JPS60257221A - 柔軟性に優れる多孔質フイルム - Google Patents

柔軟性に優れる多孔質フイルム

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JPS60257221A
JPS60257221A JP59114330A JP11433084A JPS60257221A JP S60257221 A JPS60257221 A JP S60257221A JP 59114330 A JP59114330 A JP 59114330A JP 11433084 A JP11433084 A JP 11433084A JP S60257221 A JPS60257221 A JP S60257221A
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JP
Japan
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film
stretching
parts
longitudinal
porous film
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Application number
JP59114330A
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English (en)
Inventor
Shoji Kumazaki
熊崎 昌治
Katsuhiro Kawabata
川畑 克博
Masahiro Morita
森田 正広
Yu Suzuki
祐 鈴木
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は柔軟性に優れる多孔質フィルムに関する。詳し
くは、柔軟性に富み、かつ気体透過性に優れ、衣料用、
包装用、合成皮革用、電池セパレーター用、濾過材用、
医療用等の材料として用いて好適な多孔質フィルムに関
するものである。
〔従来の技術〕
近年、ポリオレフィン系樹脂の多孔質フィルムに関する
開発が進められ、衣料用、包装用、電池セパレーター用
、濾過材用、医療用等への応用が計られており、本発明
者らもその製造方法につき先に出願した(特願昭57−
/7.239g、特願昭5g−10λ3コ、特願昭31
−/≠237)。
しかるに、ポリオレフィン系樹脂あるいは充填剤入シ、
ポリ−オレフィン系樹脂から得られた多孔質フィルムは
柔軟性において必ずしも満足されるものではなく、%に
包装用、医療用等の用途においてフィルムの1しなやか
さ“全必要とする場合には満足なものとは言い雌かった
〔発明の目的〕
本発明者等は該欠点の解消、更には耐引裂性の向上を目
的に鋭意検討を行なった結果、フィルムに特定の物性を
持たせることにより本発明に到ったものである。
〔発明の構成〕 ゛ 本発明は、充填剤を含有するポリオレフィン樹脂組成物
全溶融押出成形して得たフィルム全二軸延伸して得られ
たフィルム厚み≠jμ以下の多孔質フィルムであって、
水銀ポロシメーターで測定した微小空孔の平均孔径がo
、or−、tμの範囲にあり、フィルムの単位体積77
当りの空孔容積がo、icx、以上で、且つ透湿度がj
OOt / m”・2 ’l hr以上でフィルムの縦
方向のエルメンドルフ引裂強度が/、tkg・cm/c
rd以」二で、しかもフィルムの縦方向および杉゛1方
向の剛軟度が共に、(1)式 剛軟度≦0./り3×フィルム厚み+3s (r)ここ
で剛軟度の単位は癲、フィルムの 厚みの単位はμである。
全満足することを特徴とする多孔質フィルムに存する。
本発明のフィルムは上述したような特定の物性を有する
ものであり、フィルム厚み2asμ以下とし、かつ平均
孔径o、o r −sμの微小空孔を単位体積/d当り
空孔容積0./ CC以上形成することにより、フィル
ムが柔軟で肌ざわりの良いものとなり、まだ透湿度2j
ooy7.j・24Zhr以上piしくけ/ 000 
ff / rr?・、24’ hr以上に調節すること
によシ水蒸気を良好に透過し、むれたりしない性質含有
するものとなっている。また、剛軟度が前記のような特
定のものとなっているから衣料用、包装用、医療用等の
肌に直接ふれる用途等に用いて大変好適なものである。
ポリオレフィン樹脂としては高密度ポリエチレン、中密
度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレンが単独で、あ
るいはこれらの二種類以上の混合物が用いられ、該ポリ
エチレンのメルトインデックスは0.0/〜10f/1
0分(ASTMD−123g−70によりlりOC,2
,/6に9で測定)の範囲が好ましい。
線状低密度ポリエチレンとは、エチレンと他のα−オレ
フィンとの共重合物であり、従来の高圧法により製造さ
れた低密度ポリエチレン樹脂とは異なる。線状低密度ポ
リエチレンは、例エバエチレンと、他のα−オレフィン
としてブテン、ヘキセン、オクテン、デセン、μメチル
ペンテンー1等f’l−/7重量%程度、好ましくはj
−/!重童チ程度共重合したものであり中低工法高密度
ポリエチレン製造に用いられるチーグラー型触媒又はフ
ィリップス型触媒を用いて製造されたものであり、従来
の高密度ポリエチレンを共重合成分により短い枝分かれ
構造とし、密度もとの短鎖枝分かれを利用しヤ適当に低
下させOlりl〜0.252/7程度としたものであシ
、従来の低密度ポリエチレンより直鎖性があり、高密度
ポリエチレンより枝分かれが多い構造のポリエチレンで
ある。
メルトインデックスが0.0 / ?// 0分より小
さいか、あるいは109/10分より太きいと、溶融押
出成形における原反成形時に押出性が悪化したり、成形
の安定性が低下する。艷には該ポリエチレンには高圧法
により得られる分岐状低密度ポリエチレンが混合されて
もよい。
また結晶性ポリプロピレンも用いられる。結晶性ポリプ
ロピレンとしては、プロピレンの単独重合体あるいはプ
ロピレンと他のα−オレフィンとの共重合体が単独で、
または二種以上の混合物として利用される。
これらのポリオレフィン樹脂は、ベレット状、顆粒状、
粉末状等任意の形態で使用されるが、顆粒状または粉末
状のものを使用することが好ましい。
充填剤としては無機及び有機の充填剤が用いられ、無機
充填剤としては、炭酸カルシウム、タルク、クレー、カ
オリン、シリカ、珪藻土、炭酸マグネシウム、炭酸バリ
ウム、硫酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸化亜
鉛、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、
アルミナ、マイカ、アスベスト粉、ガラス粉、シラスバ
ルーン、ゼオライト、珪酸白土等が使用され、有機充填
剤としては、木粉、パルプ粉等のセルロール系粉末等が
使用される。
これらは単独または混合して用いられる。充填剤の平均
粒径としては、30μ以下のものが好ましく、IQμ以
下のものが更に好ましく、jμ以下のものが最も好まし
い。粒径が大きすぎると延伸物の気孔の緻密性が悪くな
る。
充填剤の表面処理は、樹脂への分散性、更には延伸性の
点で実施されていることが好ましく、脂肪酸またはその
金属塩での処理が好ましい結果を与える。
本発明の多孔質フィルムは基本的にはポリオレフィン樹
脂と充填剤とからなるが、液状又はワックス状の炭化水
素重合体又は該炭化水素重合体とエポキシ基金有機化合
物を配合することが、柔軟性を持だせる上で望ましい。
液状まだはワックス状の炭化水素重合体としては、液状
ポリブタジェン、液状ポリブテン、液状ポリイソプレン
及びそれらの誘導体が用いられる。
なかでもカルボキシル基あるいは水酸基末端液状ポリブ
タジェンが用いられ、水酸基末端液状ポリフタジエンの
高導体、例えば末端がインシアネート変性、無水マレイ
ン改変性、エポキシ基変性等の液状物も用いられる。
更には液状ポリブタジェンを水素添加した液状のポリブ
タジェン水添物、水酸基末端液状ポリブタジェン金水素
添加したポリヒドロキシ飽。
和炭化水素が用いられる。該ポリヒドロキシ飽和炭化水
素は、7分子量たり少なくともi、s個の水酸基を有す
る主鎖が飽和したまたは大部分飽和した炭化水素重合体
である。これらの数平均分子量は1100〜20,00
0、さらにはso。
〜/ 0.000が好ましい。
また力ルボキフル基末端液状ポリブタジェンの水添物音
用いてもよい。
エポキシ基含有有機化合物としては、例えばエポキシ化
アマニ油、エポキシ化大豆油等のエポキシ化植物油、エ
ポキシ樹脂、好ましくは硬化剤を含まない液状エポキシ
樹脂等が挙げられる。
なお、前記ポリオレフィン樹脂には常法に従い熱安定剤
、紫外線安定剤、帯電防止剤、顔料、螢光剤等を添加し
ても差支えない。
ポリオレフィン樹脂、充填剤、および液状またはワック
ス状の炭化水素重合体、あるいは更にエポキシ基含有有
機化合物の配合割合はポリオレフィン樹脂ioo重9・
部に対して、充填剤2j〜≠00重量部好ましくは30
−230重量部、液状またはワックス状の炭化水素重合
体は/〜ioo重量部好ましくil″J:3〜70重創
部、エポキシ基含有有機化合物は0〜700重量部好ま
しくは0〜70重量部であり、液状まだはワラ、クス状
の炭化水素重合体とエポキシ基含有有機化合物との合計
量は/〜1ooH島部好ましくは3〜70M黄部である
。充填列の配合割合が一!j重量部未満のときには二軸
延伸したフィルムの気孔形成が充分でなく、多孔化度合
が低くなる。
まだ、充填剤の配合割合がpoo矩量部を越えると混練
性、分散性、フィルムの成形性が劣る。
液状またはワックス状の一炭化水素重合体の量、又は該
炭化水素重合体とエポキシ基含有有機化合物この合計量
は、ポリオレフィン樹脂100重値部に対して、ioo
重t1:部を越えると1、ポリオレフィン樹脂の持つ特
性が薄れ、満足な混練性、フィルムの成形性および延伸
性全確保することが出来ない。また/?稍一部未満でも
フィルムの成形性および延伸性で劣り、満足すべき多孔
化フィルムが得られない。
ポリオレフィン樹脂、充填剤、および液状またはワック
ス状の炭化水素重合体、あるい(d更にエポキシ基金イ
1廟機化合物の混合においては通常のブレンダー又は混
合機が用いられる。
混合機は、ドラム、タンブラ−型混合機、リボンブレン
ダー、ヘンシェルミキサー、スーパーミキサー等が使用
されるが、ヘンシェルミキサー等の高速攪拌型の混合機
が望丑しい、。
混合順序としては、とカーらの混合機に丑ずポリオレフ
ィン樹脂と充填剤を入れ、充分攪拌し混合する。次いで
液状またはワックス状炭化水素重合体あるいは更にエポ
キシ基含有有機化合物を添加し、更に攪拌して分散、展
着させることが好ましい。
この方法を用いることにより、液状またはワックス状炭
化水素重合体と充填剤を直接接触、分散させる際に発生
する凝集塊の発生を防ぐ串が出来、混練時に樹脂中の充
1°r)剤の分散性を向上させる事が出来る。更にはフ
ィルムの成形に於いて、極度にブッの発生を低減させる
こ七が出来る。
次に、混合物の混練には従来公仰の装置、例えば通常の
スクリュー押出機、二軸スクリュー押出機、ミキシング
ロール、バンバリーミキサ−1二軸型混練機等により適
宜実施される。
フィルムの成形については、通常のフィルムの成形装置
及び成、形刃法に準じて実施すれば良く、円形ダイによ
るインフレーショア J& 形、TダイによるTダイ押
出成形等を適宜採用すれば良い。
二軸延伸は、縦延伸及び横延伸全逐次あるいは同時に行
なってもよく、延伸倍率は縦延伸、横延伸ともI/C/
、、2〜6倍の範囲が好ましい。また総合倍率は3倍以
上、好ましくは3j倍以上、さらには7倍以上が物性上
好捷しい。
なお、逐次延伸においては延伸順序、つまり縦延伸后横
延伸しても、その逆でもよい。また延伸方法としては、
ロール延伸、テンター法延伸あるいはチューブラ法延伸
ケ適宜採用すればよく、例えば、インフレーション成形
あるいはTダイ押出成形により得たフィルム全ロールで
縦延伸后テンターで横延伸しても、あるいはインフレー
ション成形で得たフィルムをロール縦延伸后チューブラ
法で横延伸してもよく、まだその逆でもよい。またテン
ター法あるいはチューブラ法による同時二軸延伸を行な
ってもよい。
延伸では、縦延伸全一段でも二段以上の多段で行なって
もよく、横延伸でも同様である。
また延伸で得られたフィルムの寸法精度を安定化させる
ために熱処理を実施することが出来る。
フィルムの厚みViあまり薄いと機械的物性が劣り、更
には延伸加工層のフィルムを巻き取る際の巻き取り性が
不十分となるのでsμ以上、更には10μ以上が好まし
い。
本発明の二軸延伸フィルムはフィルム厚みがqsμsμ
であって、微小空孔の平均孔径がo、o s −sμの
範囲にあり、フィルムの単位体積/CrI当たりの空孔
容積がo、i CC以上で、且つ透湿度がsoo17m
’・、2≠hrで、フィルムの縦方向のエルメンドルフ
引裂強度が15kg・077以上で、しかも縦方向及び
横方向の剛軟度が共に前記(J)式?満足するものであ
シ、これらの要求特性を満たすフィルムは包装用、医療
用等に好適に用いることが出来る。
〔実施例〕
次に本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本
発明はその要旨を越え外い限り以下の実施例に限定され
るものではない。
参考例/ (液状ポリブタジェンの水添物の製造) 容量iotのオートクレーブに、市販の液状ポリブタジ
ェン〔日本曹達(株制; B2000、平均分子量20
00 〕j#、シクロへキサノン3館及びカーボン相持
ルテニウム(S%)触媒(日本エンゲルハルト社製)3
00ff仕込み、精製アルゴンガスで糸内金置換した後
、高純度水素ガス全オートクレーブに供給し、同時に加
熱を開始し、約30分を要して、定常条件(内温約1o
oC,内圧約s O# 7= )に到達させた。
この条件に約/−5′時間維持し、次いで水素化反応を
停止した。得られ−たポリマーはヨウ累価tt1.2t
7iootのポリブタジェン水添物で、常温で液状物で
あった。
参考例、2 (ポリヒドロキシ飽和炭化水素の製造) 液状ポリブタジェンとして、日本曹達(株制のG−2θ
00(平均分子量20θO)を用いた他は、全て参考例
/と同様にした。得られたポリマーはヨウ累価グ、pt
7iooy、水酸基価!r 、2 KOH■/1の液状
のポリヒドロキシ飽和炭化水素であった。
実施例/ メルトインデックスが0.20f//10分、密度がO
oり’19?/crlである高密度ポリエチレンN !
Iti 3 、≠4と炭酸カルシウム(平均粒径/1.
2μ、脂肪酸処理、処理量は炭酸カルシウム100重賛
部に対し、λ、S車追都)LgJr9を、才ずヘンシェ
ルミキサー中で攪拌混合し、次いでこれに参考例2で得
たポリヒドロキン飽和炭化水素o、rkg2添加し、更
に作拌混合を行々い、10館の混合vIヲ得だ。該配合
操作25回実施し1、最終的にsokgの混合物産得た
なお、メルトインデックスはA S T M D /2
31−70により、/りθC1荷重2./乙〜の時の樹
脂の押出量を示し、密度はASTM DI!;03に準
拠し、密度勾配管法により1.207:J:でめたもの
である。かくして得られた混合物音、二軸混に機DSM
−4!Ir(日本製鋼所■製)により混練し、造粒した
。こり、 f 30 mrnφ押出機全備えたインフレ
ーション成形機によりインフレーション成形し、厚み7
00μのフィルムに製膜した。
ここで押出条件は下記のとおりである。
シリンダ一温度: /70−/70−/りOCヘッド、
ダイス温度: lり0−/りOCブロー比 =3.7 かくして得られたフィルムをロール延伸機により縦方向
に延伸し、次いでテンタル延伸機によシ横方向に延伸し
た。
延伸条件は下記のとおりである。
縦延伸温度 7.tC 縦延伸倍率 !、O倍 横延伸温度 10!rC 横延伸倍率 3.0倍 また熱処理は横延伸后、温度I10’l:、横方向の弛
緩率10%で行なった。
得られたフィルムはフィルム厚さ≠3μの均一白化した
多孔質フィルムで、フィルムの単位体積/d当たり、空
孔容積がO,グ弘頭、微小空孔の平均孔径が0.3gμ
であり、透湿度が!; A’ 009 / m2・、2
 ’A hr 、フィルムの縦方向のエルメンドルフ引
裂強度はコO却・cm / cr/l、フィルムの縦方
向及び横方向の剛軟度は231rrm及び22w11で
、剛軟度が低く、非常に柔軟性に優れるものであり、且
つ、フィルムの縦方向のエルメンドルフ引裂強度にも優
れるものであった。
なお、これらの評価項目の測定法は下記のとおりである
(イ)空孔容積(CC/7)と平均孔径(μ):水銀ポ
ロシメーター[AMINCO社製、6 o、o o 。
ps1ポロシメータ]を用いて測定した。空孔容積は、
累積空孔容積分布図において、微小孔径のものから半径
ioμまでの累積空孔容積全フィルムの単位体積/cr
A当たりの量で示しだ。平均孔径は該空孔容積の半分と
なる累積空孔容積をとる空孔の半径で示した。
(ロ)透湿度(t 7m2・2 ’l hr ) : 
JIS Z020r−/り76に準じ、温度3QC1相
対湿贋りOチで測定した。
(ハ) エルメンドルフ引裂強度(蛇・cm 7m )
 :J工spざ//6に準じ、(株東洋精機製作所製「
ELMENDORF PAPERTESTERJ 全使
用して、温度λθC1相対湿度6j%で測定した。
に)剛軟度(請):JIS L10/ざ−/り77の弘
50カンチレバ法にて測定した。測定は温度λOC1相
対湿度65%で行なった。
比較例/ 実施例/で使用した高密度ポリエチレンS、O蛇と、炭
酸カルシウム!;、Okgに実施例/と同様の方法で配
合混練した。得られた組成物全実施例/と同じ押出条件
で5otranφ押出機全備えたインフレーション成形
機によりインフレーション成形し、厚みりjμのフィル
ムに製膜し、実施例/と同じ延伸条件にて、ロール縦延
伸、次いでテンター横延伸し、更に熱処理を行なった。
得られたフィルムは厚さ22μの多孔質フィルムであり
、フィルムの空孔容積が0 、20 CC/ C1fl
 。
平均孔径が0.2 jμであり、透湿度は311001
/m′・211 hrであった。フィルムの縦方向のエ
ルメンドルフ引裂強度はざ人ソ・am / crd 、
剛軟度は縦方向1r/rran、横方向J’ −2ml
+で、非常に剛軟度が大きく、引裂強要や、柔軟性の点
で実施例/に劣るものである。
比較例2 実施例/で使用した高密度ポリエチレン<z、a’館と
炭酸カルシウム≠、!P6’l実施例/の方法で攪拌混
合し、次いでエポキシ化大豆油〔アデヵ・アーガス化学
1’JJ ; ADK C]zer O−/ 30 L
 )0.3kf/を添加し、更に攪拌混合した。更に実
施例1の方法で混練造粒しインフレーション成形によシ
、厚み/10μのフィルムに製膜[、た。
製膜条件は実施例1と同じである。次いで実施例1と同
じ延伸条件にて、二軸延伸し、更に熱処理全実施した。
得られた多孔質フィルムはフィルム厚さ35μ、フィル
ムの空孔容積が0.2≠cC/crl、平均孔径がo、
r t tt テhD、透湿度は3tooy7m2・、
2弘hr であった。フィルムの縦方向のエルメンドル
フ引裂強度はり却・cm / crd 、剛軟度は縦方
向及び横方向がそれぞれj?叫及びjグ酵であった。
実施例λ 実施例/と同じ高密度ポリエチレン3i 胛と、同じ〈
実施例/で使用した炭酸カルシウムt、。
肺音、まずヘンフェルミキサ−中で攪拌混合し、次いで
実施例1で用いたポリヒドロキシ飽和炭化水素0ikf
/と、比較例コで用いたエポキシ化大豆油0.3辞全添
加し、更にBy・拌混合を行ない、10.3に9の混合
物2得た。その后、実施例1と同じ方法にて混練造粒し
、次いでインフレーション成形により、フィルムPJ−
み乙jμのフィルム金製膜した。製膜条件は実施例/と
同じである。該フィルム全実施例/と同じ方法で二軸延
伸、熱処理を実施した。得られた多孔質フィルムはフィ
ルム厚み、27μ、空孔容積がθ、lIり頷/d、平均
孔径が0.lI /μであり、透湿度6300 ?/1
n”・、24’hr であった。フイルムノ縦方向のエ
ルメンドルフ引裂強度は/ざ館・確/7、フィルムの縦
方向及び横方向の剛軟度はそれぞれlり閣と7g能であ
り、柔軟性に優れるものであった。
実施例3 メルトインデックスが/、29/10分、密度がC9り
2≠グ/dである線状低密度ポリエチレン3.0乙館、
メルトインデックス2,09710分、密度O1り/r
f/cr/Iの高圧法低密度ポリエチレン0.34t1
6yl、実施例/の炭酸カルシウムj、tH>ヘンシエ
ルミキサー中で攪拌混合し、次いで、実施例/で用いた
ポリヒドロキシ飽和炭化水素0.♂l(9’に添加、再
度揚1拌混合し、混合物を得た。実/Al1yu /と
同様の方法で混練造粒し、次いでインフレーション成形
して厚みtOμのフィルム全得た。
該フィルムをロール縦延伸し、次いでテンター横延伸し
、史に熱処理を実施した。延伸条件は下記のとおりであ
る。
縦延伸温度 toC 縦延伸倍率 2.0倍 横延伸温度 10OC 横延伸倍率 205倍 横延伸后の熱処理条件は温度10jC,横方向の弛緩率
♂チで行なった。
得られたフィルムは均一白化した多孔質フィルムで、フ
ィルムへさ3弘μであり、空孔容積は0、 j ! C
C/ 7、平均孔径は0.!; /μであり、透湿度は
770097m2・2’lhrであった。
フィルムの縦方向のエルメンドルフ引裂強度は25汚・
cm / 7、剛軟度は縦方向λ3朝および横方向2/
1rtnであり、柔軟性に富むものである。
実施例グ 実施例3で使用した線状低密度ポリエチレン3、tり館
、及び高圧法低密度ポリエチレン0、≠/A1+ト炭酸
カルシウム3./H全ヘンシェルミキサー中で攪拌混合
し、次いで実施例/で用いたポリヒドロキシ飽和炭化水
素o、stcgと比較例λで用いたエポキシ化大豆油0
.3H’f:添加し、更に攪拌混合を行なった。その后
、実施例/と同様の方法にて、混線、造粒?実施し、続
いて、実施例/と同一条件にてインフレーション成形に
より、厚み60μのフィルム全製膜した。該フィルムを
縦延伸倍率を2.5倍、横延伸倍率を3倍とした他は実
施例3と同じ条件にて、二軸延伸、更には熱処理を行な
った。
得られたフィルムは厚み26μの多孔質フィルムであっ
て、空孔容積がθ、 J3CC/、crll、平均孔径
が0.4′7μであり、透湿度7000グ/−1λ’I
 hrであった。フィルムの縦方向のエルメンドルフ引
裂強度は/7#・cm / crdであり、縦方向およ
び横方向の剛軟度はそれぞれ/ざ胡及び111mであっ
た。
実施例j 実施例ψで使用した組成物からインフレーション成形に
より、厚みjjμのフィルム金製膜した。ここで押出条
件として、ブロー比i /、、2とした以外は、実施例
/と同様である。該フィルムを延伸温度♂OC1延伸倍
率コ、弘倍でロール縦延伸し、続いて、チューブラ法延
押装置゛−一−1全使用して、 横延伸全行ない、更にロールにて熱処理全実施した。横
延伸条件は延伸温度りOC1延伸倍率λ、5倍であり、
熱処理は温度タタC,フィルムの縦方向弛緩率は70チ
である。
得られたフィルムは厚み31! Itの均一白化した美
鵬な多孔質フィルムであり、空孔容積が0.33CL/
cd、平均孔径が0.3 / μであり、透湿度4’ 
700 ? / m2・J 4’ h r 、エルメン
ドルフ縦裂強度がstkg・clnicnI、縦および
横方向の剛軟度がそれぞれ/6団およびistrrmと
小さく、柔軟性に優れるものであった。
実施例6 実施例3で用いた線状低密度ポリエチレン337#及び
高圧法低密度ポリエチレンO0≠3館と、実施例/の炭
酸カルシウム糺り#全ヘンシェルミキサー中で攪拌混合
し、次いで、参考例1で得た液状ポリブタジェンの水添
物2 o、r蛇添加し、再度攪拌混合し、混合物を得た
。該混合物全実施例/と同様にして混練造粒后、Ajt
wnφ押出機金使用してTダイ押出成形により厚みto
μのフィルムを得た。
ここで、Tダイ押出条件は以下のとおりである。
シリンダ一温度 :/70−/り0−2IOCアダプタ
ー、ダイス温度 =コ1O−2IOC冷却ロール表面温
度 :60C 尚使用しだTダイはリップ+i]/ o o o tr
rIn、リップクリアランス仁2wQである。該フィル
ムラ延伸温度goC,延伸倍率/i倍でロール縦延伸ヲ
笑施し、次いでテンターで、延伸温度//3C1延伸倍
率2.3倍で横延伸を行ない、続いて熱処理を行なった
。熱処理温度1isC、フィルムの横方向の弛緩率は7
3%である。
得られた多孔質フィルムは厚み33μ、空孔容積が(7
,23cc / crl、平均孔径が0.2.2 μで
あり、透湿度λり001/m2・2 II hr 、エ
ルメンドルフ縦裂強度が3!kg・Cm/Cnf、縦お
よび・横方向の剛軟度がそれぞれ夕2叫および20Wn
である。
比較例3 実施例3において、ポリヒドロキシ飽和炭化水素の代わ
りに実施例tで用いた液状ポリブタンエンの水添物を使
用した他は全て、実施例3と同様にして、インフレージ
ョン成形を行ない、厚み65μのフィルムを得た。該フ
ィルム全延伸温度1.07:、延伸倍率3.3倍でロー
ル−軸延伸し、続いて、熱処理を行なった。熱処理温度
は1ooC,フィルムの縦方向の弛緩率は10チである
。得らオした多孔質フィルl、は厚さ37μ、空孔容積
がo、3s cc、 / crl、平均孔径が0.27
 μであり、透湿度がゲタo o y 7,7−、zp
hr、剛軟度は縦方向/8:m、横方向/?爺と、柔軟
性に優れるものであるが、エルメンドルフ縦裂強度が2
蛇・cfn/antと非常に低く、実施例に比べ、耐引
裂性に於いて劣るものである。
〔発明の効果〕
本発明の多孔質フィルムは、柔軟性に富み、かつ気体透
過性に優れ、衣料用、包装用1合成皮革用、電池セパレ
ーター用、p過料用、医療用等の材料として用いて好適
なものであり、特にその通気性及び柔軟性から、人間の
肌に直接接触する用途、例えは医療用途に用いれば肌ざ
わりが良く、かつむれることがないと云う優れた効果を
奏する。
出 願 人 三菱化成工業株式会社 代 理 人 弁理士 長谷用 − (ほか7名)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)充填剤を含有するポリオレフィン樹脂組成物を溶
    融押出成形して得たフィルムを二軸延伸して得られた、
    フィルム厚みtisμ以下の多孔質フィルムであって、
    水銀ポロシメーターで測定した微/J%空孔の平均孔径
    がO,OS〜jμの範囲にあシ、フィルムの単位体積/
    c++1当たシの空孔容積が0./ CC以上で、且つ
    透湿度がsotyt7m2・コfhr以上で、フィルム
    の縦方向のエルメンドルフ引裂強度がijH・cm /
     ctd以上で、しかも縦方向及び横方向の剛軟度が共
    に(1)式 剛軟度≦O0lり3×フィルム厚み+3s (1)ここ
    で剛軟度の単位は細、フィルム の厚みの単位はμである。 を満足すること全特徴とする多孔質フィルム。
  2. (2) ポリオレフィン樹脂100重量部、充填剤λj
    −弘00重量部、液状またはワックス状の炭化水素重合
    体、あるいは該炭化水素重合体とエポキシ基含有有機化
    合物との混合物7〜100重量部とからなる組成物を溶
    融押出成形して得たフィルムを二軸延伸して得られた特
    許請求の範囲第1項記載の多孔質フィルム。
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