JPS60256668A - ボ−ルねじ装置 - Google Patents

ボ−ルねじ装置

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Publication number
JPS60256668A
JPS60256668A JP11199284A JP11199284A JPS60256668A JP S60256668 A JPS60256668 A JP S60256668A JP 11199284 A JP11199284 A JP 11199284A JP 11199284 A JP11199284 A JP 11199284A JP S60256668 A JPS60256668 A JP S60256668A
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JP
Japan
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nut
screw shaft
ball
screw
thread groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP11199284A
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English (en)
Inventor
Minoru Izawa
井澤 實
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuroda Precision Industries Ltd
Original Assignee
Kuroda Precision Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kuroda Precision Industries Ltd filed Critical Kuroda Precision Industries Ltd
Priority to JP11199284A priority Critical patent/JPS60256668A/ja
Publication of JPS60256668A publication Critical patent/JPS60256668A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/2025Screw mechanisms with means to disengage the nut or screw from their counterpart; Means for connecting screw and nut for stopping reciprocating movement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2204Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
    • F16H25/2214Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ボールねし装置に係り、特にナツトをその半
径方向に開閉可能に構成し、ボールが理論的に完全な転
がシ運動を行うようにし、またねじ軸に対して間欠的に
ナツトの螺合関係を解除できるようにしてボールねじの
耐久性を大幅に向上させることができるようにしたボー
ルねじ装置に関する。
従来技術 従来のボールねじにおいては、ねじ軸に螺合するナツト
が単体のものとして構成され、該す、トはねじ軸の端部
からねじ込まれ、一旦螺合関係となると、これを必要に
応じて解除したシ、軸受によシ両端が支持されたねじ軸
から簡単にナツトを取シ外したシすることはできずiナ
ツトをねじ軸から取シ外すには、ねじ軸を軸受から取り
外して行わなければならない不便があった。このため、
各種の精密機器に装着使用され、ナツトのみが故障した
り、寿命が来たシした場合に新品と交換するようなとき
には、交換に多くの時間を要し、それだけ使用中の機器
の稼動率が低下し、また維持や 費も高くつくという欠
点があった。またナツトが単体であるため、半径方向の
スキマ調整が不可能であシ、スキマ調整は軸方向にしか
行うことかできす、半径方向のガタを完全になくすこと
ができないという欠点があった。またナツトとねじ軸の
螺合関係を解除することができなかったので、所定の距
離だけナツトを変位させるには、ねじ軸の全長にわたっ
てねじ溝を設け、該ねじ溝のすべての部分を螺合状態で
通過させなければならず、高速送シに限界があるばかシ
でなく、ねじ軸、ナツト及びボールの寿命が短かくなる
という欠点かあった。またねじ軸のねじ溝加工蓋が多く
なるので、ねじ軸が高価となる欠点があった。更には、
ナツトが単体である結果、ナツトのねじ溝加工が技術的
にかなり困難であるため、ナツトの燈火リードはねじ軸
の呼び外径程度に制限され、それ以上のハイリードのね
じ溝加工は不可能であるという欠点があった。壕だナツ
トのねじ溝は内面旋削及び研削以外に方法がなかったの
で、内面加工精度の向上には限界かあ・た・ 1 更に重大な従来例の欠点を第14図及び第15 h図を
参照して説明する。第14図において、ボールねじ1の
ねじ軸2のねじ溝3は、−例としてサーキエラアークの
ものが示されておシ、ボール4が接触する点P1. P
、間の径をdとし、ナツト5のねじflI6において、
ボール4が接触する点Ql zQ7間の径をDとする。
そしてねじ溝3のリードを21円周率をπとすると、第
15図に示すように、点P、、P、における円周はπd
1点Q、、Q2における円周はπDであシ、シかもリー
ドtはねじ軸2でもナツト5でも変シなく一定である。
このためねじ軸2のねじ溝3のリード角aの方がナツト
5のねじ溝6のリード角Aよシも大きくなり、両す−ド
角a%A間にa−Aなる差が住する。このリード角の差
a −Aは、 a −A == tal−’A −tarf”、Aとな
る。このように、ねじ軸2のねじ#13のリード角aと
ナツト5のねじ#46のリード角Aが異なるのは、従来
のナツト5が単体であったため、その内面5aに連続し
たねじ#16を切り、しかもねじ軸2のねじ溝3と全く
同一のり・−ドtとしなければならなhためであった。
しかしこのように同一のボール4が接触する2つの点P
+、Q+又はP2.Q*におけるリード角a。
Aが異なる従来のボールねじ1においては、ボール4の
完全な転勤ということはあり得ず、ねじ溝3.6のいず
れかにおいてボール4と該ねじ溝との間にはかなりの滑
りが生じているはずである。
事実、このことが原因となって、従来のボールねじ1に
おいては、ボール4の滑りが原因と見られる清り岸擦の
発生及びねじ溝3,6又はボール4の早期の損傷が認め
られており、ボールねじ1の寿命が大幅に短縮されてい
た。そこでねじ酵3と6のリード角a、Aを等しくする
ことが理想的であるが、ナツト5のねじ$6のリードを
tとしながらそのリード角をaに等しく加工することは
、ボールねじナツト5が単体でねじ構6が連続して−る
場合には絶対的に不可能であった。なお上記の欠点は、
ブチツクアーク溝(図示せず)においても同様である。
目 的 本発明は、上記した従来技術の欠点を除くためになされ
たものであって、その目的とするところは、ボールねじ
において、ナツトを半径方向に分割して複数の態形ナツ
ト部を形成し、ボールは各々のナツト部を独立して循環
するように構成し、しかも該各側形ナツト部の開閉機構
を設けることによって、ねじ軸にナツトを螺合させる場
合、必ずしもねじ軸の端部から螺合させなくてもよいよ
うにし、また両端が軸受で支持されてしまっているねじ
軸にも途中からナツトを着脱できるようにし、ナツトの
交換を容易化し、ボールねじ使用機器の稼動率を余り低
下させないで短時間でナツトの交換ができるようにする
ことである。また他の目的は、ナツトの開閉機構によっ
てナツト、ボール及びねじ軸の半径方向スキマを調整自
在とすることであり、またこれによって半径方向ガタの
ないボールねじケ得ることである。更に他の目的は、1
 す、)とねじ軸の螺合関係を途中で解除できるように
することであり、またこれによって、ねじ軸の全長にわ
たってねじ溝を設けず、螺合関係妙;必要な部分にのみ
ねじ溝を設ければよいようにし、ねじ軸の加工の容易化
と、コストダウンを図り、またナツトの間欠的な螺合関
係によって螺合関係以外は高速送りとし、位置決め精度
を喪するととろのみ螺合関係とすることを可能とすると
共に、ナツト、ボール及びねじ軸の無駄な使用を廃止し
、ボールねじの寿命を延長することである。また他の目
的は、ナツトを複数の、例えば2つの態形ナツト部に分
割することによって、ナツトのねじ溝の加工を著しく容
易化し、ねじ軸の呼び外径をはるかに超える大きなリー
ドのねじ溝加工を可能とすることであり、またこれによ
って、超ノーイリードのボールねじを実現させ、高速送
シを可能とすることである。更に他の目的は、ナツトの
ねじ溝の加工の容易化によって、該ねじ溝の精度の向上
を図ることである。
また他の目的は、ナツトのねじ溝が連続しない ゛よう
にすることによって、該ねじ溝のリード角を自由に定め
てねじ溝加工ができるようにすること ・ ・i[! であり、またこれによって、ねじ軸のねじ溝のり一ド角
とナツトのねじ溝のリード角を等しくし、ボールの滑り
を完全に防止し、ボールがねじ軸とナツトのねじ溝を完
全に転動するようにし、摩擦を低減させるほかねじ軸、
ボール及びナツトの寿命を従来品よりも大幅に延長する
ことである。・更に他の目的は、ナツトとねじ軸との螺
合関係を送シの途中で間欠的に解除し得る自動制御装置
をナツトの開閉機構に設けることによって、ナツトとね
じ軸の螺合による精密な送り動作と、該螺合を伴なわな
い空・油圧装置等による高速送シ動作とを交互に行わせ
ることを可能とし、極めて合理的な送り動作ができるよ
うにすることである。
概要 要するに本発明(特定発明)は、所定のリードでねじ溝
が形成されたねじ軸と、該ねじ軸との間をボールが転動
しつつ循壊し該ねじ軸に対して相対的に変位可能なナツ
トとからなるものにおいて、該ナツトはその半径方向に
分割されて複数の態形ナツト部が形成され、前記ボール
は各々のナツト部を独立して循環するように構成され、
該各ナツト部を前記ねじ軸に対して開閉させるナツト開
閉機構を設けたことを特徴とするものである。また本発
明(第2発明)は、所定のリードでねじ溝が形成された
ねじ軸と、該ねじ軸との間をボールが転動しつつ循環し
該ねじ軸に対して相対的に変位可能なナツトとからなる
ものにおいて、該ナツトはその半径方向に分割さ・れて
複数の態形ナツト部が形成され、前記ボールは各々のナ
ツト部を独立して循環するように構成され、該ナツト部
のねじ溝は前記ねじ軸のねじ溝と同一のリード角に形成
されたことを特徴とするものである。また本発明(第3
発明)は、所定のリードでねじ溝が形成されたねじ軸と
、該ねじ軸との間をボールが転動しつつ循環し該ねじ軸
に対して相対的に変位可能なナツトとからなるものにお
いて、該ナツトはその半径方向に分割されて複数の態形
ナツト部が形成され、前記ボールは各々のナツト部を独
立して循環するように構成され、該各ナツト部を前記ね
じ軸に対して開閉させるナツト開閉機構を設け、該ナツ
ト開閉機構には、前記ねじ軸に対する所定位置で前記複
数の態形ナツト部を自動的に開放し該ねじ軸と該ナツト
との螺合関係を間欠的に解除する自動制御装置が設けら
れたことを特徴とするものである。
構成 以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。第1
図から第12図において、本発明に係るボールねじ装置
11は、所定のリードでねじ清3が形成されたねじ軸2
と、該ねじ軸との間をボール4が転動しつつ循環し、該
ねじ軸に対して相対的に変位可能なナツト12とからな
る点においては、従来例と同様であるが、本発明におい
ては、ナツト12はその半径方向に分割されて複数の態
形ナツト部13.14が形成され、ボール4は各々のナ
ツト部13.14を独立して循環するように構成されて
おシ、また各ナツト部13.14をねじ軸2に対して開
閉させる開閉機構15が設けられている。この開閉機構
15は、第1図から第12図に示す第1実施例において
は、ヒンジ式の開閉機構15を採用しておシ、ナツト部
13.14の基端部16,18は夫々ビン19に枢着さ
れている。なお各ナツト部13.14の内部構造は同一
であるので、ナツト部13について説明し、ナツト部1
4については同一の部分には図面に同一の符号を付して
説明は省略する。
ナツト部13は、第6図に示すように、基端部16と、
本体20と、ボールガイド21と、リテーナ22と、外
蓋23とからなり、基端部16にはボール4が循環する
だめの複数の循環路16aと、該基端部16を本体20
にねじ24で固定するためのバカ穴16bと、リテーナ
22をねじ25で固定するためのねじ穴16C表、本体
20への取付基準面16dと、ビン19の挿通用穴16
eとが設けられている。また基準面16dには、本体2
0の基準面20dに突出形成された断面半円形のボール
ガイド部2Ofが嵌合する断面円弧状の凹部16fと溝
16nが形成されている。更に舌部16mが内面16g
に形成されている。 1・*ヶ2゜ゆ、ユニうよう、わ
1.ヵ。。7 ・□゛には複数のねじ溝20aと、リテ
ーナ22取付用のさ゛ぐシ部20hと、リテーナ取付用
のねじ穴20Cとが形成されている。また外面201に
はボール4循環用の複数の循環路20jが形成されてい
る。基準面20dには、ボールガイド部2Ofと、基端
部16取付用のねじ穴20bが、また基準面20kには
、ボールガイド部2Ofと、ボールガイド21取付用の
ねじ穴201が形成されている。
ここで非常に重装なことは、本体20のねじ害20aの
長さが内面20gの円弧の長さに限定されておシ、基準
面20d、20にで夫々途切れていること及び内面20
gが開放されていることである。
このため、ねじ隣20aの加工に当っては開放側から任
意の工具の使用が可能となるばかりでなく、ねじ溝20
aのリード角Aを自由にとることができる。従って、ね
じ軸2のリードをtとした場合、第15図に示すように
、このリードtをナツト部13のねじ韓20aのリード
とし、そのリード角Aをねじ軸2のねじ溝2のリード角
aと一致するように加工することも容易に可能となる。
しかもねじ#I20aの加工精度はいくらでも向上させ
ることができる。
次に1ボールガイド21には、第6図から第9図に示す
よりに、本体20への取付基準面21にと、複数のボー
ル循環路21aと、本体2oのねじ溝20aに該ボール
微積M21aが滑らかに連続するようにするための舌部
21mと、バカ穴21tと、ねじ穴21cとが形成され
て(へる。
リテーナ22は、本体20のねじ#20aの深さがボー
ル4の半径よシ当然浅く形成さ五るため、それ自体では
ボール4を保持することができないので、該ボールを保
持させるだめに用いるもので、ねじ溝20aと同一のリ
ード角に形成された複数の長大22aと、バカ穴22c
とを有し、本体2゜の内面20gと同一の曲率に湾曲形
成されている。
外蓋23は、本体20の外面2oiの循環路20jを覆
い、ボール4が循環路2ojに保持されるようにするた
めのもので、外面2oiと同一の曲率に湾曲形成され、
ねじ26により本体2゜に固定するためのバカ穴23c
が形成されている。
ナツト12の組立てに当っては、本体20にリテーナ2
2をねじ25によル締め付は固定し、次いでボールガイ
ド21及び基端部16,18をねじ24により本体20
に締め付は固定する。このときナツト部13.14の基
端部16,18はピン19が穴16e、18eに挿通さ
れて枢着される。
そこで本体20の外面201の循環路20jから各々に
ボール4を入れる。図示の実施例では、各ねじ溝20a
及び循環路16a、21a、20j に夫々18個のボ
ール4が充填されるようになっている。なお、リテーナ
22の両端部22d、22eは基端部16とボールガイ
ド21に夫々設けられた溝16n、2Inに嵌め込まれ
、ボール4は舌部15m、21mにより案内されてねじ
溝20aからボールガイド21又は基端部16の循環路
21a。
16aに円滑に転がり込むようになっている。そして最
後に外蓋23をねじ26によシ本体20に5、 締め付
は固定し、ボール4が閉じ込められてナツト12が完成
する。
開閉機構15は、第1図から第12図に示す第1実施例
においては、単にヒンジ28のみを示し、その他の機構
は図示を省略しであるが、実際には電磁開閉機構等を装
着し、またねじ軸2に対する所定位置で複数の開展ナツ
ト部13.14を自動的に開放し、該ねじ軸とナツト1
2との螺合関係を間欠的に解除するようにした自動制御
装置(図示せず)が設けられる。この自動制御装置は、
本発明ボールねじ装置11を装着した各徨精密機器の自
動制御部の一部に組み込まれるものである。
また第13図に示す本発明の第2実施例においては、ボ
ールねじ装置31の開閉機構15はヒンジ式でなく、複
数の開展ナツト部33.34が矢印A、Hの方向に平行
移動してねじ軸2に対して螺合したり、また螺合が解除
されるようにしだもので、ナツト32は各々の開展ナツ
ト部33.34が保持部材35.36によう保持されて
、該保持部材に植設されたビン38.39が支持体40
に同動自在に嵌合したカム41のカム淘41a、41b
゛・:V に嵌合しておシ、カム41には回転軸42が植設 ′さ
れ、該回転軸にはレバー43が固着されておシ、該レバ
ーの回動操作によって、ナツト部33.34が開閉する
ように構成されている。なおナツト32の各ナツト部3
3.34の構造は第1実施例と同様であるので、その説
明は省略する。
作用 本発明は、上記のように構成されておシ、以下じ込むこ
とも勿論可能であるが、ねじ軸2の両端を軸受(図示せ
ず)で支持してしまってからでも、ねじ軸2に装着する
ことができる。即ち、開閉機構15のヒンジ28によっ
て開展ナツト部13゜14を大きく開き、ねじ軸2を両
側からくわえるようにして装着することができる。そし
て手動式又は自動式の半径方向のスキマ調整機構(図示
せず)によって、ナツト12とねじ軸2との間の半径方
向スキマをゼロに調整する。これによってねじ軸2とナ
ツト12とは半径方向のガタの全くない状態で螺合し、
円滑な回転が保証される。
ねじ軸2が回転すると、ボール4はねじ軸2のねじ溝3
の運動方向に移動するが、各ナツト部13.14のねじ
溝20aのリード角がねじ軸2のねじ溝3のリード角a
に等しいので、ボール4は理論的に清シがない完全な転
がり運動を行う。
このためねじ軸2の摩擦損失は非常に小さく、騒音も発
生せず、またねじ溝3、ボール4及びねじ溝20aの摩
耗も非常に少なくなる。
ボール4がねじ溝20aに沿って転動し、例えハホール
ガイド21の位置に来ると、該ボールはボールガイド2
1の舌部21mによシ案内されて極めて滑らかに循環路
21aに乗シ移り、ボールガイド部2Ofと循環路21
aに従ってヘアピン状にUターンし、外蓋23により塞
がれた本体2゜の循環路2Oj内に入ってここを転動し
、基端部16の循環路16aに入り、ここで再びヘアピ
ン状にUターンした後舌部16mKよシ案内されて本体
20のねじ溝20aとねじ軸2のねじ溝3との螺合部へ
戻る。このようにしてボール4は各ナツト部13.14
を独立して循壊し、ナツト12はねじ軸2に対してその
軸方向に相対的に移動する。
この場合、自動制御装置の位置センサによってナツト1
2の位置を検出して、適宜な位置で開閉機構15を電磁
装置等によって操作してナツト部13.14を開くと、
ナツト12とねじ軸2との螺合関係が解除され、ナツト
12はねじ軸2に無関係に高速で所定の位置に移動する
ことができる。
またこの螺合関係のないナツト12の移動位曾において
はねじ軸2のねじ溝3は省略することもできる。
所定位置に到達したら再び自動制御装置により開閉機構
15を操作してナツト部13.14を閉じてナツト12
をねじ軸2に螺合させる。
以上の作用は、第13図に示す第2実施例においても同
様であり、この場合には開閉機#115のレバー43を
自動制御装置によって作動する電磁装置によシ操作すれ
ばよく、該レバーを矢印A。
Bの如く回動させればナツト32の各ナツト部33゜皐
 34は矢印A、Bの如く上下方向に開閉し、ねじ軸2
に螺合し又は螺合解除がなされる。
なお、上記実施例においては、ナラ) 12.32の態
形ナツト部13.14及び33.34は夫々2つ割夛の
ものについて説明したが、これは3つ割シ又は4割シ以
上でもよく、2つ割シに限定されるものではな−い。
効果 本発明は、上記のように構成され、作用するものでおる
から、ボールねじにおいて、ナツトを半径方向に分割し
て複数の態形ナツト部を形成し、ボールは各々のナツト
部を独立して循環するように構成し、しかも該書割形ナ
ツト部の開閉機構を設けたので、ねじ軸にナツトを螺合
させる場合、必ずしもねじ軸の端部から螺合させなくて
もよいこととなり、また両端が軸受で支持されてしまり
ているねじ軸にも途中からナツトを着脱できるから、ナ
ツトの交換が容易となり、ボールねじ使用機器の効率を
余り低下させないで短時間でナツトの交換ができるとい
う効果が得られる。またナラ1oエエよより□ヵ281
.−2ゎゎ、□ )・(□の半径方向スキマを調整自在
とすることができ、この結果半径方向ガタのないボール
ねじを得ることができる効果がある。更には、ナツトと
ねじ軸の螺合関係を途中で解除できるようになるので、
ねじ軸の全長にわたってねじ溝を設けず、螺合関係が必
要な部分にのみねじ婢を設ければよいことになり、ねじ
軸の加工の容易化と、コストダウンを図ることができ、
またナツトの間欠的な螺合関係によって高速送シが可能
となると共に、ナツト、ボルト及びねじ軸の無駄な使用
を廃止できるからボールねじの寿命を延長する仁とがで
きる効果が得られる。またナツトを複数の、例えは2つ
の態形ナツト部に分割したので、ナツトのねじ溝の加工
を著しく容易化することができ、ねじ軸の呼び外径をは
るかに超える大きなリードのねじ溝加工を可能とする効
果があシ、この結果類ハイリードのボールねじを実現さ
せ、高速送シを可能とし得る効果がある。更には、ナツ
トのねじ構の加工の容易化によって該ねじ溝のS度が向
上する効果が得られる。
またナツトのねじ溝が連続しないようにしだので、該ね
じ溝のリード角を自由に定めてねじ溝加工ができるよう
になるので、ねじ軸のねじ溝のリード角とナツトのねじ
溝のリード角を等しくすることが可能となシ、ボールの
滑シを完全に防止でき、ボールがねじ軸とナツトのねじ
溝を完全に転動することになる結果、ねじ軸、ボール及
びナツトの寿命を従来品よりも大幅に延長することがで
きる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第12図は本発明の実施例に係り、第1図は
ねじ軸に螺合状態にあるボールねじの部分縦断面図、第
2図は第1図のH−■矢視縦断面図、第3図は第1図に
示すものの平面図、第4図は紀1図の■矢視部分横断面
平面図、第5図はねじ軸、ボール、リテーナ及びナツト
の相互関係を示す部分縦断面図、第6図はナツト部の分
解斜視図、柁7図はボールガイドの左側面図、第8図は
ボールガイドの縦断面図、第9図はボールガイドの部分
右側面図、第10図はリテーナの平面図、811図はリ
テーナの縦断面図、第12図はりテ−すの縦断面図、第
13図は本発明の第2実施例に係るボールねじ装置の斜
視図、第14図は従来例に係るボールねじの部分縦断面
図、第15図はねじ軸のねじ溝とナツトのねじ溝におけ
るリード及びリード角の関係を示す線図である。 2はねじ軸、3はねじ溝%4はボール、11゜31はボ
ール ねじ装置、12,32はナツト、13.14,3
3.34は態形ナツト部、15は開閉機構、aはねじ軸
のリード角、Aはナツトのリード角、tはリードである
。 特許出願人 井 澤 實 代理人 弁理士 内 1)和 男 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 9 第13図 第14図 第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定のリードでねじ溝が形成されたねじ軸と、該ね
    じ軸との間をボールが転勤しつつ循環し該ねじ軸に対し
    て相対的に変位可能なナツトとからなるものにおいて、
    該ナツトはその半径方向に分割されて複数の態形ナツト
    部が形成され、前記ボールは各々のナツト部を独立して
    循環するように構成され、該各ナツト部を前記ねじ軸に
    対して開閉させるナツト開閉機構を設けたことを特徴と
    するボールねじ装置。 2 所定のリードでねじ溝が形成されたねじ軸と、該ね
    じ軸との間をボールが転動しつつ循環し該ねじ軸に対し
    て相対的に変位可能なナツトとからなるものにおいて、
    該ナツトはその半径方向に分割されて複数の態形ナツト
    部が形成され、前記ボールは各々のナツト部を独立して
    循環するように構成され、該ナツト部のねじ溝は前記ね
    じ軸のねじ溝と同一のリード角に形成されたことを特徴
    とするボールねじ装置。 3 所定のリードでねじ溝が形成されたねじ軸と、該ね
    じ軸との間をボールが転動しつつ循環し該ねじ軸に対し
    て相対的に変位可能なナツトとからなるものにおいて、
    該ナツトはその半径方向に分割されて複数の態形ナツト
    部が形成され、前記ボールは各々のナンド部を独立して
    循環するように構成され、該各ナツト部を前記ねじ軸に
    対して開閉させるナツト開閉機構を設け、該ナツト開閉
    機構には、前記ねじ軸に対する所定位置で前記複数の態
    形ナンド部を自動的に開放し該ねじ軸と該ナツトとの螺
    合関係を間欠的に解除する自動制御装置が設けられたこ
    とを特徴とするボールねじ装置。
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