JPH01247256A - アンチスキッド制御装置 - Google Patents

アンチスキッド制御装置

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Publication number
JPH01247256A
JPH01247256A JP7508988A JP7508988A JPH01247256A JP H01247256 A JPH01247256 A JP H01247256A JP 7508988 A JP7508988 A JP 7508988A JP 7508988 A JP7508988 A JP 7508988A JP H01247256 A JPH01247256 A JP H01247256A
Authority
JP
Japan
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acceleration
value
wheel
speed
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP7508988A
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English (en)
Inventor
Akira Higashimata
章 東又
Yasutake Ishikawa
石川 泰毅
Yoshiki Yasuno
芳樹 安野
Takeshi Fujishiro
藤代 武史
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01247256A publication Critical patent/JPH01247256A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、制動時にホイールシリンダの液圧を制御し
て最適な制動状態を得るようにしたアンチスキッド制御
装置に関し、特に車体速度の推定値を正確に算出するこ
とが可能なアンチスキ・ノド制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のアンチスキッド制御装置としては、例えば特開昭
57−11149号公報に記載されているものがある。
この従来例は、車輪速に比例する車輪回転数を検出して
車輪速信号を送出する回転検出器と、車両の前後方向の
加速度を検出してその加速度信号を送出する加速度検出
器と、ブレーキペダル踏込み時から上記加速度信号を積
分し、ブレーキ踏込み時の上記車輪速信号から上記加速
度信号の積分値を減算して対地車両速度信号を送出する
対地車両速度演算装置とを設け、ブレーキペダル踏込み
時において、上記車輪速信号が上記対地車両速度信号よ
りも小さくなったときにブレーキ圧をゆるめるゆるめ信
号を発する制御装置とを備えた構成を有する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のアンチスキッド制御装置にあ
っては、車輪速度がロック方向に変化しそうになったと
き、前後加速度センサの検出値を積分することにより車
体速度を推定するようにしているが、前後加速度センサ
は、車体に固定されているため、静止時の車両姿勢によ
っても加速度を検出してしまい実際の車両の前後加速度
と異なった加速度検出値を出力するという未解決の課題
があった。
また、坂道を走行する場合にも、実際の車両加速度に重
力の車両進行方向分力が加減算されて異なった加速度検
出値を出力するため、例えば特公昭48−27710号
公報に記載されているように、車体速度を算出する積分
器の時定数を変更して重力の影響を除去することが考え
られている。
しかしながら、この場合も重力の影響を除去することは
できるが、車体の静的な姿勢による加速度検出値の誤差
は補正することはできないという未解決の課題があった
何れにしても前後加速度センサの加速度検出値に静止時
の車両姿勢による加速度出力の誤差が含まれたままとな
り、推定車体速と実車体速との誤差が大きくなり、制御
性能を悪化させるという未解決の課題があった。
そこで、この発明は、上記従来例の未解決の課題に着目
してなされたものであり、車両のピッチ角を検出し、こ
れに基づいて前後加速度補正値を算出することにより、
前後加速度検出値に含まれる誤差分を正確に補正し、も
って上記未解決の課題を解消することができるアンチス
キッド制御装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明は、第1図の基本
構成図に示すように、各車輪の車輪速に基づいて各車輪
に配設された制動用シリンダの流体圧を制御するアンチ
スキッド制御装置において、前記各車輪の速度を検出す
る車輪速センサと、該車輪速センサの検出値に基づいて
車輪速度を演算する車輪速演算手段と、車両の前後方向
の加速度を検出する前後加速度センサと、該前後加速度
センサの加速度検出値及び前記車輪速演算手段の車輪速
演算値に基づいて推定車体速度を算出する車体速推定手
段と、車両のピッチ角を検出するピッチ角検出手段と、
該ピンチ角検出手段のピンチ角検出値に基づいて車体の
静的な姿勢に応じた加速度補正値を算出し、当該加速度
補正値で前記加速度センサの加速度検出値及び車体速推
定手段の推定車体速の何れか一方を補正する補正手段と
、少なくとも前記車輪速演算値、推定車体速度に基づい
て前記制動用シリンダの流体圧を制御してアンチスキッ
ド制御を行う流体圧制御手段とを備えた構成を有する。
〔作用] この発明においては、車両のピッチ角をピッチ角検出手
段で検出し、そのピッチ角検出値に基づいて、補正手段
で前後加速度センサの静的な車体姿勢による傾斜状態に
応じた前後加速度に対応する加速度補正値を算出し、こ
の加速度補正値を加速度検出値から減算するか、又は加
速度補正値を積分して車速補正値を算出し、この車速補
正値を推定車体速度から減算することによって、加速度
検出値を実際の車両加速度に応じた値に補正するか、又
は推定車体速度を実際の車体速度に応じた値に補正し、
この補正された値に基づいて流体圧制御手段で制動用シ
リンダの流体圧を制御することにより、アンチスキッド
制御効果を向上させる。
(実施例〕 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。
図中、■はブレーキペダル22に関連してその踏み込み
時に例えば論理値“1°゛の検出信号を出力するブレー
キスイッチ、2は摩擦係数検出手段としての前後加速度
センサ、3は各車輪の回転速度を検出する車輪速センサ
である。ここで、車輪速センサとしては、車輪の回転に
応じたパルスを出力するものであればよく、車輪の回転
に応じて回転する歯付円板に対向して配設したホール素
子で構成される磁気的検出手段、車輪の回転に応じて回
転する等角間隔に透孔又は切欠を設けた回転円板に対向
して配設した投受光素子で構成される光学的検出手段等
の任意の回転センサを適用することができる。
車輪速センサ3の出力パルスは、車輪速演算回路4に供
給され、この車輪速演算回路4で、出力パルスを周波数
−電圧変換することにより、車輪速を表すアナログ電圧
でなる車輪速を算出し、これを車輪速検出値■ωとして
出力する。
この車輪速検出値■ωは、A/D変換器5を介してデジ
タル車輪速フィルタ6に供給され、この車輪速フィルタ
6で電気的ノイズや路面凹凸による車輪速変動分をカッ
トする。
車輪速フィルタ6のフィルタ出力■fは、車輪加減速演
算回路7に入力される。この車輪加減速演算回路7は、
フィルタ出力Vfに基づいて車輪加減速度yrを演算す
るものであり、フィルタ出力vrを比較的短周期(例え
ば5m5ec)毎にサンプリングし、その読込時点の車
輪速検出値Vf。
から前回の読込時点の車輪速検出値Vf、、を減算する
ことにより、順次車輪速変化量即ち車輪加減速度Hを算
出する。
8は車体のピッチ角ηを検出するピンチ角検出手段であ
って、このピンチ角検出手段8は、車体(図示せず)と
各車輪20間にそれぞれ配設されたポテンショメータで
構成されるストロークセンサ9と、これらストロークセ
ンサ9のストローク検出値が入力されるピッチ角演算回
路lOとで構成されている。ピッチ角演算回路10は、
入力されるストローク検出値に基づいて下記(11式の
演算を行って車体のピッチ角ηを算出する。
η−(Δh、−Δh、)/l  ・・・・・・・・・・
・・(1)ここで、Δh、は前輪側の基準位置からのス
トローク変位量、Δh、は後輪側の基準位置からのスト
ローク変位量、lはホイールベースである。
11はイグニッションスイッチ、12はドアスイッチで
ある。
そして、ブレーキスイッチ1のスイッチ信号BS、前後
加速度センサ2から出力される加速度検出値G及びピッ
チ角演算回路10から出力されるピッチ角η並びにイグ
ニッションスイッチ11及びドアスイッチ12のスイッ
チ信号がオフセント値演算回路13に入力される。
このオフセント値演算回路13は、例えばマイクロコン
ピュータを含んで構成され、後述する第4図〜第6図の
フローチャートに従って所定の演算処理を実行し、車両
の停車状態及び定速走行状態におけるオフセット値OF
、及びOF tを、ピッチ角ηに基づいて予め記憶され
た前後加速度センサ2の静的特性を表す記憶テーブルを
参照して算出すると共に、これらオフセット値OF、及
びOF、とそのときの前後加速度センサ2の加速度検出
値Gとを比較して、両者が一致するときには車両が平地
にあるものと判断し、両者が不一致であるときには車両
が坂道にあるものと判断して、オフセット値OF、及び
OF2の何れを選択するかを決定し、選択されたオフセ
ット(I!OFを出力する。ここで、前後加速度センサ
2の静的特性は、第7図に示すように、前後加速度セン
サ2に前後加速度を付与しない静止状態でその傾斜角を
種々変更したときの傾斜角に対する加速度検出値Gを測
定したものである。
このオフセット値演算回路13で算出されたオフセント
値OFは、前記前後加速度センサ2の加速度検出値Gが
入力される補正回路14にD/A変換器15を介して供
給される。
この補正回路14は、加速度検出値Gからオフセント値
OFを減算する減算回路で構成され、前後加速度センサ
2の加速度検出値Gに含まれる車両の姿勢即ち前後加速
度センサ2の傾斜角に応じた誤差分を補正して真の前後
加速度を表す補正加速度検出値GAを出力する。なお、
前記オフセット値演算回路13及び補正回路14で補正
手段が構成されている。
補正回路14から出力される補正加速度検出値GAは、
積分回路16に入力され、この積分回路16でブレーキ
スイッチ1のスイッチ信号BSがオン状態となった時点
で車輪速フィルタ6から入力される車輪速処理値Vfを
初期値として下記(2)式の演算を行って推定車体速度
V refを算出し、これを出力する。
V、−r=Vf  rlGldt  ・・・・・・(2
)そして、ブレーキスイッチ1のスイッチ信号BS、車
輪速フィルタ6のフィルタ出力■f、車輪加減速演算回
路7の車輪加減速度yr及び積分回路16からの推定車
体速度■、。、が流体圧制御手段の一部を構成するコン
トローラ17に入力される。
コントローラ17は、例えば入力インタフェース回路1
7a、出力インタフェース回路17b、演算処理装置1
7c及びROM、RAM等を有する記憶装置17dを少
なくとも備えたマイクロコンピュータで構成され、ブレ
ーキスイッチlのスイッチ信号BS、フィルタ出力Vf
、車輪加減速度H1推定車体速度V refに基づいて
所定のアンチスキッド制御処理を実行して、各車輪20
に配設された制動用シリンダとしてのホイールシリンダ
21及びブレーキペダル22に連結されたマスターシリ
ンダ23間に配設された流体圧制御手段の一部を構成す
るアクチュエータ24を制御する制御信号EV、AV及
びMPを出力する。
アクチュエータ24は、第3図に示すように、マスター
シリンダ23に接続された油圧配管26及びホイールシ
リンダ21間に介挿された流入側電磁開閉弁27と、前
記油圧配管26及びホイールシリンダ11間に配設され
た逆止弁28、モータポンプ29及び流出側電磁開閉弁
30と、モータポンプ29及び流出側電磁開閉弁30間
の配管に接続されたアキュムレータ31とで構成され、
各電磁開閉弁27及び30がコントローラ16からの制
御信号EV及びAVによって、モータポンプ29がコン
トローラ17からの制御信号MPによってそれぞれ駆動
制御される。
次に、上記実施例の動作をオフセット値演算回路13の
処理手順を示す第4図〜第6図のフローチャート及びコ
ントローラ17の処理手順を示す第8図のフローチャー
ト、第9図の制御マツプ及び第10図の信号波形図を伴
って説明する。
先ず、オフセット値演算回路13の処理を第4図〜第6
図のフローチャートに従って説明する。
第4図の処理は、所定時間例えば5 m5ec毎にタイ
マ割込処理として実行される。
すなわち、ステップ■でイグニッションスイッチ11の
スイッチ信号ISを読込み、これがオン状態であるか否
かを判定する。このとき、スイッチ信号Isがオフ状態
であるときにはそのままタイマ割込処理を終了し、スイ
ッチ信号ISがオン状態であるときにはステップ■に移
行する。
このステップ■では、イグニッションスイッチ11のス
イッチ信号Isがオフ状態からオン状態に切換わった直
後であるか否かを判定し、スイッチ信号Isがオン状態
を継続しているときには、後述するステップ■に移行し
、スイッチ信号Isがオフ状態からオン状態に切換ねっ
たときにはステップ■に移行する。
このステップ■では、ドアスイッチ12のスイッチ信号
DSがオフ状態であるか否かを判定し、車両の何れかの
ドアが開いていてスイッチ信号DSがオン状態であると
きにはそのままタイマ割込処理を終了し、車両の全ての
ドアが閉じられてスイッチ信号DSがオフ状態であると
きにはステップ■に移行してピッチ角検出手段8で算出
されたピンチ角ηを読込んでからステップ■に移行する
このステ・7プ■では、停車状態でのオフセット値OF
、を算出する停車時オフセット値算出処理を行う。この
停車時オフセット値算出処理は、第5図に示すように、
先ずステップ■aで予め記憶されたピッチ角ηに基づい
て前後加速度センサ2の静的特性を表す第7図に対応す
る記憶テーブルを参照して静的状態における前後加速度
検出(iGに対応するオフセット値OF、を算出して記
憶し、次いでステップ■bに移行して、前後加速度セン
サ2の加速度検出値Gを読込み、次いでステップ■Cに
移行して、ステップ■aで算出したオフセット値OF、
と前後加速度検出値Gとが一致するか否かを判定する。
このとき、両者が一致するときには、車両が平地に停車
しているものと判断してステップ■dに移行し、判定フ
ラグFを“1“にセットしてからステップ■eに移行し
、両者が不一致であるときにはステップ■fに移行し、
判定フラグFを0”にリセットしてからステップ■eに
移行する。
ステップ■eでは、オフセット値OFを停車時オフセッ
ト値OF、に設定し、次いで停車時オフセット値算出処
理を終了してステップ■に移行する。
このステップ■では、車輪速フィルタ6のフィルタ出力
Vfを読込み、このフィルタ出力Vfが零であるか否か
を判定する。この判定は車両が走行状態であるか否かを
判定するものであり、Vf−〇であるときには車両が停
車中であると判断し、ステップ■に移行してオフセット
値OFを出力してからタイマ割込処理を終了してメイン
プログラムに復帰し、Vf≠0であるときには車両が走
行中であると判断してステップ■に移行する。
このステップ■では、ブレーキスイッチ1のスイッチ信
号BSを読込み、このスイッチ信号BSがオン状態であ
るか否かを判定する。この判定は、車両が制動状態であ
るか否かを判定するものであり、スイッチ信号BSがオ
ン状態であるときには、制動状態であると判断して前記
ステップ■に移行し、スイッチ信号BSがオフ状態であ
るときには、非制動状態であると判断してステップ■に
移行する。
このステップ■では、車輪加減速演算回路7の車輪加減
速度−Vrを読込み、この車輪加減速度Mfが零である
か否かを判定する。この判定は、車両が加減速走行状態
であるか否かを判定するものであり、夏r≠0であると
きには加減速走行状態であると判断して前記ステップ■
に移行し、′Vf=0であるときには定速走行状態であ
ると判断してステップ[相]に移行する。
このステップ[相]では、ステップ■と同様に、ピッチ
角検出手段8で算出したピッチ角ηを読込み、次いでス
テップ■に移行して定速走行時オフセント値算出処理を
行う。
この定速走行時オフセット値算出処理は、第6図に示す
如く、先ずステップ■aで、前記ステップ■aと同様に
、ピッチ角ηをもとに第7図に対応する記憶テーブルを
参照して静的状態における前後加速度センサ2の加速度
検出値Gに対応するオフセット値OF、を算出しこれを
記憶する。
次いで、ステップ■bに移行して、前記停止時オフセン
ト値算出処理で算出したオフセット値OF1を読込み、
次いでステップ■Cに移行して、オフセット値OF、及
びOF、が一致するか否かを判定する。この判定は、オ
フセット値を変更するか否かを判定するものであり、O
F、=OF!であるときには、ステップOdに移行して
オフセット値OF、をオフセット値OFとして設定して
から定速走行時オフセット値算出処理を終了し、OF、
≠OF2であるときには、ステップOeに移行して前後
加速度センサ2の加速度検出値Gを読込み、次いでステ
ップ■「に移行して、加速度検出値Gとステップ■aで
算出したオフセット値OF2とが一致するか否かを判定
する。この判定は前述のステップ■Cと同様に、車両が
平地を走行しているか坂道を走行しているかを判定する
ものであり、G=OF2であるときには、平地を定速走
行しているものと判断してステップOgに移行して、判
定フラグFが“′1パにセットされているか否かを判定
する。この判定は、停車時オフセット値算出処理におい
て、平地及び坂道の何れの状態でオフセット値OF、を
設定しているかを判定するものであり、F=1であると
きには、停車時オフセット値OF、が平地で測定されて
いるものと判断してステップ■hに移行して、オフセッ
ト値OF、及びOF2の何れか小さい値をオフセット値
OFとして設定してから定速走行時オフセント値算出処
理を終了し、F=Oであるときには停車時オフセント値
OF、が坂道で測定されているものと判断してステップ
O1に移行して前記ステップ■aで算出した定速走行時
オフセット値OF2をオフセット値OFとして設定して
から定速走行時オフセント値算出処理を終了する。
一方、前記ステップOrの判定結果が、Go。
F2であるときには、坂道を定速走行しているものと判
断してステップ■jに移行して前記ステップOgと同様
に判定フラグFが°“1 ++であるか否かを判定し、
F=1であるときにはステップ■kに移行して前述した
停止時オフセット値OF、をオフセット値OFとして設
定してから定速走行時オフセット値算出処理を終了し、
F=0であるときにはステップ■lに移行してオフセッ
ト値OFl及びOF2の何れか小さい値をオフセット値
OFとして設定してから定速走行時オフセット値算出処
理を終了する。
次いで、ステップ@に移行して、第6図の処理で設定さ
れたオフセット値OFを補正回路14に出力してからタ
イマ割込処理を終了してメインプログラムに復帰する。
したがって、補正回路14で前後加速度センサ2の加速
度検出値Gからオフセット値OFを減算することにより
、前後加速度検出値Gに重畳された静的な車体姿勢変化
に基づく誤差分を補正して真の前後加速度検出値に応じ
た加速度補正値G。
を得ることができ、この加速度補正値GAを積分回路1
5に供給することにより、この積分回路15で実際の車
体速に応じた推定車体速V rl)fを算出することが
できる。
このように、車両の停車状態及び定速走行状態のように
前後加速度を生じない状態における車両の乗員等の積載
重量による静的な姿勢変化をピッチ角から判断し、この
ピッチ角に基づいて前後加速度センサの補正値を算出す
るようにしているので、車両の静的な姿勢変化に基づい
て重畳される前後加速度センサ2の加速度検出値Gの誤
差分を確実に補正することができる。
次に、コントローラ17によるアンチスキッド制御処理
を第8図〜第10図を伴って説明する。
すなわち、今、時点t0で車両が制動せずに定速走行し
ているものとすると、ブレーキスイッチ1からオフ状態
のスイッチ信号BSが出力され、これに応じて車輪速フ
ィルタ6から第10図(alに示す車輪速演算値■ωを
フィルタ処理したフィルタ出力vrが出力され、これが
車輪加減速度演算回路7及びコントローラ17に出力さ
れている。
この車両の定速走行状態では、コントローラ17で第8
図に示すアンチスキッド制御処理が実行される。ここで
、前回のアンチスキッド制御の終了時点で後述する減圧
タイマL及び制御フラグASが共に“O゛′にクリヤさ
れているものとする。
すなわち、第8図のアンチスキッド制御処理は、一定時
間(例えば5m5ec)毎且つ各車輪毎に実行され、先
ずステップ[相]で車輪加減速演算回路7から出力され
ている車輪加減速演算値−Vrを読込み、これを記憶装
置17dの所定記憶領域に更新記憶する。
次いで、ステップ■に移行して車輪速フィルタ6からの
フィルタ出力Vfを読込むと共に、ステップ0で移行し
て積分回路16から出力される推定車体速度V4.を読
込み、これらに基づいてステップ0で下記(3)式の演
算を行ってスリップ率Sを算出する。
Vl@y 次いで、ステップ[相]に移行して、スリップ率Sが予
め設定されたスリップ率設定値S。(例えば15%)以
上であるか否かを判定する。このとき、制動開始前であ
るので、フィルタ出力■fと推定車体速度V r*fと
が略等しい値となっており、スリップ率Sはスリップ率
設定値80未満となり、ステップ[相]に移行する。
このステップ[相]では、減圧タイマLがセットされて
いるか否かを判定し、減圧タイマLが“0“にクリアさ
れているので、ステップ[相]に移行する。
このステップ[相]では、アンチスキッド制御終了条件
を満たすか否かを判定する。この判定は、例えばブレー
キスイッチ1のスイッチ信号BSがオフ状態であるか否
か、車速が雰であるか否か等を判定することにより行い
、スイッチ信号BSがオフ状態であり、車速も零でない
ので、ステップ0に移行する。
このステップOでは、減圧タイマLを零にクリアすると
共に、制御フラグASを零にクリアし、次いでステップ
[相]に移行する。
このステップ@では、論理値“′1°°のIII ′I
n信号EVをアクチュエータ24の流入側電磁開閉弁2
7に出力してこれを開状態とすると共に、論理値“0′
”の制御信号AV及びMPを流出側電磁開閉弁30及び
モータポンプ29にそれぞれ出力して、これらを閉状態
及び停止状態に制御し、各車輪20に配設されたホイー
ルシリンダ21の圧力をマスクシリンダ23の圧力に応
じた圧力とする急増圧モードに設定してからステップ■
に戻る。しかしながら、この定速走行状態では、ブレー
キペダル22が踏込まれていないので、マスクシリンダ
23の圧力は略零を維持し、ホイールシリンダ21の圧
力も零となり、非制動状態を維持している。
この定速走行状態から、第10図(a)に示すように、
時点t1でブレーキペダル22を踏込んで制動状態に移
行すると、制動開始直後であるので、第9図の制御マツ
プ中のa点で示すように車輪加減速度立f及びスリップ
率Sが略零であり、第8図のタイマ割込処理が開始され
た時点でステップ[相]〜[相]を経てステップ[相]
に移行し、このステップ[相]でプレーキスインチIの
スイッチ信号BSがオン状態となることによりアンチス
キッド制御状態と判断されるので、ステップ[相]に移
行する。
このステップ[相]では、再度ステップ■と同様に減圧
タイマLがセットされているか否かを判定し、減圧タイ
マLがクリア状態であるので、ステップ[相]に移行す
る。
このステップ[相]では、ステップ[相]で読込んだ車
輪加減速度立fが予め設定された加速度闇値β以上であ
るか否かを判定する。このとき、前述したように、制動
開始直後であるので、車輪加減速度Mfは略零であり、
夏f〈βとなり、ステップ[有]に移行する。
このステップ■では、車輪加減速度立fが予め設定した
減速度闇値α以下であるか否かを判定する。このとき、
車輪加減速度Mfが略零であるので、yr>αとなり、
ステップ@に移行する。
このステップ[相]では、制御フラグASが“0′”で
あるか否かを判定する。この判定は、アンチスキッド制
御を開始したか否かを判定するものであり、前回のアン
チスキッド制御終了時点で制御フラグASが“O゛にク
リアされているので、前記ステップ[相]に移行して急
増圧モードに設定する。
このとき、ブレーキペダル22が踏込まれてマスクシリ
ンダ23の圧力が増加するので、これに応じてホイール
シリンダ21の圧力が第10図(b)に示す如く時点t
、から急増圧を開始する。
このようにホイールシリンダ21の圧力が上昇すると、
車輪20に対して制動力が作用するので、車輪速度■ω
が低下してフィルタ出力Vfも第1O図(a)に示すよ
うに低下することになるので、このフィルタ出力Vfの
減少によって、第9図中の矢印で示す如く、車輪減速度
−vrが大きくなり、これに伴ってスリップ率Sも大き
くなる。
そして、時点12=で、車輪減速度Vtが減速度闇値α
以上となると、ステップ[相]からステップ■を経てス
テップ@に移行し、各制御信号EV、AV、MPを論理
値“O”とする。これによって流入側電磁開閉弁27及
び排出側電磁開閉弁30が共に閉状態となり、モータポ
ンプ29も停止状態を維持するので、ホイールシリンダ
21内に圧力油が閉じ込められ、シリンダ圧は、第10
図(blに示す如く一定値となって高圧側の保持モード
となる。
しかしながら、この保持モードにおいても、車輪に対し
て制動力が作用しているので、第9図に示す如く車輪減
速度yrが増加すると共に、スリップ率Sが増加する。
そして、スリップ率Sが時点t3でスリップ率設定値8
0以上となると、ステップ[相]からステップ[相]を
経てステップ[相]に移行する。
このステップ[相]では、前記ステップ[相]と同様に
車輪加減速度Hが加速度闇値β以上であるか否かを判定
する。このとき、車輪加減速度−Vrは減速度となって
いるので、Mr〈βとなり、ステップ[相]に移行する
このステップのでは、減圧タイマLを所定設定値し。(
1以上の整数)にセットすると共に、制御フラグASを
“1゛にセットしてから前記ステップ[相]に移行する
このように、減圧タイマLが所定設定値L0にセットさ
れたことにより、ステップ■からステップ[相]に移行
して、論理値“1゛の制御信号AV及びMPを出力して
、流出側電磁開閉弁30を開状態とすると共にモータポ
ンプ29を作動状態とし、且つ論理値“0゛の制御信号
EVを出力して、流入側電磁開閉弁27を閉状態に維持
する。したがって、ホイールシリンダ21内の圧力油は
、電磁開閉弁30、モータポンプ29及び逆止弁28を
通じて排出され、シリンダ圧が第10図Tb)に示す如
く時点t3から減圧されて減圧モードとなる。
この減圧モードとなると、車輪に対する制動力が緩和さ
れるが、車輪速度Vωが暫くは第10図(a)に示す如
く減少状態を維持し、このため第9図に示す如く車輪減
速度yr及びスリップ率Sは増加傾向を継続し、その後
フィルタ出力Vfの減少率が第10図(a)に示す如く
低下し、時点t4で減少が停止すると、車輪加減速度v
rが第9図のe点で示す如く零となる。
その後、車輪加減速度yrが加速度闇値β以上となるか
スリップ率Sが設定スリップ率S。以下となるまで減圧
モードが継続される。このため、フィルタ出力Vfが第
10図(alに示す如く時点む。
以降増力旧頃向に反転し、これに応じて車輪加減速度−
yrが第7図に示す如く正方向に増加し、時点t、で1
点に達して車輪加減速度yrが加速度闇値β以上となる
と、ステップ[相]からステップ[相]を経てステップ
0に移行する。
このステップ@では、減圧タイマLを“0゛にクリアし
てから前記ステップ[相]に移行する。
したがって、ステップ0での判定で、L=Oとなるので
、ステップ[相]に移行し、M「≧βであるので、ステ
ップ[相]に移行する。このステップ[相]では、前記
ステップ[相]と同様に制御フラグASが“0パである
か否かを判定し、前記高圧側の保持モードで制御フラグ
ASが“°1゛′にセットされているので、前記ステッ
プ@に移行して、保持モードに移行する。
このように、保持モードとなると、ホイールシリンダ2
1のシリンダ圧が第10図(b)に示す如く低圧側で一
定値となり、フィルタ出力Vfは第10図(a)に示す
如く増速状態を継続する。このため、車輪加減速度qr
及びスリップ率Sは、第9図に示す如く、車輪加減速度
yrが正方向に大きくなり、スリップ率Sは減少するこ
とになる。
そして、第9図に示す如く、スリップ率Sが設定スリッ
プ率S。未満となるg点で、ステップ[相]からステッ
プ[相]に移行し、前回の低圧側保持モードで減圧タイ
マLが“0゛′にクリアされているので、直接ステップ
[相]に移行し、前記高圧側の保持モードを継続する。
この高圧側の保持モードにおいても、車輪に対しては、
制動力が作用しているので、フィルタ出力Vfの増加率
は徐々に減少し、時点1hで車輪加減速度vrが第9図
のh点で示す如く加速度闇値β未満となると、ステップ
[相]からステップ[相]に移行し、yr>αであるの
で、ステップ@に移行し、制御フラグASが“1パであ
るので、ステップ[相]に移行する。
このステップ[相]では、論理値“1′及び論理値“0
”を交互に所定周期で繰り返す制御信号EVを出力する
と共に、制御信号AV及びMPを論理値°“0°゛に維
持する。このため、マスターシリンダ23からの圧力油
が間歇的にホイールシリンダ21に供給されることにな
り、ホイールシリンダ21のシリンダ圧が第10図(b
lに示す如くステップ状に増圧されて緩増圧モードとな
る。
この緩増圧モードとなると、ホイールシリンダ21の圧
力上昇が緩やかとなるので、車輪20に対する制動力が
徐々に増加し、フィルタ出力vrが第10図(a)に示
す如く低下して減速状態となる。
その後、時点t、で車輪加減速度yrが減速度闇値α以
下となると、ステップ■からステップ[相]に移行して
、高圧側の保持モードとなり、その後時点1.でスリッ
プ率Sが設定スリップ率80以上となると、ステップ0
からステップ[相]を経てステップのに移行し、次いで
ステップ[相]、[相]を経てステップ[相]に移行す
るので、減圧モードとなり、雨後低圧保持モード、緩増
圧モード、高圧側保持モード、減圧モードが繰り返され
、アンチスキッド効果を発揮することができる。
なお、車両の速度がある程度低下したときには、第9図
で点線図示のように、減圧モードにおいてスリップ率S
が設定スリップ率80未満に回復する場合があり、この
ときには、ステップ[相]からステップ■に移行し、前
述したように減圧モードを設定するステップ[相]で減
圧タイマLが所定設定値L0にセットされているので、
ステップ@に移行して、減圧タイマLの所定設定値を“
I 11だけ減算してからステップ[相]に移行するこ
とになる。したがって、このステップ■からステップ[
相]に移行する処理を繰り返して減圧タイマLが“0”
となると、ステップ[相]〜ステップ@を経てステップ
[相]に移行して、緩増圧モードに移行し、次いで高圧
側の保持モードに移行してから緩増圧モードに移行する
ことになる。
そして、車両が停止近傍の速度となったとき、又はブレ
ーキペダル22の踏み込みを解除してブレーキスイッチ
1のスイッチ信号BSがオフ状態となったときには、ス
テップ[相]で制御終了と判断されるので、このステッ
プ[相]からステップ■に移行して、減圧タイマL及び
制御フラグASを“0”′にクリアしてからステップ[
相]に移行して急増圧モードとしてからアンチスキッド
処理を終了する。
したがって、ブレーキペダルを踏み込んだままで、停車
したときには、マスクシリンダ23の油圧がそのままホ
イールシリンダ21にかかることになり、車両の停車状
態を維持することができ、ブレーキペダル22の踏み込
みを解除したときには、マスターシリンダ23の油圧が
零となるので、ホイールシリンダ21のシリンダ圧は零
に保持され、車輪20に対して何ら制動力が作用される
ことはない。
また、例えば高摩擦係数路を走行している状態から、雪
道、降雨路等の低摩擦係数路を走行する状態に移行し、
この状態でブレーキペダル22を踏み込んで制動状態と
すると、低摩擦係数路を走行しているので、駆動輪にお
いてはスリップが発生して、車輪速センサ3で検出され
る車輪速度Vωが上昇し、車輪加減速度yrが加速度闇
値β以上となっている場合があり、この場合には、第8
図の処理において、ステップ[相]〜ステップ[相]を
経てステップ0に移行し、アンチスキッド制御開始前で
あるので、制御フラグASが“0パであり、ステップ[
相]に移行して急増圧モードとなって車輪速度■ωを減
少させてから前記アンチスキッド制御を実行する。
なお、上記実施例においては、オフセント値演算回路1
3をマイクロコンピュータで構成する場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、関数発生器、
比較器等の電子回路を組み合わせて構成することもでき
、車輪速演算回路4、車輪速フィルタ6、車輪加減速演
算回路7、オフセント値演算回路13、補正回路14、
積分回路15及びコントローラ16を1つのマイクロコ
ンピュータで構成するようにしてもよい。
また、ピンチ角検出手段としては、ストロークセンサ9
を適用する場合に限らず、車体の前後位置に車体と路面
との距離を測定する超音波距離測定装置を配設し、その
距離検出値に基づいてピンチ角ηを演算するようにして
もよい。
さらに、上記実施例においては、補正回路14で加速度
検出値Gを補正する場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、積分回路16の出力側に補正回
路を設け、且つオフセット値演算回路13から出力され
るオフセット値OFを積分して車体速補正値を算出し、
この車体速補正値を補正回路に供給して推定車体速度■
r□から車体速補正値を減算するようにしても上記実施
例と同様の作用効果を得ることができる。
またさらに、上記実施例においては、定速走行状態をブ
レーキスイッチ信号、車輪速度、車輪加減速度で判断す
るようにした場合について説明したが、別途路面の凹凸
状態を判断する路面状態判断手段を設け、この路面状態
判断手段の判断結果が良路を走行していると判断したと
きにオフセット値を算出するようにすると、路面凹凸の
通過によるストロークセンサ9の出力変動に起因するピ
ッチ角の測定誤差を少なくすることができる利点がある
なおさらに、上記実施例においては、減速度闇値αが所
定設定値に固定されている場合について説明したが、高
摩擦係数路用と低摩擦係数路用との2段階或いは3段階
以上に設定することもできる。
また、上記各実施例ではドラム式ブレーキについて適用
した場合を示したが、これはディスク式ブレーキについ
ても同様に適用可能である。
さらに、上記各実施例ではホイールシリンダを油圧で制
御する場合について説明したが、これに限らず他の液体
又は空気等の気体を適用し得ることは言うまでもない 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、ピッチ角検出
手段のピッチ角検出値に基づいて車体の静的な姿勢を検
出し、この静的な姿勢による前後加速度センサの誤差分
を加速度補正値として算出し、この加速度補正値によっ
て前後加速度センサの加速度検出値を補正するか、加速
度補正値をさらに積分して車体速補正値を算出し、この
車体速補正値によって車体速演算手段の車体速演算値を
補正するようにしているので、推定車体速演算手段で前
後加速度を積分して算出される推定車体速度が実際の車
体速度に正確に対応したものとなり、アンチスキッド制
御の制御性能を大幅に向上させることができる効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の基本構成を示す概略構成図、第2図
はこの発明の一実施例を示すブロック図、第3図はアク
チュエータの一例を示す構成図、第4図〜第6図はそれ
ぞれこの発明に適用し得るオフセント値演算回路の処理
手順の一例を示すフローチャート、第7図は前後加速度
センサの傾斜角と加速度検出値との関係を示す特性線図
、第8図はコントローラの処理手順の一例を示すフロー
チャート、第9図はコントローラの動作の説明に供する
制御マツプを示す図、第10図はコントローラの動作の
説明に供する信号波形図である。 図中、■はブレーキスイッチ、2は前後加速度センサ、
3は車輪速センサ、4は車輪速演算回路、6は車輪速フ
ィルタ、7は車輪加減速演算回路、8はピッチ角検出手
段、9はストロークセンサ、10はピッチ角演算回路、
11はイグニッションスイッチ、12はドアスイッチ、
13はオフセット値演算回路、14は補正回路、16は
積分回路、17はコントローラ、20は車輪、21はホ
イールシリンダ(制動用シリンダ)、22はブレーキペ
ダル、23はマスターシリンダ、24はアクチュエータ
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各車輪の車輪速に基づいて各車輪に配設された制
    動用シリンダの流体圧を制御するアンチスキッド制御装
    置において、前記各車輪の速度を検出する車輪速センサ
    と、該車輪速センサの検出値に基づいて車輪速度を演算
    する車輪速演算手段と、車両の前後方向の加速度を検出
    する前後加速度センサと、該前後加速度センサの加速度
    検出値及び前記車輪速演算手段の車輪速演算値に基づい
    て推定車体速度を算出する車体速推定手段と、車両のピ
    ッチ角を検出するピッチ角検出手段と、該ピッチ角検出
    手段のピッチ角検出値に基づいて車体の静的な姿勢に応
    じた加速度補正値を算出し、当該加速度補正値で前記加
    速度センサの加速度検出値及び車体速推定手段の推定車
    体速の何れか一方を補正する補正手段と、少なくとも前
    記車輪速演算値、推定車体速度に基づいて前記制動用シ
    リンダの流体圧を制御してアンチスキッド制御を行う流
    体圧制御手段とを備えたことを特徴とするアンチスキッ
    ド制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1016748A (ja) * 1996-07-05 1998-01-20 Nissan Motor Co Ltd アンチスキッド制御装置
EP0933238A3 (en) * 1998-02-02 2001-03-07 Nissan Motor Co., Ltd. Pitch angle calculating device for vehicle
JP2009298171A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Nissan Diesel Motor Co Ltd 衝突被害軽減装置
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