JPS60258119A - 高脂血症治療剤 - Google Patents

高脂血症治療剤

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JPS60258119A
JPS60258119A JP59115307A JP11530784A JPS60258119A JP S60258119 A JPS60258119 A JP S60258119A JP 59115307 A JP59115307 A JP 59115307A JP 11530784 A JP11530784 A JP 11530784A JP S60258119 A JPS60258119 A JP S60258119A
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cycloartenol
acid ester
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葛谷 文男
Goro Kimura
木村 午朗
Masanari Fujita
藤田 勝成
Yoshihiko Hirose
広瀬 芳彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な化合物及び公知化合物(即ち、シクロア
ルテノール、24−メチレンシクロアルタノール及びシ
クロブラノールのフェルラ酸エステル又はこれらのトリ
テルペンアルコールの飽和脂肪酸エステル又はシクロブ
ラノール。)の高脂血症治療剤に関する。
更に詳しくは、本発明はすぐれた抗脂血症活性と低い毒
性即ち安全なシクロアルテノール、24−メチレンシク
ロアルタノール又はシクロブラノールの有機酸エステル
又はシクロブラノール単味を 、I。
有効成分とする高脂血症治療剤に関する。
高脂血症は動脈硬化、特に冠状動脈硬化症の重要な危険
因子であることがよく知られている。
1975年、MillerとMiller (G、J、
Miller+ N、E、Mi−11er ; Lan
cet : Jan、 4.16頁(1975) )は
血漿中の高比重リボ蛋白コレステロール(以下HDL−
Cと称する。)と体の中のコレステロールプールが負の
相関を示すことを認め、血中の総コレステロール(以下
TCと称する。)や他のリボ蛋白濃度との間には相関が
認められないことから、血中HDL−C濃度の低下によ
って動脈壁からのコレステロールのクリアランスが低下
することが動脈硬化を促進させるとの考えを提唱した。
この報告以後、数多くの疫学的研究〔例えばT、Gor
don等: Am、J8Med、、62巻、707頁(
1977) )により虚血性心疾患の発生とHDL−C
濃度との間に逆相関のあることが証明され、血中HDL
−C濃度の低下が、抗脂血症剤の有無にかかわらず、虚
血性心疾患発生の一つの大きな危険因子であることが確
認された。
本発明者らは血清中のTC1総リン脂質(以下PLと称
する。)及びトリグリセライド(以下TGと称する。)
含量を低下させる一方でHDI、−C含量を上昇させ、
同時に八therogenic Index(TC=H
DL−C/HDL−Cでめ、以下AIと称する。我が国
の医学者の内にはこのAIをコレステロール比と称する
方もおる。〕を低下させ、更に血清中の過酸化脂質(以
下LPOと称する。)含量も低下させる抗脂血症剤の創
製について鋭意研究した結果、前記3種のトリテルペン
アルコールの有機酸エステルがすぐれた抗脂血症効果を
有することを見い出した。
従前から植物ステロールが血清コレステロールを低下さ
せることは公知である。例えばβ−シトステロールとジ
ヒドロ−β−シトステロールの混合物(米国、Lill
y社商品名・Cytellin) ;ソイステロール、
植物ステロールとトコフェロールの混合物(日本、森下
製薬:商品名そりステロール)等は高脂血症治療剤とし
て市販されている。
一方、トリテルペンアルコールについては次の文献が発
表されている。
特開昭57−18617号公報には、植物ステロール1
部にシクロアルテノール又は24−メチレンシクロアル
タノールを0.01〜0.1部併用すると相乗効果によ
り植物ステロール単独使用時よりも強い血漿コレステロ
ール低下作用が認められている。
特開昭587116415号公報には、植物ステロール
100部に対し、シクロアルテノール、24−メチレン
シクロアルタノール又はシクロラウデノールを1〜20
部(特に5部程度)を併用すると相乗効果により植物ス
テロール単独使用時よりも相当に強い血漿コレステロー
ル低下作用が認められたと記載されている。特にシクロ
アルテノールは、植物ステロールの血漿コレステロール
低下作用に対し相乗効果を示し、24−メチレンシクロ
アルタノール及びシクロラウデノールは、シクロアルテ
ノールよりもその相乗効果が劣ることを示している。
特開昭59−27824号公報には、コレステロール0
.5%添加食に対し、シクロアルテノール又は24−メ
チレンシクロアルタノールを1%添加したとき、高コレ
ステロール摂取のコントロールに対しTCの低下率は前
者、13.7%、後者10.2%(同公報第2表の結果
により本発明者等が計算)と報告されている。
然し、上記三編の公報中には血漿コレステロールの低下
作用について報告されているが、TG、PL、HDL−
C,AI及びLPOに関しては何等の記載がない。シク
ロアルテノール、24−メチレンシクロアルタノール及
びシクロラウデノールは、単独又は植物ステロールとの
共存下で血漿TCを減少させたからと言って、これ以外
の高脂血症の治療判定上の重要な項目である血清脂質の
TGSPL及びLPOに対しても低下作用を有し、且つ
最近、特に高脂血症の治療上重要視されているHDL−
Cを上昇させ、更にAIを低下させる効果を有するか否
かは不明である。又、かかる全般的な薬理活性は類推不
可能なことである。
又、現在、我が国で医薬品として市販されてい 1.:
るT−オリザノールは単品ではなく、各種の植物ステロ
ールとトリテルペンアルコールのフェルラ酸エステルの
混合物である。この成分比率の一例を示すと、カンペス
テロール14%、スチグマステロール1%、β−シトス
テロール4%、シクロアルタノール2%、シクロアルテ
ノール35%、24−メチレンシクロアルタノール44
%の各フェルラ酸エステルの組成からなり、シクロブラ
ノールフェルラ酸はほとんど含有しない。
最近、高脂血症ラットのコレステロール代謝に及ぼすγ
−オリザノールの影響について次の報告がある。葛谷文
男、吉峯徳、加藤庄志、藤田勝成、牛込裕代ら(Ger
iatric Medicine 1部巻、519〜5
24頁(1980) )は、高コレステロール食飼育ラ
ットを用い、これを対照としてγ−オリザノールヲ0.
1.0.5及び1%添加の高コレステロール食摂取ラッ
トではTCは明らかに低下し、その低下は投与量依存性
であった。TCの低下率はPLの低下率を上回るもので
あり、又、TCの低下率はHDL−Cの低下率と同等で
あり、AIに対して作用は認めなかった。TGは上昇傾
向を示し、LPOは明らかに低下作用を示したと報告し
ている。
三谷公瓦、木戸原簿、清水楕−1森田誠治ら〔動脈硬化
 11巻、階2、June 411〜416頁(198
3) )は、高コレステロール食摂取ラットに比較して
γ−オリザノールを0.5、1.0及び2.0%添加し
た高コレステロール食摂取ラットでは、それぞれ血清T
C値は8.1.23.4及び30.9%の低下率を示し
た。一方血清TG値及び血清PL値に関しては有意な低
下を認めなかった。
井上修二、江用正人、佐藤忍ら〔動脈硬化 11巻、隘
2、June 417〜428頁(1983) )は、
視床下部性肥満ラットの高脂血症に対するT−オリザノ
ールの影響について検討し、γ−オリザノールは血中T
C低下作用を有するが、血中TOには有意な低下を認め
ない。又血中PL、、HDL−Cには影響を与えなかっ
たと報告している。
一方、有機酸については、R,D、Sharma (^
the−rosclerosis 37巻、463〜4
68頁(1980) )は、高コレステロール食摂取ラ
ットに比較して有機酸0.2%添加の高コレステロール
食摂取ラットではフェルラ酸(Ferulic aci
d)とp−フマル酸(p−Coumaric acid
 )はTCの低下率は前者10.8%、後者9.4%で
有意に低下した。TGの低下はフェルラ酸18.7%、
p−フマル酸19.8%と減少したが有意な減少ではな
かった。PLは両者ともほとんど低下が認められなかっ
た。バニリン酸(VaniF’lic acId ) 
、カフェ酸(Caffeic acid)、ケイ皮酸(
Ci’nnamic acid )にはTC,TG及び
LP共に低下減少は認められなかったと報告している。
本発明者らはシクロアルテノール、24−メチレンシク
ロアルタノール及びシクロブラノールの公知化合物につ
いての抗高脂血症効果(抗高脂血症の薬理試験方法は後
述)の追試を行った。その結果は表−1に示すように高
脂血症飼料を投与したコントロール群に対し、シクロア
ルテノール及びシクロブラノールは有意差5%で血清中
のTCの低下を認めた。24−メチレンシクロアルタノ
ールはTCの低下は僅かであり、有意な低下を示さなか
った。HDL−Cについては、シクロアルテノールは有
意差5%で低下し、24−メチレンシクロアルタノール
の低下は有意な低下ではなかった。
これに対し、シクロブラノールは増加傾向を示すが有意
な上昇ではなかった。このHDL−Cについては前記文
献に示すように有意に増加することが望ましいことは言
うまでもない。AIについてはシクロアルテノール及び
シクロブラノールは低下傾向を示すが、24−メチレン
シクロアルタノールは僅かな上昇傾向を示した。TG、
PL及びLPOについては、これら三者のトリテルペン
アルコールは有意な変動は示さなかった。
これら3種のトリテルペンアルコールの比較では、シク
ロブラノールはTC,AI、TG、PL、LPOの低下
傾向を示す一方、HDL−Cを上昇させ、明らかにシク
ロアルテノール及び24−メチレンシクロアルタノール
とは異なる作用挙動を示した。即ち、シクロブラノール
はシクロアルテノール及び24−メチレンシクロアルタ
ノールより “1::・も優れた抗脂血症効果を有する
ことがわかった。
本発明者らは、これらのトリテルペンアルコールの抗脂
血症効果を改善するために詳細に検討した結果、すぐれ
た抗脂血症活性を持った多数の新規のトリテルペンアル
コール有機酸エステル化合物の存在を発見した。この事
実は従来の公知のトリテルペンアルコール及び有機酸の
単独の性質からは想像することが困難なことである。
本発明の高脂血症治療剤はシクロアルテノール、24−
メチレンシクロアルタノール又はシクロブラノールの有
機酸エステル又はシクロブラノール単味を有効成分とす
るものである。その有機酸として好ましいのは、アミノ
基、ニトロ基、ヒドロキシ基、炭素数2〜5のアシルア
ミノ基、炭素数1〜4のアルコキシ基又は炭素数2〜5
のアルキルカルボキシ基の一置換基をベンゼン核に結有
するケイ皮酸又は安息香酸;ヒドロキシ基と炭素数1〜
4のアルコキシ基、ヒドロキシ基と炭素数2〜5のアル
キルカルボキシ基−1炭素数1〜4のアルコキシ基と炭
素数2〜5のアルキルカルボキシ基、炭素数1〜4のア
ルコキシ基の2個、炭素数2〜5のアルキルカルボキシ
基の2個又はヒドロキシ基の2個の各2置換基をベンゼ
ン核に結有するケイ皮酸又は安息香酸;ニコチン酸;リ
ノール酸、リルン酸、アラキドン酸、エイコサペンクエ
ン酸などの不飽和脂肪酸;又はC/2〜/</の飽和脂
肪酸である。
本発明の高脂血症治療剤は安定な化合物である。
実施例に示した製法からも判明するようにpH0,5〜
1.5の強酸性水溶液で60〜70°Cに3時間加温攪
拌しても加水分解は全く受けない安定な化合物である。
本発明の高脂血症治療剤の3種のトリテルペンアルコー
ルの有機酸エステルの構造式を以下に示す。
(以下余白) 一般式1a、Ib、IcにおいてRがHのとき、式1a
はシクロアルテノール、式Ibは24−メチレンシクロ
アルタノール、式Icはシクロブラノールである。これ
ら3種のトリテルペンアルコールは公知である。
本発明においてIa、Ib及びIcのRは前記に示した
各種の有機酸の残基を表わす。これらの有機酸残基の内
、ニコチン酸、リノール酸、リルン酸、アラキドン酸、
エイコサペンクエン酸、ラウリン酸又はミリスチン酸般
どの一塩基酸の残基以外の有機酸残基からなる本発明化
合物を一般式■、m a −dに示す。
一般式 ただし、Rrは−CH=CH−GO又は−CO−を表わ
し、R2はアミノ基(−NH2)−アシルアミノ基(−
NHCOR3) 、ニトロ基(−NO2) l。
、ヒドロキシ基(−OH)、炭素数1〜4のアルコキシ
基(−〇R3)、又は炭素数2〜5のアルキルカルボキ
シ基(−0COR3)を示す。R3は炭素数1〜4のア
ルキル基、即ちメチル、エチル、n−プロピル、1so
−プロピル、n−ブチル、1so−ブチル、S−ブチル
又はt−ブチルである。
即ち、一般式(II)はR2の−W換基がベンゼン核の
オルト、メタ又はパラ位にそれぞれ結有するケイ皮酸又
は安息香酸のトリテルペンアルコールエステルである。
(以下余白) 一般式 ただし、一般式m a −dのR1及びR3は前記と同
じ意味を表わす。
一般式■aの化合物はベンゼン核にOH基と〇R3基又
はOH基と0COR3基の異種の2置換基、一般式1[
1bの化合物はベンゼン核にOR3基と0COR3基の
異種の2置換基が結有するケイ皮酸又は安息香酸のトリ
テルペンアルコールエステルである。以下msとmbの
化合物について詳細に説明する。
即ち、一般式maに示した化合物においてOH基がベン
ゼン核のオルト位(2位)に結合したときには、OR3
又は0COR3基は3.4.5又は6位にそれぞれ結合
した化合物である。同様にOH基がベンゼン核のメタ位
(3位)に結合したときには、OR3基又は0COR3
基はベンゼン核の2.4.5又は6位にそれぞれ結合し
た化合物である。又、同様にOH基がベンゼン核のパラ
位(4位)に結合したときには、OR3基又は0COR
3基はベンゼン核の2又は3位にそれぞれ結合した化合
物である(以下これらを一般式111aの化合物と略称
する。)。これらmaの化合物群の個々の結合様式を下
記一般式11[a1〜In a 10に示す。
一般式 ただし一般式11[a1〜m a +oにおいてRt及
びR3は前記と同じ意味を示す。
一般式mbの化合物群についての結合様式は、前記の一
般式maの化合物群のOH基がOR3基に代替され、且
つベンゼン核にOR3基と0COR3基の異種2置換基
を結合するケイ皮酸又は安息香酸のトリテルペンアルコ
ールエステルである。
従って1Ibiは、TM a 1の化合物のOH基の代
わりにOR3基、又IIIa1の化合物のOR3基又は
0COR3基の代わりに0COR3基が代替結合した化
合物である。
以下11b2〜III b 10は同様であり、これら
mb1〜m b +oの一般式を下記に示す。
ただし一般式mbl〜m b 10においてR1及びR
3は前記と同じ意味を表わす。
\ 一般式1[[cの化合物は、ベンゼン核にOH基を2個
、一般式1dの化合物はベンゼン核にOR3基を2個結
有するケイ皮酸又は安息香酸のトリテルペンアルコール
エステルである。即ち一般式mcの化合物は、ベンゼン
核の2と3位、2と4位、2と5位、2と6位、3と4
位及び3と5位にOH基を2個結有し、下記に示す6通
りの結合物からなる。
又、一般式1[[dの化合物群の結合様式は、前記一般
式mc化合物のOH基2個の代わりにOR3基2個が代
替結合したものであり、]lIc1〜■C6と同様にI
[Idi〜Id(、の6種の化合物が存在する。
以下、本発明の高脂血症治療剤の化合物の製法について
説明する。 前記したγ−オリザノールはシクロアルテ
ノール、24−メチレンシクロアルタノール及びシクロ
ブラノールの好適な原料である。即ち、現在我が国で市
販されているT−オリザノールは単品ではなく、各種の
ステロールとトリテルペンアルコールのフェルラ酸エス
テルの混合物である。この成分比率の一例を示すとカン
ペステロール14%、スチグマステロール1%、β−シ
トステロール4%、シクロアルタノール2%、シクロア
ルテノール35%、24−メチレンシクロアルタノール
44%の各フェルラ酸エステルの混合組成からなってい
る。
シクロアルテノールの単離法: 即ち、γ−オリザノールを遠藤、三栖、稲葉等〔油化学
 18巻、63〜67頁(1969) )の方法を参考
として、アセトン−メタノール、アセトン、酢酸エチル
を用いて再結晶を繰り返し、シクロアルテノールフェル
ラ酸エステルを得、これをケン化分解することによりシ
クロアルテノール融点101〜102℃、比旋光度〔α
〕J・’ +49.7° (C1,01、CHCl3 
)を得た。このものはガスクロマトグラフィーで単一ピ
ークを示した。
24−メチレンシクロアルタノールの単離法:前述の遠
藤ら〔油化学 18巻、63〜67頁(1969)〕の
方法に準じた。即ち、γ−オリザノールからシクロアル
テノールを分離した母液からの結晶をピリジン−無水酢
酸でアセチル化し、このアセチル化[−クロロホルム−
酢酸エチル−エタノール(4: 3 : 2)を用い再
結晶を繰り返し、脱アセチル化し、アセトン−メタノー
ル混合溶媒で再結晶し、24−メチレンシクロアルクノ
ールフェルラ酸エステルを得、これをケン化分解するこ
とにより24−メチレンシクロアルタノール融点123
〜124℃、比旋光度〔α〕菅 +48.1° (C1
,QO1CHCI3 )を得た。このものはガスクロマ
トグラフィーで単一ピークを示した。
シクロブラノールの単離法: γ−オリザノール1.1kg (シクロブラノール含量
O%)をアセトン8Ilに熔解し、ヨウ素40gを加え
熔解f&1.s時間加熱還流した。放冷後、10%千オ
硫酸ナトリウム水溶液500+neを加え30分攪拌し
たのち、さらに水550mβを加え析出した結晶をろ別
したにれを2%チオ硫酸ナトリウム水溶液100me、
続いて水4βで洗浄し乾燥した。このγ−オリザノール
をガスクロマトグラフィーで分析の結果、シクロブラノ
ールを約23%含有するγ−オリザノール1 kgを得
た。この結晶1 kgを4%カセイカリーエタノール熔
液液81懸濁し、3時間加熱還流した。放冷後、析出し
たγ−オリザノールのカリウム塩をろ取し、続いてメタ
ノール81に懸濁し2時間加熱還流した。放冷後析出し
た黄色結晶をろ取し乾燥後、γ−オリザノールのカリウ
ム塩260gを得た。この結晶をカセイカリーエタノー
ル溶液のアルカリ濃度3%及び2%で前記処理を行い黄
色結晶130gを得た。このものはシクロブラノールを
88%含有していた。引続き、黄色結晶130gを2N
カセイカリ−エタノール溶液2.64でケン化分解した
のち残渣をクロロホルム1.24で抽出した。クロロホ
ルム層を乾燥後、減圧下に留去し粗シクロブラノール8
0g(純度88%)を得た。この粗結晶BOgをアセト
ン1.6#で再結晶を3回繰り返しシクロブラノールの
結晶28gを得た。融点165〜166℃、比旋光度〔
α〕翌+47.0° (C1,00,クロロホルム)。
このものは、ガスクロマトグラフィーで単一のピークを
示した。
次に、これら3種のトリテルペンアルコールの各種有機
酸エステルの製造法について説明する。
こレラの有機酸エステルは、一般のアルコールと有機酸
との公知のエステル化反応の利用により容易に得ること
ができる。即ち、硫酸、p−トルエンスルホン酸、三沸
化硼素(BF3)などの触媒を用いる脱水による有機酸
とトリテルペンアルコールのエステル化反応;硫酸、塩
化亜鉛などの触媒の存在下で有機酸無水物とトリテルペ
ンアルコールの反応;有機酸ハロゲナイド(有機酸ハロ
ゲン化物ともいう。以下同じ意味である。)とトリテル
ペンアルコールとの反応などが用いられる。
これらの内、最も好ましいのは有機酸ハロゲナイドとト
リテルペンアルコールの反応による方法である。即ち、
ニコチン酸、リノール酸、リルン酸、アラキドン酸、エ
イコサペンタエン酸、ラウリン酸又はミリスチン酸など
の一塩基酸;前記、本発明化合物■の有機酸の内、置換
基R2がNO2基、OR3基、0COR3基又はNHC
OR3基の一置換基を結有するケイ皮酸又は安息香酸;
前記mbの化合物の有機酸でOR3基と0COR3基の
計2個又はIdの化合物の有機酸のようにOR3基の2
個の置換基を結合するケイ皮酸又は安息香酸を出発原料
の有機酸とするときには、これらの有機酸のC0OH基
をハロゲン化試薬にて酸ハロゲナイドとしたのち、この
酸ハロゲナイドをトリテルペンアルコール、脱ハロゲン
化水素剤の存在下で溶媒中温度10〜100℃でエステ
ル化反応させることにより目的の構造のトリテルペンア
ルコール有機酸エステルが容易且つ高収率で収得するこ
とができた。ハロゲン化試薬としては塩化チオニル、塩
化スルフリル、五塩化リン、オキシ塩化リン、塩化ベン
ゾイル、塩化フタロイル、塩化水素又は臭化水素などが
好ましい。説ハロゲン化水素剤としてはピリジン、キノ
リン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロ
ピルアミン、トリブチルアミン、マグネシウム、ジメチ
ルアニリンなどが用いられる。
前記■の本発明化合物の有機酸の内、R2がOH基又は
Nl2基の一置換基を結有するケイ皮酸又は安息香酸;
前記111aの本発明化合物の有機酸のようにOH基と
OR3基、OH基と0COR3基の異種2置換基;■C
の化合物の有機酸のようにOH基の2置換基をベンゼン
核に結有するケイ皮酸又は安息香酸を出発原料とすると
きには、あらかじめOH基又はNl2基をアシル化した
有機酸を原料とし、これを前記方法により酸ハロゲナイ
ドとしたのち、前記同様の操作法により目的構造のトリ
テルペンアルコールの有機酸エステルを容易且つ高収率
で収得することができる。しかる後、脱アシル化反応即
ちアンモニア、カセイアルカリ (カセイソーダ、カセ
イカリ)又は無機酸(塩酸、硫酸、リン酸〉の濃厚水溶
液と加温処理することにより、OH基又はNl2基をベ
ンゼン核に )。
結有する本発明化合物の■、ma又はllIcを容易に
合成することができる。
前記に示したアシル化は酢酸、プロピオン酸又は酪酸な
どの低級脂肪酸の酸無水物又は酸ハロゲナイドなどのア
シル化剤を用いることに容易に目的を達成することがで
きる。
又、本発明化合物■の内、Nl2基を結有する本発明化
合物群は、NO2基をベンゼン核に結有するケイ皮酸又
は安息香酸のトリテルペンアルコールエステルを鉄又は
亜鉛とr!1(塩酸、硫酸、酢r!lI)、スズ又は塩
化スズと濃硫酸などの還元法によりNO2基のみが選択
的に還元されてNl2基となる。この金属と酸の還元法
のときには、トリテルペンアルコール基中に存在する不
飽和基は還元されないので最良の還元法である。
本発明化合物の毒性及び高脂血症の薬理試験結果につい
て、以下、詳細に説明する。
急性毒性試験: 体重30±2gのddy系雄系中マウス体重100±2
gのウィスター(Wistar)系中うット各一群5匹
を用いて経口投与での急性毒性試験を行った。
例えば、急性毒性試験を実施した本発明化合物を下記に
示す。
実施例29(シクロアルテノール−4−ヒドロキシ−3
−メトキシ安息香酸エステル)、 実施例37(シクロブラノール−4−ヒドロキシ−3−
メトキシ安息香酸エステル)、 実施例86(24−メチレンシクロアルタノール−4−
ヒドロキシ−3−メトキシ安息香酸エステ°“ 、実施
例60(シクロアルテノール−3−エトキシ−4−ヒド
ロキシ安息香酸エステル)、実施例62(シクロブラノ
ール、−3−エトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸エステ
ル)、 実施例74(シクロアルテノール−4〜ヒドロキシ−3
−n−プロポキシケイ皮酸エステル)、実施例71(シ
クロブラノール−3−エトキシ−4−ヒドロキシケイ皮
酸エステル)、 実施例27(シクロアルテノール−3,4−ジヒドロキ
シ安息香酸エステル)、 実施例39(シクロブラノール−3,4−ジヒドロキシ
安息香酸エステル)、 実tJIJ83(24−メチレンシクロアルタノール−
p−アセトキシケイ皮酸エステル)、 実施例2 (シクロアルテノール−3,4−ジヒドロキ
シケイ皮酸エステル)、 実施例32(シクロブラノール−3,4−ジヒドロキシ
ケイ皮酸エステル)、 実施例82 (24−メチレンシクロアルタノール−3
,4−ジヒドロキシケイ皮酸エステル)、 実施例8 (シクロアルテノール−〇−ヒドロキシ安息
香酸エステル)、 実施例41(シ4クロブラノールー0−ヒドロキシ安息
香酸エステル)、 実施例72(24−メチレンシクロアルタノール−4−
アセトキシ−3−エトキシケイ皮酸エステル)、実施例
10(シクロアルテノール−p−ヒドロキシ安息香酸エ
ステル)、 実施例58(シクロブラノール−p−ヒドロキシ安息香
酸エステル)、 実施例13(シクロアルテノール−〇−メトキシ安息香
酸エステル)、 実施例14(シクロアルテノール−p−メトキシ安息香
酸エステル)、 実tfi例24(シクロアルテノールニコチン酸エステ
ル)、 実施例50(シクロブラノールニコチン酸エステル)、
実施例20(シクロアルテノール−p−アセタミド安息
香酸エステル)、 実施例19(シクロアルテノール−p−アミノ安息香酸
エステル)、 実施例43(シクロブラノール−p−アミン安息香酸エ
ステル)、 実施例100 (24−メチレンシクロアルタノール−
m−アミノ安息香酸エステル)、 実施例25(シクロアルテノールリノール酸エステル)
、 実施例51(シクロブラノールリノール酸エステル)、
実施例93(24−メチレンシクロアルタノールリノー
ル酸エステル)、 実施例12(シクロアルテノール−m−ヒドロキシ、1
) 実施例54(シクロブラノール−m−ヒドロキシ安息香
酸エステル)、 実施例16(シクロアルテノール−0−二トロ安息香酸
エステル)、 実施例47(シクロブラノール−〇−アミノ安息香酸エ
ステル)、 実施例23(シクロアルテノール−m−アミノ安息香酸
エステル)、 実施例49(シクロブラノール−m−アミノ安息香酸エ
ステル) 実施例101(シクロアルテノール−4−ヒドロキシ−
3−メトキシケイ皮酸エステル)、実施例102(シク
ロブラノール−4−ヒドロキシ−93−メトキシケイ皮
酸エステル)、実施例103 (24−メチレンシクロ
アルタノール−4−ヒドロキシ−3−メトキシケイ皮酸
エステル)、 の3B種&ヒ被検薬のシクロアルテノール、24−メチ
レンシクロアルタノール、シクロブラノールの服用量を
O,1g/kgから6g/kgに増加して前記のマウス
(0,1から5g/kg)及びラット(2から6g/k
g)に咽喉さぐり棒で強制投与によって個々に投薬した
。試験期間中動物は動物室温度22〜23℃に維持し、
投薬後14日間観察した。投薬された服用量で死亡は全
く認められなかった。投薬後の中毒症及び行動を経時的
に観察したが、正常動物群と何等の相違は認められなか
った。又、体重増加も正常動物群と差はなかった。試験
後に実施した検視において主要脂管のいかなる部分にも
何隻巨視的障害は認められなかった。従って、本発明化
合物は非常に低い毒性のためにLD5.値を決定するこ
とができなかった。
抗脂血症薬理試験方法: 供試動物は体重100±1gのウィスター(Wista
r)系中うット一群10匹を用いた。飼料はカゼイン2
0′%、グルコース62.5%、水素添加したココヤシ
油(Hydrogenated coconut oi
l) 10%、寒天粉末2%、ビタミン入り塩類混合物
4%、コレステロール1%、及びコール酸0,5%(成
分は福島環:薬学雑誌、89巻(6)、857〜862
頁(1962)に記載)をよく混和し、対照群の飼料と
した。被験集群には対照群の飼料に更に濃度1%の本発
明化合物及び対照薬のシクロアルテノール、24−メチ
レンシクロアルクノールをそれぞれよく混和し飼料とし
た。ラットは一匹毎にケージに入れ、飼料摂取量は10
g/日とし、温度23±1℃及び湿度55±5%の恒温
恒湿で14日間飼育した。実験開始後15日目にベント
パルビタールナトリウム(商品名:ネンブタール(Ne
mbutal) )を用いた麻酔下で腹部下行大動脈よ
り採血し、血清を採取して下記の項目について測定した
血清TC値の測定法: 酵素法TCキット−K (製造販売元二日本商事株式会
社)によった。本測定原理は血清中のエステルコレステ
ロールはコレステロールエステルヒドロラーゼにより遊
離コレステロールと脂肪酸に加水分解し、遊離コレステ
ロールのすべてをコレステロールオキシダーゼにより酸
化させてΔ4−コレステノンと過酸化水素を生成せしめ
る。生成した過酸化水素とパーオキシダーゼによりフェ
ノールと4−アミノアンチピリンを酸化縮合させ、生成
した赤色キノン色素を分光光度計500nmで比色定量
して吸光度をめてTC値を測定する方法である。
使用呈色試液の調製: 呈色試薬=1バイアル(成分:コレステロールエステラ
ーゼ25,000u、コレステロールオキシダーゼ25
u1パーオキシダーゼ3.554u、 4−アミノアン
チピリン20■含む) 緩衝液:成分10〇−中、フェノール33.3■、リン
酸二水素カリウム489.9■、無水リン酸−水素ナト
リウム908.5■を精製水に熔解。
標準液:成分10〇−中、コ゛レスチロール300■含
む。
前記呈色試薬1バイアルを緩衝液160−に熔解したも
のを使用呈色試液という。
検体の血清0.02m1に使用呈色試液3.0−を加え
、よく混和し、37℃で15分間加温後、分光光度計5
00nmで分光度を測定した値をEAとする。別個に標
準液0.02−に使用呈色試液3.0−を加え、よ11 く混和し、37℃で15分間加温後、分光光度計500
n111で分光度を測定した値をBSとする。このEA
及びBS共に使用呈色試液3.0rn1の盲検を対照に
測定する。
血清HDL−C値の測定法: 酵素性HDL−Cキソ)−N(製造販売元:日本商事株
式会社)によって測定した。即ち血清中の超低比重リボ
蛋白(VLDL) 、低比重リポ蛋白(LDL)をカル
シウムイオンの存在でヘパリンの作用により沈澱物を形
成せしめて、遠心分離し、上清中に高比重リポ蛋白(H
D L)を溶存させる。この分画中のエステルコレステ
ロールはコレステロールエステルヒドロラーゼにより遊
離コレステロールと脂肪酸に加水分解し、すべての遊離
コレステロールはコレステロールオキシダーゼにより酸
化してΔ4−コレステノンと過i化水素を生成せしめる
。生成した過酸化水素とパーオキシダーゼによりフェノ
ールと4−アミノアンチピリンを酸化結合させて生成し
た赤色キノン色素を分光光度針で500nmにおける分
光度を測定することによりHDL−Cの含量をめた。
血清PL値の測定法: PLキソ)−K (製造販売元二日本商事株式会社)に
より測定した。血清中のレシチン、スフィンゴミエリン
、リゾレシチンはホスホリパーゼDにより、コリン、ホ
スファチジン酸、N−アシルスフィンゴシルホスフェー
ト及びリゾホスファチジン酸にそれぞれ分解される。生
成したコリンはコリンオキシダーゼにより酸化され定量
的に過酸化水素とベタインを生成する。この過酸化水素
はパーオキシダーゼによりフェノールと4−アミノアン
チピリンを酸化縮合させて生成した赤色キノン色素を分
光光度針で500nmにおける分光度を測定することに
よりPLの含量をめた。
血清TC値の測定法: 血清中のTGをアセチルアセトンを用いるトリグリセラ
イドテストキット(製造販売元:和光純薬工業株式会社
)により測定した。即ち、血清にイソプロピルアルコー
ルを加えて混合すると蛋白は沈澱し、血清中の脂質なら
びに糖などはイソプロピルアルコールに移行させて吸着
剤を加え、呈色妨害物質を吸着させ、遠心分離したのち
上清の一部に水酸化カリウムを加えるとトリグリセライ
ドは鹸化され、グリセリンを遊離する。次に緩衝液を加
え、pH6にしたのち、メタ過ヨウ素ナトリウム液を加
えてグリセリンを1分子のギ酸と2分子のホルムアルデ
ヒドに酸化させる。生成したホルムアルデヒドはアセチ
ルアセトン及び緩衝液中のアンモニアと反応して生成し
た環状化合物の3.5−ジアセチル−1,4−ジヒドロ
ルチジン(3,5−diacetyl−1+ 4−di
hydrolutidine)を生じ、この黄色色素を
分光光度針で410nmにおける吸光度を測定すること
によりトリグリセライドの含量をめた。
血清LPO値の測定法: 八木式チオバルビッール酸法〔八木国人Bioch−e
m、Med、 15巻、212頁(1976) 、八木
国人 ビタミン49巻、403頁(1975) )のL
ipoperoxideテストキット(製造販売元:和
光純薬工業株式会社)によって測定した。即ち、生理食
塩水1.0−に血清0.05mを加え、ゆるやかに攪拌
後、遠心分離(3,000rp+e、10分間)し、上
清0.5−にN/12硫酸4.0−を加え、よく混合す
る。これに10%リンタングステン酸水溶液0.5−を
加え、よく攪拌し、室温に5分間放置したのち、遠心分
離(3,00Orpm、10分間)する。得た沈澱物を
N/12硫酸2.OmQと10%リンタングステン酸水
溶液0.3mt’を加えて沈澱をミキサーでよく懸濁さ
せる。次に遠心分離(3,00Orpm、10分間)し
、沈澱物に蒸留水4.0−を加えてミキサーでよく懸濁
させる。次にTBA試薬(50%酢酸溶液、2−チオバ
ルビッール酸を含有する) LOmF!を加えてよく混
合し、遠心管上端にガラス玉を置き、沸騰水浴中で60
分間加熱したのち1、流水中で5分間冷却する。次にn
−ブタノール5.OmQを加え共栓をつけ、20秒間ミ
キサーでよく混合し、抽出して遠心分離(3,OOOr
pm、10分間)し、上層のn−ブタノール層について
螢光測定を行う。試薬盲検を用いて螢光測定の0点を調
製したのち、標準液(lit、3.3−テトラエトキシ
プロパン5nmol/me) 0.1ml!の螢光強度
(F)ならびに検体の螢光強度(f)を分光螢光光度針
で励起波長515nm、螢光波長553nmによって測
定した。即ち、本性においてはLPOとチオバルビッー
ル酸との反応生成物がマロンジアルデヒドとチオバルビ
ッール酸との反応生成物と同じである。
従ってLPOの濃度は、血清1 me中のマロンジアル
デヒド量としてめた。標準液は定量的にマロンジアルデ
ヒドを与えるLl、3.3−テトラエトキシプロパン5
 nmol/ rneの水溶液であり、測定には標準液
0.bnfを使用するので1.L3,3−テトラエトキ
シプロパンは0.5nmolを使用したことになり、従
ってLPO含量は次式により算出させる。
LPO含量(nmol/−血清) トυ、1JbU、bF 抗脂血症の薬理試験結果: 高コレステロール食負荷ラットを用い、血清脂質及び血
清過酸化脂質に対する代表的本発明化合物即ち、急性毒
性と同じ化合物の活性作用について報告する。
対照薬として用いたシクロアルテノール、24−メチレ
ンシクロアルタノール及び本発明のシクロブラノールの
抗脂血症の効果は表−1に示した。
これらについては前記のとおりである。
即ち、高脂血症飼料を投与したコントロール群に対しシ
クロアルテノール及びシクロブラノールは有意差5%で
血清中のTCの低下を認めた。24−メチレンシクロア
ルタノールはTCの低下は僅かであり、有意のある低下
は示さなかった。HDL−Cについては、シクロブラノ
ールは増加傾向 :を示すが有意な上昇ではなかった。
これに対し、シクロアルテノールは有意差5%で低下し
、24−メチレンシクロアルタノールの低下は有意な低
下ではなかった。TG、PL及びLPOについては、こ
れらの三者のトリテルペンアルコールは有意な変動は示
さなかった。これらの3種のトリテルペンアルコールの
比較では、シクロブラノールはTC,A l5TG、P
L、LPOの低下傾向を示す一方、HDL−Cを上昇さ
せ、明らかにシクロアルテノール及び24−メチレンシ
クロアルクノールとは異なる作用挙動を示した。
即ち、シクロブラノールは、シクロアルテノール及び2
4−メチレンシクロアルタノールよりも優れた抗脂血症
効果を有することがわかった。
本発明化合物の有機酸エステルの抗脂血症効果を表−3
〜14に示した。
高脂血症飼料を投与したコントロール群に対し、この高
脂血症飼料中に本発明化合物を添加することにより、T
Cのみならず血清脂質の多くの成分を改善することは明
らかである。
即ち、TCについては、実施例49の化合物は有意差0
.1%の低下を認め、実施例37.62.71.27.
39.8.41.10.58.13.14.19.43
.100.25.51.102及び93の化合物は有意
差1%の低下を認め、実施例29.86.60.74.
83.32.72.24.50.20.12.101.
103.16及び23の化合物は有意差5%の低下を認
めた。残りの実施例2.82及び47の化合物は有意な
低下は示さなかったが、明らかに低下傾向を示した。
HDL−Cについては、実施例8の化合物は有意差0.
1%で上昇を認め、実施例37.62.39及び102
の化合物は有意差1%、実施例71.27.83.41
.51の化合物は有意差5%の上昇を認めた。その他の
残りの化合物の内、実施例86.74.10.12、4
7及び49の化合物はほとんど未変化乃至僅少の低下を
示したが、その他の化合物は有意ではないが上昇傾向を
示した。
AIについては、すべての化合物について例外なく明ら
かな低下を認めた。
TGについては、実施例102の化合物にて有意差0.
1%の低下を認め、実施例49の化合物で有意差1%、
実施例101の化合物で有意差5%の低下を認めた以外
は有意な低下は認められず、未変化乃至僅少の低下であ
った。
PLについては、実施例62.71.27.39.8.
41.72.24.50.20.19.43.25.5
1.101.102.103.93及び49の化合物に
て有意差0.1%で低下を認めた。又、実施例29.3
7.60.74.83.58.13.14及び100の
化合物にて有意差1%の低下、実施例86.32.10
及び23の化合物は有意差5%の低下を認めた。残りの
実施例2.82.12.16及び47の化合物は有意な
低下ではないが、明らかに低下傾向を示した。
LPOについては、実施例10.58.13.14.1
9.43.100.25.101.102.51及び9
3の化合物にて有意差 0.1%の低下を認め、実施例
50では有意差1%、実施例29.37.60.62.
71.24.12.16.103.47.23及び49
の化合物は有意差5%の低下を認めた。その他の化合物
については有意な低下ではなかったが、明らかな低下傾
向を認めた。
この様に本発明化合物はTC,AI、PL、、LPOに
ついて明らかな低下傾向が認められた。即ち、遊離のト
リテルペンアルコール単独投与に比較して、抗脂血症活
性が相乗的効果であることは明らかである。
本抗脂血症試薬では本発明化合物を高脂血症飼料10g
/日中1%即ち1日当り 100wを投与していること
になる。例えば、シクロブラノールのm=、0−1p−
アミノ安息香酸エステル(実施例49.47及び43)
;シクロブラノールリノール酸エステル(実施例51)
;シクロブラノールニコチン酸エステル(実施例50)
の各100■中に結合する遊離状のm−1〇−及びp−
アミノ安息香酸は24.5■、リノール酸は39.9■
、ニコチン酸は22.6■である。
これらの遊離有機酸を高脂血症飼料中に添加した飼料各
Logを本抗脂血症試験法同様に投与し且つ効果をみた
が、これらの有機酸は前記の22.6〜39.9■の投
与量では抗脂血症効果は認められなかった。即ち、実施
例49.47.43.51及び50の化合物の効果はシ
クロブラノールに結合するm−1〇−又はp−アミノ安
息香酸、リノール酸又はニコチン酸に起因するものでな
いことが認められた。
本発明の化合物群は臨床治療用として投与するときの形
態は経口剤又は非経口剤のいずれでもよいが、特に経口
投与が好ましい。本発明化合物の経口用の剤形としては
、適当な医薬担体と混合して錠剤、顆粒剤、散剤(粉剤
)、コーティング剤、糖衣錠、カプセル剤、乳剤などの
製剤が用いられる。医薬担体としては、例えば賦形剤と
して乳糖、白糖、マニトール、ブドウ糖、デン粉、ソル
ビトール、グリシン、リン酸カリウム、微結晶セルロー
スなど;結合剤としてデン粉、ゼラチン、アラビアゴム
、ブドウ糖、白糖、ソルビトール、マニトール、トラガ
ント、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
ポキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
、2−メチル−5−ビニルビリジンーメクアクリル酸−
アクリル酸メチルエステル共重合体、ポリビニルピロリ
ドン、アルギン酸ナトリウムなど;滑沢剤としてステア
リン酸、硬化油、ステアリン酸マグネシウム、ステアリ
ン酸カルシウム、ポリオキシエチレンモノステアレート
、タルク、酸化ケイ素、ポリエチレングリコールなど;
崩壊剤としてバレイショデン粉、界面活性剤などを含む
デン粉暮湿潤剤としてラウリル硫酸ナトリウム等があげ
られる。更に非経口的に投与する場合には、筋肉注射薬
、坐剤としても用いることができる。特に坐剤の基剤と
してカカオ脂、ウィテプソール(Witepsol)、
 ′サバナール(Subanal ) 、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、グリセロゼラ
チン、ゼラチンカプセルなどが用いられる。その他、メ
チルバラヒドロキシベンゾエート、プロピルパラヒドロ
キシベンゾエート、プチルバラヒドロキシベンゾエート
、ブチルヒドロキシアニソールなど公知の安全な防腐剤
、その他の安全な色素を配合して用いる。
本発明の化合物の投与量は、投与方法、患者の年齢、体
重、状態及び疾患の種類によっても変動するが、通常ヒ
トに一日当り0.01gから5g程度が好ましい。最も
好ましいのは0.02gから1.5gである。
(以下余白) 実施例1 シクロアルテノール−3,4−ジアセトキシ
ケイヒ酸エステルの製法 3.4−ジアセトキシケイヒ酸4.65g (0,01
8mol)にトルエン20111を加え0℃に冷却し、
そこへlO1〇−(10当量)の塩化チオニルを滴下、
次いでピリジン0.5−を加え60℃で3時間反応させ
た。反応液を減圧濃縮した後、シクロアルテノール5.
0g(0,012mol)とピリジン50mを加え、6
0℃で1時間攪拌した。反応終了後溶媒を減圧下留去し
、得られた残渣をクロロホルムに熔解し、次に飽和重曹
水で洗浄後クロロホルム50−で3回抽出し、クロロホ
ルム層を乾燥、減圧濃縮した。これをシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶媒 酢酸エチル−ヘキサン)で
精製することによりシクロアルテノール−3,4−ジア
セトキシケイヒ酸千ステル5.6gを得た。
収率71%、融点125.5〜126.5℃比旋光度(
ff) W +36.6’ (C1,00,CHCl3
)元素分析結果 C</3H6006 (分子量672.91として) 計算値(%) :C76,75H8,99実測値(%”
) :C76,82H9,04IRV、K B r (
cm−’) : 2930.2860.1773.17
10.1637.1502.1370.1257.12
05.1176゜PMR(CDC13) δ: 0.3
9 (IH,〃ABq、4.2H2)、0.60 (I
H,’A^Bq、4.2Hz) 、0.70〜2.40
 (27H。
m ) 、0.90 (6H,s) 、0.96 (6
H,、s) 、1.61 (3H。
bs) 、1.68 (3H,bs ) 、2.31 
(6H,s) 、4.40〜5.40 (2H,m) 
、6.40 (IH,%ABq、16)1z) 、7.
00〜7.60 (3H,m) 、7.58 (IH,
%ABq、16Hz) 。
実施例2 シクロアルテノール−3,4−ジヒドロキシ
ケイヒ酸エステルの製法 実施例1の方法により得たシクロアルテノール−3,4
−ジアセトキシケイヒ酸エステル27.0g(0,04
0mol)にジオキサン540−を加え0℃に冷却した
。そこへ25%アンモニア水27−を滴下後、反応液を
20℃に戻し1時間攪拌した。反応終了後、減圧濃縮し
得られた粗結晶を水で洗浄し、アセトン−水で再結晶す
ることによりシクロアルテノール−3,4−ジヒドロキ
シケイヒ酸エステル21.1gを得た。
収率89%、融点230〜231℃ 比旋光度〔α〕習 +44.7° (C0,19、CH
Cl3 )元素分析結果 CBqHタロ0シ (分子量588.84として) 計算値(%) :C79,54H9,59実測値(%”
) :C79,62H9,52IRν、K B r (
cm−’) : 3470.3300.2910.28
50.1680.1602.1525.1440.12
75.1180.972゜ P M R(CDC13−DMSO−d6) δ: 0
.20〜0.70 (2H、m) 、0.40〜2.4
0 (278,m ) 、0.90 (6H,s)、0
.94 (6H,s) 、1.58 (3H,bs )
 1.65 (3Fl、bs )、4.30〜4.80
 (IH,m) 、4.80〜5.30 (IH,m)
 、6.17(IH,′AABq、15Hz) 、6.
60〜7.20 (2H,m) 、6.99(IH,b
s ) 、7.40 (IH,zABq、1511z)
 、8.87 (IH、t)s ) 、9.25 (I
H,bs ) 。
゛実施例3 シクロアルテノール−3,4−ジプロピオ
ニルオキシケイヒ酸エステルの製法 3.4−ジプロビオニルオキシケイヒ酸29.0g(0
,099mol)に0℃でトルエン26mと塩化チオニ
ル34w!(4,6当量)を加え60℃で20分間攪拌
した。
反応液を減圧下濃縮し、トルエン50−を加え0℃に冷
却したところヘビリジン60−に溶解したシクロアルテ
ノール30.0g (0,070mol)を加え、20
℃に戻し、1時間反応させた。溶媒を減圧で留去し、得
られた残渣をクロロホルムに熔解後飽和重曹水で洗浄し
、次にクロロホルム500−で3回抽出し、クロロホル
ム層を乾燥、減圧下濃縮乾固した。
これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒 塩
化メチレン)で精製することによりシクロアルテノール
−3,4−ジプロピオニルオキシケイヒ酸エステル35
.1gを得た。収率72%実施例4 シクロアルテノー
ル−3,4−ジヒドロキシケイヒ酸エステルの製法 実施例3の方法で得たシクロアルテノール−3゜4−ジ
プロピオニルオキシケイヒ酸エステル1.0g(1,4
3mmol>にジオキサン20−を加え0℃で攪拌し、
25%アンモニア水2.0−滴下後20℃で1時間反応
させた。反応液を減圧下濃縮し、得られた粗結晶を水で
洗浄し、次にアセトン−水で再結晶することによりシク
ロアルテノール−3,4−ジヒドーロキシケイヒ酸エス
テル756■を得た。
収率90%、融点230〜231℃ 比旋光度〔α〕背+44.7° (C0,19、CHC
l3 )元素分析結果 C3q HF/: Oty−(
分子量588.84として) 計算値(%) :C’?9.54 H9,59実測値(
%’) :C79,59H9,63IRν、K B r
 (cm−’) : 3470.3300.2910.
2850.1680.1602.1525.1440.
1275.1180.972゜ P M R(CDC13−DMSO−d6 )δ: 0
.20〜0.70 (2)1、m) 、0.40〜2.
40 (27H,m ) 、0.90 (60,s)、
0.94 (6H,s) 、1.58 (3H,bs 
) 1.65 (3H,bs )、4.30〜4.80
 (IH,m) 、4.80〜5.30 (IH,m)
 、6.17(IH,’4^Bq、15Hz) 、6.
60〜7.20 (2H,m) 、6.99(1B、b
s ) 、7.40 (1B、 %ABq、15Hz)
 、8.87 (IH、bs ) 、9.25 (IH
,bs ) 。
実施例5 シクロアルテノール−p−アセトキシ 1ケ
イヒ酸エステルの製法 p−ア七トキシケイヒ酸18.1g (0,088mo
l)にトルエン18−を加え0℃に冷却し、そこへ塩化
チオニル31m1’(5当量)とピリジン1.0111
1を滴下した後、60℃に加熱、15分間反応させた。
反応液を減圧濃縮後、トルエン35−とピリジン50W
11を加え再度O℃に冷却し、ピリジン50−に溶解し
たシクロアルテノール25.0g (0,059mol
)を滴下した。
これを110℃に加熱し、40分間還流した後減圧濃縮
し、得られた残渣をクロロホルムに熔解し、飽和重曹水
で洗浄後、クロロホルム500−で3回抽出、クロロホ
ルム層を乾燥し、減圧下に濃縮乾固した。得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒 塩化メ
チレン−ヘキサン)で精製することによりシクロアルテ
ノール−p−アセトキシケイヒ酸エステル32.0gを
得た。
収率89%、融点153〜156℃ 比旋光度〔α〕習・’ + 42.6° (C1,02
、C)lc13 )元素分析結果 C9/H5[104
’ (分子量614.87として) 計算値(%) :C80,08H9,51実測値(%)
 :C80,13H9,421Rν、KB r (am
−’) : 2920.2850.1765.1695
.1500.1370.1270.1195.1160
゜PMR(CDC13)δ: 0.39 (IH,!4
ABq、4.2Hz)、0.60 (IH,’A^Bq
、4.2Hz) 、0.70〜2.40 (27H。
m ) 、0.90 (6H,s) 、0.96 (6
H,s) 、1.60 (3Lbs) 、1.67 (
3H,bs ) 、2.30 (3H,s) 、4.5
0〜5.30 (2H,m) 、6.40 (IH,%
ABq、 15Hz) 、6.90〜7.80 (4H
,m) 、 7.60 (IH,%へBq、15Hz)
 。
実施例6 シクロアルテノール−p−ヒドロキシケイヒ
酸エステルの製法 実施例5の方法により得たシクロアルテノール−p−ア
セトキシケイヒ酸エステル28.0g(0,046mo
l )にジオキサン280−を加え溶解後、0℃で25
%アンモニア水28ydを滴下した。反応液を50℃に
加温し2時間攪拌した後、減圧濃縮し得られた残渣をア
セトン−水で再結晶することによaQp−ヒドロキシケ
イヒ酸エステル23.4gを得た。
収率90%、融点248〜248.5℃比旋光度〔α〕
菅 +45.9“ (G O,98、CHCl3 )I
Rν、K B r (C111−’) : 3190.
2930.2850.1705.1670.1605.
1582.1512.1440.1280.1170.
830 。
P M R(CDC13−DMSO−d6 ) δ: 
0.20〜0.80 (2H、m) 、0.50〜2.
40 (27H,m ) 、0.88 (6H,s) 
、0.95 (fJ、s) 、1.57(3H,bs 
) 、1.64 (3H,bs )、4.30〜4.8
4 (IH,m) 、4.84〜5.30 (1N、m
) 、6.28 (1)1. ’A 八Bq、15’H
z) 、 6.60〜7.00 (2H,m) 、7.
20〜7.60 (2■、m) 、7.44 (IH,
’A^Bq、15Hz) 、9.75 (IH,bs 
) 。
実施例7 シクロアルテノール−0−アセトキシ安息香
酸エステルの製法 アセチルサリチル酸19.0g (0,106mol 
)にベンゼン95m1’を加え20℃で攪拌し、そこへ
39.0m(5当量)の塩化チオニルと2.0−のピリ
ジンを滴下した。反応液を50℃に加熱し、″1時間反
応させた後、減圧濃縮した。そこへベンゼン100−を
加え、今度は0℃で攪拌し、100mのピリジンに熔解
させたシクロアルテノール30.0g (0,070m
ol )を加え、50℃で20分間反応を行った。反応
液を減圧濃縮し、得られた残渣を塩化メチレンに溶解後
、飽和重曹水で洗浄し、次に塩化メチレン500−で3
回抽出し、乾燥後、塩化メチレンを減圧下留去して得ら
れる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒
 トルエン−塩化メチレン)で精製することによりシク
ロアルテノール−〇−アセトキシ安息香酸エステル30
.9gを得た。
収率75%、融点138〜139“C 比旋光度〔α〕甘 +61.4° (CO,99、CI
Cl3 )元素分析結果 C,qH昂04 (分子量588.84として) 計算値(%) :C79,54H9,59実測値(%)
 :C79,47H9,63IRν、KB r (cm
−’) : 2993.2850.176B、1715
.1605.1447.1288.1260.1190
.1120゜PMR(CHCl3 )δ: 0.38 
(LH,%ABq14.2Hz)、0.59 (Ill
、 %ABq、 4.2Hz) 、0.70〜2.30
 (27H。
”ゝ・0・81(6H・°ゝ・0°97(3Hパゝ・1
・00(3H・°)1、。
、1.60 (3H,bs ) 、1.67 (3H,
bs ) 、2.35 (3H,s)、4.50〜5.
30 (2H,m) 、6.90〜8.20 (411
,m) 。
実施例8 シクロアルテノール−〇−ヒドロキシ安息香
酸エステルの製法 実施例7の方法により得たシクロアルテノール−0−ア
セトキシ安息香酸エステル30.0g(0,051mo
l )にジオキサン600m1!を加え、0℃で攪拌す
る。そこへ25%アンモニア水60−を滴下した後、反
応液を55“Cに加熱し4時間攪拌反応させた。反応終
了後溶媒を減圧留去し、得られた残渣を塩化メチレンに
熔解し、次に飽和重曹水で洗浄したのち、塩化メチレン
500−で3回抽出した。
塩化メチレン層は乾燥後、減圧下濃縮乾固し、塩化メチ
レン−メタノールで再結晶してシクロアルテノール−〇
−ヒドロキシ安息香酸エステル26.2gを得た。
収率95%、融点132〜133℃ 比旋光度〔α〕習 +72.9° (C1,01、CI
Cl3 )元素分析結果 C,7H惇03 (分子量546.80として) 計算値(%) :C81,27H9,95実測値(%)
 :C81,36H9,90IRν、KB r (CI
m−’) : 3130.2910.2850.166
3.1610.1480.1295.1245.121
0.1155.1090.965.760 。
PMR(CDC13) δ: 0.39 (IH,’A
 ABq、4.2Hz)、0.61 (IH,!4AB
q、4.2Hz) 、0.60〜2.30 (27H。
m ) 、0.91 (6H,s) 、0.98 (3
H,s) 、1.04 (31(、s)、1.60 (
3H,bs ) 、1.68 (3H,bs ) 、4
.60〜5.30(2■m) 、6.60〜8.00 
(5H,m) 。
実施例9 シクロアルテノール−p−アセトキシ安息香
酸エステルの製法 p−アセトキシ安息香酸25.4g (0,141mo
l )にベンゼン100−を加え0℃で攪拌し、そこへ
52−(5当量)の塩化チオニルを滴下、ついでピリ 
□ジン1.0−を加え55℃で30分間反応させた。反
応液を減圧濃縮後5℃に冷却しベンゼン200−を加え
てからピリジン200−に熔解したシクロアルテノール
40.0g (0,094mol )を加え、60℃で
3時間攪拌後、溶媒を減圧留去した。得られた残渣をク
ロロホルムに溶解し飽和重曹水で洗浄後、クロロホルム
600−で3回抽出、乾燥後、クロロホルムを減圧上留
去した。得られた粗結晶を塩化メチL’7−メタノ−)
L、で再結晶することによりシクロアルテノール−p−
アセトキシ安息香酸エステル52.5gを得た。
収率95%、融点141〜142℃ 比旋光度(cr) q +58.6° (C1,00,
CHCl3 )元素分析結果 C,9H,乙o4 (分子量588.84として) 計算値(%):C79,54H9,59実測値(%”)
 :C79,52H9,6BIRv、K B r (c
m−’) : 2930.2850.1760.172
0.1600.1360.1272.1189.115
9.1120゜PMR(CHCl3 ) δ : 0.
40 (IN、′AABq、4.2Hz)、 0.61
 (IH9!/GABq、4.2Hz) 、 0.60
〜2.30 (27H。
m ) 、0.91 (6)1.s) 、0.98 (
3H,s) 、1.03 (38,s)、1.60 (
38,bs ) 、1.69 (3H,bs ) 、2
.32 (3H,s)、4.60〜5.30 (2H,
m) 、6.96〜7.40 (2H,m) 7.80
〜8.22 (2H,m) 。
実施例10 シクロアルテノール−p−ヒドロキシ安息
香酸エステルの製法 実施例9の方法で得たシクロアルテノール−p−アセト
キシ安息香酸エステル27.0g (0,046mol
)にジオキサン500−を加え、熔解後、25%アンモ
ニア水50−を滴下し、20℃で2.5時間攪拌した。
反応終了後溶媒を減圧上留去し、得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒 塩化メチレン−
エタノール)で精製することによりシクロアルテノール
−p−ヒドロキシ安息香酸エステルエタノール付加物2
4.0gを得た。
収率96%、融点180〜182℃ 比旋光度〔α〕菅 +66.1” (C1,OO,CH
Cl3 )元素分析結果C37Hぐシ03・C2H50
H(分子量592.87として) 計算値(%> :C79,00H10,20実測値(%
) :C79,11H10,14IRV、K B r 
(clll−’) : 3450.3150.2950
.2850.1715.1689.1612.1600
.1515.1310.1280、1160. l、。
PMR(CHCl3 ) δ: 0.39 (1)[、
′AABq、4.2Hz)、 0.60 (IH,%A
Bq、4.2H2) 、 0.60〜2.30 (27
H。
m ) 、0.91 (6H,s) 、0.97 (3
H,s) 、1.03 (3H,s)、1.60 (3
H,bs ) 、1.68 (3H,、bs ) 、4
.50〜5.30(28,m) 、6.60〜7.05
 (2H,m) 、6.88 (2H。
!4ABq、8.111z) 、7.11 (01,b
s ) 、7.60〜8.20(2H,m) 、7.8
2 (2H,!4ABq、 8.1Hz) 。
実施例11 シクロアルテノール−m−アセトキシ安息
香酸エステルの製法 m−アセトキシ安息香酸25.Og (0,139mo
l )にベンゼンioowl!を加え0℃で攪拌しそこ
へ塩化チオニル52me(5当量)を滴下し、ついでピ
リジ70.5meを加えた後60℃で30分間反応させ
た。反応液を減圧濃縮後ベンゼン200rR1を加え再
度o′cで攪拌し、その中ヘビリジン200−に熔解し
たシクロアルテ/ −ル40.og (0,094mo
l )を滴下シた。60℃に加熱し1時間反応後減圧下
濃縮1、得られた結晶残渣をクロロホルムに溶解し、こ
の溶液を飽和重曹水で洗浄し、次にクロロホルム500
−で3回抽出、クロロホルム層を乾燥後、減圧濃縮し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
溶媒 塩化メチレン−ヘキサン)で゛精製することによ
りシクロアルテノール−m−アセトキシ安息香酸エステ
ル49.0gを得た。
収率89%、融点122〜123°C 比旋光度〔α〕菅・5+、60.8° (C0,99、
CHCl3 )元素分析結果 CJ?Hタロ04 (分子量588.84として) 計算値(%):C79,54H9,59実測値(%) 
:C79,60H9,55IRν、K B r (cm
−’) : 2930.2850.1769.1715
.1585.1440.1370.1280.1・27
5.1212゜P M R(CHCl3 )δ: 0.
39 (IH,!4ABq、 4.2Hz)、 0.6
1 (IH,%ABq、4.2Hz) 、 0.60〜
2.30 (27H。
m ) 、0.91 (6H,s) 、0.98 (3
H,s) 、1.03(38,s)、1.60 (3H
,bs ) 、1.68 (3H,bs ) 、2.3
2 (3H,s)、4.60〜5.30 (2H,m)
 、7.10〜8.05 (4H,m) 。
実施例12 シクロアルテノール−m−ヒドロキシ安息
香酸エステルの製法 実施例11の方法により得たシクロアルテノール−m−
アセトキシ安息香酸エステル27.0g(0,036m
ol )にジオキサン400−を加え0℃で攪拌した。
そこへ25%アンモニア水40−を滴下し、40℃に加
温、1.5時間反応させた。反応終了後減圧濃縮し、得
られた結晶残渣をクロロホルムに熔解し、この溶液を飽
和重曹水で洗浄し、次にクロロホルム300−で3回抽
出し、クロロホルム層を乾燥後、減圧濃縮すると粗結晶
が得られた。これを塩化メチレン−ヘキサンで再結晶す
ることによりシクロアルテノール−m−ヒドロキシ安息
香酸エステル22.7gを得た。
収率91%、融点176〜177.5℃比旋光度〔α〕
習・”+65.4° (C1,01、CHCl3)元素
分析結果 C,7H膣03 (分子量546.80として) 計算値(%):CB1.27 H9,95実測値(%”
) :C81,21H9,99IRν、K B r (
cm−1) : 3380.2950.2930.28
50.1710.1692.1600.1450.13
10.1290.1110.970.758 。
PMR(CDC13) δ: 0.38 (LH,!/
IBq、 4.2Hz)、0.60 (IH,!4AB
q、 4.2Hz) 、0.60〜2.30 (27L
m ) 、0.90 (6Ls) 、0.97 (3H
,s) 、1.02 (3H,s)、1.60 (3H
,bs ) 、1.68 (3H,bs ) 、4.5
2〜5.30(2H,m) 、6.90〜7.70 (
4H,+n) 。
実施例13 シクロアルテノール−〇−メトキシ安息香
酸エステルの製法 シクロアルテノール16.0g (0,038mol 
)を160−のピリジンに溶かし、0℃で攪拌した。そ
こへ7.Omf (1,2当量)の0−メトキシ安息香
酸クロリドを滴下した後、反応液を40°Cに加温し1
時間反応させた。反応終了後、反応液を減圧濃縮し、得
られた結晶残渣をクロロホルムに溶解し、この溶液を飽
和重曹水で洗浄し、次にクロロホルム(100ml!3
回)で抽出し、クロロホルム層を乾燥後、減圧下濃縮乾
固して粗結晶を得た。この粗結晶を塩化メチレン−メタ
ノールで再結晶することによりシクロアルテノール−0
−メトキシ安息香酸エステルIB、Ogを得た。
収率86%、融点141〜142℃ 11比旋光度〔α
〕菅 +47.5° (C1,02、ClICl3 )
元素分析結果 C,?l? Hrb 03(分子量56
0.83として) 計算値(%) :C81,38H10,07実測値(%
) :C81,33H10,15IRν、K B r 
(cm−’) : 2930.2850.1720.1
696.1598.1460.1298.1250.1
130゜PMR(CHCl3 )δ: 0.38 (L
H,%^Bq、 4.2Hz)、0.60 (18,%
’ABq、 4.2Hz) 、0.60〜2.30 (
271+。
m ) 、0.91 (3H,s) 、0.96 (6
0,s) 、1.00 (3H,s)、1.60 (3
H,bs ) 、1.67 (3H,bs ) 、3.
88 (3H,s)、4.50〜5.30 (2)1.
m) 、6.70〜B、OO(4H,m) 。
実施例14 シクロアルテノール−p−メトキシ安息香
酸エステルの製法 シクロアルテノール20.0g (0,047mol 
)を150−のピリジンに溶かし、0°Cに冷却した。
そこへ9.5me (1,2当量)のp−メトキシ安息
香酸クロリドを滴下した後、50℃に加熱し3時間攪拌
した。反応終了後、反応液を減圧濃縮し、得られた結晶
残渣をクロロホルムに熔解し、この溶液を飽和重曹水で
洗浄し、クロロホルム200−で3回抽出し、クロロホ
ルム層を乾燥、減圧濃縮して粗結晶を得た。この粗結晶
を塩化メチレン−メタノールで再結晶することによりシ
クロアルテノール−p−メトキシ安息香酸エステル25
.0gを得た。
収率95%、融点129.5〜130℃比旋光度〔α〕
習 +62.9° (CO,99、CHCl3 )元素
分析結果 C,+2 H,r603(分子量560.8
3として) 計算値(%):C81,38H10,07実測値(%)
 :C81,31H10,151Rν、KB r (c
+o−’) : 2910.2850.1711.16
05.1508.1270.1250.1165.11
15.1100゜P M R(CDC13) δ: 0
.39 (IL %ABq、4.2Hz)、0.61 
(IH,’A^Bq、 4.2Hz) 、0.70〜2
.30 (27H。
m ) 、 0.91 (6Ls) 、0.98 (3
)1.s) 、1.03 (3)1.s>、1.60 
(3H,bs ) 、1.68 (3H,bs ) 、
3.84 (3H,s)、6.’70〜7.05 (2
)1.+n) 、7.80〜B、12 (211,w+
) 。
実施例15 シクロアルテノール−m−メトキシ安息香
酸エステルの製法 m−メトキシ安息香酸9.6g (0,063mol 
)にベンゼン50−を加え0℃で攪拌する。そこへ塩化
チオニル24m(5当量)を滴下、ついでピリジン0.
5−を加えてから40℃に加温30分間反応させた。
反応液を減圧濃縮後ベンゼン100−を加え再度0℃に
冷却し、そこへピリジン100−に溶解したシクロアル
テノールIB、Og (0,042mol )を滴下し
た。40℃で1時間、50℃で1時間反応させてから溶
媒を減圧下留去し、得られた残渣をクロロホルムに溶解
し、この溶液を飽和重曹水で洗浄し、次にクロロホルム
200dで3回抽出し、クロロホルム層を乾燥後、減圧
濃縮し、粗結晶を得た。これを塩化メチレン−メタノー
ルで再結晶することによりシクロアルテノール−m−メ
トキシ安息香酸エステル23.0gを得た。収率は定量
的であった。
融点127〜128℃ 比旋光度〔α〕管・8+63.7° (C1,00、C
IICI)元素分析結果・C39Hr/、03 (分子量560.83として) 計算値(%) :C81,38H10,07実測値(%
) :C81,44H10,011Rν、K B r 
(am−’) : 2930.2850.1715.1
700.1584.1450.1285.1275.1
100.1045.755 。
PMR(CICl3 ) δ: 0.39 (IH,%
ABq、 4.2Hz)、0.60 (IH,%^Bq
、4.2Flz) 、0.60〜2.30 (27H。
m ) 、0.91 (6H,s) 、0.98 (3
1(、s) 、1.04 (3H,s)、1.60 (
3)1.bs ) 、1.6B (3)1.bs ) 
、3.84 (3)1.s)、4.60〜5.30 (
2H,n+) 、6.90〜7.80 (4H,+a)
 。
実施例16 シクロアルテノール−〇−二トロ安息香酸
エステルの製法 o−ニトロ安息香酸4.7g (0,028mol )
を50−のジオキサンに溶かし、0℃で攪拌する。そこ
へ10.0III!(5当量)の塩化チオニルを滴下し
た後、ジメチルホルムアミド0.2〆を加え、50℃で
30分間反応させた。反応液を減圧濃縮し塩化子オニル
を除去後、ジオキサン50neを加え0℃で攪拌した。
そこへピリジン50−にシクロアルテノール10.0g
 (0,023mol )を溶解した溶液を滴下し、7
0℃で30分間反応させた。反応終了後、反応液を 1
1減圧濃縮して得られた残渣をクロロホルム10〇−に
熔解し、飽和重曹水で洗浄後、クロロホルム100−に
て3回抽出し、乾燥、濃縮操作を行った。
得られた固形物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶媒 クロロホルム−ヘキサン)により精製し、シク
ロアルテノール−〇−二トロ安息香酸エステル13.0
gを得た。
収率96%、融点166〜167℃ 比旋光度〔α〕晋 +94.8° (C1,01,CH
Cl3 )元素分析結果 C37Hx304 N (分子量575.80として) 計算値(%) : C77,1?、H9,2B、N 2
.43実測値(%) : C77,28、H9,21、
N 2.42IRν、KB r (an−1) : 2
930.2850.1710.1535.1375.1
300.1130゜PMR(CDC13) δ: 0.
3B (IH,’A^Bq+ 4.2Hz)、0.59
 (IL %ABq、 4.2H2) 、0.60〜2
.30 (27H。
m ) 、0.89 (3H,s) 、0.91 (3
Ls) 、0.94 (3)1.s)、0.97 (3
H,s) 、1.60 (3H,bs ) 、1.68
 (3H,bs )、4.60〜5.30 (2H,m
) 、7.50〜8.00 (4H,m) 。
実施例17 シクロアルテノール−〇−アミノ安息香酸
エステルの製法 実施例16の方法により得たシクロアルテノール−〇−
二トロ安息香酸エステル20.0g (0,035mo
l )を酢酸800−に懸濁させたところへ亜鉛末20
.0gを加え50℃で3時間攪拌した。反応終了後亜鉛
末をろ別し、ろ液を減圧濃縮し、得られた残渣をクロロ
ホルムに熔解し、次ぎに飽和重曹水で洗浄後クロロホル
ム500dで3回抽出した。クロロホルム層を乾燥、減
圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶媒 塩化メチレン−ヘキサン)で精製する
ことによりシクロアルテノール−〇−アミノ安息香酸エ
ステル15.0gを得た。
収率80%、融点185〜186℃ 比旋光度〔α〕管・’+77.5° (C1,02、C
ICl3 )元素分析結果 C3フH,402N (分子量545.82として) 計算値(%) : C81,41、H10,16、N 
2.57実測値(%) : C81,4B、H10,1
B、N 2.53IRI/、K B r (cm−’)
 : 3470.3350.2930.2850.16
70.1620.1290.1248.1155.76
0 。
P、MR(CDC13) δ : 0.40 (IH,
’A^’Q+ 4.2Hz)、0.61 (IH,!4
ABq、4.2Hz) 、0.60〜2.30 (27
H。
ta ) 、0.91 (6H,s) 、0.97 (
3H,s) 、1.03 (3H,s)、1.60 (
3H,bs ) 、1.67 (3H,bs ) 、4
.60〜5.32(2)1.m) 、5.50 (2H
,bs ) 、6.40〜8.00 (4H,m) 。
実施例18 シクロアルテノール−p−二トロ安息香酸
エステルの製法 p−ニトロ安息香酸2.95g (0,018mol 
)にジオキサン30mEを加え、20℃で攪拌する。そ
こへ5当量(6,5d)の塩化チオニルをゆっくり滴下
し、ついで0.3mRのジメチルホルムアミドを加え5
0℃で300分間反応せた。溶媒を減圧留去し、過剰の
塩化チオニルを完全に除いた後、得られた酸クロリドに
ジオキサン25−を加え0℃で攪拌した。
そこヘビリジン25−に熔解したシクロアルテノール5
.0g (0,012mol )を加え60℃で200
分間反応せた。反応液を減圧濃縮して得られた残渣をク
ロロホルム50mt’に熔解し、飽和重曹水で洗浄後、
クロロホルム50m!にて3回抽出し、乾燥、濃縮操作
を行った。得られた固形物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶媒 クロロホルム−ヘキサン)により精
製し、6.3gのシクロアルテノール−p−ニトロ安息
香酸エステルを得た。
収率93%、融点221〜222℃ 比旋光度〔α〕習・’+62.3° (C1,01、C
HCl3 )元素分析結果 CJ7 Ht−304N(
分子量575.80として) 引算値(%) : C77,1?、H9,28、N 2
.43実測値(%) : C77,25、H9,,21
、N 2.50IRν、K B r (cm−’) :
 2930.2850.1715.1520.1350
.1290.1120.1100゜PMR(CDC13
) δ: 0.41 (IH,’A^BQ、 4.2H
z)、0.61 (IH,%^Bq、 4.2Hz) 
、0.70〜2.40 (27H。
m ) 、0.91 (3H,s) 、0.98 (3
H,s) 、1.05 (3H,s)、1.60 (3
H,!1s) 、1.68 (3)1.bs ) 、4
.60〜5.30(2H,m) 、8.’00〜8.5
0 (4H,m) 。
実施例19 シクロアルテノール−p−アミノ安息香酸
エステルの製法 ・(。
実施例18の方法により得たシクロアルテノール−p−
ニトロ安息香酸エステル5.0g (8,70’mm。
I)を酢酸250−に懸濁し、亜鉛末10.0gを加え
20〜25°Cで2.5時間攪拌した。亜鉛末をろ過に
より除去後、ろ液を減圧濃縮し、得られる固形物を飽和
重曹水で洗浄しクロロホルムで抽出した。クロロホルム
層を乾燥後、溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶媒 塩化メチレン)で精製することによ
りシクロアルテノール−p−アミノ安息香酸エステル4
.0gが得られた。
収率84%、融点168〜169℃、比旋光度〔α〕習
+62.2° (C1,00,CHCl3 )元素分析
結果 C37HrrOzN (分子量545.82として) 計算値(%) F C81,41、H10,16、N 
2.57実測値(%) : C81,52、H10,1
2、N 2.53■Rν、KB r (cm−’) :
 3470.3350.2930.2850.1705
.1685.1625.1600.1515.1310
゜1275.1170.1115゜ PMR(CDC13) δ : 0.36 (IH,’
A 八BQ+ 4H2) 、0.58 (1)1. ′
AABq、4Hz) 、0.70〜2.30 (27H
,m >、0.95 (3H,s) 、0.98 (6
H,s) 、1.00 (38,s) 、1.59 (
3H,bs ) 、1.66 (31(、bs ) 、
4.50 (2H,bs )、4.50〜5.30 (
2H,m) 、6.40〜6.80 (2H,m) 、
7.60〜8.10 (2H,m) 。
実施例20 シクロアルテノール−p−アセタミド安息
香酸エステルの製法 p−アセタミド安息香酸5.5g (0,031mol
 )にジオキサン110+nt’を加え、20℃で攪拌
し、そこへ21.0m (10当量)の塩化チオニルを
滴下、ついで0.5meのピリジンを加え50℃で5分
間反応させた。反応液を減圧濃縮し塩化チオニルを除去
後、ジオキサン50mfと50−のベンゼンに溶解した
シクロアルテノール10.0g (0,023mol 
)を20゛Cで加え、さらにピリジン20m+βを加え
た。これを70℃に加熱し3時間反応させた後、溶媒を
減圧下留去し、得られた残渣をクロロホルム100−に
熔解後、飽和重曹水で洗浄し、次ぎにクロロホルム10
0mfで5回抽出した。クロロホルム層を乾燥、減圧濃
縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(熔媒 ク
ロロホルム−酢酸エチル)により精製を行うことにより
シクロアルテノール−p−アセタミド安息香酸エステル
l’l 、 Ogを得た。
収率80%、融点202〜204℃ 比旋光度〔α〕督 +59.6° (CO,99、CI
Cl3 )元素分析結果 Ca9Hr703N (分子量587.85として) 計算値(%) : C79,68、H9,77、N 2
.38実測値(%) : C79,59、H9,+11
2、N 2.34IRν、K B r (CIll−’
) : 3310.2930.2850.1705.1
680.1598.1520.1310.1285.1
260.1180.1135゜ P M R(CDC13) δ: 0.39 (LH,
!4ABq、 4Hz)、0.60 (1)1. ’A
^Bq、 4Hz) 、0.60〜2.30 (278
,m )、0.91 (61(、s) 、0.98 (
31(、s) 、1.03 (38,s)、1.60 
(3H,bs ) 、1.68 (3H,bs ) 、
2.20 (38,s)、4.50〜5.30 (2H
,m) 、7.51 (1,H,bs ) 、7.59
(28,%ABq、8.4Hz) 、 7.97 (2
H,′AABq、8.4)1z)実施例21 シクロア
ルテノール−p−アミノ安息香酸エステルの製法 実施例20の方法により得たシクロアルテノール−p−
アセタミド安息香酸エステル10.0g(0,017m
ol )にテトラヒドロフラン200−と30%塩酸1
00−を加え2時間加″熱還流を行った。反応終了後、
溶媒を減圧留去し、クロロホルムに溶かしく300me
)INカセイソーダ200−1次いで飽和食塩水で洗浄
後、クロロホルムで3回抽出した。クロロホルム層は乾
燥後減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶媒 酢酸エチル−へキサン)で精製することにより
シクロアルテノール−p−アミノ安息香酸エステル3.
2gを得た。
収率34%、融点168〜169℃ 比旋光度〔α〕管 +62.2゜ 元素分析結果 C17Hげ02N (分子量545.82として) 計算値(%) : C81,41、H10,16、N 
2.57実測値(%) : C81,48、H10,2
3、N 2.54実施例22 シクロアルテノール−m
−ニトロ安息香酸エステルの製法 ) シクロアルテノール15.0g (0,035mol 
)をピリジン150−に熔解し0℃で攪拌したところへ
、m−ニトロ安息香酸クロリド8.5g (1,3当量
)を滴下した後、反応液を40℃に加温し、30分間反
応させた。反応終了後、反応液を減圧濃縮し得られた残
渣を塩化メチレン100−に熔解し飽和重曹水で洗浄後
、塩化メチレン100−にて3回抽出し、乾燥、濃縮操
作を行った。得られた濃縮残渣を塩化メチレン50−に
熔かしメタノール200−を加え結晶化させることによ
りシクロアルテノール−m−ニトロ安息香酸エステル1
9.5gを得た。
収率96%、融点162.5〜163.5℃ 。
比旋光度〔α〕晋 +60.8° (G O,99、C
ICl3 >元素分析結果 C3すHt−a04N (分子量575.80として) 計算値(%) : C77,1?、H9,2B、N 2
.43実測値(%) : C77,10、H9,33、
N 2.37IRν、K B r (clll−’) 
: 2920.2850.1712.1532.135
0.1290.1145.980.71.5 。
P M R(C[1C13) δi 0.42 (IH
,%ABq、 4.2Hz)、11.64 (1N、’
A^BQ、4.2H2) 、0.60〜2.40 (2
78゜m ) 、0.92 (6H,s) 、0.98
 (3H,s) 、1.07 (3H,s)、1.60
 (3■、bs ) 、1.67 (3■、bs ) 
、4.60〜5.30(28,m) 、7.50〜8.
50 (4H,m) 。
実施例23 シクロアルテノール−m−アミノ安息香酸
エステルの製法 実施例22の方法により得たシクロアルテノール−m 
−ニトロ安息香酸エステル15.0g (0,026m
ol)を酢酸750dに懸濁させ、亜鉛末30.0gを
加え、40℃で2時間攪拌した。反応終了後亜鉛末をろ
別し、ろ液を濃縮後、得られた残渣をクロロホルムに溶
解し、飽和重曹水で洗浄後、クロロホルム300−で5
回抽出した。クロロホルム層を乾燥後、減圧濃縮し、次
にシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒 クロロ
ホルム)で精製を行つことによりシクロアルテノール−
m−アミノ安息香酸エステル12.6gを得た。
収率89%、融点172.5〜173.5℃比旋光度〔
α〕管・5+62.6° (CO,99、C1(C13
)元素分析結果 CJ7 Hド02N (分子量545.82として) 計算値(%) : C81,41、H1G、16、N 
2.57実測値(%): C81,53、H10,11
、N 2.53IRν、K B r (cm−’) :
 3450.3350.2900.2850.1700
.1627.1460.1287.1240.1100
.975.755 。
P M R(CDC13)δ: 0.40 (IH,’
A^BQ+ 4.2Hz)、0.61 (IH,’A^
Bq、 4.2H2) 、0.60〜2.30 (27
H。
m ) 、0.91 (6H,s) 、0.98 (3
H,s) 、1.03 (31,s)、1.61 (3
H,bs ) 、1.68 (3H,bs ) 、3.
70 (2H。
bs) 、4.60〜5.30 (2H,m) 、6.
70〜7.50 (4H,m) 。
実施例24 シクロアルテノールニコチン酸エステルの
製法 ニコチン酸8.7g (0,071mol )に0℃で
トルエン10−と塩化チオニル5M(10当量)を加え
た後、60℃で30分間加熱攪拌した。反応液を減圧濃
縮後、再度O℃でシクロアルテノール20.0g(0,
047mol )とピリジンLoom、トルエン50m
を加えてから100℃にて、30分間加熱攪拌を行った
。反応終了後、溶媒を減圧下留去し、得られた残渣を塩
化メチレンに熔解後、飽和重曹水で洗浄し、次に塩化メ
チレンで3回抽出しく各300m )乾燥した。塩化メ
チレン層を減圧下濃縮乾固した後、塩化メチレン−メタ
ノールで再結晶を行うことによりシクロアルテノールニ
コチン酸エステル24.4gを得た。
収率98%、融点170.5〜171℃比旋光度〔α〕
管 +67.8° (C1,00、CHCl3 )元素
分析結果 Ca6 HrJ O2N(分子量531.7
9として) 計算値(%) : CB1.30、H10,05、N 
2.63実測値(%) : C81,22、H10,0
9、N 2.57IRI/、KB r (ell−’)
 : 2920.2850.171B、1590.12
82.1122.965.740 。
PMR(CDC13)δ: 0.40 (IH,%AB
q、4.2Hz)、 0.62 (18,〃ABq、 
4.2Hz) 、0.60〜2.40 (27H。
m ) 、0.91 (61(、s) 、0.98 (
3H,s) 、1.04 (3Ls)、 1.60 (
3H,bs ) 、1.67 (3H,bs ) 、4
.50〜5.30(2Lm) 、7.20〜9.30 
(4H,#l) 。
実m例25 シクロアルテノールリール酸エステ 、)
ルの製法 リノール酸23.0g (0,082mol )にベン
ゼン61−を加え0℃で攪拌した。そこへ6l−(10
当量)の塩化チオニルを滴下した後40℃で30分間加
温攪拌を行った。反応液を減圧濃縮後ベンゼン125−
を加え、再度O℃にて攪拌し、ピリジン125−に溶解
させたシクロアルテノール25.0g (0,059m
ol)を加えてから40℃に加温10分間反応させた。
溶媒を減圧留去後塩化メチレンに溶かし飽和重曹水で洗
浄し、次ぎに塩化メチレン500−で3回抽出した。塩
化メチレン層は無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧濃縮し
油状物質を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶媒 塩化メチレン−ヘキサン)にて精製する
ことによりシクロアルテノールリノール酸エステル36
.1gを得た。
収率90%、融点 油状物 比旋光度〔α〕習・’ +39.3゜ 元素分析結果 Cy8H’ao02 (分子量689.12として) 計算値(%): C83,65、H11,70実測値(
%) : C83,52、H11,83IRJ/、ne
at (cm−’) : 2910.2850.173
0.1460.1373.1170.980 。
PMR(CDC13)δ: 0.33 (IH,%AB
q、4.2Hz)、0.56 (IH,%ABq、 4
.2Hz) 、0.60〜2.50 (52H。
m ) 、0.84 (3H,s) 、0.87 (6
H,s) 、0.96 (3H,s)、1.60 (3
H,bs ) 、1.67 (3B、bs ) 、2.
76(2H,bt、5.0Hz ) 、4.40〜4.
80 (IH,m) 1.4.90〜5.64 (51
(、m) 実施例26 シクロナルテノール−3,4−ジアセトキ
シ安息香酸エステルの製法 3.4−ジアセトキシ安息香酸20.9g (0,08
8mol )に、トルエン50−を加え0℃で攪拌した
ところへ、塩化チオニル33mt’(5当量)を滴下し
た後、70℃に加熱し、10分間攪拌した。反応液を減
圧濃縮してからトルエン125−を加え、再度O℃で攪
拌し、そこへピリジン60−に溶解したシクロアルテノ
ール25.0g (0,059mol )を加え、22
℃に戻し、1時間反応させた。反応終了後溶媒を減圧留
去し得られた残渣を塩化メチレンに熔解後、飽和重曹水
で洗浄し、次ぎに塩化メチレン400−で3回抽出し乾
燥した。塩化メチレン層を減圧下濃縮乾固シて得られる
残渣をクロロホルム−メタ/−1/l/で再結晶するこ
とによりシクロアルテノール−3゜4−ジアセトキシ安
息香酸エステル33.8gを得た。
収率89%、融点148〜148.5℃比旋光度(&)
 W +53.3’ (CO,99、CHCl3 ) 
’元素分析結果 C<z/H慴o6 (分子量646.87として) 計算値(%): C76,12、H9,04実測値(%
) : C76,01、H9,17IRν、K B r
 (C1l+−’) : 2910.2850.177
5.171O11610,1498,1420,137
0,1280,1195,1160゜ PMR(CICl3 ) δ: 0.39 (IH,%
ABq、 4.2Hz>、0.61 (IH,%^Bq
、 4.2Hz) 、0.70〜2.40 (27H。
m ) 、0.90 (6H,s) 、0.97 (3
H,s) 、1.02 (3H,s)、1.60 (3
H,bs ) 、1.68 (3H,bs ) 、2.
29 (6H,s)、4.60〜5.30 (2H,m
) 、7.10〜7.50 (2H,m)、7.78〜
8.20 (3H,m) 実施例27 シクロアルテノール−3,4−ジヒドロキ
シ安息香酸エステルの製法 実施例26の方法により得たシクロアルテノール−3,
4−ジアセトキシ安息香酸エステル23.0g(0,0
36mol )にジオキサン460mを加え0℃に冷却
し、そこへ25%アンモニア水46w!を滴下後、20
℃に戻し30分間、さらに40℃に加温して15分間攪
拌した。反応終了後溶媒を減圧留去して得られた残渣を
クロロホルム−ヘキサンで再結晶することによりシクロ
アルテノール−3,4−ジヒドロキシ安息香酸エステル
18.6gを得た。
収率93%、融点199〜199.5℃比旋光度〔α〕
習 +63.7° (CO,97、CHCl3 )元素
分析結果 C,7H炸04 (分子量562.80として) 計算値(%): C78,96、H9,67実測値(%
) : C78,82、H9,63IRν、K B r
 (c+n−’) : 3470.3330.2900
.2850、1705.1679.1605.1525
.1435.1280.1230.109B、975゜ PMR(CDC13) δ: 0.38 (18,!/
1ABq、 4.2H2)、0.50 (IH,’AA
Bq、4.2)1z) 、0.50〜2.40 (27
N。
m ) 、0.88 (6)1.s) 、 0.96 
(3H,s) 、1.00 (38,s)、1.60 
(3H,bs ) 、1.67 (3H,bs ) 、
4.50〜5.30(2H,m) 、5.80〜6.8
0 (IH,bs ) 、6.70〜7.90(3■、
蒙) 。
実施例28 シクロアルテノール−4−アセトキシ−3
−メトキシ安息香酸エステルの製法4−アセトキシ−3
−メトキシ安息香絨13.0g(0,062mol )
にトルエン26−1塩化チオニル23−を加え60℃で
20分間反応後、反応液を減圧下濃縮乾固した。そこへ
ピリジン25m1とトルエン25−を加え0℃で攪拌し
、ピリジン25−に溶がしたシクロアルテノール20.
0g (0,047mol )を滴下し、60℃テ1.
5時間、80℃で1時間、さらニioo℃で2時間加熱
攪拌を行った。反応終了後、減圧濃縮し、得られた残渣
をクロロホルム300−に溶解し、飽和重曹水で洗浄後
クロロホルム300−にて3回抽出した。クロロホルム
層を乾燥後、減圧下濃縮し、シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶媒 酢酸エチル−ヘキサン)で精製する
ことによりシクロアルテノール−4−アセトキシ−3−
メトキシ安息香酸エステル26.0gを得た。
収率90%、融点157〜ゆ8℃ 比旋光度(α) ’cl +58.9° (CO,99
、CICl3 >元素分析結果 C1/(l HtRO
5(分子量618.86として) 計算値(%) : C1”1.63、H9,45実測値
(%) : C77,75、H9,40IRν、K B
 r (c+n−’) : 2920.2B50.17
70゜1710、1600.1500.1410.12
8o、121o、1195.1170.1100.10
30゜ PMR(CDC13) δ: 0.39 (LH,!4
ABq、 4.2Hz)、0.60 (IH,′AAB
q、4.2H2) 、0.60〜2.40 (278゜
m ) 、0.89 (6H,s) 、0.96 (3
H,s) 、1.02 (38,s>、1.60 (3
H,bs ) 、1.68 (3)!、bs) 、2.
32 (3)1.s)、3.86 (3H,s) 、4
.60〜5.30 (2H,m) 、6.80〜7.9
0 (3H,m) 。
実施例29 シクロアルテノール−4−ヒドロキシ−3
−メトキシ安息香酸エステルの製法 実施例28の方法で得たシクロアルテノール−4−アセ
トキシ−3−メトキシ安息香酸ニス゛チル24.0g(
0,0391Ilot )にジオキサン480dを加え
0℃で攪拌したところへ28%アンモニア水48−を滴
下し、35℃で1時間反応させた。反応終了後反応液を
減圧下濃縮し、得られた残渣をクロロホルム20〇−に
溶解し、飽和重曹水で洗浄後、クロロホルム200−で
3回抽出した。クロロホルム層を乾燥後濃縮しエタノー
ルを加えて結晶化させることによりジクロフルテノール
−4−ヒドロキシ−3−メトキシ安息香酸エステルのエ
タノール付加物21.0gを得た。
収率87%、融点132〜133℃ 比旋光度〔α〕習 +61.3° (C1,00、CI
Cl3 )元素分析結果 C39H!−604・C2H
50H(分子量622.90として) 計算値(%) : C77,12、H10,03実測値
(%> : c ry、21、H10,12IRν、K
 B r (am−’) : 3380.2920.2
850.1705.1683.1607.1590.1
510.1280.1225゜PMR(CDC13) 
δ: 0.39 (IH,’A^BQ、4.2Hz)、
0.60 (1)1. %ABq14.2Hz) 、0
.70〜2.40 (27)1゜m ) 、0.91 
(6H,s) 、0.97 (3H,s) 、1.03
 (3H,s)、1.60 (3H,bs ) 、1.
68 (3H,bs ) 、3.93 (3H,s)、
4.60〜5.30 (2H,m) 、6.08 (I
H,bs ) 、6.78〜7.80 (3H,m) 実施例30 シクロブラノール−3,4−ジアセトキシ
ケイヒ酸エステルの製法 3.4−ジアセチルカフェ酸21.44 g (0,0
81mol )をトルエン100−に懸濁し、塩化チオ
ニル30−を加えて60℃−で3時間攪拌した。反応後
、減圧下に溶媒を留去し、残渣を再びトルエン150−
とピリジン30−に懸濁し、シクロブラノール25g(
0,0567mol)を加えて60°Cにて2時間攪拌
した。
反応後、減圧下に溶媒を留去し、残渣をクロロホルム3
00−で抽出した。クロロホルム層を洗浄後、乾燥、留
去しその残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
溶媒 トルエン)により精製しシクロブラノール−3,
4−ジアセトキシケイヒ酸エステル23.7gを得た。
 、1.。
収率61%、融点174〜175℃ 比旋光度〔α〕習・5+37.0° (C1,00,C
ICl3 )元素分析結果 Co9 H6206 (分子量686.94として) 計算値(%) :C76,93H9,10実測値(%)
 :C76,87H9,15IRν、K B r (c
+1−1) : 3400.2850.1775.17
05.1200.1170゜ PMR(CICl3 ) δ: 0.36 (LH,%
ABq、4.8Hz)、 0.62 (ill、%AB
q、4.8Hz) 、 0.70〜2.50 (27H
m ) 、0.88 (68,s) 、0.96 (6
8,s) 、1.62 (9H,s)、2.28 (3
H,s) 、4.50〜4.88 (IH,m) 、6
.39(11,!4ABq、15.6Hz) 、7.0
8〜7.43 (3H,m) 、7.62 (IH,’
A八へ(1,15,6H2) 。
実施例31 シクロブラノール−3,4−ジプロピオニ
ルオキシケイヒ酸エステルの製法 3.4−ジプロビオニルカフェ酸35.07g (0,
12mol)をトルエン150−に懸濁し、塩化チオニ
ル11.43m1 (2当量)を加えて60℃にて2時
間攪拌した。反応後、減圧下に溶媒を留去し、残渣を再
びトルエン240−とピリジン50−に懸濁し、シクロ
ブラノール40g (0,0908mol)を加えて6
0’Cニて2時間攪拌した。反応後、減圧下に溶媒を留
去し、残渣をクロロホルム300−で抽出した。クロロ
ホルム層を乾燥後、留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶媒トルエン)により精製し、シク
ロブラノール−3,4−ジブロピオニルオキシケイヒ酸
エステル41.9gを得た。
収率64%、融点163〜165℃ 比旋光度(α) ’u5+34.7° (C1,00,
CHCl3 )元素分析結果 Cり6H6606 (分子量714.99として) 計算値(%) :C77,27H9,30実測値(%”
) :C77,34H9,23■Rν、K B r (
cm−’) : 2920.2850.1770.17
10.1250.1170゜ PMR(CDC13) δ: 0.36 (18,!4
ABq、 4.8Hz)、 0.62 (1)1. %
ABq、 4.8Hz) 、 0.70〜2.20 (
27H。
m ) 、 0.90 (61,s) 、0.96 (
6H,s) 、1.25 (6H,t、?、2H2) 
1.62 (9H,s) 、2.57 (4H,Q、7
.2H2)、4.50〜4.88 (II(、m) 、
6.36 (Ill、 ’A八へq、 15.6)1z
)、7.05 (3)1.m) 、7.60 (IH,
zABq、15.6Hz) 。
実施例32 シクロブラノール−3,4〜ジヒドロキシ
ケイヒ酸エステルの製法 実施例31の方法により得たシクロブラノール−3,4
−ジプロピオニルオキシケイヒ酸エステル35g(0,
049mol )をジオキサン600−に溶解し、25
%アンモニア水7眞を加えて2時間50℃にて攪麹した
。反応終了後、減圧下に溶媒を留去して得た結晶をアセ
トン−水から・再結晶し、シクロブラノール−3,4−
ジヒドロキシケイヒ酸エステル22.3gを得た。
収率75%、融点246〜247.5℃比旋光度〔α〕
翌 +33.6° (C1,10,CHCl3 )元素
分析結果 Cezo Hrl? 04(分子量602.
86として) 計算値(%) :C79,69H9,70実測値(%’
) :C79,62H9,6BtRν、K B r C
Cl11−’) : 3400.2920.2850.
1680.1600.1520.1440.1275.
1180.970゜PMR(coc+3 > δ: 0
.36 (IH,’A^Bql 4.8H2)、0.5
9 (IH,!4ABq、 4.8Hz) 、0.69
〜2.20 (278゜請) 、0.85 (3H,s
) 、0.90 (31(、s) 、0.96 (6H
,s)、1.60 (9H,s) 、4.36〜4.8
0 (IH,m) 、6.16 (IH、zABq、1
5.6Hz) 、6.60〜7.16 (5H,m) 
、7.74(IH,’A^Bq、 15.6Hz) 。
実施例33 シクロブラノール−3,4−ジヒドロキシ
ケイヒ酸エステルの製法 実施例30の方法により得たシクロブラノール=3.4
−ジアセトキシケイヒ酸エステル35g (0,051
mol )を用い前記と同じ操作によりシクロブラノー
ル−3,4−ジヒドロキシケイヒ酸エステル22.1g
を得た。
収率64%、融点246〜247℃ 比旋光度〔α〕管 +33.6° (C0,11,CI
Cl3 )元素分析結果 C<to Hぐg04 (分子量602.86として) 計算値(%) :C79,69H9,70実測値(%)
 :C77,78H9,62実施例34 シクロブラノ
ール−p〜アセトキシケイヒ酸エステルの製法 p−アセチルフマル酸18.2g <0.0885 m
ol)をトルエン100−に懸濁し、塩化チオニル12
.82mf(2当量)を加えて60℃にて2時間攪拌し
た。反応後、減圧下に溶媒を留去し、再びトルエン15
0m1とピリジン30m1’に溶解しシクロブラノール
30g(0,068mol)を加えて60℃にて2時間
攪拌した。
反応終了後減圧下に溶媒を留去し残液をクロロホルム2
50−で抽出した。クロロホルム層を乾燥後、留去し残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒 トル
エン)により精製し、シクロブラノール−p−アセトキ
シケイヒ酸エステル32.1gを得た。
収率75%、融点164〜165°C 比旋光度〔α〕習・’+40.8° (C1,00,C
HCl3 )元素分析結果 CのHbo04 (分子量628.90として) 計算値(%) :C80,21H9,62実測値(%)
 :C80,14H9,671Rv、KB r (am
−’) : 2920.2850.1765.1700
.1630.1370.1200.1165゜PMR(
CDC13) δ: 0.35 (IH,%ABQ、4
.8H2)、0.60 (IH,’A^Bq、4.8H
z) 、0.70〜2.40 (27H。
m ) 、0.90 (6Ls) 、0.98 (6H
,s) 、1.62 (9H,s)、2.28 (3H
,s) 、4.50〜4.88 (11(、m) 、6
.37 (LH1%ABq、15.6)1x) 、8.
90〜7.20 (2H,m) 、7.35〜7.64
 (28,m) 、7.62 (IH,!4ABq、1
5.6Hz) 。
実施例35 シクロブラノール−p−ヒドロキシケイヒ
酸エステルの製法 実施例34の方法により得たシクロブラノール−p−ア
セトキシケイヒ酸エステル27g (0,043mol
)をテトラヒドロフラン400−に溶解し、28%アン
モニア水50m2を加えて40℃にて2時間攪拌した。
反応後、減圧下に溶媒を留去し、得た結晶をアセトン−
水で再結晶しシクロブラノール−p−ヒドロキシケイヒ
酸エステル22.2gを得た。
収率′88%、融点243〜244℃ 比旋光度〔α〕習 +41.3° (C1,09,CI
Cl3 )元素分析結果 CqOH詣03 (分子量586.86として) 計算値(%) :C:81.86 H9,96実測値(
%)jC81,77H9,99IRν、KB r (c
n+−’) : 3370.2920. 2850.1
670.1605.1585.1510.1280.1
170.830 。
PMR(CHCl3 ) δ : 0.37 (LH9
IAABq14.8Hz) 、0.62 (IH,騒A
Bq、4.8Hz) 、0.68〜2.15 (27H
,+n )、0.88 (3H,s) 、0.90 (
3H,s) 、0.97 (68,s) 、1.59 
(9H,s) 、4.39〜4.78 (IH,m) 
、6.11 (11゜zABq、15.6Hz) 、6
.55〜6.83 (2H,+I+) 、7.10〜7
.41 (3B、m) 、7.42 (18,!4AB
q、15.61Lz) 。
実施例36 シクロブラノール−4−アセトキシ−3−
メトキシ安息香酸エステルの製法 4−アセチルバニリン酸18.60g (0,0885
MO1)をトルエン100に溶解し、塩化チオニル12
.86 +m(2当量)を加えて60℃にて2時間攪拌
した。反応後減圧下に溶媒を留去し、再び残渣をトルエ
ン150dとピリジン30−に熔解し、シクロブラノー
ル30g (0,068mol )を加えて60℃にて
2時間攪拌した。反応終了後減圧下に溶媒を留去し、残
渣をクロロホルム3001111で抽出した。クロロホ
ルムロマトグラフイーにより精製しシクロブラノール−
4〜アセトキシ−3−メトキシ安息香酸エステル33.
38 gを得た。
収率77%、融点177〜178℃ 比旋光度(α)℃・5+54.1” (C1,02,C
IC13)元素分析結果 C,,1IHboO5 (分子量632.89として) 計算値(%) :C77,80H9,56実測値(%>
 :C77,71H6,64IRν、K B r (c
m−’) : 2920.2850.1770.171
0.1285.1190.1170゜P MR(CDC
13)δ: 0.3B (IH,!4ABq、 4.8
Hz)、0.63 (11(、V2ABQ、4.88Z
) 、0.70〜2.40 (27H,m )、0.9
2 (68,s) 、0.98 (3H,s) 、1.
04 (311,s)、1.62 (9H,s) 、2
.32 (3H,s) 、3.88 (3H,s)、4
.60〜5.00 (IH,m) 、6.92〜7.2
0 (IH,m) 、7.51〜7.80 (2H,a
+) 。
実施例37 シクロブラノール−4−ヒドロキシ−3−
・メトキシ安息香酸エステルの製法 11゜実施例36
の方法で得たシクロブラノール−4−アセトキシ−3−
メトキシ安息香酸エステル30g(0,0474mol
)をテトラヒドロフラン300−に溶解し、25%アン
モニア水60mを加えて50℃にて2時間攪拌した。反
応後、溶媒を減圧留去し、得た残渣結晶をアセトン−水
で再結晶しシクロブラノール−4−ヒドロキシ−3−メ
トキシ安息香酸エステル23.1gを得た。
収率82%、融点191〜193℃ 比旋光度〔α〕管 +55.8° (C1,02,CI
Cl3 )元素分析結果 CJ? Hrt? 04(分
子量590.85として) 計算値(%) :C79,27H9,89実測値(%)
 FC79,35H9,80IRν、K B r (c
+n−’) : 3400.2920.2850.17
00.1590.1510.1275.1220゜PM
R(CHCl3 ”) δ: 0.38 (18,%A
Bq、4.8H2)、0.64 (1)1. %ABq
、4.8Hz) 、 0.70〜2.2 (27H,m
 )2.0.92 (6H,s) 、 1.0 (3H
,s) 、 1.05 (3H,s) 、1.64 (
9H,s) 、3.95 (3H,s)、4.6〜5.
0 (IH,m)、 6.06 (18,bs ) 、
6.74〜7.04 (IH,m) 、7.44〜7.
77 (2H,s)。
実施例38 シクロブラノール−3,4−ジアセトキシ
安息香酸エステルの製法 ジアセチルプロトカテチュ酸21.08.g (0,0
885mol )をトルエン100−に懸濁し、塩化チ
オニル12.86 m (2当量)を加えて、60℃に
て2時間攪拌した。反応後、溶媒を減圧留去し、残渣を
再びトルエン150−とピリジン30−に懸濁し、これ
にシクロブラノール30g (0,068mol)を加
え、60℃にて2時間攪拌した。反応終了後、溶媒を減
圧留去し残渣をクロロホルム30Mで抽出した。クロロ
ホルム層を乾燥後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶媒 トルエン)で精製し、シクロ
ブラノール−3,4−ジアセトキシ安息香酸エステル2
4.2gを得た。
収率54%、融点165〜166℃ 比旋光度(α) 習= +51.3°’ (C1,01
,CHCl3)元素分析結果 C42H6o05 (分子量660.90として) 計算値(%):C76,32H9,15実測値(%) 
:C76,45H9,10TRI/、K B r (c
m−’) : 2920.2850.1770.171
5.1280.1195.1160゜PMR(CDC1
3) δ: 0.36 (IH,AABq、4.8Hz
) 、0.620IH,’A^Bq、4.8H2) 、
0.70〜2.40 (27B、m )、0.90 (
6H,s) 、0.96 (3H,s) 、1.0O(
3H,s) 、1.60 (9H,s) 、2.26 
(6H,s) 、4.60〜4.98 (IH,m)、
7.08〜7.40 (IH,m) 7.73〜8.0
6 (2H,m) 。
実施例39 シクロブラノール−3,4−ジヒドロキシ
安息香酸エステルの製法 実施例38の方法で得たシクロブラノール−3,4−ジ
アセトキシ安息香酸エステル24.0g (0,036
3mol )をジオキサン480−に熔解し、25%ア
ンモニア水48−を加えて40℃にて1時間攪拌した。
反応終了後溶媒を減圧下留去し、得た結晶残漬をエタノ
ールから再結晶しシクロブラノール−3,4−ジヒドロ
キシ安息香酸エステル17.5gを得た。
収率84%、融点215〜216℃ 比旋光度〔α〕管 +59.4° (G O,9B、C
HCl3 )元素分析結果 CaBH昂04 (分子量576.83として) 計算値(%) :C79,12H9,79実測値(%)
 :C79,03H9,87IRv、KB r (c+
a−’) : 3350.2920.2850.168
0、1605.1440.1280.1230.110
0.975゜PMR(CHCl3 )δ: 0.3B 
(IH,!4ABq、 4.8H2)、0.61 (I
H,%ABq、 4.8tlz) 、0.70〜2.2
0 (27B1m)、0.90 (6H,s) 、0.
98 (3H,s) 、1.02 (3H,s)、1.
62 (9H,s) 、2.72〜3.20 (2H,
ba ) 、4.60〜4.90 (IH,m) 、6
.70〜6.96 (11(、m) 、7.40〜7.
64(28,m) 。
実施例40 シクロブラノール−〇−アセトキシ安息香
酸エステルの製法 アセチルサリチル酸15.94 g (0,088n+
ol )をトルエン100−に懸濁し、これに塩化チオ
ニル40m! (6,3当量)を加えて80℃にて3時
間攪拌した。
反応終了後、減圧下に溶媒を留去し、残渣をトルエン1
80dとピリジン40−に溶解し、次にシクロブラノー
ル30g (0,068mol )を加え60℃にて2
時間攪拌した。反応終了後、減圧下に溶媒を濃縮し残液
をクロロホルム300mにて抽出した。クロロホルム層
を3%炭酸ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で洗浄し
、乾燥後、濃縮したのち残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶媒 、ヘキサン−トル゛エン)により
精製を行いシクロブラノール−〇−アセトキシ安息香酸
エステル29.6gを得た。
収率72%、融点165〜166℃ 比旋光度〔α〕曽 +58,4° (C1,01,CI
Cl3 )元素分析結果 CりOH侶04 (分子量602.86として) 計算値(%) :C79,69H9,70実測値(%’
) :C79,64H9,7BIRν、K B r (
am−’) : 2920.2850.1770.17
20.1260.1190.1080゜PMR(CDC
13) δF 0.36 (IB、 %ABQ、 4.
8Hz)0.60 (LH,%ABQ、 4.8Hz)
 、0.70〜2.40 (27H,m )、0.89
 (6H,s) 、0.96 (3H,s) 、1.0
0 (3B、s)、1.62 (9H,s) 、2.3
3 (3H’、s) 、4.60〜4.95 (IH,
m)、6.88〜7.68 (3H,m) 、7.82
〜8.10 (IH,m) 。
実施例41 シクロブラノール−0−ヒドロキシ安息香
酸エステルの製法 実施例40の方法により得たシクロブラノール−〇−ア
セトキシ安息香酸エステル24g (0,0398mo
l )をジオキサン400−に熔解し25%アンモニア
水60−を滴下後、50℃にて2時間攪拌した。反応終
了後、減圧下に溶媒を濃縮乾固し、得た結晶残渣をアセ
トン−水から再結晶しシクロブラノール−〇−ヒドロキ
シ安息香酸エステルを20.2g得た。
収率90%、融点200〜201°C 比旋光度〔α〕曾 +69.3° (C1,00,CH
Cl3 )元素分析結果 C化Ht603 (分子量560.83として) 計算値(%) :C81,38H10,07実測値(%
) :C81,29H10,02IRν、K B r 
(cm−’) : 3120.2920.2850.1
670.1615.1300.1250.1220.1
165.1095゜PMR(CDC13)δ: 0.3
7 (IH,%ABq、 4.8)1z)、0.62 
(LH,!4ABq、4.8Hz) 、 0.7〜2.
20 (271(、m )、1.05 (3H,s) 
、0.90 (68,s) 、0.97 (3H,s)
 、1.60 (9H,s) 、4.60〜5.OO(
1B、m) 、6.67〜7.93(4H,s) 、1
0.92 (1)I、s) 。
実施例42 シクロブラノール−p−二トロ安息?酸エ
ステルの製法 p−二トロ安息香酸1 g (0,006mol )を
ジオキサン20m1に熔解し、これに塩化チオニル3〆
(7当量)を加え60℃で2時間加温攪拌した。反応終
了後、減圧下に溶媒を留去した。この残渣を再びジオキ
サン20m l続いてピリジン3−に熔解し、これにシ
クロブラノール2 g (0,0045mol)を加え
、60℃で2時間加温攪拌した。反応終了後、減圧下に
溶媒を濃縮し、残渣をクロロホルム30艷にて抽出した
。クロロホルム層を3%炭酸ナトリウム水溶液、水、続
いて飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、クロロホルムを減圧
下濃縮し粗結晶を得た。
これをエタノール50−で洗浄し、酢酸エチルで再結晶
しシクロブラノール−p−ニトロ安息香酸エステル2.
28gを得た。
収率90%、融点244〜245°C 比旋光度[α〕管 +60.1° (C1,00,C)
lc13 )元素分析結果 Cig Hrr 04 N
(分子量589.83として) 計算値(%) : C77,37H9,40N 2.3
7実測値(%) : C77,45H9,33N 2.
42IRν、KB r (cm−’) : 2920.
2850.1715.1525.1350.1290.
1120.1100.720゜PMR(CDC13) 
δ : 0.39 (IL ’A^BQ+ 4.8Hz
) 、0.64 (ltl、 V2ABq、 4.81
(z) 、0.72〜2.20 (27Lm )、0.
92 (6m、s) 、0.9B (31(、s) 、
1.06 (31(、s)、1.62 (91(、s)
 、4.59〜5.02 (1B、m) 、8.00〜
B、43(4H5煽)。
実施例43 シクロブラノール−p−アミノ安息香酸エ
ステルの製法 実施例42の方法で合成したシクロブラノール〜p−二
トロ安息香酸エステル2 g (0,OQ34mol 
)を酢酸80−に懸濁し、亜鉛末2g(g当量)を加え
4時間加熱還流した。冷却後、反応液をろ過しろ液を減
圧濃縮したのちクロロホルム50−にて抽 9、出した
。クロロホルム層を乾燥後、濃縮し残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(溶媒 クロロホルム)により
精製し、得た結晶をエタノールで再結晶しシクロブラノ
ール−p−アミノ安息香酸エステルL37gを得た。
収率72%、融点190〜191℃ 比旋光度〔α〕菅 +58.4° <c 1.01.C
I(C13>元素分析結果 C3w Hr702 N(
分子量559.84として) 計算値(%) : C81,52H10,26’ N 
2.50実測値(%) : C81,49H10,21
N 2.57IRν、K B r (cm−’) : 
3450.3350.2920.2850.1685.
1620.1600.1510.1275.1170.
1110゜ PMR(CDC13) δ: 0.37 (IH,!4
ABq、 4.8Hz)、0.61 (1M、 ’A 
ABq、4.8Hz) 、0.72〜2.30 (27
11,m )、0.89 (6H,s) 、0.96 
(3H,s) 、1.00 (3■+S)、1.60 
(9H,s) 、3.60〜4.40 (2H,b) 
、4.50〜4.90(IH,m) 、6.44〜6.
76 (28,m> 、7.64〜8.00 (21、
m)。
実施例44 シクロブラノール−p−アセタミド安息香
酸エステルの製法 p−アセタミド安息香酸15.85 g (0,088
mol )をジオキサン150−に溶解し、これに塩化
チオニル25.7me(4当量)を加えて60°Cで2
時間加温攪拌した。反応終了後減圧下にて溶媒を留去し
た。
この残渣を再びジオキ号ン150−1続いてピリジン5
0−に溶解し、これにシクロブラノール30g(0,0
68mol)を加え、60℃で2時間攪拌した。
反応終了後、減圧下に溶媒を濃縮し残渣に酢酸エチル3
00−を加え、析出した結晶をろ取した。結晶をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより(溶媒 クロロホ
ルム)精製し、得た結晶をエタノールから再結晶しシク
ロブラノール−p−アセタミド安息香酸32gを得た。
収率78%、融点197〜198℃ 比旋光度〔α〕智 +54,7” (C1,01,CH
Cl3 )元素分析結果 CeyoHβ03N (分子量601.88として) 計算値(%”) : C79,82H9,88N 2.
33実測値(%) : C79,75H9,83N 2
.411Rν、K B r (CIll−’) : 3
420.2920.2850.1710.1690.1
680.1600.1535.1280.1175゜P
 M R(CD3011− CDCl3 )δ: 0.
38 (IH,%ABq。
4.8Hz) 、0.62 (ill、’A^Bq、4
.8Hz) 、0.70〜2.28 (27H,m )
 、0.90 (61t、s) 、0.98 (3H,
s) 、1.04 (311,s) 、1.62 (9
H,s) 、2.16 (3H,s) 、4.50〜4
.96 (ill、n+) 、7.37 (IH,b)
 、7.44〜8.12(48,m) 。
実施例45 シクロブラノール−p−7ミノ安息香酸エ
ステルの製法 実施例44の方法で合成したシクロブラノール−p−ア
セタミド安息香酸エステル32g (0,053mol
)をテトラヒドロフラン300艷に熔解し、濃塩酸6〇
−を加えて70℃で2時間攪拌した。反応終了後、溶媒
を減圧留去し、その残渣をクロロホルム400−にて抽
出した。クロロホルム層を乾燥後濃縮し、その残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー[1)ルエン、ヘキ
サン−酢酸エチル)により2回精製を繰り返し、シクロ
ブラノール−p−アミノ安息香酸エステル17gを得た
収率57%、融点190〜191℃ 比旋光度〔α〕菅 +58.4° (C1,01,CH
Cl3 )元素分析結果 CルHぐ02N (分子量559.84として) 計算値(%): C81,52、H10,26、N 2
.50実測値(%): C81,57、H10,34、
N 2.44実施例46 シクロブラノール−〇−二ト
ロ安息香酸エステルの製法 O−ニトロ安息香酸12.32 g (0,074mo
l )をジオキサン200−に熔解し、これに塩化チオ
ニル30m1! (5,6当量)を加えて60℃で2時
間加温攪拌した。反応終了後、減圧下に溶媒を留去した
。この残渣を再びジオキサン150−1続いてピリジン
50艷に溶解し、これにシクロブラノール25g(0,
0567mol )を加え、60℃で2時間加温攪拌し
た。反応終了後、減圧下に溶媒を濃縮し、残渣をクロロ
ホルム300−にて抽出した。クロロホルム層を3%炭
酸ナトリウム水溶液、水、続いて飽和食塩水で洗浄し、
乾燥後、クロロホルム層を減圧11゜ 下濃縮して粗結晶を得た。これをエタノール100ばで
洗浄したのち、次ぎにアセトン、−水で再結晶しシクロ
ブラノール−0−二トロ安息香酸エステル30.8gを
得た。
収率92%、融点217〜218℃ 比旋光度(α) ’V 、+90.8° (CO,9B
、CICl3 )元素分析結果 C3e Htr O4
N(分子量589.83として) 計算値(%) : C77,37、H9,40、N 2
.37実測値(%) : C77,42、H9,34、
N 2.47IRν、K B r (am−’) : 
2930.2850.1710.1535.1380.
1300゜ PMR(CDC13) δ: 0.36 (IH,!4
ABq、 4.8Hz)、0.62 (IH2%ABq
、 4.8Hz) 、 0.75〜2.20 (27H
,m )、0.90 (3H,s) 、0.92 (6
)1.s) 、0.98 (3H,s)、1.64 (
9H,s) 、4.63〜5.OO(IH,m) 、7
.46〜7.98(4H,m) 。
実施例47 シクロブラノール−〇−アミノ安息香酸エ
ステルの製法 実施例46の方法で得たシクロブラノール−〇−二トロ
安息香酸エステル30g (0,05mol)を酢酸1
.21に懸濁し、新たに酸洗浄を行った亜鉛末30g(
g当量)を加え5時間加熱還流した。冷却後反応液をろ
過し、ろ液を減圧濃縮したのち、クロロホルム300−
にて抽出した。クロロホルム層を乾燥後、濃縮し残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒 クロロホ
ルム)により精製し、シクロブラノール−〇−アミノ安
息香酸エステル20gを得た。
収率68%、融点207〜208℃ 比旋光度(cy) ”11 +74.9° (C1,0
0,CHCl3 )元素分析結果CJPHけ02N (分子量559.84として) 計算値(%) : C81,52、H10,26、N 
2.50実測値(%) : C81,59、H10,2
B、N 2.43IRv、K B r (cm−’) 
: 3460.3350.2940.2850.167
0.1620.1290.1245.1155.755
゜PMR(CDC13) δ : 0.37 (IH,
% 八BQ+ 4.8Hz) 、0.62 (IH,%
ABq、4.8Hz)、0.7〜2.20 (2711
,+n’ )、0.92 (6H,s) 、 0.98
 (3H,s) 、 1.04 (3H,s)、1.6
4 (911,s) 、4.50〜4.950LH,m
) 、5.73 (20゜bs) 、6.40〜6.7
8 (2H,m) 、7.00〜7.40 (IH,m
)、7.61〜7.98 (IH,m) 。
実施例48 シクロブラノール−m−二トロ安息香酸エ
ステルの製法 シクロブラノール18g (0,04mol)をピリジ
ン200+neに熔解し、水冷下にm−ニトロベンゾイ
ルクロリド9.85g (0,053mol)を加え、
12時間20℃にて攪拌した。反応終了後、溶媒を減圧
下に濃縮し残渣に氷水20眞を加え析出した結晶をろ皐
、した。得た結晶をアセトン−水がら再結晶しシクロブ
ラノール−m−二トロ安息香酸エステル20.1gを得
た。
収率83%″、融点206〜207℃ 比旋光度(α) ’tJ +60.8’ (CO,99
,CHCl3)元素分析結果 C鰺Hrt04N (分子量589.83として) 計算値(%): C77,37、H9,40,N 2.
37実測値(%) : C77,44、H9,33、N
 2.45IRv、K B r (am−’) : 2
930.2850.1715.1530.1350.1
290.1140.715 。
PMR(CHCl3 ) δ: 0.40 (IH,!
4ABq、4.8Hz) 、0.66 (IH,’A^
Bq、4.8Hz) 、0.80〜2.20 (278
,m )、0.92 (6H,s) 、0.98 (3
H,s> 、1.08 (3H,s) 、1.64 (
9H,s) 、4.65〜5.05 (IH,m) 、
7.44〜7.80←LH,*) 、8.20〜8.5
2 (2H,m> 、8.72〜8.89 (111、
ll1)。
実施例49 シクロブラノール−m−アミノ安息香酸エ
ステルの製法 実施例48の方法で得たシクロブラノール−m−ニトロ
安息香酸エステル24g (0,04mol)を酢酸1
.3j!に懸濁し、亜鉛末24g(g当量)を加え2時
間加熱還流した。冷却後、反応液をろ過しろ液を減圧濃
縮したのちクロロホルム300−にて抽出した。クロロ
ホルム層を乾燥後、濃縮し残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶媒 クロロホルム)により精製しシ
クロブラノール−m−アミノ安息香酸エステル19gを
得た。
収率83%、融点187〜188℃ 比旋光度〔α〕習 +61.7” (C1,03,CI
Cl3 ) 。
元素分析結果 C39H佇02N (分子量559.84として) 計算値(%) : C81,52、H10,26、N 
2.50実測値(%) : C81,44、)(10,
29、N 2.56IRv、K B r (c+n−’
) : 3450.3350.2940.2850.1
700.1460.1320.1290.1245.7
55゜PMR(CHCl3 ) δ : 0.36 (
IH9!/GABq、4.8H2) 、0.61 (I
H,%ABq、 4.8Hz) 、0.70〜2.28
 (27H,m )、0.90 (6)1.s) 、0
.98 (38,s> 、1.04 (3H,5)−1
1,64(9H,s) 、3.53 (2H,b) 、
4.59〜4.90 (IH,m)、6.60〜7.5
5 (4H,m) 。
実施例50 シクロブラノールニコチン酸エステルの製
法 ニコチン酸10.9g (0,0885mol)に塩化
チオニル30me (4,6当量)を加えて80°Cに
て2時間攪拌した。反応終了後、減圧下に過剰の塩化チ
オニルを留去した。残渣をトルエン120−とピリジン
5〇−に溶解し、これにシクロブラノール30g (0
,068mol)を加えて60℃にて2時間攪拌した。
反応終了後、減圧下に溶媒を濃縮し、残渣をクロロホル
ム300−にて抽出した。クロロホルム層を乾燥後、濃
縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
媒 トルエン)により精製し、シクロブラノールニコチ
ン酸エステル32.3gを得た。
収率B7%、融点176〜177°C 比旋光度〔α〕菅 +63.4° (C1,04,CI
(CI3 )元素分析結果CJ?H庁02N (分子量545.82として) 計算値(%): C81,41、H10,16、N 2
.57実測値(%): C81,49、H10,13、
N 2.64IRν、KB r (cm−’) : 2
920.2850.1720.1590.1285.1
120.965゜PMR(CDC13)δ: 0.37
 (11(、’A^Bq、 4.81(Z)、0.62
 (IH,’A八へq、 4.8Hz) 、0.70〜
2.27 (278,m )、0.90 (6H,s)
 、0.93 (3H,s) 、1.03 (3H,s
)、1.62 (9H,s) 、4.60〜5.OO(
IH,m) −7,13〜7.50(18,m) 、8
.06〜8.40 (18,m) 、8.60〜8.8
2(IH+m) 、9.07〜9.27 (IH,m)
 。
実施例51 シクロブラノールリノール酸エステルの製
法 リノール酸16.5g (0,0588mol)に塩化
チオニル20111I!(4,8当量)を加えて40℃
にて1.5時間攪拌した。反応終了後、減圧下に過剰の
塩化チオニルを留去した。残渣をトルエン100+le
とピリジン20−に熔解し、このものにシクロブラノー
ル20g(0,0454n+ol)を加え40″Cにて
2時間攪拌した。
反応後減圧下に溶媒を濃縮し、クロロホルム30〇−に
て抽出した。クロロホルム層を乾燥後、濃縮し、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒 トルエン
−ヘキサン)により精製し、シクロブラノールリノール
酸エステル22.2gを得た。
収率69%、融点 油状物 比旋光度〔α〕習・S+36.5” (CO,95,C
HCl3 )元素分析結果 C4?HRン02 (分子量703.15として) 計算値(%) : C83,69、H11,76実測値
(%) : C83,61、H11,88■Rν、KB
 r (cm−’) : 2910.2850.173
0.1460.1372.1175゜ PMR(CDC13) δ : 0.34 (IH,’
A八へq+ 4.8Hz) 、0.58 (1N、 ’
A^Bq、 4.8Flz) 、0.68〜2.43 
(52H,m )、0.83 (3H,s) 、0.8
9 (6H,s) 、O,,95(3H,s) 、1.
60 (9H,s) 、2.52〜2.91 (2H,
m) 、4.40〜4.80(IH,e+) 、5.0
4〜5.62 (4H,m) 。
実施例52 シクロブラノール−m−メトキシ安息香酸
エステルの製法 m−アニス酸8.1g (0,053mol)を塩化子
オニル20mに加え、60℃にて2時間加熱攪拌した。
反応終了後、過剰の塩化チオニルを留去し、残渣、をピ
リジン80−に熔解し、シクロブラノール18g(0,
041mol)を加えて60℃にて2時間攪拌した。
反応後、溶媒を゛減圧留去し残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにより精製し、次ぎにエタノールで再
結晶し、シクロブラノール−m−メトキシ安息香酸エス
テル20.7gを得た。
収率88%、融点163〜164℃ 比旋光度(α) ’U” +61.6° (C1,00
,CHCl3 )元素分析結果C5fHけ03 (分子量574.85として) 計算値(%) : C81,4B、H10,1711゜
実測値(%) : C81,40、H10,25IRν
、K B r (cIl+−’) : 2920. 2
850.1715.1585.1270.1220.1
100,750 。
P M R(CDC13) δ : 0.36 (IH
,AABq、4.811z) 、0.60 (18,!
4ABq、4.8H2) 、0.70〜2.20 (2
7H,m )、0.90 (6H,s) 、0.98 
(3H,s) 、1.02 (3H,s) 、1.61
 (9H,s) 、3.82 (3H,s) 、4.6
0〜4.95 (IH,m)、6.84〜7.72 (
4H,m) 。
実施例53 シクロブラノール−m−アセトキシ安息香
酸エステルの製法 m−アセトキシ安息香!19g (0,105mol)
に塩化チオニル40−を加え60℃にて2時間攪拌した
反応後、過剰の塩化チオニルを完全に留去し、残渣をト
ルエン220−とピリジン60−に溶解した後シクロブ
ラノール35g (0,0794mol)を加え、60
℃にて2時間攪拌した。反応終了後、溶媒を減圧下に留
去し、残渣をクロロホルム300m1で抽出した。クロ
ロホルム層を乾燥後、濃縮し次にシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより精製しシクロブラノール−m−ア
セトキシ安息香酸エステルを46.3g得た。
収率97%、融点142〜143℃ 比旋光度〔α〕習’+59.0° (CO,97,CH
Cl3 )元素分析結果 Cao HP1704 (分子量602.86として) 計算値(%): C79,69、H9,70実測値(%
) : C79,5B、H9,73IRν、KB r 
(CIll−’) : 2920.2850.1770
.1720.1290.1270.1200.1100
゜PMR(CHCl3 )δ: 0.36 (IH,%
ABq、 4.8Hz) −0,61(IH,’A^B
qt 4.8Hz) 、0.70〜2.38 (27H
,m )、0.90 (61(、s) 、0.96 (
311,s) 、1.02 (3Ls)、1.62 (
9H,s) 、2.31 (38,s) 、4.60〜
4.96 (11(、m)、7.11〜8.02 (4
H,m) 。
実施例54 シクロブラノール−m−ヒドロキシ安息香
酸エステルの製法 実施例53の方法で得たシクロブラノール−m−アセト
キシ安息香酸エステル24.5g (0,0406mo
l)をテトラヒドロフラン300−に熔解し25%アン
モニア水40−を加えて40℃にて2時間攪拌した。反
応後溶媒を減圧留去し、残渣をエタノールで再結晶する
ことによりシクロブラノール−m−ヒドロキシ安息香酸
エステル20.3gを得た。
収率86%、融点203〜204.5℃比旋光度〔α〕
習・’+62.2° (CO,95,’CIC13)元
素分析結果 Ca!?Ht404 (分子量576.83として) 計算値(%) : C79,12、H9,79実測値(
%) : C79,23、H9,72IRI/、K B
 r (cm−’) : 3380.2920.285
0.1690.1600.1450.1290.124
5.1110.760゜PMR(CICl3 ) δ:
 0.38 (II(、%ABq、 4.8Hz)、0
.61 (IH,!?%^Bq、 4.8Hz) 、0
.70〜2.20 (27H,m )、0.93 (6
H,s) 、0.98 (38,s) 、1.04 (
31(、s)、1.64 (9H,s) 、3.54 
(IH,bs ) 、4.58〜4.90 (lfl、
m) 、6.84〜7.66 (4H,m) 。
実施例55 シクロブラノール−p−メトキシ安息香酸
エステルの製法 シクロブラノール18g (0,041mol)をピリ
ジン80−に熔解し、水冷下p−メトキシベンゾイルク
ロリド9.1g (0,0533mol)を加えて20
℃で15時間攪拌した。反応終了後溶媒を減圧留去し、
残渣をクロロホルム300−で抽出し、濃縮後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより楕製し、シ
クロブラノール−p−メトキシ安息香酸エステル21.
7gを得た。
収率92%、融点202〜203℃ 比旋光度〔α〕習’+60..2° (C1,06,C
■c13)元素分析結果 Ca9Hri?03 (分子量574.ssとして) 計算値(%”) : C81,4B、H1,0,17実
測値(%): C81,32、H10,25IRν、K
 B r (cm−’) F 2920.2850.1
705.1605.1510.1270.1255.1
170.1110.1100゜PMR(CDC13) 
δ: 0.36 (IH,’A^Bq、 4.8Hz)
、0.61 (DI、 %ABq、4.8Hz) 、0
.70〜2.38 (27H,m )、0.90 (6
H,s) 、0.98 (3H,s) 、1.02 (
3H,s)、1.62 (9H,s) 、3.84 (
3H,s) 、4.60〜4.95 (IH,m)、6
.72〜7.04 (・28.m) 、7.80〜8.
.12 (2H,m) 。
実施例56 シクロブラノール−〇−メトキシ安息 、
J。
香酸エステルの製法 シクロブラノール18g (0,041mol)をピリ
ジン80m1!に溶解し、水冷下でO−メトキシベンゾ
イルグロリド9 g (0,0527mol)を加えて
20°Cで15時間攪拌した。反応終了後、溶媒を減圧
留去し、残渣をクロロホルム300−で抽出しシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにより精製しシクロブラノ
ール−〇−メトキシ安息香酸エステル21.9gを得た
収率93%、融点176〜177℃ 比旋光度〔α〕習・5+46.3° (C1,00,C
ICl3 )元素分析結果 C?9H党03 (分子量574.85として) 計算値(%): C81,4B、H10,17実測値(
%) : C81,40、H10,25IRν、K B
 r (cm−1) : 2920.2850.169
5.1600.1460.1300.1250.113
0.760PMR(CDC13) δ: 0.35 (
IH,’A^Bq+ 4.8Hz)、0.59 (IH
,!4ABq、 4.8H2) 、0.70〜2.20
 (27H,m )、0.90 (3H,s) 、0.
96 (6H,s) 、0.99 (3H,s)、1.
61 (98,s) 、3.86 (3H,s) 、4
.60〜5.00 (IH,m)、6.72〜7.94
 (4H,m) 。
実施例57 シクロブラノール−p−アセトキシ安息香
酸エステルの製法 p−アセトキシ安息香酸1B、6g (0,103mo
l)に塩化チオニル40−を加え60℃にて2時間攪拌
した。過剰の塩化チオニルを完全に留去したのち、残渣
をトルエン220−とピリジン60−に懸濁し、シクロ
ブラノール35g (0,0794mol)を加えて6
0℃にて2時間攪拌した。反応終了後、溶媒を減圧留去
し、残渣をクロロホルム400−で抽出した。
クロロホルム層を乾燥後濃縮し、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより精製し44.1gのシクロブラノ
ール−p−アセトキシ安息香酸エステルを得た。
収率92%、融点192〜193℃ 比旋光度〔α〕習 +55.5’ (CO,93,CH
Cl3 )元素分析結果 Cり。H爺04 (分子量602.86として) 計算値(%) : C79,69、H9,70実測値(
%) : C79,61、H9,79IR1j、K B
 r (am−’) : 2920.2850.176
5.1715.1270.1190.1160.111
5゜PMR(CDC13)δ : 0.36 (IH,
’A^Bq+ 4.8Hz) 、0.60 (IH,z
ABq、4.8Hz) 、0.68〜2.40 (27
0,m >、0.89 (6H,s) 、0.96 (
3Ls) 、1.01 (3H,s) 、1.60 (
9H,s) 、2.28 (3H,s) 、4.60〜
5.00 (IH,m)、6.96〜7.32 (2H
,m) 、7.90〜8.25 (2H,m) 。
実施例58 シクロブラノール−p−ヒドロキシ安息香
酸エステルの製法 実施例57の方法で得たシクロブラノール−p −アセ
トキシ安息香酸エステル24g (0,0398mol
)をテトラヒドロフラン350艷に熔解し28%アンモ
ニア水50−を加えて40℃で1時間攪拌した。反応終
了後、溶媒を減圧留去し、得た結晶残渣をエタノールか
ら再結晶しシクロブラノール−p−ヒドロキシ安息香酸
エステル21.0gを得た。
収率94%、融点174〜175℃ 比旋光度〔α〕習 +57.7° (C1,10,CH
Cl3 )元素分析結果 C,9H昂03・C2H50
H(分子量606.9として) 計算値(%): C79,16、H10,30実測値(
%) : C79,13、H1o、42IRν、KB 
r (cm−’) : 3400.2920.2850
.1685.1610.1280.1160゜PMR(
CDC13)δ: 0.38 (IH,%ABq、4.
8Hz)、0.64 (10,’A^Bq+ 4.8H
z) 、0.70〜2.42 (27H,m )、0.
91 (6H,s) 、0.98 (3H,s) 、1
.02 (3)1.s)、1.28 (38,t、7.
2Hz) 、1.’62 (9F1.s) 、3.77
(2H+q+7.2Flz) 、4.60〜5.OO(
IH,m) 、6.72〜7.18 (4H,m) 、
7.80〜8.12 (28,m) 。
実施例59 シクロアルテノール−4−アセトキシ−3
−エトキシ安息香酸エステルの製法 実施例28の方法において4−アセトキシ−3−メトキ
シ安息香酸13.Ogの代わりに4−アセトキシ−3−
エトキシ安息香酸13.9g (0,062mol>を
使用したほかは実施例28と同じ操作によりシクロアル
テノール−4−アセトキシ−3−エトキシ安息香酸エス
テル24.5gを得た。
収率82%、融点140〜141℃ 1 比旋光度〔α〕智 +58.2° (C1,00,CI
(C13)元素分析結果 Cぐ/Hgoos (分子量632.89として) 計算値(%) : C77,80、H9,56実測値(
%) : C77,91、H9,43実施例60 シク
ロアルテノール−3−エトキシ−4−ヒドロキシ安息香
酸エステルの製法 実施例53の方法にて得たシクロアルテノール−4−ア
セトキシ−3−エトキシ安息香酸エステル30g (0
,047mol)をテトラヒドロフラン300−に熔解
し、25%アンモニア水60mFを加えて50℃にて攪
拌した。反応後、溶媒を減圧濃縮し、得た結晶残渣をア
セトン−水で再結晶しシクロアルテノール−3−エトキ
シ−4−ヒドロキシ安息香酸エステル20.5gを得た
収率74%、融点128〜130℃ 比旋光度〔α〕習 +59.5° <C1,00,CH
Cl3 )元素分析結果 C3PHけ04 (分子量590.85として) 計算値(%): C79,27、H9,89実測値(%
) : C79,21、H9,82実施例61 シクロ
ブラノール−4〜アセトキシ−3−エトキシ安息香酸エ
ステルの製法 実施例28の方法において4−アセトキシ−3−メトキ
シ安息香酸13.Ogの代わりに4−アセトキシ−3−
エトキシ安息香酸13.9g (0,062mol)を
使用し、又シクロアルテノール20.0gの代わりにシ
クロブラノール20.0g (0,045mol)を使
用したほかは実施例28と同じ操作法によりシクロブラ
ノール−4−アセトキシ−3−エトキシ安息香酸エステ
ル23.4gを得た。
収率80%、融点161〜162°C 比旋光度(α) ”!5 +56.5° (C1,00
,CHCl3 )元素分析結果 C42H6205 (分子量646.92として) 計算値(%) : C77,97、H9,66実測値(
%) : C7B、05、H9,61実施例62 シク
ロブラノール−3−エトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸
エステルの製法 実施例61の方法にて得たシクロブラノール−4−アセ
トキシ−3−エトキシ安息香酸エステル30g(0,0
46+nol)をテトラヒF tl17 ラフ 300
m1’ニ熔解し、25%アンモニア水6眞を加えて50
”Cにて攪拌した。反応後、溶媒を減圧濃縮し、得た結
晶残渣をアセトン−水で再結晶し、シクロブラノール−
3−エトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸エステル20.
8gを得た。
収率74%、融点175〜176℃ 比旋光度(α) 背+57.5° (C1,00,CH
Cl3 )元素分析結果 Cり0H6004 (分子量604.88として) 計算値(%): C79,42、H10,00実測値(
%) : C79,31、H10,12実施例6324
−メチレンシクロアルタノール−4−アセトキシ−3−
エトキシ安息香酸エステルの製法 実施例28の方法において4−アセトキシ−3−メトキ
シ安息香M13.Og及びシクロアルテノール20.0
gの代わりに4−アセトキシ−3−エトキシ安息香酸1
3.9g (0,062mol)及び24−メチレンシ
クロアルタノール20.0g (0,045mol)を
使用して実施例28と同じ操作により24−メチレンシ
クロアルタノール−4−アセ上キシ−3−エトキシ安息
香酸エステル23.1gを得た。
収率79%、融点152〜153℃ 比旋光度〔α〕智 +57.8° (C1,00,CH
Cl3 )元素分析結果 CttzHbン05 (分子量646.92として) 計算値(%) : C77,97、H9,66実測値(
%) : C77,92、H9,54実施例6424−
メチレンシクロアルタノール−3−エトキシ−4−ヒド
ロキシ安息香酸エステルの製法 実施例63の方法にて得た24−メチレンシクロアルタ
ノール−4−アセトキシ−3−エトキシ安息香酸エステ
ル30g (0,046mol )を用い、実施例55
と同じ操作法により24−メチレンシクロアルタノール
−3−エトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸エステル20
.1gを得た。
収率72%、融点141〜142℃ :jl、。
比旋光度〔α〕智 +58.4° (C1,00,CF
IC13)元素分析結果 C<toHbo04 (分子量604.88として) 計算値(%) : C79,42H10,00実測値(
%) : C79,49H10,05実施例65 シク
ロブラノール−4−アセトキシ−3−メトキシケイヒ酸
エステルの製法 4−アセトキシ−3−メトキシケイヒ酸26.5g(0
,112mol )をトルエン200mEに懸濁し、塩
化チオニル16.3mi!(3当量)を加えて60℃に
て2時間攪拌した。反応後、減圧下に溶媒を留去し、残
渣を再びトルエン150−とピリジン30−に懸濁させ
シクロブラノール33.1g (0,075mol )
を加え60℃にて2時間攪拌した。反応終了後、減圧下
に溶媒を留去し、残渣をクロロホルム300−で抽出し
た。クロロホルム層を洗浄後、乾燥し、減圧留去した。
結晶残渣をエタノールから再結晶し、シクロブラノール
−4〜アセトキシ−3−メトキシケイヒ酸エステル44
.9gを得た。
収率91%、融点175〜b ′比旋光度〔α〕菅 +37.0° (C1,00,C
HCl3 )元素分析結果 (、ca H620s (分子量658.93として) 計算値(%’) : C78,38H,9,48実測値
(%) :C78,44H9,43実施例66 シクロ
アルテノール−4−アセトキシ−3−メトキシケイヒ酸
エステルの製法 実施例′65の方法にてシクロブラノール33gの代り
にシクロアルテノール33g (0,077mol )
を用いた外は実施例65と同じ操作法によりシクロアル
テノール−4−アセトキシ−3−メトキシケイヒ酸エス
テル42.4gを得た。
収率86%、融点187〜188℃ 比旋光度〔α〕智 +40.7° (C1,OO,CF
IC13)元素分析結果 1.c2H6o05 (分子量644.90として) 計算値(%) :C7B、22 H9,3B実測値(%
):C78,34H9,30実施例6724−メチレン
シクロアルタノール−4=アセトキシ−3−メトキシケ
イヒ酸エステルの製法 実施例65の方法にてシクロブラノールの代りに、24
−メチレンシクロアルタノール33g (0,0749
mol)を用い、実施例65と同じ操作法により24−
メチレンシクロアルタノール−4−アセトキシ−3−メ
トキシケイヒ酸エステル43.7gを得た。
収率88%、融点216〜217℃ 比旋光度〔α〕智 +40.1° (C1,00,CI
Cl3 )元素分析結果 CいH6205 (分子量658.93として) 計算+i1 (%) :C78,38H9,48実測値
1) :C78,46H9,40IRv、K B r 
(cm−’) : 2920.2850.1765.1
710.1635.1510.1275.1258.1
200.1170.1155゜ P M R(CHCl3 ) δ: 0.39 (IH
,’A^BQ+ 4.2Hz)、0.61 (1)1.
 %ABq、 4.2)1z) 、0.60〜2.40
.(28H,m )、0.82 (6H,s) 、0.
96 (6M、s) 、1.02 (6H,d 7.2
Hz) 、2.32 (3H,s) 、3.86 (3
B、s) 、4.70 (28゜bs) 、4.50〜
4.90 (IH,m) 、6.40 (IH,%AB
q、16Hz) 、6.90〜7.30 (3H,m)
 、7.58 (IH,%ABq、16Hz) 。
実施例68 シクロアルテノール−4−アセトキシ−3
−エトキシケイヒ酸エステルの製法 実施例65の方法にて4−アセトキシ−3−メトキシケ
イヒ酸26.5g及びシクロブラノール33gの代りに
4−アセトキシ−3−エトキシケイヒ酸27.0g(0
,108+wol )及びシクロアルテノール25.2
g(0,059mol )を用いて実施例65と同じ操
作法によりシクロアルテノール−4−アセトキシ−3−
エトキシケイヒ酸エステル32.6gを得た。
収率83%、融点165〜166℃ 比旋光度〔α〕習 +40.5° (C1,00,CI
Cl3 )元素分析結果 CシaHbン05 (分子量658.93として) 計算値(%) :C78,38H9,48実測値(%’
) jc 78.27 H9,53実施例69 シクロ
アルテノール−3−エトキシ−4−ヒドロキシケイヒ酸
エステルの製法 実施例68の方法で得たシクロアルテノール−4−1゜
アセトキシ−3−エトキシケイヒ酸30.3g (0,
046mo+ )をテトラヒドロフラン300m1!に
熔解し、25′%アンモニア水60−を加えて50℃に
て攪拌した。
反応後、溶媒を減圧濃縮し、得た残渣結晶をアセトン−
水で再結晶しシクロアルテノール−3−エトキシ−4−
ヒドロキシケイヒ酸エステル19.7gを得た。
収率69%、融点134〜135℃ 比旋光度〔α〕習 +40 、’8° (C1,00,
CHCl3 )元素分析結果 Cり1Hb004 (分子量616.89として) 計算値(%) :C79,82H9,80実測値(%)
 :C79,89H9,73実施例70 シクロブラノ
ール−4−アセトキシ−3−エトキシケイヒ酸エステル
の製法 シクロブラノール33.1g (0,075mol )
を用いて実施例68と同じ操作法によりシクロブラノー
ル−4−アセトキシ−3−エトキシケイヒ酸エステル4
3、1 gを得た。
収率85%、融点153〜154℃ 比旋光度〔α〕習 +37.6° (C1,00,CH
Cl3 )元素分析結果 C<c</H6<zos(分
子量672.95として) 計算値(%> :c 7e、sa H9,59実測値(
%) :C78,48H9,64実施例71 シクロブ
ラノール−3−エトキシ−4−ヒドロキシケイヒ酸エス
テルの製法 実施例70の方法で得たシクロブラノール−4−アセト
キシ−3−エトキシケイヒ酸30.9g (0,046
mol)を用いた以外は、実施例69と同じ操作法によ
り、シクロブラノール−3−エトキシ−4−ヒドロキシ
ケイヒ酸エステル22.8gを得た。
収率78%、融点181〜182℃ 比旋光度〔α〕智 +38.0° (C1,00,CH
Cl3 )元素分析結果 C<t2Hb204 (分子量630.92として) 計算値(%”) :C79,95H9,91実測値(%
) :C79,91H9,9B実施例7224−メチレ
ンシクロアルタノール−4−アセトキシ−3−エトキシ
ケイヒ酸エステルの製法 実i% 例6Bの方法において、24−メチレンシクロ
アルタノール33.1g (0,075mol )を用
いて実施例68と同じ操作法により24−メチレンシク
ロアルタノール−4−アセトキシ−3−エトキシケイヒ
酸エステル42.7gを得た。
収率84%、融点184〜185℃ 比旋光度〔α〕智 +39.9° (C1,00,CH
Cl3 )元素分析結果 C嫂1(b905 (分子量672.95として) 計算値(%):C7B、53 H9,59実測値(%)
:C78,59H9,52実)1173 24−メチレ
ンシクロアルタノール−3=エトキシ−4−ヒドロキシ
ケイヒ酸エステルの製法 実tJJ72の方法で得た24−メチレンシクロアルタ
ノール−4−アセトキシ−3−エトキシケイヒ酸エステ
ル30.9g (0,046mol )を用いた以外は
実施例69と同じ操作法により24−メチレンシクロア
ルタノール−3−エトキシ−4−ヒドロキシケイヒ酸エ
ステル23.4gを得た。
収率80%、融点146〜147℃ 比旋光度〔α〕習 +40.1° (C1,00,CH
Cl3 )元素分析結果 C<t> H4204 (分子量630.92として) 計算値(%):C79,95H9,91実測値(%) 
:C79,89H9,95実施例74 シクロアルテノ
ール−4−ヒドロキシ−3−n−プロポキシケイヒ酸エ
ステルの製法 実施例68の方法に準じて得たシクロアルテノール−4
−アセトキシ−3−n−プロポキシケイヒ酸エステル3
1.0g (0,046mol )を用い、実施例69
と同じ操作法によりシクロアルテノール−4−ヒドロキ
シ−3−n−プロポキシケイヒ酸エステル20.5gを
得た。
収率70%、融点144〜145℃ 比旋光度〔α〕智 +40.2° (CI。00.CH
Cl3)元素分析結果 C<7;!H6ン04 (分子量630.92として) 計算値(%) :C79,95H9,91実測値(%)
 :C79,99H9,85実施例75 シクロブラノ
ール−4−ヒドロキシ−3−n−プロポキシケイヒ酸エ
ステルの製法 実施例68の方法に準じて得たシクロブラノール−4−
アセトキシ−3−n−プロポキシケイヒ酸エステル31
.6g (0,046mol )を用い実施例69と同
じ操作法によりシクロブラノール−4−ヒドロキシ−3
−n−プロポキシケイヒ酸エステル22.8gを得た。
収率76%、融点187〜188’C 比旋光度〔α〕習 +37.4° (C1,00,CH
Cl3 )元素分析結果 C<z3H6q04 (分子量644.94として) 計算値(%) :C80,07H10,00実測値(%
) :’C79,92H10,13実施例76 シクロ
アルテノール−3,4−ジメトキシケイヒ酸エステルの
製法 シクロアルテノール−4−ヒドロキシ−3−メトキシケ
イヒ酸エステル10.0g (0,017mol )に
20℃でアセトン200−1炭酸カリウム10.0gを
加え攪拌したところヘジメチル硫酸2.8+ne(5当
量)を加え、50℃で3時間反応させた。反応終了後炭
酸カリウムをろ過により除き減圧濃縮し、得た残渣を塩
化メチレンに熔解し、この溶液を飽和重曹水で洗浄後、
塩化メチレンで抽出乾燥し濃縮乾固した。得られた残渣
を塩化メチレン−メタノールで再結晶することにより3
.4−ジメトキシケイヒ酸エステル9.6gを得た。
収率94%、融点136〜137℃ 比旋光度〔α〕智 +41.7° (C1,03,CH
Cl3 )元素分析結果 CettHboO4 (分子量616.89として) 計算値(%) : C79,82H9,80実測値(%
) : C79,90H9,8B実施例77 シクロア
ルテノール−3−メトキシ−4−1プロピオニルオキシ
ケイヒ酸エステル の製法 シクロアルテノール−4−ヒドロキシ−3−メトキシケ
イヒ酸エステル40.0g (0,066mol )に
ピリジン160m1!を加え、0℃で攪拌したところへ
無水プロピオン酸80−を滴下し20“Cにて1時間反
応させた。反応液を5℃で2昼夜静置後水250dを加
え、析出している結晶をろ過し、水及びメタノールで洗
浄することにより3−メトキシ−4−プロピオニルオキ
シケイヒ酸エステル42.3gを得た。
収率95%、融点156〜157℃ 比旋光度〔α〕菅 +40.2” (C1,04,CH
Cl3 )元素分析結果 CQ3H6ン05 (分子量658.93として) 計算値(%) : C78,38H9,4B実測値(%
): C7B、45 H9,42実施例78 シクロア
ルテノール−3,4−ジメトキシ安息香酸エステルの製
法 3.4−ジメトキシ安息香酸11.8g (0,065
mol )に0℃でトルエン10−と塩化チオニル4h
d! (10当量)を加え、次いでとリジン1.0−を
加えた後40℃で10分間反応させた。反応液を減圧濃
縮後O℃でシクロアルテノール20.0g (0,04
3mol )とピリジン100−を加え、40℃に加温
1時間反応させた。更に反応液を60℃まで加熱し1時
間攪拌後減圧濃縮し、得た結晶残渣をクロロホルムに溶
解し、飽和重曹水で洗浄後、クロロホルムで抽出、乾燥
を行いクロロホルムを減圧留去した。得られた濃縮残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒 トルエ
ン−塩化メチレン)で精製することによりシクロアルテ
ノール−3,4−ジメトキシ安息香酸エステル25.9
gを得た。
収率88%、融点147〜147.5℃比旋光度〔α)
W+63.8° (C1,00,CHCl3 )元素分
析結果 C39H昔04 (分子量590.85として) 計算値(%) : C79,27H9,89実測値(%
) : C79,34H9,82実施例79 シクロブ
ラノール−3,4−ジメトキシケイヒ酸エステルの製法 3.4−ジメトキシ安息香酸16.53g (0,07
94mol)をトルエン200meに懸濁し、塩化チオ
ニル11.5yt(2当量)を加えて100°Cで2.
5時間加熱攪拌した。反応後、溶媒を減圧下に濃縮し、
残渣をトルエン100−とピリジン50m1に懸濁し、
シクロプラ 1ノール17.5g (0,0397mo
l)を加えて100 ’Cで3時間攪拌した。反応後、
減圧下に溶媒を留去し残渣をクロロホルム300−にて
抽出した。クロロホルム層を乾燥後、濃縮し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(?8媒 トルエン
)により精製し、シクロブラノール−3,4−ジメトキ
シケイヒ酸エステル22.3gを得た。
収率93%、融点168〜169℃ 比旋光度〔α〕習 千38.5° (C1,00,CH
Cl3 )元素分析結果 Cq2H11,204 (分子量630.92として) 計算値(%) : C79,95H9,91実測値(%
): C80,02H9,84実施例80 シクロブラ
ノール−3,4−ジメトキシ安息香酸エステルの製法 ベラトロール酸15.5g (0,085mol )を
トルエン150mFに溶解し塩化チオニル12.4mF
(2当量)を加えて100℃にて1.5時間攪拌した。
反応後、減圧下に溶媒を留去し、残渣を再びトルエン1
00mPとピリジン50−に溶解し、シクロブラノール
25g (0,057mol )を加えて60°Cにて
2時間攪拌した。反応終了後減圧下に溶媒を留去し、残
渣をクロロホルム300mfで抽出した。クロロホルム
層を乾燥後、濃縮し残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶媒 トルエン)により精製し、シクロブラ
ノール−3,4−ジメトキシ安息香酸エステル25.6
gを得た。
収率76%、融点158〜159℃ 比旋光度〔α〕菅 +59,2° (CO,89,CH
Cl:s )元素分析結果 C</θHbo04 (分子量604.88として) 計算値(%) : C79,42、H10,00実測値
(%) : C79,34、H10,12実施例81〜
100 上記に示したシクロブラノール有機酸エステル製法の各
実施例においてシクロブラノールの代りに24−メチレ
ンシクロアルタノールの同量を用いた以外は、それぞれ
対応する製法と同じ操作法に従って24−メチレンシク
ロアルタノール有機酸エステルを合成した。これらの化
合物の収率(%)、融点(℃)、比旋光度(〔α〕督<
c i、oo。
C)lc13 ) )を表−15に示した。
表−15 実施例101シクロアルテノール−4−ヒドロキシ−3
−メトキシケイヒ酸エステルの製法 γ−オリザノール1.0kg (シクロアルテノールエ
ステル44%含有)をアセトン5.OIlに溶解し、熱
時メタノール350−を加えた後、放冷、−晩装置した
。析出した結晶をろ別すると、シクロアルテノールエス
テル60%含有のγ−オリザノール680gを得た。こ
れにアセトン3.41メタノール6BmFを用い同様に
再結晶を行うと、75%含有のものが450g得られた
。続いてアセトン2.25℃、酢酸エチル1.251ア
セトン1.29J、アセトン960−で繰り返し再結晶
を行うと、それぞれ250 、、。
g(純度88%) 、184 g (同92%) 、1
20 g (同97%) 、91g (同98%)のも
のが得られ、最終的に酢酸エチル640m9で再結晶し
、シクロアルテノール−4−ヒドロキシ−3−メトキシ
ケイヒ酸エステルを53g得た。
収率5.3%、融点153〜153.5℃比旋光度(α
) 1.! +41.2° (CO,99,CICl3
 ’)元素分析結果 C/Jo Hrfi、04(分子
量602.86として) 計算値(%) jc 79.69 H9,70実測値(
%) :C79,73H9,62I Rv、KB r 
(c+n−’) ; 3400.2910.1700.
1672.1599.1510.1270.1155゜
PMR(CDC13) δi 0.38 (LH,WA
Bq、 4.2Hz)、0.58 (IL 〃ABq、
 4.2Hz) 、0.70〜2.40 (27H,m
)、0.89 (61(、s) 、0.96 (6H,
s) 、1.61 (3H,bs )、1.68 (3
H,bs ) 、3.91 (3)1.s) 、4.5
0〜4.90(18,m) 、4JO〜5.30 (1
8,m) 、5.87 (IH,s)、6.28 (L
H,’zzlBq、15Hz) 、 6.76〜7.1
0 (2H,m) 、7.00 (III、s) 、7
.55 (LH,!4ABq、15Hz) 、 ’実施
例102シクロブラノールー4−ヒドロキシ−3−メト
キシケイヒ酸エステルの製法 実施例65の方法により得たシクロブラノール−4−ア
セトキシ−3−メトキシケイヒ酸エステル44.9g 
(0,068mol)をジオキサン900meに溶解し
、25%アンモニア水90meを滴下後、50℃にて2
時間攪拌した。反応終了後、減圧下に溶媒を留去し結晶
残渣をエタノールで洗浄しシクロブラノール−4−ヒド
ロキシ−3−メトキシケイヒ酸エステル40.0gを得
た。
収率95.2%、融点191〜192℃比旋光度〔α〕
習6+38.5° (CO,99,CICl3 )元素
分析結果 CシtHbo04 (分子量616.89として) 計算値(%) :C79,82H9,80実測値(%)
 :C79,77H9,8B1 Rv、 KB r (
cm−’) ; 3500.2920.2850.16
90.1600.1510.1265.1155゜PM
R(CDC13)δ; 0−36 (III % AB
q、4.8H2)、0.60 (IH,′/1ABq、
 4.8H2) 、0.68〜2.20 (27H,m
)、0.89 (6H,s) 、0.96 (6H,s
) 、1.62 (9H,s) 、3.90 (3)1
.s) 、4.50〜4.90 (IH,+n) 、5
.97 (IH、b) 、6.27 (IH,’A^B
q、15.6Hz) 、6.75〜7.20(3)1.
m) 、7.9 (1)1. %ABq、15.6Hz
) 。
実施例103 24−メチレンシクロアルタノール−4
−ヒドロキシ−3−メトキシケイヒ酸エステルの製法 市販のγ−オリザノール(24−メチレンシクロアルタ
ノールを45%含有) 100 gをピリジン中無水酢
酸にてアセチル体とした。これをクロロホルム:酢酸エ
チル:エタノール(4: 3 : 2)の混合溶媒で再
結晶を繰り返し24−メチレンシクロアルタノールを9
5%含むアセチルフェルレート18gを得た。引続きこ
のものを2N水酸化ナトリウム−エタノール中で完全ケ
ン化を行いさらにベンゾエートとしたのちアセトンで再
結晶を繰り返し、完全ケン化後24−メチレンシクロア
ルタノール5gを得た。この24−メチレンシクロアル
タノール2 g (0,0045mol)を実施例65
と同じ操作法により24−メチレンシクロアルタノール
−4−アセトキシ−3−メトキシケイヒ酸とし、次ぎに
実施例102と同じ操作法により税アセチル化し、24
−メチレンシクロアルクノール−4−ヒドロキシ−3−
メトキシケイヒ酸エステル2.58gを得た。
収率90%、融点166〜167℃ 比旋光度〔α〕智 +40.6° (C1,00,CH
Cl3 )元素分析結果C4l/ Hbo 04・ f
/3 C2Hs OH(分子量632.25として) 計算値(%) :C79,15H9,8B実測値(%>
 FC79,11Hci、94I Rv、 KB r 
(cm−1) ; 3400.2920.2850゜1
688.1630.1600.1510.1463.1
425.1265.115B。
PMR(CDC13) δi 0.39 (11(、%
^”Q+ 4.2Hz)、0.59 (1)1. zA
Bq、 4.2H2) 、0.60〜2.50 (28
H,m)、0.82 (6H,s) 、0.95 (6
H,s) 、1.02 (6Hd、7.2)12) 、
3.91 (3H,s) 、4.70 (2H,bs 
) 、4.50〜4.90 (18,m> 、5.95
 (IFl、s) 、6.70〜7.30 (3F1.
m)、6.32 (IH,!4ABq、16Hz) 、
7.56 (IL !4ABq、16 ’Hz) 。
)4 製造例1 錠 剤 A 実施例43の化合物 シクロブラノール−p−アミノ安息香酸エステル 10
0■ マニトール 123 ヒドロキシプロポキシメチルセルロース 7タ ル り
 5 微結晶セルロース 60 水素化ヒマシ油 5 計 300■ 錠剤B 実施例86の化合物 24−メチレンシクロアルタノール−4−ヒドロキシ−
3−メトキシ安息香酸エステル 150■トウモロコシ
デン粉 160 乳 糖 180 タ ル り 7 ステアリン酸マグネシウム 3 計 500■ 錠剤C 実施例102の化合物 シクロブラノール−4−ヒドロキシ−3−メトキシケイ
ヒ酸エステル 100■ 可溶性デン粉 2゜ トウモロコシデン粉 125 微結晶セルロース 45 酸化ケイ素 6 ステアリン酸マグネシウム 4 計 300■ 錠剤り 実施例60の化合物 シクロアルテノール−3−エトキシ−4−ヒドロキシ安
息香酸エステル100 回 覧 糖 147 トウモロコシデン粉 62.1 微結晶セルロース 9゜ ステアリン酸マグネシウム 0.9 計 400 ■ 錠剤E 実施例71の化合物 シクロブラノール−3−エトキシ−4−ヒドロキシケイ
ヒ酸エステル 50 ■ 乳 糖 10 微結晶セルロース 85.5 カルボキシメチルセルロースカルシウム 2ステアリン
酸マグネシウム 1.5 ステアリン酸 1 針 150 ■ 上記処方に従い均一によく混合した粉末を打錠機により
各重量の錠剤を製造した。
製造例2 顆 粒 剤 A 実施例19の化合物 シクロアルテノール−p−アミノ安息香酸エステル 1
00■ 乳 糖 22 微結晶セルロース 6゜ トウモロコシデン粉 15 ヒドロキシプロピルセルロース 3 計 200■ 上記処方に従い、流動層造粒装置を用い、シクロブラノ
ールフェルラ酸エステル、乳糖、微結晶セルロース及び
トウモロコシデン粉を混合し、ヒドロキシプロピルセル
ロースの5%水水溶液粘結剤として噴霧し、乾燥後顆粒
とした。
製造例3 顆 粒 剤 B 実施例43の化合物 シクロブラノール−p−アミノ安息香酸エステル 10
0■ マニトール 38 微結晶セルロース 48 バレイシヨデン粉 10 ポリビニルピロリドン 2 ヒドロキシプロピルセルロース 2 計 200呵 上記処方に従い、流動層造粒装置を用い、シクロブラノ
ール、マニトール、微結晶セルロース、バレイシジデン
粉及びポリビニルビロドリンを混合し、次にヒドロキシ
プロピルセルロースの5%水溶液を結合剤として噴霧し
、乾燥後顆粒とした。
製造例4 顆 粒 剤 C1、 シクロブラノール 100 ■ マニトール 10 微結晶セルロース 85 カルボキシメチルセルロースカルシウム 2ステアリン
酸マグネシウム 1.5 硬化油 1.5 計 200 ■ 顆粒剤り 実施例24の化合物 シクロアルテノールニコチン酸エステル100 ■トウ
モロコシデン粉 29 微結晶セルロース 50 カルボキシメチルセルロースカルシウム 21計 20
0 ■ 顆粒剤E 実施例49の化合物 シクロブラノール−m−アミノ安息香酸エステル 10
0■ 乳 糖 53 トウモロコシデン粉 39 バレイシヨデン粉 2 タ ル り 3 ステアリン酸マグネシウム 3 計 200mg 上記処方に従い、均一によく混合した粉末を押出機で顆
粒剤を製造した。
製造例5 カプセル剤A 実施例102の化合物 シクロブラノール−4−ヒドロキシ−3−メトキシケイ
ヒ酸エステル 100+ng乳 糖 28 微結晶セルロース 47 マニトール 10 トウモロコシデン粉 10 ポリビニルピロリドン 2 ヒドロキシプロピルセルロース 3 計 200 ■ 上記処方に従い、流動層造粒装置を用い、シクロブラノ
ールフェルラ酸エステル、乳糖、微結晶セルロース、マ
ニトール、トウモロコシデン粉及びポリビニルピロリド
ンを混合し、ヒドロキシプロピルセルロースの5%水溶
液を結合剤として噴霧し、乾燥後顆粒とした。この顆粒
を階3の硬カプセルに200曙ずつ充填して硬カプセル
剤を製造した。
製造例6 カプセル剤B 製造例2により製造した顆粒剤Afclb、3の硬カプ
セルに160■ずつ充填して硬カプセル剤を製造した。
製造例7 カプセル剤C 製造例4により製造した顆粒剤りを陽2の硬カプセルに
200■ずつ充填して硬カプセル剤を製造した。
製造例8 カプセル剤り 実施例12の化合物 シクロアルテノール−m−ヒドロキシ安息香酸エステル
 100■ マニトール 98 カルボキシメチルセルロースカルシウム 2計 200
mg 上記処方したものを均一に混合する。この混合粉末を隘
2のゼラチンカプセルに200■ずつ充填したのち腸溶
皮膜を施し、腸溶カプセル剤を製造した。
製造例9 カプセル剤E 実施例58の化合物 シクロブラノール−p−ヒドロキシ安息香酸エステル 
20ON ラウリル硫酸ナトリウム 9 リン酸−水素ナトリウム 1 マニトール 188 ステアリン酸マグネシウム 2 計 400g 上記処方したものを均一に混合する。この混合粉末をN
[Llのゼラチンカプセルに300■ずつ充填しカプセ
ル剤を製造した。
製造例10 腸溶顆粒剤 実施例25の化合物 シクロアルテノールリノール酸エステル 100gマニ
トール 161 微結晶セルロース 65 トウモロコシデン粉 15 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 3ビニルピロリ
ドン−酢酸ビニル共重合体 1(Genera1^n1
line’ & Film Corp、製品)計 20
0g 上記処方したものを均一に混合したのち、押出機で球形
の顆粒を製造した。この顆粒をヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースフタレート74%、グリセリルトリアセテ
ート11.6%、ステアリン酸11.6%及び軽質酸化
ケイ素2.8%からなる組成のコーティング剤でコーテ
ィングし、腸溶顆粒剤を製造した。
製造例11 腸溶錠剤 実施例54の化合物 シクロブラノール−m−ヒドロキシ安息香酸エステル1
00 ■ マニトール 10 微結晶セルロース 85 カルボキシメチルセルロースカルシウム 2ステアリン
酸マグネシウム 1.5 硬化油 1.5 計 200 ■ 上記の処方に従い、均一に混合した粉末を打錠機にて素
錠を製造したのち、次に示す腸溶剤皮のコーティング剤
でコーティングし、腸溶錠剤を製造した。
コーティング剤 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 14.8■フタ
レート ジオクチルフタレート 2.3 ステアリン酸 2.3 軽質酸化ケイ素 0.6 計 20 ■ 製造例12顆粒剤 実施例16の化合物 シクロアルテノール−〇−二トロ安息香酸エステル10
0 曙 トウモロコシデン粉 32.5 計 136 m 上記処方に従い、均一に混合した粉末を転勤式又は遠心
式で核を生成せしめ、次に、この核を下記に示す均一に
混合した賦形剤で希釈したものを通常の結合剤で付着し
てコーティングして顆粒を製造した。次にこの顆粒23
0mgに、製造例12に示した腸溶剤皮のコーティング
剤30■でコーティングし、腸溶顆粒を製造した。この
腸溶顆粒をI411L3のゼラチンカプセルに260■
ずつ充填した。
賦形剤 グラニュー1! 33.0■ トウモロコシデン粉 58.5 ヒドロキシプロピルセルロース 2,5計 94 ■ 製造例13 散 剤 A 実施例101の化合物 シクロアルテノール−4−ヒドロキシ−3−メトキシケ
イヒ酸エステル lOO■ マニトール 50 計 200■ 敗 剤 B 実施例47の化合物 シクロブラノール−〇−アミノ安息香酸エステル 10
0■ トウモロコシデン粉 100 計 200■ 上記成分を二重円錐混合機中で均一に混合して散剤とし
た。
製造例14 カプセル剤 実施例93の化合物 24−メチレンシクロアルタノールリノール酸エステル
 260g ビタミンc 10g クエン酸 5g カルボキシメチルセルロースカルシウム 20gラウリ
ル硫酸ナトリウム 10g ポリオキシエチレンモノステアレート 5gメチレンク
ロライド 30(hd 上記処方したものをよく混合し懸濁液とする。 1(こ
れにアエロジル200〜400(商品名) 180gを
加えて混合攪拌後、乾燥し、得られた塊状物を粉砕して
粉末とする。この粉末にポリビニルピロリドン、2−メ
チル−5−ビニルピリジン−メタアクリル酸−アクリル
酸メチルエステル共重合体の結合剤20gを溶解したク
ロロセン−エタノール溶液300m1!を加え、練合後
、常法に従いエックベレッターで造粒、約50℃で乾燥
し顆粒を得た(シクロブラノールフェルラ酸成分約51
%含有)。この顆粒に少量のステアリン酸マグネシウム
を加えることによりカプセル自動充填機で硬カプセルに
200■ずつ充填した。・ 製造例15 坐 剤 A 実施例74の化合物 シクロアルテノール−4−ヒドロキシ−3−n−プロポ
キシケイヒ酸エステル 200■ウイテソプソール(W
i tepsol) E 85 540ウイテソプソー
ル(〃)W−351454メチルパラヒドロキシベンゾ
エート 3計 2200■ 坐 剤 B 実施例29の化合物 シクロアルテノール−4−ヒドロキシ−3−メトキシ安
息香酸エステル 200■ アスコルビン! 20 ポリエチレングリコール 2080 ’計 2300■ 坐 剤 C 実施例39の化合物 シクロブラノール−3,4−ジヒドロキシ安息香酸エス
テル 200■ ブチルヒドロキシアニソール 6 半合成グリセリド 2900 針 3106■ 坐 剤 D 実施例27の化合物 シクロアルテノール−3,4−ジヒドロキシ安息香酸エ
ステル200.0■ ゼラチン 1152.0 グリセリン 454.0 メチルバラヒドロキシベンゾエート 2.0プロとルバ
ラヒドロキシベンゾエート 0.4エチルバニリン 2
.8 酸化チタン 24.0 DC黄色隘5レーキ 12.0 精製水 352.8 針2200.0■ 上記処方したものを夫々十分に混合した溶融物をアルミ
ニウム製の型に注入し、冷却して坐剤を製造した。
製造例16 乳 液 50%ソルビトール水溶液100■にポリソルベート8
0とDKエステルF−160(商品名)の各1gを熔か
し、これにシクロブラノール−4−アセトキシ−3−メ
トキシケイヒ酸エステル50gを加え80℃で30分間
かきまぜ混合し乳化する。乳化後Z安息香酸ナトリウム
0.25g、クエン酸1gを加えて熔解したのち、蒸留
水で全量500−とじ、再びかきまぜ混合して乳剤を得
たくシクロブラノール−4−アセドキシー3−メトキシ
ケイヒ酸エステル成分は約10%含有する。)。
特許出願人 天野製薬株式会社 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和59年特許願第115307号 2、発明の名称 高脂血症治療剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 愛知県名古屋市中区錦−下目2番7号5、補正に
より増加する発明の数 なし6、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳細な説明」
の欄 7、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり訂正します。
(2)明細書の第4頁の第17行目;第5頁の第18行
目;第6頁の第9行及び第11行目;第13頁の第1行
、第3行及び第4行目;第38頁の第13行目;第46
頁の第1行及び第8行目;第47頁の第9行目;第64
頁の第12行目;第65頁の第3行及び第5行目の「抗
脂血症Jをr抗高脂血症1と訂正します。
(3)明細書第6頁の第7行目のrコレステロール比J
を「コレステロール比又は動脈硬化指数」と訂正します
(4)明細書の第7頁の第6行、第13行及び第15行
1纂第8頁の第7行及び第12行目のr血@jをr血清
jと訂正します。
(5)明細書の第9頁の第8行〜第9行目の「フェルラ
@Jを「フェルラ酸エステル1と訂正します。
(6)明細書第11頁の第19行目及び第46頁の第1
2行目の「有意差5%でjを「有意(’P < 0.0
5)な1と訂正します。
(7)明細書第12頁の第3行目及び第46頁の第17
行目の「有意差5%で1を「有意(p < 0.05)
にコと訂正します。
(8)明細書第13頁第9行目のr本発明の高脂血症治
療剤はシクロ」をr本発明の高脂血症治療剤として好ま
しいのはシクロ1と訂正します。
(9)明細書第33頁の第16行目の「高脂血症」を「
抗高脂血症」と訂正します。
(10)明細書第37頁第11行目のr実施例101 
J 、同第13行目の「実施例102 J 、同第15
行目の「実施例103」を、それぞれr実施例100−
I J、「実施例100−27、「実施例100−3 
Jと訂正します。
(11)明細書第37頁の第17行と第18行との間に
下記の全文を挿入します。
「実施例101(シクロアルテノール−p−ニトロケイ
皮酸エステル) 実施例102(シクロアルテノール−p−アミノケイ皮
酸エステル) 実施例104(シクロブラノール−p−アミノケイ皮酸
エステル) 実施例10日(シクロアルテノール−m−アミノケイ皮
酸エステル) 実)fJJ112 (24−メチレンシクロアルクノー
ル−m−アミノケイ皮酸エステル)」 (12)明細書第37頁の第18行目の「38種Jをr
43種jと訂正します。
(13)明細書第39頁の第13行目の「酵素法」を削
除します。
(14)明細書第40頁の第19行目;第41頁の第2
行目;第42頁の第3行及び第16行目の「分光度】を
r吸光度Jと訂正します。
(15)明細書第41頁の第7行目の「酵素性」を削除
します。
(16)明細書第43頁の第12行目の「生成した1を
削除します。
(17)明細書第45頁の第1行目の「0点」を「零点
jと訂正します。
(18)明細書第45頁の第2行目の「開裂Jを「調整
Jと訂正します。
(19)明細書第45頁の第4行目の「分光」を削除し
 、I。
ます。
(20)明細書第46頁の第14行目の「有意のある低
下」を「有意な低下」と訂正する。
(21)明細書第60頁表−13及び第61頁表−14
中のr実施例10日、102.103」を「実施例階1
0’0−1.10’0−2.100−3 Jとそれぞれ
訂正します。
(22)明細書第61頁表−14〔注〕の欄の「有意差
P 0.05Jをr P < 0.05で有意」、「有
意差P O,OLをr P < 0..01で有意」、
「有意差PO,0OIJをr P < 0.00’l 
テ有意」とそれぞれ訂正します。
(23)明細書第61頁の末尾と第62頁の第1行目の
間に下記の表−14−1及び表−14−2の全文を挿入
しまず。
(以下余白) (24)明細書第62頁の第1行目から第64頁の第1
1行目の「本発明化合物の有機酸エステルの抗脂血症効
果・・・・相乗的効果であることは明らかである。」を
削除し、次の全文に訂正します。
「 本発明化合物の有機酸エステルの抗高脂血症効果を
表−3〜14.14−1及び14−2に示した。
高脂血症飼料を投与したコントロール群に対し、この高
脂血症飼料中に本発明化合物を添加することにより、T
Cのみならず血清脂質の多くの成分を改善することは明
らかである。
即ち、TCについては、実施例49の化合物は有意(P
<0.001)な低下を認め、実施例37.62.71
.27.39.8.41.10.58.13.14.1
9.43.100.25.51.100−2.93、1
01、102.104.108及び112の化合物は有
意(P < 0.01)な低下を認め、実施例29.8
6.60.74.83.32.72.24.50.20
.12.100−1.100−3.16及び23の化合
物は有意(P < 0.05)な低下を認めた。残りの
実施例2.82及び47の化合物は有意な低下は示さな
か一″′″”゛・明″パ″″″iTsm’FiL*・ 
)。
HDL−Cについては、実施例8の化合物は有意(P 
< 0.001 )な上昇を認め、実施例37.62.
39.100−2、102及び104の化合物は有意(
p<0.01) 、実施例71.27.83.41.5
1.101、108及び112の化合物は有意(P <
 0.05)な上昇を認めた。その他の残りの化合物の
内、実施例86.7410.12.47及び49の化合
物はほとんど未変化乃至僅少の低下を示したが、その他
の化合物は有意ではないが上昇傾向を示した。
AIについては、すべての化合物について例外なく明ら
かな低下を認めた。
TGについては、実施例100−2の化合物にて有意(
p < Q、001 )な低下を認め、実施例49の化
合物で有意(P < 0.01) 、実施例100−1
.101.102及び104の化合物で有意(P < 
0.05)な低下を認めた以外は有意な低下は認められ
ず、未変化乃至僅少の低下であった。
PLについては、実施例62.71.27.39.8.
41.72.24.50.20.19.43.25.5
1.100−1.100−2.100−3.93.49
及び102の化合物にて有意 (P < 0.001 
)な低下を認めた。又、実施例29.37.60.74
.83.58.13.14、100及び 104の化合
物にて有意(p < 0.01)な低下、実施例86.
32.10.23.101、108及び112の化合物
は有意(P < 0.05)な低下を認めた。残りの実
施例2.82.12.16及び47の化合物は有意な低
下ではないが、明らかに低下傾向を示した。
LPOについては、実施例10.5B、13.14.1
9.43、100.25、too−t 、100−2.
51.93、101.102.104及び112の化合
物にて有意(P<0.001 )な低下を認め、実施例
50では有意(P<0.01) 、実施例29.37.
60.62.71.24.12.16.100−3.4
7.23及び49の化合物は有意(P < 0.05)
な低下を認めた。その他の化合物については有意な低下
ではなかったが、明らかな低下傾向を認めた。
この様に本発明化合物はHDL−Cが上昇する一方、T
C,Ah PL、LPOについて明らかな低下傾向が認
められた。即ち、遊離のトリテルペンアルコール単独投
与に比較して、抗高脂血症活性が相乗的効果であること
は明らかである。」(25)明細書第64頁の第12行
目の「試薬」をr試験」と訂正します。
(26)明細書第64頁第12行目〜第14行目のr本
発明化合物・・・・ことになる。jを「本発明化合物を
ラット1匹当り高脂血症飼料10g/日の内1%即ち、
1日当りラット1匹に100■を投与していたことにな
る。」と訂正します。
(27)−明細書第67頁の第8行目と(以下余白)の
間に次の全文を挿入します。
r 本発明に示す高脂血症治療剤は、前記に示したシク
ロアルテノール、シクロブラノール及ヒ24−メチレン
シクロアルタノールの有機酸エステルをトリテルペンア
ルコール有機酸エステルの内、好ましい化合物の代表と
して用いたものであり、それら以外のラノステロール、
ラノステノール、アグノステロール、シクロサドール(
3β−ヒドロキシ−24−メチレン−9−19シクロ−
9β−ラフスター23エン)、ジヒドロエルゴステロー
ル、シクロアルテノール、シクロユーカレノール、ニー
ホール、ブチロスパーモール、チルカロール、ニーホル
ボール、ダマラジエノールなどのトリテルペンアルコー
ルの本発明に示す構造の有機酸エステルも含み、これら
は、抗高脂血症剤として好ましい。又トリテルペンアル
コールと構造類(以のステロール類、例えばジヒドロ−
β−シトステロール、ジヒドロ−T−シトステロール、
カンペステロール、β−シトステロール、γ−シトステ
ロール、スチグマステロール、24−メチし・ンコレス
テロール、エビステロール、22−ジヒドロエルゴステ
ロールなどの本発明に示す有機酸エステル類も抗高脂血
症剤として同じ効果を示すことが期待で ・きる。本発
明化合物は単味で用いることが最も好ましい。又、2種
以上の混合物として用いることもできる。」 (28)明細書第115頁の第14行目の「100に熔
解し、」を「100−に溶解し、jと訂正します。 ゛
(29)明細書第145頁の第8行目の「実施例53の
方法jを「実施例59の方法」と訂正します。
(30〉明細書第163頁の表−15の実施例82の「
3,4−ジヒトロケイヒ酸」を13,4−ジヒドロキシ
安息香酸」と訂正します。
(31)明細書第163頁の表−15の実施例88の「
3,4−ジヒドロ安息香酸」をr3,4−ジヒドロキシ
安息香酸」と訂正します。
(32)明細書第164頁のr実施例101jを「実施
例100−I Jと訂正します。
(33)明細書第166頁の「実施例102Jを「実施
例100−2 Jと訂正します。
(34)明細書第167頁のr実施例103」を「実施
例100−3 Jと訂正します。
(35)明細書第168頁の第20行目と第169頁の
第1行目との間に次の実施例101〜112の全文を挿
入します。
「実施例101シクロアルテノール−p−ニトロケイヒ
酸エステルの製法 p−ニトロケイヒ酸73.0g (0,378%ル) 
ニ塩化チオニル112−とジメチルホルムアミド11n
1を加え60℃にて2時間攪拌した。反応液を減圧濃縮
後ジオキサン250−とピリジン250−を加え、続い
てシクロアルテノール125g 、(0,293モル)
を加え60℃にて2時間反応した。反応終了後、溶媒を
減圧留去し得られた残渣をクロロホルムで抽出した。ク
ロロホルム層を、水、続いて飽和重曹水で洗浄後、乾燥
、濃縮し、残渣結晶を塩化メチレン−メタノールで再結
晶しシクロアルテノール−p−ニトロケイヒ酸エステル
158.0gを得た。
収率89.6%、融点199〜200°C比旋光度〔α
〕菅 +43.8° (ct、oo、CICl3 )元
素分析結果 C)q Hl−f N O4(分子量60
1.83として) 計算値(%> : C77,83H9,2t N 2.
33実測値(%’) : C77,89H9,16N 
2..28IRν、K B r (cm−’) : 2
930.1708.1640.1600.1520.1
345.1205.1175゜PMR(CDC13) 
δ: 0.38 (IH,%ABq、4.2)1z )
、0.61 (IIL !4ABq、4.2Hz ) 
、0.52〜2.36 (27H。
m ) 、0.91 (6H,s) 、0.98 (6
H,s) 、1.61 (3H,s)、1.63 (3
H,s) 、4.83〜4.90 (IH,m) 、4
.90〜5.31 (IH,m) 、6.55 (IH
,’A^Bq、16.2Hz) 、7.65(2■、 
八Bq、8.7Hz) 、 7.67 (IH,%AB
q、16.2Hz)、8.24 (21(、^Bq、8
.711z) 。
実施例102シクロアルテノール−p−アミノケイヒ酸
エステルの製法 実施例101の方法で得たシクロアルテノール−p−ニ
トロケイヒ酸エステル160.0g (0,266モル
)を酢酸1.5pとジオキサン1.51に懸濁し、そこ
へ6N塩酸−ジオキサン95m1と亜鉛末80gを加え
40℃にて3時間攪拌した。反応終了後、亜鉛末をろ別
し、ろ液を減圧濃縮して得られた残渣をクロロホルムで
抽出した。クロロホルム層を水、続いて飽和重曹水で洗
浄し、乾燥後、濃縮し残渣結晶をクロロホルム−エタノ
ールで再結晶しシクロアルテノール−p−アミノケイヒ
酸エステル140.0gを得た。
収率92.0%、融点185〜187℃比旋光度〔α〕
菅 +42.3° (C1,0O1CHC13)元素分
析結果 C3y H!ニア N O’ 2(分子量57
1.85として) 計算値(%) : C81,91H10,05N 2.
45実測値(%) : C81,87H10,03N 
2.53IRν、K B r (cm−’) = 34
50.3350.2920.1695.1620.16
00.1515.1440.1205.1165゜PM
R(CDC13) δ: 0.3B (IH,!4AB
q、4.2Hz )、0.61 (IIL %ABq、
4.2Hz ) 、0.72〜2.80 (27H。
rt+ ) 、0.91 (6H,s) 、0.96 
(6H,s) 、1.60 (3H,s)、1.68 
(3H,s) 、3.92 (2H,bs ) 、4.
48〜4.88(1)1.m) 、4.88〜5.32
 (IH,m) 、6.22 (IH,’AへBq、1
5.8FIz) 、6.63 (21+、ABq、8.
4Hz) 、7.35 (2H9八Bq、 8.4Hz
) 、 7.56 (18,%ABq、15.8Hz)
 。
実施例103シクロブラノール−p−ニトロケイヒ酸エ
ステルの製法 p−ニトロケイヒ酸75g (0,388モル)にジオ
キサン300−1塩化チオニル60−さらにジメチルホ
ルムアミド1−を加え60℃にて2時間攪拌した。
反応液を減圧濃縮後ジオキサン300−とピリジン20
0−を加え、続いてシクロブラノール130g(0,,
295モル)を加え60℃にて2時間反応した。
反応終了後、溶媒を減圧留去し得られた残渣をクロロホ
ルムで抽出した。クロロホルム層を、水、 1続いて飽
和重曹水で洗浄後、乾燥、濃縮し、残渣をクロロホルム
−エタノールで再結晶してシクロブラノール−p−ニト
ロケイヒ酸エステル1..68.4gを得た。
収率92.7%、融点231〜232℃比旋光度(α)
W +40.6° (C1,00,C)lc13 )元
素分析結果 C40H(7N O4 (分子量615.86として) 計算値(%) : C78,01H9,33N 2.2
7実測値(%) : C78,10H9,24N 2.
36■Rν、KBr (c+n−’) : 2930.
1710.1635.1600.1520.1345.
1300.1175゜PMR(CI)C13)δ: 0
.36 (IH9S4ABq、4.8Hz )、0.6
1 (1B、 %ABq、4.8Hz ) 、0.68
〜2.20 (27H。
m ) 、0.91 (6H,s) 、0.97 (6
H,s) 、1.62 (9H,s)、4.48〜4.
92 (IH,m) 、 6.55 (IH,!4AB
q、15.6Hz)、7.67 (21(、^Bq+ 
8.4Hz> 、7.69 (1)1. ’A^BQ+
15.6Hz) 、8.22 (2H,ABq、 8.
4Hz) 。
実施例104シクロブラノール−p−アミノヶイヒ酸エ
ステルの製法 実施例103の方法で得たシクロブラノール−p−ニト
ロケイヒ酸エステル165.0g (0,268モル)
を酢酸1.5Qとテトラヒドロフラン2℃に懸濁し、そ
こへ6N塩酸−ジオキサン125meと亜鉛末165g
を加え、20℃にて2時間攪拌した。反応終了後、亜鉛
末をろ別し、ろ液を減圧濃縮して得られた残渣をクロロ
ホルムで抽出した。クロロホルム層を水、続いて飽和重
曹水で洗浄し、乾燥後、濃縮し残渣結晶をクロロホルム
−エタノールで再結晶し、シクロブラノール−p−アミ
ノケイヒ酸エステル119.2gを得た。
収率75.9%、融点206〜207℃比旋光度〔α〕
菅 千40.1° (C1,0O1CHC13)元素分
析結果 CtAO)(re) N O2(分子量585
.87として) 計算値(%’) : C82,00H10,15N 2
.39実測値(%): C81,92H10,14N 
2.43■Rν、K B r (cm−’) : 34
50.3350.2930.1690.1620.15
95.1515.1440.1300.1270.11
70゜ P M R(CDC13) δ: 0.35 (ill
、!/5ABQ、4.8H2)、0.59 (LH,%
ABq、4.8Hz ) 、0.68〜2.36 (2
7H。
m ) 、0.90 (6H,s) 、0.96 (6
0,s) 、1.62 (9H,s)、3.76〜4.
08 (2H,m) 、4.44〜4.8701−1.
m) 、6.22 (IH,WABq、15.6Hz>
 、6.62 (2H,ABq、8.4Hz) 、 7
.34 (21+、八Bq、8.4Hz) 、 7.5
7 (IH,’/zABq、15.611z) 。
実施例10524−メチレンシクロアルタノール−p−
ニトロケイヒ酸エステルの製法 原料として24−メチレンシクロアルタノール130g
 (0,295モル)を用いた以外は、実施例103と
同じ操作法により24−メチレンシクロアルタノール−
p−ニトロケイヒ酸エステル164.8gヲ得り。
収率90.7%、融点223〜224℃比旋光度〔α〕
菅 +43.1° (C1,00、Cl1C13)元素
分析結果 Cり。H57NO4 (分子量615.86として) 計算値(%)二〇 78.0L H9,33N 2.2
7実測値(%) : C78,08H9,25N 2.
34実a例10624−メチレンシクロアルタノール−
p−アミノケイヒ酸エステルの製法 原料として実施例105の方法で得た24−メチレンシ
クロアルタノール−p−ニトロケイヒ酸エステル163
゜5g (0,265モル)を用いた以外は、実施例1
04と同じ操作法により24−メチレンシクロアルタノ
ール−p−アミノケイヒ酸エステル118.3gを得た
収率76.2%、融点201〜202°C比旋光度〔α
〕菅 +42.0” (C1,OO,、CHCl3 )
元素分析結果 CaOH,−?N O2(分子量585
.87として) 計算値(%) : C82,00H10,15N 2.
39実測値(%) : C81,95H10,19N 
2.42実施例107シクロアルテノールーm−ニトロ
ケイヒ酸エステルの製法 原料の有機酸としてm−ニトロケイヒ酸73.0g(0
,378モル)を用いた以外は、実施例101と同じ操
作法によりシクロアルテノール−m−ニトロケイヒ酸エ
ステル156.8gを得た。
収率8B、9%、融点181〜182℃・1(。
比旋光度〔α〕菅 +42.4° (C1,00,CH
Cl3 )元素分析結果 C,?? H(1−N O4
(分子量601.83として) 計算値(%) : C77,83H9,21N 2.3
3実測値(%): C77,76H9,26N 2..
39実施例108シクロアルテノール−m−アミノケイ
ヒ酸エステルの製法 原料として実施例107の方法で得たシクロアルテノー
ル−m−ニトロケイヒ酸エステル160.0g(0,2
66モル)を用いた以外は、実施例102と同じ操作法
によりシクロアルテノール−m−アミノケイヒ酸エステ
ル135.8gを得た。
収率89.2%、融点189〜190°C比旋光度〔α
〕菅 +43.1° (c i、oo、Cl1C13)
元素分析結果 C?9 HH7N O2(分子量571
.85として) 計算値(%): C81,91H10,05N 2.4
5実測値(%) : C81,87H10,08N 2
.53実施例109シクロブラノール−m−ニトロケイ
ヒ酸エステルの製法 原料の有機酸としてm−ニトロケイヒ酸75g(0,3
88モル)を用いた以外は、実施例103と同じ操作法
によりシクロブラノール−m−ニトロケイヒ酸エステル
167.6gを得た。
収率92.2%、融点204〜205℃比旋光度〔α〕
菅 +40.5° (C1,0O1CHC13)元素分
析結果 CのH3−7NO4 (分子量615.86として) 計算値(%) : C7B、01 H9,33N 2.
27実測値(%) : C77,95H9,38N 2
.32実施例110シクロブラノール−m−アミノケイ
ヒ酸エステルの製法 原料として実施例109の方法で得たシクロブラノール
−m−ニトロケイヒ酸エステル163.2g(0,26
5モル)を用いた以外は、実施例104と同じ操作法に
よりシクロブラノール−m−アミノケイヒ酸エステル1
17.4gを得た。・収率75.6%、融点211〜2
12℃ □比旋光度〔α〕菅 +41.2° (ct、
oo、CHCl3 )元素分析結果 CすH,6NO2 (分子量585.87として) 計算値(%) : C82,00H10,15N 2.
39実測値(%) : C82,07H10,08N 
2.42実施例11124−メチレンシクロアルタノー
ル−m−ニトロケイヒ酸エステルの製法 m −ニトロケイヒ酸75g (0,388モル)及び
24−メチレンシクロアルタノール130g (0,2
95モル)を用いた以外は、実施例103と同じ操作法
により24−メチレンシクロアルタノール−m−ニトロ
ケイヒ酸エステル167.2gを得た。
収率92.0%、融点193〜194℃比旋光度〔α〕
菅 +42.3° (C1,0O1CHC13”)元素
分析結果 Cり。H,7N O4 (分子量615.86として) 計算値(%) F C7B、01 H9,33N 2.
27実測値(%): C7B、05 H9,27N 2
.34実施例11224〜メチレンシクロアルタノール
−m−アミノケイヒ酸エステルの製法 実施例111の製法で得た24−メチレンシクロアルタ
ノール−m−ニトロケイヒ酸エステル160.4g (
0,260モル)を用いた以外は、実施例104と同じ
操作法により24−メチレンシクロアルクノール−m−
アミノケイヒ酸エステル114.8gを得た。
収率75.3%、融点197〜198℃比旋光度〔α〕
翌 +42.7° (C1,00,CHCl3 )元素
分析結果 Ctto Hr9 ” 02(分子量585
.87として) 計算値(%) : C82,00H10,15N 2.
39実測値(%) : C81,93H10,22N 
2.44 J(36)明細書第179頁第1行目及び第
174頁第8行目のr実施例102Jをr実施例100
−2 Jと訂正します。
(37)明細書第176頁の第8行目(7) ’ 20
0mg」をr 200gJと訂正します。
(38)明細書第179頁第16行目の「実施例101
」を「実施例100−1 sと訂正します。
(39)明細書第181頁の第8行〜第9行目の「シク
ロブラノールフェルラ酸成分1を「24−メチレンシク
ロアルタノールリノール酸エステル成分」と訂正します
(40)明細書第183頁の第13行目のr100■」
をrloo 。
mβJと訂正します。
(41)明細書第184頁の第2行目と第3行目のr特
許出願人 天野製薬株式会社」との間に次の製造例17
〜21の全文を挿入します。
r製造例17 錠 剤 F 実施例102の化合物 シクロアルテノール−p− アミノケイヒ酸エステル 100■ マニートール 123 ヒドロキシプロポキシメチルセルロース 7タ ル り
 5 微結晶セルロース 61 ステアリン酸マグネシウム 4 計 300■ 錠剤G 実施例104の化合物 シクロブラノール−p− アミノケイヒ酸エステル 100■ 乳 糖 147 、トウモロコシデンy) 62 微結晶セルロース 86 ステアリン酸マグネシウム 5 計 400■ 錠剤H 実施例10Bの化合物 シクロアルテノール−m− アミノケイヒ酸エステル 100■ 可溶性デン粉 20 トウモロコシデン粉 125 微結晶セルロース 45 酸化ケイ素 6 ステアリン酸マグネシウム 4 計 300■ 上記処方に従い均一によく混合した粉末を打錠機により
各重量の錠剤を製造した。
製造例18 顆 粒 剤 F 実施例112の化合物 24−メチレンシクロアルタノール−m −アミノケイ
ヒ酸エステル 100■ 乳 糖 22 微結晶セルロース 60 トウモロコシデン粉 15 ヒドロキシプロピルセルロース 3 計 200■ 上記処方に従い、流動層造粒装置を用い、24−メチレ
ンシクロアルタノール−m−アミノケイヒ酸エステル、
乳糖、微結晶セルロース及びトウモロコシデン粉を混合
し、ヒドロキシプロピルセルロースの5%溶液を結合剤
として噴霧し、乾燥後顆粒とした。
製造例19 顆 粒 剤 G 実施例102の化合物 シクロアルテノール−p− アミノケイヒ酸エステル 100■ 乳 糖 53 トウモロコシデン粉 39 バレイシヨデン粉 2 タ ル り 3 ステアリン酸マグネシウム ゛ 3 計 200■ 上記処方に従い、均一によく混合した粉末を押出機で顆
粒剤を製造した。
製造例20 カプセル剤F 製造例19により製造した顆粒剤GをN112の硬カプ
セルに200■ずつ充填して硬カプセル剤を製造した。
製造例21 カプセル剤G 実施例102の化合物 シクロアルテノール−p− アミノケイヒ酸エステル 150■ ラウリル硫酸ナトリウム 4 リン酸−水素ナトリウム 1 マニトール 93 ステアリン酸マグネシウム 2 計 250■ 上記処方に従い、均一に混合する。この混合粉末をNn
lのゼラチンカプセルに250■ずつ充填しカプセル剤
を製造した。」 ・l。
2、特許請求の範囲 1、シクロアルテノール、24−メチレンシクロアルク
ノール又はシクロブラノールの有機酸エステルを有効成
分とする高脂血症治療剤。
2、有機酸がアミノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、炭素
数1〜4のアルコキシ基、炭素数2〜5のアシルアミノ
基又は炭素数2〜5のアルキルカルボキシ基の一置換基
をベンゼン核に結有するケイ皮酸又は安息香酸である特
許請求の範囲第1項記載の高脂血症治療剤。
3、有機酸がヒドロキシ基と炭素数1〜4のアルコキシ
基、ヒドロキシ基と炭素数2〜5のアルキルカルボキシ
基、炭素数1〜4のアルコキシ基と炭素数2〜5のアル
キルカルボキシ基、炭素数1〜4のアルコキシ基の2個
、炭素数2〜5のアルキルカルボキシ基の2個又はヒド
ロキシ基の2個の各2置換基をベンゼン核に結有するケ
イ皮酸又は安息香酸である特許請求の範囲第1項記載の
高脂血症治療剤。
4、有機酸がニコチン酸又はリノール酸である特許請求
の範囲第1項記載の高脂血症治療剤。
5、シクロアルテノール又はシクロブラノールの0−ア
セトキシケイ皮酸;0−ヒドロキシケイ皮酸;p−アセ
トキシケイ皮酸;p−ヒドロキシケキシ安息香酸;m−
,o−又はp−ヒドロキシ安息香酸Hm−,o−又はp
−メトキシ安息香酸;m−、o−又はp−ニトロ安息香
酸;m−、o−又はp−アミノ安息香酸又はp−アセタ
ミド安息香酸のエステルである特許請求の範囲第2項記
載の高脂血症治療剤。
6、シクロアルテノール又はシクロブラノールの3.4
−ジアセトキシケイ皮酸;3,4−ジヒドロキシケイ皮
酸;3,4−ジプロピオニルオキシケイ皮酸i 3. 
’4−ジメトキシケイ皮酸;4−アセトキシ−3−メト
キシケイ皮酸;4−アセトキシ−3−エトキシケイ皮酸
;4−ヒドロキシ−3−メトキシケイ皮酸;3−エトキ
シ−4−ヒドロキシケイ皮酸;4−ヒドロキシ−3−n
−プロポキシケイ皮酸;3−メトキシ−4−プロピオニ
ルオキシケイ皮酸;3,4−ジアセl−キシ安息香酸;
3,4−ジヒドロキシ安息香酸;3,4−ジメトキシ安
息香酸;4−アセトキシ−3−メトキシ安息香酸;4−
ヒドロキシ−3−メトキシ安息香酸;4−アセトキシ−
3−エトキシ安息香酸又は3−エトキシ−4−ヒドロキ
シ安息香酸のエステルである特許請求の範囲第3項記載
の高脂血症治療剤。
7.24−メチレンシクロアルタノールのp−アセトキ
シケイ皮酸;p−ヒドロキシケイ皮酸;p−又はm−ニ
トロケイ皮酸;p−又はm−アミノケイ皮酸弓m−2〇
−又はp−ヒドロキシ安息香酸;m−、o−又はp−ニ
トロ安息香酸;m−、。
−又はp−アミノ安息香酸又はm−アセトキシ安息香酸
のエステルである特許請求の範囲第2項記載の高脂血症
治療剤。
8.24−メチレンシクロアルタノールの4−アセトキ
シ−3−メトキシケイ皮酸;4−アセトキシ−3−エト
キシケイ皮酸;4−ヒドロキシ−3−メトキシケイ皮酸
;3−エトキシ−4−ヒドロキシケイ皮酸;3,4−ジ
アセトキシケイ皮酸;3,4−ジヒドロキシケイ皮酸;
4−アセトキシ−3−メトキシ安息香酸;4−ヒドロキ
シ−3−メトキシ安ジアセトキシ安息香酸又は3,4−
ジヒドロキシ安息香酸のエステルである特許請求の範囲
第3項記載の高脂血症治療剤。
9、シクロブラノールを有効成分とする高脂血症治療剤

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シクロアルテノール、24−メチレンシクロアルタ
    ノール又はシクロブラノールの有機酸エステルを有効成
    分とする高脂血症治療剤。 2、有機酸がアミノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、炭素
    数1〜4のアルコキシ基、炭素数2〜5のアシルアミノ
    基又は炭素数2〜5のアルキルカルλ ボキシ基の一置換基をベンゼン核に結有するケイ皮酸又
    は安息香酸である特許請求の範囲第1項記載の高脂血症
    治療剤。 3、有機酸がヒドロキシ基と炭素数1〜4のアルコキシ
    基、ヒドロキシ基と炭素数2〜5のアルキルカルボキシ
    基、炭素数1〜4のアルコキシ基と炭素数2〜5のアル
    キルカルボキシ基、炭素数1〜4のアルコキシ基の2個
    、炭素数2〜5のアルキルカルボキシ基の2個又はヒド
    ロキシ基の2(11の各2置換基をベンゼン核に結有す
    るケイ皮酸又は安息香酸である特許請求の範囲第1項記
    載の高脂血症治療剤。 4、有機酸がニコチン酸又はリノール酸である特許請求
    の範囲第1項記載の高脂血症治療剤。 5、シクロアルテノール又はシクロブラノールの0−ア
    セトキシケイ皮酸;0−ヒドロキシケイ皮酸;p−アセ
    トキシケイ皮酸;p−ヒドロキシケイ皮酸;m−、o−
    又はp−アセトキシ安息香酸;m−、o−又はp−ヒド
    ロキシ安息香酸;m−1〇−又はp−メトキシ安息香酸
    ;m−、o−又はp−ニトロ安息香酸Hm−,o−又は
    p−アミノ安息香酸又はp−アセタミド安息香酸のエス
    テルである特許請求の範囲第2項記載の高脂血症治療剤
    。 6、シクロアルテノール又はシクロブラノールの “3
    .4−ジアセトキシケイ皮酸;3,4−ジヒドロキシケ
    イ5[; 3,4−ジプロビオニルオキシケイ皮酸;3
    ゜4−ジメトキシケイ皮酸;4−アセトキシ−3−メト
    キシケイ皮酸;4−アセトキシ−3−エトキシケイ皮酸
    ;4−ヒドロキシ−3−メトキシケイ皮酸;3−エトキ
    シー4−ヒドロキシケイ皮M;4゜−ヒドロキシ−3−
    n−プロポキシケイ皮酸;3−メトキシ−4−プロピオ
    ニルオキシケイ皮酸;3.4−ジアセトキシ安息香酸;
    3,4−ジヒドロキシ安息香酸;3,4−ジメトキシ安
    息香酸;4−アセトキシ−3−メトキシ安息香酸;4−
    ヒドロキシ−3=メトキシ安息香酸;4−アセトキシ−
    3−エトキシ安息香酸又は3−エトキシ−4−ヒドロキ
    シ安息香酸のエステルである特許請求の範囲第3項記載
    の高脂血症治療剤。 7.24−メチレンシクロアルタノールのp−アセトキ
    シケイ皮酸;p−ヒドロキシケイ皮酸Hm−1〇−又は
    p−ヒドロキシ安息香酸Hm−,o−又はp−ニトロ安
    息香酸Hm−,o−又はp−アミノ安息香酸又はm−ア
    セトキシ安息香酸のエステルである特許請求の範囲第2
    項記載の高脂血症治療剤。 8.24−メチレンシクロアルタノールの4−アセトキ
    シ−3−メトキシケイ皮酸;4−アセトキシ−3−エト
    キシケイ皮酸;4−ヒドロキシ−3−メトキシケイ皮酸
    ;3−エトキシ−4−ヒドロキシケイ皮酸;3,4−ジ
    アセトキシケイ皮酸i 3+4−ジヒドロキシケイ皮酸
    ;4−アセトキシ−3−メトキシ安息香酸;4−ヒドロ
    キシ−3−メトキシ安息香酸;3,4−ジアセトキシ安
    息香酸又は3,4−ジヒドロキシ安息香酸のエステルで
    ある特許請求の範囲第3項記載の高脂血症治療剤。 9、シクロブラノールを有効成分とする高脂血症治療剤
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