JPS6142820Y2 - - Google Patents

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JPS6142820Y2
JPS6142820Y2 JP7448481U JP7448481U JPS6142820Y2 JP S6142820 Y2 JPS6142820 Y2 JP S6142820Y2 JP 7448481 U JP7448481 U JP 7448481U JP 7448481 U JP7448481 U JP 7448481U JP S6142820 Y2 JPS6142820 Y2 JP S6142820Y2
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JP
Japan
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sintered body
cutting tool
hardness sintered
hardness
rotary cutting
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JP7448481U
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JPS57188837U (ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主としてガラスを切断するための高硬
度焼結体回転切断具に関する。
従来、ガラスを回転円板によつて切断する方法
として、超硬合金製円板の中心部に回転軸を貫通
させるための孔を有しかつ周縁部に角度を有する
第1A図及び第1B図に示す形状の切断具4が用
いられていた。
この方法は、切断具4に荷重を与えてガラス板
上を切断形状に沿つて回転させつつなぞり、その
後にガラスに歪を与えて切断する方法であつた。
この方法によれば、曲線形状にガラスが切断でき
るため有用な方法ではあつたが、超硬合金の硬度
がガラスに比較してそれ程高くないため、切断具
の寿命が短いという欠点があつた。
本考案者はその欠点を除くために研究した結果
本考案を見い出したもので、本考案は中心部に回
転軸を貫通させるための孔を有する金属円板又は
サーメツト円板の周縁部に、知られている限り最
も硬い材料であるダイヤモンド又は、ダイヤモン
ドに次いで硬い材料として知られる高圧相室化硼
素あるいは高圧相室化硼素とダイヤモンドとの両
方を含有する環状の焼結体(以後総称して高硬度
焼結体と称する)を配し、この焼結体の最外縁部
は30゜乃至130゜の角度を有する高硬度焼結体回
転切断具である。
第2A図及び第2B図は本考案による高硬度焼
結体回転切断具の一実施態様を示す平面図及び断
面図で、1は高硬度焼結体を、2は金属円板又は
サーメツト円板を、3は回転軸を貫通させるため
の孔を、θは最外縁部に与えた角度をそれぞれ示
す。周縁部には切断にたずさわるため硬度の高い
高硬度焼結体1を配し、中央部の円板は孔3の加
工を容易にするため金属又はサーメツトとしてあ
る。中央部まで全部を高硬度焼結体にすると、焼
結時に孔に相当する部分に加工し易い材料を埋め
込んでおき、後でそれを除いて孔の精密な加工を
しても、高硬度焼結体の加工が困難であるため不
利である。それに対し、中央部の円板を金属又は
サーメツトとすると孔の精密な加工は高硬度焼結
体に較べずつと容易である。更に、中央部は切断
に全くかかわらないため高硬度焼結体以外の材料
で差支えなく、高価な高硬度焼結体原料の使用量
を減ずることができることも経済的に有利な点で
ある。
最外縁部の角度は30゜〜130゜であることが肝
要で、30゜未満では鋭利で少い荷重で切断可能な
点が有利ではあるが、刃先が薄すぎて、僅かな衝
撃や偏荷重で欠けてしまう怖れがあり、刃先の摩
耗が速い点不利である。角度θが130゜を越える
と、刃先強度が大になることと、刃先の摩耗が遅
く、寿命が長くなる点は有利であるが、切断のた
めの荷重を大きくしなければならず、切れ味が悪
いという不利な点がある。θを30゜から130゜の
範囲のどの値にするかは、切断されるガラスの性
質や寸法、切断する形状、切断するための機械器
具の性質などを勘案して設定する可きである。
次に実施例によつて本考案を説明する。
実施例 外径9.0mm、中心部の孔径1.5mm、厚さ1.1mm、最
外縁部の角度120゜の第2A図及び第2B図に示
される高硬度焼結体回転切断具を製造した。な
お、周縁の外周から1.5mmの部分はウルツ鉱型窒
化硼素及び立方晶型窒化硼素が1:1(重量比)
の割合で混在している高圧相窒化硼素と炭化チタ
ンとを1:1(重量比)の割合で混合して焼結さ
れた高硬度焼結体でビツカース硬度、3000Kg/mm2
である。又その内側の中央部は炭化タングステン
−コバルト6%のサーメツトで構成されたもので
ある。
この高硬度焼結体回転切断具を用いてガラス板
の切断加工を行なつた。
一方、周縁部い高硬度焼結体を用いずに、炭化
タングステン−コバルト6%の超硬合金(サーメ
ツト)だけで前記高硬度焼結体回転切断具と同じ
形状の第1A図及び第1B図に示される回転切断
具を製造した。
この回転切断具を用い前記と同じガラス板の切
断加工を行なつた。
その結果、高硬度焼結体を周縁部に備えた高硬
度焼結体回転切断具は、これを周縁部に備えない
超硬合金製の回転切断具に較べ36倍の寿命を示し
た。
以上詳細に説明したように、本考案は耐久性の
ある工業的に有用な新規な回転切断具である。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図は従来の超硬合金製の回
転切断具を示す平面図及び断面図、第2A図及び
第2B図は本考案による高硬度焼結体回転切断具
の一実施態様を示す平面図及び断面図である。 1:高硬度焼結体、2:金属円板又はサーメツ
ト円板、3:孔、θ:最外縁部の角度。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心部に回転軸を貫通させるための孔を有する
    金属円板又はサーメツト円板の周縁部に高圧相窒
    化硼素又はダイヤモンドあるいは高圧相窒化硼素
    とダイヤモンドとを含有する環状の焼結体を配
    し、該焼結体の最外縁部は30゜乃至130゜の角度
    を有することを特徴とする高硬度焼結体回転切断
    具。
JP7448481U 1981-05-25 1981-05-25 Expired JPS6142820Y2 (ja)

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JP7448481U JPS6142820Y2 (ja) 1981-05-25 1981-05-25

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JP7448481U JPS6142820Y2 (ja) 1981-05-25 1981-05-25

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Publication Number Publication Date
JPS57188837U JPS57188837U (ja) 1982-11-30
JPS6142820Y2 true JPS6142820Y2 (ja) 1986-12-04

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ID=29870253

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JP7448481U Expired JPS6142820Y2 (ja) 1981-05-25 1981-05-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59160531U (ja) * 1983-04-13 1984-10-27 三星ダイヤモンド工業株式会社 ガラス切断用刃

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JPS57188837U (ja) 1982-11-30

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