JPS60230825A - 柔軟性に優れる多孔質フイルムまたはシ−ト - Google Patents

柔軟性に優れる多孔質フイルムまたはシ−ト

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JPS60230825A
JPS60230825A JP8820584A JP8820584A JPS60230825A JP S60230825 A JPS60230825 A JP S60230825A JP 8820584 A JP8820584 A JP 8820584A JP 8820584 A JP8820584 A JP 8820584A JP S60230825 A JPS60230825 A JP S60230825A
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JP
Japan
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film
sheet
flexibility
thickness
filler
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JP8820584A
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Shoji Kumazaki
熊崎 昌治
Shogo Okumura
奥村 正吾
Minoru Kashino
柏野 稔
Masami Yamaguchi
山口 正見
Yu Suzuki
祐 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は柔軟性に優れる多孔質フィルムまたはシートに
関する。詳しくは、柔軟性に富み、かつ気体透過性に優
れ、衣料用、包装用、曾成皮革用、電池セパレーター用
、濾過材用、医療用等の材料として用いて好適な柔軟社
に優れる多孔質フィルムに関するものである。
〔従来の技術〕
本発明者等は、衣料用、包装用、電池セパレータ用、濾
過材用、医療用等に用いられる充横剤入りポリオレフィ
ン系多孔質フィルムまたはシートの製造法について先に
出願した(特願昭!;7−/?コ5りg、特願昭A−A
’−10コ32、特願昭5ざ−llワタ7)。
しかるに、ポリオレフィン系樹脂、あるいは充填剤入り
ポリオレフィン系樹脂から得られた多孔質フィルムは柔
軟性において必ずしも満足されるものではなく、特に衣
料用、包装用、更には合成皮革等の用途において、フィ
ルムまたはシートのAしなやかさ“ン必賛とする場曾に
は満足なものとは言い難かった。
〔発明の目的〕
性を持たせることにより、本発明に到ったものである。
〔発明の構成〕
本発明は、充填剤及び実買上飽和した液状の炭化水素重
合体を含有するポリオレフィン佃脂組成1I51!lを
浴融成形して得たフィルムまたはシートを一軸延伸して
得られた厚み70μ以上の多孔質フィルムまたはシート
であって、水銀ポロシメーターで測定した微小空孔の平
均孔径がo、’os〜5μの範囲にあり、フィルムまた
はシートの単位体積/daりの空孔容積がθ/ CC以
上で、且つ透湿度が!;00Li−/イ・コ1Ihr以
上で、フィルムの縦方向および横方向の剛軟度が共に、
(I)式 剛軟度≦(1/93×フィルム厚み+35 ・・・(1
)ここで剛軟度の単位は鵡 フィルム厚みの単位はμである を満足することを特徴とする多孔質フィルムま性を有す
るものであり、フィルム厚み570μ以上とし、かり平
均孔径O,OS〜Sμの微小空孔を単位体li*17当
り空孔容積0. / cc以上形成することにより、フ
ィルムが柔軟で肌されりの良いものとなり、また透湿度
Y s o ’o f /イ・、24Ihr以上好まし
くは10θo t/m−2’I hr以上に調節するこ
とにより水蒸気を良好に透過し、むれたりしない性質を
有するものとなってbる◎また、剛軟度が前記のような
特定のものとなっているから衣料用、包装用、医療用等
の肌に直接ふれる用途等に用いて大変好適なものである
ポリオレフィン樹脂−とじてfli%密度ポリエチレン
、中密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレンが単独
あるいはこれらの二種知以上の混付物で用いられ、該ポ
リエチレンのメルトインデックスm 0.0 / 〜/
 Of / / 0分(ASTMD−lコ3ドア0によ
り、190℃、ユ16嗜で測定)の範囲が好ましい。
線状低密風ポリエチレンとは、エチレント他のα−オレ
フィンとの共重合物であり、従来の面圧法により製造さ
れた低密度ポリエチレン樹脂とは異なる。線状低督腿ポ
リエチレンは、例えばエチレンと、他のα−オレフィン
としてブテン、ヘキセン、オクテン、デセン、ダメテル
ペンテン−1等を参〜77重量−程度、好ましくはS〜
75重量%程度共重付したものであり中低圧性高密度ポ
リエチレン製造に用すられるチークラ−型触媒又はフィ
リップス型触媒ヲ用いて製造されたものであり、従来の
尚密度ポリエチレンを共重合成分により短い枝分かれ構
造とし、密度もこの短鎖枝分かれを利用して適当に低下
させθ91〜09 、t ff/−程度としたものであ
り、従−来の低密度ポリエチレンより直鎖性があり、高
密度ポリエチレンより枝分かれが多い構造のポリエチレ
ンである。
メルトインデックスが0.0/f/10分より小さいか
、あるいは1Of710分より犬、きいと、溶融押出成
形における原反成形時に押出性が悪化したり、あるいは
成形安定性が低下する。
更には該ポリエチレンには高圧法低密度ポリエチレンが
混合されてもよい。また結晶性ポリプロピレンも用いら
れる。結晶性ポリプロピレンとしては、プqピレンの単
独重合体あるいはプロピレンと他のα−オレフィンとの
共重合体が単独、または2種以上の混合物として使用さ
れる。
これらのポリオレフィン樹脂ハ、ベレット状、顆粒状、
粉末状等任意の形態で使用されるが、顆粒状または粉末
状のものを使用することが好ましい。
充填剤としては無愼及び有機の光礪削が用いられ、無機
充填剤としては、炭酸カルシウム、メルク、クレー、カ
オリン、シリカ、珪櫟土、炭酸マグネシウム、炭酸バリ
ウム、硫酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、水[衰化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ぼ化
亜鉛、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化チタン
、アルミナ、マイカ、アスベスト粉、ガラス粉、シラス
バルーン、ゼオライト、珪酸白土等が使用され、有機充
填剤としては、木粉、パルプ粉等のセルロール系粉末等
が開用される。
これらは単独または混合して用いられる・充填剤の平均
粒径としてIr130μ以下のものが好ましく、ioμ
以下のものが更に好ましく、Sμ以下のものが最も好ま
しい。粒径が大きすぎると延伸物の気孔の緻密性が悪く
なる。
充填剤の表口処理は、樹脂への分散性、更には延伸性の
点で実施されていることが好ましく、脂肪ば又はその金
槁塩での処理が好まし一結果を与える。
実質上飽和した液状の炭化水素重合体としては、液状ポ
リブタジェンを水素6加した実質上飽和の液状のポリブ
タジェン水M’5’FllJ、水酸示末端欣状ポリブタ
ジェンを水素硝加し1こホリヒトロキシ炭化水素が用い
られる。こtらの分子亀(ci平均)n’IOo 〜1
oooo好ましくuso。
〜goooであ心。該ポリヒドロキシ飽和炭化水素は、
1分子当たり少なくとも751面の水酸基を有する主知
が飽和した、または大部分飽和した実質上細和の炭化水
素重合体である。
しかしてこのようなポリヒドロキシ貼和炭化水素は、公
知の方法、例えば過酸化水素寺乞重合開始剤として、ブ
タジェン単独あるいに共嵐曾注モノマーとをラジカル重
付して得られるブタジェン系液状恵曾体を水素飽加する
ことによつで得られる。共重付モノマーとしてはイソプ
レン、クロロプレン、スチレン、メチル(メタ)アクリ
レート、メチルビニルエーテル等が挙げられる。
水素添加はニッケル系触媒(例えは還70ニッケル、ラ
ネーニッケル)、コバルト系触媒、日豊触媒、パラジウ
ム触媒、ロジウム触媒、ルテニウム触媒、これらの混合
又は合金系触媒ケ使用して通常の方法で実施される〇 末為に極性基のありもののポリオレフィン樹脂、充填剤
系への導入は、両者の相浴性を同上させる上で好才しい
結果を与えΦものとj比ホされる。
又、ポリヒドロキシ飽和炭化水素を用いるときには、液
状エポキシ樹脂あるいはエポキシ化植物油の如きエポキ
シ基含南の液状M氷化合物を併用することも出来る。
またカルボキシル基末端液状ポリブタジェンの水碓物を
用いてもよい。
エポキシ基含有有機化合物としては、例えばエポキシ化
アマニ油、エポキシ化大豆油等のエポキシ化植物油、エ
ポキシ樹脂、好ましくは硬化剤を含まない液状エポキシ
樹脂等が挙げられる。
なお、前記ポリオレフィン衝j財には常法に従い熟女ボ
剤、紫外線安定剤、帯′鑞防止剤、顔料、螢光剤等を添
加しても差支えない・ ポリオレフィン樹脂、充填剤、および液状またはワック
ス状の炭化水素重合体、あるいは史にエポキシ基言有肩
機化合物の配合割合は、ポリオレフィン樹脂ioo菫瀘
部に対して充填剤2S−亭00重量部、好ましくは!;
0−250重量部、液体の炭化水素重合体は7〜10O
N値部、好ましくは3〜70重量部、エポキシ基含有有
機化合物は0〜ioo重量部、好ましくは0〜70重量
部であり、液状の炭化水素重合体とエポキシ基含有有機
化合物との合計量は1〜700重量部、好ましくは3〜
70息童部である。
充填剤の配合割合が2gM倉部未満のときには−軸延伸
したフィルムまたはシートの気孔形成が充分でなく、多
孔化度付が低くなる。また充填剤の配合割合がl100
1量部な越えると混練性、分散性、フィルムの成形性が
劣る。
液状の炭化水素重合体、あるいは更にエポキシ基含有有
機化合物との合計量は、ポリオレフイン樹脂10θ重量
部に対して、ioo貞鼠部を越えろと、ポリオレフィン
樹脂の持つ特性が薄れ、満足な混線性、フィルムまたは
シートの成形性および延伸性ヲ確保することが出来ない
また1Mft部未満でもフィルムまたにシートの成形性
および延伸性で劣り、満足すべき多孔化フィルムが得ら
れない。
ポリオレフィン樹脂、充填剤、および液状炭化水素重合
体、あるいは更にエポキシ基含有有機化合物の混合にお
いては通常のプレンダー又は混合機が用いられる。
混合機はドラム城混合機、タンブラ−型混合機、リボン
ブレンター、ヘンシェルミキサー、スーハーミキサー等
が使用されるが、へンシェルミキサー等の高速攪拌型の
混合機が望ましい◎混合順序としては、これらの混合機
にまずポリオレフィン樹脂と充填剤を入れ、充分攪拌し
混合する。次いで液状炭化水素重合体、あるAは更にエ
ポキシ基含有有機化合物を添加し、更に攪拌して分散、
展層させることが好ましい。
この方法を用いろことにより、液状炭化水素1合体と充
填剤を直接接触、分散させる際に発生する凝集塊の発生
を防ぐ事が出来、混練時に樹脂中の充填剤の分散性を向
上させる事が出来る。更にはフィルムまたはシートの成
形に於いて、極度にプラの発生を低減させろことが出来
る。
次に、混合物の混線には従来公餌の装置、例えば通常の
スクリュー押出機、二軸スクリュー押出機、ミキシング
ロール、バンバリーミキサ−1二軸型混線機等により適
宜実施される。
フィルムまたはシートの成形については、通常のフィル
ムまたはシートの成形装置及び成形方法に準じて実施す
れば艮く、円形ダイによるインフレーション成形、T−
ダイによるTダイ押出成形等を適宜採用すれば良い。
−軸延伸は、チュープラー延伸で、−m方向(引取方向
)を強調させた形であっても反いがロール延伸が通當好
んで法用される。延伸倍率はl2〜6倍が好ましい。
本発明のフィルムま1こはシートは、フィルムまたはシ
ートの厚みが70μ以上好ましくは1oooμ以下であ
って、微小空孔の平均孔径が00!−jμの範囲にあり
、フィルムまたはシートの単位体積l−当りの全孔容積
が0. / cc以上で、且つ透湿度がsoof7mト
コ’l hr以上で;フィルムまたはシートの縦方向お
よび横方向の剛軟度が共に前記(1)式を満足するもの
であり、このようにフィルムの厚さが厚くなっても本発
明のような剛軟度の低いフィルムに知られていない。こ
れらの要求特性を満たすフィルムまたはシートは衣料用
、包装用、合成皮革用等に好適に用いることが出来る。
〔実施例〕
次に本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本
発明にその要旨ケ越えない限り以下の実施例に限定され
るものではなめ。
−4例/(Q状ポリブタジェンの水添物の製造)谷−*
iotのオートクレーブに、市販の液状ポリブタジェン
〔日本曽達楠製: B2000.平均分子y12ooo
 〕〕Jkg、シクロヘキサン3キ及ヒカーボン担持ル
テニウム5%)触媒(日本エンゲルハルト仕製) 、?
 00 t’l仕込み、精義アルゴンガスで系内を置侠
した後、高純反水素ガスをオートクレーブに供給し、同
時に加熱ン開始し、約3o分を要して足n条件(内温約
応を停止した。得られたホリマーなヨウ素価lAコIf
/1009−のポリブタジェン水添物で、常温で液状物
であった。
一考例λ(ポリヒドロキシ紹和戻化水木の製造)参考例
1において液状ポリブタジェンとして、日本曹達■製の
G−2000(平均分子量コ000 )を用いた他は、
全て参考例1と同様にした。
得られたポリマーはヨウ素価IAQf/100i、水酸
基価5−KOHIQ/)の液状のホリヒドロキシ飽和炭
化水素であった。
実施例1 メルト・インデックスが0107710分、密度がaq
uqff/ct/(である高密度ボIJ エチレン樹脂
J、1IIi1と、炭酸カルシウム(平均粒径lコμ、
脂肪酸処理)ふtkt’t、まずヘンシェルミキサー中
で攪拌混合し、次いでこれに参考例コで得たポリヒドロ
キシ飽和炭化水素0g階を添加し、更に攪拌混合を行な
い、10kfの混合物を得た。該配′合操作な10回実
施し、最終的に100に4の混合物を得た。
なお、メルト・インデックスU A8TM D/λ35
−70 により、190℃、荷重ユ161M4の時の樹
脂の押出′!tを示し、密度はA8TM D/!fOk
 に準拠し、密度勾配管法により、コoCでめたもので
ある。かくして得られた混合物な、二軸延伸機D8M−
6!r(日本製鋼所■製)により混練し、造粒した@こ
れ?!’ !r Omφ押出機によりインフレーション
成形シ、厚み/10μのフィルムに製膜した。
ここで押出条件は下記のとおりである。
シリンダ一温度 : /70−/70−/?OCヘッド
、ダイス温度 : /90−/?OCブ ロ − 比 
二 二5 かくして得られたフィルムをロール延伸機により一軸延
伸を行ない、続い″′C熱処理を実施し、フィルム厚さ
g2μの多孔質フィルムを得た。
延伸条件は下記のとおりである。
延伸温度 75℃ 延伸倍率 よ7倍 また熱処理は温度100℃、縦方向の弛緩率13%で行
なった。
得られたフィルムは、フィルムの単位体積l−当たり、
空孔容積がθコλcc、微小空此の平均孔径が025μ
である多孔質フィルムで、透湿度が3!001/lyl
・コ4<hr、フィルムの縦方向及び横方向の剛軟度が
それぞれJ$a及びJ9■であった。またガーレ式透気
度はg30秒/ / 00 CCであった◎ 比較例1に比べ剛軟度が低く、非常に柔軟性に優れるも
のであった・ なお、これらの評価項目の1lll f法は下記のとお
りである。
ノ)空孔容積(cc / cd )と平均孔径(μ):
水鯰ポロシメーター[: AMINCO社製: 60,
000 psiポロシメータ〕を用いて測定。空孔容積
は、累積空孔容積分布図において、淑小孔径のものから
半径10μまでの累f*空孔容槓欠フィルムまたはシー
ト単位体積/ cd1当たりの量で示した。平均孔径は
該空孔容積の半分となる累積空孔容積をとる空孔の半径
で示した。
コ)透湿度(97ml −2IIhr ) : JIS
 zosotr −7976に準じ、温度30C1相対
湿度?θ℃で測定した。
3)剛軟度(ran ) : JIS Li01g−t
9770ダS@カンテレバ法にて測定した。測定は温匿
コO℃、相対湿度65%で行なった。
リ ガーレ式透気度:■東洋精機製作新製のガーレ式デ
ンソメータにて測定した・ 比較例1 実施−J/で使用した高密度ポリエチレン!KOヰ及び
炭酸カルシウムよonを実施例1と同様の方法で配合混
練した。得らr′Lだ組成物を実施例1と同じ押出条件
でjOEIlφ押出懺でインフレーション成形し、厚み
コlOμのフィルムに製膜した。次いでロール延伸機に
より一軸延伸し、フィルム厚さ73μの多孔質フィルム
を得1こ・ ここで姪伸熱処境条件は以下のとおりである。
延伸温度 tooc 延伸倍率 SS倍 熱処理温度 / ioc 縦方向弛緩率 73% 得られたフィルムは、フィルムの空孔容積がOコII 
cc / ad、平均孔径がa、iiμであり、透湿度
u J 000 f/yl ・24th r 、透気度
はλ100秒/ / 00 ccであった。フィルムの
剛軟度は縦方向6s鵡、横方向90鵡以上で、非常に剛
軟度が大きく、柔軟性の点で実施例1に劣るものである
比較例λ 実施例1で使用した高踏度ポリエチレン<<r欅と戻酸
カルシウムlA9kgを実施例1の方法で攪拌混合し、
次いでエポキシ化大豆油〔アデヵ。
アーガヌ化学@ : ADK C1z*r O−/JO
L ) 0. J kfを添加し、更に攪拌混合した。
更に実施例/の方法で混練造粒(フィンフレージョン成
形により、厚みλ15μのフィルムに製膜した・Wi条
件は実施例1と同じである。
次いで比較例1と全く同一条件にて一軸延伸し、フィル
ム厚さ77μの多孔質フィルムを得た。得られたフィル
ムの空孔容積はOコbcc/−1平均孔径は(229μ
であり、透湿度は3−〇〇?−/nl−,2! hr 
、透気度はハ200秒/ / 00 CCでありた・ フィルムの剛軟度は縦方向、Izmm、横方向フィルム
の覧しなやかさ〃の点では実施例1に劣るものである。
実施例コ メルトインデックスが/コf/10分、密度がθ9−ダ
i/−である線状低密度ボリエテレンユII kgと、
実施例1で用いfこ炭酸カルシウムj: t kg及び
ポリヒドロキシ魁和炭化水素0. g k41を、実施
例1と同様の方法にて配付・混練し、造粒し1こ、更に
実施例1と同様にインフレーション成形し一30μの厚
さのフィルムを製膜し1こ。続いて、延伸温度60℃、
延伸倍量、25倍でロールにより一軸延伸し実施例1と
同じ条件で熱処理を行ない、厚みitoμの多孔質フィ
ルムを得た。得られたフィルムは空孔容積aダタcc 
/ ad 、平均孔径03Sμで、透湿度7100f/
 m’−コ41hr、透気反/シ0秒/ / 00 c
cであり、フィルムの縦方向及び横方向の剛軟度はそれ
ぞれ3デ■及びJJIIIIであった。
実施例3 実施例コの線状低冨度ポリエチレン、2弘峙と、実施例
1の炭(5)カルシ945g嗜とを実施例1の方法で攪
拌混合し、次いで実施15′lllのポリヒドロギシ飽
和灰化水素θgkgと比較例λで使用したエポキシ化大
豆油OJ kyとを砧加し、再度撹拌混合して混餘物を
得た。次いで実施例/と同様に混線造粒、その後インフ
レーション成形にてフィルムを得た。フィルム厚みンユ
コ。0μである。該フィルムを延伸温度60℃、延伸倍
率JL5倍にて一軸延伸し、実施例/の条件にて熱処理
を行なった@ 得られたフィルムは厚さ/30μの多孔質フィルムで空
孔容積′θ3ダcc / cd 、平均孔径C3コμ、
透湿度6/ 00 if/イ・コダhr、透気度−30
秒/ / 00 ccであり、フィルムの縦方向及び横
方向の剛軟度はそれぞれ33tra及びyomでありた
O 実施例ダ 実施例−の線状低密度ポリエチレンl / kgとメル
トインデックスユOf / / 0分、密度θqigy
−/cdの高圧法低密度ポリエチレン0 、? kgと
実施例1の炭酸カルシウム!;、 I kgとを実施例
1の方法で攪拌混合し、次いで実施例1のポリヒドロキ
シ紀和炭化水素0gkgと比較例−のエポキシ化大証油
0. j kiとを添加し、再度撹拌混合して混合物を
得1こ。その仮実施狗lと1シ」じ方法にて、混練・造
粒し、インフレーション成形にて、厚す−−Sμのフィ
ルムYlN膜L1こ、ロールによる一軸延伸は温度60
℃、倍縮20惜で実施し、次いで実施例/と同じく熱処
理を行なり1こ・得られた多孔質−フィルムの厚与番グ
/95μであり、空孔容積rricLl/CC/祠、平
均孔径はθJ/pで、透湿度/デ”P/m!・−弘hr
、透気度−2000秒/ / 00 ccであり、−]
軟度はフィルムの縦方向4f6m、横方同が33mであ
った。
実施例5 実施例−に於い℃、ポリヒドロキシ結和戻化水素の代り
に参考例1で得られた液状ポリブタジェンの水添物を使
用した他は全て実施例コと同様にして配合・混練造粒を
行なった。
インフレーション成形は実施例1と同じ方法で行ない、
lコOμ厚みのフィルムを製膜した。
延伸温度60℃、延伸倍率30倍で一軸延伸後、熱処理
を行なった。熱処理条件は実施例1と同じである。
得られた多孔質フィルムは厚み75μ、空孔容積はo、
2qcc/−1平均孔径Oニアμ、透湿度ダ!r 00
 f/m” ・コ&hr、透気度7SO秒/100CC
であり、フィルムの剛軟度は縦方向3λ■、横方向Jg
rRI&であった・ 実施例6 実施例1の高密度ポリエチレンJ Q kfと、同シく
炭酸力ルシヴムよjヰとを実施例lの方法で攪拌混合し
、次いで、実M f!I jの液状ポリブタジェンの水
添物θg9と比較例−で使用したエポキシ化大豆油a3
qとを添加し、再i+を拌混合して混合物を得た。次に
インフレーション成形によりココSμ厚みのフィルムを
、実施例1の押出条件にて製膜し、延伸源KA OC%
延伸倍率3.5倍にてロール−軸延伸し、熱処理(実施
例1の条件で)を行なった。
得られた多孔質フィルムに厚みl弘0μ、空孔容積は0
2g cc / ad、平均孔径o3ダμ、透湿a’1
10OP/m2争−11Ihr、a気度6.30秒/ 
/ 00cc、フィルムの剛軟度は縦方向弘3鴎、横方
向1198であった。
〔発明の効果〕
本発明のフィルムま1こはシートは柔軟性に富み肌ざわ
りが反ぐ、また折曲げ等に対jる耐久性等に優れたもの
であるから衣料用、包装用、合成皮革用、医療用等のフ
ィルムま1こにシートとして用いて大変有効なものであ
る。
出願人 三菱化成工業株式会社 代理人 ′弁理士 長谷用 − 〔ほか1名〕 第1頁の続き ■Int、C1,’ 識別記号 庁内整理0発 明 者
 鈴 木 祐 横浜市緑区鴨研究所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +1) 充填剤及び実質上飽和した液状の炭化水素重合
    体を含有するポリオレフィン樹脂組成物を溶融押出成形
    して得たフィルムまたはシートを一軸延伸して得られた
    、厚み7op以上の多孔質フィルムまたはシートであっ
    て、水銀ポロシメーターで測定した倣小空孔の平均孔径
    がo、 o y −sμの範囲にあり、フィルムまたは
    シートの単位体積l−当りの空孔容積が0 / cc以
    上で、且つ透湿度が!; 00 f/m’・コ弘hr 
    以上で、フィルムまたはソートの縦方向及び横方向の剛
    軟度が共に(1)弐剛軟度≦θl?3×フィルム厚み+
    35 ・・・(11ここで剛軟度の単位は酎 フィルム厚みの単位はμである。 を満足することを特徴とする多孔質フィルムまたはシー
    ト。 (2) ポリオレフィン樹脂100重重部に対して、充
    填剤23−1I00重量部、実質上飽和した液状の炭化
    水素重合体、あるいは更にエポキシ基含有有慎化会物と
    の会計蓋が/−100重重部を配付してなる組成物を浴
    融押出成形して得たフィルムを一軸延伸して得られた特
    許請求の範囲gi項記載の多孔質フィルムまたはシート
JP8820584A 1984-05-01 1984-05-01 柔軟性に優れる多孔質フイルムまたはシ−ト Pending JPS60230825A (ja)

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JPS60230825A true JPS60230825A (ja) 1985-11-16

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