントローラ側ではチ
ェック作動コマンド受信待ちとなり、前記ソフト的スイ
ッチがOFFのものはONに切り替わり、チェッカ装置
104側では、前記一致した識別コードに対応するチェ
ックプログラムを選択し(S7)、チェッカ装置104
側からチェック作動を実行する(S8)。これに対応し
たコントローラのみが、前記チェック作動コマンドの受
信した通りに、各種検査項目について検査(チェック)
されることになる。 【0040】例えば、チェッカ装置104から第1コン
トローラ101に対する識別コードを送信すると、第1
コントローラ101のみが応答して、チェッカ装置10
4のRAMカード130内の多対象チェックプログラム
中から所定のチェックプログラムを選択して検査を実行
できることになる。第1コントローラ101の検査が済
めば、チェッカ装置104から第2コントローラ102
に対する識別コードを送信し、当該第2コントローラ1
02の検査に入ることができる。 【0041】本実施例では、第1コントローラ101と
第2コントローラ102とがシリアル通信線103にて
予め接続されていることと、前記チェッカ装置104か
ら識別コードのコマンドを入力することにより、チェッ
カ装置104と、複数のコントローラ101,102と
のハーネス132の接続を切換実行することなく、チェ
ッカ装置104側から検査すべきコントローラを簡単に
選択することができ、複数のコントローラに対して検査
作業を簡単に実行できる。 【0042】また、チェッカ装置104と一方のコント
ローラ(101又は102)とをシリアル通信のハーネ
ス132にて接続し、且つ両コントローラ101,10
2とをシリアル通信線103にて接続しているから、2
つ(複数)のコントローラが協調して入力部または出力
部を作動させるような場合の検査を1つのチェッカ装置
104からの1つのチェック項目の起動で実行すること
もできる。例えば、図示しないコンバインにおいて、機
体の左右傾斜センサの検出値に応じて、一方のコントロ
ーラで左右走行クローラ部の高さを調節して走行機体の
左右を水平に保持する走行部の高さ調節用油圧シリンダ
を作動させると共に、他方のコントローラにて刈取部を
圃場面の左右傾斜に沿うように傾斜保持する刈り取り部
姿勢調節用油圧シリンダを作動させるような場合の、前
記両油圧シリンダの作動チェックを同時に実行すること
ができる。 【0043】なお、前記ハーネス132を第1コントロ
ーラ101と第2コントローラ102との両者に同時に
接続することも可能であり、その場合には第1コントロ
ーラ101と第2コントローラ102との間をシリアル
通信線103で接続していなくても良い。 【0044】本発明の第2実施例は、作業車両の種類が
複数ある場合に、1つのチェッカ装置104により、検
査操作を簡単に実行できるようにしたものであり、例え
ば、図9に示すように、前記無人薬液散布機の実施例の
制御のための複数のセンサの入力部120,121と複
数のアクチュエータなどの出力部122,123を司る
1つのコントローラ105と、図示しないコンバインの
ためのコントローラ106とを1つのチェッカ装置10
4で検査する場合である。コントローラ105は、前記
実施例と同様に中央処理装置(CPU)110と、RO
M112と、RAM114と、識別コードを予め記憶さ
せた不揮発性RAM(EEPROM)116と、シリア
ル通信のI/Oポート118と、デジタルI/Oポート
133とを相互にバスにて接続されており、入力部12
0,121及び出力部122,123はデジタルI/O
ポート133に接続されている。コントローラ106も
同様に、中央処理装置(CPU)140と、ROM14
1と、RAM142と、識別コードを予め記憶させた不
揮発性RAM(EEPROM)143と、シリアル通信
のI/Oポート144と、デジタルI/Oポート147
とを相互にバスにて接続され、入力部145及び出力部
146はデジタルI/Oポート147に接続されてい
る。 【0045】いま、前記実施例と同じの構成のチェッカ
装置104をシリアル通信のハーネス132にて、無人
薬液散布機のためのコントローラ105に接続して、そ
の入力部、出力部並びにコントローラ105の作動状態
を検査するには、図10に示すフローチャートのよう
に、まず、チェッカ装置104の起動が正しく行われた
か否かを判断するため、チェッカ装置104のキーボー
ド127における起動キーを押下すると、コントローラ
105に対して6バイトの統一した(換言すると同一
の)起動コマンド(chkr1*)を送信する(S1
0)。ここで、「*」は信号データのエラーを無くすた
めのチェックサムコードである。この統一起動コマンド
を受信したコントローラ105は自己の識別コード、例
えば「105」に「1」を加えた起動応答コマンドをチ
ェッカ装置104に送り返す。他のコントローラ106
の場合も前記と同じ起動コマンドを送り、その識別コー
ドに「1」を加えて起動応答コマンドをコマンド106
からチェッカ装置104に送り返すことになる。 【0046】チェッカ装置104では、この起動応答コ
マンドを受信したか否かを判断し(S11)、受信しな
いときには(S11:no)、エラーとして処理する(S
12)。エラーとしては、ハーネス132の接続不良
や、コントローラ105の電源OFF状態等があり、エ
ラー処理としてはチェッカ装置104の液晶表示部12
8に「接続不良です」または、「コントローラの電源が
入っていません」等のメッセージを出す。 【0047】前記コントローラ105から起動応答コマ
ンドを受信すると(S11:yes )、コントローラ10
5とのデータ通信可能状態となる。 【0048】次いで、チェッカ装置104のキーボード
127の所定のファンクションキーを押下して相手のコ
ントローラの識別コードをチェッカ装置104が知るた
め、識別コード問い合わせコマンド、例えば(FF“w
hat”*)をコントローラ105に送る(S13)。
このコマンドを受信したコントローラ105からは、予
め記憶していた前記EEPROM116から識別コード
を読出して、チェッカ装置105に識別コードを含む識
別応答コマンドを送信する。チェッカ装置104では、
識別応答コマンドを受信したか否かを判別し(S1
4)、受信しなければ(S14:no)、エラーとして処
理する(S15)。エラーとしてはファンクションキー
の押し間違い等であるので、エラー処理としてチェッカ
装置104の液晶表示装置128には「正しいファンク
ションキーを押して下さい」等のメッセージが出る。 【0049】識別応答コマンドを受信した場合(S1
4:yes )、チェッカ装置104では、受信した識別コ
ードに対応したチェックプログラムを前記RAMカード
130から選択し(S16)、そのチェックプログラム
を起動させてチェック作業を実行するのである(S1
7)。 【0050】これらの動作(制御)は、コントローラ1
06に対しても同じように実行され、各コントローラご
とに予め記憶(格納)された識別コードをチェッカ装置
104に送信することで、対応したチェックプログラム
のみが起動して、正しい検査項目でチェック作業ができ
る。 【0051】この実施例のように、チェッカ装置104
からコントローラに送るべき起動コマンドと識別コード
問い合わせコマンドとは、相手側のコントローラ種類
に拘らず統一されており、且つチェッカ装置104のR
AMカード130には多対象チェックプログラムが予め
格納されているから、異なる種類のコントローラ、ひい
ては異なる種類の作業車両や機種であっても、1つのチ
ェッカ装置104から簡単に起動させてチェック作業に
入ることができるのである。 【0052】前記実施例では、1枚のRAMカード13
0に複数の種類の異なる作業車両に対するチェックプロ
グラムを格納していたが、1枚のRAMカード130を
田植機専用とかコンバイン専用とかに限定し、このカー
ドに、機種だけが異なる田植機(またはコンバイン)に
関する多対象チェックプログラムを格納するようにして
も良い。また、多対象チェックプログラムを格納する記
録媒体は、ミニフロッピィディスク等であっても良い。 【0053】前記各実施例において、作業車両の機種が
同じでも改良して入力部や出力部の性能を変更する場合
があり、それに対応した検査を実行するため、チェック
プログラムにおける検査項目や検査データを変更した、
いわゆるバージョンアップしたRAMカードを準備する
一方、その改良された作業車両に対しては、納品済の製
品の定期的検査時や、工場出荷時の検査時において、チ
ェッカ装置104のキーボード127にてキー入力し
て、識別コードのデータ中等に、バージョンアップした
ことを示すデータを、そのコントローラにおけるEEP
ROMにて書換えるようにすれば良い。 【0054】本実施例における検査項目としては、各コ
ントローラにおけるROM,RAM,EEPROM内の
書き込みデータのチェック、入力部及び出力部のアナロ
グ値やパルス値等のデジタル値のチェック、並びに、チ
ェッカ装置104から入力した疑似入力値に応じて出力
部が所定の動作をするか否かのシュミレーション等を実
行することができる。なお、エンジンからの出力を利用
して油圧シリンダ等のアクチュエータの作動状態を検査
する必要があるときには、検査時のコントローラの起動
状態でエンジンの作動を停止させないように、前記コン
トローラ監視ユニット70から、所定のパルス信号を一
定時間ごとにエンジン停止ソレノイドに送って、当該エ
ンジンを停止させないように制御している。 【0055】また、前記チェッカ装置104には、前記
各種センサやアクチュエータ等の電気的結線部の断線等
を検査するため、電圧計や電流計等のテスタ部131を
備え、図示しないプローブのコネクタを前記テスタ部1
31に接続可能となっているから、センサ等の入力部
や、アクチュエータ等の出力部の端子に前記プローブを
接続させ、その直接の電圧値等の測定値と、前記入力ま
たは出力部からコントローラを介してチェッカ装置10
4に送信された送信データ値とを照合したり、コントロ
ーラ側からの送信データがエラーであった場合のチェッ
クとして利用することができる。 【0056】 【発明の作用・効果】以上、要するに請求項1に記載の
発明のコントローラ用チェックシステムは、検査対象と
なる作業車両等に搭載した複数のコントローラと接続
し、予め記憶させたチェックプログラムに従って前記コ
ントローラ等の作動を検査するチェッカ装置を備えたチ
ェックシステムにおいて、複数のコントローラとチェッ
カ装置とを、それぞれシリアルI/Oポートを介してデ
ータ通信するように接続し、各コントローラの記憶手段
には、当該コントローラの種類や機種を識別するための
識別コードと、検査項目コードとを記憶させる一方、前
記チェッカ装置に、複数の種類や機種のコントローラに
対応する識別コード別の多対象チェックプログラムを予
め格納した記録媒体を装着し、前記チェッカ装置から送
信される起動コマンド及び指定する識別コマンドを含む
識別コード問い合わせコマンドは、相手側のコントロー
ラの種類に拘らず統一されており、前記チェッカ装置か
らの前記統一した起動コマンドに応答して前記各コント
ローラを起動させ、前記チェッカ装置から前記統一した
識別コード問い合わせコマンドを送信し、前記識別コー
ド問い合わせコマンドに応答してコントローラは識別コ
ードを判別し、前記指定された識別コードに対応するコ
ントローラのみが識別応答コマンドをチェッカ装置に送
信し、前記チェッカ装置は、該当する識別コードに対応
するチェックプログラムを起動させ、これに対応する指
令動作を実行するように構成したものである。 【0057】本発明では、チェッカ装置に装着する記録
媒体には多対象チェックプログラムを予め格納している
から、検査に際して、準備するチェッカ装置及びハーネ
スは1つだけで済み、且つ記録媒体の数を極端に少なく
できて品質管理を至極容易にできるとうい効果を奏す
る。 【0058】また、各コントローラには、該当するコン
トローラを特定するための識別コードを予め記憶させて
おく一方、チェッカ装置からコントローラに送信する起
動コマンドを統一させたから、作業車両の種類や機種の
違い、ひいてはコントローラが違っていても、1つのチ
ェッカ装置から複数のコントローラを起動させることが
できる。そして、チェッカ装置から入力した識別コード
と一致するコントローラのみがチェック作動に入り、こ
の識別コードに対応したチェックプログラムのみを起動
させるから、作業車両ひいてはコントローラが異なって
も、誤作動することがなく、検査者による誤操作にてコ
ントローラや作業車両自体を破損させる危険性もないと
いう効果を奏する。 【0059】しかも、複数のコントローラ同士がシリア
ルI/Oポートを介してデータ通信する通信線にて接続
されているから、その一方のコントローラとチェッカ装
置とをシリアル通信線にて接続すれば、三者が相互にデ
ータ通信できることになり、1つの作業車両に制御用の
コントローラが2つ以上搭載され、これらの複数のコン
トローラが相互に関連しているものや主従関係にあるも
の、または互いに補完関係にあっても、その個々のコン
トローラ自体の作動状態を検査するとき、他方のコント
ローラとの接続を遮断することなく検査対象のコントロ
ーラのみを検査したり、複数のコントローラを協調させ
て検査対象とすることができるという効果を奏するので
ある。 【0060】このように、本発明では、従来のチェック
システムに比べて安全で、且つ操作し易いようにしたコ
ントローラ用チェックシステムを提供することができる
のである。
【図面の簡単な説明】 【図1】薬剤散布機の側面図である。 【図2】薬剤散布機の平面図である。 【図3】操舵装置の概略平面図である。 【図4】操舵装置等の制御油圧回路図である。 【図5】噴霧部の機構ブロック図である。 【図6】制御装置の機能ブロック図である。 【図7】第1実施例のコントローラとチェッカ装置との
接続状態を示す機能ブロック図である。 【図8】第1実施例の検査制御のフローチャート図であ
る。 【図9】第2実施例のコントローラとチェッカ装置との
接続状態を示す機能ブロック図である。 【図10】第2実施例の検査制御のフローチャート図で
ある。 【符号の説明】 1 走行車両 3 ハンドル 6 噴霧ノズル 7 送風機 10 エンジン 13 動噴ポンプ 14 操舵装置 16 油圧回路 17,30 油圧シリンダ 22 油圧ポンプ 23,29 制御弁 26a,26b 磁気センサ 27 誘導ケーブル 100 制御装置 101 第1コントローラ 102 第2コントローラ 103 シリアル通信線 104 チェッカ装置 105,106 コントローラ 116,117,143 EEPROM 118、119,144 I/Oポート 132 ハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田守 芳勝 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農 機株式会社内 (72)発明者 平野 俊樹 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農 機株式会社内 (72)発明者 梶岡 律子 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農 機株式会社内 (72)発明者 井上 輝政 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農 機株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−174286(JP,A) 特開 平2−112771(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/00 - 23/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 検査対象となる作業車両等に搭載した複
    数のコントローラと接続し、予め記憶させたチェックプ
    ログラムに従って前記コントローラ等の作動を検査する
    チェッカ装置を備えたチェックシステムにおいて、 複数のコントローラとチェッカ装置とを、それぞれシリ
    アルI/Oポートを介してデータ通信するように接続
    し、 各コントローラの記憶手段には、当該コントローラの種
    類や機種を識別するための識別コードと、検査項目コー
    ドとを記憶させる一方、 前記チェッカ装置に、複数の種類や機種のコントローラ
    に対応する識別コード別の多対象チェックプログラムを
    予め格納した記録媒体を装着し、前記チェッカ装置から送信される起動コマンド及び指定
    する識別コマンドを含む識別コード問い合わせコマンド
    は、相手側のコントローラの種類に拘らず統一されてお
    り、 前記 チェッカ装置からの前記統一した起動コマンドに応
    答して前記各コントローラを起動させ、前記チェッカ装置から前記統一した識別コード問い合わ
    せコマンドを送信し、 前記識別コード問い合わせコマンドに応答してコントロ
    ーラは識別コードを判別し、 前記指定された識別コードに対応するコントローラのみ
    が識別応答コマンドをチェッカ装置に送信し、 前記チェッカ装置は、該当する識別コードに対応するチ
    ェックプログラムを起動させ、これに対応する指令動作
    を実行するように構成したことを特徴とするコントロー
    ラ用チェックシステム。
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