JPH0480263B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0480263B2 JPH0480263B2 JP59119205A JP11920584A JPH0480263B2 JP H0480263 B2 JPH0480263 B2 JP H0480263B2 JP 59119205 A JP59119205 A JP 59119205A JP 11920584 A JP11920584 A JP 11920584A JP H0480263 B2 JPH0480263 B2 JP H0480263B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- thread groove
- steel balls
- female thread
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 38
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 38
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/22—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
- F16H25/2204—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
- F16H25/2214—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/22—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
- F16H25/2204—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
- F16H25/2233—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with cages or means to hold the balls in position
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は測定装置のテーブル移動機構などに使
用されているボールねじ装置に関する。
用されているボールねじ装置に関する。
［従来の技術］
一般の測定装置などにおいて、ボールねじを使
用していないとき、送りねじ装置に半割りナツト
を使用して送りを自動または手動に切換えること
ができる機構は古くから知られている。即ち、こ
の種の送りねじ装置は半割りナツトを閉じてねじ
軸に螺合しているとき自動送りを行い、半割りナ
ツトを半径方向に開いて螺合状態から開放された
とき手動送りができるようになつている。
用していないとき、送りねじ装置に半割りナツト
を使用して送りを自動または手動に切換えること
ができる機構は古くから知られている。即ち、こ
の種の送りねじ装置は半割りナツトを閉じてねじ
軸に螺合しているとき自動送りを行い、半割りナ
ツトを半径方向に開いて螺合状態から開放された
とき手動送りができるようになつている。
また、一般に、ボールねじ装置を用いたテーブ
ル移動機構において、例えば、テーブルを任意の
位置から自動送りを開始しようとするときに、そ
の任意の位置まで取り敢えずテーブルを迅速に移
動させる手段を必要とすることが多いので、ボー
ルねじ装置に変速機講を附加することによつて、
任意の位置附近まで早送りで移動ができる装置も
従来から使用されている。
ル移動機構において、例えば、テーブルを任意の
位置から自動送りを開始しようとするときに、そ
の任意の位置まで取り敢えずテーブルを迅速に移
動させる手段を必要とすることが多いので、ボー
ルねじ装置に変速機講を附加することによつて、
任意の位置附近まで早送りで移動ができる装置も
従来から使用されている。
［発明が解決しようとする課題］
従来のボールねじ装置において、半割りナツト
方式を使用する場合には、半割りナツトを半径方
向に開いて螺合状態から開放したとき、ねじ軸及
びナツトの対向したねじみぞ面を転動する鋼球が
脱落するので、ナツトに対し鋼球を保持する手段
を必要とした。しかし、このような鋼球の脱落防
止のための保持手段を実現するには困難があつ
た。
方式を使用する場合には、半割りナツトを半径方
向に開いて螺合状態から開放したとき、ねじ軸及
びナツトの対向したねじみぞ面を転動する鋼球が
脱落するので、ナツトに対し鋼球を保持する手段
を必要とした。しかし、このような鋼球の脱落防
止のための保持手段を実現するには困難があつ
た。
また、従来のボールねじ装置に変速機講を附加
する場合には、テーブルを任意の位置に移動させ
るために早送りで行つても迅速性に欠けて作業性
が悪く、また変速機講を使用するために装置が高
価なものになるなどの欠点があつた。
する場合には、テーブルを任意の位置に移動させ
るために早送りで行つても迅速性に欠けて作業性
が悪く、また変速機講を使用するために装置が高
価なものになるなどの欠点があつた。
［課題を解決するための手段］
本発明は従来のボールねじ装置の課題を解決す
るために、雌ねじみぞを有するねじ軸と、雌ねじ
みぞを転動する複数個の鋼球と、この鋼球を介し
て雌ねじみぞに螺合する雌ねじみぞを有するナツ
トとからなるボールねじ装置において、ナツトの
軸方向の面で分割して形成され、かつ鋼球が転動
する雌ねじの両端部と連通して、鋼球を循環させ
る循環路をそれぞれ独立して設けた少なくとも１
対の半割りナツトと、この半割りナツトの雌ねじ
みぞに鋼球を保持する円弧面部を設け、この円弧
面部に鋼球径より狭い幅間隔の円弧状の平行緑部
をもつ窓を設け、円弧面部の両端で半径方向に延
長して形成された平面部を設け、この平面部を半
割りナツトに固設する薄板状の保持具と、各半割
りナツトの循環路端部と雌ねじみぞ端部との連結
部附近に設けた鋼球の循環を誘導する舌片部とを
備えた構造とした。
るために、雌ねじみぞを有するねじ軸と、雌ねじ
みぞを転動する複数個の鋼球と、この鋼球を介し
て雌ねじみぞに螺合する雌ねじみぞを有するナツ
トとからなるボールねじ装置において、ナツトの
軸方向の面で分割して形成され、かつ鋼球が転動
する雌ねじの両端部と連通して、鋼球を循環させ
る循環路をそれぞれ独立して設けた少なくとも１
対の半割りナツトと、この半割りナツトの雌ねじ
みぞに鋼球を保持する円弧面部を設け、この円弧
面部に鋼球径より狭い幅間隔の円弧状の平行緑部
をもつ窓を設け、円弧面部の両端で半径方向に延
長して形成された平面部を設け、この平面部を半
割りナツトに固設する薄板状の保持具と、各半割
りナツトの循環路端部と雌ねじみぞ端部との連結
部附近に設けた鋼球の循環を誘導する舌片部とを
備えた構造とした。
［作用］
本発明のボールねじ装置はナツトが１対の半割
りナツトの１組または複数組で形成されているの
で、各半割りナツトを半径方向にそれぞれ移動さ
せて開閉することができる。半割りナツトが閉じ
ている状態では雌ねじみぞと雌ねじみぞとが鋼球
を介して螺合し、雌雌のねじみぞ面を転動する鋼
球は各半割りナツトに固設された舌片部に誘導さ
れて半割りナツト内に設けられた循環路内を通過
し、半割りナツト毎にそれぞれ独立して循環する
ようになつている。半割りナツトがねじ軸に対し
半径方向に開いた状態では保持具の円弧面部にお
ける平行緑部の幅間隔が鋼球の球径より狭く形成
されているので、鋼球が半割りナツトの雌ねじみ
ぞに保持され、半割りナツトから鋼球が脱落しな
いようになつている。
りナツトの１組または複数組で形成されているの
で、各半割りナツトを半径方向にそれぞれ移動さ
せて開閉することができる。半割りナツトが閉じ
ている状態では雌ねじみぞと雌ねじみぞとが鋼球
を介して螺合し、雌雌のねじみぞ面を転動する鋼
球は各半割りナツトに固設された舌片部に誘導さ
れて半割りナツト内に設けられた循環路内を通過
し、半割りナツト毎にそれぞれ独立して循環する
ようになつている。半割りナツトがねじ軸に対し
半径方向に開いた状態では保持具の円弧面部にお
ける平行緑部の幅間隔が鋼球の球径より狭く形成
されているので、鋼球が半割りナツトの雌ねじみ
ぞに保持され、半割りナツトから鋼球が脱落しな
いようになつている。
半割りナツト方式を採用して鋼球の脱落防止が
できることによつて、高価な変速機構などを附加
することがなくとも手動で迅速なテーブルの移動
が可能でになつた。
できることによつて、高価な変速機構などを附加
することがなくとも手動で迅速なテーブルの移動
が可能でになつた。
［実施例］
第１図は本発明のボールねじ装置の第１実施例
で、ボールねじ装置１にはねじ軸２とナツト３と
があり、ねじ軸２の外周面に雌ねじみぞ４、ナツ
ト３の内周面に雌ねじみぞ５がそれぞれ形成され
て、雌ねじみぞ４と雌ねじみぞ５との間に複数個
の鋼球６が嵌入されている。ナツト３はナツト３
の軸方向の面で２分割された１対の半割りナツト
３ａ，３ｂで形成されている。
で、ボールねじ装置１にはねじ軸２とナツト３と
があり、ねじ軸２の外周面に雌ねじみぞ４、ナツ
ト３の内周面に雌ねじみぞ５がそれぞれ形成され
て、雌ねじみぞ４と雌ねじみぞ５との間に複数個
の鋼球６が嵌入されている。ナツト３はナツト３
の軸方向の面で２分割された１対の半割りナツト
３ａ，３ｂで形成されている。
各半割りナツト３ａ，３ｂには第２図および第
３図に示すように、雌ねじみぞ５側に薄板状の保
持具７がそれぞれ設けられており、保持具７は円
弧面部８と円弧面部８の両端で半径方向に延長す
る平面部９とから形成されており、保持具の平面
部９は半割りナツト３ａ，３ｂに小ねじ１０で固
設されている。保持具の円弧面部８には幅間隔Ｗ
の円弧状の平行緑部１１をもつ窓１２が設けられ
ている。窓１２の両端部には舌片部１３が設けら
れており、舌片部１３は保持具７と一体に形成さ
れている。各半割りナツト３ａ，３ｂには鋼球６
が循環可能な循環路１４が形成されており、循環
路１４の両端部は雌ねじみぞ５と連通するように
なつている。各半割りナツト３ａ，３ｂは雌ねじ
みぞ５を有する中央部材１５と中央部材１５の両
側に固設された側部材１６とから形成されてい
る。舌片部１３は半割りナツト３ａ，３ｂの雌ね
じみぞ５の両端部と循環路１４との連結部附近に
設けられており、保持具７の平面部９から円弧面
部８の窓１２に向かつて突出するように形成され
ている。
３図に示すように、雌ねじみぞ５側に薄板状の保
持具７がそれぞれ設けられており、保持具７は円
弧面部８と円弧面部８の両端で半径方向に延長す
る平面部９とから形成されており、保持具の平面
部９は半割りナツト３ａ，３ｂに小ねじ１０で固
設されている。保持具の円弧面部８には幅間隔Ｗ
の円弧状の平行緑部１１をもつ窓１２が設けられ
ている。窓１２の両端部には舌片部１３が設けら
れており、舌片部１３は保持具７と一体に形成さ
れている。各半割りナツト３ａ，３ｂには鋼球６
が循環可能な循環路１４が形成されており、循環
路１４の両端部は雌ねじみぞ５と連通するように
なつている。各半割りナツト３ａ，３ｂは雌ねじ
みぞ５を有する中央部材１５と中央部材１５の両
側に固設された側部材１６とから形成されてい
る。舌片部１３は半割りナツト３ａ，３ｂの雌ね
じみぞ５の両端部と循環路１４との連結部附近に
設けられており、保持具７の平面部９から円弧面
部８の窓１２に向かつて突出するように形成され
ている。
第４図は半割りナツト３ａ，３ｂをねじ軸２か
ら半径方向に開いた解放状態を示し、保持具の円
弧面部８は窓１２の平行縁部１１の幅間隔Ｗが鋼
球６の球径ｄより狭く形成されている。従つて、
半割りナツト３ａ，３ｂの解放状態では鋼球６が
平行縁部１１を含む傾斜した側面１７に当接して
半割りナツト３ａ，３ｂを保持されるようになつ
ている。また、半割りナツト３ａ，３ｂが閉じた
螺合状態では鋼球６面と窓の側面１７との間にす
きまができ、更に円弧面部８の外側面１８がねじ
軸２の外面１９に接触しないように円弧面部８が
形成されている。
ら半径方向に開いた解放状態を示し、保持具の円
弧面部８は窓１２の平行縁部１１の幅間隔Ｗが鋼
球６の球径ｄより狭く形成されている。従つて、
半割りナツト３ａ，３ｂの解放状態では鋼球６が
平行縁部１１を含む傾斜した側面１７に当接して
半割りナツト３ａ，３ｂを保持されるようになつ
ている。また、半割りナツト３ａ，３ｂが閉じた
螺合状態では鋼球６面と窓の側面１７との間にす
きまができ、更に円弧面部８の外側面１８がねじ
軸２の外面１９に接触しないように円弧面部８が
形成されている。
第５図は窓の側面形状に係わる第２実施例を示
したもので、円弧面部２１に設けられた窓２２は
鋼球６の球径ｄより狭い幅間隔Ｗの平行縁部２３
を有し、窓２２の側面形状は半割りナツト３ａ，
３ｂを半径方向に解放した状態のとき、鋼球６面
に当接する凹曲面２４と凹曲面２４に隣接する逃
げ面２５から形成されている。
したもので、円弧面部２１に設けられた窓２２は
鋼球６の球径ｄより狭い幅間隔Ｗの平行縁部２３
を有し、窓２２の側面形状は半割りナツト３ａ，
３ｂを半径方向に解放した状態のとき、鋼球６面
に当接する凹曲面２４と凹曲面２４に隣接する逃
げ面２５から形成されている。
第６図は窓の側面形状に係わる第３実施例を示
し、円弧面部３１に設けられた窓３２は鋼球６の
球径ｄより狭い幅間隔Ｗの平行縁部３３を有し、
窓３２の側面形状は半割りナツト３ａ，３ｂを半
径方向に解放した状態のとき、鋼球６に当接する
平行縁部３３を含む当接面３４を有する突出部３
５が形成されている。
し、円弧面部３１に設けられた窓３２は鋼球６の
球径ｄより狭い幅間隔Ｗの平行縁部３３を有し、
窓３２の側面形状は半割りナツト３ａ，３ｂを半
径方向に解放した状態のとき、鋼球６に当接する
平行縁部３３を含む当接面３４を有する突出部３
５が形成されている。
保持具の円弧面部に形成する窓の側面形状は半
割りナツトの解放状態のとき、半割りナツトの雌
ねじみぞに鋼級を保持することが可能ならば前述
の実施例に限定するものではない。
割りナツトの解放状態のとき、半割りナツトの雌
ねじみぞに鋼級を保持することが可能ならば前述
の実施例に限定するものではない。
第７図は保持具に係わる第４実施例を示し、保
持具４１は円弧面部４２と円弧面部４２の両端の
半径方向に延長する平面部４３とをそれぞれ有す
る２個の帯状の薄板で形成されている。２個の保
持具４１は鋼球６の球径ｄより狭い幅間隔Ｗの平
行縁部４４を有する窓４５を形成するように半割
りナツト３ａ，３ｂに取り付けられ、また保持具
４１とは別体に形成された舌片部４６が保持具両
端の平面部４２にそれぞれ固設されている。
持具４１は円弧面部４２と円弧面部４２の両端の
半径方向に延長する平面部４３とをそれぞれ有す
る２個の帯状の薄板で形成されている。２個の保
持具４１は鋼球６の球径ｄより狭い幅間隔Ｗの平
行縁部４４を有する窓４５を形成するように半割
りナツト３ａ，３ｂに取り付けられ、また保持具
４１とは別体に形成された舌片部４６が保持具両
端の平面部４２にそれぞれ固設されている。
前述のように、鋼球および保持具が組合された
１対の半割りナツトをねじ軸に対し軸方向に２組
併設して本発明のボールねじ装置を構成すること
は容易に可能であつて、この場合には１対のみの
半割りナツトの構成に比較して大きな負荷容量が
得られる。
１対の半割りナツトをねじ軸に対し軸方向に２組
併設して本発明のボールねじ装置を構成すること
は容易に可能であつて、この場合には１対のみの
半割りナツトの構成に比較して大きな負荷容量が
得られる。
［発明の効果］
本発明のボールねじ装置は軸方向の面で分割さ
れた半割りナツトをねじ軸に対し、半径方向に開
閉着脱しても鋼級が脱落しないように半割りナツ
トに保持されているので、測定機の位置決め装置
などの移動機構の手動早送り機構として有効に利
用できる。また、テーブルなどの早送り機構とし
て、特別の変速手段を付加する必要がないので構
造が簡単であり、製造コストも安く、測定機のテ
ーブルを任意位置に移動させるときなどの作業性
が良好である。更に、鋼球の循環を誘導するのに
必要な舌片部を保持部に設けたことによりプレス
加工で廉価で容易に製作することができる。
れた半割りナツトをねじ軸に対し、半径方向に開
閉着脱しても鋼級が脱落しないように半割りナツ
トに保持されているので、測定機の位置決め装置
などの移動機構の手動早送り機構として有効に利
用できる。また、テーブルなどの早送り機構とし
て、特別の変速手段を付加する必要がないので構
造が簡単であり、製造コストも安く、測定機のテ
ーブルを任意位置に移動させるときなどの作業性
が良好である。更に、鋼球の循環を誘導するのに
必要な舌片部を保持部に設けたことによりプレス
加工で廉価で容易に製作することができる。
図面は本発明のボールねじ装置の実施例を示し
たもので、第１図は一部を断面図で示したボール
ねじ装置の正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線に
おける矢印方向に見た半割りナツトの平面図、第
３図は第２図のＢ−Ｂ線で一部を断面で示した側
面図、第４図ないし第６図は半割りナツトの解放
状態における実施例を示す要部拡大図、第７図は
保持具の実施例を示した要部の斜視図である。 符号の説明、１……ボールねじ装置、２……ね
じ軸、３……ナツト、３ａ，３ｂ……半割りナツ
ト、４……雌ねじみぞ、５……雌ねじみぞ、６…
…鋼球、７，４１……保持具、８，２１，３１，
４２……円弧面部、９，４３……平面部、１１，
２２，３２，４５……窓、１３，４６……舌片
部、１４……循環路。
たもので、第１図は一部を断面図で示したボール
ねじ装置の正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線に
おける矢印方向に見た半割りナツトの平面図、第
３図は第２図のＢ−Ｂ線で一部を断面で示した側
面図、第４図ないし第６図は半割りナツトの解放
状態における実施例を示す要部拡大図、第７図は
保持具の実施例を示した要部の斜視図である。 符号の説明、１……ボールねじ装置、２……ね
じ軸、３……ナツト、３ａ，３ｂ……半割りナツ
ト、４……雌ねじみぞ、５……雌ねじみぞ、６…
…鋼球、７，４１……保持具、８，２１，３１，
４２……円弧面部、９，４３……平面部、１１，
２２，３２，４５……窓、１３，４６……舌片
部、１４……循環路。
Claims (1)
- １ 雄ねじみぞを有するねじ軸と、前記雄ねじみ
ぞを転動する複数個の鋼球と、この鋼球を介して
前記雄ねじみぞに螺合する雌ねじみぞを有するナ
ツトとからなるボールねじ装置において、前記ナ
ツトの軸方向の面で分割して形成され、かつ前記
鋼球が転動する前記雌ねじの両端部と連通して、
前記鋼球を循環させる循環路をそれぞれ独立して
設けた少なくとも１対の半割りナツトと、この半
割りナツトの前記雌ねじみぞに前記鋼球を保持す
る円弧両部を設け、この円弧両部に前記鋼球径よ
り狭い幅間隔の円弧状の平行緑部をもつ窓を設
け、前記円弧両部の両端で半径方向に延長して形
成された平面部を設け、この平面部を前記半割り
ナツトに固設する薄板状の保持具と、前記各半割
りナツトの循環路端部と前記雌ねじみぞ端部との
連結部附近の前記保持具に設け、前記鋼球の循環
を誘導する舌片部とを備えたことを特徴としたボ
ールねじ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11920584A JPS60263764A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | ボ−ルねじ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11920584A JPS60263764A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | ボ−ルねじ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60263764A JPS60263764A (ja) | 1985-12-27 |
| JPH0480263B2 true JPH0480263B2 (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=14755529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11920584A Granted JPS60263764A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | ボ−ルねじ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60263764A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0694896B2 (ja) * | 1988-11-16 | 1994-11-24 | テイエチケー株式会社 | ボールねじ |
| US7305902B2 (en) * | 2001-09-12 | 2007-12-11 | Jtekt Corporation | Ball screw device |
| JP5120040B2 (ja) * | 2008-04-14 | 2013-01-16 | 株式会社ジェイテクト | ボールねじ装置およびそれを用いた電動パワーステアリング装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60256668A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-18 | Minoru Izawa | ボ−ルねじ装置 |
-
1984
- 1984-06-12 JP JP11920584A patent/JPS60263764A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60256668A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-18 | Minoru Izawa | ボ−ルねじ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60263764A (ja) | 1985-12-27 |
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