JPS60259558A - アンチスキツド制御装置 - Google Patents

アンチスキツド制御装置

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Publication number
JPS60259558A
JPS60259558A JP59115451A JP11545184A JPS60259558A JP S60259558 A JPS60259558 A JP S60259558A JP 59115451 A JP59115451 A JP 59115451A JP 11545184 A JP11545184 A JP 11545184A JP S60259558 A JPS60259558 A JP S60259558A
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JP
Japan
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deceleration
acceleration
wheel
speed
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP59115451A
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English (en)
Inventor
Toshiro Matsuda
松田 俊郎
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/58Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration responsive to speed and another condition or to plural speed conditions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/17Using electrical or electronic regulation means to control braking
    • B60T8/176Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS
    • B60T8/1761Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS responsive to wheel or brake dynamics, e.g. wheel slip, wheel acceleration or rate of change of brake fluid pressure
    • B60T8/17616Microprocessor-based systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S303/00Fluid-pressure and analogous brake systems
    • Y10S303/05Acceleration peak detection

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、車両の制動時に、車輪速センサからの出力信
号に基づいて車輪加減速度を演算してこの演算車輪加減
速度に基づいて上記制動液圧の制御を行なうようにした
アンチスキッド制御装置の改良に関する。
〔技術の背景〕
車両における車輪と路面との◆摩擦係数μは一般罠第1
図に示すように、所定のスリップ率λ0(約15チ)の
時に最大μ(max)となシ、この時に車両における制
動効率が最大となる。そこで、通常のアンチスキッド制
御では、車両の制動時において、車輪のスリップ率λが
常時当該所定スリツズ率λθ付近の値゛となるように、
制動液圧を増圧、減圧あるいは保持に切シ換え制御する
ものである。その結果、制動時における停止距離の短縮
が図れると共に、操縦安定性の確保が可能となる。
ところで、このようなアンチスキッド制御では、種々の
路面状態においてスリップ率λをできるだけ所定スリッ
プ率λ0付近の値に保持するために、更に車輪加減速度
を考慮し、制動液圧の増圧時の車輪減速度が所定値以上
となった時(車輪速の減少度合がある程度大きくなった
時)にその増圧を中断するようにし、また、制動液圧の
減圧時の車輪加速度が所定値以上となった時(車輪速の
増加度合がある程度大きくなった時)にその減圧を中断
するようなことが考えられている。そして、この場合、
制動液圧は過度の高液圧及び低液圧に制御されることは
なく、車輪がロック寸前状態となるべき液圧P (Lo
ck)の近傍領域で変化するようになる。
〔従来技術と問題点〕
従来、上記のように車輪加減速度を考慮して制動液圧の
切シ変え制御を行なうアンチスキッド制御装置として、
特開昭56−137160号公報で開示されるようなも
のがある。
ところが、上記車輪減速度を検出するにあたっては、車
輪速(車輪の回転速度)を検出する車輪速センサからの
出力信号に基づき、例えば、所定時点での車輪速と他の
時点での車輪速との差(車輪速変化)に基づいて演算す
るようになるため、車輪速の検出に比べてその検出が遅
れることになる。そのため、第2図に示すように、制動
液圧の増圧時に実際の車輪減速度(一点鎖i 線)が時
刻t1で所定値b1に達したところで当を 該増圧を中断(この例では液圧保持)させなければなら
ないのに、当該所定値b1以上の車輪減速度を検出する
時期が遅れ、その検出時点が時刻t1から更に時刻t2
にずれることから、実際の車輪減速度が所定値b1以上
となる時刻tl乃至t2の間で制動液圧の増圧制御が持
続されることになる。その結果、制動液圧が上記P (
lock)よシかなシ上昇してしまい、場合によっては
、車輪がロックしてしまう可能性がめった。
また、減圧制御の時も同様に、所定値以上の車輪加速度
を検出する時期が遅れると、制動液圧が上記P (Lo
ck)よりかなシ低下してしまい、車両の停止距離を延
す原因になる。
〔発明の目的〕
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、車両の制
動時に、車輪速センサからの出力信号に基づいて車輪加
減速度を演算してこの演算車輪加減速度に基づいて上記
制動液圧の制御を行なうようにしたアンチスキッド制御
装置においア、イ、□、9よ。よIf、lアゎよゎい、
□1ッ 1圧が過度に上昇或いは下降することを防止す
るようにしたアンチスキッド制御装置を提供することを
目的としている。
〔発明の構成〕
本発明は上記目的を達成するためになされたものであシ
、その原理を説明すると、車輪の運動方程式 %式% : μ:単車輪路面との動摩擦係数 W:車体重量 Tbニブレーキトルク において、微小時間△tに角加速度ωが△ωだけ変化し
たとすると、 IΔゐ−−△Tb となる。
尚、車体重量Wと摩擦係数μは△tの間に変化しないも
のとしてさしつがえない。
ここで、ブレーキトルク変化△Tb はその間の制動液
圧変化△Pに比例すると考えられることから、 I△ゐ=−β・△P βニ一定値 となる。
上記の原理から、本発明は、制動液圧の状態から車輪加
減速度の変化△αw、 (−r△ふ)を推定しようとす
るものであり、その構成は、車両の制動時に、車輪速セ
ンサからの出力信号に基づいて車輪加減速度を演算して
この演算車輪加減速度に基づいて上記制動液圧の制御を
行なうようにしたアンチスキッド制御装置において、上
記制動液圧の状態を検出する手段と2、当該手段からの
検出出力に基づいて上記演算車輪加減速度を修正する修
正手段を備えるようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は本発明に係るアンチスキッド制御装置の基本構
成を示すブロック図である。即ち、基本的にこのアンチ
スキッド制御装置(アンチスキッド制御回路100)は
、制動時に、車輪速センサ1から出力される車輪102
の回転速に比例した周波数の検出信号に基づいて、制動
液圧系のマスクシリンダ101からホイルシリンダ10
に至る経路に設けた流入弁14(以下、Ev弁14とい
う)の切シ換え制御と、ホイルシリンダ103からリザ
ーバタンク104、液圧回収用のポンプ17を介してマ
スクシリンダ101に至る液圧回収経路の上記リザーバ
タンク104、ポンプ17の前段に設けた流出弁15(
以後、AV弁15という)の切シ換え制御とを行なうも
のである。そして、EV弁14の切シ換え信号(以下、
E■倍信号いう)とAV弁15の切り換え信号(以下A
V信号という)とによってホイルシリンダ103の液圧
、即ち制動液圧は次表のように制御されることにここで
、アンチスキッド制御回路100の具体的な構成は第4
図に示すようになっている。同図において、2は車輪速
センサーからの出力信号に基づいて車輪速Vwを演算す
る車輪速検出回路、3は車輪加減速度を検出する加減速
度検出回路であシ、この加減速度検出回路3は例えば第
5図に示すように、車輪速センサーからの交流検出信号
を比較回路60によってパルス信号に波形整形し、その
パルス周期に基づいて演算部61が車輪の加速度及び減
速度(負の加速度)を演算すると共にその演、算値をメ
モリ62に一旦格納するようになっている。そして、演
算部61.で皇 の演算値が更新される毎に、演算部61から更新 (信
号Saが出力されると共にメモリ62から当該演算車輪
加減速度が出力されるようになっている。
4はスリップ率λを検出するうえで必要となる擬似的な
車体速(以下、擬似車速Viという)を発生する擬似車
速発生回路、5は加減速度検出回路3からの検出減速度
が基準減速度b1以上となる時にHレベル信号(以下、
bl信号という)を出力する比較回路であり、上記擬似
車速発生回路4は比較回路5からのb1信号が入力する
毎に、例えばその時車輪速検出回路2か←出力される検
出車輪速値から予め定めた一定の傾きをもった速度直線
となる傾きをもった速度直線となる擬似車速ML又は前
回bl信号が入力した時の検出車輪速と今回の検出車輪
速とを結ぶ速度直線となる擬似車速Viを出力するよう
になっている。6は目標車輪速発生回路であり、この目
標車輪速発生回路6は擬似車速発生回路5からの擬似車
速Viに基づいて制動効率が最大付近となるスリップ率
λ0 λo = 1− (Vwo / Vi )に対応した制
御目標となる目標車輪速Vwoを出力するもので、具体
的には、λ0が約o、ls (15% )となることか
ら Vwo =Vi X O,85 の演算を行ないその演算値を出力するようになっている
7は目標車輪速発生回路6からの目標車輪速Vwoと車
輪速検出回路2からの検出車輪速Vwとを入力し、検出
車輪速Vwが目標車輪速Vwoを下まわった時にHレベ
ル信号(以下、スリップ信号という)を出力する比較回
路、8は加減速度検出回路3からの検出加速度が基準加
速度31以上となる時にHレベル信号(以下、al信号
という)を出力する比較回路、9は比較回路5と同様に
加減速度検出回路3からの検出減速度が基準減速度b1
以上となる時にHレベル信号(bl信号)を出力する比
較回路である。そして、比較回路8からのa1信号の反
転信号と比較回路7からのスリップ信号とのアンドゲー
ト10によるアンド信号(AV信号)がドライバ13を
介してAV弁15に入力し、また、比較回路8からのa
】信号と比較回路9からのb1信号とアンドゲートに入
力するようになっている。
シ、所定時間(例えば2秒程度)のHレベル信号(以後
、MR倍信号いう)を出力するリトリガブルタイマであ
り、このリトリガブルタイマ16からのMR倍信号よっ
て液圧回収用のポンプ17が作動するようになっている
また、18は本発明の主要部となる加減速度修正回路で
あり、この加減速度修正回路18の具体的構成は例えば
第6図に示すようになっている。
第6図において、21は第4図におけるアンドゲート1
0からのEV倍信号同オアゲート11からのAV信号の
反転信号とのアンドゲート26によるアンド信号により
オン・オフ制御されるスイッチ、22は同EV信号、A
V信号のノアゲート27によるノア信号によってオン・
オフ制御されるスイッチ、23は同EV信号、AV信号
のアンドゲート28によるアンド信号によってオン・オ
フ制御されるスイッチである。崗、各スイッチ21,2
2.23はその制御信号がHレベルの時にオン状態にな
るものである。25は、抵抗R1コンデンサC1及び演
算増幅器25aで構成された積分回路であシ、この積分
回路250入力端には、スイッチ21を介してアース電
位が、スイッチ22を介して電位十Bが、スイッチ23
を介して電位−Bがそれぞれ印加するようになっており
、また、コンデンサCの両端には、バイパス用のスイッ
チ24が接続され、とのスイッチ24は第4図における
加減速度検出回路3からの更新信号Saとリトリガブル
タイマ16からのMR倍信号反転信号とのオアゲート3
0によるオア信号によってオン・オフ制御(Hレベルの
時オン状態)されるようになっている。29は加減速度
検出回路3からの演算車輪加減速度αWと積分回路25
からの出力信号を加算する加算回路であり、この加算回
 1路29からの出力が修正された車輪加減速度〔αW
〕と ゛して第4図における比較回路8,9に入力する
ようになる。
ここで、アンドゲート26からのHレベル信号、ノアゲ
ート27からのHレベル信号、アンドゲート28からの
Hレベル信号は、前記表から明らかなように、それぞれ
制動液圧の保持、増圧、減圧の検出信号となる。また、
前述したような制動液圧の変化△Pは当該微少時間△t
においてはその変化時間Δtに比例するとみなすことが
できて △P=(B)・△t となシ、上記電位1−fB+はこの比例定数の)に対応
した値となっている。
次に、本装置の作動について説明する。
まず、基本的な作動を説明すると、運転者がブレーキペ
ダルを踏み込んで制動液圧(ホイルシリンダ103内の
液圧)が上昇すると、それに伴って車輪速が減少すると
共に車輪減速度(負の加速匿)が玲加する。ここで、車
輪減速度が更に増加して所定値b1に達すると、比較回
路9からb1信号が出力し、オアゲー)4+11を介し
た当該bl信号(EV倍信号によってEV弁14が作動
し、制動液圧の増圧制御が中断されてその時点で保持さ
れる。この時、上記車輪減速度が所定値blに達した時
点で、擬似車速発生回路4からその時点での検出車輪速
から所定の傾きをもった擬似車速Viが出力し、と同時
に目標車輪速発生回路6からスリップ率λ0に対応した
目標車輪速Vwo (= Vi X O,85)が順次
出力する。そして、上記のような制動液圧の高液圧での
保持によって車輪速が更に減少して上記目標車輪速Vw
oを下まわると、比較回路1からスリップ信号が出力し
、アンドゲート10を介した当該スリップ信号(AV信
号)によってAV弁15が作動すると共に、オアゲート
呑11を介した同スリップ信号(EV倍信号によってE
V弁14の作動状態が保持し、制動液圧が減圧される。
このように制動液圧が減圧されると、それに伴って車輪
速及び車輪加速度が復帰し、当該車輪加速度が所定値a
1に達すると、比較回路8からa1信号が出力し、オア
ゲート巻11を介した当該al信号(EV倍信号によっ
てEV弁14の作動が更に持続する一方、同ILI信号
によってアンドゲート10が禁止状態となることからA
V弁15が初期状態に復帰し、制動液圧の減圧制御が中
断されてその時点で保持される。このように制動液圧が
比較的低い液圧ながらも保持されると、車輪速か上記目
標車輪速を超えて(この時点で上記スリップ信号はなく
なる)ある程度増加した時点で再び減少を開始すると共
に、車輪加速度もまた、上記所定値11以上の値から減
少していく。ここで、この車輪加速度が所定値a1を下
まわると、比較回路8からのa1信号が立ち下がシ、そ
の時点での各比較回路7,9からの出力がLレベルであ
ることと相俟ってEV倍信号AV信号がLレベルとなシ
、制動液圧は再び増圧される。そして、車輪速及び車輪
加速度が更に減少し、以後、上記と同様な制動液圧の制
御が順次繰り返されることになる。
2 9.あ1.、□1゜。1おゆ、、1.工。。うえ制
御は第7図に示すように車輪加減速度αWとスリップ率
λ(実際にはVw / V i ) とに基づいて定め
た制御モードに従って行なわれることになる。
次に、上記のような全体的な作動において、加減速記修
正回路18の作動を含めた更に詳細な作動について、第
8図に示すタイミングチャートに従って説明する。制動
を開始して検出車輪速Vwが目標車輪速Vwo (= 
Vi X O,85)に達する時N t lまでは、A
V信号の出力がない、即ちMR倍信号出力されないこと
から、スイッチ24がオン状態となって積分回路25の
出力は“0゛を保持し、加算回路29を介した当該加減
速度修正回路18からの出力〔αW〕は加減速度検出回
路3から更新信号Saと共に出力される演算車輪加減速
度αWと同じ値のものである。時刻t1で比較回路7か
らのスリップ信号の立ち上がりと共にAV信号が立ち上
がると、それに伴ってMR倍信号出力されることから、
スイッチ24がオフ状態になる一方、減圧(EV=H、
AV−H)検出信号と )なるアンドゲート28からの
出力信号によシスイツチ23がオン状態となる。すると
、時刻t1で出力された演算車輪加減速度αWに電位−
Bの積分回路25による積分値 が加算され、加減速度修正回路18からの出力〔αW〕
は、時刻t1での演算車輪加減速度αWから(B/cR
)に相当する傾きをもって時間と共に上昇してゆく。そ
して、時刻t2で加減速度検出回路3から更新信号Sa
と共に新たな演算車輪加減速度αWが出力されると、こ
の更新信号Saによってスイッチ24が瞬間的にオン作
動し、積分回路25がその瞬間にクリアされ、加減速度
修正回路18からの出力〔αW〕が時刻t2で瞬時に演
算車輪加減速度αWとなる。その後、スイッチ23のオ
ン状態が保持されている(減圧制御中)ことから、積分
回路25の出力が電位−Bの積分値となり、加減速度修
正回路18からの出力〔αW〕は再びこの新たな演算車
輪加減速度αWから上記(B/CR)に相当する傾きを
もって更に時間と共に上昇する。このように加減速度修
正回路18の出力〔αW〕が上昇して時刻t3で所定値
a1に達すると、比較回路8からのa1信号の立ち上が
シと共にAV信号が立ち下がシ、その時点での制動液圧
が保持される。この時(時刻t3)、減圧検出信号とな
るアンドゲート28の出力が立ち下がってスイッチ23
がオフ状態になると共に、保持(EV=I(。
AV=L)検出信号となるアンドゲート26の出力がH
レベルとなってスイッ゛チ21がオン状態となることか
ら、以後、積分回路25は、アース電位を積分すること
になり、この積分回路25の出力の増加が停止し、加減
速度修正回路18からの出力〔αW〕は時刻t3での出
力値を維持する。そして、時刻t4で加減速度検出回路
3から更新信号Saと共に新たな演算車輪加減速度αW
が出力されると、上記と同様に、積分回路25がクリア
されて加減速度修正回路18からの出力〔αW〕が当該
演算車輪加減速度αWとなり、それ以後、積分回路25
はアース電位を積分するため、加減速度修正回路18か
らの出力〔αW〕は、加減速度検出回路3から更新信号
Saと共に出力される演算車輪加減速度αWと同じ値と
なる。
ここで、時刻t5で加減速度修正回路18からの出力〔
αw〕(加減速度検出回路3からの演算出力で、加速度
値)が所定値a1を下回ると、既に比較回路9からのb
1信号が立ち下がっていることから比較回路8からのa
1信号の立ち下がシと共にEV倍信号立ち下がり、その
時点(時刻ts)から時刻t3以降保持されていた制動
液圧が増圧制御され、上昇してゆく。この時(時刻t5
)、保持検出信号となるアンドゲート26の出力が立ち
下がってスイッチ21がオフ状態になると共に、増圧(
EV=L、AV=L)検出信号となるノアゲート27の
出力がHレベルとなってスイッチ22がオン状態となる
ことから、以後、積分回路25は電位子Bを積分するこ
とになシ、その出力値(積分値)は I となる。すると、加減速度修正回路18からの出力
〔αW〕は時刻t5での演算車輪減速度αWに上記積分
値を加算したものとなシ、当該出力〔αW〕は時刻t5
での演算車輪減速度αWから(−B/CR)に相当する
傾きをもって時間と共に低下してゆく。このように加減
速度修正回路18からの出力〔αW〕が低下して時刻t
6で所定値bx(減速度)に達すると、比較回路5から
のbl信号によって擬似車速発生回路4から新たな擬似
車速Viが発生すると共に、比較回路9からのbl信号
が立ち上がってEV倍信号立ち上がシ、その時点での制
動液圧が保持される。この時(時刻t6)、増圧検出信
号となるノアゲート27の出力が立ち下かってスイッチ
22がオフ状態になると共に、再び保持検出信号となる
アンドゲート26の出力がHレベルとなってスイッチ2
1がオン状態となることから、以後、積分回路25は前
記同様アース電位を積分することになシ、この積分回路
25の出力の増加が停止し、加減速度修正回路18から
の出力〔αW〕は時刻t6での出力値を維持する。
そして、時刻t7で加減速度検出回路3から更新 1信
号Saと共に新たな演算車輪加減速度αWが出力される
と、上記と同様に積分回路25がクリアされて加減速度
修正回路18からの出力〔αW〕が当該演算車輪加減速
度αWとなシ、上記制動液圧Pが保持制御されている間
は、積分回路25がアース電位を積分することから、加
減速度修正回路18からの出力〔αW〕が演算車輪減速
度αWと同じ値となる。
更にそれ以後は、即ち、車輪速Vwが時刻t6で発生し
た擬似車速Viに対する目標車輪速Vw。
(=Vi X O,85)を下回る時刻t8以後は、前
述した時刻t1以降の作動が繰り返えされる。
上記のように本実施例によれば、制動液圧の減圧状態を
検出している間は、その間の所定時点で出力される演算
車輪加減速度値に △P=ω)Δt における比例定数の)に対応した電位−Bの積分値に相
当する値を加算して、車輪加減速度が当該演算値から時
間と共に上昇するように修正する一方、制動液圧の増′
圧を検出している間は、その間の所定時点で出力される
演算車輪加減速度値に上記比例定数03)に対応した電
位子Bの積分値に相当する値を加算して、車輪加減速度
が当該演算値から時間と共に低下するように修正したた
め、積分回路25の回路定数CRを適当に定めることに
より制動液圧の減圧及び増圧を検出している間の制御パ
ラメータとなる車輪加減速度がよシ現実の値に近づき、
例えば第8図において、演算車輪加減速度αWが減圧中
断の条件となる所定値alを超える時刻t4より以前の
時刻t3で当該修正車輪加減速度〔αW〕が所定値a1
に達することになり、また、演算車輪加減速度が増圧中
断の条件となる所定値b1(減速度)を超える時刻t7
より以前の時刻t6で当該修正車輪加減速度〔αW〕が
所定値blに達することになる。
その結果、制動液圧が過度に上昇或いは低下することを
防止することができる。
次に、第10図乃至第13図に示す他の実施例について
説明する。
今、第3図におけるホイルシリンダ103は一般に、液
圧増加特性が第9図に示すようになつている(減圧特性
は逆になる)。また、高μ路面における制動では、車輪
がロック寸前状態となるべき液圧が比較的高いPh(l
ock)となシ、低μ路面における制動では、同液圧が
比較的低いPb(lock)となる。従って、当該アン
チスキッド制御では、高μ路面ではその制動液圧PがP
h(lock)近傍の領域El内で増減し、低μ路面で
はその制動液圧PがPI’(Lock)近傍の領域E2
内で増減することになるが、その時の液圧の変化率(6
しλ、)は高μ路面、低μ路面の場合で異なってくる(
第9図に示す特性が直線になっていない。即ち、 △P=ω)・△t における比例定数(8)がその時の路面μ、即ち制動液
圧Pによって、変化することになる。
上記に鑑み、当該他の実施例は、間接的にその時の路面
μに対応した制動液圧Pを知シ、それに応じて演算車輪
加減速度の修正定数を変化”・1 ヶよりよ、KLえ、
。アあ、。
その基本的構成は第10図に示すように第4図に示した
前記実施例と略同様のものとなるが、再にリトリガブル
タイマ16からのMR倍信号よって制御される擬似車速
発生回路4が具体的に第11図に示す構成になると共に
、加減速度修正回路18aは、擬似車速発生回路4から
の当該擬似車速Viの傾きA情報が路面μによシ変化す
ることを利用して、この傾きA情報に基づいて演算車輪
加減速度の修正定数を変化させるようにしている。そし
て、当該加減速度修正回路18aの具体的構成は第13
図に示すようになっている。
ここで、擬似車速発生回路4の構成を説明すると、第1
1図において、40aは第4図におけるリトリガブルタ
イマ16からのMR倍信号インバータG2を介した反転
信号と同比較回路5からのb1信号とのアンドゲートG
lによるアンド信号に同期して車輪速検出回路2からの
検出車輪速を抽出保持するサンプルホールド回路、40
bは上記b1信号に同期して同検出車輪速を抽出保持す
るサンプルホールド回路であり、また、41は所 )定
の周期でインクリメントするタイマカウンタ、40cは
上記アンドゲートGtからの出力信号に同期してタイマ
カウンタ41の数値を抽出保持するサンプルホールド回
路、40dは上記b1信号に同期してタイマカウンタ4
1の数値を抽出保持するサンプルホールド回路である。
42はサンプルホールド回路40aのサンプリング車輪
速値■0からサンプルホールド回路40bのサンプリン
グ値vbを減算する減算回路、43はサンプルホールド
回路40cのサンプリング値TOからサンプルホールド
回路40dのサンプリング値Tbを減算する減算回路で
あシ、44は減算回路42からの減算値(V。
−Wb)を減算回路43からの減算値(To−Tb)テ
除する除算回路である。また、45は所定の車輪速傾き
信号、例えば0.4Gに相当する傾き信号を発生する傾
き発生回路、46は傾き発生回路45からの傾き信号と
除算回路44からの演算出力(Vo −Vb )/(T
o−Tb )プリング値Tb (n)からタイマカウン
タ41からの出力値を減算する減算回路、48はこの減
算回路47からの減算値と、除算回路44からの除算値
又は切シ変えスイッチ46を介した傾き発生回路45か
らの傾き値とを乗算する乗算回路でちゃ、49はサンプ
ルホールド回路40bに順次サンプリングされる検出車
輪速値から乗算回路48からの演算出力を減算する減算
回路である。そして、50は上記b1信号とMR倍信号
アンドゲートG3によるアンド信号の立ち上シでセット
され、MR倍信号立ち下がりでリセットされるRSフリ
ップフルツブ(以下、単にFF50という)であシ、上
記切り換えスイッチ46がこのFF50の出力QがLレ
ベルの時に傾き発生回路45側に、同出力QがHレベル
の時に除算回路44側に夫々切り換えられるようになっ
ている。
また、51は比較回路5からのbl信号の立ち上がシか
ら所定時間(例えば2 sec )のHレベル信号を出
力するリトリガブルタイマ、52は目標車輪速発生回路
6に対して出力する擬似車速Viを減算回路49からの
出力又は車輪速検出回路2からの検出車輪速Vwに切シ
換える切り換えスイッチでアシ、この切り換えスイッチ
52はリトリガブルタイマ51からの出力QがHレベル
の時に減算回路49側に切換わるようになっている。
次に、制動時における上記のような擬似車速発生回路4
の作動を第12図に示すタイミングチャートに従って説
明すると、制動を開始し、時刻toで車輪減速度が初め
て所定減速度b1に達すると、比較回路5からのb1信
号の立ち上がシに同期してサンプルホールド回路40a
 、 PI 40b K車輪速検出回路2からの検出車
輪速が値Vb(0)=V oとしてサンプリングされる
と共に、同り1信号の立ち上がシに同期してサンプルホ
ールド回路40c1同40dにタイムカウンタ41から
のカウント値T (0) = Toがサンプリングされ
る。また、この時点で当該制御装置でのAV倍信号Lレ
ベルとなっていることがらFF50にセントされず、こ
のFF50の出力Qil:Lレベルを保持して切り換え
スイッチ46が傾き発生回路45側となっている。そし
て、車輪減速度が再び所定値b1に達するまでの時間経
過に伴って減算回路47がらその時間経過に相当するカ
ウント値Tc Tc =T −T (0) T:タイムカウンタ41の出力値 が順次出力されると共に、このカウント値Tcと傾き発
生回路45からの傾き値Ao(0,4Q) とに基づい
て乗算回路48から速度の減少値に相当する値 oXTc が順次出力される。そして更に、減算回路49がら擬似
車速Viとしての Vb (0) −Ao X Tc が、最初のb1信号の立ち上がり以後、リトリガブルタ
イマ51からのHレベル出方によって減算回路49側に
既に切シ換わっている切ル換えスイッチ52を介して目
標車輪速発生回路6に対して出力される。
即ち、時刻toで車輪減速度が所定値b1に達し未 てから再び車輪減速度が同b1に達するまでの第 □1
のスキンドサイクルでは、時刻toでの検出車輪速値v
(0)から傾きAOをもって減少する特性の擬似車速V
iが出力されることになる。
次に、時刻tlで再び車輪減速度が所定値b1に達する
と、その時点での検出車輪速値■(1)が当該b1信号
に同期してサンプルホールド回路40bに新たにサンプ
リングされると共に、同時点でのタイムカウンタ41か
らのカウント値Tb [11が同り1信号に同期してサ
ンプルホールド回路40dに新たにサンプリングされる
。また、この時、リトリガブルタイマ16からのMR倍
信号Hレベルとなっており、アンドゲートG1が禁止状
態となってサンプルホールド回路40a1同40C内の
値Vb (0)、Tb(0)カ更に保持されると共に、
FF50がセット状態となって切シ換えスイッチ46が
除算回路44側に切り換え保持される(以後、この状態
が続く)。ここで、減算回路42から上記時刻toでの
当該検出車輪速値vb(o)と時刻t1での当該検出車
輪速値Vb fliとの値△vb山△vb(1)=■b
(0)−vb(1)が出力すると共に、減算回路43か
ら上記時刻t。
でのカウンタ値Tb(0)と時刻1+でのカウンタ値T
b Tl)との差値△Tb [11 △Tb (li = Tb (0) −Tb [11が
出力し、これらの差値△vb(1)、△Tb (11に
基づいて除算回路44が △Vb fil / △Tb fli の演算を行ない、この演算値A1をVb (0)から■
(1)に至る傾き情報として出力する。そして、車輪減
速度が更に所定値b1に達するまでの時間経過に伴って
減算回路47からその時間経過に相当するカウント値T
c Tc = T −Tb [1) が順次出力されると共に、このカウント値Tcと除算回
路44からの傾き情報A1 (A1−△Vb Fil/ Tb fil )とに基づ
いて乗算回路48から速度の減少値に相当する値 AI×Tc が順次出力される。そして更に、減算回路49から Vb (li A] X Tc が擬似車速として出力される。
即ち、時刻tlで車輪減速度が所定値b1に達してから
更に再び車輪減速度が同bxに達するまでの第2のスキ
ッドサイクルでは、時刻txでの検出車輪速値Vb (
11から傾きA1をもって減少する特性の擬似車速Vi
が出力されることになる。
以後同様に、各スキッドサイクルで車輪減速度が所定値
b1に達する毎に、その時の検出車輪速値と最初の同条
件下における検出車輪速値■(0)との差と、その時間
間隔(カウント値)とに基づいて、傾き情報を演算し、
次に車輪減速度が所定値blに達するまで、当該その時
の検出車輪速値から上記傾きをもって減少する擬似車速
Viが出力されることになる。
ところで、上記のような、制動開始時に、車輪減速度が
所定値b】に達した時の検出車輪速vb(0)と各スキ
ッドサイクルで同条件下における検I 出車輪速Vb(
n)とを結ぶ速度直線の傾き、即ち各スキッドサイクル
毎に発生する擬似車速Viの傾きAは、その発生時点に
おける車体速の減少傾向を示すものである。従ってこの
傾きAが大きい場合は、比較的路面μが大きい場合であ
り、その時の制動液圧も比較的高い液圧の領域で制御さ
れていることになり、また上記傾きAが小さい場合は、
比較的路面μが小さい場合であシ、その時の制動液圧も
比較的低い液圧の領域で制御されていることになる。
そこで、制動液圧の変化△Pに基づいて、演算車輪加減
速度αWの修正を行う加減速度修正回路18aは第13
図に示すように、基本的な構成は第6図と同様のもので
あシ、更に、増圧検出信号(ノアゲート27の出力)に
よってオン拳オフ制御されるスイッチ22に、当該、擬
似車速viの傾き情報、即ち第11図における切シ換え
スイッチ47からの出力信号Aが入力するようになる一
方、減圧検出信号(アンドゲート28の出力)によって
オン・オフ制御されるスイッチ23に、開切ヤ換えスイ
ッチ47からの出力信号Aが反転口路31を介して、即
ち一へ信号として入力するよ 1うになっている。
この加減速度修正回路18aの修正作動は、第8図のタ
イミングチャートで示した前記実施例と略同様となるが
、制動液圧の減圧時には、その間の所定時点で出力され
る演算車輪加減速度値に、−人信号(電位)の積分値 に相当する値を加算して、車輪加減速度が当該演算値か
ら(A/CR)の傾きをもって時間と共に上昇するよう
に修正する一方、制動液圧の増圧時には、その間の所定
時点で出力される演算車輪加減速度値に入信号(電位)
の積分値−壺J A−at = −”/CR−tに相当
する値を加算して、車輪加減速度が当該演算値から(−
A10R)の傾きをもって時間と共に低下するように修
正するようになる。
このように、本実施例によれば、制動液圧Pが高い領域
での制御、即ちその変化率△P/Δtの大きな領域では
擬似車速Viの傾きAが大きくなることから、当該車輪
加減速度の修正定数(A/CR)が大きくなる一方、制
動液圧Pが低い領域での制御、即ちその変化率△P/△
tの小さな領域では当該傾きAが小さくなることがら、
当該修正定数(A/CR)が小さくなり、よって積分回
路25の回路定数を適当に定めることにより、 ■△ゐ−−β・△P に基づいて車輪加減速度αWの修正(△ふ)がよシ精度
良く実現できる。
第[4図乃至第16図は更に他の実施例を示すものであ
る。この例は、その基本構成を示した第14図に示すよ
うに、加減速度検出回路3が、車輪速検出回路2からの
検出車輪速を微分処理等を行って、その車輪加減速度を
出力するもので、この加減速度検出回路3がらは前記2
つの実施例のように更新信号Saが出方されない。それ
に伴って当該加減速度修正回路18bは、前記のように
更新信号Saによる同期作動は行なわず、その具体的構
成が第15図に示すようになっている。
これは、基本的には第6図に示すものと同様であるが、
アンドゲート26からの保持検出信号又はノアゲート2
7からの増圧検出信号、あるいはアンドゲート28から
の減圧検出信号の立ち上がシで起動し、所定時間のHレ
ベル信号を出方するリトリガブルタイマ33を設けると
共に、オアゲート32を介したりトリガゲルタイマ33
からの出力Q1によって、積分回路25による修正作動
を禁止するスイッチ24を制御するものである。
このような加減速度修正回路18bでは、第16図に示
すように、MR倍信号出力状態で、かつリトリガブルタ
イマ33の出力がHレベルである間、時刻tx乃至t2
. ta乃至t4. ts乃至t6の間で、第8図に示
すのと同様の演算車輪加減速度に対する修正が行なわれ
る。
尚、上記3実施例では、車輪加減速度の変化△αw (
cX−△る)が制動液圧変化△Pに比例してIΔふ=−
β・△P i” 8゜j、、:KfFffi L’C,−t□ゎ、
6.□工。
化△Pを △P=CB)・Δt に基づいてめ(第2の実施例では(匂が擬似車速Viの
傾きAによって可変)、その制動液圧変化ΔPの度合に
よって車輪加減速度の変化△αw1即ち、車輪加減速度
αWの修正量を推定しようとしたものであるが、上記制
動液圧変化△Pについては、ホイルセンサ103に液圧
センサを設けて直接検出するようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、本発明によれば、車両の制動
時に、車輪速センナからの出力信号に基づいて車輪加減
速度を演算してこあ演算車輪加減速度に基づいて上記制
動液圧の制御を行なうようにしたアンチスキッド制御装
置において、上記制動液圧の状態に応じて、演算車輪加
減速度を修正するようにしたため、車輪加減速度の演算
遅れが生じたとしても、制御パラメータとなる車輪加減
速度はよシ現実に近い値に修正されるようになシ、よっ
て、制動液圧が過度 lに上昇或いは低下することを防
止することかできるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は車輪と路面との参摩擦係数μとスリップ率λと
の関係を示すグラフ図、第2図は従来のアンチスキッド
制御装置による制動時の車輪速度、制動液圧、車輪加減
速度の状態を示す説明図、第3図は本発明に係るアンチ
スキッド制御装置における制動液圧系の一例を示すブロ
ック図、第4図は本発明に係るアンチスキッド制御装置
の一例の基本構成を示すブロック図、第5図は第4図に
おける加減速度検出回路の具体的構成の一例を示すブロ
ック図、第6図は第4図における加減速度修正回路の具
体的構成の一例を示すブロック図、第7図は第4図に示
す装置による制動液圧の制御モードを示す説明図、第8
図は第4図乃至第6図に示した装置の作動を示すタイミ
ングチャート、第9図は一般のホイルシリンダ内の液圧
特性を示すグラフ図、第10図は本発明に係るアンチス
キッド制御装置の他の一例の基本構成を示すブロック図
、第U図は第10図における擬似車速発生回路の具体的
構成を示すブロック図、第12図は第11図に示した擬
似車速発生回路の作動を示すタイミングチャート、第1
3図は第10図における加減速度修正回路の具体的構成
を示すブロック図、第14図は本発明に係るアンチスキ
ッド制御装置の更に他の一例の基本構成を示すブロック
図、第15図は第[4図におけ今加減速度修正回路の具
体的構成を示すブロック図、第16図は第15図に示し
た加減速度修正回路の作動を示すタイミングチャートで
ある。 1・・・車輪速センサ 2・・・車輪速検出回路3・・
・加減速度検出回路 4・・・擬似車速発生回路 5.7,8.9・・・比較回路 6・・・目標車輪速発生回路 12.13・−ドライバ 14・・・流入弁(EV弁)
15・・・流出弁(AV弁) 16・・・ リトリガブルタイマ 17−・・ ポンプ 21.22,23,24・・・スイッチ25・・・積分
回路 29・・・加算回路特許出願人 日産自動車株式
会社 代理人 弁理士上極 皓 第w図 第2図 I T2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車両の制動時に、車輪速センサからの出力信号に基づい
    て車輪加減速度を演算してこの演算車輪加減速度に基づ
    いて上記制動液圧の制御を行なうようにしたアンチスキ
    ッド制御装置において、上記制動液圧の状態を検出する
    手段と、当該手段からの検出出力に基づいて上記演算車
    輪加減速度を修正する修正手段とを備えたことを特徴と
    するアンチスキッド制御装置。、
JP59115451A 1984-06-07 1984-06-07 アンチスキツド制御装置 Pending JPS60259558A (ja)

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