JPS5899551A - 微動、早送り用ボ−ルねじユニツト - Google Patents

微動、早送り用ボ−ルねじユニツト

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JPS5899551A
JPS5899551A JP19535681A JP19535681A JPS5899551A JP S5899551 A JPS5899551 A JP S5899551A JP 19535681 A JP19535681 A JP 19535681A JP 19535681 A JP19535681 A JP 19535681A JP S5899551 A JPS5899551 A JP S5899551A
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screw
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ball
thread groove
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2204Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
    • F16H25/2233Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with cages or means to hold the balls in position

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はねじ軸とナツトとの間に鋼球を入れて転動する
ようにした有限摺動用のが−ルねじユニットに係シ、ナ
ツトの微速送りと早送りを差動ねじ機構を用いて行うこ
とを特徴とする。
従来、カッティングツール、ワークテーブルあるいはワ
ーク(被加工物)等を微速、早送シする場合において、
機械的に速度を変更するには、円錐車と調車又は歯車と
を組合せたもの、歯車装俗において直径比を変えあるい
は差動的にしたもの、摩擦伝導装動において原動車と従
動車の関係全変え得るようにしたもの等があるが、いず
れも機構が複雑となるために相当のスペースを余儀なく
され機械全体が大型化する欠点を有するばかりが、負荷
が大きいために高精度な送シ操作を行うことは困難であ
る。
そこで本発明の目的とするところは、単一シャフトの端
部にトルク伝達用のボールスプラインを設けると共に、
シャフトの中途部にリード差のあるボールねじを所定の
間隔を設けて任意数設置し、上記ボールねじのうちの非
可動ゴールねじのナツトをシャフト回転時に固定又は回
転することによって、簡単な機構で且つ送り精度のよい
微速送り又は早送Qを行えるようにすることにある。そ
の他の目的とするところは、ねじ軸に形成したねじ溝を
転動してきたゴールを拾い上げた後に再び該ボールをね
じ溝に帰環させるボールチューブを除去することによっ
て、ボール転勤時に生じる騒音の弊を解消させることに
ある。さらに他の目的とするところは、ねじ軸上に嵌着
したナツトのねじ溝ピッチに差を設けることによって、
ボールに予圧がかかるようにし、間座等の予圧付与部材
を省略して部品点数の減少を図ることにある。さらKま
たその他の目的とするところは、ねじ軸上に嵌着したナ
ツトにナツト延長部を一体的に設けることによって、ナ
ツト内部への塵埃の侵入を防止することにある。
以上の目的を有する本発明の要旨は、リード差を有する
螺旋状のねじ溝を形成した少なくとも2以上のねじ軸部
及び数条のス1うづンを形成したスプライン軸部を備え
た単一のシャフトと、内周に前記シャフトのねじ溝と対
応する螺旋状のねじ溝を形成したナツトであって、シャ
フト側及びナツト側の両ねじ溝間を転動する多数のボー
ルを介して前記ねじ軸部に螺合せしめられるナツトと、
前記ねじ軸部及びナツトの間に組込まれ且つ多数のボー
ルを転勤自在に保持する保持器と、前記ねじ軸部に螺合
せしめたナツトのうちの−のナツトに設けた玉軸受と、
前記スプライン軸部に多数の転勤ボールを介して嵌合さ
れたトルク伝達用の外筒とから成ることを特徴とする微
動、早送シ用ボールねじユニットにある、 本発明において「ボールねじ」とは、ねじ軸とナツトと
の間に鋼球を入れて転動するようにしたものをいい、特
にねじ軸とナツトとの相対的直線運動を一定の範囲内で
行うようにした有限摺動用ボールねじに関するものであ
る。
またボールねじのうち「非可動ボールねじ」とは、ナツ
トがねじ軸の回転によって相対的に回転し得ても相対的
直線運動lは行い得ないものを−う。
さらに本発明における「リード」とは、多数のボールを
介して互いにab合っている「ねじ軸」と6「ナツト」
が軸方向へ相対的に移動する直線移動距離をいう。
さらにまた本発明において「ボールスゲライン」とは、
スプライン軸と外筒間に多数のボールが介在し、スプラ
イン軸の軸方向移動が自由にして、且つ外筒の回転トル
クをスプライン軸に伝達することのできるものをいう。
以下に本発明の構成を図示の実施例に基ついて説明する
と、第1図及び第2図には本発明に係るボールねじユニ
ットが示されてお9、□図面において符号】は中途部に
非可動ボールねじA及び可動が−ルねじBを設は且つ端
部にボールスプラインCを有する単一のシャフトを示し
ている。そこで該シャフト1に形成された非可動が−ル
ねじA及び可動ボールねじBについて詳述すると、上記
単一のシャフトの中途部には所定の間隔2を設けて右側
に第1ねじ軸3および左側に第2ねじ軸4が設けられて
おり、これら第1、第2ねじ軸3,4はそれぞれボール
が転勤するための螺旋状のねじ溝5,6を備えている。
上記第1ねじ軸3のねじ溝5と第2ねじ軸4のねじ溝6
とは第1ねじ軸3のリードが第2ねじ軸4のリードより
大きくなるようにリード差が設けられている。
符号7,7′は前記第1ねじ軸3.第2ねじ軸4にボー
ル全弁して螺合された軸方向に固定で回転方向には回転
自在な単一の円筒状ナツトで、このナラ)7.7’の内
周にもが一ルが転動するための螺旋状ねじ溝8が設けら
れており、第1ねじ軸と第2ねじ軸のねじ溝5,6に対
応せしめられている。ここでナツト側のねじ溝8,8は
、第2図(イ)に明示されるように、ナツト中央仰1に
おけるねじ溝間のピッチP1が他のねじ溝間のピッチP
 21 P aよシ大きく、P1=P2+α又はPI=
P3+αの関係となっている。従って、ナツト中央の左
側に位置する負荷SZ−ルXl・・・X5は左方向へ、
一方布側に位置する負荷ボール¥1・・・¥6は右方向
へ、それぞれナツトの外側へ向けて予圧を受けることに
なる。
なおこれとは逆にビ′ツチP1を両側のピッチP2 、
 P3よシ小さくし、P、−P2−α又はP+=Pa−
αの関係を成立させることによって、左側の負荷ボール
X+・・・X5と右側の負荷ボールY+・・・Y6に対
して、それぞれナツトの内側に向かう圧縮方向へ予圧を
かけることもできる。
符号9はナラ)7.7’の両端面にその基端10を一体
的に係止せしめられ且つ反対側の屈曲先端11をシャフ
ト1のねじ溝5,6内に全周的に嵌入せしめられた円筒
状のナツト延長部で、このナツト延長部9の基端10か
ら屈曲先端11址での距離りの範囲内でシャフト1とナ
ラ) 7 、7’の相対的直線運動が行われる。すなわ
ちシャフト1とナラ) 7 、7’は上記ナツト延長部
の屈曲先端11によってその相対的直線運動を制限され
るものである。而して第2図(イ)に示すように、ナツ
ト延長部9の内周面とねじ軸3,4のねじ山間の幅径b
+並びにナツト側ねじ溝8の溝底とねじ軸3,4のねじ
山間の幅径h2は同一寸法、すなわちナツト側ねじ溝8
の溝底はナツト延長部9の内周面と接し且つねじ軸3,
4と平行な接線Hの延長線上にあるので、ねじ軸3,4
のねじ溝5,6内を転動するポールは、ナツト側のねじ
溝8と嵌合して負荷を受ける負荷領域からナツト延長部
9の内周面と接触するだけで負荷を受けない無負荷領域
への転勤移行、またはその逆方向への転勤移行を円滑に
行い得るものである。またこの場合、第2図(ロ)に示
すように、無負荷領域にある無負荷ゴールはねじ軸側の
ねじ溝5.6の両側面及びナツト延長部9の内周面と三
点接触し、前記三点で支持されていることから、ゴール
の整列循環移動が損われることもない。このようにナツ
ト延長部9はポールの円滑な整列循環移動を保障しつつ
シャフト1又はナラ) 7 、7’の最大ストロークを
得るものである。さらに屈曲先端11はその内周に形成
された1条の螺旋状山部によってねじ溝5,6内に密接
嵌合されているため、ナツト延長部9の内部空間は外部
と完全に遮断される。
符号12は第1ねじ軸3とナツト7、第2ねじ軸4とナ
ツト71間に嵌挿される円筒状の保持器で、この保持器
】2はシャフトのねじ溝5,6と該ねじ溝に対応するナ
ツト側のねじ溝8間を転動する多数のポールをゴール穴
13内に保持しており、ゾールはが一ル穴】3内で自由
に回転し得るようになされている、保持器12、シャフ
ト1及びナラ)7.7’の三者間における相対的運動は
次の如き関係にたっている。すなわちナツト7.7’を
回転方向と軸方向に固定した状態でシャフト1を回転さ
せると、保持器12はシャフト1と一緒に軸方向へ移動
する。一方シャフト1を軸方向に固定するのと同時にナ
ツト7 、7’を回転方向へ固定した状態でシャフト1
を回転させると、保持器】2はナラ)7.7’と一緒に
軸方向へ移動することになる。要するに保持器12はシ
ャフト1又はナラ) 7 、7’のいずれかのうち軸方
向へ移動する部側と一体に直線連動を行うことになる。
符号14は第1ねじ軸側のナット7上面に取付けられた
玉軸受で、第3図に明示されるように、この玉軸受】4
は外輪と内輪の間にポールを入れて構成されるもので、
外輪15は上面に固定用フランジ16を備えているのと
同時に、ボール収納用のポール溝17.17を両側面に
形成した分岐突提18を下面中央に有している。一方内
輪は前記第1ねじ軸3に螺合せしめたナツト7と該ナツ
トの左方上面に設けた環状リング19との組合せより成
シ、ナツト7と環状リング19の上面に形成した段部の
角部には上記外輪のボール溝17゜17に対応するボー
ル溝20.20が設けられている。21は環状リング1
9に予圧方向の押圧力を付与する例えばグプルナット等
の如き抑圧部材で、ナツト7の左端上面に取付けられて
いる。而してこの抑圧部側21によって環状リング19
をボール側へ押圧すれば、外輪と内輪の間に入れたボー
ル予圧をかけることができる。従ってこの実施例におい
ては単に抑圧部材を操作するだけで簡単に予圧調整を行
うことができる。
第4図及び第5図には、玉軸受に対する予圧付与の他の
実施例が記載されておシ、第4図においては、第1ねじ
軸3に螺合せしめた内輪の役目をなすナツト7aの上面
中央には、両側面に日ぐ−ル溝20a、20aを形成し
た分岐突提18aが設けられているのに対して、外輪の
方は分割タイプよりなっていて、各一対の外輪15 a
 + 15 aの底面には上記ナツ) (lljのねじ
溝20a 、20aに対応するねじ溝17a、17aが
形成されている。
而して一対の外輪15a、15aの中間には間座S1を
嵌入することによって、各外輪側とナツト側のねじ溝1
5a、17a間に入れたsr−ルに引張り方向(ボール
が互いに離れる方向)又は圧縮方向(7N?−ルが互い
に近づく方向)の予圧をかけることができる。次に第5
図においては、第1ねじ軸3に螺合ぜしめたナツ)7b
の上面には凹所が形成されており、該凹所の両隅部には
ボール溝20b、20bが設けられている。これに対し
て各一対の外輪15b、L5bの底面にはナツト側のね
じ溝20b、20bに対応するねじ溝17b。
17bが形成されている。而して外輪側とナツト側の対
応するねじ溝1.5 b 、 2 Ob間にボールを入
れた後に各外輪15 b 、 15 b間に間座S2を
嵌入することによって、同じくボールに予圧を付与する
ことができる。なおR1、R2はボール穴内でボールを
回転自在に保持する環状のリングである。
この実施例においでは、環状に配列した一対のが−ルの
中間に間座を設けて予圧をかけるので、予圧の微調整を
行える10点がある。
第6図及び第7図にはシャフト1にトルクk 付与する
ボールスプラインCが記載されており、22は外筒で、
該外筒の内径には軸方へ延びる内径からの深さが深い無
負荷ボール案内溝23と該無負荷ボール案内溝23よシ
深さがやや浅いトルク伝達用の負荷が−ル案内溝24が
円周方向に交互に形成式れている。該トルク伝達用9荷
ボール案内溝24の両隅部はd?−ルの転送面を形成す
るようR形状になされている。25は第1ねじ軸3と所
定の間隔26を設けてシャフト1の端部に形成されたス
ズライン軸で、軸外周に数条のスプライン27を備えて
いるのと同時に、各スプライン27の両側面基部もボー
ルの転送面を形成するようR形状になされている。而し
てこのスプライン軸25は、そのスプライン27が外筒
側の各負荷ボール案内溝23の中央部と対応するよう外
筒22内に嵌挿され位置決めされている。28は前記外
筒22とスプライン軸25の間に組込域れる保持器で、
外筒の負荷ボール案内溝24内にあってスズライン軸2
5と描接しトルクを伝達する負荷ボール及び外筒の無負
荷ボール案内溝23内にあってトルク伝達に寄与しない
無負荷ゴールを、それぞれ軸方向へ整列循環運動させる
ボール溝29.30を有している。なお負荷ボールと無
負荷ボールは全く同一のボールであり、外筒の案内溝と
保持器のボール溝内を循環移動する際に、トルク伝達に
直接寄与しているか否かにより異なる名称を付したもの
にすぎなり0 以上の構成よシなる本発明のボールねじユニットの作用
を第8図について説明すると、第8図におけるシャフト
1は図に向って左側は軸受(図示せず)に回転自在で且
つ摺動自在に支持され、右側はボールスプラインが外筒
22を介してハンドル31a付き環体31に回転自在で
且つ摺動自在に保持されているものとする。またボール
ねじのうち非可動ボールねじAは、その玉軸受14をフ
レームあるいはハウジング32に固定しているのと同時
に、ナツト7を適宜な切換手段に作動連結せしめて該ナ
ツトを択一的に固定又は回転可能な状態に保持している
。而して、上記の切換手段は、ボールスプラインCの外
筒22と一体的に回転する回転部材33、該回転部材の
フランジ33aと玉軸受のフランジ16間に介在し且つ
両フランジ33 a 、 1.6と対面接触する伝動部
材34、及びが−ルスプラインCからの回転トルクを選
択的に伝動部材34に伝達するノックビン35よシ構成
され、当該切換手段の伝動部材34と前記ナツト7がボ
ルト等によって固定連結されるものである。
要するに非可動ポールねじAにおいては、玉軸受14が
軸方向及び回転方向のいずれの方向に対しても固定され
ている。一方ナット7は軸方向には固定されているが回
転方向には択一的に固定又は回転自在になされているも
のである。これに対して可動ポールねじBは、そのナツ
ト7′をワークテーブル等36に固定せしめており、こ
の結果該ナツト7′は回転方向には固定でJIIa1方
向には可動の状態に保持されている。また第1ねじ軸3
のり一ドL1は第2ねじ軸4のリードし2より太きいも
のとする。
以上の条件において、可動ゾールねじB上のナツト7′
に固定したワークテーブル36につきその微速送りにつ
いて説明すると、第8図に示すように非可動が一ルねじ
側のナツト7を回転方向に固定した状態で・・ンドル3
1aより外筒22を介してスプライン軸25に時計方向
(右回転)の回転トルクが伝達されると、シャフト1も
同方向へ回転され、これによってシャフト1上に形成し
た第1ねじ軸3と第2ねじ軸4も時計方向へ回転される
。ここでノックビン35の先端は回転部材33のハウジ
ング33aと伝動部材34との接触面までしか前進して
おらず、伝動部材34の孔34. a内に嵌入していな
いことから、回転部材のフランジ33aは伝動部利34
の接触面上をすべるだけで、ボールスプラインC側から
の回転トルクは伝動部材34には伝わらない。従って第
1ねじ軸3上に螺合せしめたナツト7は回転方向及び軸
方向のいずれの方向にも固定されているので、ナツト側
(7) ネL溝8に案内されてシャフト1には左方向の
ねじ送り作用が働き、この結果シャフト1は左方向へ前
進させられる。一方策2ねじ軸4に螺合せしめたナツト
7′は回転方向にのみ固定され軸方向には梠′動自在に
なされているので、シャフトの回転に伴う第2ねじ軸4
の回転によって、第2ねじ軸のねじ溝6に案内され右方
向へ後退(見かけの変位)させられる。す々わち第1ね
じ軸3のリードL+fl−j:第2ねじ軸4のリードL
2よシ大きく設定されているので、例えばL+=10+
mn、L2=9mmとすると、第2ねじ軸上のナツト7
′に固定したワークテーブル36はリード差すなわちL
IL2=1咽の微速送りとなる。
次にワークテーブル36の早送りについて説明する。第
9図に示すように、ノックビン35を押圧してその先端
部を伝動部材34の孔34a内に嵌入させ、回転部材3
3と伝動部材34を一体的に回転させるようにしておく
。斯かる状態でスプライン軸25に時計方向の回転トル
クを与えると、シャフト1の第1ねじ軸3及び第2ねじ
軸4も同方向へ回転される。この場合、ナツト7と固定
連結されている伝動部材34は回転部材33と一体的に
回転し得る状態にあることから、ポールスゲラインCか
らの回転トルクは回転部材33及び伝動部材34を介し
てナツト7側へ等速伝達されることになる。その結果、
第1ねじ軸3上のナツト7は第1ねじ軸3と一緒に時計
方向へ共回りするコトニなり、従ってシャフト1にはね
じ送シ作用が働かないことから、該シャフトは定位置で
回転しているにすぎない。一方策2ねじ軸4−ヒのナツ
ト7′に固定のワークテーブル36は第2ねじ軸のねじ
溝6に案内されて第2ねじ軸のリードL2分だけ左方向
へ早送りされるものである。
ところで本発明のナツト7 、7’にはその両側1面に
ナツト延長部9,9が一体的に設けられているので、微
速送りに際してシャフトの第1ねじ軸3が固定状態のナ
ツト7に対して相対的に軸方向移動するとき、又は早送
シに際して第2ねじ軸上のナツト7′が定位置回転する
第2ねじ軸4に対し相対的に軸方向移動するとき、シャ
フト1及び第2ねじ軸上のナツト7′の移動距離はナツ
ト延長部の屈曲先端] 1.11とシャフト上の保持器
12端部が当接し合うまで移動する範囲内に制限される
本発明は以上の構成及び作用からなるもので、シャフト
に形成したir−ルねじのうち非可動ポールねじのナツ
トをシャフト回転時に回転方向へ固定又は回転させるた
けでよく、極めて簡単な機構で且つ送シ精度のよい微速
送シ又は早送9を行い得るものである、また本発明にお
けるポールねじは第2図に示す如くねじ溝のピッチに差
を設けるだけで予圧を与えるととができるので、ねじ軸
に形成したねじ溝を転動してきたボールを拾い上げた後
に再び該ボールをねじ溝に帰環させるボールチューブを
除去することができ、従来のよりなゴール転動時の騒音
を生じることもない。さらに本発明のボールねじにおい
ては、ねじ軸上に嵌着したナツトにナツト延長部を一体
的に設けることによって、ボールの円滑な整列循環移動
を保障しつつシャフト又はナツトの最大ストロークを得
ることができ、従ってナツトの軸方向長さを短かくし得
て、ナツト内周にねじ溝を形成する際の研削精度を高め
られる。またナツト延長部を設けることによってナツト
内部への塵埃の侵入を完全に防止したことから、精度の
よいねじ軸とナツトの相対的運動を長期にわたって保障
することができる。
さらにまた本発明の玉軸受はその構成部材たる内輪をボ
ールねじのナツトで代用しているため、ボールねじユニ
ットの外径寸法を小さくでき、従ってコンパクトな設計
が可能となる利点がある。
捷た本発明におけるボールねし及びボールスプラインに
は予圧構造が採用されており、ゴールねじについては軸
方向のバックラッシュ、ボールスプラインについては回
転方向のバックラッシュが零となるので、ねじ軸とナツ
ト並びにスゲライン軸と外筒間に遊びがなく、従って微
速送シ、早送シされるざ一部ねじの動きの応答性が優れ
ている。
また、微速送りゃ早送りの送υ方向を変更するときも遊
びがないので、追従性がよい。また予圧構造のボールね
じ及びが−ルスグラインは剛性が犬であるから、正確な
位置決めができると共に摩耗を生じることがなく、長期
の使用に耐え得る等種々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
のボールねじユニットを示す半裁縦断正面図、第2図は
ボールねじの構造を示す半裁縦断正面図、第3図は玉軸
受を備えた非可動ボールねじの構造を示す半裁縦断正面
図、第4図及び第5図は玉軸受の稲の実施例を示す半裁
縦断正面図、第6図はボールスゲラインの構造を示す横
断側面図、第7図は同ボールスプラインの一部破断正面
図、第8図は本発明のボールねじユニットの使用状態を
示す縦断面図、第9図はノックビンの切換状態を示す要
部縦断面図である。 符号の説明 1・・・シャツ)      2.26・・・間隔3・
・・第1ねじ軸    4・・・第2ねじ軸5・・・ね
じ溝(第1ねじ軸)6・・・ねじh(第2ねじ軸)7・
・・ナツト(第1ねじ軸)7′・・・ナツト(第2ねじ
軸)8・・・ねじ溝(ナツト) 9・・・ナツト延長部
10・・・基端      11・・・屈曲先端12.
28・・・保持器  13・・・ゾール穴14・・・玉
軸受     】5・・・外輪16 、33a・・・フ
ラン、/17.20・・・ボール溝18・・・分岐突提
    19・・・環状リング21・・・押圧部材  
  22・・・外筒23・・・無負荷ボール案内溝 2
4・・・負荷が一部案内溝25・・・スプライン軸  
27・・・スプライン29.30・・・が−ル溝 31
・・・環体31a・・・ハンドル    32・・・ハ
ウジング33・・・回転部材    34・・・伝動部
材34a・・・伝動部材の孔  35・・・ノックピン
36・・・ワークテーブル A・・・非可動ボールねじ
B・・・可動ボールねじ  C・・・ボールスプライン
L・・・ナツト延長部の長さ PI、P2.P3・・・
ピッチR11R2・・・環状リング  St 、S2・
・・間座的許出願人 寺 町   博 特開昭58−99551 (7) 手  続  補  正  書 昭和57年]月11日 特許庁長官 島 6 春樹 殿     ・S::、y
・) 2、発明の名称 倣動、早送り用ボールねじユニット 3、補正をする者 氏名  香 町   博 4、代理人〒105 氏名  (8500)弁理士 世 良 和 信5、 補
正命令の日付  自発補正 6 補正により増加する発明の数  々 し7、補正の
対象 図面の@2図(イ)及びν3図8 補正の内存 
別紙の通り 9 添附沓類の目録 補正図面     1通

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リード差を有する螺旋状のねじ溝を形成した少な
    くとも2以上のねじ軸部及び数条のスプラインを形成し
    たスプライン軸部を備えた単一のシャフトと、内周に前
    記シャフトのねじ溝と対応する螺旋状のねじ溝を形成し
    たナツトであって、シャフト側及びナツト側の両ねじ溝
    間を転動する多数のゴールを介して前記ねじ軸部に螺合
    せしめられるナツトと、前記ねじ軸部及びナツトの間に
    組込まれ且つ多数のボールを転勤自在に保持する保持器
    と、前記ねじ細部に螺合せしめたナツトのうちの−のナ
    ツトに設けた玉軸受と、前記スプライン軸部に多数の転
    動が−ルを介して嵌合されたトルク伝達用の外筒とから
    成ることを特徴とする微動、早送シ用ポールねじユニッ
    ト。
  2. (2)第1項記載のナツトはその側面にナツト延長部を
    一体的に備えており、該ナツト延長部の屈曲先端はねじ
    溝内に嵌入していることを特徴とする微動、早送シ用が
    −ルねじユニット。
  3. (3)  第1項記載のナツトは、その中央部における
    ねじ山間のピッチが他のねじ山間のピッチ、 とピッチ
    差を有することを特徴とする微動、早送シ用が一ルねじ
    ユニット。
JP19535681A 1981-12-04 1981-12-04 微動、早送り用ボ−ルねじユニツト Granted JPS5899551A (ja)

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JP19535681A JPS5899551A (ja) 1981-12-04 1981-12-04 微動、早送り用ボ−ルねじユニツト
GB08231176A GB2114703B (en) 1981-12-04 1982-11-01 Ball screw and nut mechanism and two-speed feed arrangement incorporating same
DE3249894A DE3249894C2 (ja) 1981-12-04 1982-11-09
DE3241350A DE3241350C2 (de) 1981-12-04 1982-11-09 Vorrichtung zur Umwandlung einer Drehbewegung in eine Linearbewegung
DE3249692A DE3249692C2 (ja) 1981-12-04 1982-11-09
IT24426/82A IT1156124B (it) 1981-12-04 1982-11-24 Convertitore da movimento rotatorio a movimento lineare,con sfere di rotolamento,e meccanismo di avanzamento a due velocita' comprendente detto convertitore
FR8220202A FR2517783B1 (fr) 1981-12-04 1982-12-02 Convertisseur de mouvement rotatif en mouvement lineaire comportant des billes en roulement et mecanisme d'avance a deux vitesses contenant un tel convertisseur
US06/447,254 US4542661A (en) 1981-12-04 1982-12-06 Rotary-to-linear converter with rolling balls, and two-speed feed mechanism incorporating the same

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