JPS6114055A - 表面欠陥及び内質欠陥の少ない鋼の連続鋳造用湯面保護剤 - Google Patents
表面欠陥及び内質欠陥の少ない鋼の連続鋳造用湯面保護剤Info
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- JPS6114055A JPS6114055A JP13203684A JP13203684A JPS6114055A JP S6114055 A JPS6114055 A JP S6114055A JP 13203684 A JP13203684 A JP 13203684A JP 13203684 A JP13203684 A JP 13203684A JP S6114055 A JPS6114055 A JP S6114055A
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- JP
- Japan
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- steel
- surface protective
- molten metal
- less
- metal surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/10—Supplying or treating molten metal
- B22D11/11—Treating the molten metal
- B22D11/111—Treating the molten metal by using protecting powders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、鋼の連続鋳造法の湯面保護剤に関するもので
ある。すなわち本発明は、鋼の連続鋳造において、粉末
又は、顆粒品を鋳型自溶鋼表面、に添加して、鋳型自溶
鋼表面を保温し彦から、溶鋼表面の一凝固を防ぎ、かつ
溶鋼表面に浮上してきた非金属介在物を溶解吸収する。
ある。すなわち本発明は、鋼の連続鋳造において、粉末
又は、顆粒品を鋳型自溶鋼表面、に添加して、鋳型自溶
鋼表面を保温し彦から、溶鋼表面の一凝固を防ぎ、かつ
溶鋼表面に浮上してきた非金属介在物を溶解吸収する。
又、鋳型と凝固シェル間に流入するスラグフィルムによ
って温情作用を果たし、清浄で良好なる鋳片を得るだめ
の、連続鋳造用湯面保護剤に関するものである。
って温情作用を果たし、清浄で良好なる鋳片を得るだめ
の、連続鋳造用湯面保護剤に関するものである。
(従来技術)
廐鋼の連続鋳造に使用される従来の湯面保護剤は、■溶
鋼面を完全に被覆することにより、空気による溶鋼再酸
化を防止する■溶鋼湯面を被覆することにより、溶鋼湯
面の温度低下を防ぎディケルの発生を防止する。■溶融
スラグは、鋳型と鋳片との間に入って、潤滑剤になるた
め、常に消費速度に合いかつ適正スラグプール厚を保持
する溶融速度を有すること。■溶融したスラグ層が鋼中
よシ浮上した非金属介在物を迅速に吸収し、かつそのス
ラグの溶融特性(物性例えば、融点、粘性等、)を大き
く変化させないこと。■溶鋼メニスカスの温度で均一に
溶解し、溶融スラグは、鋳型と凝固シエル間隙に流れ込
み、均一なスラグフィルムを形成するために、適切なる
融点、粘性であること。■流れ込んだスラグフィルムは
、鋳型と凝固シェルの潤滑作用を十分に行なわせしめる
こと。■吸湿を少くし、吸湿水分によるピンホールやブ
ローホールの発生を防止する等の性質を備える必要が、
ある。
鋼面を完全に被覆することにより、空気による溶鋼再酸
化を防止する■溶鋼湯面を被覆することにより、溶鋼湯
面の温度低下を防ぎディケルの発生を防止する。■溶融
スラグは、鋳型と鋳片との間に入って、潤滑剤になるた
め、常に消費速度に合いかつ適正スラグプール厚を保持
する溶融速度を有すること。■溶融したスラグ層が鋼中
よシ浮上した非金属介在物を迅速に吸収し、かつそのス
ラグの溶融特性(物性例えば、融点、粘性等、)を大き
く変化させないこと。■溶鋼メニスカスの温度で均一に
溶解し、溶融スラグは、鋳型と凝固シエル間隙に流れ込
み、均一なスラグフィルムを形成するために、適切なる
融点、粘性であること。■流れ込んだスラグフィルムは
、鋳型と凝固シェルの潤滑作用を十分に行なわせしめる
こと。■吸湿を少くし、吸湿水分によるピンホールやブ
ローホールの発生を防止する等の性質を備える必要が、
ある。
従来のパウダーは、特開昭50−2271.5.50−
1925のごとく成分物性により割れ防止の効果のみを
目的として、湯面保護剤中の水分含有量によるピンホー
ル、ブローホール等を含めた欠陥については含まれてお
らず、充分なものとは認めがたい。
1925のごとく成分物性により割れ防止の効果のみを
目的として、湯面保護剤中の水分含有量によるピンホー
ル、ブローホール等を含めた欠陥については含まれてお
らず、充分なものとは認めがたい。
鋼の連続鋳造に使用される従来の湯面保護剤は、化学分
析の換算値で、SiO220〜40 wt%、C,02
0〜40 wt%、AA2031〜10 vrt%、N
−+に+3〜30wt、%、F−2〜2 o vt、%
からなつ薔おシ、その原料としては、主原料として、ポ
ルトランドセメント、石灰石、硅カル、硅藻土、砕石粉
等、物性調整剤として、螢石、アルカリ金属の炭酸塩又
は、弗化物、又は、他の金属酸化物との溶融状態で、の
酸化物(例えばガラス粉末等)が使用されている。必要
に応じて、湯面保護剤は、上記組成に溶融速度調整剤と
して炭素粉末2〜8wt、%が添加され、ビニール袋や
紙袋等に入れて吸湿を防止しているのが現状である。
析の換算値で、SiO220〜40 wt%、C,02
0〜40 wt%、AA2031〜10 vrt%、N
−+に+3〜30wt、%、F−2〜2 o vt、%
からなつ薔おシ、その原料としては、主原料として、ポ
ルトランドセメント、石灰石、硅カル、硅藻土、砕石粉
等、物性調整剤として、螢石、アルカリ金属の炭酸塩又
は、弗化物、又は、他の金属酸化物との溶融状態で、の
酸化物(例えばガラス粉末等)が使用されている。必要
に応じて、湯面保護剤は、上記組成に溶融速度調整剤と
して炭素粉末2〜8wt、%が添加され、ビニール袋や
紙袋等に入れて吸湿を防止しているのが現状である。
しかしながらこのように袋詰めされた湯面保護剤は、運
搬時の破損や、自動投入機での使用時あるいは、開袋時
の時間経過等により大気に接すると、大気中よシ吸湿し
、湯面保護剤中の水分量が増加する。この吸湿した湯面
保護剤を使用すると、鋳片表面にピンホールやブローホ
ールを多発させ、更に鋳片に付着又は巻込まれた溶融あ
るいは、未溶融の湯面保護剤が、圧延後の製品の表面欠
陥を発生させる。
搬時の破損や、自動投入機での使用時あるいは、開袋時
の時間経過等により大気に接すると、大気中よシ吸湿し
、湯面保護剤中の水分量が増加する。この吸湿した湯面
保護剤を使用すると、鋳片表面にピンホールやブローホ
ールを多発させ、更に鋳片に付着又は巻込まれた溶融あ
るいは、未溶融の湯面保護剤が、圧延後の製品の表面欠
陥を発生させる。
(発明の目的)
本発明者等2は、かかる湯面保護剤の課題を解決すべく
、種々の検討を行い、湯面保護剤の吸湿!KML・*o
*″iti*・”I] S 114 W a i# *
J + (7) s、。
、種々の検討を行い、湯面保護剤の吸湿!KML・*o
*″iti*・”I] S 114 W a i# *
J + (7) s、。
アルカリ金属の炭酸塩、酸化物、弗化物等の金属イオン
が吸湿に大きく関与していることを見出したものである
。
が吸湿に大きく関与していることを見出したものである
。
一方アルカリ金属イオンは、従来の湯面保護剤では必須
の成分であシ、炭酸塩や弗化物の形で原料として使用さ
れ、湯面保護剤の物性調整剤として大きな役割をはたし
ている。従ってアルカリ金属イオンを除くには、これに
代る物性調整剤が必要であるが、一方で吸湿性に影響を
およほさない最小限のアルカリ金属量を決定する必要が
ある。
の成分であシ、炭酸塩や弗化物の形で原料として使用さ
れ、湯面保護剤の物性調整剤として大きな役割をはたし
ている。従ってアルカリ金属イオンを除くには、これに
代る物性調整剤が必要であるが、一方で吸湿性に影響を
およほさない最小限のアルカリ金属量を決定する必要が
ある。
本発明は\上記知見に、もとすき、アルカリ金属を最小
限に含有し、これに代る物性調専剤を含む、湯面保護剤
を、従来と異なる成分系において見い出したものである
。
限に含有し、これに代る物性調専剤を含む、湯面保護剤
を、従来と異なる成分系において見い出したものである
。
(発明の構成と作用)
本発明は原料混合、焼成、溶融又は、これ等の混合より
なる粉末又は顆粒で、塩基度(CeLOZS102)0
.6〜1.3、CaO25〜40 vrt%、8i02
25Naowt%、F−3〜15wt%、Al5O12
,1〜10wt、%、Mgo 1.0 Na o wt
、%、Na” 5%未満の範囲においてuF、ff、、
B+の1種又は2種の組合せで、0.1〜20%を含
有し、かつ溶融速度調整剤としての炭素粉10%以下か
らなる湯面保護剤で吸湿性も小さく、湯面保護剤中のA
i!、、o3 が濃化しても物性変化が小さく、かつ
M2O3の吸°収能も高いことを特徴とする表面欠陥及
び内質欠陥の少ない鋼の連続鋳造用湯面保護剤である。
なる粉末又は顆粒で、塩基度(CeLOZS102)0
.6〜1.3、CaO25〜40 vrt%、8i02
25Naowt%、F−3〜15wt%、Al5O12
,1〜10wt、%、Mgo 1.0 Na o wt
、%、Na” 5%未満の範囲においてuF、ff、、
B+の1種又は2種の組合せで、0.1〜20%を含
有し、かつ溶融速度調整剤としての炭素粉10%以下か
らなる湯面保護剤で吸湿性も小さく、湯面保護剤中のA
i!、、o3 が濃化しても物性変化が小さく、かつ
M2O3の吸°収能も高いことを特徴とする表面欠陥及
び内質欠陥の少ない鋼の連続鋳造用湯面保護剤である。
本発明は、従来必須成分とされていたアルカリ金属イオ
ンを最小限にとどめ、湯面保護剤の吸湿性を大巾に低減
させ、アルカリ金属イオンの替りに、湯面保護剤の物性
調整剤として、l#o % uF3、B2O3を配合し
た湯面保護剤に関するものである。
ンを最小限にとどめ、湯面保護剤の吸湿性を大巾に低減
させ、アルカリ金属イオンの替りに、湯面保護剤の物性
調整剤として、l#o % uF3、B2O3を配合し
た湯面保護剤に関するものである。
鋼の連続鋳造において、鋳造速度は、一般に、0.2〜
2.0 m/minであシ、その時用いられる湯面保護
剤の要求される物性は、粘度05〜l Opoise。
2.0 m/minであシ、その時用いられる湯面保護
剤の要求される物性は、粘度05〜l Opoise。
溶融温度900〜1250℃である。鋳造速度差 ′に
よるその物性の大まかな区分は、低速度側では、高粘度
、高溶融温度であシ高速度側では、低粘度、低溶融温度
である。このため母材成分の塩基度(CcLO/8i0
a)は、0.6〜’1.1の範囲であるが、請求範囲で
述べたようi<、B”o、1%以上含有することによシ
高塩基度1.3までは、ガラス性を保有することが可能
となる。つまシ、請求範囲内においては塩基度13を超
えると、ガラス性がなくなると共に、凝固時再結晶を起
し、溶融フィルム組成が不均一となって、その結果鋳片
の抜熱が不均一となり、鋳片に表面欠陥を生じる。又、
06以下になると、物性、特に粘度の調整が困難になり
、必要粘度10 poise以下が得られない。従って
、塩基度(c、o/5io2)は、06〜13の範囲が
必要である。
よるその物性の大まかな区分は、低速度側では、高粘度
、高溶融温度であシ高速度側では、低粘度、低溶融温度
である。このため母材成分の塩基度(CcLO/8i0
a)は、0.6〜’1.1の範囲であるが、請求範囲で
述べたようi<、B”o、1%以上含有することによシ
高塩基度1.3までは、ガラス性を保有することが可能
となる。つまシ、請求範囲内においては塩基度13を超
えると、ガラス性がなくなると共に、凝固時再結晶を起
し、溶融フィルム組成が不均一となって、その結果鋳片
の抜熱が不均一となり、鋳片に表面欠陥を生じる。又、
06以下になると、物性、特に粘度の調整が困難になり
、必要粘度10 poise以下が得られない。従って
、塩基度(c、o/5io2)は、06〜13の範囲が
必要である。
塩基度06〜13を満足し、他の成分との関係を考慮す
ると、C,LO25−40wt%、5in225〜40
wt%となる。M2O3は、酸化物の形で母材成分と
して添加されるが、10%を超えると、粘度及び溶融温
度が極端に高くなり鋳造条件に合致しなくなるとともに
、使用時ゲーレナイトの析出が起り、鋳造時トラブルを
起しやすくなる。又、不純物として0.1%以上他の原
料より必然的に混入してくるため、Al103 の量
としては、O1〜10 wt% の範囲で使用すること
が望ましい。
ると、C,LO25−40wt%、5in225〜40
wt%となる。M2O3は、酸化物の形で母材成分と
して添加されるが、10%を超えると、粘度及び溶融温
度が極端に高くなり鋳造条件に合致しなくなるとともに
、使用時ゲーレナイトの析出が起り、鋳造時トラブルを
起しやすくなる。又、不純物として0.1%以上他の原
料より必然的に混入してくるため、Al103 の量
としては、O1〜10 wt% の範囲で使用すること
が望ましい。
F−は、従来から湯面保護剤の必須成分とじて使用され
ており、CαF2、MgF2、等の各種弗化物の形で添
加されている。F−が15wt%を超えると、母材成分
との反応によシ、弗化物のガス化が起り、鋳片にピンホ
ール等の欠陥を発生させるため、F−は1.5 wt%
以下でなければならない。又3 wt% 未満では、必
要とする物性が得られず、F−としては、3〜l 5
wt% が必要である。
ており、CαF2、MgF2、等の各種弗化物の形で添
加されている。F−が15wt%を超えると、母材成分
との反応によシ、弗化物のガス化が起り、鋳片にピンホ
ール等の欠陥を発生させるため、F−は1.5 wt%
以下でなければならない。又3 wt% 未満では、必
要とする物性が得られず、F−としては、3〜l 5
wt% が必要である。
MgOは酸化物、炭酸塩又は、弗化物の形で添加される
。MgO換算で2owt% を超えると、ガラス性が
なくなると共に、高融点となり、湯面保護剤としての機
能が々くなるため、20チ以下とすることか望ましく、
1%以下であれば、他の物質では、物性調整が困難にな
るため、1〜20 wt%の範囲で使用する必要がある
。
。MgO換算で2owt% を超えると、ガラス性が
なくなると共に、高融点となり、湯面保護剤としての機
能が々くなるため、20チ以下とすることか望ましく、
1%以下であれば、他の物質では、物性調整が困難にな
るため、1〜20 wt%の範囲で使用する必要がある
。
Nα20 は酸化物、炭酸塩、弗化物の形で含有され
る。N−で5%を超えると、湯面保護剤中の吸湿が増加
し、ピンホール、プローホールが発生する。
る。N−で5%を超えると、湯面保護剤中の吸湿が増加
し、ピンホール、プローホールが発生する。
5チ未満であればNa20 に起因するビンホールプ
。−$、−A/い、カラゆ。うわ、。ア、ヶやエ
パの安定鋳造を考慮すればHa は5チ未満で使用す
ることか望ましい。特に、N−は、Nα2co3 で
添加すれば、湯面保護剤を鋳型に添加すると、CO2分
解ガスが添加剤の粉体層を攪拌することによシ、添加剤
の使用中におけるゴワツキ等が解決し、安定した鋳造性
が得られることも判明し、粉体での添加剤の場合は、N
α2CO8で添加することが望ましい。
。−$、−A/い、カラゆ。うわ、。ア、ヶやエ
パの安定鋳造を考慮すればHa は5チ未満で使用す
ることか望ましい。特に、N−は、Nα2co3 で
添加すれば、湯面保護剤を鋳型に添加すると、CO2分
解ガスが添加剤の粉体層を攪拌することによシ、添加剤
の使用中におけるゴワツキ等が解決し、安定した鋳造性
が得られることも判明し、粉体での添加剤の場合は、N
α2CO8で添加することが望ましい。
Aj+F3及びB は、アルカリ金属イオンの代りに、
物性調整剤として添加される。B+ は、01%以下で
は、物性調整剤としで働くことは困難であシ、少くとも
01%以上は必要であるが、最大20%添加すると、ガ
ラス性を失い物性調整剤として、使用困難となる。つま
シ、B+ は01〜20 wt%以内で使用する必要が
ある。AAF3は最大20 wt%添加すれば、AQ+
の量が多くなシ、鋼中のA!、203の吸収能力の低下
をおこし、鋼の表面品位の低下をもたらし、その使用量
は最大20wt%である。
物性調整剤として添加される。B+ は、01%以下で
は、物性調整剤としで働くことは困難であシ、少くとも
01%以上は必要であるが、最大20%添加すると、ガ
ラス性を失い物性調整剤として、使用困難となる。つま
シ、B+ は01〜20 wt%以内で使用する必要が
ある。AAF3は最大20 wt%添加すれば、AQ+
の量が多くなシ、鋼中のA!、203の吸収能力の低下
をおこし、鋼の表面品位の低下をもたらし、その使用量
は最大20wt%である。
更に0. l wt% 以下では、物性調整剤として働
くことは困難である。このため、AAF3 の使用量
は、0.1〜20 vrt%とする必要がある。又A9
.F3、B+は2種の組合せで用いれば、上記物性は更
に行い易い。
くことは困難である。このため、AAF3 の使用量
は、0.1〜20 vrt%とする必要がある。又A9
.F3、B+は2種の組合せで用いれば、上記物性は更
に行い易い。
なお、本発明が上述した化学分析による換算値の化学組
成を得るための原料は、その範囲を満足すれば、金属イ
オンの酸化物、弗化物及び炭酸塩を自由に使用すること
ができる。例えば、Cα2+、My 源として、C
aO、CaF2、CaCO3及びM、20゜MgF2、
MyC03等を夫々目的に応じて使用できる。
成を得るための原料は、その範囲を満足すれば、金属イ
オンの酸化物、弗化物及び炭酸塩を自由に使用すること
ができる。例えば、Cα2+、My 源として、C
aO、CaF2、CaCO3及びM、20゜MgF2、
MyC03等を夫々目的に応じて使用できる。
また吸湿性の点及び均一性の点から原料は、焼成あるい
は、溶融処理あるいは、これ等の混合物、あるいは、母
材成分を熱処理(焼成あるいは溶融)して、jVtF3
及びB+、Nα2CO3等を後添加をしたほうが望まし
い。また、必要に応じて、溶融速度調整剤として炭素粉
末1owt、%以下使用する。
は、溶融処理あるいは、これ等の混合物、あるいは、母
材成分を熱処理(焼成あるいは溶融)して、jVtF3
及びB+、Nα2CO3等を後添加をしたほうが望まし
い。また、必要に応じて、溶融速度調整剤として炭素粉
末1owt、%以下使用する。
添加剤の形態は、粉末又は顆粒である。
以下実施例により本発明の効果を更に具体的に説明する
。
。
(実施例及びその効果)
第1表に原料の溶融処理を流上た従来品(a)、原料混
合品(b)、本発明品で母材成分SiO2、Cα0、M
gO1Fを溶融処理して、MF3 、’Na2Co3
を後添加した本発明品を(C)、Cと同様母材成分を
溶融し、MF、、B+、Nα2C03を後添加した本発
明品を(d)に、SiO2、CaO1Mg01F−1N
a20を溶融処理し、Al!F3 、鹸 を後添加した
本発明品(、)に示した。。・これ等(、)〜(d)の
物性、化学組成と、吸湿針による吸湿指数及び鋳造条件
とその評価を示す。従来品(、)は、アルカリ金属イオ
ン(N−+)を8.9 wt% 含むもので、その吸湿
性は溶融処理を施したにもかかわらず吸、湿指数は非常
に高く、その評価は、ピンホールを多発し、製品表面疵
発生指数も高かった。従来品(b)は、(a)と同じア
ルカリ金属(N6勺を含有するものであるが、その評価
は、(a)と比較すると吸湿指数が高く、更に、表面疵
発生指数も高かった。
合品(b)、本発明品で母材成分SiO2、Cα0、M
gO1Fを溶融処理して、MF3 、’Na2Co3
を後添加した本発明品を(C)、Cと同様母材成分を
溶融し、MF、、B+、Nα2C03を後添加した本発
明品を(d)に、SiO2、CaO1Mg01F−1N
a20を溶融処理し、Al!F3 、鹸 を後添加した
本発明品(、)に示した。。・これ等(、)〜(d)の
物性、化学組成と、吸湿針による吸湿指数及び鋳造条件
とその評価を示す。従来品(、)は、アルカリ金属イオ
ン(N−+)を8.9 wt% 含むもので、その吸湿
性は溶融処理を施したにもかかわらず吸、湿指数は非常
に高く、その評価は、ピンホールを多発し、製品表面疵
発生指数も高かった。従来品(b)は、(a)と同じア
ルカリ金属(N6勺を含有するものであるが、その評価
は、(a)と比較すると吸湿指数が高く、更に、表面疵
発生指数も高かった。
それに対して、本発明品(c)、(d)、(e)共に吸
湿性が著しく小さく、ピンホールの発生が少く、製品表
面疵発生指数が著しく小さくなった。更に、本発明品は
、M−K で鋳造し夫々約5%M2O3のアップが認
められたにもかかわらず、従来品と比較すると、鋳造中
の粘性アップが認められず、操業の変化時の′鋳造速度
の変化に対して、充分に追従し得るものと認められ、そ
の効果が非常に優れているものである。
湿性が著しく小さく、ピンホールの発生が少く、製品表
面疵発生指数が著しく小さくなった。更に、本発明品は
、M−K で鋳造し夫々約5%M2O3のアップが認
められたにもかかわらず、従来品と比較すると、鋳造中
の粘性アップが認められず、操業の変化時の′鋳造速度
の変化に対して、充分に追従し得るものと認められ、そ
の効果が非常に優れているものである。
以上述べたように、本発明品は品質の良好な鋳片を得る
ために極めて有用な溶鋼の連続鋳造用湯面保護剤である
。
ために極めて有用な溶鋼の連続鋳造用湯面保護剤である
。
Claims (1)
- 原料混合、焼成、溶融又は、これ等の混合よりなる粉末
又は顆粒で、塩基度(CaO/SiO_2)0.6〜1
.3、CaO25〜40wt%、SiO_225〜40
wt%、F^−3〜15wt%、Al_2O_30.1
〜10wt%、MgO1.0〜20wt%、Na^+5
%未満の範囲において、AlF_3、B^+の1種又は
2種の組合せで、0.1〜20%を含有し、かつ溶融速
度調整剤としての炭素粉10%以下からなる湯面保護剤
で吸湿性も小さく、湯面保護剤中のAl_2O_3が濃
化しても物性変化が小さく、かつAl_2O_3の吸収
能も高いことを特徴とする表面欠陥及び内質欠陥の少な
い鋼の連続鋳造用湯面保護剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13203684A JPS6114055A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 表面欠陥及び内質欠陥の少ない鋼の連続鋳造用湯面保護剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13203684A JPS6114055A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 表面欠陥及び内質欠陥の少ない鋼の連続鋳造用湯面保護剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6114055A true JPS6114055A (ja) | 1986-01-22 |
JPS6344465B2 JPS6344465B2 (ja) | 1988-09-05 |
Family
ID=15072000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13203684A Granted JPS6114055A (ja) | 1984-06-28 | 1984-06-28 | 表面欠陥及び内質欠陥の少ない鋼の連続鋳造用湯面保護剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6114055A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6475157A (en) * | 1987-09-18 | 1989-03-20 | Kawasaki Steel Co | Continuous casting mold powder for extra-low carbon steel |
JPH02284749A (ja) * | 1989-04-24 | 1990-11-22 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鋼の連続鋳造方法 |
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