JPS60258406A - 溶鋼用合成フラツクス - Google Patents
溶鋼用合成フラツクスInfo
- Publication number
- JPS60258406A JPS60258406A JP59114675A JP11467584A JPS60258406A JP S60258406 A JPS60258406 A JP S60258406A JP 59114675 A JP59114675 A JP 59114675A JP 11467584 A JP11467584 A JP 11467584A JP S60258406 A JPS60258406 A JP S60258406A
- Authority
- JP
- Japan
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- flux
- molten steel
- particle size
- steel
- compsn
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- Granted
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C7/00—Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
- C21C7/04—Removing impurities by adding a treating agent
- C21C7/076—Use of slags or fluxes as treating agents
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明はタンディツシュ内にて浮上する非金属介在物(
特にU2O3)を迅速に吸収するためにタンディツシュ
溶鋼面上に添加し、完全な溶融スラグを生成する合成フ
ラックスに関するものである。 (発明の解決l−ようとする問題点) 従来から合成フラックスの使用による溶鋼面の酸化防上
(空気との遮断)、鋼中介在物(特に脱酸生成物である
Al2O2) の吸収促進、塩基度の確保は、介在物が
少なく、かつ脱硫度の高い溶鋼を得るため近年広く採用
されるに至っている。この精錬法において使用される合
成フラックスは重要な役割を担っており、その溶融温度
、粘性、表面張力(溶鋼との界面張力)、更には脱硫能
な、ど物理的、化学的性質が考慮され、一般にはAQ
−1(illed (キルド)調相としてCaOを主体
としだものであり、An −Si −killed (
キルド)鋼およびSi −killed (キルド)鋼
には(’!、’) −sto、、を主体としたものであ
シ、いずれも物性調整用として(”!、F2、N4F
、 Na2O等を添加したものが使用されている。これ
等の合成フラックスは通常、酸化カルシウム、シリカ、
フッ化カルシウム、炭酸ナトリウム、フッ化ナトリウム
などの単一酸化物あるいはこれ等の複合酸化物を配合し
て得られる。 鋼の連続鋳造におけるタンディツシュ内の溶鋼の界面被
覆剤として一般には、焼モミ、5i02 系保温剤、
MyO系保温剤等が用いられてお9、これ等の主目的は
駒造中におけるタンディツシュ内溶鋼の温度降下防止と
、溶鋼表面の空気による酸化防止であり、鋼中より浮上
した非金属介在物(とくにAL203)を吸収すべき特
性をもつものではない。 しかし近年、タンディツシュ内において浮上したA1t
203 を迅速に吸収し、スラグ中に安定化すべく、合
成フラックスを使用することが採用されてきている。し
かしながら、その特性や成分についてはいまだ技術的確
立が不十分である。 すなわちタンディツシュに使用される従来のフラックス
は特公昭57−7.213号、特公昭57−34..3
31号に示されるようにその主成分が5i0220〜5
0wt%、(’!、010〜50 wt%、Ax2o3
1〜20 wt、 %、CcLF25〜30 Wj%か
らなっており、その主原料としては、ポルトランドセメ
ント、生石灰、砕石粉等、まだ、物性調整用として螢石
、フッ化ナトリウム、アルカリ金属の炭酸塩まだはソツ
化物の粉末よりなっており、ビニール袋、紙袋等に入れ
て吸湿を防止しているのが現状である。 しかしながらこのように袋詰めされた粉末フラックスは
投入時及び投入後、溶鋼の顕熱による上昇気流によシ粉
塵となって作業環境を悪化させると共に、場合によって
は軽い物質が優先的に粉塵 ゛となるため、本来目的と
した合成スラグ組成が得られない。又袋詰フラックスは
運搬時の破損や、使用時あるいは開袋時からの時間経過
等により大気と接触すると大気中の水分を吸収し、フラ
ックス中の水分が増加する。この吸湿し7たフラックス
を使用すると鋼中に〔H)、
特にU2O3)を迅速に吸収するためにタンディツシュ
溶鋼面上に添加し、完全な溶融スラグを生成する合成フ
ラックスに関するものである。 (発明の解決l−ようとする問題点) 従来から合成フラックスの使用による溶鋼面の酸化防上
(空気との遮断)、鋼中介在物(特に脱酸生成物である
Al2O2) の吸収促進、塩基度の確保は、介在物が
少なく、かつ脱硫度の高い溶鋼を得るため近年広く採用
されるに至っている。この精錬法において使用される合
成フラックスは重要な役割を担っており、その溶融温度
、粘性、表面張力(溶鋼との界面張力)、更には脱硫能
な、ど物理的、化学的性質が考慮され、一般にはAQ
−1(illed (キルド)調相としてCaOを主体
としだものであり、An −Si −killed (
キルド)鋼およびSi −killed (キルド)鋼
には(’!、’) −sto、、を主体としたものであ
シ、いずれも物性調整用として(”!、F2、N4F
、 Na2O等を添加したものが使用されている。これ
等の合成フラックスは通常、酸化カルシウム、シリカ、
フッ化カルシウム、炭酸ナトリウム、フッ化ナトリウム
などの単一酸化物あるいはこれ等の複合酸化物を配合し
て得られる。 鋼の連続鋳造におけるタンディツシュ内の溶鋼の界面被
覆剤として一般には、焼モミ、5i02 系保温剤、
MyO系保温剤等が用いられてお9、これ等の主目的は
駒造中におけるタンディツシュ内溶鋼の温度降下防止と
、溶鋼表面の空気による酸化防止であり、鋼中より浮上
した非金属介在物(とくにAL203)を吸収すべき特
性をもつものではない。 しかし近年、タンディツシュ内において浮上したA1t
203 を迅速に吸収し、スラグ中に安定化すべく、合
成フラックスを使用することが採用されてきている。し
かしながら、その特性や成分についてはいまだ技術的確
立が不十分である。 すなわちタンディツシュに使用される従来のフラックス
は特公昭57−7.213号、特公昭57−34..3
31号に示されるようにその主成分が5i0220〜5
0wt%、(’!、010〜50 wt%、Ax2o3
1〜20 wt、 %、CcLF25〜30 Wj%か
らなっており、その主原料としては、ポルトランドセメ
ント、生石灰、砕石粉等、まだ、物性調整用として螢石
、フッ化ナトリウム、アルカリ金属の炭酸塩まだはソツ
化物の粉末よりなっており、ビニール袋、紙袋等に入れ
て吸湿を防止しているのが現状である。 しかしながらこのように袋詰めされた粉末フラックスは
投入時及び投入後、溶鋼の顕熱による上昇気流によシ粉
塵となって作業環境を悪化させると共に、場合によって
は軽い物質が優先的に粉塵 ゛となるため、本来目的と
した合成スラグ組成が得られない。又袋詰フラックスは
運搬時の破損や、使用時あるいは開袋時からの時間経過
等により大気と接触すると大気中の水分を吸収し、フラ
ックス中の水分が増加する。この吸湿し7たフラックス
を使用すると鋼中に〔H)、
〔0〕の増加をもたらし、
清浄な鋼が得られない場合かめる。 更にCcLO系フラックスにおいては必要とする溶融温
度1100〜1400℃を得るためには大量のCaF2
または5102 、 NaF 、 Na2CO3を必要
とするが、(”i、Fの大量使用は溶融スラグ中のF−
を安定化できず、鋳造中にF−の蒸発によりスラグ組成
の変化を起こし、清浄な鋼を得るために必要な最適組成
範囲をはずれてしまう。 また5102を使用することにより、鋼中にSiO□が
還元されSiとして溶解し、鋼を汚染する。また、Nユ
F 、 N、2Co3等は吸湿性の高い物質であり、前
述したごとく、鋼の清浄性をそこなう問題がある。 各成分の最適範囲、吸湿性の少ない物質、粉塵発生の少
ない粒子径を見いださなければならない。 (発明の目的) 本発明は連続鋳造時に鋼中介在物(特にAg2O3)の
吸収促進のためタンディツシュに使用される合成フラッ
クスにおいて最適成分範囲も使用時における粉塵発生を
防止して作業環境を改善し、吸湿性の少ない粒子の形態
もしくは吸湿を防止すべく焼成又は溶融あるいはこれら
の混合物にして、清浄な溶鋼を得る合成フラックスを提
供するものである。 (発明の構成、作用) 本発明はこの点の解決を計ったものである。すなわち本
発明はC:3%wt%以下、5i025〜15wt%、
A!2035〜20 W j %、(’j、Lo 30
−60 wt%、MIO5〜20wt係、(”、、F2
]、O〜4 Owt係 の成分範囲としかつその粒子径
が0.01〜5?#澹とし、0、1 #n以上の粒子が
5o%以上を占める粉体とすると共にこれらを焼成又は
溶融、あるいは混合物にして前記目的を達するものであ
る。 以下に成分範囲の限定理由、粒子径等について述べる。 C: 3 wt係 以上であれば極低炭A之−kid]
、ed の場合、雛鋼中へのCの侵入が問題と々す、C
を3wt、%以下にする必要がある。5i02について
はできるだけ少々い方が鋼中AQが8102を還元し、
Sl として鋼を汚染することがないので望ましいが、
5wt% 以下であれば合成フラックスの溶融温度が高
くなり、その結果として溶鋼中より浮上するAi!20
3の吸収能が低下する。5102が15−wt%以上に
なると上述のごとく81として鋼を汚染するので810
2の含有量は5〜l 5 wt% の範囲内にすること
が望ましい。 Ae203 は少なければ少ない方が望ましい成分であ
るが、SiO□と同じ理由で、5wt% 以下であれば
合成フラックスの溶融温度は高くなる。まだ20wt、
% を超えても溶融温度が高くなると共に、Aε203
含有量が高くなることにより、溶融フラックスのAA
203吸収能は低下する。この理由によりM2O3含有
量は5〜20wt% とすることが必要である。 M7Qについても同様の理由により、5wt%以下では
融点降下の効果は認められず、また20vvt、%を超
えると融点を上げるため、MfOの範囲としては、5〜
20 wt%が適切である。 CaOは30 wt%以下であれば、AI!203 の
吸収能力が低下し、フラックスとしての効果がそこなわ
れる。捷た6Owt% を超えると、溶融温度が150
0℃を超えるため、タンディツシュ内溶鋼表面上に添加
してもフラックスは浴融せず、浮上した介在物とくにA
C2o3を吸収することはできなくなり、フラックスと
しての効果は失なわれてしまう。よってC4Oの範囲は
30〜60 tvt% が最適である。 GaF2は10%以下ではAg2O,、を吸収するため
に必要な融点]、、 300℃以下が得られない。また
4゜wt%を超えると、溶融フラックス中にF−が安定
して存在することができないので(’+tLF2 の範
囲は10〜4. Owt%とすべきである。これ等の成
分範囲にて得られる浴融温度特性IJH1,100〜1
,400℃である。なお、吸温性の高い、アルカリ金属
の炭酸塩、フッ化物等の使用は、溶鋼に対して害になる
ので配合すべきでない。 これ等化学組成を得るための原料としては砂石粗粉、粒
状生石灰、Ag2O3粉、焼成MfO粗粉、螢石粗粉ま
たは微粉等を用いるが、生石灰の炭カル化および吸湿を
防止するだめには生石灰表面コート品等を使用すること
が望ましい。ただし、これ等の成分原料を焼成粉砕、ま
たは溶融粉砕を行ない、炭カル化防止及び吸湿防止を行
なうのが最も望ましいことである。上記原料混合品の場
合はタンディツシュ内浴鋼表面上で均一迅速溶融させる
ために、螢石は微粉(−1,00mesh (メツシュ
))で配合することが望ましい。また原料、焼成、溶融
の物質を混合して使用することも可能である。 更に使用時の粉塵を防止するためには合成フラックスの
粗度は粗粒にする必要がある。実験結果によれば、00
1闘〜5藺の範囲が適切であり、01藺以上の粒子が5
0 wt%以上あれば投入時の粉塵は発生せず、環境上
問題がないことがわかった。ただし50%以下になれば
粉塵発生が目立ち、作業環境が悪化する。このため粒子
径は上記の範囲内にすることが必要である。 (実施例) 第1表に本発明品の化学組成および物性と、吸湿測定に
よる吸湿指数および炭カル化指数およびこれ等の鋳造条
件とその場合の評価を従来品と比較して示す。又評価は
介在物指数で表わしたがこれは単位体積当りの鋼中介在
物の量で表わし、前記吸湿指数と共にその値が低いほど
良い。 本発明品の(A)r/′1aao系合成ンラックスであ
り、原1混合タイプである本発明品。(B)は同じく本
発明品であり、全原料を溶融処理し、粉砕した場合。 (C)I″ii原料部を溶融処理し、残りの成分を後添
加したものである本発明品。 又従来品の(a)にはタンディツシュ保温剤として焼モ
ミガラ使用した場合、(b)にはMfO保温剤を使用し
た場合、(c)にij C40−5t02 系の合成フ
ラックス(焼成タイプ)を用いた場合を示す。 (発明の効果) 本発明フラックスを用いることにより吸湿が少なく鋼中
の介在物が非常に少ない清浄な鋼を得ることができ又溶
鋼面上に添加時粉塵として飛散することが少な〈産業上
有用である。
清浄な鋼が得られない場合かめる。 更にCcLO系フラックスにおいては必要とする溶融温
度1100〜1400℃を得るためには大量のCaF2
または5102 、 NaF 、 Na2CO3を必要
とするが、(”i、Fの大量使用は溶融スラグ中のF−
を安定化できず、鋳造中にF−の蒸発によりスラグ組成
の変化を起こし、清浄な鋼を得るために必要な最適組成
範囲をはずれてしまう。 また5102を使用することにより、鋼中にSiO□が
還元されSiとして溶解し、鋼を汚染する。また、Nユ
F 、 N、2Co3等は吸湿性の高い物質であり、前
述したごとく、鋼の清浄性をそこなう問題がある。 各成分の最適範囲、吸湿性の少ない物質、粉塵発生の少
ない粒子径を見いださなければならない。 (発明の目的) 本発明は連続鋳造時に鋼中介在物(特にAg2O3)の
吸収促進のためタンディツシュに使用される合成フラッ
クスにおいて最適成分範囲も使用時における粉塵発生を
防止して作業環境を改善し、吸湿性の少ない粒子の形態
もしくは吸湿を防止すべく焼成又は溶融あるいはこれら
の混合物にして、清浄な溶鋼を得る合成フラックスを提
供するものである。 (発明の構成、作用) 本発明はこの点の解決を計ったものである。すなわち本
発明はC:3%wt%以下、5i025〜15wt%、
A!2035〜20 W j %、(’j、Lo 30
−60 wt%、MIO5〜20wt係、(”、、F2
]、O〜4 Owt係 の成分範囲としかつその粒子径
が0.01〜5?#澹とし、0、1 #n以上の粒子が
5o%以上を占める粉体とすると共にこれらを焼成又は
溶融、あるいは混合物にして前記目的を達するものであ
る。 以下に成分範囲の限定理由、粒子径等について述べる。 C: 3 wt係 以上であれば極低炭A之−kid]
、ed の場合、雛鋼中へのCの侵入が問題と々す、C
を3wt、%以下にする必要がある。5i02について
はできるだけ少々い方が鋼中AQが8102を還元し、
Sl として鋼を汚染することがないので望ましいが、
5wt% 以下であれば合成フラックスの溶融温度が高
くなり、その結果として溶鋼中より浮上するAi!20
3の吸収能が低下する。5102が15−wt%以上に
なると上述のごとく81として鋼を汚染するので810
2の含有量は5〜l 5 wt% の範囲内にすること
が望ましい。 Ae203 は少なければ少ない方が望ましい成分であ
るが、SiO□と同じ理由で、5wt% 以下であれば
合成フラックスの溶融温度は高くなる。まだ20wt、
% を超えても溶融温度が高くなると共に、Aε203
含有量が高くなることにより、溶融フラックスのAA
203吸収能は低下する。この理由によりM2O3含有
量は5〜20wt% とすることが必要である。 M7Qについても同様の理由により、5wt%以下では
融点降下の効果は認められず、また20vvt、%を超
えると融点を上げるため、MfOの範囲としては、5〜
20 wt%が適切である。 CaOは30 wt%以下であれば、AI!203 の
吸収能力が低下し、フラックスとしての効果がそこなわ
れる。捷た6Owt% を超えると、溶融温度が150
0℃を超えるため、タンディツシュ内溶鋼表面上に添加
してもフラックスは浴融せず、浮上した介在物とくにA
C2o3を吸収することはできなくなり、フラックスと
しての効果は失なわれてしまう。よってC4Oの範囲は
30〜60 tvt% が最適である。 GaF2は10%以下ではAg2O,、を吸収するため
に必要な融点]、、 300℃以下が得られない。また
4゜wt%を超えると、溶融フラックス中にF−が安定
して存在することができないので(’+tLF2 の範
囲は10〜4. Owt%とすべきである。これ等の成
分範囲にて得られる浴融温度特性IJH1,100〜1
,400℃である。なお、吸温性の高い、アルカリ金属
の炭酸塩、フッ化物等の使用は、溶鋼に対して害になる
ので配合すべきでない。 これ等化学組成を得るための原料としては砂石粗粉、粒
状生石灰、Ag2O3粉、焼成MfO粗粉、螢石粗粉ま
たは微粉等を用いるが、生石灰の炭カル化および吸湿を
防止するだめには生石灰表面コート品等を使用すること
が望ましい。ただし、これ等の成分原料を焼成粉砕、ま
たは溶融粉砕を行ない、炭カル化防止及び吸湿防止を行
なうのが最も望ましいことである。上記原料混合品の場
合はタンディツシュ内浴鋼表面上で均一迅速溶融させる
ために、螢石は微粉(−1,00mesh (メツシュ
))で配合することが望ましい。また原料、焼成、溶融
の物質を混合して使用することも可能である。 更に使用時の粉塵を防止するためには合成フラックスの
粗度は粗粒にする必要がある。実験結果によれば、00
1闘〜5藺の範囲が適切であり、01藺以上の粒子が5
0 wt%以上あれば投入時の粉塵は発生せず、環境上
問題がないことがわかった。ただし50%以下になれば
粉塵発生が目立ち、作業環境が悪化する。このため粒子
径は上記の範囲内にすることが必要である。 (実施例) 第1表に本発明品の化学組成および物性と、吸湿測定に
よる吸湿指数および炭カル化指数およびこれ等の鋳造条
件とその場合の評価を従来品と比較して示す。又評価は
介在物指数で表わしたがこれは単位体積当りの鋼中介在
物の量で表わし、前記吸湿指数と共にその値が低いほど
良い。 本発明品の(A)r/′1aao系合成ンラックスであ
り、原1混合タイプである本発明品。(B)は同じく本
発明品であり、全原料を溶融処理し、粉砕した場合。 (C)I″ii原料部を溶融処理し、残りの成分を後添
加したものである本発明品。 又従来品の(a)にはタンディツシュ保温剤として焼モ
ミガラ使用した場合、(b)にはMfO保温剤を使用し
た場合、(c)にij C40−5t02 系の合成フ
ラックス(焼成タイプ)を用いた場合を示す。 (発明の効果) 本発明フラックスを用いることにより吸湿が少なく鋼中
の介在物が非常に少ない清浄な鋼を得ることができ又溶
鋼面上に添加時粉塵として飛散することが少な〈産業上
有用である。
Claims (1)
- (’! : 3 wt%以下、5i025−15 wt
%、#!2035〜20yt、%、C,030〜60
wt%、MyO5−20wt%、CtLF210−40
wt、%の成分節回で、その粒子径が001〜511
1Mで、かつ少なくとも粒子径01闘以上の457.子
が50%以上を占める粗粉体とすると共Vに〕tらを焼
成、浴融して製造したことを特徴とする製鋼用合成フラ
ックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59114675A JPS60258406A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 溶鋼用合成フラツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59114675A JPS60258406A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 溶鋼用合成フラツクス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60258406A true JPS60258406A (ja) | 1985-12-20 |
JPH0425325B2 JPH0425325B2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=14643800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59114675A Granted JPS60258406A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 溶鋼用合成フラツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60258406A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5028257A (en) * | 1990-03-10 | 1991-07-02 | Foseco International Limited | Metallurgical flux compositions |
JPH04274866A (ja) * | 1991-03-02 | 1992-09-30 | Kobe Steel Ltd | タンディッシュ内添加用フラックス |
EP0510842A2 (en) * | 1991-04-25 | 1992-10-28 | Foseco International Limited | Metallurgical fluxes |
JPH07102310A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-18 | Shinko Flex:Kk | 精錬用複合造滓剤 |
KR100530053B1 (ko) * | 2001-08-16 | 2005-11-22 | 주식회사 포스코 | 알루미늄 탈산강 제조용 연속주조 턴디쉬 플럭스 |
KR100579396B1 (ko) * | 2001-12-11 | 2006-05-12 | 주식회사 포스코 | 질화티타늄 개재물 흡수능이 높은 턴디쉬 플럭스 |
KR100579395B1 (ko) * | 2001-08-02 | 2006-05-12 | 주식회사 포스코 | 개재물 흡수능이 우수하고 내화물 침식능이 낮은스테인레스강용 턴디쉬 플럭스 |
CN102312047A (zh) * | 2011-10-10 | 2012-01-11 | 重庆大学 | 一种对盛钢容器内夹杂物改性并去除的包芯线 |
-
1984
- 1984-06-06 JP JP59114675A patent/JPS60258406A/ja active Granted
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5028257A (en) * | 1990-03-10 | 1991-07-02 | Foseco International Limited | Metallurgical flux compositions |
JPH04274866A (ja) * | 1991-03-02 | 1992-09-30 | Kobe Steel Ltd | タンディッシュ内添加用フラックス |
EP0510842A2 (en) * | 1991-04-25 | 1992-10-28 | Foseco International Limited | Metallurgical fluxes |
US5240492A (en) * | 1991-04-25 | 1993-08-31 | Foseco International Limited | Metallurgical fluxes |
JPH07102310A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-18 | Shinko Flex:Kk | 精錬用複合造滓剤 |
JP2561615B2 (ja) * | 1993-09-30 | 1996-12-11 | 株式会社シンコーフレックス | 炉外精錬で用いる精錬用複合造滓剤の製造方法 |
KR100579395B1 (ko) * | 2001-08-02 | 2006-05-12 | 주식회사 포스코 | 개재물 흡수능이 우수하고 내화물 침식능이 낮은스테인레스강용 턴디쉬 플럭스 |
KR100530053B1 (ko) * | 2001-08-16 | 2005-11-22 | 주식회사 포스코 | 알루미늄 탈산강 제조용 연속주조 턴디쉬 플럭스 |
KR100579396B1 (ko) * | 2001-12-11 | 2006-05-12 | 주식회사 포스코 | 질화티타늄 개재물 흡수능이 높은 턴디쉬 플럭스 |
CN102312047A (zh) * | 2011-10-10 | 2012-01-11 | 重庆大学 | 一种对盛钢容器内夹杂物改性并去除的包芯线 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0425325B2 (ja) | 1992-04-30 |
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