JPS60255905A - 圧縮機の弁板製造方法 - Google Patents
圧縮機の弁板製造方法Info
- Publication number
- JPS60255905A JPS60255905A JP11112584A JP11112584A JPS60255905A JP S60255905 A JPS60255905 A JP S60255905A JP 11112584 A JP11112584 A JP 11112584A JP 11112584 A JP11112584 A JP 11112584A JP S60255905 A JPS60255905 A JP S60255905A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve seat
- discharge hole
- valve
- valve plate
- plate material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、圧縮機の弁板の製造方法に関するものである
。
。
従来例の構成とその問題点
一般的な回転圧縮機は、第１図に示すように、密閉容器
１内の上部に電動機部２が位置し、その下部に圧縮機部
３が固定されている。圧縮機部３は、円筒状気筒である
シリンダ４、電動機部２によって駆動されるクランク軸
５、ローラ６及び前記シリンダ４とその両端面を保持す
る弁板７と下部端板８により構成され、弁板７及び下部
端板８は、軸受も兼ねている。また、前記弁板アには吐
出弁装置９が具備されて、焼結で形成されている。
１内の上部に電動機部２が位置し、その下部に圧縮機部
３が固定されている。圧縮機部３は、円筒状気筒である
シリンダ４、電動機部２によって駆動されるクランク軸
５、ローラ６及び前記シリンダ４とその両端面を保持す
る弁板７と下部端板８により構成され、弁板７及び下部
端板８は、軸受も兼ねている。また、前記弁板アには吐
出弁装置９が具備されて、焼結で形成されている。
吐出弁装置９は、第２図に示すように、弁板７にシリン
ダ４の端面と平行に凹状の弁室７ａを設け、この弁室７
ａの底壁にシリンダ４と連通した吐出孔７ｂが形成され
、前記吐出孔７ｂの外周には弁座７ｃが具備されている
。また、弁室７ａの底壁には、吐出孔７ｂを開閉自在に
閉じる弁体１０が吐出孔７ｂに沿って配置され、弁体１
０の開弁高さを制限する弁押え１１が前記弁体１０上に
取付けられ、固定子１２で弁板７に固定されている。
ダ４の端面と平行に凹状の弁室７ａを設け、この弁室７
ａの底壁にシリンダ４と連通した吐出孔７ｂが形成され
、前記吐出孔７ｂの外周には弁座７ｃが具備されている
。また、弁室７ａの底壁には、吐出孔７ｂを開閉自在に
閉じる弁体１０が吐出孔７ｂに沿って配置され、弁体１
０の開弁高さを制限する弁押え１１が前記弁体１０上に
取付けられ、固定子１２で弁板７に固定されている。
上記弁板７の従来の製造方法を第３図、第４図に示す。
ここで説明上、完成状態と素材状態を記号「′」で区別
する。
する。
同図において、弁板１の素材デは、吐出孔素材７ｂの内
径ｄと、弁座素材７ ｃ’の中心径Ｓに焼結で形成され
、それに応じた刃具１３が回転、押し当てられ、弁座素
材７ ｃ’の先端部を研磨されてぃる。前記刃具１３に
は、特殊な弁座研磨部１３ａが成形され、先端にはガイ
ド部１３ｂがあり、吐出孔素材７ ｂ’と接触するが、
吐出孔素材７ ｂ’を加工せず、刃具を支持している。
径ｄと、弁座素材７ ｃ’の中心径Ｓに焼結で形成され
、それに応じた刃具１３が回転、押し当てられ、弁座素
材７ ｃ’の先端部を研磨されてぃる。前記刃具１３に
は、特殊な弁座研磨部１３ａが成形され、先端にはガイ
ド部１３ｂがあり、吐出孔素材７ ｂ’と接触するが、
吐出孔素材７ ｂ’を加工せず、刃具を支持している。
一般に圧縮機を構成する場合、吐出排気量を広範囲で使
用する場合か多く、吐出孔７ｂの内径ｄを、それに応じ
て変える必要がある。そこで第４図（Ａ） 、 （Ｂ）
、 （Ｃ）に示すように、従来は、弁板素材７及び、
刃具１３を、吐出孔７ｂの内径ｄ１゜ｄ２ 、ｄ３専用
に設けてそれぞれを形成し、製造を行なっている。
用する場合か多く、吐出孔７ｂの内径ｄを、それに応じ
て変える必要がある。そこで第４図（Ａ） 、 （Ｂ）
、 （Ｃ）に示すように、従来は、弁板素材７及び、
刃具１３を、吐出孔７ｂの内径ｄ１゜ｄ２ 、ｄ３専用
に設けてそれぞれを形成し、製造を行なっている。
ところが、この弁板７の製造方法では、吐出孔７ｂの内
径ｄに応じて、数種類の弁板素材７を用意する必要があ
り、素材の製造、管理コスト上問題がある。また、刃具
１３も同様に多様化しており、形状が複雑なため高価と
なり弁座７ｃの研磨に関して多大なコストがかかってい
る。また、弁座７ｃの中心径Ｓが吐出孔７ｂの内径ｄに
応して変わるため、前記吐出孔７ｂを閉じる弁体１ｏの
大きさも変える必要がある。さらに、吐出孔７ｂの内径
ｄは、圧縮機の成績係数に大きく左右するため、吐出排
気量に適合した大きさにすべきであるが、実際は上記の
ように弁板素材７、刃具１３の管理上の点から不可能で
あり、最適設計ができない等、多くの問題がある。
径ｄに応じて、数種類の弁板素材７を用意する必要があ
り、素材の製造、管理コスト上問題がある。また、刃具
１３も同様に多様化しており、形状が複雑なため高価と
なり弁座７ｃの研磨に関して多大なコストがかかってい
る。また、弁座７ｃの中心径Ｓが吐出孔７ｂの内径ｄに
応して変わるため、前記吐出孔７ｂを閉じる弁体１ｏの
大きさも変える必要がある。さらに、吐出孔７ｂの内径
ｄは、圧縮機の成績係数に大きく左右するため、吐出排
気量に適合した大きさにすべきであるが、実際は上記の
ように弁板素材７、刃具１３の管理上の点から不可能で
あり、最適設計ができない等、多くの問題がある。
なお、説明上、吐出孔７ｂに限定したが他の圧縮方式の
吸入孔に関しても同様である。
吸入孔に関しても同様である。
発明の目的
本発明は、素材及び刃具の多様化を防き、製造コストを
安価にすることを目的とするものである。
安価にすることを目的とするものである。
発明の構成
この目的を達成するために本発明は、テーパ状の吐出孔
又は吸入孔とその外周に位置する弁座とを焼結して弁板
素材を形成し、この弁板素材の前記弁座を研磨し、次に
必要に応じて前記吐出孔又は吸入孔の内径を、所望の大
きさに加工するようにしたものである。
又は吸入孔とその外周に位置する弁座とを焼結して弁板
素材を形成し、この弁板素材の前記弁座を研磨し、次に
必要に応じて前記吐出孔又は吸入孔の内径を、所望の大
きさに加工するようにしたものである。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例を第５図及び第６図により説明
する。ここで説明上、完成状態と素材状態を記号「′」
で区別する。
する。ここで説明上、完成状態と素材状態を記号「′」
で区別する。
同図において、１４′は弁板素材であり、弁室１４ａ内
にテーパ状の吐出孔素材１４ｂ′とその外周に位置する
弁座素材１４０′とを焼結形成している。吐出孔素材１
４ｂ′の内径は、テーパ形状であるから、弁座１４Ｃ′
側の内径ｄ３及び、シリンダ４側の内径ｄ１からなり、
前記内径ｄ３とｄｌは、それぞれ、弁板１４の設計上の
最大吐出孔径及び最小吐出孔径て形成されている。Ｓ３
は弁座１４Ｃ′の中心径であり、弁座１４Ｃ′側の内径
ｄ３を考慮した径で形成されている。
にテーパ状の吐出孔素材１４ｂ′とその外周に位置する
弁座素材１４０′とを焼結形成している。吐出孔素材１
４ｂ′の内径は、テーパ形状であるから、弁座１４Ｃ′
側の内径ｄ３及び、シリンダ４側の内径ｄ１からなり、
前記内径ｄ３とｄｌは、それぞれ、弁板１４の設計上の
最大吐出孔径及び最小吐出孔径て形成されている。Ｓ３
は弁座１４Ｃ′の中心径であり、弁座１４Ｃ′側の内径
ｄ３を考慮した径で形成されている。
」二記弁板素材１４′は弁座研磨部１５ａ及びガイド部
１５ｂを具備した刃具１５にて、回転、押しあてられ、
第５図（Ｂ）のように加工され、弁座１４ｃが研磨され
る。その後、第５図（Ｄ）に示すように刃具１６にて、
テーパ状の吐出孔素材１４ｂ′を必要に応じて所望の吐
出孔１４ｂの内径ｄに仕上け、第６図（Ａ） 、 （Ｂ
） 、 （ｃ）のように弁座１４Ｃ及び吐出孔１４ｂを
加工するものである。
１５ｂを具備した刃具１５にて、回転、押しあてられ、
第５図（Ｂ）のように加工され、弁座１４ｃが研磨され
る。その後、第５図（Ｄ）に示すように刃具１６にて、
テーパ状の吐出孔素材１４ｂ′を必要に応じて所望の吐
出孔１４ｂの内径ｄに仕上け、第６図（Ａ） 、 （Ｂ
） 、 （ｃ）のように弁座１４Ｃ及び吐出孔１４ｂを
加工するものである。
この製造方法であると、弁座１４ｃの加工後、テーパ状
の吐出孔素材１４ｂ′の内周を必要に応して、吐出孔１
４ｂの内径ｄに加工するため、ｒ＋−板素材１４及び刃
具１５は一種類でよく、従来のように数種類用意する必
要はなく、素材の製造・管理コスト、特殊形状である刃
具のコストを大幅に削減することができ、生産性も向」
ニさせることができる。また、刃具１６により、必要に
応して所望の吐出孔１４ｂの内径ｄに加工するため、安
易に圧縮機の吐出排気量に適合した吐出孔径にすること
かでき、圧縮機の成績係数を向上させることかできる。
の吐出孔素材１４ｂ′の内周を必要に応して、吐出孔１
４ｂの内径ｄに加工するため、ｒ＋−板素材１４及び刃
具１５は一種類でよく、従来のように数種類用意する必
要はなく、素材の製造・管理コスト、特殊形状である刃
具のコストを大幅に削減することができ、生産性も向」
ニさせることができる。また、刃具１６により、必要に
応して所望の吐出孔１４ｂの内径ｄに加工するため、安
易に圧縮機の吐出排気量に適合した吐出孔径にすること
かでき、圧縮機の成績係数を向上させることかできる。
そして、テーパ状の吐出孔径の弁座素材１４ｃ側の内径
ｄ３を、最大吐出孔径とし、シリシタ４側の内径ｄ１を
最小吐出孔径としているため、最小吐出孔径の仕様にお
いては、刃具１６にて加工不要であり、さらに弁座１４
ｃの中心径Ｓ３は、全ての吐出孔径ｄ１．ｄ２．ｄ３
に対し、同一であるため、弁体も共用できる。また、吐
出孔素材１４ｂ′がテーパ状であるため、弁板素材１４
の吐出孔の焼結製造においても安易になる。
ｄ３を、最大吐出孔径とし、シリシタ４側の内径ｄ１を
最小吐出孔径としているため、最小吐出孔径の仕様にお
いては、刃具１６にて加工不要であり、さらに弁座１４
ｃの中心径Ｓ３は、全ての吐出孔径ｄ１．ｄ２．ｄ３
に対し、同一であるため、弁体も共用できる。また、吐
出孔素材１４ｂ′がテーパ状であるため、弁板素材１４
の吐出孔の焼結製造においても安易になる。
発明の効果
以上のように本発明の圧縮機の弁板製造方法は、弁板及
び刃具の製造・管理コストを減少させ、生産性の向上を
図ることかできる。さらに、安易に吐出孔を吐出排気量
に応じた最適径に加工できるため、圧縮機の成績係数の
向上がはかれる効果を奏する。
び刃具の製造・管理コストを減少させ、生産性の向上を
図ることかできる。さらに、安易に吐出孔を吐出排気量
に応じた最適径に加工できるため、圧縮機の成績係数の
向上がはかれる効果を奏する。
第１図は従来例を示す圧縮機の縦断面図、第２図は同圧
縮機における弁板を含む吐出装置縦断面図、第３図Ａ
ＢＦ≠４はそれぞれ同圧縮機における弁座と吐出孔部の
加工方法を示す要部断面図、第４図Ａ・Ｂ−Ｃはそれぞ
れ同圧縮機における弁座と吐出孔部の異なる加工方法を
示す要部断・Ｄ 面図、第５図Ａ・Ｂ−Ｃｖ？ま本発明の一実施例におけ
る弁ｔの弁座と吐出孔部の加工方法を示す要部断面図、
第６図Ａ−Ｂ−Ｃはそれぞれ同弁座と吐出孔部の異なる
加工方法を示す要部断面図である。 １４・・・・・・弁板素材、１４ｂ・・・吐出孔、１４
ｃ・・・・・・弁座、ｄ・・・・・・内径。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 １０ ７４ 第３図 （Ａ） 第４図 （Ａ） （Ｂ ） （Ｃ） 第５図 （Ａ） （リ （Ｄ） 第６図 （八） （Ｂ） （Ｃン
縮機における弁板を含む吐出装置縦断面図、第３図Ａ
ＢＦ≠４はそれぞれ同圧縮機における弁座と吐出孔部の
加工方法を示す要部断面図、第４図Ａ・Ｂ−Ｃはそれぞ
れ同圧縮機における弁座と吐出孔部の異なる加工方法を
示す要部断・Ｄ 面図、第５図Ａ・Ｂ−Ｃｖ？ま本発明の一実施例におけ
る弁ｔの弁座と吐出孔部の加工方法を示す要部断面図、
第６図Ａ−Ｂ−Ｃはそれぞれ同弁座と吐出孔部の異なる
加工方法を示す要部断面図である。 １４・・・・・・弁板素材、１４ｂ・・・吐出孔、１４
ｃ・・・・・・弁座、ｄ・・・・・・内径。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 １０ ７４ 第３図 （Ａ） 第４図 （Ａ） （Ｂ ） （Ｃ） 第５図 （Ａ） （リ （Ｄ） 第６図 （八） （Ｂ） （Ｃン
Claims (1)
- テーパ状の吐出孔又は吸入孔とその外周に位置する弁座
とを焼結して弁板素材を形成し、この弁板素材の前記弁
座を研磨し、次に必要に応じて前記吐出孔又は吸入孔の
内径を、所望の大きさに加工する圧縮機の弁板製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11112584A JPS60255905A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 圧縮機の弁板製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11112584A JPS60255905A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 圧縮機の弁板製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60255905A true JPS60255905A (ja) | 1985-12-17 |
Family
ID=14553070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11112584A Pending JPS60255905A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 圧縮機の弁板製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60255905A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62298682A (ja) * | 1986-06-18 | 1987-12-25 | Diesel Kiki Co Ltd | 圧縮機における吐出弁構造 |
| KR100312074B1 (ko) * | 1998-09-10 | 2001-11-03 | 니시무로 타이죠 | 냉동사이클용 압축기 |
| JP2007146852A (ja) * | 2004-12-06 | 2007-06-14 | Daikin Ind Ltd | 圧縮機 |
-
1984
- 1984-05-31 JP JP11112584A patent/JPS60255905A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62298682A (ja) * | 1986-06-18 | 1987-12-25 | Diesel Kiki Co Ltd | 圧縮機における吐出弁構造 |
| KR100312074B1 (ko) * | 1998-09-10 | 2001-11-03 | 니시무로 타이죠 | 냉동사이클용 압축기 |
| JP2007146852A (ja) * | 2004-12-06 | 2007-06-14 | Daikin Ind Ltd | 圧縮機 |
| JP4595942B2 (ja) * | 2004-12-06 | 2010-12-08 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH07164234A (ja) | 一体形把持用手段を有する切削用インサート | |
| JPS60255905A (ja) | 圧縮機の弁板製造方法 | |
| JPS60220276A (ja) | 圧縮機の弁板製造方法 | |
| CN111098392A (zh) | 一种大尺寸复杂形面陶瓷零件的制造方法 | |
| JPS6216835A (ja) | リ−マ付きドリルねじの製造方法及び製造装置 | |
| KR20200008553A (ko) | 절삭 플레이트와, 절삭 플레이트의 그린 바디를 제조하기 위한 방법 및 압축 몰드 | |
| JPH07299630A (ja) | スクロール部材の成形方法 | |
| JPS6340620A (ja) | プレス機のダイセツト型 | |
| CN112453402B (zh) | 一种偏心斜轴套的加工方法及其专用模具、夹具 | |
| JPH0310707A (ja) | 切削工具 | |
| JPH0711506A (ja) | 紡糸口金の製造方法 | |
| JPS62139996A (ja) | 回転型圧縮機 | |
| JPH027774B2 (ja) | ||
| JPS60130426A (ja) | プレス金型装置 | |
| KR200355943Y1 (ko) | 공작기계용 절삭 인서트 팁 | |
| JPH0819442B2 (ja) | 焼結部品の製造方法 | |
| JPH11193827A (ja) | オルダムリングおよびその製造方法 | |
| JPS6142820Y2 (ja) | ||
| JPH0536102U (ja) | アキユムレータ用ポペツト | |
| JPH0451980Y2 (ja) | ||
| JPH01268801A (ja) | 管状成形体を製造する方法および装置 | |
| RU1808681C (ru) | Способ изготовлени абразивного круга | |
| JP2934788B2 (ja) | セラミック製テープガイド | |
| JPH04166683A (ja) | 電動圧縮機の軸受け製造方法 | |
| JPS60164691A (ja) | 密閉形電動圧縮機の回転軸 |